JPH0227145A - アイドル制御バルブの学習制御装置 - Google Patents

アイドル制御バルブの学習制御装置

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JPH0227145A
JPH0227145A JP17594388A JP17594388A JPH0227145A JP H0227145 A JPH0227145 A JP H0227145A JP 17594388 A JP17594388 A JP 17594388A JP 17594388 A JP17594388 A JP 17594388A JP H0227145 A JPH0227145 A JP H0227145A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エンジンの回転数を一定に保つアイドル制御
バルブの学習制御装置に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとJる課題]最近の電
子制御化されたエンジンでは、低燃費化、排気ガス清浄
化のため、エンジン状態パラメタを検出する各種センサ
類からの出力信号に基づき、マイクロコンピュータなど
を用いた電子制御装置で、スロットルバルブのバイパス
通路を流れる空気量などを調整し、アイドル時のエンジ
ン回転数を一定に保つよう、アイドル制御バルブ<l5
CV)をフィードバックにより制御している。
このアイドル回転数制御の従来技術では、エンジン回転
数のフィードバック制御中に上記l5CVのバルブ開度
に相当するバルブ制御量の学習制御を行い、この学習値
を次のフィードバック開始時の上記l5CVのバルブ制
御量の初期値としている。しかしながら、急激な負荷変
動などにより学習遅れが生じると、上記学習値に基づい
て算出されるアイドル状態移行時のフィードバック制御
開始のバルブ制御量や非アイドル状態時のバルブ制御量
等に誤差を生じ、その結果、制御系の安定性が失われエ
ンジンの回転が不安定となり、エンジン回転数の低下に
よるエンス1へ、あるいは逆に、エンジン回転数の上昇
による燃費の悪化などを招くという問題があった。
このため、例えば、特開昭58−、−158343号公
報及び特開昭59−134348号公報などには、フィ
ードバック制御系の学習遅れを少なくすることにより上
記問題を解決する技術が開示されているが、フィードバ
ック制御のできない領域、例えば、惰行運転中あるいは
発進時などにおいて、電気的負荷変動、エアコン負荷変
動などがあった場合、以前の学習値が適切に反映されず
、同様に制御系の安定性が失われ、安定した走行に支障
をきたすことがあった。
従って、フィードバック制御のできない領域では、上記
l5CVに対し、負荷及びアイドルアップ状態などによ
る複数の学習値を設定し、負荷変動が起きた場合、上記
複数の学習値から選択すれば良いが、負荷条件により学
習値の設定が完全に分111されてしまうため、個々の
学習値が更新される機会が少なく、各学習値の更新頻度
に大ぎなバラツキを生じることがある。従って、場合に
よっては古い学習値を使用することがあり、エンジンの
回転変動の原因となり、上記問題は依然として解決され
ないという問題があった。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、運転状態
あるいは負荷状態に左右されず、アイドル制御バルブを
常に安定して制御することができ、エンジンの回転変動
を防止することのできるアイドル制御バルブの学習制御
装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するl〔めの手段及び作用コ本発明による
アイドル制御バルブの学習制御装置は、エンジンの負荷
状態パラメータを検出する各センサからの出力仏号に基
づいて、アイドル制御バルブのバルブ制御量を制御Jる
アイドル制御バルブの学習制御装置の制御部に、無負荷
時の上記バルブ制御量を保持する基本学習値と負荷時の
上記バルブflj制御量の変化量を保持する負荷補正学
習値とに、−ト記変化量を上記エンジンの負荷状態に応
じて配分して学習し、前回までの基本学習値及び負荷補
正学習値を更新Jる学習値更新手段と、上記学習値更新
手段によって更新された基本学習値を記憶する基本学習
値記憶手段と、上記学習値更新手段によって更新された
負荷補正学習値を記憶する負荷補正学習値記憶手段と、
上記エンジンに対する負荷の有無により、上記基本学習
値及び上記負荷補正学習値から選択的に学習値を算出す
る学習値算出手段とを設けたものである。上記構成によ
り、上記アイドル制御バルブのバルブ制御量の変化量が
学習時に上記エンジンの負荷状態に応じて上記基本学習
値及び上記負荷補正学習値に対し配分され、上記基本学
習値及び上記負荷補正学習値が更新される。これら更新
された基本学習値及び負荷補正学習値は、それぞれ上記
基本学習値記憶手段、上記負荷補正学習値記憶手段に記
憶され、上記学習値算出手段により呼出されて上記エン
ジンの負荷状態に応じた学習値とじで算出される。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はエンジン制御
系の概略図、第2図は制御部の機能プロッタ図、第3図
(a)は学習値更新のフローヂャト、第3図(b)は学
習値計算のフローチヤト、第4図はアイドル時のバルブ
制御量のタイムチャート、第5図は始動時のバルブ制@
市のタイムチャート、第6図は非アイドル時のバルブ制
御量のタイムチャートである。
(エンジン制御系の構成) 図中の符号1はエンジン本体であり、このエンジン本体
1の吸入ポート1aにインジェクタ2が臨まされ、;1
Jど、F記吸入ポート1aに連通する吸気通路3の中途
に介装されたスロットルバルブ4に、アイドルスイッチ
5aを含むスロットルポジションセン−リ−5が連設さ
れている。また、このスロツ1へルバルブ4の下流側に
、吸入管圧力センサ−6が臨まされ(いる。さらに、上
記吸気通路3の−L流側に連通するエアクリーナ7の拡
張室7aに、吸気温センサ8が臨まされている。
まJζ、上記ス[]ットルバルブ4をバイパスし、上流
側から下流側へアイドルエアを導くバイパス通路9に、
アイドル制御バルブ(ISCV)10が介装されている
。このl5CV10は、例えば、パルス信号により駆動
されるソレノイドバルブなどで構成され、駆動パルス信
号のデユーティ比(バルブ制御量)を変化させ−ること
によりバルブ開度が制御される。
一方、上記エンジン本体1の排気ポート1bに連通する
りl気管11に02センザ12が臨まされ、さらに、こ
の排気管11には触媒]ンバータ13が介装されている
。また、上記エンジン本体1のクランクシャフトに軸着
されたクランクロータ(図示せず)に回転数センサ15
が対設され、ウォータージャケットには水温センサ16
が臨まされている。
尚、符号17はエアコンスイッチであり、上記各センサ
5,5a、6,8,12.15.16及び上記エアコン
スイッチ17で運転条件パラメタが検出され、制御手段
18に入力される。
上記制御手段18の出力側には、上記インジェクタ2、
上記l5CV10などが接続されており、上記各センサ
からの出力信号を取込んで、上記インジェクタ2に対す
る燃料噴射時間、上記l5CV10に対する駆動パルス
信号のデユーティ比などを演算、出力する。
(制御手段の機能構成) 上記制御手段18には、上記l5CVのバルブ制御量を
学習制御する制御部188が設けられ、この制御部18
aは、負荷変動時検出手段20゜学習条件判定手段21
、計時手段22、学習値更新手段23、基本学習値記憶
手段24、負荷補正学習値記憶手段25、学習値算出手
段26、固定制御量算出手段27、フィードバック開始
初期制御量算出手段28、目標回転数設定手段2つ、バ
ルブ制御量設定手段30、及び、駆動手段31とから構
成されており、エンジンに対する負荷状態に応じて、上
記l5CV10のバルブ制御量を学習制御により11制
御する。
上記負荷変動時検出手段20は、エアコンスイッチ17
などの負荷検出手段170からの信号を受けて負荷変動
を検出し、負荷変動の瞬間にトリガー信号を負荷変動信
号として出力する。この負荷変動時検出手段20からの
負荷変動信号により、上記学習条件判定手段21は、上
記負荷検出手段170、アイドルスイッチ5aなどのア
イドル状態検出手段50、及び、回転数センサー5など
のエンジン回転数検出手段150からの信号を取込んで
、学習条件が成立するか判定し、条件成立後、計時手段
22により所定時間の経過を確認する。
また、上記学習値更新手段23は、上記学習条件判定手
段21からの学習実施信号が入力されると、上記負荷検
出手段170からの負荷信号及び上記負荷変動時検出手
段20によって検出された負荷変動信号に応じて、上記
バルブ制w昂設定手段30でのバルブ制御量から基本学
習値及び負荷補正学習値を更新し、これらの学習値をそ
れぞれ基本学習値記憶手段24、負荷補正学習値記憶手
段25に格納する。
また、上記学習値算出手段26は、上記負荷検出手段1
70からの負荷信号に応じで、上記基本学習値記憶手段
24及び負荷補正学習値記憶手段25に格納された基本
学習値と負荷補正学習値とから学習値を算出し、固定制
御量算出手段27及びフィードバック開始初期制御量算
出手段28に出力する。
上記固定制御量算出手段27では、非アイドル時、上記
l5CV10のバルブ制御量を上記学習値士一定値の固
定した制御量として算出する。
方、上記フィードバック開始初期制御量算出手段28は
、始動時あるいは非アイドル状態からアイドル状態に移
行した時、上記学門値十一定値をフイードバック開始の
初期制御量として算出する。
また、上記目標回転数設定手段29は、上記水温レンザ
16などの冷却水温検出手段160からの冷却水温信号
に基づいて、目標回転数を設定し、上記バルブ制御量設
定手段30に出力する。
上記バルブ制御量設定手段30では、上記アイドル状態
検出手段50によりアイドル状態が検出された時は、フ
ィードバック開始初期制御量締出手段28で算出された
制御量を初期値として上記エンジン回転数検出手段15
0からのエンジン回転数と、上記目標回転数設定手段2
9からの目標回転数とからバルブ制御量のフィードバッ
ク制御を行い、上記アイドル状態検出手段50により非
アイドル状態が検出された場合にはバルブ制御量を上記
固定制御最算出手段27からの制御量に保持する。また
常時上記負荷変動時検出手段20からの負荷変1III
I信号及び上記冷却水温検出手段160からの冷却水温
信号に応じて上記l5CV10のバルブ制御量を補正す
る。このバルブ制御量は、上記駆動手段31へ出力され
上記l5CV10が駆動されると同時に、学習値の更新
のため上記学習値更新手段23へ出力される。
(学習制御の動作) 次に、学習制御の動作を第3図(a>及び第3図(b)
のフローチャート並びに第4図のタイムチャートに従っ
て説明する。
まず、第3図(a>の学習値更新のルーチンでは、ステ
ップ100で、学習条件判定手段21により学習条件が
成立づるか判断される。この学習条件は、例えば、アイ
ドルスイッチ5aがONの状態で、エンジン回転数のフ
ィードバック制御中であり、冷却水温検出手段160か
らの冷却水温に基づいて目標回転数設定手段29で設定
される目標回転数の目標範囲内にエンジン回転数が収束
し、且つ一定時間経過後であり、また所定時間負荷変動
がないなどの条件で、このような学習条41が成立しな
い揚台は、そのままプログラムを扱(づ−旦メインルー
チンへ戻り、再びこのルーチンが呼出されプログラムが
繰返される。上記学習条件が成立した時は、ステップ1
01へ進み、次いで、ステップ101では、学習値更新
手段23で負荷変動時検出手段20からの負荷変動信号
により負荷変動後初めCの学門かどうかが判断され、負
荷変動直後の学習でない場合は、ステップ102へ進み
、負荷変動直後の学習である場合は、ステップ105〕
へと進む。
ステップ102では、負荷検出手段170の負荷信号の
ON、OFFが調べられ、負荷信号がONの場合はステ
ップ104へ進み、負荷信号がOF「の場合はステップ
103へ進む。
負荷信号がOFFの場合、ステップ103では、現在の
バルブ制’IIIMISCDYを基本学習値l5OLR
1として更新し、負荷補正学習値I S CLR2は更
新ぜずそのままとする。すなわち、第4図のAに示され
るように、バルブ制御量l5CDYがフィトバック制御
により変化しエンジン回転数が目標範囲内に収束してか
ら所定時間経過した時点で、基本学習値l5OI−81
が上記バルブ制御MISC[IVの変化に応じて更新さ
れ、負荷補正学習値ISCLR2は負荷がないため更新
されない。
一方、負荷信号がONの場合、ステップ104では、第
4図のCに示されるように、バルブ制御量l5CDYが
フィードバック制御により変化しエンジン回転数が目標
範囲内に収束してから所定時間経過した時点で、学習値
の変化量を基本学習値I S CLRlと負荷補正学習
値I S OLR2どに予め設定された定数にでもって
、k:l−kに配分づる。すなわち、現在のバルブ制御
ff1lscDYと以前の学習値(I S CLR1o
ld+ I S CLR2old)との差にkを乗算し
、これを以前の基本学習値l5CLR1oldに加算し
た値を新たな基本学習値I S CLRlとして更新す
る。また、現在のバルブ制御tkISCDYと以前の学
習値(I S CLR101d+ I S CLR2o
ld)との差に1−kを乗算し、これを以前の負荷補正
学習値I S CLR201dに加算した値を新たな負
荷補正学習値I S CLR2として更新する。ここで
、上記定数には、一定値でもよいが例えば、負荷の種類
と、上述のエンジン回転数の変化後学習開始までの経過
時間あるいは学習回数とのマツプとして記憶させておき
、そのマツプから検索するようにしてもよい。あるいは
、負荷条件に応じて演算により算出しても良い。
また、この定数には、例えば、エアコンなどの外気温に
より大きく負荷の変動するものでは、上記にの値を小さ
くし上記負荷補正学習値I S OLR2の変化量を大
きくして負荷の状態を十分学門に反映させるよう設定さ
れる。
上記更新された基本学習値I S OLRl及び負荷補
正学習値I S OLR2は、それぞれ、基本学習値記
憶手段24及び負荷補正学習値記憶手段25に格納され
る。
また、ステップ101で負荷変動直後の学習であると判
断された場合、ステップ105で、負荷変動直後回の学
習値の更新を上記学習値更新手段23で行うため、負荷
検出手段170からの信号により負荷の有無を調べ、負
荷信号がONの場合ステップ106へ、負荷信号がOF
Fの場合ステップ107へと進む。
負荷信号がONの場合、ステップ106では、第4図の
Bに示されるように、バルブ制御量TSCDYが負荷変
動により変化しエンジン回転数が目標範囲内に収束して
から所定時間経過した時点で、基本学習値I S OL
Rlは、負荷信号がONになる以前の基本学習値I S
 OLRloldのまま更新せず、現在のバルブ制御量
I S CDYと以前の基本学習値I S CLRlo
ldとの差を負荷補正学習値I S OLR2として更
新する。これら基本学習値T S CLRl及び補正学
習値I S CLR2はそれぞれ基本学習値記憶手段2
4、負荷補正学習値記憶手段25へ格納された後、プロ
グラムが終了してメインルーチンへ戻る。
一方、負荷信号がOFFの場合は、ステップ107で、
第4図のDに示されるにうに、バルブ制tllliIs
covが負荷変動により変化しエンジン回転数が目標範
囲内に収束してから所定時間経過した時点で、現在のバ
ルブ制御ll5cDYを新たな基本学習値I S OL
Rlとして更新し、負荷信号がOFFになる以前の基本
学習値I S CLRloldと負荷補正学習値I S
 CLR2oldとを加算した学習値から現在のバルブ
制御量rscovを減算した値即ち負荷がなくなったこ
とによるバルブ制御量l5cDYの変化量を新たな負荷
補正学習値I S CLR2として更新する。そして、
同様に、これらの更新された基本学習値l5OLR1及
び負荷補正学習値■5CIR2をそれぞれ基本学習値記
憶手段24、負荷負荷補正学習値記憶手段25へ格納す
る。
次に、第3図(b)の学習値計算のルーチンを説明する
ステップ200では、学習値算出手段26にて負荷検出
手段170からの負荷信号のON、OFFを調べ、負荷
信号がOFF即ら負荷が無いと判定された時は、ステッ
プ201へ進み、基本学習値I S CLRlを学習値
I S OLRとしてセットする。
一方、負荷信号がON即ち負荷が有ると判定された時は
、ステップ202へ進み、基本学習値IS CLRlと
負荷補正学習値I S OLR2とを加算した値を学習
値l5CLRとしてセットする。
すなわち、上記学習値算出下段26で、負荷の有無に応
じて、上記基本学習値I S OLRlと上記負荷補正
学と1値I S CLR2とを加算し学習値ISCLR
とするか、あるいは、上記基本学習値l5CLR1を学
習値l5OLRとづる。この学習値l5OLRは、固定
制部組算出手段27及びフィルドパック開始初期制御量
尊出手段28へ出力される。
従って、以上述べたことから、複数の負荷状態に対して
常に適切な学習が繰返され、各学習値の更新頻度のバラ
ツキが解消される。
(始動時及び非アイドル時のl5CV制御)以上の制御
ルーチンによる学習の結果に基づく始動時及び非アイド
ル時のl5CV制御を、第5図及び第6図のタイムチャ
ートにより説明する。
第5図は始動時のバルブ制御量のタイムチャトであり、
イグニッションスイッチをONL、エンジンを始動する
と、当初l5CV10のバルブ制tII量はデユーティ
比100%すなわちバルブ全開の状態から、冷却水温検
出手段160によって検出された冷却水温に従ってバル
ブ制御量設定手段30でバルブ制御量が決定される。こ
の状態では、フィードバックは行われず、オープンルー
プでエンジン回転数制御が行われる。エンジンの暖機が
進み、冷却水温が上昇すると上記バルブ制御量は小さく
なり、学習値算出手段26からの学習値l5CLRに一
定値を加算した値をフィードバック開始初期制御量算出
手段28から上記バルブ制御量設定手段30に取込み、
現在のバルブ制御量がフィードバック開始初期制御量に
達した時この値を初期値として、エンジン回転数検出手
段150からのエンジン回転数と目標回転数設定手段2
9により設定された目標回転数との偏差から上記バルブ
制御ff1IscDYをフィードバックにより制御する
。上述の学習値I S OLRの説明から明らかなよう
に、上記バルブ制御量(SCDYは、負荷のない場合基
本学習値l5CLR1+一定値であり、負荷のある場合
基本学習値l5OI〜R1+負荷補正学冒値l5OLR
2+一定値である。
また、第6図は非アイドル時のバルブ制御量のタイムチ
ャートであり、アイドルスイッチ5aがOFFの状態で
は、バルブ制御l量l5CDYは、上記学習値l5OL
Hに固定制御量算出手段27で一定値が加算された値と
なり、このバルブ制御ff11Set)Y&i、負荷信
号OFFでM本堂11ifilscl−R1十一定値、
負荷信号ONで基本学習値l5CLR1+負荷補正学習
値l5CLR2+一定値どなる。
従って、このようなエンジン回転数のフィードバック制
御の行えない非アイドル状態であっても、負荷補正がな
され、エンジン回転数の低下、あるいは逆に、コニンジ
ン回転数の上昇などを防止することができる。
なお、アイドルスイッチ5 a ′h< ONになり、
非アイドル状態からアイドル状態に移行した時は、バル
ブ制御量を固定制御量からフィードバック開始初期制御
量に切換えて設定し、これを初期値としてエンジン回転
数のフィードバック制御を行う。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によるアイドル制御バルブ
の学習制御装置は、無負荷時のアイドル制御バルブのバ
ルブ制御量を保持する基本学習値と、負荷時の上記バル
ブ制御量の変化量を保持する負荷補正学習値とから、無
負荷状態の上記バルブ制御量の変化を負荷のかかった状
態での学習値に反映させることができ、また、逆に、負
荷のかかった状態での上記バルブ制御量の変化も無負荷
状態の学習値に反映させることができる。従って、エン
ジンの負荷状態による学習値の更新頻度のバラツキが解
消され上記学習値が適宜更新されるため、古い学習値を
使用することによる制御系の乱れが防止される。Jなわ
らエンジン回転数の低下によるエンス1〜、あるいは逆
に、エンジン回転数の上昇による燃費の悪化などが防止
され、運転状態及び負荷状態にかかわらず、アイドル制
御バルブを常に安定して制御することができ、走行安定
性の向上、燃費の向上など優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はエンジン制御
系の概略図、第2図は制御部の機能ブロック図、第3図
(a)は学習値更新のフローチャ1〜、第3図(b)は
学習値計算のフローチャト、第4図はアイドル時のバル
ブ制御量のタイムチャート、第5図は始動時のバルブ制
御量のタイムチャート、第6図は非アイドル時のバルブ
制御量のタイムチャートである。 1・・・エンジン本体、10・・・アイドル制御バルブ
、18a・・・制御部、 23・・・学習値更新手段、 24・・・基本学習値記憶手段、 25・・・負荷補正学習値記憶手段、 26・・・学習値算出手段、 l5OLR・・・学習値、l5CI−R1・・・基本学
習値、I S CLR2・・・負荷補正学習値。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジンの負荷状態パラメータを検出する各センサから
    の出力信号に基づいて、アイドル制御バルブのバルブ制
    御量を制御するアイドル制御バルブの学習制御装置の制
    御部に、 無負荷時の上記バルブ制御量を保持する基本学習値と負
    荷時の上記バルブ制御量の変化量を保持する負荷補正学
    習値とに、上記変化量を上記エンジンの負荷状態に応じ
    て配分して学習し、前回までの基本学習値及び負荷補正
    学習値を更新する学習値更新手段と、 上記学習値更新手段によって更新された基本学習値を記
    憶する基本学習値記憶手段と、 上記学習値更新手段によって更新された負荷補正学習値
    を記憶する負荷補正学習値記憶手段と、上記エンジンに
    対する負荷の有無により、上記基本学習値及び上記負荷
    補正学習値から選択的に学習値を算出する学習値算出手
    段とを設けたことを特徴とするアイドル制御バルブの学
    習制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3141942A1 (en) 2015-09-02 2017-03-15 Olympus Corporation Laser microscope and microscopy method

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JPS59176440A (ja) * 1983-03-24 1984-10-05 Toyota Motor Corp 内燃機関のアイドル回転数制御方法

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