JPH02272476A - 湿式電子写真転写装置 - Google Patents

湿式電子写真転写装置

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JPH02272476A
JPH02272476A JP9418189A JP9418189A JPH02272476A JP H02272476 A JPH02272476 A JP H02272476A JP 9418189 A JP9418189 A JP 9418189A JP 9418189 A JP9418189 A JP 9418189A JP H02272476 A JPH02272476 A JP H02272476A
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JP
Japan
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photoreceptor
image
transfer material
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toner image
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Pending
Application number
JP9418189A
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English (en)
Inventor
Hisao Oishi
大石 尚生
Tetsuo Usui
哲男 碓井
Nobuo Suzuki
信雄 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH02272476A publication Critical patent/JPH02272476A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液体現像剤を用いて像担持体上に形成したトナ
ー画像を転写材に転写する湿式電子写真転写装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、感光体上の静電潜像を液体現像剤で現像し、その
現像された画像を転写紙等の転写材に転写する装置とし
ては次の様なものが知られている。
一つの装置として、感光体上の静電潜像を液体現像剤で
現像した後、感光体上の現像画像と転写材を担体液が十
分存在している間に重ね、コロナ転写又はバイアスロー
ラー転写により転写する装置が挙げられる。
この装置では、転写時に転写材と感光体間に存在する担
体液に流動が生じ、転写画像に流れが発生することがあ
る。
また別の装置として、現像された感光体と転写材をロー
ラーにより直接密着させて転写を行う装置もあるが、密
着時に感光体体上の担体液が流動し、感光体上の画像が
乱れたり、転写画像に流れが発生することがあるという
欠点がある。
この欠点を防止する手段として、特公昭46−1799
号では転写ローラを2本設け、1木目のローラーには2
本口のローラーとは逆のバイアスを印加する装置を示し
ている。この装置によれば転写画像の乱れはある程度防
止することが出来るが十分ではない。
また特公昭51−44654では、現像液、コロナ放電
により感光体上の担体液の液厚を5〜30μmに制御し
た後に転写する装置が提案されている。これによれば湿
式転写に必要にして十分な世の担体液を感光体と転写材
との間に介在させることにより、上記装置の欠点を改良
し、転写効率向上と転写材への不必要な液の浸み込みを
減少させたものである。
これによれば、転写時に存在する過剰な担体液による転
写画像の流れは、液厚コントロールにより、ある程度防
げるかもしれないが、一方で液厚コントロールの為に行
うコロナ放電により、感光体の画像が乱れるという欠点
を有している。特開昭55−95971では樹脂の溶液
を感光体と転写シートの間に介在させ、転写の付着量を
均一にコントロールする装置が示されているが、転写時
の画像の乱れは十分に改良されない。
また本願出願人は特願昭63−052937において、
トナー現像後に担体液をトナー1 mg当たり2〜20
mgにするとにより、転写画像の画質が向上することを
報告している。ところがこの方法では担体液の重量を制
御するのが困難であり、転写画質も十分とは言えなかっ
た。
一方、一般に商業印刷と呼ばれている印刷の画像品質レ
ベルは、電子写真方式がよく使われている複写機の品質
レベルより高く、例えば200LP I  (1ine
 per 1nch )の1%網点は約16μm径に相
当し、35.f!p/mm以上の解像力が必要とされる
また特開昭61−18024によれば一般に湿式電子写
真装置は、乾式電子写真装置にくらべてトナー粒径が小
さく (〜1μm)、高解像力用途に適していると言わ
れている。
しかし、転写材へ画像を転写することによって大幅な解
像力の低下がおこり、印刷レベルの品質を得ることが困
難であった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記事実を考慮し、液体現像剤で形成した画像
を転写材に転写する際に発生する画像の潰れや画像の乱
れのない高画質の転写画像を得ることが出来、転写効率
の優れた湿式電子写真転写′装置を提供するとを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る湿式電子写真転写装置は、少な(ともトナ
ー粒子及び担体液を含有する電子写真液体現像剤によっ
て像担持体上にトナー画像を形成するトナー画像形成手
段と、トナー画像形成手段によって形成されたトナー画
像を実質的に乾燥する乾燥手段と、乾燥手段によって乾
燥された像担持体上のトナー画像を転写材に転写する転
写手段と、転写時に転写材と像担持体との間に非水溶媒
を供給する供給手段と、を有した構成としている。
また例えば乾燥手段は、担体液を絞り取るスクイズ機構
と、このスクイズ機構の後部に配置されてトナー画像を
乾燥する送風乾燥機構と、を有した構成でも良い。
[作用コ 上記構成の本発明では、トナー形成手段によって像担持
体上にトナー画像を形成した後に、乾燥手段によってト
ナー画像を実質的に乾燥し、乾燥されたトナー画像を転
写手段によって転写材に転写する。この転写の際に供給
手段によって非水溶媒が供給される。
乾燥手段による実質的な乾燥とは、トナー画像を形成す
るトナー粒子の粒子間に存在する担体液の蒸発によって
トナー粒子が凝集し、これによってトナー粒子間の相互
作用が高まり、転写材への転写時に、トナー粒子が個々
に挙動しなくなる程度に担体液が取除かれる状態をいう
。トナー粒子が個々に挙動せずトナー粒子の凝集体とし
て転写するのでトナー画像の潰れや、広がりがなくなり
高解像力のある転写画像を得ることが出来、転写画像の
画質が向上する。
また、請求項(3)に記載の乾燥手段では、スクイズ機
構により、像担持体上の担体液を絞り取って、液の厚さ
を減少させた後に送風乾燥機構により、担体液を蒸発さ
せて乾燥する。
[発明の効果コ 上記構成の本発明によれば、液体現像剤で形成した画像
を転写材に転写する際に発生する画像の潰れや画像の乱
れのない高画質のトナー画像を得ることが出来、転写効
率を向上することが出来るので、一般商業印刷レベルと
同等の転写画像品質を得ることが出来るという優れた効
果が得られる。
[実施例コ 第1実施例 第1図及び第2図には本発明に係る湿式電子写真転写装
置10の第1実施例が示されている。なお第1図は湿式
電子写真装置10の外観を示す斜視図であり、第2図は
装置内部に配設された転写部を示す断面図である。
湿式電子写真転写装置10には箱型の装置本体12の上
面に原稿台14と、上面から上方へ突出した転写材挿入
部16とが設けられている。また装置本体12の前面下
部には、液体現像剤が収容された現像剤ユニット18 
(第2図参照)の挿入口20が設けられ、その上部には
原稿画像が転写された転写材が排出される排出口22が
設けられている。装置本体の一方の側面には感光体ユニ
ット24(第2図参照)が挿入される挿入口26が設け
られている。また装置本体12の内部には原稿台14上
の原稿へ光を照射する図示しないランプが配設されてい
る。さらに第2図に示されるように原稿からの画像光を
検出する検出器28が装置本体12内へ配設されている
。この検出器28は比較回路30と接続されている。比
較回路30は半導体レーザー34を制御するドライバ3
2と接続されている。半導体レーザー34は高速で回転
するポリゴンミラー36へ向けてレーザービームを発射
する。ポリゴンミラー36は高速で回転することによっ
て、感光体ユニット24の感光体上へレーザービームを
反射し、画像露光する。このポリゴンミラー36の高速
な回転によって、原稿画像が主走査される。
従って、検出器28によって原稿からの画像光が検出さ
れ、検出された結果は電気信号となって比較回路30へ
人力され信号処理される。比較回路30からはデジタル
化された画像信号がドライバ32へ出力される。ドライ
バ32はこの結果に基づいて半導体レーザー34からレ
ーザービームを照射して、感光体へ静電潜像を形成する
。この静電潜像は現像剤ユニット18の現像剤によって
トナー現像された後に転写材挿入部16から挿入された
転写材へ転写される。トナー画像が転写された転写材は
排出口22から装置本体12の外方へ排出される。
第2図に示されるように、転写部38は感光体ユニット
24と、現像剤ユニット18と、乾燥装置40とで構成
されている。
感光体ユニット24には感光ドラム42が備えられてお
りこの感光ドラム42は図示しない駆動手段と接続され
て第2図反時計方向へ回転する。
感光ドラム42の外周表面には感光体44が設けられて
いる。この感光体44としては、周知の有機光導電体も
しくは無機光導電体が挙げられる。
また帯電針によって帯電された誘電体も用いることも出
来る。
有機光導電体としては、周知の広範囲の有機光導電体が
ある。具体的には「リサーチ ディスクロージャーJ 
(Re5erch Disclosure )誌#10
938 (1973年5月号61ページ以降、「電子写
真要素、材料及びプロセス」という表題の論文)等に記
載されている物質がある。
実用に供されているものとして例えば、ポリ−N−ビニ
ルカルバゾールと2.4.7−)!Jニトロフルオレン
ー9−オンとかなる電子写真感光体(米国特許3,48
4.237)、ポリ−N−ビニルカルバゾールをビリリ
ウム環系色素で増感したもの(特公昭48−25658
)、有機顔料を主成分とする電子写真感光体(特開昭4
9−37543)、染料と樹脂からなる共晶錯体を主成
分とする電子写真感光体(特開昭47−10735)、
銅フタロシアニンを樹脂中に分散した電子写真感光体く
特公昭52−1667)等がある。
その他、電子写真学会誌、第25巻、第3号(1986
)の62〜76頁に記載されている物質等が挙げられる
また本発明に用いられる無機光導電体としては[エレク
トロ )オドグラフィーJ  (rBlectr。
photogrphyJR,M、5chaffert著
、Focal Press(London)出版>(1
975年)260頁〜374頁等に開示されている各種
の無機化合物が代表的である。具体例としては酸化亜鉛
、硫化亜鉛、硫化カドミウム、セレン、セレン−テルル
合金、セレン−砒素合金、セレン−テルル−砒素合金等
が挙げられる。
その他、アモルファスシリコンも挙げるこトカ出来る。
レーザービームが入射される位置の上方にはコロナ帯電
器46が配置されている。このコロナ帯電器46は図示
しない電源が接続されている。したがってコロナ帯電器
46によって感光体の表面が均一に帯電された後に第2
図反時計方向へ回転し、原稿からの画像光が感光体の表
面に入射される。画像光が入射された感光体44は導電
性になり表面に帯電していた電荷がなくなり、感光体4
4の表面に静電潜像が形成される。
原稿からの画像光が入射される位置の下部には挿入口2
0から挿入された現像剤ユニット18が配置される。
現像剤ユニット18のユニット本体48は上方が開口さ
れた箱体で、内部に液体現像剤ボトル50とリンス液ボ
トル52が収容されている。
液体現像剤ボトル50内には液体現像剤54が収容され
ている。この液体現像液54としては任意の公知の現像
剤を使用することが出来る。例えば特公昭35−551
1、特公昭35−13424、特公昭50−40017
、特公昭49−98634、特公昭58−129438
、特開昭61−180248、電子写真技術の基礎と応
用(電子写真学会誌、コロナ社(1988))等で開示
された現像剤が挙げられる。
これらの液体現像剤は一般に担体液、トナー粒子を形成
する着色剤、着色剤の定着性を付与する高分子樹脂から
なる被覆剤、トナー粒子の分散を促進したり、分散の安
定化の働きをする分散剤及びトナー粒子の極性と荷電量
をコントロールする荷電調節剤からなる。
被覆剤としては、公知の種々の樹脂を用いることが出来
るが特に特開昭61−180248、特開昭63−41
272、特開昭63−41273で開示さ、れたエチレ
ンと(メタ)アクリル酸の共重合体、エチレンと酢酸ビ
ニルの共重合体、エチレンとエチルアクリレートの共重
合体やエチレンと(メタ)アクリル酸エステルの共重合
体、エチレン・ (メタ)アクリル酸・ (メタ)アク
リル酸エステルの三元共重合体などのエチレン系共重合
体が好ましく使用出来る。
担体液及びリンス液としては、電気抵抗がI×1090
・Cm以上かつ誘電率が3以下の無極性の非水溶剤を用
いることが出来る。該非水溶剤としては、直鎖状又は分
岐状の脂肪族炭化水素、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水
素、ハロゲン化炭化水素などの溶剤を挙げることができ
るが、揮発性、安全性、臭気等の点からオクタン、イソ
オクタン、デカン、イソデカン、ドデカン、イソドデカ
ン、ノナン、イソパラフィン系の石油溶剤であるアイソ
パーE1アイソパーG1アイソパーH1アイソパーL(
アイソパーrlsoperJはエクソン社の商品名)、
ツルペッツ100、シェルシルア1 (シェル社製)な
どが好適である。
現像剤中のトナー粒子濃度は特に限定されないが、現像
剤1β当たり0.1〜10gである。(すなわちトナー
粒子1ピ当たり担体液100〜10000gとなる。) 荷電調節剤としては公知の種々のものを用いることが出
来、その濃度は現像剤11当たり0.01〜10g1好
ましくは0.01〜1gである。また分散剤も公知の種
々のものを用いることが出来、その濃度は現像剤−l当
たり0.01〜50g好ましくは0.1〜Logである
現像剤ボトル40内の液体現像剤54中には管路56の
一端が挿入されている。”この管路56の他端は現像剤
供給体58と連通されている。管路56の途中には現像
剤供給ポンプ60が配設されている。また管路56の現
像液中に挿入されている回りには、フィルタ62が配設
されている。また現像剤供給体58には管路64の一端
が連通されており、他端は現像剤ボトル50内へ開口し
ている。現像剤供給体58は感光体44に近接して配置
されており、感光体44との対向面には複数の現像剤吐
出口が形成されいる。したがって現像剤供給ポンプ60
の作動によって、液体現像剤54はフィルタ62を通過
して濾過された後に管路56を通って現像剤供給体58
へ送られ、現像剤吐出口から感光体44の表面へ現像剤
が吐出される。現像剤が感光体440表面へ供給され後
に余剰の現像剤が管路64によって現像剤ボトル50内
へ回収される。
リンス液ボトル52内のリンス液66中には管路68の
一端が挿入されている。この管路68の他端はリンス液
供給体70と連通されている。管路68の途中にはリン
ス液供給ポンプ72が配設されている。また管路72の
リンス液66中に挿入されている先端部分の回りには、
フィルタ74が配設されている。またリンス液供給体7
0には管路76の一端が連通されており、他端はリンス
液ボトル52内へ開口している。リンス液供給体70は
感光体44に近接して配置されており、感光体との対向
面には複数のリンス液吐出口が形成されている。したが
ってリンス液供給ポンプ72の作動によって、リンス液
66はフィルタ74を通過して濾過された後に管路68
を通ってリンス液供給体70へ送られ、管路76によっ
て余剰のリンス液がリンス液ボトル52内へ回収される
またリンス液ボトル52内には管路78の一端が連通さ
れている。管路78の他端は感光ドラム42の上方に延
出されて後述する転写剤と感光体44の間に向けて開口
している。
リンス液供給体70の感光ドラム44の回転方向下流側
には感光体44の表面に当接してスクイズローラ80が
配置されている。このスクイズローラ80は感光体44
の表面に供給されたリンス液を表面から絞り取る。この
スクイズでは、リンス液66の厚みを100μm以下に
し望ましくは50μm以下にする。
現像剤ユニット18の側方には乾燥装置40が配設され
ている。乾燥装置40のエアーポンプ82にはエアーダ
クト84の一端が連通しており、エアーダクト84の中
間部は感光体44の表面に沿って上昇し、他端は上方へ
向けて開口している。
また感光体44に対向している中間部は、感光体44へ
向けて開口した開口部84Aが設けられている。従って
エアーポンプ82から供給された乾燥した空気が開口部
84Aから感光体440表面へ吹き付けられる。この送
風量は単位面積当たり1β/m i n以上、望ましく
は10β/min、さらに望ましくは100β/m i
 n以上に設定されている。また送風時間はl sec
以上、望ましくは10sec以上、さらに望ましくは3
9sec以上に設定されている。
またエアーポンプ82にはエアーダクト86の一端が連
通されている。エアーダクト86の他端はコロナ帯電器
46の上部で2又に分岐し、一方は感光体44に向けて
開口している。また他方は上方へ延出され、後述するガ
イド板108の裏面側へ向けて開口している。
エアーダクト86の上方には帯電器88が、感光体44
の表面へ向けて配置されている。この帯電器88は乾燥
された感光体44ヘトナーと逆極性の電圧を印加する。
感光ドラム42の上方でコロナ帯電器46と帯電器88
との間には2本のローラ90,92が感光体44の外周
に沿って配設されている。これらのローラ90.92間
には無端ベルト94が巻き掛けられている。この無端ベ
ルト94は感光体44側に位置する部分は感光体44へ
当接しており、感光体44との間に転写材が挿入される
ローラ90の上方には搬送ローラ対96が配設されてい
る。また搬送ローラ対96の上部には一対のガイド98
が配置されている。搬送ローラ対96は図示しない一対
の側板間に軸支され、図示しない駆動手段の駆動力が伝
達されて回転し、転写材挿入部16から挿入されガイド
98に案内された転写材が挿入されて挟持搬送する。
ローラ92の側方には搬送ローラ対100が配置されて
いる。また搬送ローラ対100とローラ92の間には剥
離爪101が配置されている。この剥離爪101は感光
体44の表面から転写材を剥離して、搬送ローラ対10
0間へ挿入する。
さらに搬送ローラ対100の側方には、ローラ102.
104が配置されている。これらのローラ102.10
4間には無端ベルト106が巻き掛けられている。この
無端ベルト106の下部には、ガイド板108が配置さ
れており、無端ベルト106の半周と当接して、このガ
イド板108と無端ベルト96との間に、搬送ローラ対
100から送り出された転写材が挿入される。ガイド板
108はエアーダクト86の開口部へ取付けられている
。したがって転写材は乾燥装置40からエアーダクト8
6を通って供給される空気によって乾燥される。
なお本実施例で使用される転写材は、特に限定されるこ
となく種々のものを用いることが出来る。
例えば、普通紙、各種の表面コート紙、ZnO塗工紙、
印刷版用アルミニウム基板、さらにポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレン、トリアセチルセルロースなど
のプラスチックフィルム、各種フィルム金属を蒸着、あ
るいは各種のポリマーを塗布したフィルム等が挙げられ
る。
印刷用アルミ基板としては一般のブレセンシクイズイン
グブレー)(PS版)に使用されているアルミ基板はす
べて使用可能であるがグレイングと称される砂目立て処
理や陽極酸化処理等で表面処理したアルミニウム基板が
好ましいものとして挙げることが出来る。
次に第1実施例の作用について説明する。
湿式電子写真転写装置10の電源を投入する。
次いで原稿台14上へ転写すべき画像が記録された現像
を載置し、転写材挿入部16から転写材を装置本体12
内へ挿入する。
図示しない転写スタートスタートスイッチをオンすると
、コロナ帯電器46が作動して、感光体44上を均一に
帯電する。と同時に感光ドラム42が図示しない駆動手
段によって第2図反時計方向へ回転する。表面が均一に
帯電された感光体44が露光位置へ位置すると、図示し
ないランプによって、原稿第14上の原稿へ光が照射さ
れ、この原稿からの画像光が検出器28によって検出さ
れる。この検出結果は電気信号となって比較回路30へ
伝達される。比較回路30からはドライバ32へ原稿画
像の信号が伝達されて、半導体レーザー34から原稿画
像に相当するレーザービームを照射させる。これによっ
て感光体44が画像露光される。
感光体44α表面が画像露光されると、レーザービーム
が照射された部分は導電性になり、表面の電荷がなくな
って原稿画像に相当する静電潜像が形成される。
表面に静電潜像が形成された感光体44はさらに第2図
反時計方向へ回転し、現像剤供給体58へ対向する。
現像剤供給体58には、現像剤供給ポンプ60の作動に
よって現像剤が供給されており、図示しない現像剤吐出
口から、感光体44の表面へ向けて現像剤が吐出されて
いる。これによって、静電潜像を形成する画像部または
非画像部に現像剤中のトナー粒子が付着して、静電潜像
が顕像化され、画像部または非画像部に相当するトナー
画像が形成される。
表面にトナー粒子が付着して、トナー画像が形成された
感光体44はさらに第2図反時計方向へ回転して、リン
ス液供給体70に対向する、リンス液供給体70には、
リンス液供給ポンプ72によってリンス液66が供給さ
れて、図示しないリンス液吐出口から感光体44の表面
へ向けて吐出されている。このリンス液66によって、
感光体44の表面のトナーが付着すべき画像部または非
画像部以外の部分に付着した不要なトナー粒子を含む現
像剤が洗い流される。
リンス液66で表面上の不要物が除去された感光体44
はスクイズローラ80と感光ドラム42との間で挟持さ
れて、表面に残っているリンス液が絞りとられる。この
状態の感光体44の表面には、原稿画像の画像部または
非画像部にトナーが静電付着して、トナー画像が形成さ
れている。
この状態で感光体44はさらに第2図反時計方向へ回転
して、エアーダクト84の開口部84Aと対向する。エ
アーダクト84の開口部84Aからは、エアーポンプ8
2から供給された乾燥空気が感光体440表面へ吐出さ
れている。この乾燥空気によって、湿潤した感光体44
が乾燥される。
この乾燥によって、静電潜像を形成するトナー粒子間に
存在する担体液(リンス液)が蒸発しトナー粒子間の相
互作用(結合力)が高められる。この乾燥では、トナー
1mg当たり担体液であるリンス液66が20mg以下
、望ましくは10mg以下、さらに望ましくは5mg以
下にする。
このように、乾燥装置40によって乾燥する前にスクイ
ズローラ80によってスクイズするので、送風で乾燥す
る際の送風量が極端に少なくなり、送風工程が短くなり
、蒸発有機溶剤による臭気も少ない。また送風によって
生じる現像ムラを防止することが出来る。
乾燥空気によって乾燥された感光体44はさらに第2図
反時計方向へ回転して、帯電器88によってトナーの極
性と同極性の電荷が印加される。
この電圧の印加によって、感光体44及びトナー粒子の
表面はトナー粒子と逆極性に帯電する。この状態で無端
ベルト94と当接する。
一方、転写材挿入部16から装置本体12内へ挿入され
た転写材は、一対のガイド98間に案内されて搬送ロー
ラ対96間へ挿入され、感光体44と無端ベルト94間
へ送られる。
この時、転写材は、トナー粒子によって静電潜像が形成
されトナー粒子と逆極性に帯電された感光体44と重ね
合わされて、無端ベルト94によって感光体44上へ押
圧される。また感光体44と転写材との間には、リンス
液供給ポンプ72の作動によって管路78を通りリンス
液66が供給される。このリンス液の供給は、感光体4
4側、転写材側のどちらに行っても良いが、転写材の吸
液性が高い場合には、感光体44側に行ったほうが供給
量が少なくてすむ。
また転写材には図示しない電源によって、トナーと逆極
性の転写電圧が印加されている。これによって、感光体
44の表面に付着している。トナー粒子が、転写材の表
面へ引き付けられて、リンス液中を移動し、転写材上へ
付着して(転写材上にトナー粒子による転写画像が形成
される。これによって、転写材の表面に原稿画像が形成
される。
この場合、トナー付着量0.2mg/cut以上を得る
ことが出来る。また、転写時にリンス液66が転写材と
感光体34との間に供給されるので、転写の際にトナー
粒子が流れることによる画像の乱れが防止される。
供給されるリンス液66の液量は、転写材の材質によっ
て異なり、例えば転写材がアルミニウム基板、ポリエチ
レンテレフタレートフィルムなどのように非水溶媒であ
るリンス液を吸収しない場合には2〜80g/m’が好
適であり、2〜40g/ m’が更に好ましい。
転写材として、紙などを使用する場合は、普通紙、コー
ト紙、アート紙、防水処理された紙あるいは厚さなどに
より、リンス液の供給量を特定することは困難であるが
普通紙(PPC用転写紙、コピーエースΔ)では20〜
80g/m″が好適である。
表面にトナー画像が転写された転写材は、剥離爪101
によって、感光体44に表面から剥離され、搬送ローラ
対100間へ挿入される。搬送ローラ対100から送り
出された転写材はガイド板108と無端ベルト106間
へ挿入される。ガイド板108の下部からは、エアーダ
クト86によって乾燥空気が供給されており、転写材へ
吹き付けられる。これによってリンス液66で湿潤した
転写材が乾燥される。乾燥された転写材は排出口22か
ら装置本体12の外方へ排出されて、図示しない転写材
トレー上へ載置される。
一方、剥離爪101で転写材が剥離された後の感光体4
4は再びコロナ帯電器46によって表面が均一に帯電さ
れ、次に転写される原稿からの画像光が入射される。
このように本実施例では、転写前に感光体44を乾燥す
るので、従来251p/mmの解像力であった転写画像
が501p/+nmまで向上した。
なお転写材へ感光体44上のトナー画像を転写する転写
方法には、静電転写法のコロナ転写、バイアスローラー
転写、また転写材が導電性の場合には、直接電圧を印加
しする転写方法等が挙げられ、特に限定されるものでは
ない。
また本実施例では、感光体44上のトナー画像を実質的
に乾燥させた後にトナー粒子と同極性の帯電を行ったが
、逆極性のコロナ放電を行い感光体34上の画像を一様
に同極性に帯電するプリチャージ用帯電器を配置しても
良い。これによって転写電圧を低くおさえることが出来
る。
次に他の実施例について第2図、第3図を用いて説明す
る。
第2実施例 第3図に示されるように第2実施例の転写部110には
上下に2本のローラ112.114が配置されており、
ローラ114の側方に小径のローラ116が配置されて
いる。小径のローラ116にはローラ118が当接して
いる。小径のローラ116とこれに当接するローラ11
8は図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回転する
。またローラ112.114.116には無端ベルト1
20が略三角形状に巻き掛けられて傾斜部120A1垂
直部120B、水平部120Cが形成され、小径のロー
ラ116とローラ118で挟持されている。したがって
、図示しない駆動手段の駆動力で小径ローラ116とロ
ーラ118が回転すると無端ベルト120は第3図時計
方向へ回転する。
この無端ベルト120の外表面には全周に渡って光導電
層からなる感光体122が設けられている。
この光導電体は前記第1実施例で示したものが使用され
る。
感光体122上へは、感光体120の側部上方(第3図
図示矢印へ方向)から照射されるレーザーが入射される
画像光が入射される位置の下部にはコロナ帯電器124
が配置されている。このコロナ帯電器124には図示し
ない電源が接続されており、第2図時計方向へ回転する
無端ベルト120の感光体122の表面を均一に帯電す
る。
ローラ1120上方には管路126の一方の先端部に取
付けられた現像剤供給口128が配置されている。管路
126の他端部は現像剤ユニット18の現像剤ボトル5
0内へ連通されている。また管路126の途中には現像
剤供給ポンプ60が配置されており、現像剤ボトル50
内に連通されている先端部の周囲にはフィルタ62が配
置されている。現像剤ボン−7’6(lの作動によって
現像剤ボトル50内に収容された液体現像剤44はフィ
ルタ62を通過−して濾過された後に管路126を通っ
て現像液供給口から感光体122上へ現像剤44を供給
する。
また現像剤供給口128の下部には現像剤回収ローラ1
30が感光体122の表面へ当接している。回収ローラ
130には現像剤回収口132が設けられている。現像
剤回収口132は管路134の一方の端部に取付けられ
ており、管路134の他端は現像剤ボトル50内は連通
されている。
これによって、感光体122上の余剰の現像剤44がス
クイズされた後に管路134を通って現像剤ボトル50
内へ回収される。
回収ローラ130の下部にはリンス液供給口136が配
置されている。このリンス液供給口136は管路138
の一方の端部に取付けられている。
管路138の他方の端部は現像剤ユニット18内に収容
されたリンス液ボトル52へ開口している。
また管路138の途中にはリンス液供給ポンプ72が配
置されており、リンス液ボトル52内へ連通している管
路138の端部の周囲にはフィルタ74が配置されてい
る。リンス液供給ポンプ72の作動によってリンス液6
6がフィルタ74によって濾過された後に管路138を
通ってリンス液供給口136から感光体1220表面へ
供給される。
リンス液供給口136の下部にはスクイズローラ140
が感光体122の表面へ当接配置されている。このスク
イズローラ140は感光体122の表面から余剰のリン
ス液66を絞り取る。
現像剤ユニット18の側方には、乾燥装置40のエアー
ポンプ82にはエアーダクト142の一端が連通されて
いる。エアーダクト142の中間部はスクイズローラ1
40の下部まで、感光体122の表面に沿って配置され
ており、他端部はスクイズローラ140の側方で開口し
ている。エアーダクト142の中間部には感光体122
へ向けて開口した開口部142Aが設けられている。エ
アーポンプ82の作動によりエアーダクト142を通っ
て乾燥空気が開口部142Aから感光体122の表面へ
吹き付けられる。
またエアーポンプ82にはエアーダクト144が配置さ
れている。エアーダクト144の他端はローラ118の
側部で二股に分岐されている。
方は無端ベルト120の傾斜部120Aに沿って延出さ
れ、コロナ帯電器124の側部で開口している。無端ベ
ルト120の傾斜部120Aの対向している部分には感
光体122へ向けて開口した開口部144Aが設けられ
ている。また他方は無端ベルト120の水平部120C
の下部に配置された転写剤支持プレート146の上方へ
延出されており中間部に転写材支持プレート140へ向
けて開口部が設けられ、先端部分は上方へ向けて開口し
ている。
転写材支持プレート146の下部にはローラ148が配
置されており、転写剤支持プレート146の下部を支持
している。また転写剤支持プレート146の側部(第3
図紙面右側)には搬送ローラ対150が配置されている
。この搬送ローラ対150間には転写材が挿入され、感
光体122の水平部と転写材支持プレート146との間
へ、転写剤を搬送する。
ローラ114に対向して帯電器152が配設されている
。この帯電器152は乾燥された後のトナー画像を帯電
する。
また転写剤支持プレート146上には管路154の一端
が開口している。管路154の他端はリンス液ボトル5
2内へ開口している。管路154の途中には供給ポンプ
156が配設されている。
したがって供給ポンプ156の作動によって、リンス液
54が転写材上へ供給される。
次に第2実施例の作用について説明する。
原稿台14上へ転写すべき画像が記録された原稿を載置
し、転写材挿入部16から転写材を装置本体12内へ挿
入する。
図示しない転写スタートスイッチを作動すると、コロナ
帯電器112が作動して、感光体122の表面を均一に
帯電すると同時に無端ベルト120が図示しない駆動手
段によって第3図反時計方向へ移動する。表面が均一に
帯電された感光体122が露光位置へ来ると原稿台14
上の原稿画像が走査されて、レーザーベーム34がポリ
ゴンミラー36を介して感光体122上へ入射され、露
光される。
感光体122の表面が露光されると、画像部または非画
像部の光が入射された部分は、導電性になり、表面の電
荷が無くなって、画像部または非画像部に電荷が残り、
静電潜像を形成する。
表面に静電潜像が形成された感光体122はさらに搬送
されて、現像剤供給口128へ対向する。
現像剤供給口128からは、現像剤供給ポンプ60の作
動によって供給された液体現像剤54が感光体122の
表面へ吐出する。これによって静電潜像に液体現像剤中
のトナー粒子が付着して、静電潜像が顕像化され、画像
部または、非画像部に相当するトナー画像が形成される
表面にトナー粒子が付着して、トナー画像が形成された
感光体122はさらに反時計方向へ搬送されて現像剤回
収ローラ130によって、表面に残っている余剰の液体
現像剤が絞り取られる。この絞り取られた液体現像液は
回収口132から管路134を通って現像剤ボトル50
内へ回収される。
現像剤回収ローラ130を通過した感光体122はリン
ス液供給口136へ対向し、管路138を通って送られ
るリンス液が供給され、表面に付着している不要物が洗
い流される。この状態の感光体122はスクイズローラ
140によって、リンス液66が絞り取られた後にエア
ーダクト142の開口部142Aに対向する。エアーダ
クト142にはエアーポンプ82によって乾燥空気が供
給され、開口部142Aから、感光体122の表面へ吹
き付けられる。これによって、感光体122の表面に付
着してトナー画像を形成しているトナー粒子の粒子間に
存在する担体液であるリンス液が除去されて凝集され、
トナー粒子間の距離が短くなる。この結果トナー粒子間
の相互作用(結合力)が高められ、転写時にトナー粒子
が広がることが無く、高解像力のあるトナー画像が形成
される。
乾燥空気によってトナー粒子間が凝集されたトナー画像
が形成された感光体122はさらに搬送されて帯電器1
52によって帯電される。
帯電器152によって表面が帯電された感光体122は
転写剤支持プレート146に対向する水平部120Cへ
搬送される。
一方、転写材は転写材挿入部16から装置本体12内へ
挿入され、図示しない搬送経路を搬送されて、搬送ロー
ラ対150間へ挿入され、転写材支持プレート146と
感光体122の水平部120C間へ挿入される。感光体
122と転写材支持プレート146間を搬送される転写
材は感光体122上に形成されたトナー画像が転写され
る。この転写の際には、管路154によってリンス液6
6が感光体122と転写材との間に供給される。
感光体122のトナー画像が転写された転写材は第3図
紙面左側へ搬送されて、エアーダクト144によって送
られた乾燥空気が開口部から吹き付けられ、乾燥される
水平部120Cから傾斜部120Aへ搬送される感光体
122にもエアーダクト144によって送られた乾燥空
気が吹き付けられ、乾燥された後に再びコロナ帯電器1
24によって均一に帯電され、次に転写される原稿から
の画像光が入射される。
このように第2実施例では転写材は感光体122の水平
部120Cと水平に配置される転写材支持プレート14
6との間を挟持搬送されて転写されるので、比較的剛性
があり、厚手の転写材にトナー画像を転写するのに好適
である。
第3実施例 次に第3実施例について第4図を用いて説明する。
第3実施例は、感光体に形成されたトナー画像を直接転
写材へ転写せずに、中間体160へ一旦トナー画像を転
写した後に、中間体160へ転写されたトナー画像を転
写材へ転写する。
第4図に示されるように、感光ドラム42の下部に中間
体160が4本のローラ162間に巻き掛けられている
。この中間体150の上部は感光ドラム42上の感光体
44へ当接しており、感光体44上に形成されたトナー
画像が転写される。
また感光体44と中間体160の間には管路174によ
ってリンス液66が供給される。
また中間体160の下部には転写材支持ベルト164が
2本のローラ166間へ巻き掛けられている。転写材支
持ベルト164と中間体160の下部との間へ搬送ロー
ラ対168から送り出された転写材が挿入される。
搬送ローラ対168と転写材支持ベルト164の間には
管路176一端が開口している。この管路176の他端
は図示しないリンス液ボトル内へ連通されており、図示
しなリンス液供給ポンプによってリンス液が供給される
中間体160の両側面には乾燥部170が配置されてお
り、エアーポンプ82から送られた乾燥空気が供給され
、中間体160の表面へ吹き付けられる。
またトナー画像が転写されて、中間体160の下部と転
写材支持ベルト164間から送り出された転写材の上部
には乾燥部172が配置されている。この乾燥部172
には乾燥空気が供給されて、トナー画像が形成された転
写材を乾燥する。
従って、表面へトナー画像が形成された感光体44は中
間体160ヘトナ一画像が転写される。
トナー画像が形成された中間体160は乾燥部170で
乾燥された後に、搬送ローラ対168から送り出された
転写材へトナー画像を転写する。この時中間体160に
は電圧が印加されると共に転写材との間にリンス液66
が供給される。トナー画像を中間体160へ転写した感
光体44は乾燥された後に、再びコロナ帯電器46によ
って表面が均一に帯電され、次に転写される原稿からの
画像光が入射される。
また転写材へトナー画像を転写した後の中間体160は
乾燥部170によって乾燥された後に次に転写されるト
ナー画像が形成された感光体44の表面と対向する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る湿式電子写真転写装置の第1実施
例を示す斜視図、第2図は第1実施例の転写部を示す概
略側面図、第3図は第2実施例の転写部を示す概略側面
図、第4図は第3実施例を示す概略側面図である。 10・・・湿式電子写真転写装置、 18・・・現像剤ユニット、 24・・・感光体ユニット、 34・・・半導体レーザー 38.110・・・転写部、 40・・・乾燥装置、 44.122・・・感光体、 46.124・・・コロナ帯電器、 54・・・液体現像剤、 66・・・リンス液、 78・・・管路、 94・・・無端ベルト、 146・・・転写材支持プレート、 154・・・管路、 164・・・転写材支持ベルト、 176・・・管路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともトナー粒子及び担体液を含有する電子
    写真液体現像剤によって像担持体上にトナー画像を形成
    するトナー画像形成手段と、トナー画像形成手段によっ
    て形成されたトナー画像を実質的に乾燥する乾燥手段と
    、乾燥手段によって乾燥された像担持体上のトナー画像
    を転写材に転写する転写手段と、転写時に転写材と像担
    持体との間に非水溶媒を供給する供給手段と、を有する
    ことを特徴とする湿式電子写真転写装置。
  2. (2)前記液体現像剤のトナー粒子の成分としてエチレ
    ン系共重合体を含有することを特徴とする請求項(1)
    記載の湿式電子写真転写装置。
  3. (3)前記乾燥手段は前記担体液を絞り取るスクイズ機
    構と、このスクイズ機構の後部に配置されてトナー画像
    を乾燥する送風乾燥機構と、を有することを特徴とする
    請求項(1)記載の湿式電子写真転写装置。
JP9418189A 1989-04-13 1989-04-13 湿式電子写真転写装置 Pending JPH02272476A (ja)

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JP9418189A JPH02272476A (ja) 1989-04-13 1989-04-13 湿式電子写真転写装置
US07/507,286 US5053823A (en) 1989-04-13 1990-04-10 Liquid electrophotographic transferring apparatus
DE69011923T DE69011923T2 (de) 1989-04-13 1990-04-11 Elektrophotographisches Flüssigkeitsübertragungsgerät.
EP90106946A EP0392505B1 (en) 1989-04-13 1990-04-11 Liquid electrophotographic transferring apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4883829A (ja) * 1972-02-05 1973-11-08
JPS63305376A (ja) * 1987-06-01 1988-12-13 ゼロックス コーポレーション 静電写真印刷機
JPS6462683A (en) * 1987-09-02 1989-03-09 Matsushita Graphic Communic Electrophotographic transfer means

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