JPH02278073A - 自動変速機における油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機における油圧制御装置

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JPH02278073A
JPH02278073A JP1099295A JP9929589A JPH02278073A JP H02278073 A JPH02278073 A JP H02278073A JP 1099295 A JP1099295 A JP 1099295A JP 9929589 A JP9929589 A JP 9929589A JP H02278073 A JPH02278073 A JP H02278073A
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JP
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valve
orifice
clutch
hydraulic
brake
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Application number
JP1099295A
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English (en)
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Kazunori Ishikawa
和典 石川
Yasuhiro Kamei
亀井 康弘
Yutaka Taga
豊 多賀
Kunihiro Iwatsuki
邦裕 岩月
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/065Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means
    • F16H61/068Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using fluid control means using an orifice control valve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H2061/0485Smoothing ratio shift during range shift from neutral (N) to reverse (R)

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動変速機における遊星歯車機構の所定回転
要素を係合、解放するクラッチまたはブレーキを制御す
るための油圧制御装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、自動変速機の油圧制御装置においては、複数の
シフトバルブを選択的に切換えることにより、遊星歯車
機構の所定回転要素を係合、解放するためのクラッチま
たはブレーキの油圧サーボに油圧を供給している。この
油圧サーボへの油圧の供給は、単一のオリフィスを通過
させるようにしており、該オリフィス径の大きさは、油
圧サーボにt、itな圧が作用することによるシフトシ
ョックを防止し、かつ、変速のタイムラグが生じないよ
うに設定している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の油圧制御装置においては、クラッ
チ或いはブレーキの油圧サーボへの油圧の供給は、単一
のオリフィスを通過させるために、成るクラッチまたは
ブレーキを異なる変速段で使用する場合、シフトショッ
クとタイムラグの防止を同時に満足できない場合が生じ
る。例えば、前進3速以上および後進時に係合されるダ
イレクトフランチにおいて、2速から3速へのシフトシ
ョックを防止するようにオリフィス径を設定すると、後
進時には油圧がオリフィスで絞られ過ぎるために変速の
タイムラグが生じてしまうという問題を生じる。
本発明は、上記問題を解決するものであって、クラッチ
またはブレーキを異なる変速で使用する場合において、
シフトショックとタイムラグの防止を同時に満足するこ
とができる自動変速機における油圧HB装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明の自動変速機における油圧制御装置は
、遊星歯車機構の所定回転要素を係合、解放するクラッ
チまたはブレーキ用の油圧サーボ(C−2)と、該油圧
サーボに2つの変速状態に応じて選択的に油圧を供給す
る切換弁(76)とを備える自動変速機における油圧制
御装置において、前記切換弁は、2つの変速状態に応じ
て選択的に油圧が供給される2つの入力ポート(76a
、 76b)と前記油圧サーボに出力される出カポ−)
 (76C)とを有し、該出力ポートと油圧サーボとの
間に第1のオリフィス(77)を配設すると共に、いず
れか1つの入力ポート側に第2のオリフィス(79)を
配設することを特徴とする。
〔作用およびび発明の効果〕
本発明においては、例えば第1図に示すように、Dレン
ジ2速から3速の変速時には、シフトバルブ61は図で
左半位置に切換えられるため、ライン圧は出カポートロ
Ua、第2のオリフィス79を経て切換弁76の入力ポ
ードア6bに供給され、ボール弁体76dを図で左方向
に移動させるため、ライン圧は出力ポードア6c、第1
のオリフィス77を経て油圧サーボC−2に供給される
Rレンジにおいては、マニュアルバルブ51の切換えに
より、ポートpとポートdが連絡し、ポートaは遮断さ
れ、ライン圧はポートdから切換弁7Gの入力ポードア
6aに供給され、ボール弁体76dを図で右方向に移動
させるため、ライン圧は出力ポードア6C1第1のオリ
フィス77を経て油圧サーボC−2に供給される。
従って、2速から3速の変速時には、第2のオリフィス
79および第1のオリフィス77により絞られて油圧サ
ーボC−2に供給されるため、クラッチが徐々に係合し
シフトショックが防止される。また、後進時には、第1
のオリフィス77のみにより絞られて油圧サーボC−2
に供給されるため、クラッチがより速く係合し変速のタ
イムラグが防止される。即ち、クラッチまたはブレーキ
を異なる変速で使用する場合において、シフトショック
とタイムラグの防止を同時に満足することができる。
なお、上記構成に付加した番号は図面と対比させるため
のものであり、これにより本発明の構成が何ら限定され
るものではない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
先ず、本発明が適用される自動変速機の1例を第2図な
いし第5図により説明する。
第2および第3図に示されるように、自動変速機1は、
トルクコンバータ2、プラネタリギア変速ギア機構3及
び油圧制御装置4を備えており、それぞれコンバータハ
ウジング5、トランスミッションケース6及びエクステ
ンションハウジング7、バルブボディ8及びオイルパン
9に収容されている。
上記トルクコンバータ2は、動力伝達効率を向上させる
ためのロックアツプクラッチ10を備えており、人力部
材11の回転動力を、トルクコンバータ2内の油流によ
り間接的に、又は上記ロックアツプクラッチ10の係合
によって直接的に変速ギア機構3の入力軸12に伝達す
る。
また、上記変速ギア機構3は、オーバドライブプラネタ
リギアユニット13を有するとともに、フロントプラネ
タリギアユニット14及びリアプラネタリギアユニット
15からなる主変速ユニット16を有している。
ここで、上記オーバドライブプラネタリギアユニット1
3は入力軸12に接続されていて、プラネタリビニオン
17を支持するキャリア18、入力軸12を包囲するサ
ンギア19、及び主変速ユニット16の入力軸20に連
結されるリングギア21からなっている。また、キャリ
ア18とサンギア19との間には、オーバドライブダイ
レクトクラッチC0及びワンウェイクラッチF0がそれ
ぞれ並列に配設されている。したがって、キャリア18
とサンギア19との間の動力伝達は、クラッチC0の作
動時にはこのクラッチC0を介して行われ、またクラッ
チC0の非作動時にはワンウェイクラッチF0を介して
一方向にのみ行われるようになっている。更に、サンギ
ア19とケース6との間にはオーバドライブブレーキB
0が配設されている。
次に、フロントプラネタリギアユニット14は出力軸2
2に接続されていて、プラネタリビニオン23を支持す
るキャリア24と、出力軸22を包囲する連結部材25
によりリアプラネタリギアユニット15のサンギア25
bと一体に構成されているサンギア25aと、入力軸2
0にフォワードクラッチC1を介して連結するリングギ
ア26とからなっている。また、入力軸20とサンギア
253の間にはダイレクトクラッチC□が、サンギア2
5aとケース6との間にはバンドブレーキからなるセカ
ンドコーストブレーキB1がそれぞれ介在してる。サン
ギア25aとケース6との間には、更に、ワンウェイク
ラッチF1を介して多機からなるセカンドブレーキB2
が配設されている。
そしてリアプラネタリギアユニット15は、プラネタリ
ビニオン27を支持するキャリア28、サンギア25b
、及び出力軸22に直結されるリングギア29からなっ
ていて、キャリア28とケース6との間には、1st&
RevブレーキB、とワンウェイクラッチF、が並列に
配設されている。
また上記サンギア19とケース6との間にはオーバドラ
イブブレーキB0が配設されている。更にサンギア19
には外径方向に延びる環状の鍔部30が固定されている
。この鍔部30には多数の孔又は切り欠きが形成されて
いて、抜孔又は切り欠きに対向してケース6に光又は磁
気等の非接触式の速度センサ31が設けられている。こ
の速度センサ31は、上記オーバドライブダイレクトク
ラッチC0の接続時、すなわちl速、2速、3速時に、
入力軸12と一体の上記鍔部300回転速度を検出する
。なお、図中、32は油圧ポンプである。
一方、エクステンションケース7内には、例えばECU
やESC等の電子制御B装置の制御パラメータとして用
いるため出力軸22の回転を検出する車速センサ33お
よび車両速度を車速メータに伝送するため出力軸22の
回転数を取り出す回転数検出ギア34が設置されている
。両センサ3133からの出力信号は他のセンサからの
出力信号と共に制御部に送られ、制御部はこれらの出力
信号に暴づいて油圧制御装置4(第4図参照)の各ソレ
ノイドバルブSt、St、S3.Saを制御する。
続いて、第4図に基づいて油圧制御装置4について説明
する。
図において、C−0,C−1,C−2は上記各クラッチ
の油圧サーボであり、B−0,B−1゜B−2,B−3
は上記各ブレーキの油圧サーボである。2はトルクコン
バータ、32は油圧ポンプ、37はストレーナである。
51は運転者が変速シフトを行う際に操作するマニュア
ルバルブであり、運転席のシフトレバ−にプッシュプル
ケーブルを介して連結されていて、シフトレバ−の動き
に応じて各ポジションP、R。
N、D、2nd、Lに切り替えられ、ライン圧ポートp
が、第5図(a)にそれぞれ○印で示すように各ポート
a、b、c、dに連通ずる。
また、52はライン圧をスロットルモジュレータ圧とリ
バース時のラインブレフシ中によって調圧するプライマ
リレギュレータバルブであり、調圧した油を後述するロ
ックアツプリレーバルブ57とセカンダリレギュレータ
バルブ55に供給する。
53はスロットルバルブであり、アクセルペダルの踏み
加減に対応して上下2個のスプリングを圧縮し、後述す
るカットバックバルブ59からのカットバックプレッシ
ャとにより、エンジンの出力に対応するスロットルプレ
ッシャを得るためのものである。
55はセカンダリレギュレータバルブであり、上記プラ
イマリレギュレータバルブ52からの油圧を調整して潤
滑油圧とするとともに、ロックアツプリレーバルブ57
に供給する。
56はロックアツプコントロールバルブであり、ロック
アツプリレーバルブ57のバルブ先端にかかる油圧を調
節する。また、該ロックアツプリレーバルブ57は、リ
ニアソレノイドバルブS3及びソレノイドリレーバルブ
58からの信号油圧により作動して、トルクコンバータ
2のロックアツプクラッチlOを係脱するものである。
59はカットバックバルブであり、カットバックプレッ
シャをスロットルバルブ53に作用させて、スロットル
プレッシャを調圧するものである。
該カントバンクバルブ59は、Lレンジ又はRレンジ以
外の時に、セカンドコーストブレーキB。
及びセカンドブレーキB2に供給される油圧により作動
する。
60は1速と2速とを切り替えるi−2シフトバルブで
あり、その先端にソレノイドバルブS2の油圧が供給さ
れるようになっていて、該バルブ60はl速時に右手位
置をとり、2.3.4速時に左半位置をとる。すなわち
、1速時においては右手位置にあり、セカンドコースト
ブレーキB、セカンドブレーキB2への油圧供給が常時
停止され、Lレンジの時にのみ1st & Revブレ
ーキB、への油圧供給が行われるようになっている。そ
して、2速になると上記バルブが左半位置となり、上記
マニュアルバルブ51からの油圧がセカンドブレーキB
2に供給されるようになる。また、2nd及びLレンジ
においては、後述する2−3シフトバルブからの油圧を
受け、これをセカンドコーストモジュレータバルブ66
を介してセカンドコーストブレーキBlに供給する。
また、61は2速と3速とを切り替える2−3シフトバ
ルブであり、その先端にソレノイドバルブS、の油圧が
供給されるようになっていて、該バルブ61は1.2速
時に右手位置をとり、3゜4速時に左半位置をとる。す
なわち1.2速時には停止されていたダイレクトクラッ
チCtへの油圧の供給が、3速になってバルブが左半位
置となることにより行われるようになる。
そして、62は3速と4速とを切り替える34シフトバ
ルブであり、その先端にソレノイドバルブ82の油圧が
供給されるようになっていて、該バルブ62は1,2.
3速時に右手位置をとり、4速時に左半位置をとる。す
なわち、1. 2. 3速時に供給されていたオーバド
ライブダイレクトクラッチC0への油圧が、4速になっ
てバルブが左半位置となることにより供給されなくなり
、方1.2.3速時に停止されていたオーバドライブブ
レーキB0への油圧の供給が行われるようになる。
63は車速か例えば9−/h以上の時に、ソレノイドバ
ルブStが開放されることによって作動し、ダイレクト
クラッチCtへの油圧を停止するためのリバースインヒ
ビットバルブである。また、65はローコーストモジュ
レータバルブ、66はセカンドコーストモジュレータバ
ルブであり、エンジンブレーキを効かせる時に作動させ
られる。
上記各油圧サーボC−0,C−1,C−2、B−0,8
−2にはそれぞれアキュムレータが備えられる。すなわ
ち、67はC0用アキエムレータ、68はC5用アキュ
ムレータ、69はB0用アキエムレータ、70はC1用
アキュムレータ、71ばB2用アキエムレータである一
上記B、用アキュムレータ69、C2用アキュムレータ
70及びB2用アキエムレータ71の各背圧室69a、
70a、71aに連通ずる油圧を調圧するとともに、ロ
ーコーストモジュレータバルブ65及びセカンドコース
トモジュレータバルブ66を調圧するため、アキュムレ
ータコントロールバルブ72が設けられている。
そして、S、及びS、は上述したように1−2シフトバ
ルブ60、?−3シフトバルブ61.34シフトバルブ
62を切換制御するソレノイドバルブであり、S、及び
S4はりニアソレノイドバルブであって、ソレノイドモ
ジュレータバルブ73で調圧された油圧が供給される。
また、74はオリフィスコントロールバルブ、75はカ
ットオフバルブ、76は、Dレンジ3速以上で供給され
るライン圧とRレンジで供給されるライン圧を自動的に
切換える三方弁である。
ここで、この自動変速機1の各ソレノイドバルブS、、
S、、S、、クラッチCa 、Cr 、Ct −ブレー
キBa 、Bz 、Bs及びワンウェイクラッチF、、
F、、F!は、各ポジションP、 R,。
N、 D、  2nd、  Lにおいてそれぞれ第5図
(b)に示す作動表のように制御される。
各クラッチCo 、Cr 、C!及び各ブレーキBF3
x、Bs は前述の3個のソレノイドバルブのオンオフ
の組み合わせによって制御され、また各レンジの設定は
油圧制御装置4内に設けられているマニュアルシフトバ
ルブ51を操作することにより行われる。
まず、Dレンジに設定された場合について説明する。
1速時では、オーバドライブダイレクトクラッチC0及
びフォワードクラッチC9がそれぞれ係合され、その他
のクラッチ及びブレーキは解放状態に制御される。した
がって、オーバドライブプラネタリギアユニット13は
、オーバドライブダイレクトクラッチC0を介して一体
となって直結状態になり、入力軸12の回転はそのまま
主変速ユニット16の入力軸20に伝えられる。また、
主変速ユニット16では、入力軸20の回転がフォワー
ドクラッチCIを介してフロントプラネタリギアユニッ
ト14のリングギア26に伝達され、更にキャリア24
及び咳キャリア24と一体の出力軸22に伝達されると
ともに、サンギア25bを介してリアプラネタリギアユ
ニット15のキャリア2Bに左方向の回転力を付与する
が、ワンウェイクラッチF、がキャリア28のこの方向
の回転を阻止阻止するため、キャリア28は回転しない
。この結果、プラネタリピニオン27が自転して出力軸
22と一体のリングギア29に動力を伝達する。
なお、ワンウェイクラッチF0はこのときのキャリア1
8の回転に対して係合するように作用する。またワンウ
ェイクラッチF2はコースト時には、フリーとなる。
また2速時には、オーバドライブダイレクトクラッチC
0、フォワードクラッチCI、及びセカンドブレーキB
2がそれぞれ係合され、他は解放状態に制御される。し
たがって、オーバドライブプラネタリギアユニット13
は直結状態に保持されるので、1速時と同様に入力軸1
2の回転がそのまま主変速ユニット16の人力軸20に
伝達される。また、謹上変速ユニット16は、入力軸2
0の回転がフォワードクラッチC3を介してフロントプ
ラネタリギアユニット14のリングギア26に伝わり、
プラネタリピニオン23を介してサンギア25aに左方
向の回転力を付与する。しかし、セカンドブレーキB2
が係合しているので、ワンウェイクラッチF、がサンギ
ア25aのこの方向の回転を阻止し、サンギア25aは
回転しない。したがって、キャリア24が回転し、フロ
ントプラネタリギアユニット14のみを経由して2速回
転が出力軸22に伝達″される。
なお、ワンウェイクラッチF、はコースト時にはフリー
となる。
更に、3速時には、オーバドライブダイレクトクラッチ
C0、フォワードクラッチC1、ダイレクトクラッチC
2及びセカンドブレーキB、が係合し、他のクラッチ及
びブレーキは解放状態に制御される。したがって、オー
バドライブプラネタリギアユニット13は直結状態を保
持し、また主変速ユニット16は、フォワードクラッチ
C1とダイレクトクラッチCオの係合によりフロントプ
ラネタリギアユニット14が一体の直結状態になって、
入力軸20の回転はそのまま出力軸22に伝達される。
そして4速すなわち最高速段では、フォワードクラッチ
C1、ダイレクトクラッチC2及びセカンドブレーキB
、が係合状態に保持されるとともに、オーバドライブダ
イレクトクラッチC0が解放され、かつオーバドライブ
ブレーキB0が係合するように切り変え制御される。ま
た他のブレーキは解放状態に保持制御される。
この状態では、サンギア19の回転がオーバドライブブ
レーキB、により阻止され、しかもワンウェイクラッチ
F0がキャリア18の回転を許容するように作用するの
で、キャリア1日の回転はプラネタリビニオン17を介
して増速されてリングギア21及び入力軸20に伝達さ
れ、これらリングギア21及び入力軸20はオーバドラ
イブ状態となる。一方、主変速ユニット16は直結状態
に保持されているので、この入力軸20のオーバドライ
ブ回転は出力軸22にそのまま伝達され、出力軸22も
オーバドライブ状態となる。
一方、ダウンシフト時は、4速−3速の場合、オーバド
ライブダイレクトクラッチC0が係合するとともにオー
バドライブブレーキB0が解放され、また3速−2速の
場合、ダイレクトクラッチC2が解放され、2速−1速
の場合、セカンドブレーキB工が解放される。
なお、Dレンジ走行をしていて、運転者がマニュアルバ
ルブによって2速にシフトダウンする場合に、セカンド
コーストブレーキB1の係合を早めてシフトダウン時に
惰行しないようにすることにより、運転者に与える空走
感をなくすようにしている。
次に、2tidレンジに設定された場合の作動を説明す
る。この2ndレンジの場合、1速及び3速においては
上記Dレンジの場合と同様である。したがって、l速及
び3速についての説明は省略する。
2速時には、フォワードクラッチC1、オーバドライブ
ダイレクトクラッチC0及びセカンドブレーキB!に加
えて、セカンドコーストブレーキB1が係合するように
制御される。この状態では、ブレーキB、が作動してい
るので、主変速ユニット16のサンギア25a、25b
がロックし、エンジンブレーキが作動するようになる。
なお、2ndレンジ走行をしていてl速から2速にシフ
トアンプする場合において、セカンドコーストブレーキ
B、の係合を遅らせてセカンドブレーキB2とセカンド
コーストブレーキB、とが同時に係合しないようにする
ことにより、シフトアップ時における運転者に与えられ
るショックを小さくするようにしている。
次にLレンジに設定された場合について説明する。
この17レンジにおける2速は、前述した2レンジにお
ける2速時と同様である。したがって、この2速につい
ての説明は省略する。
l速時にはフォワードクラッチC2、オーバドライブダ
イレクトクラッチC6に加えて、1st IRevブレ
ーキB、が係合するように制御される。
これにより、リアプラネタリギアユニット15のキャリ
ア28がロックされ、エンジンブレーキが作動するよう
になる。
次に、Rレンジに設定された場合について説明する。
オーバドライブダイレクトクラッチGo、ダイレクトク
ラッチC2及びブレーキB、が係合され、他のクラッチ
及びブレーキは解放状態に制御される。したがって、オ
ーバドライブプラネタリギアユニット13は直結状態と
なり、入力軸12の回転は入力軸20にそのまま伝達さ
れる。主変速ユニット16において、人力軸20の回転
がダイレクトクラッチC□により直接サンギア25a、
25bに伝達される。そしてブレーキB、によりリアキ
ャリア28の回転がロックされているので、サンギア2
5a、25bの回転はプラネタリビニオン27を介して
リングギア29に逆回転として伝達され、出力軸22が
逆転する。
ところで、車速か所定速度、例えば9 km / h以
上にあるときには、マニュアルバルブをRレンジに操作
しても、ダイレクトクラッチCtが係合されないように
なっている。これにより、所定速度以上での走行中にお
いては、出力軸22が逆回転状態とはならないようにし
ている。
次に、本発明の自動変速機における油圧制御装置の1実
施例について説明する。
第1図は、第4図におけるダイレクトクラッチの油圧サ
ーボC−2に関係する油圧回路のみを示している。なお
、図ではリバースコントロールバルブ63を省略してい
る。
前述したように、本発明においては、Dレンジ3速以−
にで供給されるライン圧とRレンジで供給されるライン
圧を自動的に切換えるための切換弁76が設けられてい
る。切換弁76の一方の入力ポート16aは、マニュア
ルバルブ51のRレンジ出カポ−)dに接続され、切換
弁76の他方の入力ポードア6bは、2−3シフトバル
ブ61のライン圧出カポ−トロ1aに接続され、また、
切換弁76の出カポ−)76cは油圧サーボC−2に接
続されている。そして、切換弁76の出カポ)76cと
油圧サーボC−2との間に第1のオリフィス77を設け
ると共に、切換弁76の入力ポードア6bと2−3シフ
トバルブ61のライン圧出カポ−1−613との間に第
2のオリフィス79を設けている。
上記構成からなる本発明の作用について説明する。
Dレンジにおいては、マニュアルバルブ51の切換えに
より、ポートpとポートaが連絡しライン圧がソレノイ
ドバルブS、および2−3シフトバルブ61に供給され
る。2速から3速の変速時には、ソレノイドバルブS、
がオフするため2−3シフトバルブ61の制御ポート6
1bに油圧が作用し、該バルブ61は図で左半位置に切
換えられる。従って、ライン圧は出力ポートロ1a、第
2のオリフィス79を経て切換弁76の人力ポードア6
bに供給され、ボール弁体76dを図で左方向に移動さ
せるため、ライン圧は出力ポードア6c、第1のオリフ
ィス77を経て油圧サーボC−2に供給される。
Rレンジにおいては、マニュアルバルブ51の切換えに
より、ポートpとポートdが連絡し、ポートaは遮断さ
れ、ライン圧はポートdから切換弁7Gの入カポ−)7
6aに供給され、ボール弁体76dを図で右方向に移動
させるため、ライン圧は出力ポードア6C1第1のオリ
フィス77を経て油圧サーボC−2に供給される。
従って、2速から3速の変速時には、第2のオリフィス
79および第1のオリフィス77により絞られて油圧サ
ーボC−2に供給されるため、ダイレクトクラッチC2
が徐々に係合しシフトショックが防止される。また、後
進時には、第1のオリフィス77のみにより絞られて油
圧サーボC−2に供給されるため、ダイレクトクラッチ
C2がより速く係合し変速のタイムラグが防止される。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の目的に基づき種々の変形が可能である。
例えば、上記実施例においては、ダイレクトクラッチC
8に通用した例を示しているが、クラッチまたはブレー
キを異なる変速で使用する場合において通用されるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動変速機における油圧制御装置の1
実施例を示す油圧回路図、第2図は本発明を通用した自
動変速機の全体断面図、第3図はその概略構成図、第4
図はその油圧制御装置を示す回路図、第5図(a)は各
レンジにおけるマニュアルバルブの作動を説明するため
の図、第5図(b)は各レンジにおけるソレノイドバル
ブ、クラッチ、ブレーキ、ワンウェイクラッチの作動状
態を示す図である。 C−2・・・油圧サーボ、76・・・切換弁、76a、
76b・・・入力ポート、76c・・・出力ポート、7
7・・・第1のオリフィス、77・・・第2のオリフィ
ス。 出 願 人 アイシン・エイ・ダブリュ株弐会社(外1
名) 代理人弁理士  白 井 博 樹(外5名)第1 図 51マニz7)レノぐルフ 第 図 (a) 第 図 (b) 手 続 ネ甫 正 書 (方式) 発明の名称 自動変速機における油圧制御装置 3゜ 補正をする者 事件との関係

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遊星歯車機構の所定回転要素を係合、解放するク
    ラッチまたはブレーキ用の油圧サーボと、該油圧サーボ
    に2つの変速状態に応じて選択的に油圧を供給する切換
    弁とを備える自動変速機における油圧制御装置において
    、前記切換弁は、2つの変速状態に応じて選択的に油圧
    が供給される2つの入力ポートと前記油圧サーボに出力
    される出力ポートとを有し、該出力ポートと油圧サーボ
    との間に第1のオリフィスを配設すると共に、いずれか
    1つの入力ポート側に第2のオリフィスを配設すること
    を特徴とする自動変速機における油圧制御装置。
  2. (2)前記クラッチが、3速時および後進時の2つの変
    速状態で係合されるクラッチであることを特徴とする請
    求項1記載の自動変速機における油圧制御装置。
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