JPH07169654A - 電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサInfo
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- JPH07169654A JPH07169654A JP31524793A JP31524793A JPH07169654A JP H07169654 A JPH07169654 A JP H07169654A JP 31524793 A JP31524793 A JP 31524793A JP 31524793 A JP31524793 A JP 31524793A JP H07169654 A JPH07169654 A JP H07169654A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G4/00—Fixed capacitors; Processes of their manufacture
- H01G4/002—Details
- H01G4/224—Housing; Encapsulation
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G4/00—Fixed capacitors; Processes of their manufacture
- H01G4/32—Wound capacitors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は優れた音質特性を有した音響用の電
解コンデンサを提供することを目的としている。 【構成】 陽極箔と陰極箔を、セパレータを介して巻回
した上、ほぐれ防止を目的に素子止めテープで固定した
後、電解液を含浸してなる電解コンデンサにおいて、素
子止めテープの基材に絹の布を用いた事を特徴としてい
る。
解コンデンサを提供することを目的としている。 【構成】 陽極箔と陰極箔を、セパレータを介して巻回
した上、ほぐれ防止を目的に素子止めテープで固定した
後、電解液を含浸してなる電解コンデンサにおいて、素
子止めテープの基材に絹の布を用いた事を特徴としてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電解コンデンサの素子止
めテープの基材材質に関するものである。
めテープの基材材質に関するものである。
【0002】
【従来の技術】音響用の電解コンデンサは、オーディオ
機器用途において電源平滑用やカップリング用などに広
く使用されている。例として、JIS規格の69形の電
解コンデンサ1は、図1のように有底円筒のアルミニウ
ム製の外装ケース2内に、コンデンサ素子3を収納して
なり、外装ケース2の開口部は封口体4により封止され
ている。コンデンサ素子3は、エッチング、化成された
陽極箔と陰極箔を、セパレータを介して巻回した上、素
子止めテープ5で固定し、電解液を含浸してなる。コン
デンサ素子3と外装ケース2の間には、コンデンサ素子
3を固定する目的で固定剤6が充填されている。
機器用途において電源平滑用やカップリング用などに広
く使用されている。例として、JIS規格の69形の電
解コンデンサ1は、図1のように有底円筒のアルミニウ
ム製の外装ケース2内に、コンデンサ素子3を収納して
なり、外装ケース2の開口部は封口体4により封止され
ている。コンデンサ素子3は、エッチング、化成された
陽極箔と陰極箔を、セパレータを介して巻回した上、素
子止めテープ5で固定し、電解液を含浸してなる。コン
デンサ素子3と外装ケース2の間には、コンデンサ素子
3を固定する目的で固定剤6が充填されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電解コンデンサ
は素子止めテープの基材として、ポリプロピレン、ポリ
エチレンテレフタレートおよびポリフェニレンサルファ
イドなどの合成樹脂が用いられて来たが、オーディオ機
器に実装した場合にはモーターやトランスなどの外部か
ら発生する振動に加え、コンデンサ素子3自身から発生
する微振動によって優れた音質特性が得られないという
問題があった。
は素子止めテープの基材として、ポリプロピレン、ポリ
エチレンテレフタレートおよびポリフェニレンサルファ
イドなどの合成樹脂が用いられて来たが、オーディオ機
器に実装した場合にはモーターやトランスなどの外部か
ら発生する振動に加え、コンデンサ素子3自身から発生
する微振動によって優れた音質特性が得られないという
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、優れた音質特
性を有した電解コンデンサを提供することを目的に、コ
ンデンサ素子3に信号電流が流れた際に、電荷の変化に
より発生する微振動や外部から受ける機械的な振動が入
力信号に対して変調を加える為、優れた音質特性が得ら
れていないとの知見にもとづいて、素子止めテープを改
善することにより振動を防止するようにした。本発明で
は、陽極箔と陰極箔を、セパレータを介して巻回した
上、素子止めテープで固定し、電解液を含浸した電解コ
ンデンサにおいて、素子止めテープの基材に絹の布を用
いた。
性を有した電解コンデンサを提供することを目的に、コ
ンデンサ素子3に信号電流が流れた際に、電荷の変化に
より発生する微振動や外部から受ける機械的な振動が入
力信号に対して変調を加える為、優れた音質特性が得ら
れていないとの知見にもとづいて、素子止めテープを改
善することにより振動を防止するようにした。本発明で
は、陽極箔と陰極箔を、セパレータを介して巻回した
上、素子止めテープで固定し、電解液を含浸した電解コ
ンデンサにおいて、素子止めテープの基材に絹の布を用
いた。
【0005】すなわち本発明は、陽極箔と陰極箔を、セ
パレータを介して巻回し、素子止めテープで固定した
後、電解液を含浸してなる電解コンデンサにおいて、素
子止めテープの基材に絹の布を用いた事を特徴とする電
解コンデンサである。
パレータを介して巻回し、素子止めテープで固定した
後、電解液を含浸してなる電解コンデンサにおいて、素
子止めテープの基材に絹の布を用いた事を特徴とする電
解コンデンサである。
【0006】
【実施例】以下、図1および図2により本発明の実施例
を説明する。図1において、電源平滑用に使用されるJ
IS規格の69形の電解コンデンサ1は、有底円筒のア
ルミニウム製の外装ケース2内にコンデンサ素子3を収
納してなり、外装ケース2の開口部は封口体4により封
止されている。コンデンサ素子3は、エッチング、化成
された陽極箔とエッチングされた陰極箔をセパレータを
介して巻回した上、ほぐれ防止を目的に素子止めテープ
5で1回転以上巻き付けて固定し、電解液を含浸してな
る。素子止めテープの基材には絹の布を用いた。
を説明する。図1において、電源平滑用に使用されるJ
IS規格の69形の電解コンデンサ1は、有底円筒のア
ルミニウム製の外装ケース2内にコンデンサ素子3を収
納してなり、外装ケース2の開口部は封口体4により封
止されている。コンデンサ素子3は、エッチング、化成
された陽極箔とエッチングされた陰極箔をセパレータを
介して巻回した上、ほぐれ防止を目的に素子止めテープ
5で1回転以上巻き付けて固定し、電解液を含浸してな
る。素子止めテープの基材には絹の布を用いた。
【0007】図2は、他のタイプの電解コンデンサ21
を示し、これはJIS規格の04形の電解コンデンサ
で、有底円筒のアルミニウム製の外装ケース22内に、
コンデンサ素子23を収納してなり、外装ケース22の
開口部は封口体24により封止されている。コンデンサ
素子23は、エッチング、化成された陽極箔とエッチン
グされた陰極箔をセパレータを介して巻回した上、素子
止めテープ25で1回転以上巻き付けて固定し、電解液
を含浸してなる。素子止めテープ25の基材には絹の布
を用いた。
を示し、これはJIS規格の04形の電解コンデンサ
で、有底円筒のアルミニウム製の外装ケース22内に、
コンデンサ素子23を収納してなり、外装ケース22の
開口部は封口体24により封止されている。コンデンサ
素子23は、エッチング、化成された陽極箔とエッチン
グされた陰極箔をセパレータを介して巻回した上、素子
止めテープ25で1回転以上巻き付けて固定し、電解液
を含浸してなる。素子止めテープ25の基材には絹の布
を用いた。
【0008】図1および図2に示す2つのタイプの電解
コンデンサにおいて、素子止めテープの基材に絹の織
布、ポリプロピレンおよびポリフェニレンサルファイド
を用いて、表1に示す実施例1〜4の音響用の電解コン
デンサを製作した。即ち実施例1〜2は、図1の構造を
有する69形の音響用の電解コンデンサで、定格63V
12000μF、外形寸法直径50mm、長さ100m
mである。また、実施例3〜4は、図2の構造を有する
04形の音響用の電解コンデンサで、定格50V470
μF、外形寸法直径18mm、長さ35.5mmであ
る。なお、比較例1〜4として、図1および図2のタイ
プで、同一定格、同一外形寸法で、従来技術によるポリ
プロピレンおよびポリフェニレンサルファイドを用いた
素子止めテープを使用している。
コンデンサにおいて、素子止めテープの基材に絹の織
布、ポリプロピレンおよびポリフェニレンサルファイド
を用いて、表1に示す実施例1〜4の音響用の電解コン
デンサを製作した。即ち実施例1〜2は、図1の構造を
有する69形の音響用の電解コンデンサで、定格63V
12000μF、外形寸法直径50mm、長さ100m
mである。また、実施例3〜4は、図2の構造を有する
04形の音響用の電解コンデンサで、定格50V470
μF、外形寸法直径18mm、長さ35.5mmであ
る。なお、比較例1〜4として、図1および図2のタイ
プで、同一定格、同一外形寸法で、従来技術によるポリ
プロピレンおよびポリフェニレンサルファイドを用いた
素子止めテープを使用している。
【0009】
【表1】
【0010】実施例1〜2、比較例1〜2の各音響用の
電解コンデンサをパワーアンプの電源平滑部に実装し、
また実施例3〜4、比較例3〜4の各音響用の電解コン
デンサを、信号系のカップリング用コンデンサとして使
用し、それぞれ試聴し10点制で評価した結果を表2に
示す。点数は数値が大きい程良いことを示す。
電解コンデンサをパワーアンプの電源平滑部に実装し、
また実施例3〜4、比較例3〜4の各音響用の電解コン
デンサを、信号系のカップリング用コンデンサとして使
用し、それぞれ試聴し10点制で評価した結果を表2に
示す。点数は数値が大きい程良いことを示す。
【0011】
【表2】
【0012】試聴の結果、本発明品の実施例1〜4は、
いずれも比較例より評価が優れており、従来の素子止め
テープより音質が著しく改善されていることが実証され
た。また、本発明は電気的および機械的特性において従
来技術による素子止めテープと同様に使用出来る為、音
響用電解コンデンサ以外にも適用可能であり、実施例に
限定されるものではない。
いずれも比較例より評価が優れており、従来の素子止め
テープより音質が著しく改善されていることが実証され
た。また、本発明は電気的および機械的特性において従
来技術による素子止めテープと同様に使用出来る為、音
響用電解コンデンサ以外にも適用可能であり、実施例に
限定されるものではない。
【0013】コンデンサ素子の巻き終りの最外周はセパ
レータ陰極箔、陽極箔の何れが終端になるように巻回し
てもよく、その終端の外周面に素子止めテープを1回転
以上巻き付けて固定してもよい。素子止めテープの幅は
素子の高さの幅に近い広幅にすればより効果が大きくな
る。また素子止テープが広幅の場合、1回転せず終端部
の一部分のみに貼り付けてもよい。
レータ陰極箔、陽極箔の何れが終端になるように巻回し
てもよく、その終端の外周面に素子止めテープを1回転
以上巻き付けて固定してもよい。素子止めテープの幅は
素子の高さの幅に近い広幅にすればより効果が大きくな
る。また素子止テープが広幅の場合、1回転せず終端部
の一部分のみに貼り付けてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明では素子止めテープの基材に絹の
布を用いることにより、音響機器の音質改善に大きく寄
与出来る。
布を用いることにより、音響機器の音質改善に大きく寄
与出来る。
【図1】本発明の電解コンデンサの一実施例の断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の電解コンデンサの他の実施例の断面図
である。
である。
1 電解コンデンサ 2 外装ケース 3 コンデンサ素子 4 封口体 5 テープ 6 固定剤 21 電解コンデンサ 22 外装ケース 23 コンデンサ素子 24 封口体 25 テープ 26 固定剤
Claims (1)
- 【請求項1】 陽極箔と陰極箔を、セパレータを介して
巻回し、素子止めテープで固定した後、電解液を含浸し
てなる電解コンデンサにおいて、素子止めテープの基材
に絹の布を用いた事を特徴とする電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31524793A JPH07169654A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31524793A JPH07169654A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 電解コンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07169654A true JPH07169654A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18063143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31524793A Pending JPH07169654A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07169654A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008172050A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンデンサ |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP31524793A patent/JPH07169654A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008172050A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンデンサ |
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