JPH02274441A - ネジ部材の緩み検出装置 - Google Patents

ネジ部材の緩み検出装置

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JPH02274441A
JPH02274441A JP9787089A JP9787089A JPH02274441A JP H02274441 A JPH02274441 A JP H02274441A JP 9787089 A JP9787089 A JP 9787089A JP 9787089 A JP9787089 A JP 9787089A JP H02274441 A JPH02274441 A JP H02274441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
loosening
screw member
loosened
female
Prior art date
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Pending
Application number
JP9787089A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Ozawa
小沢 省吾
Toru Yamamoto
徹 山本
Shizuo Maeda
前田 志寿夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Kobe Steel Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Kobe Steel Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH02274441A publication Critical patent/JPH02274441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動ボルト緩め装置(ナツトランナ)
によりネジ部材を緩める際、該ネジ部材が完全に緩めら
れて該ネジ部材を構成するメネジ部材とオネジ部材とが
相対的に分離可能な状態になったか否かを検出するネジ
部材の緩み検出装置に関するものである。
〔従来技術〕
例えば基台に創設されたメネジ部やナツト(メネジ部材
)に螺着されたボルト(オネジ部材)を上記ナツトラン
ナにより緩める際、該メネジ部やナツトに対してボルト
を相対的に螺着方向へ付勢しながら緩み方向へ回転させ
る。
そして、上記ボルトが完全に緩められて、上記メネジ部
やナツトに対して分離可能な状態になったか否かを検出
する従来の装置としては、例えば以下のようなものが知
られている。
即ち、上記ナツトランナによりボルトを緩める際、該ボ
ルトを緩み方向へ回転させるに従って、常時螺着方向へ
バネ付勢されている上記ナツトランナがナツトランナ装
置本体側へ押し戻され、その位置が変位するが、このナ
ツトランナの所定量の変位を近接センサなどで検出する
上記ナツトランナの変位量は、上記ボルトのオネジ部の
軸芯方向に関する全長寸法に相当し、この寸法に応じた
位置に近接センサの検出位置が設定される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記のような従来装置では、ボルトの全長寸
法が変わる毎に近接センサによるナツトランナの検出位
置を設定変更しなければならず、その設定作業が非常に
煩わしいという問題点があった。
また、ボルトのオネジ部がナツトのメネジ部などから完
全に抜けきった状態をナツトランナの変位により間接的
に検出されることからその検出精度は悪く、例えば装置
側ではボルトが完全に緩められた状態にあることを検出
されているにもかかわらず、実際にはボルトとナツトな
どとの螺合状態が完全に解除されていないという事態が
度々発生していた。
そこで、本発明の目的とするところは、ネジ部材を緩め
る際、例えばボルトなどのオネジ部材の全長寸法の長短
にかかわらず、メネジ部材に対するオネジ部材の完全な
緩み状態を直接的且つ簡便に確実に検出し得るネジ部材
の緩み検出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、ネジ部材を構成するメ
ネジ部材とオネジ部材とを相対的に螺着方向へ付勢しな
がら緩み方向へ回転させることにより緩められる該ネジ
部材の緩み状態を検出する装置であって、上記メネジ部
材のメネジ部とオネジ部材のオネジ部との摺接部から発
生する音を検出する検出手段と、上記検出手段からの信
号を解析することにより、上記メネジ部材とオネジ部材
との螺合状態の解除を検出する解析手段とを具備してな
る点にかかるネジ部材の緩み検出装置である。
〔作用〕
本発明にかかるネジ部材の緩み検出装置では、メネジ部
材とオネジ部材とを相対的に螺着方向へ付勢しながら緩
み方向へ回転させる際、上記メネジ部材のメネジ部とオ
ネジ部材のオネジ部との摺接部から発生する音を検出手
段により検出する。
そして、上記検出手段からの信号を解析することにより
、上記メネジ部材とオネジ部材との螺合状態の解除が検
出される。
〔実施例〕
以下添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例に
つき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施例
は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的
範囲を限定する性格のものではない。
ここに、第1図は本発明の一実施例にかかる緩み検出装
置の概略構成を示すブロック図、第2図は上記緩み検出
装置によりネジ部材の緩み状態を検出する際の手順を示
すフローチャート、第3図は上記緩み検出装置によりネ
ジ部材の緩み状態を検出する際の基本原理を表す説明図
である。
この実施例にかかる緩み検出装置は、第1図に示す如(
、例えば基台1に刻設されたメネジ部1□に対して、ナ
ツトランナ3によりボルト2を螺着方向(矢印4方向)
へ付勢しながら緩み方向へ回転(例えば右ネジの場合に
は反時計方向)させる際、上記メネジ部11とボルト2
のオネジ部2aとの摺接部から発生する音を検出するマ
イクロホーン5(検出手段)と、上記マイクロホーン5
により検出された音波を電気信号に変調するモデム6と
、上記モデム6により変調された電気信号を周波数解析
し、メネジ部1aとボルト2との螺合状態の解除を検出
した時上記ナツトライナ3を停止する解析装置7(解析
手段)と、上記解析装置7によりメネジ部1□に対する
ボルト2の螺合状態の解除が検出された時、この状態を
オペレータに報知する表示装置8などにより構成されて
いる。
上記解析袋W17ば、CPU、メモリ、各種インターフ
ェイス、電源などを有して構成されており、上記ボルト
2の緩み方向への回転に伴い、上記メネジ部1aのメネ
ジ端部とボルト2のオネジ端部の当接により発生する衝
突音を上記マイクロホーン5により検出することにより
、上記メネジ部1□とボルト2との螺合状態の解除を検
出する。
即ち、上記衝突音は、例えば第3図に示すような右ネジ
の場合、ボルト2を螺着方向へ付勢しながら反時計方向
へ回転させると、この回転に伴い、メネジ部1.のメネ
ジ端部lトとボルト2のオネジ部2.のA部及び/若し
くはボルト2のオネジ部2aのオネジ端部2トとメネジ
部1.の8部とが当接することにより発生する。従って
、この衝突音は、上記ボルト2が一回転する毎に一回だ
け規則正しく検出され、メネジ部1&に対するボルト2
の螺合状態が完全に解除されて分離可能な状態となった
ときにのみ生ずる現象である。
引続き、第1図及び第2図に基づいて、上記緩み検出装
置によりネジ部材の緩み状態を検出する場合の手順につ
いて説明する。
尚、第2図中、Sl、32.・・・は各動作ステップを
示す。
まず、マイクロホーン5をネジ部材近傍の適宜位置にセ
ットすると共に、操作電源をオンし、ナツトランナ3に
よりボルト2に対する緩め動作を開始する(Sl)。
上記マイクロホーン5により上記ボルト2の緩み方向へ
の回転時の音波を検出しく32)、上記音波をモデム6
により電気信号に変調する(S3)。
上記モデム6により変調された電気信号を解析装置7に
入力し、周波数解析を行う(S 4 ) 。
そして、上記S4において、上記周波数の値が、予めメ
モリ内に記憶されているボルト2が完全に緩んだ時に該
ボルト2の一回転毎に生ずるオネジ端部2tとメネジ端
部II、の衝突音のものと略−致したとき、上記ボルト
2は完全に緩んだものと判断され、上記ナツトランナ3
の回転が停止される(S5)。
他方、上記S4において、上記周波数の値がボルト2の
□オネジ端部2bとメネジ部1aのメネジ端部1bの衝
突音のものと一致しないとき、ボルト2は未だ完全には
緩められていないものと判断され、前記S1に戻り、ボ
ルト2に対する緩め動作が継続される。
従って、本実施例にかかる緩み検出装置においては、ナ
ツトランナ3によりボルト2を緩める際、該ボルト2の
全一長寸法の長短にかかわらず、メネジ部1.に対する
ボルト2の完全な緩み状態を直接的且つ簡便に確実に検
出することができる。
尚、本実施例においては、メネジ部1つに対してボルト
2を緩める際の該ボルト2の完全な緩み状態を検出する
場合を例に説明したが、本実施例装置は、ボルトに螺着
されたナンドを緩める際にも適用し得ることはいうまで
もない。
〔発明の効果] 本発明は、上記したように、ネジ部材を構成するメネジ
部材とオネジ部材とを相対的に螺着方向へ付勢しながら
緩み方向へ回転させることにより緩められる該ネジ部材
の緩み状態を検出する装置であって、上記メネジ部材の
メネジ部とオネジ部材のオネジ部との摺接部から発生す
る音を検出する検出手段と、上記検出手段からの信号を
解析することにより、上記メネジ部材とオネジ部材との
螺合状態の解除を検出する解析手段とを具備してなるこ
とを特徴とするネジ部材の緩み検出装置であるから、例
えばオネジ部材の全長寸法の長短にかかわらず、メネジ
部材に対するオネジ部材の完全な緩み状態を直接的且つ
簡便に確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる緩み検出装置の概略
構成を示すブロック図、第2図は上記緩み検出装置によ
りネジ部材の緩み状態を検出する際の手順を示すフロー
チャート、第3回は上記緩み検出装置によりネジ部材の
緩み状態を検出する際の基本原理を表す説明図である。 〔符号の説明〕 l・・・基台       1□・・・メネジ部1ト・
・・メネジ端部   2・・・ボルト2a・・・オネジ
部    2b・・・オネジ端部5・・・マイクロホー
ン(検出手段) 7・・・解析装置(解析手段)。 出願人  本田技研工業株式会社 株式会社神戸製鋼所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ネジ部材を構成するメネジ部材とオネジ部材とを相
    対的に螺着方向へ付勢しながら緩み方向へ回転させるこ
    とにより緩められる該ネジ部材の緩み状態を検出する装
    置であって、上記メネジ部材のメネジ部とオネジ部材の
    オネジ部との摺接部から発生する音を検出する検出手段
    と、 上記検出手段からの信号を解析することにより、上記メ
    ネジ部材とオネジ部材との螺合状態の解除を検出する解
    析手段とを具備してなることを特徴とするネジ部材の緩
    み検出装置。
JP9787089A 1989-04-18 1989-04-18 ネジ部材の緩み検出装置 Pending JPH02274441A (ja)

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JP9787089A Pending JPH02274441A (ja) 1989-04-18 1989-04-18 ネジ部材の緩み検出装置

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