JP2000354977A - プレセット型トルクレンチ - Google Patents

プレセット型トルクレンチ

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JP2000354977A
JP2000354977A JP11166484A JP16648499A JP2000354977A JP 2000354977 A JP2000354977 A JP 2000354977A JP 11166484 A JP11166484 A JP 11166484A JP 16648499 A JP16648499 A JP 16648499A JP 2000354977 A JP2000354977 A JP 2000354977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
roller holder
preset type
torque wrench
ratchet head
Prior art date
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Pending
Application number
JP11166484A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitaka Kamikubo
俊孝 上久保
Hideki Fujita
秀樹 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kohki Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Nitto Kohki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Nitto Kohki Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Nitto Kohki Co Ltd
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Publication of JP2000354977A publication Critical patent/JP2000354977A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実効トルクを検出することができるプレセッ
ト型トルクレンチを提供する。 【解決手段】 ラチェットヘッド10と、ローラホルダ
50と、ラチェットヘッド10とローラホルダ50を連
結するトグルリンク40を有するプレセット型トルクレ
ンチにおいて、ローラホルダ50に発生する軸力を検知
する荷重センサ70と、荷重センサ70によって検知さ
れた軸力を表示するトルク表示部85と、を備える、プ
レセット型トルクレンチ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレセット型トル
クレンチに関する。
【0002】
【従来の技術】プレセット型トルクレンチは、あらかじ
め設定されたトルクで、たとえば、ボルトの締め付けを
行うことができる。プレセット型トルクレンチでは、ボ
ルトを締め付ける過程で締め付けトルクが予め設定され
たトルクに達したときに音が発生する。したがって、音
が発生したときにボルトの締め付けを終了すると、所望
のトルクが得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プレセット型
トルクレンチでは、締め付けトルクの下限値が保証され
るのみで、締め付け終了時のトルク(実効トルク)はわ
からない。本発明の目的は、実効トルクを検出すること
ができるプレセット型トルクレンチを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、つぎのとおりである。ラチェットヘッドと、ロー
ラホルダと、前記ラチェットヘッドと前記ローラホルダ
を連結するトグルリンクを有するプレセット型トルクレ
ンチにおいて、前記ローラホルダに発生する軸力を検知
する荷重センサと、該荷重センサによって検知された軸
力を表示するトルク表示部と、を備える、プレセット型
トルクレンチ。
【0005】本発明のプレセット型トルクレンチでは、
ラチェットヘッドにトルクが発生すると、ローラホルダ
に軸力が加わる。ローラホルダに加わった軸力は荷重セ
ンサによって検知され、トルク表示部で表示されるた
め、実効トルクを検出できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明実施例のプレセット
型トルクレンチの断面を示し、図2は図1のD部を示
し、図3は本発明実施例のプレセット型トルクレンチに
おけるトルクを表示する回路を示している。
【0007】まず、本発明実施例のプレセット型トルク
レンチを、図1、図2を参照して、説明する。本発明実
施例のプレセット型トルクレンチは、ソケットが装着さ
れる前部11と板状の後部12を有するラチェットヘッ
ド10を備える。ラチェットヘッド10は前部を残し
て、チューブ(ケース)20に挿入され、チューブ20
に回動可能にピン30で連結されている。チューブ20
はラチェットヘッド10が挿入される側である前部が中
空偏平状で、後部が円筒状とされ、後部には把持部が備
えられている。
【0008】チューブ20内において、ラチェットヘッ
ド10の後部はトグルリンク40の一端部41に回動可
能に連結されている。トグルリンク40の他端部42に
は偏平状のローラホルダ(スラスタ)50の前部が回動
可能に連結されている。したがって、ラチェットヘッド
10とローラホルダ50はトグルリンク40を介して連
結されている。
【0009】ローラホルダ50は後端が図2に示すスラ
イダ60に当接している。スライダ60は、ばね支持部
品71で支持されたばね部材72によってローラホルダ
側に付勢されている。スライダ60は、中央で前部スラ
イダ61と後部スライダ62に分離されている。前部ス
ライダ61と後部スライダ62の間には、荷重センサで
ある、圧電材料(圧電素子)70が挟持されている。
【0010】ローラホルダ50はトグルリンク40の付
近のチューブ20内壁面に、ローラ80を摺動可能に支
持している。これにより、ばね部材72の付勢力はロー
ラ80を介してトグルリンク40に伝達される。
【0011】チューブ20には、圧電素子70に加えら
れた圧力を表示するトルク表示部85が備えられてい
る。圧力を加えられた圧電素子70から出力された信号
は、増幅器81、A/D変換器82を経て、トルク表示
部85で実効トルクとして表示される。なお、実効トル
クと設定トルクとを比較するための演算回路83が設け
られていてもよい。そして、比較の結果を表示するため
の判定表示部84が設けられていてもよい。
【0012】チューブ20の後部には、締め付けトルク
設定用のトルク調整ネジ90が設けられている。トルク
調整ネジ90を回すことによって、ばね支持部品71が
軸方向に進退動する。それにより、ばね部材72の付勢
力が変化可能となり、所定の締め付けトルクへの設定が
可能となる。締め付けトルクの設定値は、たとえば、チ
ューブ20の把持部内に目盛り板91を固定し、ばね支
持部品71とともに進退動する指針を目盛り板91の上
方に配置し、チューブ20に覗き窓21を設け、覗き窓
21から目盛り板91に対する指針の位置を目視するこ
とにより把握できる。
【0013】つぎに、作用を説明する。まず、締め付け
トルクを所定値に設定をする。締め付けトルクの設定
は、作業者が覗き窓21から指針の位置を目視しなが
ら、指針が目盛り板91の所定値を指すまでノブ90を
回転させることにより行う。
【0014】つづいて、ラチェットヘッド10のソケッ
トに、締め付けを行うボルトを差し込み、作業者がチュ
ーブ20の把持部を把持し、図1中のA方向にチューブ
20を回す。所定の締め付けトルクに達すると、ばね部
材72の付勢力によってローラホルダ50がローラ80
を介してトグルリンク40を押圧する力より、ボルトか
らの反力が上回り、トグルリンク40がピン30を中心
として回転する。このとき、音が発生するとともにボル
トの締め付けに要する把持部における把持力が一時的に
減少する。
【0015】ボルトの締め付け時には、スライダ60に
挟持された圧電素子70にローラホルダに発生する軸力
が加わる。圧電素子70からの出力は増幅器81、A/
D変換器82を経て、トルク表示部85で実効トルクと
して表示される。また、演算回路83が設けられている
場合には、A/D変換器82、演算回路83を経たあ
と、判定表示部84において設定トルクと実効トルクと
の差、もしくは、実効トルクが許容範囲内にあるか否か
などが表示される。
【0016】実効トルクを検出することができるので、
トルク調整ネジ90の設定値が正しく設定されているか
否かを確認することができる。また、ばね部材72のへ
たりによる締め付けトルクの低下を未然に防止すること
ができる。荷重センサとして、本発明実施例では圧電素
子を示しているが、歪みゲージであってもよい。圧電素
子の場合、歪みゲージに比べ、剛性が高いので寿命が長
く、また、小さいので配置場所を確保しやすい。
【0017】
【発明の効果】本発明のプレセット型トルクレンチによ
れば、ラチェットヘッドにトルクが発生し、ローラホル
ダに加わる軸力が荷重センサによって検知され、トルク
表示部に表示されるため、実効トルクを検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のプレセット型トルクレンチの断
面図である。
【図2】図1のD部の断面図である。
【図3】本発明実施例のプレセット型トルクレンチにお
けるトルクを表示する回路を示す図である。
【符号の説明】
10 ラチェットヘッド 40 トグルリンク 50 ローラホルダ 70 荷重センサ 85 トルク表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 秀樹 東京都墨田区堤通1丁目19番9号 日本電 気精器株式会社内 Fターム(参考) 3C038 AA01 AA03 AA04 CA01 CA06 CB02 CB06 CC01 CC08 EA02 EA06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラチェットヘッドと、ローラホルダと、
    前記ラチェットヘッドと前記ローラホルダを連結するト
    グルリンクを有するプレセット型トルクレンチにおい
    て、 前記ローラホルダに発生する軸力を検知する荷重センサ
    と、 該荷重センサによって検知された軸力を表示するトルク
    表示部と、を備える、プレセット型トルクレンチ。
JP11166484A 1999-06-14 1999-06-14 プレセット型トルクレンチ Pending JP2000354977A (ja)

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Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

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Effective date: 20040819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050628