JPH06350081A - 入出力保護回路 - Google Patents

入出力保護回路

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JPH06350081A
JPH06350081A JP14192893A JP14192893A JPH06350081A JP H06350081 A JPH06350081 A JP H06350081A JP 14192893 A JP14192893 A JP 14192893A JP 14192893 A JP14192893 A JP 14192893A JP H06350081 A JPH06350081 A JP H06350081A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ESD耐量が高い寄生MOSトランジスタを
含む入出力保護回路を提供する。 【構成】 入出力保護回路は、入出力端子31と電源3
3との間、及び、入出力端子31とグランド34との間
に夫々ソース・ドレイン路が接続されると共にゲートが
夫々入出力端子31に接続される2つの寄生Nチャネル
MOSトランジスタM3、M4を含む。双方の寄生MO
SトランジスタM3、M4では、そのスナップバック電
圧がソース・ドレイン拡散層の耐電圧よりも低い。この
ため、特に正極性の過電圧が侵入した場合にも、寄生M
OSトランジスタM3、M4の拡散層4、5が破壊され
ることはなく、侵入する正極性及び負極性の過電圧から
内部回路を有効に保護することが出来る。寄生Nチャネ
ルMOSトランジスタM3、M4は、P型基板領域1に
+チャネルストッパ3を有するものとして、或いは、
Pウエル2内にP+チャネルストッパを有しないものと
して夫々形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入出力保護回路に関
し、特に、半導体集積回路装置において寄生MOSトラ
ンジスタを保護素子として利用する入出力保護回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置では、回路素子の微
細化が進んだことから、内部回路を静電気等の過電圧か
ら保護することが特に重要となっている。この目的のた
めに、一般的に入出力保護回路が採用される。図4は、
従来の入出力保護回路の構成を例示する回路図である。
同図において、入出力端子31から侵入した正極性又は
負極性の過電圧は夫々、通常のPチャネル及びNチャネ
ルMOSトランジスタM1及びM2の導通により、電源
ライン33又はグランドライン34から逃がされる。
【0003】ところが、半導体集積回路装置の入出力端
子31に、該半導体集積回路装置の電源電圧よりも高い
入出力信号が印加される場合には、図3に示した通常の
MOSトランジスタを含む保護回路を使用することは出
来ない。これは、電源電圧VDDよりも高い入力電圧に対
しては、PチャネルMOSトランジスタM1が順方向と
なって導通するためである。従って、図4に示された2
つのMOSトランジスタM1及びM2のうち、負極性の
過電圧をグランドライン34に逃がすNチャネルMOS
トランジスタM2のみが使用可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】正極性及び負極性の双
方の過電圧から内部回路を保護する入出力保護回路を必
要とする場合には、前記通常のMOSトランジスタの使
用に代えて、2つのNチャネル寄生MOSトランジスタ
を保護素子として使用することが考えられ、例えば図3
に示した回路が挙げられる。入出力端子31とVDD電源
ライン33及び入出力端子31とグランドライン34と
の間に夫々、Nチャネル寄生MOSトランジスタM3及
びM4のソース・ドレイン路を接続し、夫々のゲートを
入出力端子31に接続する。
【0005】図3に示した入出力保護回路では、入出力
端子31に負極性の過電圧が印加された場合には、双方
のNチャネル寄生MOSトランジスタM3、M4のソー
ス又はドレイン拡散層の接合部が順方向となって、グラ
ンドライン34に接続されているP型領域に負極性のサ
ージ電荷を放電する。また、入出力端子31に正極性の
過電圧が印加された場合には、いずれか又は双方の寄生
MOSトランジスタにおけるSDブレイクダウン(いわ
ゆるスナップバック現象)を利用し、電源ライン33又
はグランドライン34或いはその双方に正極性のサージ
電荷を放電する。
【0006】図5に、SDブレイクダウン現象が発生す
る際の寄生MOSトランジスタの電圧−電流特性を示
す。この特性は、一般にスナップバック特性と呼ばれ、
高いドレイン電圧の入力によりソース及びドレイン間で
放電が開始した後、ソース・ドレイン電流の増加に伴い
一旦ドレイン電圧が上昇して極大値(スナップバック電
圧v1)を示した後に、再びドレイン電圧が減少して極
小値を示した後、更にソース・ドレイン電流の増大と共
にドレイン電圧が増大する特性である。
【0007】図6は、図3に示した入出力保護回路部分
を、一般的な寄生MOSトランジスタで構成したときの
半導体集積回路装置の断面図である。P型半導体基板1
の表面にNウエル及びPウエルから成るツインウエルを
形成し、Pウエル2内部にNチャネル寄生MOSトラン
ジスタを形成する。即ち、Pウエル2上部のロコス酸化
膜9の下に高濃度のP型拡散層領域を成すP+チャネル
ストッパ3を形成し、ロコス酸化膜9及び層間絶縁膜1
0をゲート酸化膜、層間絶縁膜10上に形成されたアル
ミニウム電極6をゲート電極、高濃度のN型拡散層領域
を成すN+領域をソース4及びドレイン5とする寄生M
OSトランジスタを形成する。ソース及びドレインは夫
々、アルミニウム電極7及び8により、図3の入出力端
子31及びグランド34又はVDD電源ライン33に接続
する。
【0008】ところで、寄生MOSトランジスタのスナ
ップバック電圧は、一般にソース及びドレイン拡散層領
域の接合部におけるブレイクダウン電圧よりも高い。こ
のため、図6に示した一般的な寄生MOSトランジスタ
構造を採用して図3の入出力保護回路を実現した場合に
は、入出力端子31に正極性の過電圧が印加されると、
実際にはスナップバック現象が発生する前に、ソース及
びドレイン拡散層領域の接合部のブレイクダウンが発生
する。従って、この入出力保護回路では、半導体装置の
内部回路の有効な保護はできず、従来、図3に示した回
路で入出力保護回路を構成する例は知られていなかっ
た。
【0009】本発明は、上記に鑑み、特に入力信号が電
源電圧よりも高い半導体集積回路装置に好適な入出力保
護回路であって、入出力端子から侵入する過電圧を有効
に逃がすことで内部回路を保護できる入出力保護回路を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の入出力保護回路は、半導体装置の入出力端
子に電気的に接続されたゲートと、前記入出力端子と第
一の電源との間に電気的に接続されたソース・ドレイン
路とを有する寄生MOSトランジスタを備え、該寄生M
OSトランジスタのスナップバック電圧が該寄生MOS
トランジスタの拡散層の接合部の耐電圧よりも低いこと
を特徴とする。
【0011】寄生MOSトランジスタのスナップバック
電圧をその寄生MOSトランジスタの拡散層のブレイク
ダウン電圧よりも低くすることについては、種々の構成
が考えられるが、一般的に、通常の寄生MOSトランジ
スタから、そのスナップバック電圧を低くすると共に、
拡散層のブレイクダウン電圧を高くすることにより得る
ことが出来る。
【0012】NチャネルMOSトランジスタのスナップ
バック電圧は、チャネル部のP型不純物の濃度を低くし
てスレッシュホールド電圧を低下させることにより低下
し、また、拡散層のブレイクダウン電圧は、接合部近傍
のP型及びN型領域のいずれか又は双方の不純物濃度を
低くすることにより上昇する。
【0013】
【作用】スナップバック電圧がソース又はドレイン拡散
層の接合部のブレイクダウン電圧よりも低い寄生MOS
トランジスタを入出力保護回路の回路素子として採用す
ることにより、入出力端子から正極性の過電圧が侵入し
た際に、寄生MOSトランジスタの拡散層の接合部が破
壊される前にスナップバック現象が発生するので、侵入
した正極性の過電圧をスナップバック現象のソース・ド
レイン電流により、入力端子から第一の電源に安全に逃
がすことが出来る。
【0014】
【実施例】図面を参照して本発明を更に詳しく説明す
る。図1は本発明の第一の実施例の入出力保護回路の構
造を示すための半導体集積回路装置の寄生MOSトラン
ジスタ部を示す部分断面図である。この保護回路の回路
構成は、図3に示したものである。一般に半導体集積回
路装置では、P型半導体基板1の表面には、Pウエル及
びNウエルがツインウエルとして形成される。しかし、
この実施例では、Pウエル及びNウエルの何れもが形成
されない半導体基板領域1を基板面上に残している。P
型半導体基板1としては、その不純物濃度が例えば約1
×1016cm-3以下のものが採用される。
【0015】図1に示したように、P型半導体基板領域
1上に、通常の寄生MOSトランジスタと同様な構成を
有する寄生MOSトランジスタを形成する。即ち、ロコ
ス酸化膜9の下に、約1×1018以上のP型不純物濃度
を有するP+チャネルストッパ3を形成し、ロコス酸化
膜9と層間絶縁膜10とをゲート酸化膜とし、アルミニ
ウム電極6を層間絶縁膜10上に形成してゲート電極と
する。更に、1×1018cm-3以上のN型不純物濃度を有
するN+拡散層領域をソース4及びドレイン5として形
成し、これにより、SDブレイクダウン電圧が拡散層の
ブレイクダウン電圧よりも低い寄生MOSトランジスタ
を得る。
【0016】入出力端子1つに対して上記の寄生MOS
トランジスタ2つを1組として採用し、夫々の入出力端
子に対して入出力保護回路を形成する。アルミニウム電
極6〜8を、入出力端子31及びグランドライン33又
は電源ライン34に夫々接続することで、図3に示した
寄生MOSNチャネルトランジスタから成る入出力保護
回路を形成する。
【0017】上記構成により得られた寄生NチャネルM
OSトランジスタは、Pウエルを削除したことにより、
チャネル部のP型不純物濃度が下がり、スレッシュホー
ルド電圧が低下する。従って、このチャネル部に流れる
電流により発生するスナップバック電圧も低下する。逆
に、Pウエルを形成しないで接合部附近のP型不純物濃
度を低下させたことにより、拡散層のブレイクダウン電
圧はいくらか向上する。従って、スナップバック電圧よ
りも拡散層のブレイクダウン電圧を高くすることが可能
となる。
【0018】図1に示した寄生MOSトランジスタで
は、例えば、通常の寄生MOSトランジスタのSDブレ
イクダウン電圧が約14V、拡散層のブレイクダウン電
圧12V程度に対して、SDブレイクダウン電圧が約1
0V程度、拡散層のブレイクダウン電圧が12V以上で
ある。これにより、正極性の過電圧にから内部回路を有
効に保護できる。
【0019】図2は、本発明の第二の実施例の入出力保
護回路の構成を示す寄生MOSトランジスタ部の断面図
である。この実施例では、P型基板1表面上にPウエル
及びNウエルのツインウエルを形成し、図示のごとく、
Pウエル2内にチャネルストッパを有しない寄生Nチャ
ネルMOSトランジスタを形成する。即ち、この実施例
では、例えば1×1016〜1×1017cm-3の不純物濃度
を有するPウエル内にロコス酸化膜9及び層間絶縁膜1
0を形成し、層間絶縁膜10上にゲート電極6を形成す
る。しかし、約1×1018以上の不純物濃度を有するN
+領域を成すソース4及びドレイン5の間、即ちロコス
酸化膜9の直下にはP+チャネルストッパを形成しな
い。
【0020】上記構成において、ロコス酸化膜9の下に
+チャネルストッパを形成しないので、この寄生MO
Sトランジスタのスレッシュホールド電圧は低下する。
従って、スナップバック電圧も低下し、他方、拡散層の
ブレイクダウン電圧は、このチャネル部に近い接合部の
P型不純物の濃度低下によりいくらか上昇する。従っ
て、スナップバック電圧よりも拡散層のブレイクダウン
電圧を高くすることが可能となる。かかる構成によって
も、第一の実施例と同様なSDブレイクダウン電圧及び
接合部のブレイクダウン電圧が得られる。
【0021】上記各実施例の寄生NチャネルMOSトラ
ンジスタを採用した入出力保護回路を試作して、入出力
端子に過電圧を印加して試験を行った。MIL仕様によ
るESD試験において、従来の寄生MOSトランジスタ
を採用した入出力保護回路に比して約500Vの耐電圧
の向上が確認され、SDブレイクダウンによるソース・
ドレイン電流が拡散層の破壊を伴うことなく得られた。
【0022】上記実施例の構成の他に、寄生MOSトラ
ンジスタについてそのスナップバック電圧よりも拡散層
のブレイクダウン電圧を高くする他の構成が採用でき
る。即ち、P型基板上にPウエルを形成することなく、
且つ、ロコス酸化膜の下に通常のP+チャネルストッパ
を形成しないで、例えば、ロコス酸化膜の厚みを500
0Åとし、ソース及びドレイン領域には、N型不純物の
ボロンをドーズ量1012オーダー、加速電圧約150k
eVの条件で打ち込む。この構成によっても、スナップ
バック電圧を拡散層のブレイクダウン電圧よりも高くす
ることが出来る。
【0023】本発明の好適な実施例の入出力保護回路で
は、図3に示したように、スナップバック電圧よりも拡
散層のブレイクダウン電圧を高くした寄生NチャネルM
OSトランジスタを、入出力ラインと高電位電源側及び
グランドラインとの間に挿入する構成を採用する。この
場合、正極性の過電圧が印加される場合には、双方の寄
生NチャネルMOSトランジスタの何れか又は双方にお
いて、その拡散層のブレイクダウンが生ずる前にSDブ
レイクダウンが生ずることで、正極性のサージ電荷が放
電される。また、負極性の過電圧が印加される場合に
は、双方の寄生MOSトランジスタの拡散層の接合部の
順方向電流により、拡散層に隣接するP型領域に負極性
のサージ電荷が放電される。
【0024】上記各実施例の入出力保護回路は、簡素な
構成を採用しながらも、寄生MOSトランジスタの拡散
層におけるESD耐量を向上させたことにより、負極性
のみならず正極性の過電圧に対しても半導体集積回路装
置を保護することが可能であり、その応用範囲は広い。
特に本発明の入出力保護回路は、電源電圧よりも高い入
力信号が入力される半導体集積回路装置について、正極
性及び負極性の過電圧から有効に内部回路を保護するこ
とに利用できる。
【0025】なお、上記実施例の記載は、単に例示の目
的でなされたものであり、本発明を上記実施例の構成に
のみ限定することを意図したものではない。例えば、本
発明の入出力保護回路は、必ずしも2つの寄生MOSト
ランジスタを含む必要はなく、例えば入出力端子と高電
位側電源との間に、又は、入出力端子とグランドライン
との間に、上記構成の寄生MOSトランジスタのソース
・ドレイン路を挿入し、そのゲートを入出力端子に接続
することでもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
簡素な構成にも拘らず、入出力保護回路自身のトランジ
スタの拡散層の破壊を伴うことなく、入出力端子から侵
入する正極性及び負極性の過電圧を安全に逃がすことに
より、半導体装置の内部回路を有効に保護する入出力保
護回路を提供できたという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の入出力保護回路の構造を
示す半導体集積回路装置の部分断面図。
【図2】本発明の第二の実施例の入出力保護回路の構造
を示す半導体集積回路装置の日部分断面図。
【図3】従来の入出力保護回路を示す回路図。
【図4】本発明の入出力保護回路で採用される回路構成
を示す回路図。
【図5】MOSトランジスタにおけるスナップバック特
性を示すグラフ。
【図6】図4の入出力保護回路を従来の構造で実現した
例を示す半導体集積回路装置の部分断面図。
【符号の説明】
1 P型半導体基板 2 Pウエル 3 高濃度拡散層P型領域 4 ソース 5 ドレイン 6 ゲート電極 7 ソース電極 8 ドレイン電極 9 ロコス酸化膜 10 層間絶縁膜 31 入出力端子 32 入出力ライン 33 VDD電源ライン 34 グランドライン M1〜M4 MOSトランジスタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の入出力端子に電気的に接続
    されたゲートと、前記入出力端子と第一の電源との間に
    電気的に接続されたソース・ドレイン路とを有する寄生
    MOSトランジスタを備え、該寄生MOSトランジスタ
    のスナップバック電圧が該寄生MOSトランジスタの拡
    散層の接合部の耐電圧よりも低いことを特徴とする入出
    力保護回路。
  2. 【請求項2】 前記入出力端子に電気的に接続されたゲ
    ートと、前記入出力端子と第二の電源との間に電気的に
    接続されたソース・ドレイン路とを有する第二の寄生M
    OSトランジスタを更に備え、該第二の寄生MOSトラ
    ンジスタのスナップバック電圧が該第二のMOSトラン
    ジスタのソース及びドレイン拡散層の接合部の耐電圧よ
    りも低いことを特徴とする請求項1に記載の入出力保護
    回路。
  3. 【請求項3】 前記寄生MOSトランジスタは、Nチャ
    ネル型寄生MOSトランジスタであることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の入出力保護回路。
  4. 【請求項4】 前記Nチャネル型寄生MOSトランジス
    タが、P型基板領域から成るチャネル部と、該P型基板
    領域上に形成された高濃度N型拡散層領域を成すソース
    及びドレイン領域と、該ソース領域及びドレイン領域間
    に形成されるロコス酸化膜と、該ロコス酸化膜の下に前
    記P型基板領域上に形成される高濃度P型拡散層領域
    と、前記ロコス酸化膜上部に形成されるゲート電極とか
    ら構成されることを特徴とする請求項3に記載の入出力
    保護回路。
  5. 【請求項5】 前記P型基板領域、高濃度N型拡散層領
    域及び高濃度P型拡散層領域の各不純物濃度が夫々、約
    1×1016cm-3以下、約1×1018cm-3以上、及び、約
    1×1018cm-3以上であることを特徴とする請求項4に
    記載の入出力保護回路。
  6. 【請求項6】 前記NチャネルMOSトランジスタが、
    Pウエルから成るチャネル部と、該Pウエル上に形成さ
    れた高濃度N型拡散層領域を成すソース及びドレイン領
    域と、該ソース領域及びドレイン領域間に形成されるロ
    コス酸化膜と、該ロコス酸化膜上部に形成されるゲート
    電極とから構成されることを特徴とする請求項3に記載
    の入出力保護回路。
  7. 【請求項7】 前記Pウエル及び高濃度N型拡散層領域
    の各不純物濃度が夫々、約1×1016〜1×1018c
    m-3、及び、約1×1018cm-3以上であることを特徴と
    する請求項6に記載の入出力保護回路。
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