JPH02273663A - シトシンの製法 - Google Patents

シトシンの製法

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JPH02273663A
JPH02273663A JP2049668A JP4966890A JPH02273663A JP H02273663 A JPH02273663 A JP H02273663A JP 2049668 A JP2049668 A JP 2049668A JP 4966890 A JP4966890 A JP 4966890A JP H02273663 A JPH02273663 A JP H02273663A
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Itter Franz-Albert Von
フランツ・アルベルト・フオン・イツテル
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Huels AG
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Huels AG
Chemische Werke Huels AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D239/28Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D239/46Two or more oxygen, sulphur or nitrogen atoms
    • C07D239/47One nitrogen atom and one oxygen or sulfur atom, e.g. cytosine

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、β−アルコキシアクリルニトリル及び/又は
ジアルコキシ10ビオニトリルと尿素とをアルコレート
の存在で反応させ、引続き中和することによって、場合
によっては5−位で置換されていてもよいシトシンを製
造する方法に関する。
従来の技術 上記の各出発物質を、溶剤としてのアルコール中で反応
させることは公知である。極めて有利なのは第二又は第
三アルコール中で処理することであり、この場合アルコ
レート及びアルコールが適当である。欧州特許筒008
2339号明細書にはt−ブタノール中の非置換ニトリ
ルからカリウム−t−ブタル−トの存在でシトシンを製
造することが記載されている。その収率は最高62.3
%であり、満足のいくものではない、またこの収率は極
めて高価な第二及び第三アルコールを用いた場合にのみ
達成し得るにすぎない、低級アルコールであるエタノー
ル及びメタノールはそのアルコレートをも含め、更に一
層低い収率を生じる。
西ドイツ国特許第3434142号明細書では二行程で
処理する。まずアルカリ−尿素塩を懸濁液状で又は有利
には固体物質として生ぜしめる、この第一行程で場合に
よっては更に低級アルコールを使用することもできる。
欠点は第−行程中又はその後にアルコールをできるだけ
完全に除去する必要があることである。それというのも
さもないと第二行程が完全には進行しないからである。
この処理には一層多くの工業的経費が必要となる。第二
処理行程におけるニトリルとの反応も同様にアルコール
中で行うが、第一行程を上記のように実施した場合にの
み70%までの収率が得られるにすぎない、この方法の
欠点は処理を二段階で行うこと、アルコールを2倍量使
用すること及び第一行程での限界温度が90℃であるこ
とである。それというのも他の条件の場合にはアルカリ
−尿素塩が分解し、収率は極端に低下するからである。
また無水のアルコールを新たに使用し得るにすぎないこ
とから、費用をかけて溶剤を後処理しなければならない
発明が解決しようとする課題 従ってシトシンの製造行程を改良し、−層簡略化し、ま
た良好又は−層良好な収率を達成するという課題が存在
する。独立した行程として尿素塩を回収することはでき
るだけ避けるべきである。他の課題は溶剤の後処理を簡
単に実施することである。
課題を解決するための手段 ところで予想外にも上記の各出発物質の反応を、反応条
件下に不活性で、水と僅かに混合可能の有機溶剤又は溶
剤混合物中で実施し得ることが判明した。この主として
非極性の中性溶剤の使用可能性は従来使用されてきた極
性アルコールの形の溶剤とは明らかに矛盾する。
本発明の対象は、一般式■: R3 R10CH=C−CN            (II
 )[式中R1はアルコキシ又はハロゲンで置換されて
いてもよい、炭素原子数1〜6のアルキル基を表し、R
3はアルアルキル基、H又は基R1におけるアルキル基
を表す]のβ−アルコキシアクリルニトリル及び/又は
−最式■:[式中R1及びR3は前記のものを表し、R
2はアルコキシ又はハロゲンで置換されていてもよい、
炭素原子数1〜6のアルキル基を表す]のβ、β−ジア
ルコキシプロピオニトリルを尿素と、アルカリアルコレ
ート MeOR’ [式中R4は炭素原子数1〜4のア
ルキル基を表し、Heはアルカリ金属を表す]の存在で
反応させ、相応するシトシンを0〜150℃の温度で中
和することにより析出し、回収することによって、5−
位で置換されていてもよい一般弐丁: [式中R3は前記のものを表す]のシトシンを製造する
方法において、反応媒体として1反応条件下に不活性で
、水と僅かに混合可能の、副成分としてアルコールを含
んでいてもよい、有機溶剤又は溶剤混合物を使用するこ
とを特徴とする、シトシンの製法にある。
驚くべきことには本発明によれば任意のアルコール、従
って低級アルコールであるエタノール及び場合によって
はメタノールのアルコレートを使用することができる。
これらのアルコレートから遊離したアルコールを無水の
形でまた別々に、使用した溶剤から分離することは容易
に可能である。使用した溶剤は簡単に回収することがで
きる。
不活性の、水と1かに混合可能の有機溶剤としては、炭
化水素例えばヘキサン、ヘプタン又は異性オクタン、シ
クロヘキサン、シクロヘプタン、ニトロエタン、クロル
ベンゾール、ニトロペンゾール及び/又は、エーテル例
えばアニソール、ジベンジルエーテル又はジエチレング
リコールエーテル、極めて有利にはアルキルアロマート
例えばキジロール、クモール、ドルオール又はエチルペ
ンゾールが使用される。この種の溶剤は中性特性を有す
る点で共通しており、水素イオンの発生下における解離
をほとんど又はまったく生じない0本発明方法はアルカ
リ−尿素塩を中間的に単離することなしに、簡単な反応
により尿素及びアルコレートをニトリル成分■及び■と
反応させる。欧州特許第0082339号明細書によれ
ばエタノールのような低級アルコール中で上記の各成分
を反応させた場合極端な収率損失が生じるが、上記の本
発明による溶剤を使用した場合には、低級アルコールの
存在でも、これが副成分として存在するにすぎない限り
、処理することができる。尿素とアルコレートとの反応
に際しては、使用した溶剤は30重量%未満、極めて有
利には20重量%未満のアルコールを含むべきである0
本発明方法の他の利点は、尿素とアルコレートとからな
る混合物が前記溶剤中で、アルコールに間して記載した
90℃の限界温度を越える場合にも安定なことである。
本発明方法によれば反応は0〜150℃の温度範囲で実
施する。この場合各成分の混合は0〜130℃で行いま
た反応を完結させるためには60〜130℃の温度で処
理する。
反応は、まず尿素とアルコレートとを0〜60℃の温度
で一緒にし、引続きβ−アルコキシアクリルニトリル(
II)及び/又はβ、β−ジアルコキシプロピオニトリ
ル(III)を60〜130℃の温度で連続的に又は断
続的に加えるようにして実施するのが有利である。
ニトリル成分の配量は0.5〜2時間以内に行うことが
できる。この反応時間は反応温度及び添加時間との関連
において0.5〜6時間であるアルコレートは有利には
低級アルコールの、特に有利にはナトリウム又はカリウ
ムのアルカリアルコレートである。アルコレートのアル
コキシ基は有利には炭素原子を1〜4個、極めて有利に
は2個有する。アルコレートは有利には反応溶液又は溶
剤中に懸濁させて使用することことができる0本発明に
よれば尿素対アルコレートの使用モル比は0.5〜5:
1、有利には1〜1.4:1である。
本発明によれば尿素対ニトリル成分■及び/又は■のモ
ル比は0.5〜5:1、有利には1〜2:1である。常
用の材料費を考慮した場合、他の反応成分を最良に利用
するには最も安価な成分として尿素を過剰量で使用する
のが有利である。
尿素とアルコレートとの反応並びにニトリル成分のピリ
ミジン系への縮合に際してはアルコールが生じる0反応
を完結させるため、反応混合物中に存在するアルコール
を有利には反応過程で、遅くとも後処理前にすべて又は
部分的に除去する。この重要かつ有利な手段によって反
応を完結させ、収率を改良しまたアルコールを回収する
ことができる0反応に際して生じたシトシンのアルカリ
塩を単離するか又は、酸又はその無水物を加えるとによ
って遊離シトシンに変えることができる。硫酸を使用し
た場合には相応する硫酸塩が得られる。遊離シトシンを
製造する他の方法としては添加したエステルの鹸化を利
用することができる。
水と僅かに混合可能の本発明における溶剤を使用するこ
とによって、簡単な方法でシトシンを遊離及び単離する
ことが可能である0本発明によれば後処理するため、反
応に際して生じた固体を、場合によっては水を添加した
後に分離する。シトシンを相分離後上記の中和法により
水相から析出させ、単離する。活性炭の存在で水から再
結晶した後、シトシンを高純度で収率〉70%で得るこ
とができる。
分離した有機溶剤から水を除去し、特に有利なアルキル
アロマートを使用した場合には別個に後処理するこなく
、直接以後の反応に使用することができる。この返還処
理は生成物の収率を77%以上に高める。
再結晶の母液は更に次のバッチの水性後処理に使用する
ことができ、これにより収率を一層高めることができる
シトシンは医薬、農薬及び光化学薬品の製造に使用され
る。
実施例 例  1 尿素78.1g(1,3m)及びナトリウムメチレート
81.7g(1,2+)をキジロール240gに懸濁さ
せ、還流温度に加熱する。60分以内にシアンアセトア
ルデヒドジエチルアセタール143.2g(1m)を配
量する。混合物を更に3時間加熱沸騰させ、引続き反応
に際して生じたアルコールを留去する。残存する懸濁液
に水500gを加え、生−じな生成物水相からキジロー
ル相を分離する。水相を酢酸72g(t、2m)で中和
することによって、シトシンを沈殿させる。引続き活性
炭の存在で水から再結晶させると、純粋なシトシン82
.3g (Il理論値74.1%)が生じる。
例  2 例1からの分離した。キジロール相に尿素78.1g(
1,3m)及びナトリウムメチレート81.7g(1,
2m)を懸濁させ、例1と同様にしてシアンアセトアル
デヒドジエチルアセタール143.2g(1m)と反応
させる。上記の後処理後、純粋なシトシン85.8g 
(理論値の77.2%)が得られる。
例  3 尿素78.1g(1,3+n)及びナトリウムメチレー
ト81.7g(1,2m>をキジロール240gに懸濁
させ、エタノール23g(0,5m>を加える。これを
還流温度に加熱し、1時間以内にシアンアセトアルデヒ
ドジエチルアセタール143.2g(1+)を配量し、
更に3時間加熱沸騰させる0反応混合物中に存在するア
ルコールを留去し、残渣に水500gを加える。水相か
ら、酢酸72g(1,2m)を加えることによってシト
シンを沈殿させ、濾別し、水から活性炭の存在で再結晶
させる。シトシン81、M(理論値の73,5%)が得
られる。
例  4 尿素36g(0,6m)及びナトリウムメチレート37
.4g(0,55+w)をドルオール150gに懸濁さ
せ、加熱沸騰させる。30分以内にβ−エトキシアクリ
ルニトリル48.5g(0,5m)を配量し、更に4時
間還流温度に保つ、ドルオールとの共沸混合物としてエ
タノールを留去した後、水250gを加え、例1におけ
ると同様にして後処理する。再結晶後シトシン39.6
g (理論値の71.4%)を単離する。
例  5 尿素39g(0,65m) 、ナトリウムメチレート3
9.1g(0,575m)及びシアンアセトアルデヒド
ジエチルアセターIし71.6g(0,5園)をドルオ
ールgに一緒に加え、5時間加熱沸騰させる.引続きド
ルオールとの共沸混合物として生じたエタノールを留去
し、残渣を水250gに取る.水相を分離した後、酢酸
34.5g(0.575+a)を加えることによってシ
トシンを沈殿させ、濾過し、例1と同様にして精製する
.収量としてシトシン34、1g (理論値の61.3
%)が得られる。
例  6 尿素78.1g(1.3m)及びナトリウムメチレート
81、7gをキジロール240gに懸濁させ、例1と同
様にしてシアンアセトアルデヒドジエチルアセタール1
32.2.g(1m)と反応させる.引続き反応混合物
にアルコールを留去することなく水500gを加え、例
1におけると同様にして後処理する.純粋なシトシン7
4.6g (理論値の67、1%)が得られる。
例  7 尿素39g(0.65+a)をナトリウムメチレート3
7、4g(0.55m>トー緒にジベンジルニー −r
 ル120gに懸濁させ、95℃で60分以内にβ−エ
トキシアクリルニトリル48.5g(0.5m)を配量
する.還流温度で更に3時間反応させた後、生じたエタ
ノールを留去し、残渣に水250gを加え、例1に相応
して後処理する.シトシン39.2g (理論値の70
.6%)が得られる。
例  8 例7を繰り返すが、その際溶剤としてクロルベンゾール
120gを使用する.上記の後処理の後、シトシン35
.7g (理論値の64.3%)が得られる。
例  9 キジロール50g中の尿素15.6g(0.26+)及
びナトリウムメチレート15.7g(0.23+a)に
還流温度で3−エトキシ−2−エチルアクリルニトリル
25g(0.2+n)を1時間以内に配量し、混合物を
更に3時間加熱沸騰させる.引続きエタノールを留去し
、残渣を水120gで取る.水相を分離し、酢酸13.
8g(0.23m)を加える.生じた生成物を吸引濾別
し、活性炭の存在で水から再結晶させる.純粋な5−エ
チルシトシン18.4g (理論値の66、3%)が得
られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中R^1はアルコキシ又はハロゲンで置換されてい
    てもよい、炭素原子数1〜6のアルキル基を表し、R^
    3はアルアルキル基、H又は基R^1におけるアルキル
    基を表す]のβ−アルコキシアクリルニトリル及び/又
    は一般式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中R^1及びR^3は前記のものを表し、R^2は
    アルコキシ又はハロゲンで置換されていてもよい、炭素
    原子数1〜6のアルキル基を表す]のβ,β−ジアルコ
    キシプロピオニトリルを尿素と、アルカリアルコレート
    MeOR^4[式中R^4は炭素原子数1〜4のアルキ
    ル基を表し、Meはアルカリ金属を表す]の存在で反応
    させ、相応するシトシンを0〜150℃の温度で中和す
    ることにより析出し、回収することによって、5−位で
    置換されていてもよい一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中R^3は前記のものを表す]のシトシンを製造す
    る方法において、反応媒体として、反応条件下に不活性
    で、水と僅かに混合可能の、副成分としてアルコールを
    含んでいてもよい、有機溶剤又は溶剤混合物を使用する
    ことを特徴とする、シトシンの製法。 2、溶剤として炭化水素及び/又はエーテルを使用する
    、請求項1記載の方法。 3、第1反応行程で尿素及びアルコレートを0〜60℃
    の温度で一緒に加え、引続き式IIのβ−アルコキシアク
    リルニトリル及び/又は式IIIのβ,β−ジアルコキシ
    プロピオニトリルを60〜130℃の温度で連続的に又
    は断続的に加えることにより反応を実施する、請求項1
    又は2記載の方法。 4、低級アルコールのアルカリアルコレートを使用する
    、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。 5、尿素対アルコレートのモル比が0.5〜5:1であ
    る、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。 6、尿素対ニトリル成分のモル比が0.5〜5:1であ
    る、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。 7、反応に際して生じたアルコールを反応中に、遅くと
    も後処理前に全部又は部分的に除去する、請求項1から
    6までのいずれか1項記載の方法。 8、反応に際して生じた固体を溶剤から分離し、これを
    以後の反応で再び使用する、請求項1から7までのいず
    れか1項記載の方法。
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DE3906855A1 (de) 1990-09-06
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DE59006539D1 (de) 1994-09-01
EP0385062A2 (de) 1990-09-05
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