JPH02275410A - 光アイソレータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔１既　　要〕 光通信等に使用される光アイソレータに関し、小型、コ
ンパクトで、振動や衝撃に対して影響されない光アイソ
レータを提供することを目的とし、 一端が長さ方向に垂直な平面を有し、他端が長さ方向と
４５度の角度の第２の平面を有する所定の直径の円柱状
の第１のガラスの該第２の平面に、偏光分離膜を設け、
偏光分離膜に、第１のガラスと同一構造の円柱状の第２
のガラスの他端が長さ方向と４５度の角度の第３の平面
をそれぞれの中心軸が一致するように固着した偏光子と
、偏光子と同一構造を有する検光子と、偏光子又は検光
子と同一直径を有し円柱状の中空部を有する筒状の磁石
の中空部に、入射光に対してファラデー効果を与える円
柱状の物質を勘合するように挿入して固着したファラデ
ー回転子と、非磁性の材料からなる筒状物質とを有し、
筒状物質の中空内に、偏光子、ファラデー回転子及び検
光子を勘合するように挿入して光軸を互いに一致させ、
かつ、偏光子及び検光子の偏光分離膜が互いに平行にな
るように設定した状態から、検光子を偏光子に対して光
軸のまわりに４５度回転させて固定し、偏光子に入射し
た光は検光子から出力され、検光子から入射した光は偏
光子から出力されないように構成する。

（産業上の利用分野〕 本発明は、光通信等に使用される光アイソレータの改良
に関するものである。

この際、小型、コンパクトで、振動や衝撃に対して影響
されない光アイソレータが要望されている。

〔従来の技術〕

第３図は従来例の光アイソレータの構成を示す図である
。

第３図において、従来の光アイソレータは周知のように
偏光子１、円筒状の永久磁石２−２内に入射光に対して
ファラデー効果を与える物質（例えばＹＩＧ）２−１を
設けたファラデー回転子２及び検光子３からなり、それ
ぞれの光軸が互いに一致するように構成される。

偏光子ｌは、三角プリズム１−１にＴｉ０ｚ、ＳｉＯ□
等の多層膜を蒸着して偏光分離膜１−３を形成し、更に
この偏光分離膜１−３の上に三角プリズム１−２を固着
する。（これをローションプリズムと称する）。上記ロ
ーションプリズムを金属（材料は例えばステンレス）で
作った台１−４に接着剤により固着する。検光子３も同
様にして作られる。

そして上記偏光子１、ファラデー回転子２及び検光子３
を光軸が一致するように設定する。更に、検光子３を、
光軸と垂直な面において偏光子１、ファラデー回転子２
に対して４５度回転させた状態で外部支持体に固定する
。

この結果、偏光子１に入射した一定の偏波面を有する光
は、光アイソレータを光軸のまわりに回転させて光の偏
波面に合わせることにより偏光子１をそのまま通過し、
ファラデー回転子２により入射光の偏波面が光軸のまわ
りに４５度回転させられて、検光子３に入射する。そこ
で偏光子１、ファラデー回転子２に対して、光軸のまわ
りに４５度回転させて設定した検光子３をそのまま通過
して出力する。

一方、検光子３に入射した光は、ファラデー回転子２に
より更に４５度回転して偏光子１に入射するが、入射光
の偏波面が偏光子１の偏光分離膜の通過可能な偏波面と
９０度の角度をなすため、入射光は出力を阻止される。

このようにして光アイソレータとして動作する。

〔発明が解決しようとする課題］ しかしながら上述の光アイソレータにおいては、全体と
して形状が大きくなり、又、外部支持体に対して各構成
部品が部分的にしか固定されていないため、振動や衝撃
の影響を受けやすいという問題点があった。

したがって本発明の目的は、小型、コンパクトで、振動
や衝撃に対して影響されない光アイソレータを提供する
ことにある。

〔課題を解決するための手段］ 上記問題点は第１図に示す光アイソレータの構成によっ
て解決される。

即ち第１図において、１００は一端が長さ方向に垂直な
平面を有し、他端が長さ方向と４５度の角度の第２の平
面を有する所定の直径の円柱状の第１のガラスの第２の
平面に偏光分離膜を設け、偏光分離膜に、第１のガラス
と同一構造の円柱状の第２のガラスの他端が長さ方向と
４５度の角度の第３の平面をそれぞれの中心軸が一致す
るように固着した偏光子である。

３００は偏光子と同一構造を有する検光子である。

２００は偏光子又は検光子と同一直径を有し円柱状の中
空部を有する筒状の磁石２２０の中空部に、入射光に対
してファラデー効果を与える円柱状の物質を勘合するよ
うに挿入して固着したファラデー回転子である。

５００は非磁性の材料からなる筒状物質である。

そして、筒状物質の中空内に、偏光子、ファラデー回転
子及び検光子を勘合するように挿入して光軸を互いに一
致させ、かつ、偏光子及び検光子の偏光分離膜が互いに
平行になるように設定した状態から、検光子を該偏光子
に対して光軸のまわりに４５度回転させて固定し、偏光
子に入射した光は検光子から出力され、検光子から入射
した光は偏光子から出力されないように構成する。

〔作　用〕

第１図において、筒状物質５００の中空内に、偏光子ｌ
ＯＯ、ファラデー回転子２００及び検光子３００を勘合
するように挿入して光軸が互いに一致するように設定す
る。そして、偏光子１００及び検光子３００の偏光分離
膜が互いに平行になるように設定した状態から、検光子
３００を偏光子１００に対して光軸のまわりに４５度回
転させて固定する。

この結果、小型、コンパクトで、かつ、全周接着による
ため振動や衝撃に対して影響されない光アイソレータを
作ることができる。

〔実施例〕

第２図は本発明の実施例の光アイソレータの構成を示す
図である。

企図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図において、円筒状のガラス１１の一端を中心軸と
垂直な平面、他端を中心軸と４５度の角度の平面に作り
、４５度の角度の平面に、Ｔｉ０ｚ、ＳｉＯ□等の多層
膜の蒸着により偏光分離膜１３を形成する。

この偏光分離膜１３の上に、１１と同形の円筒状のガラ
ス１２を互いに光軸が一致するように設定して固着する
。このようにして偏光子１０．検光子３０を作る。

又ファラデー回転子２０は、エピタキシャル成長法によ
りＹＩＧ２１を円筒状に作り、中空の円筒状の永久磁石
２２内にかん合するように挿入する。

そして筒状物質（例えばステンレス）５０の中空内に、
偏光子１０、ファラデー回転子２０及び検光子３０をか
ん合するように挿入して光軸が互いに一致するように設
定する。そして検光子３０を偏光子１０に対して光軸の
まわりに４５度回転させて固定する。固定方法としては
、偏光子１０、ファラデー回転子２０及び検光子３０を
筒状物質５０の中空内に挿入する前に、偏光子１０１フ
アラデー回転子２０及び検光子３０の全周方向に接着剤
を塗布して挿入し固定する。

上記構成により、光アイソレータとしての動作は従来例
の場合と同様に行う。

この結果、小型、コンパクト（円筒の直径、長さ共従来
の約１７２）で、かつ、振動や衝撃に対して影響されな
い光アイソレータを作ることができる。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、小型、コンパクト
で、かつ、全周接着によるため振動や衝撃に対して影響
されない光アイソレータを作ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明の実施例の光アイソレータの構成を示す
図、 第３図は従来例の光アイソレータの構成を示す図である
。 図において １００は偏光子、 ２００はファラデー回転子、 ３００は検光子、 は筒状物質 を示す。 ４把１良び舶口 （ＣＬ） 全体の溝へ圀 （Ｃン 本佑９月内（応舌１の史？イツし一タα請仄９示弯回烙
　２　（２） 偏１）疋ひＩＬ子 （α） ７７う子−回に＋ 坐着、の構に回 （Ｃ） 水化９月の原イ菌 奈 従巣剖の＃−フイ・几−９の積→７乏子１２ネ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　一端が長さ方向に垂直な平面を有し、他端が長さ方向
   と４５度の角度の第２の平面を有する所定の直径の円柱
   状の第１のガラスの該第２の平面に、偏光分離膜を設け
   、該偏光分離膜に、該第１のガラスと同一構造の円柱状
   の第２のガラスの他端が長さ方向と４５度の角度の第３
   の平面をそれぞれの中心軸が一致するように固着した偏
   光子（１００）と、 該偏光子と同一構造を有する検光子（３００）と、該偏
   光子又は検光子と同一直径を有し円柱状の中空部を有す
   る筒状の磁石（２２０）の該中空部に、入射光に対して
   ファラデー効果を与える円柱状の物質を勘合するように
   挿入して固着したファラデー回転子（２００）と、 非磁性の材料からなる筒状物質（５００）とを有し、該
   筒状物質の中空内に、該偏光子、ファラデー回転子及び
   検光子を勘合するように挿入して光軸を互いに一致させ
   、かつ、該偏光子及び検光子の偏光分離膜が互いに平行
   になるように設定した状態から、該検光子を該偏光子に
   対して光軸のまわりに４５度回転させて固定し、該偏光
   子に入射した光は検光子から出力され、該検光子から入
   射した光は偏光子から出力されないようにしたことを特
   徴とする光アイソレータ。