JPH04353971A - 障害復旧手順表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は障害復旧手順表示方式、
特にネットワークシステムを構成する複数のコンピュー
タにおける障害復旧手順表示方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、大規模オンラインシステム、特に
バンキング業務を行っているシステムでは、例えば、バ
ンキング業務に必要なディスクファイルに障害が発生し
た場合にはシステムダウンまたは縮退運転状態に移行し
、システムダウン時には即時復旧を行う必要がある。 障害復旧作業は、障害対応の知識と経験とに基づいて熟
練者が対応している。熟練者不在の場合には、予め作成
済の障害復旧手順書を用いて障害の復旧作業を行ってい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の障害の
復旧手順では、例えばディスクファイルの障害発生によ
るシステムダウン発生の際に、ディスクファイル障害復
旧作業を行うには、作業が複雑なために、作業に熟練し
ている担当者以外が対応する場合には、管理しているデ
ィスクファイル数に対応するディスクファイル障害復旧
手順書に従って作業を行う必要があり、障害復旧手順書
の該当項目の抽出作業に手間取ると、システムダウンの
時間が長引いてしまうという問題点がある。また、障害
復旧手順書の項目の抽出を誤ると、誤った障害復旧手順
によって二次障害が発生する可能性があるという問題点
がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の障害復旧手順書
表示方式は、ネットワークシステムを構成する複数のコ
ンピュータにおける障害復旧手順表示方式において、障
害を発生したコンピュータは障害状況情報を、予め定め
た障害対策コンピュータに送信する送信手段を有し、前
記障害対策コンピュータは前記送出された障害状況情報
を受信する受信手段と、障害状況情報に対応する障害復
旧手順を予め記憶した障害復旧手順文書格納ファイルと
、前記受信手段が受信した障害状況情報に従って前記障
害復旧手順文書ファイルから対応する障害復旧手順を抽
出する抽出手段と、この抽出手段が抽出した障害復旧手
順を表示端末に出力する出力手段とを有することにより
構成される。

【０００５】

【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。

【０００６】図１は本発明の一実施例の構成図で、主局
のセンタコンピュータ１と通信回線を介して接続された
複数の従局の端末コンピュータのうちの一つの端末コン
ピュータ２とが示されている。

【０００７】センタコンピュータ１は複数の業務プログ
ラムのうちの一つの業務プログラム１１、複数のディス
クファイルのうちの一つのディスクファイル１２、オペ
レーティングシステム１３、障害状況通知手段１４、通
知宛先情報格納ファイル１５を有している。障害状況通
知手段１４は、通知バッファ部１４１および送信部１４
２から構成されている。通知宛先情報格納ファイル１５
は、１５１で示すように通知宛先の端末名が格納されて
おり、障害状況別に対策可能な担当者がいるコンピュー
タを端末名として格納している。一方、端末コンピュー
タ２は受信部２１、障害復旧手順情報抽出手段２２、障
害復旧手順文書格納ファイル２３および文書出力装置２
４を有している。障害復旧手順文書格納ファイル２３は
、２３１で示すように障害復旧手順文書が格納されてお
り、障害の発生したコンピュータ（この例の場合センタ
コンピュータ）からの障害通知内容とこの障害通知内容
に対応する障害復旧手順文書とが格納されている。

【０００８】以上の構成において、センタコンピュータ
１の業務プログラム１１がディスクファイル１２にアク
セスしている最中に、ディスクファイル１２にディスク
ファイル障害が発生すると、オペレーティングシステム
１３は、このディスクファイル障害の発生を検出し、通
知バッファ部１４１に障害状況情報を通知する。送信部
１４２はこの障害状況情報を受取り、通知宛先情報格納
ファイル１５に登録されている端末名のコンピュータに
、オペレーティングシステム１３から通知された障害状
況情報を送信する。

【０００９】端末コンピュータ２の受信部２１は障害状
況情報を受信すると、障害復旧手順情報抽出手段２２に
、この障害状況情報を受け渡す。障害復旧手順情報抽出
手段２２は、障害復旧手順文書格納ファイル２３から受
けた障害状況情報に対応する予め作成済の障害復旧手順
文書を抽出し、文書出力装置２４に出力することにより
完了する。

【００１０】なお、以上の実施例では障害を発生したコ
ンピュータとしてセンタコンピュータ、障害対策コンピ
ュータとして端末コンピュータを例に説明したが、この
逆であっても良く、さらには同一レベルでのシステム間
でも同様な処理をできることはいうまでもない。

【００１１】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、障害を発
生したコンピュータから障害状況情報を障害対策コンピ
ュータへデータ伝送して、文書出力装置上に障害復旧手
順を出力することにより、障害復旧の担当者は、この出
力内容に従うことで、障害の復旧処理を実施することが
でき、システムダウンから短時間に復旧できる効果があ
る。また、経験不足による誤った障害手順の実施による
二次障害の発生を防止しることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の構成図である。

【符号の説明】

１　　　　センタコンピュータ ２　　　　端末コンピュータ １１　　　　業務プログラム １２　　　　ディスクファイル １４　　　　障害状況通知手段 １５　　　　通知宛先情報格納ファイル２１　　　　受
信部 ２２　　　　障害復旧手順情報抽出手段２３　　　　障
害復旧手順文書格納ファイル１４１　　　　通知バッフ
ァ部 １４２　　　　送信部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ネットワークシステムを構成する複数
   のコンピュータにおける障害復旧手順表示方式において
   、障害を発生したコンピュータは障害状況情報を、予め
   定めた障害対策コンピュータに送信する送信手段を有し
   、前記障害対策コンピュータは前記送出された障害状況
   情報を受信する受信手段と、障害状況情報に対応する障
   害復旧手順を予め記憶した障害復旧手順文書格納ファイ
   ルと、前記受信手段が受信した障害状況情報に従って前
   記障害復旧手順文書ファイルから対応する障害復旧手順
   を抽出する抽出手段と、この抽出手段が抽出した障害復
   旧手順を表示端末に出力する出力手段とを有することを
   特徴とする障害復旧手順表示方式。