JPH0227694Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227694Y2 JPH0227694Y2 JP11181285U JP11181285U JPH0227694Y2 JP H0227694 Y2 JPH0227694 Y2 JP H0227694Y2 JP 11181285 U JP11181285 U JP 11181285U JP 11181285 U JP11181285 U JP 11181285U JP H0227694 Y2 JPH0227694 Y2 JP H0227694Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- engagement
- buffer body
- clutch drum
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 10
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 5
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本考案は、たとえば、エンジンと刈払装置等の
作業装置とを連動する伝動装置のごとく、遠心ク
ラツチと伝動軸を介して連結する伝動装置に設け
た伝動軸の緩衝接手装置に係るものである。
作業装置とを連動する伝動装置のごとく、遠心ク
ラツチと伝動軸を介して連結する伝動装置に設け
た伝動軸の緩衝接手装置に係るものである。
(b) 従来技術および解決しようとする問題点
従来、この種の伝動装置においては、作業にお
ける衝撃がエンジンに伝達されることを防ぎ、あ
るいは、エンジンと伝動軸との間の振動の伝達を
防止するために、ゴム等の弾性体よりなる緩衝体
を介在せしめているが、この緩衝体はクラツチド
ラムの側面に焼付固着され、また中心部に伝動軸
が係合する係合部が焼付固着されていた。この構
成では、駆動軸、被駆動軸、遠心クラツチのスプ
ライン孔、クラツチドラムの係合部等の軸心線を
正確に一致させることが困難で、振動発生の原因
となつていた。
ける衝撃がエンジンに伝達されることを防ぎ、あ
るいは、エンジンと伝動軸との間の振動の伝達を
防止するために、ゴム等の弾性体よりなる緩衝体
を介在せしめているが、この緩衝体はクラツチド
ラムの側面に焼付固着され、また中心部に伝動軸
が係合する係合部が焼付固着されていた。この構
成では、駆動軸、被駆動軸、遠心クラツチのスプ
ライン孔、クラツチドラムの係合部等の軸心線を
正確に一致させることが困難で、振動発生の原因
となつていた。
(c) 問題を解決するための手段および作用
本考案は、クラツチドラムの側面に適宜半径位
置に軸方向に突出する複数の係合軸に挿脱自在に
嵌合する係合孔を備えた弾性材料よりなる緩衝体
を設け、被駆動軸の1端に設けた係合軸部29を
係脱自在に係合して回転方向に係止する係合筒を
前記緩衝体の中心部に一体に固着して設けたもの
で、駆動軸と被駆動軸との間に介在する伝動部分
の軸心線に対する精度上の誤差を吸収して振動を
なくすとともに、構造簡単で製作容易で、しかも
組み付けを容易とするものである。
置に軸方向に突出する複数の係合軸に挿脱自在に
嵌合する係合孔を備えた弾性材料よりなる緩衝体
を設け、被駆動軸の1端に設けた係合軸部29を
係脱自在に係合して回転方向に係止する係合筒を
前記緩衝体の中心部に一体に固着して設けたもの
で、駆動軸と被駆動軸との間に介在する伝動部分
の軸心線に対する精度上の誤差を吸収して振動を
なくすとともに、構造簡単で製作容易で、しかも
組み付けを容易とするものである。
(d) 実施例
以下、図面により本考案の1実施例について詳
細な説明を行なう。
細な説明を行なう。
図において、エンジンのクランクケース1にベ
アリング3,5を介して軸支された駆動軸7には
マグネツトホイル9、遠心クラツチ11の支持体
12が駆動軸7の先端に螺合するねじ筒13によ
つて固着されている。支持体12には半径方向に
移動自在のシユー14が支持されて、弾機(図示
せず)によつて中心方向に付勢されている。シユ
ー14の外周に近接するクラツチドラム15のボ
ス部17がねじ筒13の外周に回転自在に支持さ
れている。マグネツトホイル9の側面には冷却用
のフアン19,19が固着し、外周に近接して点
火用コイル21が設けられている。クラツチドラ
ム15の側面の適宜半径位置には、複数の係合軸
23,23が軸方向に突出して溶着され、ゴム等
の弾性材料よりなる緩衝体25の係合孔26が係
脱自在に挿入されている。緩衝体25の中心部に
は被駆動軸27の1端に設けた角形の係合軸部2
9に係脱自在に係合して半径方向に係止する係合
孔31を備えた係合筒33が一体に埋設して焼付
固着されている。
アリング3,5を介して軸支された駆動軸7には
マグネツトホイル9、遠心クラツチ11の支持体
12が駆動軸7の先端に螺合するねじ筒13によ
つて固着されている。支持体12には半径方向に
移動自在のシユー14が支持されて、弾機(図示
せず)によつて中心方向に付勢されている。シユ
ー14の外周に近接するクラツチドラム15のボ
ス部17がねじ筒13の外周に回転自在に支持さ
れている。マグネツトホイル9の側面には冷却用
のフアン19,19が固着し、外周に近接して点
火用コイル21が設けられている。クラツチドラ
ム15の側面の適宜半径位置には、複数の係合軸
23,23が軸方向に突出して溶着され、ゴム等
の弾性材料よりなる緩衝体25の係合孔26が係
脱自在に挿入されている。緩衝体25の中心部に
は被駆動軸27の1端に設けた角形の係合軸部2
9に係脱自在に係合して半径方向に係止する係合
孔31を備えた係合筒33が一体に埋設して焼付
固着されている。
以上の実施例において、駆動軸7が所定の回転
速度に達すると、遠心力によつてシユー14がク
ラツチドラム15の内面に押圧され、駆動軸7の
動力は、遠心クラツチ11によつてクラツチドラ
ム15に伝達され、係合軸23,23から緩衝体
25を経て、係合筒33から被駆動軸27に伝達
されるものである。
速度に達すると、遠心力によつてシユー14がク
ラツチドラム15の内面に押圧され、駆動軸7の
動力は、遠心クラツチ11によつてクラツチドラ
ム15に伝達され、係合軸23,23から緩衝体
25を経て、係合筒33から被駆動軸27に伝達
されるものである。
(e) 考案の効果
本考案は、請求の範囲に記載のとおりの構成で
あるから、構造簡単で容易に着脱することがで
き、しかも駆動軸と被駆動軸との間に介在する伝
動部分の軸心線に対する精度の誤差を吸収して振
動を防止するとともに、加工容易となり安価に製
作することができるものである。
あるから、構造簡単で容易に着脱することがで
き、しかも駆動軸と被駆動軸との間に介在する伝
動部分の軸心線に対する精度の誤差を吸収して振
動を防止するとともに、加工容易となり安価に製
作することができるものである。
なお、係合軸23をクラツチドラム15に固着
する手段は、溶着に限定されるものではなく、ね
じによる螺着その他の手段でもよい。また係合筒
33を廃して係合孔31を直接緩衝体25に設け
てもよい。
する手段は、溶着に限定されるものではなく、ね
じによる螺着その他の手段でもよい。また係合筒
33を廃して係合孔31を直接緩衝体25に設け
てもよい。
なお、本考案は前述の実施例に限定されるもの
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
ではなく、他の態様においても実施しうるもので
ある。また、請求の範囲に示す符号は本考案の技
術的範囲を限定するものではない。
第1図は本考案の1実施例の側断面図である。
7……駆動軸、11……遠心クラツチ、12…
…支持体、14……シユー、15……クラツチド
ラム、23……係合軸、25……緩衝体、27…
…被駆動軸。
…支持体、14……シユー、15……クラツチド
ラム、23……係合軸、25……緩衝体、27…
…被駆動軸。
Claims (1)
- 駆動軸7の1端に固着する支持体12に半径方
向に移動自在に支持されて、弾機によつて中心方
向に付勢されたシユー14を設け、前記シユー1
4の外周に近接するクラツチドラム15を、前記
駆動軸7と同軸心線上に回転自在に設け、前記ク
ラツチドラム15の側面の適宜半径位置に軸方向
に突出する複数の係合軸23を設け、前記係合軸
23に挿脱自在に嵌合する係合孔26を備えた弾
性材料よりなる緩衝体25を設け、被駆動軸27
の1端に設けた係合軸部29に係脱自在に係合し
て回転方向に係止する係合筒33を前記緩衝体2
5の側面中心部に一体に固着して設けたことを特
徴とする伝動軸の緩衝接手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11181285U JPH0227694Y2 (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11181285U JPH0227694Y2 (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6220223U JPS6220223U (ja) | 1987-02-06 |
JPH0227694Y2 true JPH0227694Y2 (ja) | 1990-07-26 |
Family
ID=30992085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11181285U Expired JPH0227694Y2 (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0227694Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-23 JP JP11181285U patent/JPH0227694Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6220223U (ja) | 1987-02-06 |
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