JPH02272469A - カラー複写装置 - Google Patents

カラー複写装置

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JPH02272469A
JPH02272469A JP1094180A JP9418089A JPH02272469A JP H02272469 A JPH02272469 A JP H02272469A JP 1094180 A JP1094180 A JP 1094180A JP 9418089 A JP9418089 A JP 9418089A JP H02272469 A JPH02272469 A JP H02272469A
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JP
Japan
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transfer material
toner
photoreceptor
image
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP1094180A
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English (en)
Inventor
Hisao Oishi
大石 尚生
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02272469A publication Critical patent/JPH02272469A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は少なくともトナー粒子及び担体液を含有する複
数種の電子写真液体現像剤によって像担持体上に複数色
のトナー画像を形成し、このトナー画像を転写材へ転写
するカラー複写装置に関する。
[従来の技術] 感光体上に複数色のトナーを付着させてトナー画像を形
成し、このトナー画像を転写材へ転写することによって
、複写するカラー複写装置が知られている。
このカラー複写装置では、カラー画像を形成する場合、
第1の色のトナーを感光体上へ付着させて第1の色のト
ナー画像を形成し、この第1の色のトナー画像を転写材
へ転写した後に、第2の色のトナーを感光体上へ付着さ
せて第2の色のトナー画像を形成し、この第2の色のト
ナー画像を第1の色のトナー画像が転写された転写材へ
転写し、以下第3の色、第4の色のトナー画像を順次−
枚の転写材へ転写することによって、カラー画像を形成
している。
また特開昭62−289876、特開昭6334573
では液体現像材を用いてカラー画像転写を行うカラー複
写装置が提案されている。このカラー複写装置は中間体
を用いて、感光体上のトナー画像を一旦中間体上へ転写
した後に、このトナー画像を転写材へ転写する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、各色のトナー画像を各色毎に一枚の転写
画像上へ転写する装置では、−枚の転写材へ順次転写し
ていくので、画像位置がずれて、色ずれが生じる。また
画像位置がずれるので、高解像力の転写画像を得ること
が出来ない。
上記装置によって高解像力の転写画像を得るためには、
転写材の送り機構の位置精度を極めて高くしなければな
らない。
また上記公報で開示されたカラー複写装置では、中間体
を用いる必要から、装置が大型になっていた。
本発明は上記事実を考慮し、装置を小型にするとことが
出来、色ずれがなく、高解像力カラー画像を得ることが
出来るカラー複写装置を提、供することが目的である。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るカラー複写装置は、少なくともトナー粒子
及び担体液を含有する複数種の電子写真液体現像剤によ
って像担持体上に複数色のトナー画像を形成するトナー
画像形成手段と、トナー画像形成手段によって形成され
た複数色のトナー画像をそれぞれ乾燥する乾燥手段と、
トナー画像形成手段によって形成され乾燥手段によって
それぞれ乾燥された像担持体上の複数色のトナー画像を
転写材に転写する転写手段と、転写時に転写材と像担持
体との間に非水溶媒を供給する供給手段と、を有した構
成としている。
[作用] 上記構成の本発明では、少なくともトナー粒子及び担体
液を含有する複数種の電子写真液体現像剤によって像担
持体上に形成された複数色のトナー画像は乾燥手段によ
ってそれぞれ乾燥された後に、転写手段によって転写材
へ同時に転写される。
この転写の際に転写材と像担持体との間には非水溶媒が
供給される。
[発明の効果] 本発明によれば、トナー画像形成手段によって少なくと
もトナー粒子及び担体液を含有する複数種の電子写真液
体現像剤により像担持体上に複数色のトナー画像を形成
した後にこのトナー画像を乾燥手段によってそれぞれ乾
燥し、乾燥後に転写手段によって転写材へ、非水溶媒を
供給手段によって供給して転写するので、中間体を設け
ないので、装置を小型にするとことが出来、転写材上に
カラー画像を形成した後に一回の転写で転写材へトナー
画像を転写するので、色ずれがなく、乾燥によってトナ
ー粒子を凝集するので、高解像力のカラー転写画像を得
ることが出来という優れ°た効果がある。
[実施例コ 第1図及び第2図には本発明に係るカラー複写装置10
の実施例が示されている。なお第1図はカラー複写装置
IOの外観を示す斜視図であり、第2図は装置内部に配
設された転写部を示す断面図である。
カラー複写装置10には箱型の装置本体12の上面に原
稿台14と、上面から上方へ突出した転写材挿入部16
とが設けられている。また装置本体12の前面下部には
、液体現像剤が収容された現像剤ユニット18 (第2
図参照)の挿入口20が設けられ、その上部には原稿画
像が転写された転写材が排出される排出口22が設けら
れている。装置本体の一方の側面には感光体ユニット2
4 (第2図参照)が挿入される挿入口26が設けられ
ている。また装置本体12の内部には原稿台14上の原
稿へ光を照射する図示しないランプが配設されている。
さらに第2図に示されるように、原稿からの画像光を検
出する検出器28が装置本体内に配設されている。この
検出器28は比較回路30と接続され、比較回路30は
半導体レーザー34を制御するドライバ32と接続され
ている。
半導体レーザー34は感光体ユニット24の感光ドラム
36の内側に配置されて、ポリゴンミラー35へ向けて
レーザービームを照射する。
従って、検出器28によって原稿からの画像光を検出し
、検出された結果は電気信号となって比較回路30へ入
力され、比較回路30からドライバ32へ伝達される。
この伝達信号に基づいてドライバ32は半導体レーザー
34からレーザービームを照射させる。半導体レーザー
34から照射されたレーザービームはポリゴンミラー3
5を介して、均一に帯電された感光体ユニット24の感
光体42へ照射し、静電潜像を形成する。この静電潜像
は現像剤ユニット18によってトナー現像される。
第2図に示されるように、転写部38は感光体ユニット
24と、現像剤ユニット18と、乾燥装置40とで構成
されている。
感光体ユニット24の感光ドラム36は図示しない駆動
手段と接続されて第2図反時計方向へ回転する。感光ド
ラム36の外周表面に感光体42が設けられている。こ
の感光体42としては、周知の有機光導電体もしくは無
機光導電体が挙げられる。また帯電針によって帯電され
た誘電体も用いることも出来る。
有機光導電体としては、周知の広範囲の有機光導電体が
ある。具体的には[リサーチ ディスクロージャーJ 
 (Rserch Disclosure )誌#10
938 (1973年5月号61ページ以降、「電子写
真要素、材料及びプロセス」という表題の論文)等に記
載されている物質がある。
実用に供されているものとして例えば、ポリ−N−ビニ
ルカルバゾールと2.4.7−)ジニトロフルオレン−
9−オンとかなる電子写真感光体く米国特許3,484
,237)、ポリ−N−ビニルカルバゾールをピリリウ
ム塩系色素で増感したもの(特公昭48−25658)
、有機顔料を主成分とする電子写真感光体く特開昭49
−37543)、染料と樹脂からなる共晶錯体を主成分
とする電子写真感光体く特開昭47−10735)、銅
フタロシアニンを樹脂中に分散した電子写真感光体(特
公昭52−1667)等がある。
その他、電子写真学会誌、第25巻、第3号(1986
)の62〜76頁に記載されている物質等が挙げられる
また本発明に用いられる無機光導電体としては「エレク
トロ フォトグラフィーJ  (rBrectr。
photography J P、M、5chaffe
rt著、Focal Press(London )出
版)(1975年)260頁〜374頁等に開示されて
いる各種の無機化合物が代表的である。具体例としては
酸化亜鉛、硫化亜鉛、硫化カドミウム、セレン、セレン
−テルル合金、セレン−砒素合金、セレン−テルル−砒
素合金等が挙げられる。
その他、アモルファスシリコンも挙げることが出来る。
画像光が入射される位置の上方にはコロナ帯電器44が
配置されている。このコロナ帯電器44には図示しない
電源が接続されている。これによりコロナ帯電器44で
感光体の表面が均一に帯電される。
感光ドラム36の下部には挿入口20から挿入された現
像剤ユニット18が配置される。
現像剤ユニット18のユニット本体46は上方が開口さ
れた箱体で、内部に第1〜第4の液体現像剤ボトル48
.50.52.54とリンス液ボトル56が収容されて
いる。
第1〜第4の液体現像剤ボトル48〜54内にはそれぞ
れ第1〜第4の液体現像剤58〜64が収容されている
。この液体現像剤58〜64としては任意の公知の現像
剤を使用することが出来、第1〜第4の顔料を混ぜるこ
とによって第1〜第4の液体現像剤を作ることが出来る
。この現像剤としては、例えば特公昭35−5511、
特公昭35−13424、特公昭50−40017、特
公昭49−98634、特公昭58−129438、特
開昭61−180248、電子写真技術の基礎と応用(
電子写真学会誌、コロナ社(1988))等で開示され
た現像剤が挙げられる。
これらの液体現像剤は一般に担体液、トナー粒子を形成
する着色剤、着色剤の定着性を付与する高分子樹脂から
なる被覆剤、トナー粒子の分散を促進したり、分散の安
定化の働きをする分散剤及びトナー粒子の極性と荷重量
をコントロールする荷重調節剤からなる。
被覆剤としては、公知の種々の樹脂を用いることが出来
るが特に特開昭61−180248、特開昭63−41
272、特開昭63−41273で開示されたエチレン
と(メタ)アクリル酸の共重合体、エチレンと酢酸ビニ
ルの共重合体、エチレンとエチルアクリレートの共重合
体やエチレンと(メタ)アクリル酸エステルの共重合体
、エチレン・ (メタ)アクリル酸・ (メタ)アクリ
ル酸エステルの三元共重合体などのエチレン系共重合体
が好ましく使用出来る。
担体液及びリンス液としては、電気抵抗が1×109Ω
・cm以上かつ誘電率が3以下の無極性の非水溶剤を用
いることが出来る。該非水溶剤としては、直鎖状又は分
岐状の脂肪族炭化水素、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水
素、ハロゲン化炭化水素などの溶剤を挙げることができ
るが、揮発性、安全性、臭気等の点からオクタン、イソ
オクタン、デカン、イソデカン、ドデカン、イソドデカ
ン、ノナン、イソパラフィン系の石油溶剤であるアイソ
パーE1アイソパーG1アインパーH1アイソパーL(
アイソパーrlsoparJはエクソン社の商品名)、
ツルペッツ100、シェルシルア1(シェル社製)など
が好適である。
現像剤中のトナー粒子濃度は特に限定されないが、現像
剤II!当たり0.1〜10gである。(すなわちトナ
ー粒子1g当たり担体液100〜10000gとなる。
) 荷電調節剤としては公知の種々のものを用いることが出
来、その濃度は現像剤11当たり0.01〜10g1好
ましくは0.01〜1gである。また分散剤も公知の種
々のものを用いることが出来、その濃度は現像剤−β当
たり0.01〜50g好ましくは0.1〜10gである
液体現像剤ボトル48内の液体現像剤58中には管路6
6の一端が挿入されている。この管路66の他端は現像
剤供給体68と連通されている。
管路66の途中には現像剤供給ポンプ70が配設されて
いる。また管路66の現像剤中に挿入されている回りに
は、フィルタ72が配設されている。
また現像剤供給体68には管路74の一端が連通されて
おり、他端は現像剤ボトル48内へ開口している。現像
剤供給体゛68は感光体42に近接して配置されており
、感光体42との対向面には複数の現像剤吐出口が形成
されいる。したがって現像剤供給ポンプ70の作動によ
って、第1の液体現像剤58はフィルタ72を通過して
濾過された後に管路66を通って現像剤供給体68へ送
られる。余剰の現像剤58は管路74によって現像剤ボ
トル48内へ回収される。
第2〜第4の液体現像剤ボトル50〜54内へも第1の
液体現像剤ボトル48と同様に感光体42に対向した現
像剤供給体76〜80と管路66.74で連通されてい
る。また管路66の途中には同様に現像液供給ポンプ7
0がそれぞれ配設されている。これによって現像剤供給
ポンプ70の作動で、第2〜第4の液体現像剤が現像液
供給体76〜80へ供給され、余剰の現像剤が管路74
によってそれぞれ第2〜第4の液体現像剤ボトル内へ5
0〜54内へ回収される。
リンス液ボトル56内のリンス液82中には管路84の
一端が挿入されている。この管路84の他端はリンス液
供給体86と連通されている。管路84の途中にはリン
ス液供給ポンプ88が配設されている。また管路84の
現像剤中に挿入されている先端部分の回りには、フィル
タ90が配設されている。またリンス液供給体86には
管路92の一端が連通されており、他端はリンス液ボト
ル56内へ開口している。リンス液供給体86は感光体
42に近接配置されており、感光体42との対向面には
複数のリンス液吐出口が形成されている。したがってリ
ンス液供給ポンプ88の作動によって、リンス液82は
フィルタ72を通過して濾過された後に管路84を通っ
てリンス液供給体86へ送られ、余剰のリンス液が管路
92によってリンス液ボトル56内へ回収される。
またリンス液ボトル56内には管路94の一端が連通さ
れている。管路94の他端は感光ドラム36の上方に延
出されて後述する転写剤と感光体42の間に向けて開口
している。
現像剤供給体68.76.78.8Qの間には小径のス
クイズローラ96〜102が感光体42へ当接して配置
されている。これらのスクイズローラ96〜102は第
1〜第4の液体現像剤が他の液体現像剤ボトルへ混入す
るのを防止している。
リンス液供給体86の感光ドラム36の回転方向下流側
には感光体42の表面に当接して大径のスクイズローラ
104が配置されている。このスクイズローラ104は
感光体420表面に供給された液体現像剤及びリンス液
を感光体42の表面から絞り取る。
また感光体ユニット24の側方に1ま乾燥装置40が配
設されている。乾燥装置40のエアーポンプ106には
エアーダクト108の一端が連通しており、エアーダク
ト108の中間部は感光体420表面に沿って上昇し、
他端は上方へ向けて開口している。また感光体42に対
向している中間部は、感光体42へ向けて開口した開口
部108Aが設けられている。従ってエアーポンプ10
6から供給された乾燥した空気が開口部108Aから感
光体42の表面へ吹き付けられる。
またエアーポンプ106にはエアーダクト110に一端
が連通されている。エアーダク)110の他端はコロナ
帯電器44の上部で2又に分岐し、一方は感光体42に
向けて開口している。また他方は上方へ延出され、後述
するガイド134、の裏面側へ向けて開口している。
エアーダクト108の上方には帯電器112が、感光体
42の表面へ向けて配置されている。この帯電器112
は乾燥された感光体42ヘトナーと逆極性の電圧を印加
する。
感光ドラム36の上方でコロナ帯電器112と帯電器4
4との間には2本のローラ114.116が感光体42
の外周に沿って配設されている。
これらのローラ114.116間には無端ベルト118
が巻き掛けられている。この無端ベルト118は感光体
42側に位置する部分は感光体42へ当接しており、感
光体42との間に転写材が挿入される。
ローラ114の上方には搬送ローラ対120が配設され
ている。また搬送ローラ対120の上部には一対のガイ
ド122が配置されている。搬送ローラ対120は図示
しない一対の側板間に軸支され、図示しない駆動手段の
駆動力が伝達されて回転し、転写材挿入部16から挿入
され、ガイド122に案内された転写材が挿入される。
ローラ116の側方には搬送ローラ対124が配置され
ている。また搬送ローラ対124とローラ116の間に
は剥離爪126が配置されている。
この剥離爪126は感光体42の表面から転写材を剥離
して、搬送ローラ対124間へ挿入する。
さらに搬送ローラ対124の側方には、ローラ128.
130が配置されている。これらのローラ128.13
0間には無端ベルト132が巻き掛けられている。この
無端ベル)132の下部には、ガイド板134が配置さ
れており、無端ベルト132の半周と当接している。ガ
イド板134と無端ベルト1320間には搬送ローラ対
124から送り出された転写材が挿入される。ガイド板
134はエアーダクト110の開口部へ取付けられてい
る。したがってガイド板134はエアーポンプ106か
らエアーダクト110を通って供給される空気が吹き付
けられる。
なお本実施例で使用される転写材は、特に限定される事
無く種々のものを用いることが出来る。
例えば、普通紙、各種の表面コート紙、ZnO塗工紙、
印刷版用アルミニウム基板、さらにポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレン、トリアセチルセルロースなど
のプラスチックフィルム、各種フィルム金属を蒸着、あ
るいは各種のポリマーを塗布したフィルム等が挙げられ
る。
印刷用アルミ基板としては一般のプレセンシタイズイン
グブレー)(PS版)に使用されているアルミ基板はす
べて使用可能であるがグレイングと称される砂目立て処
理や陽極酸化処理等で表面処理したアルミニウムだ板が
好ましいものとして挙げることが出来る。
次に本実施例の作用について説明する。
湿式電子写真転写装置10の電源を投入し、原稿台14
上へ転写すべき画像が記録された現像を載置し、転写材
挿入部16から転写材を装置本体12内へ挿入する。
図示しない転写スタートスタートスイッチをオンにする
と、感光ドラム36が図示しない駆動手段によって第2
図反時計方向へ回転すると同時にコロナ帯電器44が作
動して、感光体42上を均一に帯電する。表面が帯電さ
れた感光体42が露光位置へ位置すると、図示しないラ
ンプによって光が照射、され、原稿画像からの画像光が
検出器28によって検出される。この検出結果は電気信
号となって比較回路30へ伝達される。比較回路30か
らはドライバ32へ原稿画像の電気信号が伝達されて半
導体レーザー34の作動が制御される。
この半導体レーザー34はドライバ32の制御で原稿画
像に相当するレーザービームをポリゴンミラー35を介
して感光体42へ裏面側から照射する。これによって感
光体42が画像露光される。
この画像露光では、原稿画像の第1の色の部分が検出器
28によって検出され、第1の色の部分に相当する画像
露光がおこなわれる。
感光体42の表面が露光されると、第1の色に相当する
レーザービームが入射された部分は、導電性になり、表
面の電荷が無くなって、第1の色に相当する部分の電荷
が残り、静電潜像が形成される。
表面に静電潜像が形成された感光体42はさらに第2図
反時計方向へ回転し、現像剤供給体68と対向する。
現像剤供給体68には、現像剤供給ポンプ70の作動に
よって液体現像剤58が供給されており、図示しない現
像剤吐出口から、感光体42の表面へ向けて液体現像剤
が吐出される。これによって、第1の色に相当する部分
に液体現像剤中のトナー粒子が付着して、静電潜像が顕
像化され、原稿画像の第1の色に相当するトナー画像が
形成される。
感光ドラム36は第2図反時計方向へ回転し、スクイズ
ローラ96によって余剰の第1の液体現像剤58が除去
される。余剰の液体現像剤58が除去された感光体42
はさらに第2図反時計方向へ回転しリンス液供給体86
へ対向する。リンス液供給体86にはリンス液供給ポン
プ88によってリンス液82が供給されており、感光体
42の表面へ供給される。このリンス液82によって未
だ残っている液体現像剤や不必要に付着しているトナー
粒子が洗い流されて除去される。
リンス液82によって表面上の不要物が除去された感光
体42はスクイズローラ104と感光ドラム36との間
で挟持されて、表面に残っているリンス82液及び液体
現像剤58が絞りとられる。
この状態の感光体420表面には、原稿画像の第1の色
の部分に相当するトナー画像が形成されており、このト
ナー画像を形成するトナー粒子間には担体液であるリン
ス液が存在している。
この状態で感光体42はさらに第2図反時計方向へ回転
して、エアーダクト108の開口部108Aと対向する
。エアーダクト108の開口部108Aからは、エアー
ポンプ106から供給された乾燥空気が感光体420表
面へ吐出される。この乾燥空気によって、湿潤した感光
体42が乾燥する。これによって、トナー画像を形成す
るトナー粒子間に存在する担体液(リンス液)が蒸発し
凝集したトナー画像が得られる。この結果、転写時にト
ナーが広がらないので、高解像力のある転写画像を得る
ことが出来る。
原稿画像の第1の色に相当する部分のトナー画像が形成
された感光体42は第2図反時計方向へさらに回転して
、再びコロナ帯電44によって表面が均一に帯電される
表面が均一に帯電された感光体42は半導体レーザー3
4によって、現像画像の第2の色の部分に相当してレー
ザービームが入射され、第2の色の部分に相当する静電
潜像が形成される。原稿画像の第2の色に相当する静電
潜像が形成された感光体42は第2図反時計方向へ回転
し現像剤供給体68を通り越して現像剤供給体76に対
向する。
現像剤供給体76には第2の液体現像剤60が現像剤供
給ポンプ70によって供給されており、図示しない現像
剤吐出口から第2の液体現像剤60が表面へ供給される
。これによって、第2の液体現像剤中の第2の色のトナ
ー粒子が感光体42上に形成された原稿画像の第2の色
の部分に相当する静電潜像へ付着し静電潜像が顕像化さ
れて、第2の色に相当するトナー画像が形成される。感
光体42の表面に残っている余剰の現像剤60はスクイ
ズローラ98によって除去される。
原稿画像の第2の色の部分に相当するトナー画像が形成
された感光体42はリンス液供給体86によってリンス
液82が表面へ供給され、表面に残っている液体現像剤
60が洗い流される。
次いで感光体42はスクイズローラ104によってリン
ス液82及び液体現像剤60が除去された後にエアーダ
クト108の開口部108Aから乾燥空気が供給され乾
燥される。この乾燥によってトナー画像を形成するトナ
ー粒子の粒子間に相当する担体液であるリンス液が除去
されトナー粒子が凝集される。これによって転写時にト
ナー粒子が広がらないので、高解像力のある転写画像を
得ることが出来る。
原稿画像の第1、第2の色の部分に相当するトナー画像
が形成された感光体42には、さらに第1、第2の色に
相当するトナー画像を形成した順序と同様に第3、第4
の色に相当するトナー画像が形成された後に帯電器11
2によってトナー粒子の極性と同極性の電荷が印加され
る。この電圧の印加によって、感光体42及びトナー粒
子の表面はトナー粒子と逆極性電荷が帯電する。この状
態で無端ベルト118と当接する。
一方、転写材挿入部16から装置本体12内へ挿入され
た転写材は、一対のガイド122間に案内されて搬送ロ
ーラ対120間へ挿入され、感光体42と無端ベル)1
18間へ送られる。
この時、トナー粒子によって静電潜像が形成され、トナ
ー粒子と逆極性に帯電された感光体42と転写材は重ね
合わされて、無端ベルト118によって感光体34上へ
押圧される。また感光体42と転写材との間には、リン
ス液供給ポンプ88の作動によって管路94を通り、リ
ンス液82が供給される。また転写材には図示しない電
源によって、トナーと逆極性の転写電圧が印加される。
これによって、感光体42の表面に付着している。
トナー粒子が、転写材の表面へ引き付けられて、リンス
液82中を移動し、転写材上へ付着して、転写材上にト
ナー粒子による原稿画像の第1〜第4の色に相当するト
ナー画像が形成される。
この感光体42上のトナー粒子を転写材の表面へ付着さ
せる際に、転写材へ印加する転写電圧は、感光体42の
表面が実質的に乾燥された後にトナー粒子と逆極性に帯
電されているので、従来200ボルト必要であった転写
電圧が、約50ボルトに設定すること力(出来る(この
場合、ベタ濃度2゜0以上が得られる)。また、転写時
にリンス液82が転写材と感光体42との間に供給され
るので、転写の際にトナー粒子が流れることによる画像
の乱れが防止される。
供給されるリンス液82の液量は、転写材の材質によっ
て異なり、例えば転写材がアルミニウム基板、ポリエチ
レンテレフタレートフィルムなどのように非水溶媒であ
るリンス液を吸収しない場合には2〜80g/m’が好
適であり、2〜40g/ m+が更に好ましい。
転写材として、紙などを使用する場合は、普通紙、コー
ト紙、アート紙、防水処理された紙あるいは厚さなどに
より、リンス液の供給量を特定することは困難であるが
普通紙(PPC用転写紙、コピーエースA)では20〜
80 g/m’が好適である。
表面にトナー画像が転写された転写材は、剥離爪126
によって、感光体42に表面から剥離され、搬送ローラ
対124間へ挿入される。搬送ローラ対124から送り
出された転写材はガイド板1)4と無端ベルト132間
へ挿入される。ガイド板134の下部からは、エアーダ
クト110によって乾燥空気が供給されており、転写材
へ吹き付けられる。これによってリンス液82で湿潤し
た転写材が乾燥される。乾燥された転写材は排出口22
から装置本体12の外方へ排出されて、図示しない転写
材トレー上へ載置される。
一方、剥離爪126で転写材が剥離された後の感光体4
2は再びコロナ帯電器44によって表面が均一に帯電さ
れ、次に転写される原稿画像の第1の色に相当する画像
光が半導体レーザーによって入射される。
なお転写材へ感光体42上のトナー画像を転写する転写
方法には、静電転写法のコロナ転写、バイアスローラー
転写、又転写材が導電性の場合には、直接電圧を印加す
る転写方法等が挙げられ、特に限定されるものではない
また本実施例では、感光体42J:、の第1〜第4の色
に相当するトナー画像を実質的に乾燥させた後にトナー
粒子と同極性の帯電を行ったが、逆極性のコロナ放電を
行い感光体34上の画像を一様に逆極性に帯電するプリ
チャージ用帯電器を配置しても良い。これによって転写
電圧を低くおさえることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカラー複写装置を示す斜視図、第
2図は転写部を示す概略側面図である。 10・・・カラー複写装置、 28・・・検出器、 30・・・比較回路、 32・・・ドライバ、 34・・・半導体レーザー 40 ・ 42 ・ 58. 82 ・ 88 ・ 94 ・ 乾燥装置、 感光体1 .62.64・・・液体現像剤、 リンス液、 リンス液供給ポンプ、 管路、 ・エアーポンプ、 ・エアーダクト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともトナー粒子及び担体液を含有する複数
    種の電子写真液体現像剤によって像担持体上に複数色の
    トナー画像を形成するトナー画像形成手段と、トナー画
    像形成手段によって形成された複数色のトナー画像をそ
    れぞれ乾燥する乾燥手段と、トナー画像形成手段によっ
    て形成され乾燥手段によってそれぞれ乾燥された像担持
    体上の複数色のトナー画像を転写材に転写する転写手段
    と、転写時に転写材と像担持体との間に非水溶媒を供給
    する供給手段と、を有することを特徴とするカラー複写
    装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5565964A (en) * 1978-11-13 1980-05-17 Ricoh Co Ltd Transfer method of copying machine
JPS5583076A (en) * 1978-12-19 1980-06-23 Ricoh Co Ltd Transfer device

Patent Citations (2)

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