JP2010134583A - データベース処理方法、データベース処理プログラム、および、データベース指示装置 - Google Patents

データベース処理方法、データベース処理プログラム、および、データベース指示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】データベース管理システムにおいてシステムの終了処理時間を短縮すること。
【解決手段】実行系装置2aのシステム停止部23が、システムを停止するときに、DB管理部24により通知した分散範囲とストレージIDとの対応情報をもとに、分散範囲が示すメモリDBデータ25の部分データを、ストレージIDが示すストレージ装置3にデータ出力するように、各待機系装置2bのDBデータ出力部28に対して指示し、複数の待機系装置2bのDBデータ出力部28が、システム停止部23からのデータ出力の指示に従い、互いに並列にストレージ装置3へのデータ出力処理を実行することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、データベース処理方法、データベース処理プログラム、および、データベース指示装置に関する。
情報化社会の発展に伴い、大量のトラフィックに対応可能なオンラインシステムを構築するための手段として、メモリデータベース技術が注目を集めている。メモリデータベースとはデータベースを主記憶装置上に構築し、ストレージ装置との入出力を削減することで高速なデータ更新およびデータアクセスを可能とするデータベースである。
メモリデータベースのように主記憶装置上にデータベースを構築するシステムでは、主記憶装置上のデータを保持する場合、システムの終了時に主記憶装置上のデータをストレージ装置に出力する。このとき、ストレージ装置へのデータ出力に要する時間は、主記憶装置上のデータ量が増加するにつれて長くなる。
特許文献1では、ストレージ装置へのデータ出力に要する時間を短縮する方法として、主記憶装置上にあるデータベース内のテーブルをストレージ装置に格納し、主記憶装置上にあるデータベース内のテーブルに対する更新後ログを取得し、トランザクション決着ごとに更新後ログをストレージ上のテーブルに反映する方法を開示している。
特許文献1の方法によれば、システム終了時に主記憶装置上からストレージ装置へと反映するデータ量が少なくなるため、システム終了処理を高速に実施することができる。
特開平8−77047号公報
しかし、オンラインシステムにおいて、トランザクションの決着ごとにストレージ装置との入出力が発生すると、オンラインシステムのスループットに大きな影響がでる。そして、システム終了時に主記憶装置上のデータをストレージ装置に出力する時間が、取り扱う情報量に比例して長くかかってしまう。特許文献1の方法では、トランザクション決着ごとに書き出し処理が発生するため、大量のトラフィックを扱うことは、実運用上困難である。
そのため、トランザクション決着ごとではなく、システムの終了時に主記憶装置上のデータをストレージ装置に出力するようなオンラインシステムが、大量のトラフィックに対応可能なシステムとして運用される。しかし、大量のトラフィックに対応した結果、システムの終了時のストレージ装置へのデータ出力処理が、高負荷になってしまう。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し、データベース管理システムにおいてシステムの終了処理時間を短縮することを、主な目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、第1の装置と第2の装置との間で冗長化を実行し、前記第1の装置が受け付けたデータ更新要求に従って、メモリDBデータのデータを更新するデータベースシステムによるデータベース処理方法であって、
前記第1の装置が、システム定義情報とデータ分散定義情報とを記憶部に記憶するとともに、DB管理部とシステム停止部とを有し、
前記システム定義情報には、前記第2の装置の装置IDと、その第2の装置からアクセス可能なストレージ装置のストレージIDとが対応づけられており、
前記データ分散定義情報には、前記メモリDBデータのデータ範囲を示す分散範囲と、その分散範囲のデータの格納先を示す前記ストレージ装置のストレージIDとが対応づけられており、
前記第2の装置が、前記メモリDBデータのデータを自装置からアクセス可能な前記ストレージ装置へと出力するDBデータ出力部を有し、
前記第1の装置の前記DB管理部が、前記データ分散定義情報に記述される分散範囲ごとに、対応するストレージIDの前記ストレージ装置をアクセスする前記第2の装置を前記システム定義情報から検索し、検索した前記第2の装置に対して、分散範囲とストレージIDとの対応情報を通知し、
前記第1の装置の前記システム停止部が、あらかじめ指定されているシステム停止開始時刻、または、前記システム停止開始時刻に先立って前記ストレージ装置にデータ出力を開始する先行出力開始時刻に、前記DB管理部により通知した分散範囲とストレージIDとの対応情報をもとに、分散範囲が示す前記メモリDBデータの部分データを、ストレージIDが示す前記ストレージ装置にデータ出力するように、各前記第2の装置の前記DBデータ出力部に対して指示し、
複数の前記第2の装置の前記DBデータ出力部が、前記システム停止部からのデータ出力の指示に従い、互いに並列に前記ストレージ装置へのデータ出力処理を実行することを特徴とする。
その他の手段は、後記する。
本発明によれば、データベース管理システムにおいてシステムの終了処理時間を短縮することができる。
以下、本発明が適用されるデータベースシステムの一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、データベースシステムの構成例を示す構成図である。データベースシステムは、主記憶装置92a内にデータベースが構築され、そのデータベースのデータ内容を書き出すデータベース更新システムと、その書き出されたデータベースのデータ内容を利用するデータベース利用システムとを含めて構成される。なお、データベース利用システムは、省略してもよい。
データベース更新システムは、ユーザ端末1と、実行系装置2aと、待機系装置2bと、がネットワーク9でアクセス可能に接続されて、構成される。
ユーザ端末1は、実行系装置2aに対して、データベース操作要求を送信する。
実行系装置2aは、ユーザ端末1からのデータベース操作要求を受け、主記憶装置92a内のデータを操作する。ストレージ装置3への操作結果やデータの反映は、例えば、システム終了時もしくはユーザ端末1からのデータベース出力命令を契機に行う。
待機系装置2bは、実行系装置2aに対する冗長系として動作する。つまり、実行系装置2aが現用系として動作している間は待機し、実行系装置2aに障害が発生すると、実行系装置2aの処理を代行する。待機系装置2bは、実行系装置2aの処理を代行するため、少なくとも実行系装置2aの構成要素と同じ構成要素を有する。
このように、1台の実行系装置2aおよび1台以上の待機系装置2bは、互いに冗長系装置として動作する。以下、実行系装置2aおよび待機系装置2bを、冗長系装置と総称する。
実行系装置2aは、CPU(中央演算装置、Central Processing Unit)91a、主記憶装置92a、および、通信インタフェースを備えるコンピュータとして構成される。
待機系装置2bは、CPU(中央演算装置、Central Processing Unit)91b、主記憶装置92b、および、通信インタフェースを備えるコンピュータとして構成される。
これらの冗長系装置には、それぞれ1台以上のストレージ装置3がアクセス可能に接続されている。各冗長系装置は、収容するストレージ装置3のデータを管理するデータベース管理システムとして動作する。
データベース利用システムは、利用端末6と、データ受付装置であるFES(Front End Server)5と、データ管理装置であるBES(Back End Server)4と、がネットワークで通信可能に接続されて構成される。
利用端末6は、FES5に対して、データベースアクセス要求を送信する。
FES5は、ユーザ端末1からのデータベースアクセス要求を受け、担当BES定義情報41(詳細は後記)を参照して、その要求で指定されたデータを格納するストレージ装置3を特定し、そのストレージ装置3を収容するBES4に対して、データベースアクセス要求を転送する。
BES4は、FES5からのデータベースアクセス要求を受け、ストレージ装置3にデータアクセスする。本実施形態でのBES4と、FES5とで、DBMS(DataBase Management System)として機能する。BES4には、それぞれ1台以上のストレージ装置3がアクセス可能に接続されている。
図2は、冗長系装置の詳細を示す構成図である。
実行系装置2aの主記憶装置92aには、システム停止部23aと、DB管理部24aと、更新ログ管理部26aと、DBデータ出力部28aと、を構成するための、CPU91aによって実行されるプログラムが記録される。
実行系装置2aの主記憶装置92aには、システム定義情報21と、データ分散定義情報22aと、メモリDBデータ25aと、実行系更新ログ27aと、がデータとして記録される。
待機系装置2bの主記憶装置92bには、システム停止部23bと、DB管理部24bと、更新ログ反映部26bと、DBデータ出力部28bと、を構成するための、CPU91bによって実行されるプログラムが記録される。
待機系装置2bの主記憶装置92bには、データ分散定義情報22bと、メモリDBデータ25bと、待機系更新ログ27bと、がデータとして記録される。
さらに、主記憶装置92a,92bには、時刻情報として、入力されるシステム停止開始時刻と、そのシステム停止開始時刻をもとに計算される先行出力開始時刻と、DBデータ出力部28a,28bがストレージ装置3内のデータベースの格納領域31へデータ出力を終えた後のシステム停止時刻と、が記録される(各時刻の詳細は、後記する図8〜図12を参照)。
データ分散定義情報22aには、各待機系装置2bが処理するデータ分散定義情報22bが統合されている。実行系装置2aは、データ分散定義情報22aを作成した後、各待機系装置2bに対してそれぞれの処理範囲の分のデータ分散定義情報22bを送信する。
実行系更新ログ27aは、実行系装置2aによって最新の内容に更新された後、各待機系装置2bの待機系更新ログ27bとデータの同一化(データ同期)が行われる。
以下、図3〜図12を参照して、図2の各構成要素の詳細を明らかにする。
図3は、システム定義情報21の一例を示す構成図である。システム定義情報21には、装置IDと、装置状態と、ストレージIDと、ストレージ性能と、格納領域IDとが、対応づけられている。
「装置ID」は、データベース更新システムの冗長系装置のIDである。
「装置状態」は、装置IDが示す装置の状態を示す。
「動作(冗長系維持)」は、待機系装置2bが実行系装置2aの障害発生時に備えて代行できるように準備している状態を示す。「動作(待機中)」は、待機系装置2bがストレージ装置3へのデータ出力に備えて待機している状態を示す。冗長性維持用の待機系装置2bには、例えば、収容するストレージ装置3の残りディスク容量が少ない待機系装置2bが選択される。
「ストレージID」は、装置IDが示す装置からアクセス可能に構成(外部接続または内包)されているストレージ装置3のIDである。
「ストレージ性能」は、ストレージIDが示すストレージ装置3の性能を示す。図3では、性能指標の一例として、書き込み速度を記述している。
「格納領域ID」は、ストレージ装置3内の格納領域31を特定するIDである。
システム定義情報21の「装置状態」は、各待機系装置2bから実行系装置2aに対して、最新の状態が随時通知されて更新されるパラメータである。
システム定義情報21の「装置状態」以外のパラメータは、システムスペックであるので、例えばデータベースシステムの管理者によって、あらかじめ登録される。なお、「ストレージ性能」は、ストレージ装置3の仕様による数値でも、ストレージ装置3に対する平均的な書き込み速度でもよい。
以上説明した図3のシステム定義情報21は、あくまで一例であり、装置の台数などの記載事項をこの一例だけに限定するものではない。よって、待機系装置2bの台数は1台以上の任意の数でよいし、各装置が収容するストレージ装置3の台数は1台以上の任意の数でよい。そして、各装置間で収容するストレージ装置3の台数やストレージ性能(書き込み速度や、格納可能なデータサイズなど)が同じでも異なっていてもよい。
図4は、データ分散定義情報22aの一例を示す構成図である。データ分散定義情報22aは、分散IDと、分散範囲と、ストレージIDと、格納領域IDと、を対応づけて管理するデータである。
例えば、メモリDBデータ25のうちの、分散ID「D1」が示す分散範囲「テーブルT1」のデータは、ストレージID「ストレージSt1」のストレージ装置3内の格納領域ID「領域R1」の格納領域31に格納される。
DB管理部24aは、管理するメモリDBデータ25に格納される各データについて、システム定義情報21を参照して、格納先(ストレージIDと格納領域IDとの組み合わせ)ごとにその一部を分散範囲として指定することにより、データ分散定義情報22aを作成する。
なお、分散範囲を格納先に割り当てる処理は、例えば、システム定義情報21に記述されているストレージ装置3のストレージ性能(書き込み速度)に比例して、分散範囲のデータ量を決定する手法が、用いられる。この手法により、高性能のストレージ装置3には多くのデータを割り当てるとともに、低性能のストレージ装置3には少ないデータを割り当てることで、各ストレージ装置3のデータ書き込み時間を均一化することができる。
図5は、データ分散定義情報22aの別の一例を示す構成図である。この図5の例は、1つのテーブルを複数の部分テーブルに分割し、その部分テーブルごとに分散範囲とする点が、図4と異なる。
分散範囲として、テーブルT1内の列の内、キー列に格納されているデータ値の範囲(いわゆる、キーレンジ)が、部分テーブルのエントリを特定する情報に用いられている。例えば、キー列の値が「2000」であるT1の所定レコードは、分散ID「D3」に該当するので、ストレージSt3内の領域R3に格納される。
以上、図4および図5で示したように、データ分散定義情報22aの分散範囲には、メモリDBデータ25内のデータ範囲を特定する任意の情報を定義することができる。例えば、分散範囲は、アドレスの先頭と末尾、ハッシュ値、列名称などを用いて、定義される。
図6は、担当BES定義情報41の一例を示す構成図である。担当BES定義情報41は、担当BESと、分散範囲と、ストレージIDと、格納領域IDとを対応づけて管理する。
メモリDBデータ25の部分データ(分散範囲)を、格納先(ストレージID、格納領域ID)へ割り当てる旨は、担当BES定義情報41と、データ分散定義情報22aとで共通する。一方、担当BES定義情報41には、格納先(ストレージID、格納領域ID)の管理を担当するBES4の特定情報として、「担当BES」がさらに対応づけられている。
データ分散定義情報22aと、担当BES定義情報41との関係について、説明する。データ分散定義情報22aは実行系装置2a(DB管理部24a)によって作成され、データベース利用システムのデータベース設計者などにより、作成される。一方、両定義情報が示す格納先のデータベースは、ともにストレージ装置3内で共用されている(図1参照)。
そこで、ストレージ装置3内の格納領域31のデータ内容を示すデータ分散定義情報22aと、担当BES定義情報41とを整合化する必要がある。整合化処理は、実行系装置2aが、以下に示す第1〜第3の整合化処理のいずれかを実行することによって、実現される。
第1の整合化処理として、データ分散定義情報22aの作成前に、担当BES定義情報41が既に作成されていたときには、実行系装置2a(DB管理部24a)は、担当BES定義情報41から分散範囲と、ストレージIDと、格納領域IDとの対応づけ情報を読み取り、新しく作成するデータ分散定義情報22aにコピーする。このコピー処理において、DB管理部24aは、各対応付け情報に対して、一意の分散IDを発行する。
第2の整合化処理として、データ分散定義情報22aの作成前に、担当BES定義情報41が存在しないときには、実行系装置2a(DB管理部24a)は、図4で説明したように、ストレージ性能に比例した分散範囲と、ストレージIDと、格納領域IDとの対応づけ情報を作成し、一意の分散IDを付加してデータ分散定義情報22aを作成する。
そして、データ分散定義情報22aの作成後に担当BES定義情報41が登録されたときには、DB管理部24aは、データ分散定義情報22aが示す分散範囲と格納先との対応付けを、担当BES定義情報41が示す分散範囲と格納先との対応付けになるように、データ分散定義情報22aを書き換えるとともに、その書き換えに伴ってストレージ装置3の格納領域31に格納されたデータの再配置を実行する。
第3の整合化処理として、データ分散定義情報22aの作成前に、担当BES定義情報41が存在しないときには、実行系装置2a(DB管理部24a)は、図4で説明したように、ストレージ性能に比例した分散範囲と、ストレージIDと、格納領域IDとの対応づけ情報を作成し、一意の分散IDを付加してデータ分散定義情報22aを作成する。
そして、データ分散定義情報22aの作成後に、そのデータ分散定義情報22aの対応づけ情報を、担当BES定義情報41にコピーする。これにより、第2の整合化処理でのデータの再配置が不要になる。
図7は、冗長系装置の処理の概要を示す説明図である。
実行系装置2aは、図4で説明したように、システム定義情報21のストレージ性能に比例した分散範囲と、格納領域IDとの対応づけを実行し、その結果をデータ分散定義情報22に格納する。その結果、データ分散定義情報22において、高性能(60.0MB/sec)のストレージ装置3の領域R3には多くのデータ量(301〜600=600MB)が割り当てられ、低性能(20.0MB/sec)のストレージ装置3の領域R2には少ないデータ量(201〜300=100MB)が割り当てられる。
実行系装置2aは、作成したデータ分散定義情報22aを各待機系装置2bに該当部分を分配する。例えば、システム定義情報21を参照すると、待機系装置2b(A)には領域R1,R2が収容されているので、データ分散定義情報22bの領域R1,R2のレコード分が分配される。
待機系装置2b(A)は、受信したデータ分散定義情報22bの分散範囲が示すメモリDBデータ25のデータを、データ分散定義情報22bの格納領域IDが示すストレージ装置3の格納領域31へと書き出す。
図8は、待機系装置2bが、ストレージ装置3の格納領域31へとデータを書き出すときの、タイミングを示す説明図である。
3台の待機系装置2b(A,B,C)は、システム停止開始時刻になった時点で、データ並列処理として、データ出力を実行している。そして、データ分散定義情報22には、データ出力先を示す「格納領域31」が互いに重複しないように設定されているので、データ出力間の衝突は発生しない。
そして、各待機系装置2bは、自装置の担当分のデータ出力タスクを実行した後、他装置のデータ出力の終了を待たずに、システムを停止する。よって、全システムが停止した時刻(システム停止時刻)は、システム停止開始時刻からの時間経過が少なくて済む。
図9は、実行系装置2aが、ストレージ装置3の格納領域31へとデータを書き出すときの、タイミングを示す説明図である。3つのデータ出力タスク(D1,D2,D3)を直列処理(順次処理)として実行するため、図8のデータ並列処理と比較すると、システム停止開始時刻からシステム停止時刻までにかかる時間は、長期化してしまう。
図10は、図8で示したデータ並列処理の、別の形態を示す説明図である。図8との違いは、図8における1つのデータ出力タスク(D1など)を、1つの先行出力と、1つの追加出力とに分割している点である。
「先行出力」とは、システム停止開始時刻の前である先行出力開始時刻の時点におけるメモリDBデータ25のデータ内容を、格納領域31へと書き出す処理である。
「追加出力」とは、先行出力開始時刻の後に更新されたメモリDBデータ25のデータ内容を、格納領域31へと書き出す処理である。
このように、図10のデータ出力処理は、図8と比較すると、システム停止開始時刻より前の先行出力開始時刻から、前倒しでデータ出力(先行出力)を開始するため、システム停止開始時刻からシステム停止時刻までの、見かけ上のシステム停止時間を短縮することができる。
図11は、図10で示したデータ並列処理の、別の形態を示す説明図である。図10との違いは、図10における追加出力を、先行出力後の1回とする代わりに、先行出力開始時刻の後に更新データが発生するたびに、先行出力と並列して実行する点である。
これにより、図10のデータ出力処理よりも、さらに、見かけ上のシステム停止時間を短縮することができる。
図12は、図10の先行出力および追加出力において、待機系装置2bの各構成要素間のタイミングを示すシーケンス図である。
先行出力開始時刻に、DBデータ出力部28は、先行出力タスクを起動し、先行出力開始時刻の時点におけるメモリDBデータ25のデータ内容を、格納領域31へと書き出す。システム停止開始時刻よりも前に先行出力タスクが終了するように、先行出力開始時刻が設定されることが、望ましい。
システム停止開始時刻に、システム停止部23は、DBデータ出力部28に対して、システム停止に伴う追加出力の開始を指示する。DBデータ出力部28は、その指示を受け、追加出力タスクを起動し、先行出力開始時刻以降に更新されたメモリDBデータ25のデータ内容を、格納領域31へと書き出す。
DBデータ出力部28は、追加出力タスクからの終了通知を受けると、システム停止部23に対してデータ出力を終了した旨を通知する。システム停止部23は、データ出力の終了通知を受け、システム(自装置の待機系装置2b)を停止する。
図13は、実行系装置2aのDBデータ出力部28bの処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートの実行中に、実行系装置2aのDB管理部24aは、ユーザ端末1からのデータアクセス要求に対応する処理を継続的に実行する。具体的には、DB管理部24aは、管理するメモリDBデータ25aに対するデータアクセス要求をユーザ端末1から受け、そのデータアクセス要求の内容をメモリDBデータ25aに反映するとともに、更新ログ管理部26aに対して、データアクセス要求の内容を更新ログとして実行系更新ログ27aに保持させる。
S101aにおいて、データ同期処理として、更新ログ管理部26aは、自装置の実行系更新ログ27aのデータ内容と、他装置の待機系更新ログ27bのデータ内容を同一化するため、実行系更新ログ27aのうち、未送信の更新ログを、他装置の更新ログ反映部26bに対して送信する。なお、ここでの他装置とは、1台以上の待機系装置2bであるため、複数台の待機系装置2bにデータ送信するときには、マルチキャスト通信などで一括して送信することが、通信効率の上で望ましい。
S101bにおいて、データ同期処理として、更新ログを受信した更新ログ反映部26bは、待機系更新ログ27bにその受信した更新ログを記録する。
S102において、DB管理部24aは、システム定義情報21に登録されている各冗長系装置から、分散対象の冗長系装置を選択する。以下が、冗長系装置の選択方法の一例である。
・装置状態が「動作(待機中)」である装置が2台以上存在するときには、その存在する2台以上の待機系装置2bを、分散対象の冗長系装置として選択する。
・装置状態が「動作(待機中)」である装置が1台存在するときには、その存在する1台の待機系装置2b、および、データ分散定義情報22aに登録されている実行系装置2aの合計2台を、分散対象の冗長系装置として選択する。
・装置状態が「動作(待機中)」である装置が存在しないときには、待機系装置2bによるデータの分散出力をせずに、実行系装置2aがシステム停止開始時刻になった後に、データを出力する(図9参照)。
S103aにおいて、実行系装置2aのDB管理部24aは、分散定義処理を実行することでデータ分散定義情報22aを作成し、そのデータ分散定義情報22aの担当部分ごとに、S102で選択された分散対象の各待機系装置2bに送信する(図7参照)。S103aで実行される分散定義処理は、後記する図14〜図16でそれぞれ示される処理のうち、いずれか1つの図面が示す処理である。
データ分散定義情報22aの担当部分は、次のようにして取得する。まず、システム定義情報21の「装置ID」に対応する「ストレージID」を取得する。次に、取得した「ストレージID」に一致する、データ分散定義情報22の「ストレージID」のレコードを検索し、検索されたレコードが、担当部分である。
S103bにおいて、各待機系装置2bは、受信したデータ分散定義情報22aの担当部分のレコードを、データ分散定義情報22bに格納する。
S104aにおいて、実行系装置2aのシステム停止部23は、先行出力開始時刻を計算する。例えば、以下の式に示すように、データ分散定義情報22に格納されている分散範囲ごとの先行出力時間を求め、その最長時間を元に、先行出力開始時刻を計算する。
(分散範囲ごとの先行出力時間)=(データ分散定義情報22の分散範囲が示すデータ量)÷(データ分散定義情報22の分散範囲に対応するストレージ装置3についてのシステム定義情報21で示される書き込み速度)
(先行出力開始時刻)=(システム停止開始時刻)−(分散範囲ごとの先行出力時間の最長時間)
S104bにおいて、待機系装置2bは、実行系装置2aからS104aの計算結果である先行出力開始時刻を受信し、自装置の主記憶装置92bに格納する。
以下に説明する処理(S111〜S114)は、分散対象の各冗長系装置によって、それぞれ並列処理される。
S111において、各冗長系装置は、先行時刻になるまで待機する。
S112において、各冗長系装置は、S103aで作成されたデータ分散定義情報22aに、自装置が収容するストレージ装置3のデータ出力担当部分があるか否かを判定する。担当部分がないときには(S112,No)、処理を終了する。
S113において、DBデータ出力部28は、図17で後記する先行出力処理を実行する。
S114において、DBデータ出力部28は、図18または図19で後記する追加出力処理を実行する。なお、先行出力処理(S113)と追加出力処理(S114)は、直列に開始してもよいし(図10参照)、並列に開始してもよい(図11参照)。
図14は、DB管理部24aが実行する、データ分散定義処理(S103a)の第1例を示すフローチャートである。このフローチャートを開始する前に、データ分散定義情報22には、分散IDとその分散範囲とがあらかじめ入力されている。
S201において、データ分散定義情報22の分散IDを順に選択するループを開始する。
S202において、システム定義情報21のストレージIDを順に選択するループを開始する。このループで選択中のストレージIDで示されるストレージ装置3を「選択中ストレージ」と呼ぶことにする。
S203において、以下の式により、選択中ストレージの書き込み時間を計算する。
(選択中ストレージの書き込み時間)=((ループで選択中の分散IDに対応する分散範囲のデータ量)+(選択中ストレージの既に割り当て済みのデータ量))÷(選択中ストレージのシステム定義情報21で示される書き込み速度)
S204において、S203で既に計算した「選択中ストレージの書き込み時間」のうち、最短時間を、選択中ストレージのストレージIDと対応づけて保持する。
S205において、S203で計算した「選択中ストレージの書き込み時間」が「平均書き込み時間」以下であるか否かを判定する。判定条件を満たすときにはS206へ、満たさないときにはS207へ、それぞれ進む。なお、平均書き込み時間は、以下の式により計算できる。
(平均書き込み速度)=(システム定義情報21に記述されている各ストレージ装置3の書き込み速度の総和)÷(ストレージ装置3の台数)
(平均書き込み時間)=(データ分散定義情報22に記述されている分散範囲のデータ量の総和)÷(平均書き込み速度)
S206において、ループで選択中の分散IDに対応する分散範囲のデータを、選択中ストレージに割り当てる旨を決定する。
S207において、S202からのループを終了する。
S208において、ループで選択中の分散IDに対して、選択中ストレージが割り当てられたか(つまり、S206が実行されたか)否かを判定する。判定条件を満たすときにはS210へ、満たさないときにはS209へ、それぞれ進む。
S209において、ループで選択中の分散IDに対応する分散範囲のデータを、S204で保持した「選択中ストレージの書き込み時間」が最短時間であるストレージ装置3に割り当てる旨を決定する。
S210において、S201からのループを終了する。以上により、データ分散定義情報22の分散範囲は、ストレージIDと対応づけられる。そして、DB管理部24aは、システム定義情報21を参照し、ストレージIDと格納領域IDとの対応付けを、データ分散定義情報22に反映する。
図15は、DB管理部24aが実行する、データ分散定義処理(S103a)の第2例を示すフローチャートである。このフローチャートを開始する前に、データ分散定義情報22には、分散IDとその分散範囲とがあらかじめ入力されている。
なお、図15のステップを示す符号は、図14と同じ処理については、同じ符号を付ける。
S201において、データ分散定義情報22の分散IDを順に選択するループを開始する。
S202において、システム定義情報21のストレージIDを順に選択するループを開始する。このループで選択中のストレージIDで示されるストレージ装置3を「選択中ストレージ」と呼ぶことにする。
S203aにおいて、データ分散定義情報22を参照し、選択中ストレージに対して既に割り当てられている分散IDの数を計算する。
S204aにおいて、S203aで既に計算した「既に割り当てられている分散IDの数」のうち、最小の数を、選択中ストレージのストレージIDと対応づけて保持する。
S207において、S202からのループを終了する。
S209aにおいて、ループで選択中の分散IDに対応する分散範囲のデータを、S204aで保持した「既に割り当てられている分散IDの数」が最小数であるストレージ装置3に割り当てる旨を決定する。
S210において、S201からのループを終了する。以上により、データ分散定義情報22の分散範囲は、ストレージIDと対応づけられる。そして、DB管理部24aは、システム定義情報21を参照し、ストレージIDと格納領域IDとの対応付けを、データ分散定義情報22に反映する。
図16は、DB管理部24aが実行する、データ分散定義処理(S103a)の第3例を示すフローチャートである。このフローチャートを開始する前に、データ分散定義情報22には、分散IDとその分散範囲とがあらかじめ入力されているとともに、担当BES定義情報41があらかじめ作成されている。
なお、図16のステップを示す符号は、図14および図15と同じ処理については、同じ符号を付ける。
S221において、担当BES定義情報41の担当BESを順に選択するループを開始する。
S201bにおいて、ループで選択中の担当BESに対応する担当BES定義情報41の格納領域IDと一致するデータ分散定義情報22の格納領域IDを特定する。そして、その特定したデータ分散定義情報22の格納領域IDに対応するデータ分散定義情報22の分散IDを順に選択するループを開始する。
S202bにおいて、ループで選択中の担当BESに対応する担当BES定義情報41のストレージIDと一致するシステム定義情報21のストレージIDを特定する。そして、その特定したシステム定義情報21のストレージIDを順に選択するループを開始する。このループで選択中のストレージIDで示されるストレージ装置3を「選択中ストレージ」と呼ぶことにする。
S203aにおいて、データ分散定義情報22を参照し、選択中ストレージに対して既に割り当てられている分散IDの数を計算する。
S204aにおいて、S203aで既に計算した「既に割り当てられている分散IDの数」のうち、最小の数を、選択中ストレージのストレージIDと対応づけて保持する。
S207において、S202bからのループを終了する。
S209aにおいて、ループで選択中の分散IDに対応する分散範囲のデータを、S204aで保持した「既に割り当てられている分散IDの数」が最小数であるストレージ装置3に割り当てる旨を決定する。
S210において、S201bからのループを終了する。
S222において、S221からのループを終了する。以上により、データ分散定義情報22の分散範囲は、ストレージIDと対応づけられる。そして、DB管理部24aは、システム定義情報21を参照し、ストレージIDと格納領域IDとの対応付けを、データ分散定義情報22に反映する。
図17は、先行出力処理(S113)の処理手順を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、S102で決定された各分散対象の冗長系装置によって、それぞれ実行される。
本フローチャートの説明では、システム停止部23bが実行する先行出力処理の詳細を説明するが、システム停止部23aが実行する先行出力処理も、動作の主体およびデータの格納位置が異なるだけであり、情報処理の内容は同じである。
S301において、システム停止部23bは、更新ログ反映部26bに対して、先行出力開始時刻後に到着した待機系更新ログ27bをメモリDBデータ25に反映する処理を停止し、保持し続けるように指示する。
S302において、システム停止部23bは、データ分散定義情報22bから各レコードの値(分散ID、分散範囲、ストレージID、格納領域ID)を取得する。
S303において、システム停止部23bは、S302でデータ分散定義情報22bから取得した分散IDごとに、ループを開始する。このループで、分散IDに対応するデータ(分散範囲、ストレージID、格納領域ID)は、S302で取得したデータである。
S304において、システム停止部23bは、ループで選択中の分散IDに対応する分散範囲のデータ内容をメモリDBデータ25から読み取り、分散IDに対応するストレージIDが示すストレージ装置3内の、分散IDに対応する格納領域IDが示す格納領域31へと書き出す。ここで、書き出し先のストレージ装置3が起動されていないときには、前準備としてストレージ装置3を起動して入出力可能な状態にする。
なお、S304の書き出し処理は、書き出し処理を実行する待機系装置2b(システム停止部23b)と、他の待機系装置2bとの間で、書き出し対象のデータ(分散範囲)に処理の依存関係が発生しない。よって、複数の待機系装置2b間で、S304の処理は、データ並列処理とすることができる(図10参照)。
ここで、S304におけるある分散範囲のデータ書き出し処理と、別の分散範囲のデータ書き出し処理とは、互いに独立処理が可能であるので、S304の処理は、ある分散範囲のデータ書き出し処理の完了を待つ代わりに、ある分散範囲のデータ書き出し処理を実行するためのタスクやプロセスを起動し、その起動したタスクやプロセスの完了をまたずに、S304の処理を終了してもよい。
S305において、S303からのループを終了する。
図18は、第1例の追加出力処理(S114)の処理手順を示すフローチャートである。この第1例は、先行出力開始時刻後に到着した待機系更新ログ27bを、メモリDBデータ25に反映せずに、差分形式のログデータとしてそのままストレージ装置3に書き出す方法である。この第1例によれば、差分反映処理を実行しないため、先行出力開始時刻からシステム停止時刻までの時間を短縮化することができる。
S401において、システム停止部23bは、先行出力開始時刻後に到着した待機系更新ログ27bの待避先となるストレージ装置3を選択する。待避先のストレージ装置3の選択方法は、例えば、データ分散定義情報22bの中で、最も大きな分散範囲に対応づけられているストレージIDのストレージ装置3を、入出力速度が最も速いストレージ装置3と判断して選択する方法がある。
S402において、システム停止部23bは、実行系装置2aの実行系更新ログ27aのうち、待機系更新ログ27bを介して待機系装置2bのメモリDBデータ25bにまだ反映されていないデータが存在するか否かを判定する。判定条件を満たすときにはS403へ、満たさないときにはS404へ、それぞれ進む。この判定処理は、例えば、システム停止部23bがシステム停止部23aに対して、実行系更新ログ27aの問い合わせ要求を送信し、システム停止部23aからの応答通知によって判断する。
S403において、システム停止部23bは、先行出力開始時刻後に到着した待機系更新ログ27b(S402の問い合わせ結果や、その問い合わせ前に既に保持していたデータ)を、S401で決定した待避先のストレージ装置3へと書き出す。
S404において、システム停止部23bは、自装置(待機系装置2b)のシステム停止をするか否かを判断する。この判断は、例えば、所定時間連続して実行系更新ログ27aから待機系更新ログ27bへのログ送信が行われなかったときに、システム停止をすることとしてもよいし、実行系装置2aから明示的なシステム停止信号を受信したときに、システム停止をすることとしてもよい。判定条件を満たすときにはS405へ、満たさないときにはS406へ、それぞれ進む。
S405において、システム停止部23bは、自装置(待機系装置2b)およびその自装置が収容するストレージ装置3の電源制御(電源オフや、休止状態への移行など)を実行することで、システムを停止する。
S406において、システム停止部23bは、更新ログ反映部26bに対して、S403で待避した待機系更新ログ27bを、メモリDBデータ25bに反映する処理を再開するように通知する。
更新ログ反映部26bは、再開の通知を受け、メモリDBデータ25bを更新するとともに、その更新結果を、格納領域31へ書き出すよう、DBデータ出力部28に指示する。
図19は、第2例の追加出力処理(S114)の処理手順を示すフローチャートである。この第2例は、先行出力開始時刻後に到着した待機系更新ログ27bを、メモリDBデータ25に反映してから、そのメモリDBデータ25をストレージ装置3に書き出す方法である。この第2例によれば、ストレージ装置3には差分形式のログデータが書き込まれないため、データベース利用システム(BES4、FES5、利用端末6)は、データアクセスを効率的に実行することができる。
S411において、システム停止部23bは、更新ログ反映部26bに対して、先行出力開始時刻後に到着した待機系更新ログ27bを、メモリDBデータ25に反映するとともに、その反映位置を記録するように指示する。
S412において、システム停止部23bは、更新ログ反映部26bから待機系更新ログ27bの反映結果として記録された反映位置を取得し、その反映位置と、データ分散定義情報22の分散範囲とを照合し、反映位置に対応するデータ分散定義情報22の分散IDを取得する。
S413において、システム停止部23bは、S411で反映された反映位置におけるデータ内容を、S412で取得した分散IDに対応するストレージ装置3内の、分散IDに対応する格納領域IDが示す格納領域31へと書き出す。ここで、書き出し先のストレージ装置3が起動されていないときには、前準備としてストレージ装置3を起動して入出力可能な状態にする。なお、S413の書き出し処理は、データ分散定義情報22の分散範囲が示すデータ内容の全体を書き出してもよいし、反映位置に対応する変更箇所のデータ内容だけを書き出してもよい。
S414において、システム停止部23bは、自装置(待機系装置2b)のシステム停止をするか否かを判断する。この判断は、例えば、所定時間連続して実行系更新ログ27aから待機系更新ログ27bへのログ送信が行われなかったときに、システム停止をすることとしてもよいし、実行系装置2aから明示的なシステム停止信号を受信したときに、システム停止をすることとしてもよい。
S415において、システム停止部23bは、自装置(待機系装置2b)およびその自装置が収容するストレージ装置3の電源制御(電源オフや、休止状態など)を実行することで、システムを停止する。
図20は、冗長系装置の詳細を示す第2の構成図である。
実行系装置2aの主記憶装置92aには、システム停止部23aと、DB管理部24aと、更新ログ管理部26aと、更新ログ反映部26bと、DBデータ出力部28aと、を構成するための、CPU91aによって実行されるプログラムが記録される。
実行系装置2aの主記憶装置92aには、システム定義情報21と、データ分散定義情報22aと、メモリDBデータ25aと、実行系更新ログ27aと、待機系更新ログ27bと、がデータとして記録される。
さらに、主記憶装置92aには、時刻情報として、入力されるシステム停止開始時刻と、そのシステム停止開始時刻をもとに計算される先行出力開始時刻と、DBデータ出力部28aがストレージ装置3内のデータベースの格納領域31へデータ出力を終えた後のシステム停止時刻と、が記録される(各時刻の詳細は、図8〜図12を参照)。
データ分散定義情報22aには、実行系装置2aが処理するデータ分散定義情報22bが統合されている。実行系装置2aは、データ分散定義情報22aを作成した後、他の実行系装置2aに対してそれぞれの処理範囲の分のデータ分散定義情報22bを送信する。
実行系更新ログ27aは、実行系装置2aによって最新の内容に更新された後、他の実行系装置2aの待機系更新ログ27bとデータの同一化(データ同期)が行われる(図20の各構成要素の詳細は図3〜図12を参照)。
以上説明した本実施形態では、実行系装置2aおよび待機系装置2b上のメモリDBデータ25を、ストレージ装置3の格納領域31へと書き出すときに、データ分散定義情報22において、各装置のデータ出力の範囲として設定した分散範囲の分を、各装置がそれぞれデータ並列処理として書き出すことを主な特徴とする。これにより、データの書き出しに必要な時間が短縮化される。
さらに、実行系装置2aおよび待機系装置2bは、システム停止開始時刻より前の先行出力開始時刻において、その先行出力開始時刻におけるデータ内容の書き出しを開始することにより、システム停止開始時刻からシステム停止時刻までの時間を短縮することができる。
そして、実行系装置2aおよび待機系装置2bは、ストレージ装置3に対して、データ内容そのものを書き出してもよいし、データ内容を更新するための更新ログ(SQLの命令など)を、データ内容の代わりに書き出してもよい。
以上説明した本実施形態と、請求項に記載された本願発明とは、以下のように用語が対応する。
本実施形態における「図2の実行系装置2a」および「図20の実行系装置2a(左側)」は、それぞれ本願発明の「第1の装置」および「データベース指示装置」に対応する。
本実施形態における「図2の待機系装置2b」および「図20の実行系装置2a(右側)」は、それぞれ本願発明の「第2の装置」および「データベース出力装置」に対応する。
本発明の一実施形態に関するデータベースシステムの構成例を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する冗長系装置の詳細を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関するシステム定義情報21の一例を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関するデータ分散定義情報22aの一例を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関するデータ分散定義情報22aの別の一例を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する担当BES定義情報41の一例を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する冗長系装置の処理の概要を示す説明図である。 本発明の一実施形態に関する待機系装置2bが、ストレージ装置3の格納領域31へとデータを書き出すときの、タイミングを示す説明図である。 本発明の一実施形態に関する実行系装置2aが、ストレージ装置3の格納領域31へとデータを書き出すときの、タイミングを示す説明図である。 本発明の一実施形態に関する図8で示したデータ並列処理の、別の形態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に関する図10で示したデータ並列処理の、別の形態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に関する図10の先行出力および追加出力において、待機系装置2bの各構成要素間のタイミングを示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に関する実行系装置2aのDBデータ出力部28bの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関するDB管理部24aが実行する、データ分散定義処理(S103a)の第1例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関するDB管理部24aが実行する、データ分散定義処理(S103a)の第2例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関するDB管理部24aが実行する、データ分散定義処理(S103a)の第3例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する先行出力処理(S113)の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する第1例の追加出力処理(S114)の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する第2例の追加出力処理(S114)の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に関する冗長系装置の別の詳細を示す構成図である。
符号の説明
1 ユーザ端末
2a 実行系装置
2b 待機系装置
3 ストレージ装置
4 BES
5 FES
6 利用端末
9 ネットワーク
21a,21b システム定義情報
22a,22b データ分散定義情報
23a,23b システム停止部
24a,24b DB管理部
25a,25b メモリDBデータ
26a 更新ログ管理部
26b 更新ログ反映部
27a 実行系更新ログ
27b 待機系更新ログ
28a,28b DBデータ出力部
31 格納領域
41 担当BES定義情報
91a,91b CPU
92a,92b 主記憶装置

Claims (10)

  1. 第1の装置と第2の装置との間で冗長化を実行し、前記第1の装置が受け付けたデータ更新要求に従って、メモリDBデータのデータを更新するデータベースシステムによるデータベース処理方法であって、
    前記第1の装置は、システム定義情報とデータ分散定義情報とを記憶部に記憶するとともに、DB管理部とシステム停止部とを有し、
    前記システム定義情報には、前記第2の装置の装置IDと、その第2の装置からアクセス可能なストレージ装置のストレージIDとが対応づけられており、
    前記データ分散定義情報には、前記メモリDBデータのデータ範囲を示す分散範囲と、その分散範囲のデータの格納先を示す前記ストレージ装置のストレージIDとが対応づけられており、
    前記第2の装置は、前記メモリDBデータのデータを自装置からアクセス可能な前記ストレージ装置へと出力するDBデータ出力部を有し、
    前記第1の装置の前記DB管理部は、前記データ分散定義情報に記述される分散範囲ごとに、対応するストレージIDの前記ストレージ装置をアクセスする前記第2の装置を前記システム定義情報から検索し、検索した前記第2の装置に対して、分散範囲とストレージIDとの対応情報を通知し、
    前記第1の装置の前記システム停止部は、あらかじめ指定されているシステム停止開始時刻、または、前記システム停止開始時刻に先立って前記ストレージ装置にデータ出力を開始する先行出力開始時刻に、前記DB管理部により通知した分散範囲とストレージIDとの対応情報をもとに、分散範囲が示す前記メモリDBデータの部分データを、ストレージIDが示す前記ストレージ装置にデータ出力するように、各前記第2の装置の前記DBデータ出力部に対して指示し、
    複数の前記第2の装置の前記DBデータ出力部は、前記システム停止部からのデータ出力の指示に従い、互いに並列に前記ストレージ装置へのデータ出力処理を実行することを特徴とする
    データベース処理方法。
  2. 前記システム定義情報には、ストレージIDが示す前記ストレージ装置の性能情報がさらに対応づけられており、
    前記第1の装置は、前記システム定義情報の性能情報を参照して、高性能の前記ストレージ装置であるほど、割り当てる分散範囲のデータサイズが多くなるように、前記データ分散定義情報を作成することを特徴とする
    請求項1に記載のデータベース処理方法。
  3. 前記第1の装置は、複数の前記ストレージ装置にそれぞれ割り当てられる分散範囲の数が均等になるように、前記データ分散定義情報を作成することを特徴とする
    請求項1に記載のデータベース処理方法。
  4. 前記ストレージ装置は、さらに、データ管理装置からアクセス可能であり、
    前記第1の装置は、データ管理装置が管理する前記ストレージ装置内のデータ範囲に従って、前記データ分散定義情報を作成することを特徴とする
    請求項1に記載のデータベース処理方法。
  5. 前記DBデータ出力部は、前記ストレージ装置へのデータ出力処理について、オンライン停止予定時刻を予想して前記先行出力開始時刻時点でのデータ内容を出力する先行出力処理を前記先行出力開始時刻に実行し、その先行出力処理を終えた後に、前記先行出力開始時刻以降に更新されたデータ内容を出力する追加出力処理を実行することを特徴とする
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のデータベース処理方法。
  6. 前記DBデータ出力部は、前記ストレージ装置へのデータ出力処理について、前記先行出力開始時刻時点でのデータ内容を出力する先行出力処理を前記先行出力開始時刻に実行するとともに、前記先行出力開始時刻以降に更新されたデータ内容を出力する追加出力処理を実行することを特徴とする
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のデータベース処理方法。
  7. 前記第1の装置は冗長化における実行系装置であり、前記第2の装置は冗長化における待機系装置であることを特徴とする
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のデータベース処理方法。
  8. 前記第1の装置は冗長化における実行系装置であり、前記第2の装置は冗長化における前記第1の装置とは別の実行系装置であることを特徴とする
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のデータベース処理方法。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のデータベース処理方法を、コンピュータである前記第1の装置および前記第2の装置にそれぞれ実行させるための
    データベース処理プログラム。
  10. データベース指示装置とデータベース出力装置との間で冗長化を実行し、前記データベース指示装置が受け付けたデータ更新要求に従って、メモリDBデータのデータを更新するデータベースシステムに用いられるデータベース指示装置であって、
    前記データベース指示装置は、システム定義情報とデータ分散定義情報とを記憶部に記憶するとともに、DB管理部とシステム停止部とを有し、
    前記システム定義情報には、前記データベース出力装置の装置IDと、そのデータベース出力装置からアクセス可能なストレージ装置のストレージIDとが対応づけられており、
    前記データ分散定義情報には、前記メモリDBデータのデータ範囲を示す分散範囲と、その分散範囲のデータの格納先を示す前記ストレージ装置のストレージIDとが対応づけられており、
    前記データベース指示装置の前記DB管理部は、前記データ分散定義情報に記述される分散範囲ごとに、対応するストレージIDの前記ストレージ装置をアクセスする前記データベース出力装置を前記システム定義情報から検索し、検索した前記データベース出力装置に対して、分散範囲とストレージIDとの対応情報を通知し、
    前記データベース指示装置の前記システム停止部は、あらかじめ指定されているシステム停止開始時刻、または、前記システム停止開始時刻に先立って前記ストレージ装置にデータ出力を開始する先行出力開始時刻に、前記DB管理部により通知した分散範囲とストレージIDとの対応情報をもとに、分散範囲が示す前記メモリDBデータの部分データを、ストレージIDが示す前記ストレージ装置にデータ出力するように、各前記データベース出力装置の前記DBデータ出力部に対して並列に指示することを特徴とする
    データベース指示装置。
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