JPH02269736A - 一酸化炭素とモノオレフィンとのポリマー - Google Patents

一酸化炭素とモノオレフィンとのポリマー

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JPH02269736A
JPH02269736A JP2049170A JP4917090A JPH02269736A JP H02269736 A JPH02269736 A JP H02269736A JP 2049170 A JP2049170 A JP 2049170A JP 4917090 A JP4917090 A JP 4917090A JP H02269736 A JPH02269736 A JP H02269736A
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ヨハネス・エイドリアヌス・フアン・ドウールン
Eit Drent
エイト・ドレント
Pui Kwan Wong
プイ・クワン・ウオング
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/02Copolymers of carbon monoxide and aliphatic unsaturated compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一酸化炭素と1種類以上のモノオレフィンと
の新規のポリマーに係わる。
公知のように、一酸化炭素と1種類以上のモノオレフィ
ンとの線状ポリマーであって一酸化炭素に由来する単位
と使用したα−オレフィンに由来する単位とが交互に存
在するポリマーは、これらのモノマーを、 a)パラジウム化合物、 b ) pKaが2未満の酸の陰イオン、及びC)特定
の構造条件を満たすリン、硫黄又は窒素二座配位子 をベースとする触媒組成物に接触させることによって製
造し得る。
適当なリン二座配位子は、一般式 (R−P−R−P(R1)。
[式中、R1は任意に極性置換して(polar−su
stituted)いてもよい芳香族ヒドロカルビル基
であり、Rは橋の部分に少なくとも2つの炭素原子を含
む二価の有機架橋基であるコ で示される化合物である。この種のリン二座配位子の具
体例としては、2.2−ジメチル−1,3−ビス(ジフ
ェニルホスフィノ)プロパン及び1.3−ビス[ビス(
2−メトキシフェニル〉ホスフィノコプロパンが挙げら
れる。
適当な硫黄二座配位子は、一般式R25−R−SR’[
式中、R2は任意に極性置換していてもよいヒドロカル
ビル基であり、Rは前記意味を有する]で示される化合
物である。この種の硫黄二座配位子の具体例としては、
1.2−ビス(エチルチオ)エタン及びシス−1,2−
ビス(ベンジルチオ)エテノが挙げられる。
適当な窒素二座配位子は、一般式 [式中、Xは橋部分に3つ又は4つの原子を含みそのう
ち2つ以上が炭素原子である有機架橋基を表す] で示される化合物である。この種の窒素二座配位子の具
体例としては、2,2′−ビピリジン及びIJO−フェ
ナントロリンが挙げられる。
前記触媒組成物は、一酸化炭素と1種類のα−オレフィ
ン、例えばエテノ、プロペン、ブテン−1又はオクテン
−1との線状交互コポリマーの製造、並びに一酸化炭素
と2種類のα−オレフィン、例えばエテノ及びプロペン
、又はエテノ及びオクテン−1との線状ターポリマーの
製造に極めて適している。
この種の触媒組成物に成る種の有機酸化剤を加えると、
触媒組成物の重合活性が大幅に増加し得る。
この目的で使用するのに適した有機酸化剤の具体例とし
ては、1.4−ベンゾキノン、1.4−ナフトキノン、
ニトロベンゼン、パラ−クロロニトロベンゼン及びオル
ト−ジニトロベンゼンが挙げられる。
本出願人は、一酸化炭素とシクロペンテン及び/又は3
.4及び/又は5位にアルキル置換基を有する1種類以
上のシクロペンテンとの線状交互ポリマーの製造に前記
触媒組成物を使用できるか否かを調べた。その結果、前
記触媒組成物はそのままでは前述のようなポリマーの製
造に使用できないことが判明した。即ち、リン二座配位
子を含む触媒組成物を使用しても、硫黄又は窒素二座配
位子を含む触媒組成物を使用しても、重合は殆ど生起し
なかった。この状態は前述のごとき重合促進剤を使用し
ても改善できなかった。
この問題を更に追及した結果、驚くべきことに、前記触
媒組成物はその組成を修正すれば、一酸化炭素と3.4
及び/又は5位が任意にアルキル置換されていてもよい
1種類以上のシクロペンテンとの線状交互ポリマーの製
造に使用できるようになることか判明した。
一般式(R’ >2P−R−P(R1)2のリン二座配
位子を含む触媒組成物でも、硫黄又は窒素二座配位子を
含む触媒組成物でも、前述のごときポリマーの製造に適
した組成物にするためには、互いにメタ位にある少なく
とも2つのニトロ基で置換されたベンゼン環を含む化合
物を成分d)として触媒組成物に加えればよいことが判
明したのである。更に、一般式(R1)2P−R−P(
R+>2のリン二座配位子を含む触媒組成物の場合は、
その二座配位子を一般式(R′) 2P−R−P (R
3) 2 [式中、R3は任意に極性置換していてもよ
い脂肪族ヒドロ力lkビル基であり、Rは前記意味を表
す]のリン二座配位子で置換することによっても所期の
目的を達成できることが判明した。
一酸化炭素とシクロペンテンとの線状交互コポリマーは
、ポリマー鎖中に存在する不斉炭素原子の配置に基づい
て、立体規則性コポリマー及び立体不規則性コポリマー
に分けることができる。
ポリマー鎖中の不斉炭素原子の配置がランダムであれば
、前記コポリマーは立体不規則性である。
前記炭素原子の配置が実質的に規則的であれば、前記コ
ポリマーは立体規則性であるという。立体規則性コポリ
マーは、一酸化炭素とシクロペンテンとの共重合時に、
−最大(R−P−R−P(83)2のリン二座配位子を
含む触媒組成物を使用した場合に得られる。
一酸化炭素と、3.4及び/又は5位で任意にアルキル
置換していてもよい1種類以上のシクロペンテンとの線
状交互ポリマーは新規の物質である。
勿論、一酸化炭素/シクロペンテンの立体規則性コポリ
マーも新規の物質である。
そこで本発明は、一酸化炭素と1種類以上のモノオレフ
ィンとの新規のポリマーであって、a)一酸化炭素と3
.4及び/又は5位が任意にアルキル置換されていても
よい1種類以上のシクロペンテンとを重合することによ
り製造し得、b)線状構造を有し、且つ C)一酸化炭素に由来する単位と使用したシクロペンテ
ンに由来する単位とが交互に存在することを特徴とする
ポリマーを提供する。
本発明はまた、この種のポリマーの製造方法にも係わる
本発明のポリマーがアルキル置換シクロペンテンをベー
スとする場合、その中に含まれるアルキル基の炭素原子
数は4以下が好ましい。例えば3.5−ジメチルシクロ
ペンテンは適当なジアルキルシクロペンテンの1つであ
る。ポリマーがアルキル置換シクロペンテンをベースと
する場合には更に、アルキル基を1つしか含まないシク
ロペンテン、例えば3−メチルシクロペンテンを使用す
ることも好ましい。また、一酸化炭素と任意にアルキル
置換していてもよい1種類のシクロペンテンとのポリマ
ーも好ましい、特に好ましいのは、一酸化炭素とシクロ
ペンテンとのコポリマーである。
本発明のポリマーは、前記モノマーを触媒組成物の希釈
剤溶液と接触させることによって製造し得る。前記触媒
組成物は、 a)パラジウム化合物、 b ) pKaが2未満の酸の陰イオン、及びc ) 
(1)−最大(R−P−R−P(R−のリン二座配位子
、(2)−最大(R’ )2P−R−P (R’ )z
のリン二座配位子、(3)−最大R25−R−SR2の
硫黄二座配位子、又はの窒素二座配位子のいずれかをベ
ースとする組成物である。但し、(2)〜(4)から選
択した二座配位子を成分C)として使用する場合は、触
媒組成物の成分d)として、互いにメタ位にある少なく
とも2つのニトロ基で置換されたベンゼン環を有する化
合物も含む。
本発明のポリマーの製造は、重合すべきシクロオレフィ
ン1モル当たり10−7〜10−’モルのパラジウムを
含むような量の触媒組成物を用いて、温度20〜120
℃、全体圧力5〜150バールで実施するのが好ましい
、特に好ましくは、重合すべきシクロオレフィン1モル
当たり10−6〜10−4モルのパラジウムを含むよう
な量の触媒組成物を用いて、温度30〜100℃、全体
圧力20〜100バールで実施する。
重合すべき混合物のシクロオレフィン対一酸化炭素のモ
ル比は10:1〜1:10、特に5:1〜1:5が好ま
しい。極めて好適な希釈剤は低級脂肪族アルコール、例
えばメタノール及びメタノールとテトラヒドロフランの
ような環状エーテルとの混合物である。
触媒組成物で成分a)として使用されるパラジウム化合
物は、カルボン酸のパラジウム塩、特に酢酸パラジウム
が好ましい、 pKaが2未満(18℃の水溶液中で測
定)の適当)酸としては、過塩素酸のような無機酸、バ
ラ−トルエンスルホン酸のようなスルホン酸及びトリフ
ルオロ酢酸のようなハロゲンカルボン酸が挙げられる。
成分b)は酸及び/又は塩の形態で触媒組成物中に含ま
せ得る。
極めて好適な酸はバラ−トルエンスルホン酸であり、極
めて好適な塩は過塩素酸ニッケルである。
触媒組成物の成分b)の含量はパラジウム1モル当たり
0.5〜100モル、特に1〜50モルが好ましい。
成分C)として−最大(R−P−R−P(R1)2又は
(R3)2P−R−P(R−のリン二座配位子を含む触
媒組成物を用いて本発明のポリマーを製造する場合には
、任意に極性置換されていてもよいヒドロカルビル基R
1及びR3の炭素原子数が10以下である化合物、特に
R3がアルキル基であるか又はR1がリン原子に対して
オルト位で任意にアルコキシ基で置換されていてもよい
フェニル基、例えばオルト−メトキシフェニル基である
化合物を成分C)として使用するが好ましい。リン二座
配位子中に存在する架橋基Rとしては、橋の部分に3つ
の原子を含みそのうち2つ以上が炭素原子である架橋基
が好ましい。
適当な架橋基Rの具体例としては、 −CHz−CHz−CH2基、−CH2−C(Cll、
)、〜CH2−基及び−CHz−Si(CHl)2−C
1l□−基が挙げられる。本発明の触媒組成物の成分C
)として使用するのに極めて適した化合物は、1,3−
ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン、1.3−ビス
[ビス(2−メトキシフェニル)ホスフィノコプロパン
及び1,3−ビス(ジ−ロープチルホスフィノ)プロパ
ンである。
成分C)として−最大R”5−R−SR3の硫黄二座配
位子を含む触媒組成物を用いて本発明のポリマーを製造
する場合には、架橋基Rが橋部分に炭素原子を2つしか
含まない化合物を成分C)として使用するのが好ましい
。本発明の触媒組成物の成分C)として使用するのに極
めて適した化合物は、1,2ビス(エチルチオ)エタン
である。
N=C−C=N の窒素二座配位子を含む触媒組成物を用いて本発明のポ
リマーを製造する場合は、2.2′−ビピリジン及び1
,10−フェナントロリンを成分C)とするのが好まし
い。
触媒組成物の成分C)の含量はパラジウム1モル当たり
0.5〜100モル、特に0.75〜50モルが好まし
い。
本発明のポリマーの製造で、前述のタイプ(2)〜(4
)から選択したいずれか1つの二座配位子を成分C)と
して含む触媒組成物を使用するのが望ましい場合は、触
媒組成物が更に成分d)として、互いにメタ位にある少
なくとも2つのニトロ基で置換されたベンゼン環を有す
る化合物も含むようにする。極めて好ましい結果は、成
分d)として1.3−ジニトロベンゼン、2.4−ジニ
トロトルエン及び2.6−ジニトロトルエンを使用した
ときに得られた。
成分C)として前記タイプ(1)から選択したリン二座
配位子を含む触媒組成物を用いて本発明のポリマーを製
造する場合は、重合促進剤の役割を果たす有機酸化剤を
成分d〉として含ませるのが好ましい。このような機能
をもつ適当な有機酸化剤としては、1.4−ベンゾキノ
ン、1.4−ナフトキノン、ニトロベンゼン、パラ−ク
ロロニトロベンゼン及びオルト−ジニトロベンゼンが挙
げられる。所望であれば、前記したいずれかのメタ−ジ
ニトロベンゼン化合物も重合促進剤として使用し得る。
成分C)として前記タイプ(1)から選択したリン二座
配位子を含む触媒組成物を使用して本発明のポリマーを
製造する場合は、成分d)として1,4−ベンゾキノン
又は1.4−ナフトキノンを使用するのが好ましい。
触媒組成物の成分d)の含量はパラジウム1モル当たり
1〜1000モル、特に5〜500モルが好ましい。
以下に非限定的実施例を挙げて、本発明をより詳細に説
明する。
K1鰺L 一酸化炭素/シクロペンテンコポリマーを次の方法で製
造した。先ず、テトラヒドロフラン115信1及びシク
ロペンテン50+*lを入れた容量300nlのオート
クレーブに、撹拌下で、下記の組成の触媒溶液を加えた
触媒溶液の組成: メタノール+ 10mn+ol、 酢酸パラジウム+ 0.061m1、 過塩素酸ニッケル+ 0.308mmol、1.3−ビ
ス(ジ−n−ブチルホスフィノ)プロパン=0.074
w+mo1 1.4−ナフトキノン: 3.f8ma+ol。
圧力が40バールになるまで一酸化炭素を吹込んだ後で
、オートクレーブの中味を40℃に加熱した。
60時間後に、室温への冷却及び圧力の解除によって重
合を停止させた。この反応混合物を撹拌しながらメタノ
ール中に導入し、コポリマーを一過によって分離し、メ
タノールで洗浄してから50℃で乾燥した。
7.0gのコポリマーが得られた。重合速度は1時間当
たり9.8gコポリマー/gパラジウムであった。
火]1理」− 下記の相異点を除いて実質的に実施例1と同じ方法で、
一酸化炭素/シクロペンテンコポリマーを製造した。
相異点: a ) 115m1のテトラヒドロフランの代わりに1
15m1のメタノールをオートクレーブに入れた。
b)反応時間を60時間ではなく 2OTR間にした。
その結果、3.6gのコポリマーが得られた。重合速度
は1時間当たりt5.tgコポリマー/gパラジウムで
あった。
火]1阻」− 一酸化炭素/シクロペンテンコポリマーを次の方法で製
造した。先ず、容量250m lのオートクレーブに、
撹拌下で、30糟1のシクロペンテンと30講のメタノ
ールとを加えた。これに下記の組成の触媒組成物を溶解
した。
触媒組成物の組成: 酢酸パラジウム: 0.1marol、バラ−トルエン
スルホン酸: 0.1m+sol、2.2′−ビピリジ
ン: 3.Ommol、2.4−ジニトロトルエン: 
27.5mmol。
オートクレーブ内の空気を排気によって除去した後で、
40バールの一酸化炭素を吹込んだ。次いで、オートク
レーブの中味を70℃に加熱した。5時間後に、室温へ
の冷却及び圧力解除によって重合を停止させた。
この反応混合物を実施例1と同じ方法で処理しな。
tsgのコポリマーが得られた。重合速度は1時間当た
り300gコポリマー7gパラジウムであった。
夾l」」ニ 一酸化炭素/シクロペンテンコポリマーを実施例3とほ
ぼ同じ方法で、但し2,2゛−ビピリジンの代わりに1
,2−ビス(エチルチオ)エタンを3 、0mmo I
含む触媒組成物を使用して製造した。
9.5gのコポリマーが得られた。重合速度は1時間当
たり190gコポリマー/gパラジウムであった。
去J1殊j− 一酸化炭素/シクロペンテンコポリマーを実施例3とほ
ぼ同じ方法で製造しな。
但し、 a ) 2.Zo−ビピリジンの代わりに1.3−ビス
(ジフェニルホスフィノ)プロパンを0.15mmol
含む触媒組成物を使用し、 b)反応温度を70℃ではなく80℃にした。
5gのコポリマーが得られた1重合速度は1時間当たり
100gコポリマー/gパラジウムであった。
寒111j− 一酸化炭素/シクロペンテンコポリマーを実施例3とほ
ぼ同じ方法で製造しな。
但し、 a ) 2.4−ジニトロトルエンの代わりに1,3−
ジニトロベンゼンを30mg+o l含む触媒組成物を
使用し、b)反応温度を70℃ではなく80℃にした。
14gのコポリマーが得られた。重合速度は1時間当た
り280gコポリマー/gパラジウムであった。
実]1阻1− 一酸化炭素/シクロペンテンコポリマーを実施例3とほ
ぼ同じ方法で製造した。
但し、 a ) 2.4−ジニトロトルエンの代わりに2,6−
ジニトロトルエンを30mmo l含む触媒組成物を使
用し、b)反応温度を70℃ではなく80℃にした。
2.5gのコポリマーが得られた。重合速度は1時間当
たり501gコポリマー7gパラジウムであった。
九11BjL 実施例3と実質的に同じ操作を繰り返した。
但し、 a ) 2.4−ジニトロトルエンの代わりに1,4−
ベンゾキノンを40mmo l含む触媒組成物を使用し
、b)反応温度を70℃ではなく80℃にした。
ポリマーは形成されなかった。
及11L 実施例3と実質的に同じ操作を繰り返した。
但し、 a ) 2.4−ジニトロトルエンの代わりにニトロベ
ンゼンを40mmo I含む触媒組成物を使用し、b)
反応温度を70℃ではなく60℃にした。
ポリマーは形成されなかった。
え11遼 実施例3と実質的に同じ操作を繰り返した。
但し、 a ) Z、4−ジニトロトルエンの代わりにバラ−ク
ロロニトロベンゼンも46.ll−01奄む触媒組成物
を使用し、 b)反応温度を70℃ではなく60℃にした。
ポリマーは形成されなかった。
支11」 実施例3と実質的に同じ操作を繰り返した。
但し、 a ) 2.4−ジニトロトルエンの代わりに1.2−
ジニトロベンゼンを30mmo I含む触媒組成物を使
用し、b)反応温度を70℃ではなく80℃にした。
ポリマーは形成されなかった。
丸11迄 実施例3と実質的に同じ操作を繰り返した。
但し、 a ) 2.2°−ビピリジンの代わりに1,2−ビス
(エチルチオ)エタンを3ms+ol含み且つ2,4−
ジニトロトルエンの代わりに1.4−ベンゾキノンを4
01ol含む触媒組成物を使用し、 b)反応温度を70℃ではなく60℃にした。
ポリマーは形成されなかった。
111は 実施例3と実質的に同じ操作を繰り返した。
但し、 a ) 2,2°−ビピリジンの代わりに1.3−ビス
(ジフェニルホスフィン)プロパンを0□15mn+o
l含み且つ2,4−ジニトロトルエンの代わりに1.4
−ベンゾキノンを40mmol含む触媒組成物を使用し
、b〉反応温度を70℃ではなく60℃にした。
ポリマーは形成されなかった。
え支l■ 実施例3と実質的に同じ操作を繰り返した。
但し、 a)触媒組成物には2,2°−ビピリジンを含ませず、
b)反応温度を70℃ではなく80℃にした。
ポリマーは形成されなかった。
実施例1〜14のうち、実施例1〜7は本発明の実施例
である。実施例1及−び2では、使用した触媒組成物が
タイプ(1)から泗択したリン二座配位子を成分C)と
して含んでいた。実施例3〜7では、使用した触媒組成
物がタイプ(2)〜(4)から選択した二座配位子を成
分C)として含む他に、メタ−ジニトロベンゼン化合物
を成分d)として含んでいた。
3C−NMR分析の結果、実施例1〜7で製造したコポ
リマーは線状構造を有し、一酸化炭素に由来する単位と
シクロペンテンに由来する単位とが交互に存在すること
が判明した。また、実施例1及び2で製造したコポリマ
ーは立体規則性構造を有することが判明しな。l ff
c−NMR分析では更に、実施例1〜7で製造したコポ
リマーの場合にはシクロペンテ、ンに由来する単位の少
なくとも90%が一酸化炭素に由来する2つの隣接単位
に1−及び3−炭素原子を介して結合していることも判
明した。実施例1で製造したコポリマーは融点が130
〜180℃であった。
このコポリマーを窒素下320℃で加熱すると2%の重
量損失が生じた。同一条件で、一酸化炭素/エテノの線
状交互コポリマーを用いて実施した比較実験では、重量
損失が18%であった。
実施例8〜14は本発明の範囲外の比較用実施例である
。実施例8〜13は、窒素、硫黄又はテトラアリールリ
ンニ座配位子を含む触媒組成物が、1.4−ベンゾキノ
ン、ニトロベンゼン、パラ−クロロニトロベンゼン及び
1,2−ジニトロベンゼンのような化合物、即ち前記触
媒組成物を一酸化炭素とα−オレフィンとの共重合で使
用した場合に活性増進効果を示す化合物の存在にも拘わ
らず、一酸化炭素とシクロペンテンとの共重合に関して
は十分な活性を示さないことを示している。
本発明の触媒組成物に加えられるメタ−ジニトロベンゼ
ン化合物は、3つの炭素原子からなる橋を介して互いに
分離された2つの窒素原子を含む。
実施例14は、これらの化合物の好ましい効果が、これ
ら化合物の二座配位子としての作用からは説明できない
ことを示すためのものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一酸化炭素と1種類以上のモノオレフィンとのコ
    ポリマーであって、 a)一酸化炭素と3、4及び/又は5位が任意にアルキ
    ル置換されていてもよい1種類以上のシクロペンテンと
    の重合によって製造し得、 b)線状構造を有し、且つ c)一酸化炭素に由来する単位と使用したシクロペンテ
    ンに由来する単位とがポリマー中に交互に存在すること
    を特徴とするコポリマー。 (2)アルキル置換シクロペンテンをベースとする場合
    は、存在するアルキル基の炭素原子数が4以下であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のポリマー。 (3)アルキル置換シクロペンテンをベースとする場合
    は、これらのシクロペンテンがアルキル基を1つしか含
    まないことを特徴とする請求項1又は2に記載のポリマ
    ー。 (4)一酸化炭素とシクロペンテンとのコポリマーであ
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記
    載のポリマー。 (5)立体規則性構造を有することを特徴とする請求項
    4に記載のポリマー。 (6)請求項1から5のいずれか一項に記載のポリマー
    の製造方法であって、前記モノマーを触媒組成物の希釈
    剤溶液と接触させることからなり、前記触媒組成物が、 a)パラジウム化合物、 b)pKa2未満の酸の陰イオン、並びに c)(1)一般式(R^3)_2P−R−P(R^3)
    _2[式中、R^3は任意に極性置換されていてもよい
    脂肪族ヒドロカルビル基であり、Rは橋部分に少なくと
    も2つの炭素原子を含む二価架橋基である]で示される
    リン二座配位子、 (2)一般式(R^1)_2P−R−P(R^1)_2
    [式中、R^1は任意に極性置換されていてもよい芳香
    族ヒドロカルビル基である] で示されるリン二座配位子、 (3)一般式R^2S−R−SR^2 [式中、R^2は任意に極性置換されていてもよいヒド
    ロカルビル基である] で示される硫黄二座配位子、又は (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは橋部分に3つ又は4つの原子を含み、その
    うち少なくとも2つが炭素原子である有機架橋基である
    ] で示される窒素二座配位子のいずれかをベースとし、但
    し、タイプ(2)〜(4)から選択した二座配位子を成
    分c)として使用する場合は、触媒組成物が更に成分d
    )として、互いにメタ位にある少なくとも2つのニトロ
    基で置換されたベンゼン環を有する化合物も含むことを
    特徴とする製造方法。 (7)重合すべきシクロオレフィン1モル当たり10^
    −^7〜10^−^3モルのパラジウムを含むような量
    の触媒組成物を使用し、重合すべき混合物のシクロオレ
    フィン対一酸化炭素のモル比を10:1〜1:10にし
    て、温度20〜120℃、全体での圧力5〜150バー
    ルで実施することを特徴とする請求項6に記載の製造方
    法。 (8)R^3がアルキル基であるか又はR^1がリン原
    子に対してオルト位で任意にアルコキシ基で置換されて
    いてもよいフェニル基、例えばオルト−メトキシフェニ
    ル基であり、且つ基R^1又はR^3の炭素原子数が1
    0以下であるリン二座配位子を成分c)として含む触媒
    組成物を使用することを特徴とする請求項6又は7に記
    載の製造方法。 (9)架橋基Rが橋部分に3つの原子を含み、そのうち
    少なくとも2つが炭素原子であるリン二座配位子を成分
    c)として含む触媒組成物を使用することを特徴とする
    請求項8に記載の製造方法。 (10)架橋基Rが橋部分に炭素原子を2つしか含まな
    い硫黄二座配位子、例えば1,2−ビス(エチルチオ)
    エタンを成分c)として含む触媒組成物を使用すること
    を特徴とする請求項6又は7に記載の製造方法。 (11)2,2’−ビピリジン又は1,10−フェナン
    トロリンを成分c)として含む触媒組成物を使用するこ
    とを特徴とする請求項6又は7に記載の製造方法。 (12)タイプ(2)〜(4)から選択したリン、硫黄
    又は窒素二座配位子を成分c)として含み、且つ1,3
    −ジニトロベンゼン、2,4−ジニトロトルエン及び2
    ,6−ジニトロトルエンから選択した化合物を成分d)
    として含む触媒組成物を使用することを特徴とする請求
    項6又は7に記載の製造方法。 (13)タイプ(1)から選択したリン二座配位子を成
    分c)として含み、且つ1,4−ベンゾキノン又は1,
    4−ナフトキノンを成分d)として含む触媒組成物を使
    用することを特徴とする請求項6から9のいずれか一項
    に記載の製造方法。
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