JPH02267022A - 車両用ヒーター - Google Patents

車両用ヒーター

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Publication number
JPH02267022A
JPH02267022A JP8781389A JP8781389A JPH02267022A JP H02267022 A JPH02267022 A JP H02267022A JP 8781389 A JP8781389 A JP 8781389A JP 8781389 A JP8781389 A JP 8781389A JP H02267022 A JPH02267022 A JP H02267022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
heater
heat exchanger
vehicle
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8781389A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Tanaka
健一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP8781389A priority Critical patent/JPH02267022A/ja
Publication of JPH02267022A publication Critical patent/JPH02267022A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に後部座席を温めることができる車両用ヒ
ーターに関する。
〔従来技術〕
従来、車両用ヒーターは2第8図に示すごとくエンジン
9内で温まった冷却水を、運転席前方に設けたヒーター
95に、バイブ91により循環し。
ファン96を用いて車内に温風98を送るものである。
かかる構成は周知である。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら、かかる従来のエンジン冷却水を用いたヒ
ーターにおいては、該ヒーターを車室内の後部座席に設
けることは困難である。
何故なら、冷却水パイプを、後部座席まで配管しようと
すると、車室内には座席、座席移動レール等があり、ま
たかかる配管をすると車室内が狭くなる。また、後部座
席まで冷却水を送る間に温まっている冷却水の温度が低
下し、後部座席を温めるには不充分となる。
更に、後部座席まで冷却水を送る場合には配管抵抗が大
きくなるため、別途ポンプを設けるなどの必要があり、
コスト高となる。また、寒冷地においては、エンジンの
アイドリンク時などでは冷却水の温度が上がらないため
、ヒーターの使用が困難である。
本発明はかかる従来の問題点に鑑み、車室内特に後部座
席を、効率良く温めることができる車両用ヒーターを提
供しようとするものである。
〔課題の解決手段〕
本発明は、車両の室内に熱交換器を配設し、該熱交換器
には車両のエンジンの排気ガスを導入したことを特徴と
する車両用ヒーターにある。
本発明において、熱交換器は1例えば第1図に示・すご
とく、チューブと該チューブの周囲に設けたフィンとよ
りなるもので、該チューブ内にエンジンの排気ガスを導
入する。導入された排気ガスは、チューブを出た後、自
動車のマフラーに、又は直接外部へ排出される。また、
該熱交換器には前記従来のヒーターと同様に、送風用フ
ァンを併設することが好ましい。
しかして、熱交換器への排気ガスの導入は、エンジンか
らマフラーに至る排気ガスパイプの途中にバイパス通路
を設け、該バイパス通路を熱交換器に接続することによ
り行なう。また、バイパス通路と排気ガスパイプとの接
続部分には、導入する排気ガス量を制御するための制御
弁を設けることが好ましい(第5図参照)。なお、熱交
換器とマフラーとの間など上記バイパス通路内には、排
気ガスパイプより排気ガスを吸引導入するための。
小型空気ポンプを設けることが好ましい。
また2本発明のヒーターは、後部座席の下方のみならず
、車室内の前方など、任意の場所に設けることができる
更に1本発明のヒーターにおいて得られる温風は、第6
図、第7図に示すごとく、車両後部のトランク等に設け
た乾燥器に送り、傘、靴などの乾燥にも用いることがで
きる。
また5本発明のヒーターにおいて、温度コントロールを
行なうには、前記制御弁の開度を調節して熱交換器への
排気ガス量を調節すること、或いは熱交換器に併設した
ファンの送風量を調節すること、これらを併用すること
などがある。
〔作 用〕
本発明の車両用ヒーターにおいては、エンジンのエキゾ
ーストマニホールドからマフラーに至る間に設けた排気
ガスパイプ中から、ヒーターの熱交換器に向けて排気ガ
スを導入する。
そして、熱交換器においては、該排気ガス中の熱を奪い
、その熱をファン等により車室内に送風する。熱交換器
を経た排気ガスは冷却され、マフラー或いは直接外部へ
排出される。
〔効 果〕
したがって1本発明によれば、特に後部座席を効率よく
温めることができる。また、後部座席の方向へ冷却水パ
イプを配管する必要がないので。
車内スペースは従来と同様に確保しておくことができる
また、排気ガスは、冷却水に比べて、エンジン始動時に
おいて、急速に温度が上昇するので、従来の冷却水式ヒ
ーターに比して、早く温風を得ることができる。そのた
め、寒冷地においては、特にその効果が大きい。
〔実施例〕
第1実施例 本例の車両用ヒーターにつき第1図〜第3図を用いて説
明する。
本ヒーター1は、第1図及び第2図に示すごとく、熱交
換器10とその後部に併設した送風用のファン31とよ
りなる。また、該ファン31は電動モータ32を有し、
更にその後方に空気導入用ダクト30を有する。
上記熱交換器10は、多数のチューブ11の間にフィン
12を介設してなり、該チューブ11の上方及び下方に
設けたヘッダー(図示路)にはそれぞれ排気ガス導入用
のノズル15.排気ガス排出用のノズル16を有する。
しかして、該ヒーター1は、第3図に示すごとく、車両
の後部座席4の下に配設する。
一方、エンジン9とマフラー82との間を連結する排気
ガスパイプ81には、排気ガス90導入用のパイプ21
をバイパス接続する。該パイプ21は、熱交換器10の
ノズル15に接続する。また、熱交換器10のノズル1
6には、空気ポンプ25を介してパイプ22を接続する
。該パイプ22は、マフラー82に接続する。
次に1作用効果につき説明する。
エンジン9の運転中において、後部座席を温めるに当た
っては、空気ポンプ25を作動させると排気ガスパイプ
81中の排気ガス90の一部が熱交換器1内に導入され
る。そこで、ファン31を回すことにより、熱交換器1
から排気ガス90の熱が奪われ、第3図に示すごとく車
室内に温風18を送入することができてる。
そして、熱を奪われた排気ガス90はパイプ22、空気
ポンプ25を経てマフラー82に(J[出される。
したがって1本例によれば、後部座席を効率良く温める
ことができる。また、排気ガスの熱を利用するので特に
寒冷地でのヒーターとして好適であるなどの効果を有す
る。
第2実施例 本例は、第4A図〜第5図に示すごとく、排気ガスパイ
プ81と排気ガス導入用のパイプ21との接続部に、ガ
スN調節用の制御弁20を配設し該制御弁により温度コ
ントロールを可能にしたものである。その他は第1実施
例と同様である。
即ち、本例においては、第5図に示すごとく上記制御弁
20にコントローラ45を電気的に接続する。該コント
ローラ45は、上記制御弁20の開度を調整するための
ブツシュボタン450〜453を存している。
しかして9本例のヒーターにおいては、コントローラ4
5のブツシュボタン450〜453のいずれかを押すこ
とにより、第4A図〜第4D図に示すごとく、制御弁の
開度が調節される。そのため、熱交換器に入る排気ガス
量が調節され、車室内の温度をコントロールすることが
できる。
即ち、ブツシュボタン450を押したときには制御弁2
0は第4A図に示すごとく、パイプ21の入口を閉止す
る。そのため、熱交換器には排気ガスが導入されない。
一方、ブツシュボタン453を押すと、制御弁20は第
4D図に示すごとく全開となり、排気ガスの殆ど全量が
熱交換器に入り、熱交換器より最も高い温度の温風が車
室内に送られる。
また、ブツシュボタン451又は452を押ずと、制御
弁20は第4B図又は第4C図に示す開度となり、それ
に応じた温風温度となる。また第4A図〜第4D図に示
す枠内の0〜3の数字は第5図のブツシュボタン450
〜453の数字(温度の高さを示す)と一致している。
以上のごとく、本例によればコントローラ45と制御弁
20とを用いるごとにより、車室内の温度コントロール
を行なうことができる。また 第1実施例と同様の効果
を得ることができる。
第3実施例 本例は2第6図及び第7図に示すごとく、車両45の後
部のトランク46内に乾燥器5を設は後部座席4下部の
ヒーター1の温風18を、該乾燥器5に送るものである
。その他は、第1実施例と同様である。
該乾燥器5は、第7図に示すごとく、函体53と、この
中に配設した多孔パイプ52と1該多孔パイプ52に接
続したダクト51と、函体53内の温風を外部へ排出す
るための送出パイプ55とよりなる。
しかして1本例においては、第1実施例に示したごとく
ヒーター1で作られた温風1Bを、小型ブロワ−(図示
せず)により、ダクト51.多孔パイプ52を通じて、
乾燥器5の函体53内に送る。函体53内の乾燥室54
内には、濡れた靴58、傘59などを入れておく。
上記のごとく1本例によれば、ヒーター1から送られる
温風1゛8を利用して、靴等を乾燥することもできる。
また、第1実施例と同様の効果を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は第1実施例のヒーターを示し。 第1図はその全体説明図、第2図はヒータ一部分の説明
図、第3図はヒーターの配置状態を示す斜視図、第4A
図〜第5図は第2実施例を示し、第4A図〜第4D図は
制御弁の開閉状態の説明図第5図は制御弁とコントロー
ラの関係図、第6図及び第7図は第3実施例を示し第6
図は乾燥器の配設図、第7図は乾燥器の斜視図、第8図
は従来のヒーターの系統図を示す図である。 110.ヒーター 18、、、温風 20、、、制御弁 21.22゜ パイプ 81、。 排気ガスパイプ 90゜ 排気ガス 出 願 人 株式会社豊田自動織機製作所 代 理 人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車両の室内に熱交換器を配設し,該熱交換器には車両の
    エンジンの排気ガスを導入したことを特徴とする車両用
    ヒーター。
JP8781389A 1989-04-06 1989-04-06 車両用ヒーター Pending JPH02267022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8781389A JPH02267022A (ja) 1989-04-06 1989-04-06 車両用ヒーター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8781389A JPH02267022A (ja) 1989-04-06 1989-04-06 車両用ヒーター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02267022A true JPH02267022A (ja) 1990-10-31

Family

ID=13925415

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8781389A Pending JPH02267022A (ja) 1989-04-06 1989-04-06 車両用ヒーター

Country Status (1)

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JP (1) JPH02267022A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100497903B1 (ko) * 2002-07-04 2005-06-29 김낙윤 차량용 시트 난방장치
WO2022109918A1 (zh) * 2020-11-26 2022-06-02 南京溧水高新创业投资管理有限公司 一种绿色环保的公共汽车用冬季供暖装置

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