JP2000255243A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2000255243A
JP2000255243A JP11063181A JP6318199A JP2000255243A JP 2000255243 A JP2000255243 A JP 2000255243A JP 11063181 A JP11063181 A JP 11063181A JP 6318199 A JP6318199 A JP 6318199A JP 2000255243 A JP2000255243 A JP 2000255243A
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JP
Japan
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air
air inlet
outside air
inside air
outside
Prior art date
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Application number
JP11063181A
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English (en)
Inventor
Hideaki Inasawa
秀明 稲澤
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2の内気導入口8より車室内へ冷風(外
気)が逆流することによる暖房能力の低下を抑制するこ
と。 【解決手段】 ブロワユニット1は、ブロワケース2内
に外気を導入する外気導入口6と、ブロワケース2内に
内気を導入する第1の内気導入口7及び第2の内気導入
口8とが設けられ、外気導入口6と第1の内気導入口7
とを選択的に開閉する内外気切替ドア11と、第2の内
気導入口8を開閉する2層用ドア12とを有している。
また、ブロワユニット1は、第2の内気導入口8を通過
する空気を加熱できる補助加熱器13を具備している。
この補助加熱器13は、例えばPTCヒータ等の電気ヒ
ータであり、ブロワケース2の外側で第2の内気導入口
8に面して配されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内気と外気とを2
層状態で流すことのできる内外気2層式の車両用空調装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両用空調装置においては、暖房
性能の向上と窓ガラスの防曇性能とを両立させるため
に、内外気2層式ユニットが採用されている。このユニ
ットでは、例えば図5に示すように、内外気2層モード
が選択されると、内外気切替ドア100が外気導入口1
10を開いて第1の内気導入口120を閉じ、2層用ド
ア130が第2の内気導入口140を開くことで、外気
導入口110より導入された外気が第1の吐出通路15
0へ吐出され、第2の内気導入口140より導入された
内気が第2の吐出通路160へ吐出されて、外気と内気
とを2層状態で流すことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、内外気2層
式の空調ユニットは、内外気2層モードの時に走行時の
ラム圧が外気導入口110からユニット内に導入される
と、第1の吐出通路150から第2の吐出通路160へ
風洩れが発生し、車速が高くなる程、あるいはブロワレ
ベルが下がる(ブロワ電圧が低くなる)程、第1の吐出
通路150から第2の吐出通路160への風洩れが多く
なる。このため、第2の吐出通路160に空気流を発生
させるファン170の送風圧力より第2の吐出通路16
0に加わるラム圧の方が高くなると、第2の内気導入口
140より車室内へ冷風が逆流して暖房フィーリングが
悪化するという問題が生じる。本発明は、上記事情に基
づいて成されたもので、その目的は、内外気2層モード
が選択された時に内気を導入するための第2の内気導入
口より車室内へ冷風(外気)が逆流することによる暖房
能力の低下を抑制できる車両用空調装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)外気
と内気とを2層状態で吐出する内外気2層モードが設定
され、その内外気2層モードが選択された時に内気を導
入する第2の内気導入口を有する車両用空調装置におい
て、第2の内気導入口の近傍に、第2の内気導入口を通
過する内気を加熱できる加熱手段を設けたことを特徴と
する。この構成によれば、走行時のラムによって第2の
内気導入口より車室内へ外気が逆流する場合でも、その
外気を加熱手段で暖めることができるので、車室内へ低
温の空気が吹き出されることを防止でき、暖房能力の低
下を抑制できる。
【0005】(請求項2の手段)加熱手段は、電気ヒー
タであり、暖房モードが選択された時に通電されること
を特徴とする。この場合、エンジン冷却水を熱源とする
温水式ヒータと比較して暖房即効性が高いため、暖房始
動時の暖房フィーリングを向上できる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1はブロワユニットの内部構造を
示す断面図である。車両用空調装置は、吸引した空気を
2層状態で吐出することのできるブロワユニット1と、
このブロワユニット1に接続される空調ユニット(図示
しない)を備えている。このブロワユニット1は、図1
に示すように、空気導入口(下述する)を有するブロワ
ケース2と、空気導入口を開閉する吸込口切替ドア(下
述する)と、ブロワケース2に収容される2層式ファン
(第1のファン3と第2のファン4)と、この2層式フ
ァン3、4を回転駆動するブロワモータ5等より構成さ
れる。
【0007】空気導入口は、ブロワケース2内に外気
(車室外の空気)を導入する外気導入口6と、ブロワケ
ース2内に内気(車室内の空気)を導入する第1の内気
導入口7及び第2の内気導入口8とが設けられている。
また、ブロワケース2には、第1のファン3によって送
風された空気を吐出する第1の吐出通路9と、第2のフ
ァン4によって送風された空気を吐出する第2の吐出通
路10とを有している。吸込口切替ドアは、外気導入口
6と第1の内気導入口7とを選択的に開閉する内外気切
替ドア11と、第2の内気導入口8を開閉する2層用ド
ア12とが設けられ、それぞれ図示しないアクチュエー
タに連結され、吸込口モードに応じて所定の開閉動作を
行う。なお、吸込口モードには、外気モード、内気モー
ド、内外気2層モードが設定されている。
【0008】ここで、各吸込口モードが選択された時の
内外気切替ドア11と2層用ドア12の開閉動作につい
て説明する。 a)外気モード(図2参照) 内外気切替ドア11:外気導入口6を開いて第1の内気
導入口7を閉じる。 2層用ドア12:第2の内気導入口8を閉じる。 b)内気モード(図3参照) 内外気切替ドア11:外気導入口6を閉じて第1の内気
導入口7を開く。 2層用ドア12:第2の内気導入口8を開く。 c)内外気2層モード(図1参照) 内外気切替ドア11:外気導入口6を開いて第1の内気
導入口7を閉じる。 2層用ドア12:第2の内気導入口8を開く。
【0009】上記のブロワユニット1は、第2の内気導
入口8を通過する空気を加熱できる補助加熱器13を具
備している。この補助加熱器13は、例えばPTCヒー
タ等の電気ヒータであり、図1に示すように、ブロワケ
ース2の外側で第2の内気導入口8に面して配されてい
る。なお、この補助加熱器13(PTCヒータ)が接続
される電気回路の一例を図4に示す。ブロワユニット1
に接続される空調ユニットは、ブロワユニット1より送
風された空気を2層状態で流すことのできる周知の構成
を有するもので、送風空気を冷却するためのエバポレー
タと、このエバポレータを通過した空気を加熱するため
のヒータコアを具備し、温度調節された空気を所定の吹
出口(図示しない)より車室内へ吹き出すことができ
る。なお、ヒータコアは、エンジン冷却水を熱源とする
温水式熱交換器を使用している。
【0010】次に、上記構成を有する車両用空調装置の
作動を説明する。 a)外気モード 図2に示すように、外気導入口6からブロワケース2内
に外気が導入され、第1の吐出通路9と第2の吐出通路
10とを外気のみ2層状態で流れて空調ユニットへ供給
される。 b)内気モード 図3に示すように、第1の内気導入口7と第2の内気導
入口8からそれぞれブロワケース2内に内気が導入さ
れ、第1の吐出通路9と第2の吐出通路10とを内気の
み2層状態で流れて空調ユニットへ供給される。この内
気モードでは、暖房運転が行われる時に、第2の内気導
入口8に面して配された補助加熱器13を作動させるこ
とにより、第2の内気導入口8から導入される内気を暖
めて空調ユニットへ供給することができる。
【0011】c)内外気2層モード 図1に示すように、外気導入口6からブロワケース2内
に外気が導入され、第2の内気導入口8からブロワケー
ス2内に内気が導入される。外気導入口6から導入され
た外気は、第1のファン3によって第1の吐出通路9へ
吐出され、第2の内気導入口8から導入された内気は、
第2のファン4によって第2の吐出通路10へ吐出され
て、内外気2層状態で空調ユニットへ供給される。この
内外気2層モードでは、上記の内気モードの時と同様
に、暖房運転が行われる時に補助加熱器13を作動させ
ることにより、第2の内気導入口8から導入される内気
を暖めて空調ユニットへ供給することができる。
【0012】(本発明の効果)第2の内気導入口8を開
く内気モード及び内外気2層モードの時には、暖房運転
が行われる時に補助加熱器13を作動させることによ
り、第2の内気導入口8から導入される内気を暖めて空
調ユニットへ供給することができるので、暖房フィーリ
ングを向上できる。また、内外気2層モードの時に、走
行時のラム圧が大きくなって、ブロワケース2内に導入
された外気が第2の内気導入口8から車室内へ逆流する
場合でも、補助加熱器13を通過する際に暖められるた
め、冷たい風が車室内(特に乗員の足元)へ吹き出され
ることを防止でき、暖房フィーリングの悪化を抑制でき
る。更に、補助加熱器13として電気ヒータ(PTCヒ
ータ)を用いることにより、エンジン冷却水を熱源とす
る温水式ヒータと比較して暖房即効性に優れるので、特
に暖房始動時における暖房フィーリングを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブロワユニットの内部構造を示す断面図である
(内外気2層モード)。
【図2】ブロワユニットの内部構造を示す断面図である
(外気モード)。
【図3】ブロワユニットの内部構造を示す断面図である
(内気モード)。
【図4】車両用空調装置の電気回路図である。
【図5】ブロワユニットの内部構造を示す断面図である
(従来技術)。
【符号の説明】
8 第2の内気導入口 13 補助加熱器(加熱手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外気と内気とを2層状態で吐出する内外気
    2層モードが設定され、その内外気2層モードが選択さ
    れた時に内気を導入するための第2の内気導入口を有す
    る車両用空調装置において、 前記第2の内気導入口の近傍に、前記第2の内気導入口
    を通過する内気を加熱できる加熱手段を設けたことを特
    徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】前記加熱手段は、電気ヒータであり、暖房
    モードが選択された時に通電されることを特徴とする請
    求項1に記載した車両用空調装置。
JP11063181A 1999-03-10 1999-03-10 車両用空調装置 Pending JP2000255243A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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