JPH04104218A - 光アイソレータ - Google Patents

光アイソレータ

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Publication number
JPH04104218A
JPH04104218A JP22396990A JP22396990A JPH04104218A JP H04104218 A JPH04104218 A JP H04104218A JP 22396990 A JP22396990 A JP 22396990A JP 22396990 A JP22396990 A JP 22396990A JP H04104218 A JPH04104218 A JP H04104218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical adjustment
garnet
lenses
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP22396990A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Saito
斎藤 準二
Hideaki Kaneda
英明 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP22396990A priority Critical patent/JPH04104218A/ja
Publication of JPH04104218A publication Critical patent/JPH04104218A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば光通信や光伝送で用いる光アイソレー
タに関し、特に光フアイバー間で用いる偏光依存性の無
い光アイソレータに関する。
[従来の技術J 従来、光通信や光伝送で用いる光アイソレータの例とし
て第3図や第4図に示すものがあった。
第3図および第4図において、1,1′は光ファイバー
、2,2′はレンズ、3.3’ 、 3″は複屈折偏光
分離板、4はファラデー回転子、6はλ/2板である。
第3図において、複屈折偏光分離板3,3′は常光線と
異常光線との分離幅が等しいものである。
まず、lの光ファイバーを出射し2のレンズでコノメー
トされた光が3の複屈折偏光分離板を通過すると、紙面
に水平方向に偏光した異常光線と垂直方向に偏光した常
光線とに分離される。これらの光線が4のファラデー回
転子を通過すると各々の偏光面は〜45度回軸回転。こ
こで、偏光面の回転の符号は光の進行方向に向かって時
計の針の進む方向を十とする。次に6のλ/2板で各々
の偏光面をさらに一45度回転する。結局、ファラデー
回転子4とλ12板6を通過する前後で紙面に水平方向
に偏光した光線は垂直方向に偏光した光線になり、垂直
方向に偏光した光線は水平方向に偏光した光線になる。
3及び3′の複屈折分離板の光学軸を一致させておくと
、水平方向に偏光した光線と垂直方向に偏光した光線は
3′の複屈折偏光分離板に対し各々異常光線と常光線に
なるため2つの光線を合波することができる。従って、
2′のレンズで1′の光ファイバーに結合でき、この方
向に進む光はその偏光方向に関係なくほぼ損失なく通過
することができる(第3図(a))。
一方、この部品配置で1′の光ファイバーを出射し2′
のレンズでコリメートされた光は3′の複屈折偏光分離
板で紙面に水平方向に偏光した異常光線と、垂直方向に
偏光した常光線に分離される。6のλ/2板を通過した
各々の光線は偏光面を一45度回転する。次に、4のフ
ァラデー回転子を通過すると今度は+45度回転する。
結局λ/2板6とファラデー回転子4を通過する前後で
2つの光線の偏光方向は変化しない。従って、2つの光
線3の複屈折偏光分離板で合波せず、かつ2のレンズで
1の光ファイバーに結合することはないため、この方向
には光は通過できない(第3図(b))。
第4図おいて、複屈折偏光分離板3.3’、 3”は常
光線と異常光線の分離幅がそれぞれVT:1:1のもの
である。
第4図で示した方式は第3図とその構成及び光線の偏光
状態や光の伝播路に若干の違いはあるものの、順方向に
対しては分離した互いに直行する2つの偏光を合波しレ
ンズでもう一方の光ファイバーに結合させ、逆方向に対
しては分離した2つの偏光は分離したままで光ファイバ
ーには結合しないもので基本的には同じである。
このようにして偏光依存性の無い光アイソレータが可能
になる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、複屈折偏光分離板やλ/2板が角柱状で
あるとそれらの光学軸の高い軸出し精度が必要である。
また、高いアイソレーションを得るためにはファラデー
回転子のファラデー回転角は正確に45度に、λ/2板
の旋光角は正確に45度になるように厚みを調整しなけ
ればならない。従って、光アイソレータを構成する部品
は極めて高い加工精度を要求され、結局高価なものにな
ってしまうという欠点があった。
[課題を解決するための手段J 本発明の目的は、構成部品に高い加工精度を必要とせず
、しかも容易に光学調整が可能で、高いアイソレーショ
ンを有し、かつ安価な偏光依存性の無い光アイソレータ
を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明の光アイソレータは、
複屈折を利用した光学素子を光学軸の微調整が可能なよ
うに円柱形に加工し、これらを円弧状の溝を有するホル
ダー上で光学調整を行うことを特徴としている。
即ち、本発明の要旨は、円柱形に加工した少なくとも2
個の複屈折を利用した光学素子およびファラデー回転子
を構成部品として含むことを特徴とする光アイソレータ
に存する。
以下、実施例を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図において、■、1′はシングルモード
の光ファイバー、2,2′はレンズ、3.3’、 3”
は複屈折を利用した偏光分離板、4はファラデー回転子
、5は磁石、6はλ/2板、7は円弧状の溝を有するホ
ルダーである。
光ファイバー1,1′とレンズ2,2′はあらかじめ平
行ビームが得られるよう光学調整を行った。このビーム
径は約300μmであった。偏光分離板3,3′はルチ
ル平板を用い、十分なアイソレーションを確保するため
に、直径4mm、長さ8mmの大きさにした。常光線と
異常光線との分離幅は約7001.1mであった。ファ
ラデー回転子4はビスマス置換磁性ガーネットを用いた
。ファラデー回転角は47度であった。これを直径2m
mの大きさに加工し内径2mm、外形4mm、厚み1m
mのサマリウムコバルト磁石の内側に挿入し、固定した
。λ/2板6は水晶を用い、外形4mm、厚み約1.8
mmに加工した。2組の光学調整を行った光ファイバー
とレンズを約20mm離して光結合させた。この間に直
径4mmの半円弧状の溝を有するボルダ−を固定した。
この溝に2個の偏光分離板3,3′、ファラデー回転子
4を固定した磁石、λ/2板6を3.5.6.3’の順
序で置く。レーザー光源と光パワーメータを使用して透
過光量をモニターしながら3.6.3’の光軸回りの調
整を行うことにより、挿入損失1.0dB、アイソレー
ション40 dBが得られた。また、λ/2板6は光の
人射角度に対し急激にアイソレーションが変化するため
、望ましくは上記の調整とともに光の入射角度を調整す
るのがよく、これにより45 dBのアイソレーション
が得られた。
次に第2の実施例について説明する。光ファイバー1,
1″とレンズ2,2′はあらかじめ平行ビームが得られ
るよう光学調整を行った。このビーム径は約300μm
であった。偏光分離板3.3’、 3“はルチル平板を
用い、十分なアイソレーションを確保するために直径4
mm、長さ6mmのもの1個と、直径4mm、長さ4.
2mmのもの2個を用いた。常光線と異常光線の分離幅
は3:3’:3″=v’r : 1 : 1である。
ファラデー回転子4はビスマス置換磁性ガーネットを用
いた。ファラデー回転角は46度であった。これを直径
2mmの大きさに加工し内径2mm、外形4mm、厚み
1mmのサマリウムコバルト磁石の内側に挿入し固定し
た。2組の光学調整を行った光ファイバーとレンズを約
20mm離して光結合させた。この間に直径4mmの半
円弧状の溝を有するホルダーを固定する。この溝に3個
の偏光分離板、ファラデー回転子を固定した磁石を3.
5.3.3″の順序で置く。、レーザー光源と光パワー
メータを使用して透過光量をモニターしながら3.5.
3’の光軸回りの調整を行うことにより、挿入損失0.
9 dB、アイソレーション36 dBが得られた。
これらの実施例から明らかなように、ファラデー回転子
のファラデー回転角は45度である必要はなく、ファラ
デー回転子の加工精度が悪<45度から数度ずれていて
も、構成部品をすべて円筒状に加工し光軸回りの調整を
行うことにより高いアイソレーションが得られる。これ
らの光学調整は手動のステージだけで容易に行えるため
、安価に組み立てることが可能である。
なお、実施例では偏光分離板にルチル平板を用いたが方
解石やその他の複屈折材料を用いることもできる。
また、ファラデー回転子としてビスマス置換磁性ガーネ
ットを用いたが、イツトリウム鉄ガーネットや常磁性ガ
ラスを用いることもでき、磁石もサマリウムコバルト磁
石に限定されない。
[発明の効果] 本発明によると、構成部品に高い加工精度を必要とせず
、しかも容易に光学調整が可能で、高いアイソレーショ
ンを有し、かつ安価な偏光依存性の無い光アイソレーシ
ョンを捉供することができるため、工業的に有用である
【図面の簡単な説明】
第3図および第4図は、従来の光アイソレータの構成概
略図及び光の偏光状態と伝播路を示した概略図であり、
(a)、(b)はそれぞれ順方向と逆方向である。1,
1′は光ファイバー、2,2′はレンズ、3,3′は複
屈折偏光分離板、4はファラデー回転子、6はλ/2板
である。 第1図および第2図は、本発明の光アイソレータの例を
示す構成概略図である。1,1′はシングルモードの光
ファイバー、2,2′はレンズ、3.3’、 3″は複
屈折を利用した偏光分離板、4はファラデー回転子、5
は磁石、6はλ/2板、7は円弧状の溝を有するホルダ
ーである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円柱形に加工した少なくとも2個の複屈折を利用
    した光学素子およびファラデー回転子を構成部品として
    含むことを特徴とする光アイソレータ。
  2. (2)各構成部品を円弧状の溝を有するホルダー上に置
    いて光学調整を行うことを特徴とする特許請求範囲第1
    項記載の光アイソレータ。
JP22396990A 1990-08-24 1990-08-24 光アイソレータ Pending JPH04104218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22396990A JPH04104218A (ja) 1990-08-24 1990-08-24 光アイソレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22396990A JPH04104218A (ja) 1990-08-24 1990-08-24 光アイソレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04104218A true JPH04104218A (ja) 1992-04-06

Family

ID=16806523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22396990A Pending JPH04104218A (ja) 1990-08-24 1990-08-24 光アイソレータ

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JP (1) JPH04104218A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5299056A (en) * 1992-05-06 1994-03-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical passive component assembly
US5355249A (en) * 1992-04-21 1994-10-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical passive components

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5355249A (en) * 1992-04-21 1994-10-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical passive components
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