JPH02266618A - ポケットベル付音響機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ポケットベル付音響機器に関する。

背景技術 公衆電話回線を経た呼に応答して電話局がら発せられる
無線呼出信号に応答して鳴動する無線呼出信号応答鳴動
機としてのいわゆるポケットベルを鳴動させるシステム
は、ポケットベルの携帯者をいつでも自由に呼び出せる
ため非常に便利であることから、近年、その利用が急増
している。

このポケットベルを、ラジオ付カセットデツキ等の携帯
用音響機器に合体させることにより、携帯用音響機器の
付加価値を上げることができる。

このように、ポケットベルを一体的に備えた携帯用音響
機器において、音響機器の再生音を聴取しているときに
ポケットベルの着信があると、その呼出音を聞き逃がす
可能性もありその対策が望まれる。

発明の概要 そこで、本発明は、音響機器の再生音の聴取中であって
もポケットベルの着信を確実に告知し得るポケットベル
付音響機器を提供することを目的とする。

本発明によるポケットベル付音響機器においては、ポケ
ットベルに着信があった場合に、その着信出力に応答し
て音響機器の再生出力をミューティングする構成となっ
ている。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

図において、ポケットベル１は二重スーパヘテロダイン
方式の１５０ＭＨｚ帯の受信機であり、基地局より送出
される音声周波数帯の信号による組合せコードを選択受
信するためのリードフィルタ回路２と、このリードフィ
ルタ回路２による着信出力に応答してブザー４を駆動す
るブザー駆動回路３とから構成されている。ブザー４に
よる呼出音としては、所定周波数の発振音あるいは特定
のメロディ−等任意に選定し得る。

本例においては、音響機器として例えばチューナ５が用
いられており、このチューナ５は再生（検波）信号の出
力を選択的に禁止すべく信号ラインに挿入されたミュー
ティングスイッチ６を有している。このミューティング
スイッチ６は通常はオン（開成）状態にあり、ポケット
ベル１に着信があったときのリードフィルタ回路２の着
信出力に応答してオフ（開放）状態となる。チューナ５
の再生信号はミューティングスイッチ６を経た後、切換
えスイッチ７によってスピーカ８又はイヤホンジャック
（外部出力端子）９に選択的に供給される。切換えスイ
ッチ７は例えば手動操作によって切り換えられるが、イ
ヤホンジャック９にイヤホンプラグ（図示せず）が装着
されたときにイヤホンジャック９側に自動的に切り換わ
るようにすることも可能である。

リードフィルタ回路２の着信出力によるミューティング
スイッチ６の制御ラインＬには、通常オン（開成）状態
にある制御スイッチ１０が挿入されている。この制御ス
イッチ１０はイヤホンジャック９にイヤホンプラグが装
着されたときオフ（開放）状態となるように構成されて
いる。

かかる構成において、切換えスイッチ７によってスピー
カ８側を選択しているときには、チューナ５の再生音は
スピーカ８から出力される。このスピーカ８による再生
音の聴取状態において、ポケットベル１に着信があると
、リードフィルタ回路２の着信出力に応答してミューテ
ィングスイッチ６がオフとなるため、スピーカ８からの
再生音の出力が中断される一方、ブザー駆動回路３によ
ってブザー４が駆動されて呼出音が発せられることにな
る。

一方、イヤホン（ヘッドホンを含むものとする）による
再生音の聴取状態においては、イヤホンジャック９にイ
ヤホンプラグが装着されていることにより制御スイッチ
１０はオフ状態にあるため、たとえポケットベル１に着
信があったとしても、チューナ５の再生出力に対してミ
ューティングがかけられることはない。このとき、ポケ
ットベル１の呼出音は発せられる。

このように、外部音の聴取が困難なイヤホン使用時以外
はポケットベル１を優先とし、ポケットベル１の着信時
にチューナの再生出力にミューティングをかけることに
より、音響機器の再生音の聴取中であってもポケットベ
ル１の着信を確実に告知できることになる。

なお、上記実施例においては、チューナに適用した場合
について説明したが、これに限定されるものではなく、
チューナ付カセットデツキ、カセットデツキ単体あるい
はＣＤプレーヤ等の種々の音響機器に適用可能である。

発明の詳細 な説明したように、本発明によるポケットベル付音響機
器においては、ポケットベルに着信があった場合、その
着信出力に応答して音響機器の再生出力をミューティン
グする構成となっているので、音響機器の再生音の聴取
中であってもポケットベルの着信を確実に告知できるこ
とになる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・ポケットベル ５・・・・・・チューナ ６・・・・・・ミューティングスイッチ８・・・・・・
スピーカ ９・・・・・・イヤホンジャック １０・・・・・・制御スイッチ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ポケットベルを一体的に備えた音響機器であって
   、 前記ポケットベルに着信があったときその着信出力に応
   答して音響機器の再生信号の出力禁止をなすミューティ
   ング手段を備えたことを特徴とするポケットベル付音響
   機器。
2. （２）再生信号を外部に出力する外部出力端子を備え、 前記ミューティング手段は前記外部出力端子からの再生
   信号の出力時には再生信号の出力禁止を解除する手段を
   有することを特徴とする請求項１記載のポケットベル付
   音響機器。