JPH02267913A - 電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ

Info

Publication number
JPH02267913A
JPH02267913A JP8885889A JP8885889A JPH02267913A JP H02267913 A JPH02267913 A JP H02267913A JP 8885889 A JP8885889 A JP 8885889A JP 8885889 A JP8885889 A JP 8885889A JP H02267913 A JPH02267913 A JP H02267913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrolyte
electrolytic capacitor
capacitor element
separator
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8885889A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Sekiya
関谷 和生
Hiromasa Mori
森 浩雅
Satoshi Nozaki
野崎 聰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8885889A priority Critical patent/JPH02267913A/ja
Publication of JPH02267913A publication Critical patent/JPH02267913A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電解コンデンサに関するものである。
従来の技術 従来の電解コンデンサは、表面を粗面化し、さらに、陽
極酸化により誘電体皮膜を形成した陽極箔と1表面を粗
面化した陰極箔とを紙などの七ノくレータを介して捲回
し、駆動用電解液を含浸してコンデンサ素子を構成し、
このコンデンサ素子を金属ケースに収納し、ゴムなどの
弾性を有する封口体を用いて封口じて電解コンデンサを
構成していた。
発明が解決しようとする課題 しかし、前記従来例で示す電解コンデンサは、セパレー
タが電解液に膨潤せず、電解コンデンサ内部に保持でき
る電解液量が限定され、電解コンデンサ本体の寿命に大
きく影響するという欠点があった。また、前記従来例で
示す電解コンデンサを音響機器に取シ付けた場合におい
ては、音響機器から出る音が明快でなく、めり張りがな
く音質が悪いという欠点があった。
従来のセパレータは電解液には膨潤しないため、電解液
の保持は、繊維と繊維の間に保持される。
また、繊維自身は膨らまず、繊維自身が電解液を保持す
ることはない。そのため、コンデンサ素子の保持できる
電解液量は限度があり、電解コンデンサ本体の寿命が限
定されることとなる。しかも、音響機器に搭載した場合
、コンデンサ素子は電極箔とセパレータが重ね合わせて
捲回しであるが、音響機器の音響信号により、電解コン
デンサの電極箔が、微妙に振動し、音響機器から出てく
る音が明快でなくめり張りのない音となり音響機器に悪
影響を与える。
本発明は、このような従来の欠点を解決するもので、電
解コンデンサの長寿命・高信頼性化を図ると共に、音響
機器に取り付けた場合に、音響機器から出る音に、明快
で、めり張シを持たせた高音質の音響機器とする高特性
の電解コンデンサを安価に提供できることを目的とした
ものである。
課題を解決するだめの手段 この目的を達成するために、本発明は、コンデンサ素子
の一材料であるセパレータに、電解液に膨潤するものを
使用し、電解コンデンサとするものである。
作用 本発明の実施例による電解コンデンサは、セパレータが
電解液に膨潤するため、電解液の保持は、繊維と繊維の
間に保持されまた、繊維自身が膨らむだめ、繊維自身も
電解液を保持することとなる。
そのだめ、コンデンサ素子の保持できる電解液量は格段
に増加し、電解コンデンサ本体の寿命が大幅に長くなり
、高信頼性化されることとなる。しかも、音響機器に搭
載した場合、コンデンサ素子は電極箔とセパレータが重
ね合わせて捲回しであるが、セパレータが膨潤するだめ
セパレータにはさまれた電極箔は、セパレータにより固
定され音響機器の音響信号により、電解コンデンサの電
極箔が振動することもなく、音響機器から出てくる音が
明快でめり張りのある音となり音響機器に悪影響を与え
ることがない。
実施例 以下、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。
まず第1図において、1はコンデンサ素子であり、高純
度アルミニウム箔を電気化学的に粗面化し、その後陽極
酸化を行って誘電体皮膜を形成してなる陽極箔8と、粗
面化した陰極箔7とをセパレータ8を介して捲回し、そ
の捲回物に駆動用電解液を含浸して構成されている。こ
のコンデンサ素子1は、金属ケース2内に収納され封口
ゴム3によって固定されており、前記コンデンサ素子1
の陽極箔6と陰極箔7には陽極リード線4および陰極リ
ード5が接続され、外部に引き出されている。
また、第2図a、bは本発明及び従来例で用いるセパレ
ータ8の繊維81&、8&’の・電解液含浸前。
含浸後の状態を示す図である。
次に、本発明の実施例による電解コンデンサは、第1図
および第2図a[おいて、前記コンデンサ素子を構成す
るセパレータは、電解液に対し、膨潤する膨潤紙(日本
高度紙■ 品番M E 6 Y240 )を使用し、他
の部品材料及び電解コンデンサの製造方法は従来例と全
く同じである。
まず、セパレータの膨潤度を測定し、その結果を第1表
に示した。
(第1表)セパレータ毎の膨潤度 以下、本発明の具体例について述べる。
(実施例) 第1図および第2図aのように16V10μFの定格で
φ3 X 5 MMの外形の電解コンデンサを、内部コ
ンデンサ素子のセパレータに膨潤紙(日本高度紙■品番
ME6Y2401 を用いて作成した。
(従来例) 第1図および第2図すのように16v10μFの定格で
φ3×5朋の外形の電解コンデンサを、内部コンデンサ
素子のセパレータに従来紙(日本高度紙■品番MIC2
40)を用いて作成した。
実施例においては、コンデンサ素子の保持できる電解液
量は第2表に示すように格段に増加し、そして第3図の
ように電解コンデンサ本体の寿命が大幅に長くなり、高
信頼性化されることとなる。
しかも、第3表に示すように音響機器に搭載した場合、
コンデンサ素子は電極箔とセパレータが捲回しであるが
、セパレータが膨潤するためセパレータにはさまれた電
極箔は、セパレータにより固定され音響機器の音響信号
により、電解コンデンサの電極箔が振動することもなく
、音響機器から出てくる音が明快で、めり張りのある音
となり音響機器に悪影響を与えることがない。
発明の効果 以上の結果からもわかるように、本実施例によれば、コ
ンデンサ素子の保持できる電解液量は格段に増加し、電
解コンデンサ本体の寿命が大幅に長くなり、高信頼性化
されることとなり、しかも、音響機器に搭載した場合、
音響機器の音響信号により、電解コンデンサの電極箔が
振動することもなく、音響機器から出てくる音が明快で
めり張りのある音となり音響機器に悪影響を与えること
がない高特性の電解コンデンサを安価に提供でき、その
実用的効果は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による電解コンデンサを示す
分解斜視図、第2図aは本発明の一実施例によるセパレ
ータの電解液含浸前後の繊維の状態の模式図、第2図す
は従来例のセパレータの電解液含没前後の繊維の状態の
模式図、第3図は本発明の一実施例の電解コンデンサお
よび従来例の電解コンデンサの寿命試験での静電容量変
化の特性図である。 1・・・・・・コンデンサ素子、2・・・・・・ケース
、6・・・・・・陽極箔、7・・・・・・陰極箔、8・
・・・・・セパレータ、8a・・・・・・繊維。 代理人の氏名 弁理士 粟 野0重 孝 ほか1名第 
1  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コンデンサ素子を金属ケース内に収納し、ゴムなどの弾
    性を有する封口体を用いて封口することにより構成され
    、且つ前記コンデンサ素子に電解液に膨潤するセパレー
    タを用いたことを特徴とする電解コンデンサ。
JP8885889A 1989-04-07 1989-04-07 電解コンデンサ Pending JPH02267913A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8885889A JPH02267913A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 電解コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8885889A JPH02267913A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 電解コンデンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02267913A true JPH02267913A (ja) 1990-11-01

Family

ID=13954689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8885889A Pending JPH02267913A (ja) 1989-04-07 1989-04-07 電解コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02267913A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02267913A (ja) 電解コンデンサ
JPH05151951A (ja) 非水電解液電池
JPH0568086B2 (ja)
JP2001093782A (ja) 電解コンデンサ
JP2950575B2 (ja) 電解コンデンサ
JPH0537467Y2 (ja)
JP2537896B2 (ja) アルミ電解コンデンサの製造方法
JPH0620890A (ja) アルミ電解コンデンサ
JPS63261827A (ja) アルミ電解コンデンサ
JPH07169654A (ja) 電解コンデンサ
JPH07169655A (ja) 電解コンデンサ
JP4287537B2 (ja) 音響機器用電解コンデンサ
KR970077784A (ko) 양극판 시작부가 테이핑된 권취 극판군 및 그의 제조 방법
JPH02277215A (ja) 電解コンデンサ
JP2532499B2 (ja) アルミ電解コンデンサの製造方法
JPS63299311A (ja) アルミ電解コンデンサ
JPS63261829A (ja) アルミ電解コンデンサ
JPH05315193A (ja) 電解コンデンサ
JP2616991B2 (ja) 電解コンデンサ
JPS6225884Y2 (ja)
JPH04293219A (ja) 音響用電解コンデンサ
JP2575917Y2 (ja) 電解コンデンサ用封口体
JPS63299310A (ja) アルミ電解コンデンサ
JP2000012398A (ja) 音響用電解コンデンサ
JPS60231318A (ja) アルミ電解コンデンサ