JPH02273971A - 保護回路をそなえた半導体デバイス - Google Patents

保護回路をそなえた半導体デバイス

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JPH02273971A
JPH02273971A JP2058229A JP5822990A JPH02273971A JP H02273971 A JPH02273971 A JP H02273971A JP 2058229 A JP2058229 A JP 2058229A JP 5822990 A JP5822990 A JP 5822990A JP H02273971 A JPH02273971 A JP H02273971A
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semiconductor
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region
junction
protection element
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JP2058229A
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Roozendaal Leonardus J Van
レオナルドゥス ヨハネス ファン ローゼンダール
Werdt Reinier De
レイニール ド ウェルト
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Koninklijke Philips NV
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体内に位置し且つ金属珪化物で被覆され
た領域を有し、回路が第1接続導体を経て接点領域に接
続されまた保護素子が第1接続導体と第2接続導体の間
に接続され、前記の素子は、半導体内に位置する活性領
域を有し、半導体の隣接部分とpn接合を形成し、半導
体の3表面において金属珪化物層で被覆され、電極を経
て第1接続導体と結合された、少なくとも1つのトラン
ジスタをもった集積回路をそなえた半導体を有する半導
体デバイスに関するものである。
(従来の技術) 第1接続導体の電圧が保護素子に関係した所定のしきい
値を越えた場合、該保護素子は第2接続導体に良好な電
流導通路を与えねばならない。前記のしきい値は、回路
を損傷より防ぐように選ばれる。電圧が次いで安全値に
下がると、保護素子は再びもとの非導通状態に戻る。こ
のような保護は、半導体デバイスのあらゆる種類の接続
導体例えば入力線、出力線或いは給電線と共に用いられ
ることができる。
保護素子は、更に詳しく言えば、回路を静電放電より保
護することをその目的としている。完成した製品では、
例えば人体のような静電的に充電された物体が接続導体
に接続された半導体デバイスの接続ピンに触れるとこの
ような放電が起きる。
生じた静電放電はこのような場合数i、 oooボルト
から数10.000になることがある。一般には、既に
この電圧の小部分で接続導体を著しく損傷するのに十分
である。もっとも、既に製造中においても、半導体デバ
イスは、例えば該半導体デバイスと周囲との摩擦に基づ
く静電気によって回復不能に損傷されるおそれがある。
特にMOS−ICが静電放電に敏感である。現在のIC
に用いられているゲート電極誘電体は非常に薄いので、
既に約20から80Vの電圧でブレークダウンするおそ
れがある。けれどもバイポーラICも、大部分はもっと
高い電圧ではあるが、例えば400■から損傷されるお
それがある。この後者の場合には、このことは放電に関
係した急な電流パルスによるベース−エミッタ接合の損
傷に因ることがしばしばある。pn接合の領域において
、半導体材料が局部的に結晶化されるような熱量が放出
されることがある。これはしばしばpn接合における恒
久的な弱点につながる。
集積回路の絶えざる開発とこれに用いられる技術におい
て益々高い要求が実装密度に課せられ、その結果益々小
さな寸法が指向されている。したがって、半導体デバイ
スの寸法が小さくなるにつれて静電放電への感受性が増
す。それ故、回路の接続導体に、静電放電の不利な結果
を防ぐことのできる保護素子を設けることが一層重要に
なる。
正常な動作中は、保護素子が回路の動作に悪影響を及ぼ
してはならない。このことは、就中、この時に保護素子
が電流を通してはならず、またすべての漏洩電流はでき
る限り小さくなければならないことを意味する。けれど
も、しきい値を越えた異常に高い電圧が急に接続導体に
生じると、保護素子は、放出された電荷が該保護素子に
沿って急速に消失して回路が損傷されるのを避けるため
にできるだけ早く第2接点領域に良好な電流導通路を与
えねばならない。
この二重の要求を満たすために、保護素子に、例えば、
回路の正常作動時に逆方向にバイアスされるpn接合を
設けることができる。通常は、僅かな漏洩電流は別とし
て、保護素子を通って電流が流れることはできない。け
れども、pn接合にかかる電圧がそのブレークダウン電
圧以上になるとなだれ降伏が起き得る。pn接合はこの
場合良好な導通状態になり、電圧が再び下がる迄第2接
点領域に良好な電流導通路を与える。
ブレークダウン電圧はpn接合に関連した、就中接合の
両側のドーピング濃度に依存した所定の一定値を有する
。この濃度が適当に選ばれるとブレークダウン電圧は成
る範囲内で適当な値に調節され、この値はこの場合保護
素子のしきい値を形成する。十分な保護のために、pn
接合は、接続導体の電圧が回路の損傷のおそれがあるよ
う、な値に上昇する前に該接合がブレークダウンするよ
うに構成される。若しブレークダウン中に保護素子の電
流密度が余りに大きくならなければ、電圧が再び安全レ
ベルに落ちた後素子は再びもとの状態に戻る。
保護素子はダイオードとして構成することができる。こ
の場合にはそのpn接合が回路の保護に用いられる。他
の形も可能である。保護素子は例えばパイ・ポーラトラ
ンジスタの形をとることもできる。コレクターベース接
合がこの場合例えば回路の保護に用いられることができ
る。その他の可能な形は電界効果トランジスタで、この
トランジスタでは、ソースかドレーンと半導体の隣接部
分との間のpn接合を用いることができる。これ等すべ
ての場合、保護素子のしきい値はpn接合のブレークダ
ウン電圧によって決まる。−船釣に、どれを選択するか
は主として半導体デバイスの残りの部分の製造に利用で
きる製造工程によって決まる。
「エレクトリカル・オーバーストレス/エレクトリカル
・ディスチャージ・シンポジウム・プロシーディングズ
(Electrical 0verstress/El
ectricalDischarge Symposi
um Proceedings) 1987年、EO3
−9,265−273頁の「エレクトリカル・オーバー
ストレス・NMO3・シリサイデド・デバイセス(El
ectrical 0verstrees NMO35
ilicided Devices)」という表題の論
文には、NMOSトランジスタが保護素子として用いら
れた冒頭記載の種類の半導体デバイスが言及されている
。このトランジスタはn形ソースとn形ドレーンを有し
、これ等は何れもp形半導体内に位置し、その一部によ
って互いに分離されている。この場合、ドレーンが、冒
頭に述べた活性領域を構成する。このドレーンは、半導
体デバイスの残りの周囲の部分とpn接合を形成し、こ
のpn接合は、該pn接合にかかるしきい値を越えると
ブレークダウンする。トランジスタのソースとドレーン
は何れも大部分を珪化チタンで被覆されている。ドレー
ンには、接続導体に接続された電極が設けられる。
近年、半導体領域の接点に多かれ少かれ金属珪化物が用
いられている。この場合この領域は、しばしばアルミニ
ウムより成る電極が設けられる前に金属珪化物の層で被
覆される。−船釣に、金属珪化物は自己位置合せ(se
lf−registered)法で設けられ、その結果
、領域の全露出部分には1.余分なマスクを必要とする
ことなしに珪化物が設けられる。このことは、低い抵抗
率、通常の製造工程に用いられる適合性および珪化物層
と下方にある珪素の間の接触の信頼性のほかに、例えば
珪化チタンのような金属珪化物により供される重要な利
点である。
けれども、前述した保護素子において、金属珪化物の使
用は好ましくない影響を有することがわかった。前記の
論文によれば、電極が設けられる前にそのドレーンが珪
化チタンで被覆されたNMOSトランジスタは、電極が
アルミニウム接点によりドレーン上に直接接触された匹
敵するトランジスタよりも信頼性が30%から50%劣
る。前の種類の保護素子は、例えば著しく低い電圧およ
び電流の強さにしか耐えることができない。したがって
、このような保護素子は静電放電によって直ぐに破壊さ
れ、保護すべき回路を危険にさらすことになる。
この問題は勿論保護素子の活性領域を金属珪化物の堆積
の間マスクすることによって解決することができる。け
れども、保護素子の製造は、金属珪化物の使用が丁度望
ましくまた金属珪化物がしばしばマスクなしで設けられ
る半導体デバイスの残りの部分の製造工程よりできるだ
け外れないようにせねばならない。若し金属珪化物層を
保護素子だけに抜かすとすれば、少なくとも1つの余分
なマスクが必要となろう。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、金属珪化物で被覆された活性領域を有し、そ
れにも拘らず集積回路を接続導体に生じる電圧から確実
に保護する保護素子をそなえた冒頭記載の種類の半導体
デバイスを供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明は、冒頭に記載し
た種類の半導体デバイスにおいて、pn接合にわたって
電流分布の均一性を得るために、電極とpn接合の間で
抵抗素子が保護素子の活性領域に直接に接続され、保護
素子の幅は活性領域の幅と実質的に等しいことを特徴と
するものである。
本発明の基礎をなす試験によれば、金属珪化物層と下に
ある半導体との間の接合はかなり不規則である。このこ
とは以下の図面の説明において更に詳しく説明する。本
発明は、就中、この不規則さが局部的な抵抗変化を生じ
るという事実の認識に基づいたものである。珪化物層の
抵抗率と半導体の抵抗率の大きな相違のために、珪化物
層が突出している領域では、pn接合への抵抗は他の領
域におけるよりも著しく低くなり得る。電流は抵抗の減
少に伴ってこれ等の領域に集中し、その結果pn接合の
僅かな部分しか有効に使用されないものと考えられる。
この集中は既にして低オーム電極ですなわち電極が珪化
物に達する前に生じ得る。
このため電流密度が著しく増加され、その結果、保護素
子を該保護素子を損傷することなしに通ることのできる
全体電流は、実際に均一な電流が該素子を通るよりも著
しく小さくなる。
本発明により抵抗素子が電極とpn接合の間の領域と直
列に接続されることによりpn接合への全体抵抗が増加
し、その結果、前記の抵抗変化は比較的径かな影響しか
有しない。したがって、電流が既に電極で集中すること
が防がれる。電流は実際に抵抗素子内でも均一で、この
結果、電流は抵抗素子の至るところを通って該抵抗素子
を出る。本発明によれば抵抗素子の幅は実質的に活性領
域の幅に等しいので、かくして活性領域に加えられた電
流は実質的に均一である。この場合抵抗素子と活性領域
の間の電流の集中の発生は、本発明により抵抗素子が活
性領域と直接に接触するので電流は該電流が抵抗素子か
ら出るのと事実上同じ均一性が活性領域に加えられるこ
とにより防がれる。
この改良された電流分布のために、本発明による保護素
子は、公知の保護素子よりも著しく大きな電流および電
圧に耐えることができる。抵抗素子は接続導体と保護素
子の間に配されて接続導体内に配されていないので、回
路の動作は全く或いは実質的にその存在によって悪影響
を受けない。
更に、製造工程は全くまたは実質的に本発明の使用によ
り複雑になることはない。以下に詳しく説明するように
、抵抗素子は、例えば付加的な製造工程なしにMO3回
路と一緒につくることができる。
(実施例) 以下に本発明を図面を参照して実施例で更に詳しく説明
する。
図面は寸法比を無視しである。見易くするために、特に
特定の寸法は可なり誇張されている。対応部分は一般に
同じ符号で示しである。同じ導電形の半導体領域は一般
に同方向に斜影を施しである。
第1図は保護素子をそなえた通常の半導体デバイスを示
す。このデバイスは、接続導体61を経て第1接点領域
3と接続された回路1を有する。回路の種類は本発明に
とって重要なものではない。
例えば、この回路はロジック回路でもよいが、メモリも
また可能である。第1図では、回路の例として、第1゛
給電線62と第2給電線63の間に配設されたCMOS
インバータ6が用いられている。このインバータ6は2
つの相補形電界効果トランジスタ4.5を有し、それ等
のゲート電極45.55は、この例では保護されべき接
続導体を構成する入力線61に接続されている。インバ
ータ6は更に出力線64を有し、この出力線は両トラン
ジスタ4,5のドレーン42.52に結合されている。
トランジスタ4,5は、この場合には硼素でドープされ
た、したがってp形の、珪素基板10(第2図参照)に
集積される。適当な硼素ドーピングは約10” cm−
”である。n形チャネルトランジスタ4は、基板IO自
体よりも僅かに高濃度にドープされたp形の半導体井戸
(以下p−井戸と言う)13内にある。このp−井戸1
3内の最大硼素ドーピングは約3・101016a’で
ある。p形チャネルトランジスタ5は、約5・10”c
m−”  の注入量で燐でドープされたn形半導体井戸
(以下n−井戸と言う> 14内に設けられている。こ
れ等のトランジスタ4,5は何れも、半導体内に埋めら
れた酸化珪素層12の部分によって側方を限界されてい
る。
n形チャネルトランジスタはn形ソース41とn形ドレ
ーン42を有し、これ等はp−井戸13の部分で互いに
分離され、このp−井戸は、表面11に隣接し、トラン
ジスタのチャネル領域を構成する。
前記のソース41とドレーン42は何れも比較的弱くド
ープされた部分41A、 42Aと比較的高濃度にドー
プされた部分41B、 42Bを有し、弱くドープされ
た部分41A、 42Aはチャネル領域43に隣接する
。本発明にとって重要でないこのような構造は、例えば
3μmより小さな非常に小さいチャネル長を有するMO
S )ランジスタに生じることのある悪影響を防ぐ目的
を有する。比較的弱くドープされた部分41A、 42
Aは約10” cm−’の濃度で燐でドープされ、一方
比較的高濃度にドープされた部分41B、 42Bの燐
の濃度は約10” cm−3である。p形チャネルトラ
ンジスタ5は硼素でドープされたp形ソース51とp形
ドレ―ン52を有し、その間には、表面11と隣接し且
つトランジスタのチャネル領域53を構成するn−井戸
14の一部が位置する。前記のn形チャネルトランジス
タと同様に、p形チャネルトランジスタ5のソース51
とドレーン52は何れも、比較的弱くドープされた部分
51A、 52Aと比較的高濃度にドープされた部分5
1B、 52Bを有する。弱くドープされた部分51A
と52A内では硼素の濃度は約10”an−”で、一方
ソースとドレーンの残りの部分51B、 52Bには硼
素は約10”cm−’の注入量で与えられる。
両トランジスタ4,5には、チャネル領域43゜53の
上方に配設され且つこの場合には約175nm厚の酸化
珪素層の薄いゲート誘電体44.54でそれ等より絶縁
されたゲート電極45.55が設けられる。
このゲート電極45.55には、燐でドープされたn形
の多結晶珪素が用いられる。金属珪化物15、この場合
には珪化チタンが両トランジスタ4,5のソース41.
51.  ドレーン42.52およびゲート電極45、
55上に位置し、以てこれ等部分への(シート)抵抗を
減少するようにされる。このアセンブリは比較的厚い酸
化珪素層17で被覆され、この層には種々の領域に接点
窓が設けられる。これ等の接点窓を経てアルミニウム電
極16が、この場合には基板へのアルミニウムの移動を
防ぐチタン−タングステンの薄い層をそなえて、珪化チ
タン層15上に設けられる。この電極によって、回路の
種々の部分が酸化珪素層17の上に位置する配線62−
64に接続されるととができる。このようにして、図面
外で両トランジスタのゲート電極が入力線と結合される
正常な動作中、インツメ−タロを駆動するために入力線
61 (第1図参照)に約0と5Vの間の電圧が加えら
れる。例えば静電放電のために入力線61に著しく高い
電圧が加わると、トランジスタ4゜5が損傷されたりす
ることのないように、ゲート電極45.55にもこの電
圧が加えられるのを阻止せねばならない。例えば、ゲー
ト誘電体44.54がブレークダウンし、例えばチャネ
ル領域43.53への永久的な短絡のようなトランジス
タの電気特性の永久的な偏差をきたすおそれがある。最
近のICプロセスでは、ゲート誘電体としてIOと50
止の間の厚さを有する酸化珪素層が使用されている。こ
のような層は、核層にかかる電圧が静電放電の間に約2
0から80Vより大きくなるとブレークダウンし得るこ
とがわかった。
静電放電によって、入力線61の電圧は容易にこの値の
倍数に増加することができる。実際に、摩擦が数100
マイクロアンペアから数マイクロアンペアで変わる充電
電流を生じさせ、これが半導体に0.1から5マイクロ
クーロンの間の全体電荷をきたすことがある。若し、そ
の周囲に対して150pFのキャパシタンスと3μCの
電荷を有する人体から生じれば、これは20kvの電圧
に相当する。これは回路lがひどく損傷し易い電圧の約
1000倍である。
回路lが回復不可能に損傷されるのを避けるために、入
力線61と第2接点領域7の間に保護素子8が接続され
る。この保護素子8は、回路の正常動作の間その動作に
悪影響を与えないように設計される。この状態では、電
流は全くまたは事実上保護素子8を通って流れない。け
れども、入力線61における電圧が例えば静電放電のた
めに所定のしきい値を越えると、保護素子8は導通とな
り、かくして第2接点領域7に良好な電流導通路を与え
、この通路に沿って、放出された電荷が消失されること
ができる。しきい値を回路1が危険にさらされる電圧よ
りも低く選ぶことにより、回路lが損傷されるのを避け
ることができる。入力線61における電圧が再びしきい
値以下に下がると、保護素子8は再びそのもとの非導通
状態にもどる。
このような保護素子8の一例が第3図に示されている。
この例では、保護素子はn形の2つの活性領域81.8
2を有する。これ等の活性領域81.82の側方は共に
沈んだ酸化珪素層12と隣接し、p形基板IOの隣接し
た部分と夫々pn接合86と87を形成する。活性領域
81と82は夫々比較的弱くドープされた部分81A、
 82Aと比較的高濃度にドープされた部分81B、 
82Bを有する。ドープ濃度と領域の深さは、n形電界
効果トランジスタのソース41およびドレーン42のそ
れ等と実質的に同じである。したがって活性領域81.
82は前記のソース41およびドレーン42と同じ製造
工程で設けることができる。
活性領域81.82の間で、基板は酸化珪素の17.5
nm厚のゲート誘電体84で被覆され、この上に、ド−
プされた多結晶珪素のゲート電極85が設けられる。
表面では、活性領域81.82は金属珪化物15、この
例では珪化チタンで大部分被覆されている。このアセン
ブリは比較的厚い酸化珪素層17で被覆され、この層に
は、活性領域81.82の上方に接点窓が設けられてい
る。この接点窓内には、第1活性領域81を入力線61
に接続しまた第2活性領域82を第2人力線に結合しし
たがって基準電圧VSSが加えられる(第1図も参照)
アルミニウム電極16が、活性領域81.82を被覆す
る珪化チタン15上に配設される。活性領域81.82
に隣接する基板の部分には、基板接続部(図示せず)を
経てVSSが加えられる。
入力線61の電圧が0と5Vの間にある回路1の正常動
作中は、第1活性領域81のpn接合は逆方向にバイア
スされる。僅かな漏洩電流は別として、この状態では電
流は保護素子を通って流れないので、その入力信号は不
利な影響を受けない。
入力線61における電圧が大きくなると、電界強度はp
n接合86のまわりの空乏領域内で増加する。
電圧がpn接合86のブレークダウン電圧を越えるよう
な値迄増加するとなだれ降伏が起きる。結果は、活性領
域81から基板10への比較的大きな(正孔)電流であ
る。pn接合86のブレークダウン電圧はしたがって保
護素子のしきい値を形成し、この場合には約IOから1
5Vの値を有する。
基板10への正孔の注入の結果、活性領域81と82間
の基板IOの部分83内の電位は、第1活性領域81を
有するpn接合も導通するような値に増加することがで
きる。第2活性領域82よりはこの時電子が基板の部分
83に注入され、この部分が寄生バイポーラトランジス
タ効果を生じ、この場合、第1活性領域81、基板の部
分83および第2活性領域82は夫々バイポーラトラン
ジスタのコレクタ、ベースおよびエミッタと見做すこと
ができる。その結果、第1pn接合両端の電圧はこの例
では約8vである所謂持続電圧に減少する。入力線61
における電圧はしたがって第1pn接合86のブレーク
ダウンよりも低い電圧に制限される。この状態(時とし
て“スナップ−バック モード”と呼ばれる)では、保
護素子は第2接点領域7に良好な電流導通路を与える。
これの詳しい説明は、「アイ・イー・イー・イー・トラ
ンザクションズ・オン・ニュークリア番サイエンス(1
,E、 E、 E、 Transactions on
Nuclear 5cience) J  1983年
12月、  Vol、N5−30゜第4127−413
0頁のA、 0choa氏の論文が参考になる。素子を
通る電流の強さと該素子に加わる電圧との関係は第4図
に曲線40で示されている。この図面では、電流の強さ
Iは縦座標にまた電圧Vは横座標に取られている。pn
接合86のブレークダウン電圧と持続電圧は横座標上に
夫々VbaとV、で示されている。
前述したように、保護素子の活性領域81と82は珪化
チタンで被覆されている。金属珪化物の使用は一般に大
きな利点を有する。そういうものとして、低い抵抗率を
挙げることができる。けれども、保護素子内の金属珪化
物の使用は悪い結果をきたすことがあることがわかった
。例えば活性領域81゜82が電極16を設ける前に先
ず金属珪化物で被覆された前述の種類の保護素子は、電
極16が活性領域81、82上に直接位置する同様な保
護素子よりも著しく信頼性に劣ることがわかった。初め
の保護素子は、後者の保護素子よりも著しく低い電圧の
電流の強さで或いはまた著しく少ない数の静電放電の後
に破壊されることがわかった。
この問題の簡単な解決は、保護素子の金属珪化物を省略
することにあるように見える。けれども、保護素子は、
後で明らになるように、金属珪化物の使用がまさに望ま
れる半導体デバイスの残りの部分と同じ製造工程でつく
られるのが好ましい。
保護素子の珪化物層を省略した場合、少なくとも1つの
余分なマスキング工程がしばしば必要とされるであろう
本発明によって、保護素子への金属珪化物の使用に付随
する欠点は、余分な工程段階を必要とすることなしに避
けられる。本発明は次の事実の認識に基づいたものであ
る。すなわち、金属珪化物15から珪素81への移行部
88はかなり不規則となり、金属珪化物15が使用され
た保護素子の信頼性の減少は珪化物−珪素移行部88の
不規則性の結果の場所による抵抗変化に帰することがで
きる。第5図は、説明のため第3図の保護素子8の一部
を珪化チタン15の断面で示したものである。珪化チタ
ン15から活性領域81の珪素への移行部88の不規則
性のために、珪化チタン15の成る領域31では他の領
域32よりも延在する距離が小さい。珪化物15が比較
的短い距離で活性領域81に至る領域31において電流
が珪化物15を去るとすれば、電流は、pn接合86の
まわりの空乏領域に達するために珪化物15にくらべて
比較的高オームである活性領域内の距離D1を未だ通過
せねばならない。けれども、珪化物が比較的大きな距離
で活性領域81に至る領域32で電流が珪化物15を去
るとすれば、電流は活性領域81内の距離D2だけを通
過すればすむ。活性領域81内の電流通路の長さのこの
差によって、領域32では、pn接合86への抵抗は領
域31におけるよりも著しく低くなり得る。活性領域8
1が珪化物層で被覆された保護素子では、電流が、比較
的低い抵抗を有するこのような領域に集まるものと考え
られる。
この結果、pn接合86の僅かな部分しか、有効に利用
されず、著しく大きな電流密度を局部的に生じる。
この電流の変化は図に破線33で略図的に示しである。
若し電流密度が所定の最大値を越えると、pn接合86
は、例えばこの場合半導体材料が融解によってpn接合
86内で短絡されるような熱量が局部的に出されること
によって、回復不能に損傷されるおそれがある。このこ
とは、このような集中が起きた場合保護素子8を流れる
ことのできる最大電流は電流がpn接合86にわたって
均一に分布された場合よりも小さいであろうことを意味
する。
本発明によれば、pn接合86にわたって分布される電
流の均一性を良くするために、抵抗素子が、活性領域8
1が接続される電極16とpn接合86の間で保護素子
と直列に接続される(第6図参照)。この実施例では、
抵抗素子9はn影領域91を有し、このn影領域は、基
板10内に位置し、その幅は、本発明によれば、活性領
域81の幅と実質上等しい。
前記の抵抗領域91は約5・10”am ”の濃度で燐
でドープされるが、これは約1500Ω/口のシート抵
抗に相当する。本発明によれば、前記の抵抗素子9は活
性領域81と直接接触するが、この場合、これは、抵抗
領域91が保護素子の活性領域81と隣接することによ
り行われる。抵抗領域91の大部分は沈んだ酸化珪素層
12の下にある。この酸化珪素層12の開口部内では、
抵抗領域91は、電極領域92を形成するために幾らか
更に高濃度に部分的にドープされる。この電極領域92
は珪化チタンの層で被覆され、その上に電極16が設け
られる。
本発明により抵抗領域91が電極16とpn接合の間で
保護素子と直列に接続されているためpn接合86への
全抵抗が増され、その結果前記の抵抗変化の及ぼす影響
は比較的小さい。したがって電流が既にして低オーム電
極16内で集中することが避けられる。電流は抵抗領域
91内でも比較的均一のままでいるすなわち電流の集中
は抵抗領域91の比較的高いシート抵抗によって防がれ
る。したがって、電流は抵抗領域91の幅にわたり実質
的に均一に該領域91を去る。抵抗領域91の幅が活性
領域81の幅と実質的に等しいために、電流がこの場合
活性領域81に実質的に均一に加えられる。抵抗領域9
1の端と活性領域81間の電流の集中の発生はこの場合
抵抗領域91を活性領域81に隣接させることによって
防がれる。電流が一旦活性領域81に達すると、該電流
は2つの通路に沿ってpn接合86に流れることができ
る。第1通路はいくぶんか活性領域81を通ってpn接
合86に直接に延在し、他方の通路は、抵抗領域91か
ら活性領域81を通って珪化チタン15におよびこの珪
化チタン15を経て更にpn接合86に延在する。若し
pn接合86が沈んだ酸化物層12から比較的大きな距
離に位置すれば、電流は主として良好な導電性珪化物1
5を通って流れるであろう。
けれども、pn接合が酸化物層I2に更に近く位置する
に従って、電流は更に第1通路を選んで直接に活性層8
1を通ってpn接合86に流れ易くなる。このことは、
電流のこの部分が不規則な珪化物−珪素移行部88を通
らずしたがってこれにより最早や影響されることがない
ことを意味する。特に活性領域81が比較的短いと、こ
のようにしてpn接合86にわたって実質的に均一な電
流分布を得ることができる。したがって、活性領域81
をリソグラフィの限度内でできる限り短く選ぶのが好ま
しい。この場合、活性領域81の長さは約2μmである
本発明を用いることにより、pn接合86の特定の領域
への電流の集中は著しく減少されるか或いは更に事実上
完全に抑圧されることができる。pn接合86にわたる
このより均一な電流分布のために、素子を通って安全に
流れることができる最大電流は公知の保護素子における
よりも著しく大きくなることができる。
例えばコバルト、プラチナおよびタングステンの珪化物
のようなその他の金属珪化物でも、下にある珪素への移
行部は比較的不規則で、珪化チタンと同様な問題が保護
素子内に生じる。したがってこれ等の場合にも本発明を
有利に用いることができる。
回路lのn形チャネルトランジスタ4との高度な一致の
ために、保護素子8の打込みのため本来より外れた製造
工程或いは余分な製造工程は全(必要ない。更に抵抗領
域91も、該領域が半導体デバイスの残りの部分を製造
する工程と完全に合うように適用することができる。こ
れを第7A図から100図を参照して更に詳しく説明す
るが、これ等の図面は、本発明の半導体デバイスの一実
施例を製造の各工程における断面図で示したものである
“A”を付した図面は製造の各工程におけるインバータ
6を示し、“B”を付した図面は前記と同じ製造工程に
おける保護素子8と抵抗領域9を示す。
出発材料(第7A、B図参照)は、約10”cm−”の
濃度に硼素でドープされたp形珪素基板IOである。こ
の基板は、表面に酸化珪素18を成長させるために短時
間熱酸化される。酸化珪素層18は次いで窒化珪素層1
9で被覆され、この層19は、マスキングとエツチング
でパターン付けされる。
このアセンブリは今度は酸化媒体にさらされ、その結果
、窒化物層19で被覆されてない部分が酸化される。こ
れ等の領域には、基板10に部分的に沈んだ酸化珪素層
12が形成される。このアセンブリは次いでホトレジス
ト層20で被覆され、この層は、p形チャネルトランジ
スタ5より形成さるべきn−井戸4と形成さるべき抵抗
領域91の領域において部分的に露光されて現像によっ
て除去される。続いて、燐が約5・10”cm−”の注
入量と約600KeVのエネルギで打込まれ、この場合
ホトレジスト層20が打込みに対してマスクする。その
結果、トランジスタ5の領域にn−井戸14が形成され
、抵抗素子9の領域に抵抗領域91が形成される。
ホトレジスト層20が次いで除去され、しかる後筒2の
ホトレジスト層21が設けられる。この第2のホトレジ
スト層21は、nチャネル形トランジスタ4から形成さ
るべきp−井戸13の領域において除去され、しかる後
硼素が基板に打込まれる。この打込みに対しては、例え
ば約5・1.0”cm−”の注入量と約250 KeV
のエネルギを用いることができる。
n形チャネルトランジスタ4の領域にはこの場合p−井
戸13が形成される。第2のホトレジスト層21と窒化
珪素層19が次いで除去され、このアセンブリは通常の
方法で平坦化され、基板10内に埋まっていない酸化物
層12の部分は除去され、実質的に平らな構造が得られ
る(第8A、B図参照)。
これ等の図面では、点線は、フォトレジスト層20゜2
1が位置されていた場所を示す。
次いで、約17.5nmの厚さの酸化物層22が熱的に
成長される(第9A、B図参照)。この酸化物層22は
ゲート誘電体として用いることができる。この目的に他
の絶縁材料も使用できることは勿論である。約300n
mの厚さの多結晶珪素層23が次いで前記の酸化物層2
2の上に設けられる。この多結晶珪素層23は次いで約
5・1011′cm−2の注入量での燐打込みによって
n形にされる。このアセンブリに熱処理を施すことによ
って、打込まれた燐は層中に均一に分布される。
2つのトランジスタ4,5と保護素子8のためにゲート
電極45.55.85が前記の珪素層23より形成され
る。この目的で、珪素層23にはフォトレジストのエツ
チングマスクが設けられる(第10A、 B図参照)。
珪素層23は、次いで、適当なエツチング工程によって
、ゲート電極45.55.85を有するパターンにされ
る。続いて、再びエツチングマスク25が除去される。
形成さるべきp形チャネルトランジスタ5の領域では、
表面がエツチングマスクで覆われ、このエツチングマス
クは、抵抗領域91が位置する領域および保護素子8と
n形チャネルトランジスタ4とが形成される領域におい
て表面を被覆しないでおく。このマスクの縁は沈んだ酸
化物層12上に位置されることができる。次いで燐が打
込まれ、打込みマスクに加えてゲート電極45.85も
この場合打込みに対してマスクする。大部分が自己位置
合せであるこの方法で、p−井戸13および基板IOの
部分43.83で夫々互いに分離された比較的弱くドー
プされた表面領域41A、 42A、 81A、 82
Aが形成される。更に、この打込みによって、表面では
、抵抗領域91内のドーピング濃度が接点領域92を形
成するために局部的に増加される。打込みは約4・10
”cm ”の注入量と約50 KeVのエネルギで行な
うことができる。打込みマスクが除かれた後、第2の相
補的な打込みマスクが設けられるが、このマスクは、形
成さるべきn形チャネルトランジスタ4の領域において
表面11を被覆しないでおく。次いで、同様にして、比
較的弱くドープされたp形表面領域51A、 52Aを
形成するために硼素をn−井戸14に打込むことができ
る。結果として、約4・10”cm”−”の注入量と約
25 KeVのエネルギが用いれる。前記の第2の打込
みマスクも除かれた後、このアセンブリは、例えばTE
01ふん囲気から気相よりの堆積によって約0.25μ
mの厚さの酸化珪素層26で被覆される。表面領域内の
打込まれた不純物はこの場合更に基板lO内に拡散する
ことができる。第11A、B図は、この時得られた構造
を示す。
次いで酸化珪素層26が隣接の酸化珪素層22と共に不
等方性にエッチし去られる。酸化珪素層26のうち、縁
部分27(スペーサ)だけがこの場合残される(第12
A、 B図参照)。酸化珪素層22の残りの部分44.
54.84は、両トランジスタ4,5と保護素子8のゲ
ート電極45.55.85のゲート誘電体として使用さ
れる。
縁部分27は、ゲート電極のほかに、硼素がn −井戸
14内に打込まれまたp−井戸内および保護素子8を形
成するために基板内に砒素が打込まれる次の打込時にマ
スキングのために使用される。この縁部分27はこの場
合打込みに対してもマスクし、前の打込みよりも大きな
注入量と大きなエネルギが用いられる。その結果、弱く
ドープされた表面領域41A、 42A、 81A、 
82Aにくらべて比較的高濃度にドープされた、僅かに
より深く位置する表面領域41B、 42B、 81B
、 82Bを形成することができる(第12A、B図参
照)。この硼素および砒素打込みに対しては、約3・1
015cm−2の注入量が用いられる。砒素はこの場合
接点領域92内のドーピング濃度を更に増すために抵抗
領域91内にも打込まれる。
このアセンブリは次いで全表面にわたってチタンをスパ
ッタすることにより金属層28で被覆される。例えばコ
バルトやプラチナのような他の金属を用いることもでき
る。アセンブリは次いで約650°Cの温度に加熱され
、チタンが珪素と直接接触する部分において珪化チタン
15を形成するようにチタンが珪素と反応する。かくし
て、ゲート電極45、55.85、ソース41.51と
ドレーン42.52、第1活性領域81と第2活性領域
82並びに接点領域92には自己位置合せによって珪化
チタン15の良好な導電頂層が設けられる(第13A、
 B図参照)。残りの変換されなかったチタン28は、
珪化チタン15に関して選択的な適当な溶剤によって除
去することができる。はっきりさせるために、本願にお
いて“珪化チタン”または更に一般的な意味で“金属珪
化物”と言う言葉を用いた場合、この言葉は化学量論的
化合物(stoichiometric compou
nd)のみならず更に一般的な意味で金属並びに珪化物
を含む任意の材料を意味するものと理解されるべきこと
をここに述べておく。
このアセンブリは次いで酸化珪素層17で被覆されるが
、この層には、金属珪化物15の一部の上方に接点窓が
設けられている。この接点窓内では、金属珪化物15は
チタン−タングステンの薄い層(図示せず)で被覆され
、しかる後アセンブリにアルミニウムの層が設けられる
が、このアルミニウム層は金属珪化物上の接点窓内に位
置しかくして電極16を形成する。このアルミニウム層
からは次いで所望の配線、そのうちの接続導体61−6
4が、マスキングとエツチングによって形成される。こ
の時に得られた構造は第2,6図に略図的に示されてい
る・。
本発明の半導体デバイスの第2の実施例が第14図に平
面図でまた第15A、 B図に断面図で示されている。
この実施例そしてまた以下の実施例でも常に前述したC
MO3回路より出発する。したがって第1の実施例の説
明がその参考となる。
前の実施例と同様に、保護素子は第1活性領域81と第
2活性領域82とを有し、これ等は共にn形である。こ
れ等の両頭域はp形基板10の隣接部分とpn接合を形
成し、その表面を珪化チタン15で被覆されている。こ
の実施例では、基板10は2つの活性領域81.82の
間では約0.4μmの厚さの酸化珪素層12の下にあり
、この層は基板10内に沈んでいる。この沈んだ酸化物
層12は第2酸化珪素17とアルミニウムのゲート電極
85で相継いで被覆されている。両酸化物層12.17
はともに比較的厚いゲート誘電体を形成し、その結果、
MOSトランジスタとして保護素子のしきい値が比較的
高い。
保護素子にかかる電圧が約15−20Vのしきい値を越
えると、保護素子8は前述した“スナック−バック”状
態に達する。電気接続はこの場合入力線61から保護素
子を経て第2給電線63に存する。。ゲート誘電体の比
較的大きな厚さのために、この実施例の保護素子は比較
的強い。更に、活性領域81゜82間の距離は前の実施
例におけるよりも大きく選ばれ、この距離は、全体とし
てここに説明した保護素子が比較的高い電圧に耐える結
果を生じる。
この素子は、所謂「ヒユーマン・ポデー・モデル(Hu
man Body Model)J ; U、S、 M
ilt、 Std、 883C。
Method 3015.6. Notice 7  
に従って加えられた1ooovよりも高い電圧に耐える
ことができることが判明した。これに反し、ここに説明
した保護素子はその高いしきい値のために前の実施例の
素子よりも遅い。したがってこの半導体デバイスでは両
方の保護素子を入力線61と第2給電線63に沿って別
々に接続し、このため画素子の利点を利用することがで
きるのが好ましい。静電放電の場合には、電圧は始めて
の実施例の保護素子によって十分迅速に安全値に制限さ
れ、一方ここに説明した保護素子は電荷を確実に十分高
い密度で消失することができる。
本発明に従って保護素子8と直列に接続された抵抗素子
9は、この実施例では、珪化チタンの頂層で被覆された
、部分的に条帯93に小分けされた燐ドープ多結晶珪素
層を有する。この層の組成と厚さは集積回路のインバー
タのゲート電極のそれ等と実質的に同じで、このため抵
抗素子を該ゲート電極と一緒に同じ工程段階で設けるこ
とができる。抵抗素子9の抵抗は、主として珪化チタン
の良好な導電性頂層15によって決まる。シート抵抗は
したがって約3−4Ω/口である。原理的には抵抗素子
に他の導電性材料を用いることもできるが、これは多く
の場合余分な工程を必要とする。
抵抗素子9が別々の条帯93に小分けされ、これ等の条
帯は酸化物層12.22により基板より絶縁されている
ために、前に述べた電流集中が抵抗素子内で防がれる。
前記の条帯は約4μmの相対間隔で位置し、約111m
の幅を有する。5−20μmの長さで、これにより条帯
当り約15−80Ωの抵抗が得られる。けれども、条帯
が並列に接続されているために抵抗素子の抵抗は比較的
低いので、抵抗素子は保護素子のスイッチング速度に実
質上影響を与えない。活性領域8Iから離れた側では、
抵抗素子9は条帯に小分けされ、多数の電極16が該素
子上に設けられ、これ等の電極は、平面図では見えない
が、第14図に点線で示しである。これ等の電極16を
経て、抵抗素子9は入力線61に接続される。抵抗素子
9のこの部分では、別々の条帯93の比較的高い抵抗の
ために、珪化チタン15か°ら活性領域81への移行部
における抵抗変動は全くまたは事実上目立たない。した
がって電流の集中はこの場合全くまたは事実上束ぜず、
このため電流は実質的に均一に抵抗素子に加えられる。
抵抗素子内では、条帯93が互いに側方に絶縁されてい
るため集中は不可能である。電流はしたがって素子から
実質的に均一に出る。抵抗素子8に面した側では、条帯
93はアルミニウム条帯98を経て活性領域81に夫々
個別に接続されている。活性領域81との条帯93の接
続に対する1つの連続した共通の層の代わりに個別のア
ルミニウム部分98を使用することによって、低オーム
アルミニウム98内の電流の集中が防がれる。電流はし
たがって実質的に均一に活性領域81上の珪化チタン1
5に供給される。この珪化物15内の電流路が余りに長
くなければ、このように実質上均一な電流分布をpn接
合にわたって得ることができる。
この実施例では抵抗素子9は個別のアルミニウム条帯を
経て活性領域81に接続されているが、この接続は、横
断方向に延在する1つのアルミニウム層による接続とく
らべて、本発明の観点内では直接と見做すべきであるこ
とに留意され度い。
第2実施例の製法を第16図から19図を参照して説明
する。これ等の図面はこの場合引き続いた製造工程にお
ける保護素子8と抵抗素子9を示す。
CMO3回路は第1の実施例について説明したのと同様
にして形成される。
出発材料は、窒化珪素の酸化物マスク19が上に設けら
れた硼素ドープp形基板IOである。マスク19と基板
10の間には、応力を中和するために酸化珪素の薄い層
18が設けられる。この目的で、酸窒化珪素を用いるこ
ともできる。次いでこのアセンブリは熱酸化され、部分
的に基板内に沈んだ酸化珪素層12が基板のマスクされ
てない部分で成長される(第16A図参照)。
CMO3回路に対するp−井戸およびn−井戸をこの時
設けることができる。この実施例では保護素子8も抵抗
素子9もこのような井戸を有しない。
したがってこれ等の画素子8,9は、例えばNMO3ま
たはPMO3製造工程のようなこのような井戸の存しな
い工程とも相いれる。
酸化マスク19が除去された後、酸化物層I2は、基板
内に沈んだ部分だけが残るように通常の方法で平面化さ
れる。次いで、第1の実施例で説明したようにインバー
タのゲート誘電体として用いられる約17.5nmの酸
化珪素層22を形成するために熱酸化が行われる。この
酸化珪素層22は多結晶珪素の層で被覆されるが、この
層は燐でドープされ、この層からマスキングとエツチン
グにより抵抗素子9の条帯93が形成される。同じ珪素
層から、第■の実施例で既に説明したCMOSトランジ
スタのゲート電極45.55も形成されるので、条帯9
3を設けるために余分な工程を必要としない。この時得
られた構造を第17A、 178図に示す。
保護素子の領域において燐と砒素が次いで連続的に基板
IO内に打込まれ、沈んだ酸化物層12の両側に比較的
高濃度にドープされた表面領域81.82が形成される
。この領域81.82のドーピング濃度は約10”cm
−”である。このアセンブリは2つの打込みの開で厚い
酸化珪素層で被覆され、この層は次いで、隣接した酸化
珪素層22と共に不等方性エツチングで除去され、その
うちの縁部分27だけが条帯93に沿って残される。第
18A図、 18B図はこの構造を示す。
アセンブリは次いで例えばチタンを表面にスパッタする
ことによりチタンの層28で被覆され、約675℃の温
度に加熱される。このチタン層28が珪素と接触してい
る領域でチタンが珪素と反応し、珪化チタン15を形成
する(第19A、 B図参照)。前記のチタン層28が
珪素基板■0と接触している領域以外では、例えば条帯
93の多結晶珪素上でもこのことが当嵌まる。変換され
ないチタンは次いで選択的に除去される。
アセンブリは次いで、接点窓が通常の様にしてエッチさ
れた比較的厚い酸化珪素層17で被覆される。次いで、
このアセンブリはアルミニウム層で被覆され、この層か
ら電極16および線61.63がマスキングとエツチン
グにより形成される。この段階において入力線61と第
2給電線63に加えて、アルミニウム条帯98も条帯9
3と活性領域81および第2活性領域82との間に設け
られる。更に、アルミニウム層から保護素子のゲート電
極85が形成される。第19A図、 19B図は、得ら
れた構造の断面を示す。
第20図と21A、 21B図は本発明の半導体デバイ
スの第3実施例を夫々平面図と断面で示す。このデバイ
スは、第1実施例と同様にCMO3回路を有するが、こ
の回路の他の点は本発明にとって本質的なものでないの
で図面に示してない。この回路の説明に対してはここで
は第1実施例が参考になる。
この実施例においては、出発材料は第1実施例における
と同じ保護素子8である。この出発材料は、入力線61
と第2給電線63に夫々接続された共にn形の第1活性
領域81と第2活性領域82を有する。これ等の活性領
域81.82は夫々p形基板の隣接部分とpn接合86
と87を形成する。2つの活性領域81.82の間の基
板10の部分83は、約17.5nmの厚さの酸化珪素
のゲート誘電体とn膨長結晶珪素のゲート電極85で被
覆される。ゲート電極85と活性領域81.82は何れ
も珪素化チタン15で被覆される。
他の点では、保護素子のゲート電極85をレジスタを経
て第2給電線と接続するのが好ましい。実際にこれによ
りゲート電極85と第2活性領域82の間の電圧が低く
保たれ、この結果、入力線61における電圧が高い値を
取った場合ゲート誘電体84のブレークダウンを防ぐこ
とができる。
この実施例における抵抗素子9はn形抵抗領域94を有
し、この領域の上に、互いに実質上平行に延在する珪化
チタンの多数の条帯95が配置される。
この条帯は約IOμmの長さで1μmの幅である。
珪化チタン15の約3−4Ω/口のシート抵抗では、し
たがって抵抗は条帯当り約30Ωである。抵抗領域94
は基板lOのp形部分上に設けられ、pn接合によりそ
れから絶縁されている。条帯95は、やはり抵抗領域9
4と隣接する活性領域81において珪化チタン層15と
溶けあう(merge)。活性領域81から離れた側で
は条帯95は互いに連結されてその上に電極16が設け
られ、これ等の電極により抵抗素子9が入力線61と接
続される。前記の電極16は平面では見えないが第20
図に点線で示しである。抵抗領域94が珪化物条帯95
で被覆されてない領域では、抵抗領域94は、基板10
内に沈んだ酸化珪素層12の下方に位置する。
以下にこの半導体デバイスの製造方法を第22−25図
を参照して説明する。これ等の図面は連続した製造工程
における抵抗素子9,9′と保護素子8とを示す。
出発材料は、薄い酸化珪素層18と窒化珪素層19で順
次に被覆されたp形珪素基板10である。窒化珪素層1
9が通常のようにしてパターン付けされた後アセンブリ
は酸化媒体にさらされ、その結果、窒化珪素層19で被
覆されてない基板10の部分に、部分的に沈んだ酸化珪
素層12が形成される。この場合、後で抵抗素子の金属
珪化物条帯が形成されねばならない領域において基板l
Oが窒化物層19で被覆されることが確実になされる。
第22A、 B図はこの構造を示す。
形成さるべき保護素子の領域にホトレジストマスク20
が次いで設けられ、しかる後、基板IOのマスクされて
ない部分への燐の打込みによって、抵抗領域を構成する
n−井戸94が設けられる(第23A、 B図参照)。
打込みの後、この打込まれた不純物を活性化するために
アセンブリはしばらく加熱される。
マスク20と窒化物層19が除去されてから、一部沈ん
だ酸化珪素層12が通常のようにして平面化され、しか
る後、熱酸化によって、保護素子のゲート誘電体として
用いられる約17.5nmの厚さの酸化珪素層22が成
長される。保護素子の領域にはn膨長結晶珪素のゲート
電極85が設けられ、しかる後、このゲート電極85の
両側に比較的弱くドープされ且つかなり浅いn形表面領
域81A、 82Aを形成するために第1の燐打込みが
行われる(第24A、 、B図参照)。
このアセンブリは次いで比較的厚い酸化珪素層で被覆さ
れ、この層から、核層を不等方性にエツチングすること
によって、縁部分27が形成される。
これ等の縁部分27は、前の打込みよりも高い注入量で
行われる第2の砒素打込み時にマスクする。
第1の打込みは例えば約4・1013c+n−2の注入
量で行われるが、この後者の打込みでは注入量は約3・
110111a ”である。その結果、幾らか更に深く
また幾らか更に高濃度にドープされた、表面領域81B
、 82Bが形成され、これ等の領域はその上ゲート電
極85より僅かにより離れている。前記の領域81Aと
81Bは一緒に保護素子の第1活性領域81を構成する
。同様に、領域82Aと82Bは一緒に第2活性領域8
2を構成する(第25A、 B図参照)。
次いでこのアセンブリはチタン層で被覆され、しかる後
、熱処理によって、珪素と接触しているチタンが珪化チ
タン15に変換される。残りのチタンは次いでエツチン
グで除去される。珪化チタン15が第1活性領域81と
第2活性領域82上に設けられるだけでなく、抵抗素子
9の珪化物条帯95もこの工程段階で形成される。アセ
ンブリは次いで、抵抗素子9の領域に接点窓が設けられ
た酸化珪素層17で被覆される。次いで、このアセンブ
リは薄いチタン−タングステン層とアルミニウム層で被
覆され、この層から、電極16と入力線61および第2
給電線63のような所望の配線とがマスキングとエツチ
ングによって形成される(第20図、第21A。
B図参照)。
本発明の半導体デバイスでは、抵抗素子は、保護素子よ
り分離されるようにデバイス内に設けることができる。
これは、例えば、前述の第2実施例の場合である。この
場合には、抵抗素子は配線を経て保護素子に接続される
。前述した第1および第3実施例におけるように、抵抗
素子が保護素子に隣接することも可能である。この場合
には、抵抗素子を保護素子と接続するための別個の配線
は省略することができる。本発明の半導体デバイスにお
いて抵抗素子が保護素子内に設けられると更に別の集積
が得られる。その−例として、本発明の半導体デバイス
の第4実施例を以下に説明する。
第26図は半導体デバイスの第4実施例に従った保護素
子の断面図を示す。この実施例の保護素子は、反対導電
形の第1活性領域81と82を有する。
これ等の活性領域81.82は、約35Vのブレークダ
ウン電圧を有するダイオードを構成する。活性領域81
.82は集積回路の夫々p形チャネルとn形チャネルト
ランジスタのn−井戸とp−井戸と同じ工程で設けられ
る。第1活性領域81はしたがって約15にΩ/口のシ
ート抵抗を有し、このシート抵抗は、前述した電流の集
中を防ぐのにたっぷり十分である。
第1活性領域81と第2活性領域82の一部は、基板内
に沈められた酸化珪素層12の下に位置し、2つの領域
間のpn接合を表面で境界する。領域81゜82が酸化
珪素層12の下にない領域では、これ等領域は珪化チタ
ン15で被覆される。第1活性領域81と第2活性領域
82の両方に、接点領域181と182を形成するため
にn形ドーパントの付加的な量が表面に局部的に与えら
れる。この目的で、CMO3回路内のn形チャネルトラ
ンジスタのためのソースおよびドレーン打込みが用いら
れる。このアセンブリは、接点領域181.182の部
分に接点窓が設けられた比較的厚い酸化珪素層17で被
覆される。この接点窓内では、珪化物層15上の活性領
域81.82に電極16が設けられ、この電極によって
、第1活性領域81が入力線61に接続されまた第2活
性領域82が第2給電線63に接続される。
接点領域181.182の間では第1活性領域81と第
2活性領域82は酸化物層12の下にあり、珪化物15
で被覆されていないので、電流は、比較的弱くドープさ
れた領域を経るだけでpn接合86に達することができ
る。この電流は、珪化物−珪素移行部88の抵抗変動が
最早や事実上回等影響ないような抵抗に面する。したが
って電流はpn接合86にわたって事実的に均一に拡が
り、その結果、比較的太きな全体電流ではじめて保護素
子の許容最大電流に達する。
約35Vのpn接合86のブレークダウン電圧は、前の
実施例の保護素子のしきい電圧よりも高い。けれども、
これに反し、ここで説明した保護素子は他の保護素子と
くらべて著しく強い。このことは、前の実施例の保護素
子よりも著しく高い電圧と電流密度に耐えることができ
るということを意味する。本発明の第5実施例では、し
たがってそれ等の種々の利点を組合せるために保護素子
の種々の実施例が1つの回路に共通に用いられる。第2
7図はその等価回路図を示す。
この実施例では、3つの保護素子8A−8Cが入力線6
1と第2給電線63の間に並列に接続されている。
第1保護素子8Aは、第4実施例で説明した種類のp−
井戸/n−井戸ダイオードを有する。第2保護素子8B
は、第2実施例の保護素子のように、第1実施例で説明
したように構成された第3保護素子8Cにくらべると比
較的厚いゲート誘電体と比較的大きなチャネル長さで構
成される。この第2保護葉子8Bのゲート電極は入力線
61に接続される。
その結果、静電放電によって、保護素子8Bのゲート電
極と第1活性領域は実際上同じ電圧が加わるのでこの保
護素子8Bは更に速く導通になる。この場合第2保護素
子8Bの厚いゲート誘電体はゲート電極と第2活性領域
の間の電圧に耐えるのに十分に強い。
第2保護素子8Bと入力線の間には、本発明に従って抵
抗素子9が接続され、この抵抗素子にはこの場合前述の
第2実施例の抵抗素子が選ばれる。
第2保護素子8Bによって入力線61の電圧は十分に低
い値に制限されるので、第3保護素子8Cに対するレジ
スタは必要ない。更に、この第3保護素子8Cでは、ゲ
ート電極の電圧は該ゲート電極と第2給電線63の間に
接続されたレジスタR4によって低く保たれる。
加えて、入力線61への第1保護素子8Aと第2保護素
子8Bの接続点の間には、レジスタR1が該入力線に含
まれている。入力線61への第1および第3保護素子8
B、 8Cの接続点の間にもレジスタR2が接続されて
いる。これ等の両直列レジスタには、半導体内に位置し
且つ該半導体の隣接部分とpn接合を形成する抵抗領域
を用いるのが好ましい。レジスタ両端の電圧が増すと、
pn接合のまわりの空乏領域か大きくなり、その結果、
抵抗領域は狭められ、その抵抗値が増す。したがって、
電圧が入力線61で5vを越えない回路1の正常動作中
はこの回路の動作は事実上遅れがないようにすることが
できる。第1および第2直列レジスタR1+ Rzの適
当な値は、この条件においては夫々300Ωと100Ω
である。これに反し、丁度非常に高い電圧が入力線に加
えられる静電放電の際には、両直列レジスタR11R2
の抵抗値は著しく高くなる。この条件における直列レジ
スタR1+ Rzは、ゲート電極45.55の電圧が許
容以上に増す前に第3保護素子8Cを導通させるために
入力線61の電圧増加を遅らせる。
静電放電が起きると、そ′の比較的低いしきい値のため
に、第3保護素子が導通になる最初の保護素子で、第2
直列レジスタR2の後の線61の電圧を約8■に制限す
る。この時第2直列レジスタR2を通って流れる電流が
該レジスタに電圧降下を生じ、その結果、約5−20V
のしきい値を有する第2保護素子8Bもまた導通になる
ことができる。入力線の電圧はこの場合2つの直列レジ
スタR1t R1の間で1O−15Vに制限される。最
後に第1保護素子8Aも導通になり、その結果、放出さ
れた電荷は短時間で消失されることができる。
直列レジスタR1,R2を慎重に選ぶことによって、第
1保護素子8Aを流れる電流の大部分を確実に消失する
ことができる。したがって、静電放電により、ここで使
用された直列レジスタR1t Rzに対する値において
、100−500mAと1010−2Oのオーダーの電
流が夫々レジスタR1とR2を通って流れ、一方、第1
保護素子を通って消失される電流はこの場合5Aまたは
更に高い値になることができる。
第28図は本発明の半導体デバイスの第6実施例を断面
図で示したものである。この図面では、保護素子8は第
1活性領域81と第2活性領域82を有し、これ等の活
性領域は共にn形で、p、形基板10の一部で互いに分
離されている。この部分は、基板10に沈んだ比較的厚
い酸化物層12の下に位置する。前記の領域81.82
は約200μmの幅を有し、p形チャネルトランジスタ
と同じ工程で設けられる。この説明に対しては第1実施
例が参考になる。
活性領域81.82は約5 ・10”cm−3の濃度で
ドープされ、その結果それ等のシート抵抗は約15 R
0/口である。
活性領域81.82への十分な電気接続のために、両頭
域は、酸化物層12の両側で表面に夫々電極領域181
と182を形成するため高濃度のドーピングが与えられ
る。これ等の接点領域181.182に対しては、回路
のn形トランジスタのソースおよびドレーン打込みを用
いることができる(この説明には第1実施例が参考にな
る)。前記の接点領域181、182は珪化チタン15
で被覆され、このアセンブリは次いで酸化珪素の層17
で被覆される。この酸化物層17の接点窓を経て、第1
活性領域81と第2活性領域82はアルミニウム電極1
6によって夫々入力線61と第2給電線63に接続され
る。活性領域81、82の間には、保護素子のために酸
化物層17上にアルミニウム電極85が設けられる。
両活性領域81.82はp形基板lOとpn接合86お
よび87を夫々形成し、そのブレークダウン電圧は約3
5Vである。若し入力線16の電圧がこの電圧を越える
と、第1活性領域81のpn接合86はブレークダウン
し、その後保護素子は前述した“スナップ−バック”状
態に達する。この状態において、保護素子は電荷を第2
給電線63に放出し、入力線の電圧は約15Vに制限さ
れる。この時保護素子を通って流れる電流は、第1活性
領域81の比較的弱くドープされた部分の一部を通って
強制的に流される。
活性領域81のこの部分の比較的高いシート抵抗のため
に、電流はこの場合電流集中を妨げるに十分な抵抗に面
する。したがって、この実施例では、保護素子の前に付
加レジスタを配設することは必要ない。
以上本発明を実施例によって説明したが、本発明はこれ
等の実施例に限定されるものでないことは明らかであろ
う。当業者にとっては、本発明の要旨内において数多く
の別の変形が可能である。
例えば、1つの実施例で説明した抵抗素子と保護素子を
他の実施例に用いることもできる。更に、本発明はMO
3回路に限定されるものではなく、例えば、珪化物エミ
ッタを有するバイポーラ回路を有する半導体デバイスに
用いることもできる。保護素子はこの場合そのコレクタ
が接続導体に接続されまたそのエミッタが第2接点領域
に結合されたバイポーラトランジスタ例えばnpロトラ
ンジスタによって構成することができる。本発明を用い
ることによって、この素子の寿命したがって信頼性を増
すことができる。
加えて、多数の活性領域を有する保護素子の場合には、
本発明に従って夫々個々に活性領域に接続された多数の
抵抗素子を用いることができる。
したがって、成る場合にはそのために余分なスペースを
必要としない全直列抵抗の更なる増加を得ることができ
る。
更に、本発明は以上主として入力線と給電線間の保護回
路について説明されてきたが、本発明は、例えば、出力
線と給電線間または2つの給電線回路間の保護回路或い
は集積回路自体にも用いることができることに留意され
度い。
【図面の簡単な説明】
第1図は保護素子をそなえた通常の半導体デバイスの等
価回路図、 第2図は第1図のCMOSインバータの断面図、第3図
は第1図の保護素子の一例の断面図、第4図は第3図の
保護素子を通る電流と該保護素子にかかる電圧の関係を
示す線図、 第5図は第3図の保護素子の面に平行な、断面図、第6
図は本発明の半導体デバイスの第1実施例の断面図、 第7A図から第13B図は第6図の半導体デバイスの各
製造工程における状態を示す断面図、第14図は本発明
の半導体デバイスの第2実施例の平面図、 第15A図は第14図のA−Aにおける断面図、第15
B図は第14図のB−Hにおける断面図、第16A図か
ら第19B図は第14図および第15Aと第15B図に
示した半導体デバイスの各製造工程における状態を示す
断面図、 第20図は本発明の半導体デバイスの第3実施例の平面
図、 第21A図は第20図のA−Aにおける断面図、第21
B図は第20図のB−Bにおける断面図、第22A図か
ら第25B図は夫々第21A図および第21B図で示し
た半導体デバイスの各製造工程における状態を示す断面
図、 第26図は本発明の半導体デバイスの第4実施例の断面
図、 第27図は本発明の半導体デバイスの第5実施例の等価
回路図、 第28図は本発明の半導体デバイスの第6実施例の断面
図である。 3・・・第1接点領域 4.5・・・相補形電界効果トランジスタ6・・・CM
OSインバータ 7・・・第2接点領域 8、8A、 8B、 8C・・・保護素子9.9′・・
・抵抗素子 10・・・基板 12、17.、18.22・・・酸化物層13・・・p
−井戸 14・・・n−井戸 15・・・金属珪化物層 I6・・・電極 19・・・窒化物層 41、51・・・ソース 42、52・・・ドレーン 44、55.58.85・・・ゲート電極6I・・・入
力線(第1接続導体) 62・・・第1給電導体 63・・・第2給電導体 81・・・第1活性領域 82・・・第2活性領域 86、87・・・pn接合 88・・・珪化物−珪素移行部 92、181.182・・・接点領域 93、95・・・金属珪化物条帯 u 1U FIG、25A FIG、25B FIG、26 RO,2B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体内に位置し且つ金属珪化物で被覆された領域
    を有し、回路が第1接続導体を経て接点領域に接続され
    また保護素子が第1接続導体と第2接続導体の間に接続
    され、前記の素子は、半導体内に位置する活性領域を有
    し、半導体の隣接部分とPN接合を形成し、半導体の表
    面において金属珪化物層で被覆され、電極を経て第1接
    続導体と結合された、少なくとも1つのトランジスタを
    もった集積回路をそなえた半導体を有する半導体デバイ
    スにおいて、pn接合にわたって電流分布の均一性を得
    るために、電極とpn接合の間で抵抗素子が保護素子の
    活性領域に直接に接続され、保護素子の幅は活性領域の
    幅と実質的に等しいことを特徴とする半導体デバイス。 2、回路は第1導電形のソースとドレーンを有する電界
    効果トランジスタを有し、このソースとドレーンは反対
    の第2導電形のチャネル領域で互いに分離され、このチ
    ャネル領域はゲート誘導体とゲート電極で被覆され、前
    記のソースとドレーンは金属珪化物で被覆された請求項
    1記載の半導体デバイス。 3、回路は、第1導電形のチャネル領域で互いに分離さ
    れた第2導電形のソースとドレーンを有する第2電界効
    果トランジスタを有し、前記のチャネルはゲート誘電体
    とゲート電極で被覆され、前記のソースとドレーンは金
    属珪化物で被覆され、トランジスタは半導体の隣接部分
    とpn接合を形成する第1導電形の半導体井戸内に設け
    られたことを特徴とする請求項1または2記載の半導体
    デバイス。 4、保護素子は第1活性領域と同じ導電形の第2活性領
    域を有し、両活性領域は、反対導電形の半導体の部分に
    よって互いに分離された請求項2または3記載の半導体
    デバイス。 5、保護素子の2つの活性領域は、少なくとも実質的に
    同じく高濃度にドープされ、電界効果トランジスタのソ
    ースおよびドレーンと少なくとも実質的に同じ深さに半
    導体内に位置する請求項4記載の半導体デバイス。 6、保護素子の活性領域は共に第1導電形の半導体井戸
    を有し、そのドーピング濃度と深さは、電界効果トラン
    ジスタが設けられた半導体井戸の濃度と深さに少なくと
    も実質的に等しい請求項3または4記載の半導体デバイ
    ス。 7、抵抗素子は、半導体内に位置し且つ隣接する保護素
    子の活性領域と同じ導電形の抵抗領域を有し、この抵抗
    領域は、半導体の残りの部分とpn接合を形成し且つ表
    面を少なくとも部分的に酸化珪素で被覆された請求項1
    ないし5の何れか1項記載の半導体デバスイ。 8、金属珪化物条帯が抵抗領域上に位置し、この条帯は
    酸化珪素で互いに分離され、少なくとも実質的に活性領
    域の幅全体にわたってその上に位置する金属珪化物内に
    溶け込んだ請求項7記載の半導体デバイス。 9、抵抗領域と半導体井戸は、少なくとも実質的に同じ
    深さに半導体内に位置し、少なくとも実質的に同じく高
    濃度にドープされた請求項3または7に記載の半導体デ
    バイス。 10、抵抗素子は、誘電体層によって半導体より分離さ
    れた多結晶珪素の層を有し、少なくとも実質的に活性領
    域の幅全体に延在し、珪素層は少なくとも部分的に多数
    の条帯に小分けされ、これ等の条帯は互いに並んで延在
    し、活性領域に面するその端は個々に該活性領域に接続
    された請求項1ないし5のいずれか1項記載の半導体デ
    バイス。 11、多結晶珪素層には金属珪化物の層が設けられた請
    求項10記載の半導体デバイス。 12、抵抗素子の多結晶珪素層と電界効果トランジスタ
    のゲート電極は少なくとも実質的に同じ組成と同じ厚さ
    を有する請求項2または3記載の半導体デバイス。 13、保護素子は、第1活性領域とダイオードを形成す
    る第2活性領域を有し、両活性領域は、半導体井戸を有
    し、表面の大部分を酸化珪素で被覆された請求項1ない
    し3の何れか1項記載の半導体デバイス。
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