JPH02277624A - 包装用シュリンクフィルム - Google Patents

包装用シュリンクフィルム

Info

Publication number
JPH02277624A
JPH02277624A JP1100790A JP10079089A JPH02277624A JP H02277624 A JPH02277624 A JP H02277624A JP 1100790 A JP1100790 A JP 1100790A JP 10079089 A JP10079089 A JP 10079089A JP H02277624 A JPH02277624 A JP H02277624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
base material
foamable microcapsule
film base
shrink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1100790A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Wakata
員義 若田
Masanao Tajiri
政直 田尻
Shunsuke Shioi
塩井 俊介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1100790A priority Critical patent/JPH02277624A/ja
Publication of JPH02277624A publication Critical patent/JPH02277624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐衝撃性が改善され、しかも防滑機能を有す
る包装用シュリンクフィルムに関する。
〔従来の技術〕
収縮(シュリンク)包装は、■被包装物の保護が良好で
ある。■包装材料費及び作業費が安い。■途中での開封
が不可能で、保証包装の機能を有する。■外観が向上し
1、セールスアピールが高(なる等のメリットを有する
ため商業及び工業包装として普及している。
しかし、シュリンク包装はこの様に多くのメリットを有
するが、その性能に関してはまだ改善の望まれる点があ
る。例えば、■この包装は被包装物の保持と固定が充分
であるために内容物は破損を比較的少は難いが、材質の
クツション性が充分とは言い難いために強い衝撃に耐え
ることは出来ない。又■包装に使用されるフィルムは、
一般にポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリ塩化ビニル等の延伸フィルムであり、これらの基材
の表面は摩擦抵抗が小さいため包装品は荷くずれを生じ
易く、その際に内容物が衝撃による破損を受は易い。と
言う問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、・従来のシュリンク包装のもつ上記欠
点を解消し、耐衝撃性が改善され、しかも優れた防滑機
能を有する包装用シュリンクフィルムを提供することに
ある。
〔課題点を解決するための手段〕
本発明は熱収縮フィルム基材に発泡性マイクロカプセル
層を設けたことを特徴とする包装用シュリンクフィルム
である。
〔作用〕
本発明に用いられるフィルム基材には、通常シュリンク
用フィルムとして用いられるものが挙げられ、例えば、
ポリエチレン、放射線照射ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステ
ル、ポリスチレン、EVA、アイオノマー収縮フィルム
、プライオフィルム等の材質からなる厚さ10〜500
μのフィルムが挙げられる。
発泡性マイクロカプセル層は、通常上記の如きフィルム
基材に発泡性マイクロカプセル分散液を塗工して形成さ
れるが、発泡性マイクロカプセルとしては例えば、芯物
質としてn−ブタン、iブタン、ペンタン、ネオペンク
ンの様な低沸点の炭化水素を内包し、カプセルの壁膜材
として塩化ビニリデン、アクリロニトリル、メチルメタ
クリレートの様な(メタ)アクリル酸エステル、スチレ
ンの様な芳香族ビニル化合物を主成分とする熱可塑性樹
脂を使用した発泡性マイクロカプセルがあり、市販品と
しては、マツモトマイクロスフェアF−30、F−50
、F−80(松本油脂製)、エクスパンセルWU−64
2、WU−551,、WU−461(日本フィライト製
)等を例示出来る。
マイクロカプセルを含有する層には、上記マイクロカプ
セルの他にこれを支持体に固定する為の接着剤が使用さ
れる。
接着剤としては、水性系として塗布する場合に水溶性バ
インダー、ラテクンス系バインダー、非水性系として塗
布する場合には油溶性バインダーが使用され、又電子線
若しくは紫外線で硬化する場合にはエチレン性不飽和結
合を有するモノマーオリゴマー若しくはプレポリマーが
使用される。
水溶性バインダーとしては、例えばゼラチン、アルブミ
ン、カゼイン等のプロティン類、穀物澱粉、α化澱粉、
酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱粉等の澱粉類
、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース等のセルロース類、寒天、アルギン酸ソーダ、ア
ラビアゴム等の多糖類の如き水溶性天然高分子化合物、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリル酸、ポリアクリルアミド、マレイン酸共重合体等
の如き水溶性合成高分子化合物があり、ラテックス系バ
インダーとしては、スチレン・ブタジェンラテックス、
アクリロニトリル・ブタジェンラテックス、アクリル酸
エステル系ラテックス、酢酸ビニル系ラテックス、塩化
ビニリデン系ラテッスク、メチルメタクリレート・ブタ
ジェンラテックス及びこれらのカルボキシ変性(例えば
アクリルM)ラテックス等が挙げられる。
油溶性バインダーとしては例えばロジン(ガムロジン、
ウッドロジン、トール油ロジン)ラテックス、コーパル
、ダルマン、ギルツナイト、ゼイン等の天然樹脂、硬化
ロジン、エステルガムおよびその他のロジンエステル、
マレイン酸樹脂、フマル酸樹脂、二重化ロジン、重合ロ
ジン、ロジン変性フェノール樹脂、メチルセルロース、
エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、エチルヒドロキシエチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、セルロースア
セテートプロピオネート、セルロースアセテートブチレ
ート、ニトロセルロース等の半合成樹脂、フェノール樹
脂、キシレン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ケトン樹
脂、クロマン・インデン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂
、環化ゴム、塩化ゴム、アルキド樹脂、ポリアミド樹脂
、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル・酢酸ビ
ニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、エチレン・無水マレイ
ン酸共重合体、スチレン・無水マレイン酸共重合体、メ
チルビニルエーテル・無水マレイン酸共重合体、イソブ
チレン・無水マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコー
ル、変性ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール
(ブチラール樹脂)、ポリビニルピロリドン、塩素化ポ
リプロピレンスチレン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタ
ン等の合成樹脂等が挙げられる。電子線或いは紫外線で
硬化するエチレン性不飽和結合を有する七ツマ−、オリ
ゴマー、或いはプレポリマーとしては、例えばスチレン
、メチルメタクリレ−1−、ブチルメタクリレート、ポ
リエチレングリコールジアクリレート、プロピレングリ
コールジメタクリレート、ペンタエリストールアクリレ
ート、トリメチロールプロパンジアクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラアクリレート、ヘキサンジオール
ジアクリレート、■、2−ブタジオールアクリレート、
エポキシ樹脂とアクリル酸との反応物、メタクリル酸と
ペンタエリストールとアクリル酸との反応物、マレイン
酸とジエチレングリコールとアクリル酸との縮合物等が
挙げられる。
中でも、シュリンク処理の温度下で可塑化されるものが
好ましい。
発泡性マイクロカプセルと接着剤との配合比率は、通常
接着剤100重量部に対して発泡性マイクロカプセルが
1〜90部、好ましくは3〜50重量部、より好ましく
は5〜30重量部である。
発泡性マイクロカプセルと接着剤を主成分とする塗料に
は、他に水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、クレー
、カオリン、酸化チタン、プラスチンクピグメント等の
顔料、界面活性剤、分散剤、消泡剤、着色剤又は蛍光染
料等を必要に応して添加することも可能である。
塗液は、例えば水や有機溶剤等の媒体に発泡性マイクロ
カプセル及び必要により顔料を分散、更に接着剤を添加
して調製する。
調製された塗液は、上記の如き熱収縮性フィルム基材の
両面又は片面に例えばエアーナイフコタ、パーコーター
、ロールコータ−、グラビアコーター等公知の塗工機を
使用して塗布される。
その際、フィルム基材とカプセル層との接着性が不足す
る場合には、基材に予め接着剤を含有する下塗り層を設
る或いはコロナ処理をする等の前処理を行うことが出来
る。
該カプセル塗液の塗布量は、効果とコストの面から通常
1〜50g/m”(固形換算)より好ましくは2〜30
g/m”である。
本発明においては、カプセルが既に発泡状態にあるもの
をシュリンクフィルムとして使用してもよいが、滑り易
さから(る取扱い易さの点から未発泡状態のカプセル層
を有するフィルムを用いる方が好ましい。
又、このフィルムの使用に際して発泡性マイクロカプセ
ル層が包装しようとする物品に対して、内側、外側いず
れになるように使用しても耐衝撃性に関しては効果を発
揮するが、防滑性の効果の点では外側にある方が好まし
い。
「実施例」 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明は実
施例のみに限定されるものではない。また特に断らない
限り、例中の部、%は各々重量部、重量%′をさす。
実施例 発泡性マイクロカプセル含有塗液として下記組成物の塗
液を調製し、厚さ100μmの熱収縮性ポリエチレンフ
ィルムに乾燥重量が10g/m2となるようにバーコー
ターで塗布し、80℃で60秒加熱乾燥して未発泡のマ
イクロカプセルを含有する塗布層を設けた。
こうして得たフィルムを用い、カプセル層を外側にして
ダンボール箱をシュリンク包装した結果、カプセル層を
持たないポリエチレンフィルムで包装したものより滑り
難<、積み重ねてたのちは荷崩れを起こし難かった。
(発泡性マイクロカプセル含有塗布液)発泡性マイクロ
カプセル        7部(商品名;エクスパンセ
ルWU−461、日本フィライト社製) エチレン−酢酸ビニル共m合体       90部(
固形分濃度58%、) (商品名;スミカフレックス753、 住友化学社製)
水                       5
0部〔効果〕 本発明の防滑性シュリンクフィルムは、これを使用して
シュリンク包装すると、シュリンク包装特有の包装効果
が得られる外、マイクロカプセルの塗布層を設けている
ためクツション性があって耐衝撃性が改善され、しかも
防滑機能が改浮されるため包装物は荷崩れを防ぐことが
出来、被包装物を衝撃による破損から守ることができる
等、優れた包装が可能となる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱収縮性フィルム基材に発泡性マイクロカプセル
    層を設けたことを特徴とする包装用シュリンクフィルム
  2. (2)発泡性マイクロカプセルが未発泡状態である請求
    項(1)記載の包装用シュリンクフィルム。
JP1100790A 1989-04-19 1989-04-19 包装用シュリンクフィルム Pending JPH02277624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1100790A JPH02277624A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 包装用シュリンクフィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1100790A JPH02277624A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 包装用シュリンクフィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02277624A true JPH02277624A (ja) 1990-11-14

Family

ID=14283236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1100790A Pending JPH02277624A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 包装用シュリンクフィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02277624A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0526816U (ja) * 1991-09-20 1993-04-06 積水化成品工業株式会社 紙箱用内部包装材
US8932706B2 (en) * 2005-10-27 2015-01-13 Multi-Color Corporation Laminate with a heat-activatable expandable layer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0526816U (ja) * 1991-09-20 1993-04-06 積水化成品工業株式会社 紙箱用内部包装材
US8932706B2 (en) * 2005-10-27 2015-01-13 Multi-Color Corporation Laminate with a heat-activatable expandable layer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3619842A (en) Method articles and compositions of matter containing large capsules
JPS5835878B2 (ja) 感圧複写用セットの製法
JPH02277624A (ja) 包装用シュリンクフィルム
JPH02164527A (ja) 防滑性シート
JPH0770773A (ja) 防錆シート
JPH0634143Y2 (ja) ブックカバー
JP2010043167A (ja) 防滑性粘着シート
JPH02258246A (ja) 防滑性シートの製造方法
JP3763173B2 (ja) 防湿積層体
JP3166438B2 (ja) 防錆シート
JPH0584860A (ja) ランチ・オン・マツト
JPH0313327A (ja) 防滑性紙管
JPH03234598A (ja) 機密性葉書
JP5914285B2 (ja) 防滑性シート
JPH0732742Y2 (ja) 防滑性敷物
JP3170050B2 (ja) 感圧記録シートおよびその製造方法
JPH06226902A (ja) 防滑性付与用転写シート及びこれを用いた防滑性付与方法
JPH04353167A (ja) 養生シート
JPH02220839A (ja) 防滑性シート
JPH06166132A (ja) 防滑性粘着シートの製造方法
JPH05229022A (ja) 発泡体シートの製造方法
JP3063273B2 (ja) 防錆シート
JP2726080B2 (ja) 自己発色型感圧記録シートおよびその製造方法
JPH05245965A (ja) 両面防滑性シート
JPH02202442A (ja) 防滑性シート