JPH02264580A - 電子的に拡大撮影可能な撮像装置 - Google Patents

電子的に拡大撮影可能な撮像装置

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JPH02264580A
JPH02264580A JP1086179A JP8617989A JPH02264580A JP H02264580 A JPH02264580 A JP H02264580A JP 1086179 A JP1086179 A JP 1086179A JP 8617989 A JP8617989 A JP 8617989A JP H02264580 A JPH02264580 A JP H02264580A
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circuit
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color difference
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    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0135Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving interpolation processes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は電子的に拡大撮影可能な撮像装置に関し、特
に、CCDイメージセンサを撮像素子として用い、たと
えばビデオカメラやカメラ一体型ビデオなどに用いられ
るような電子的に拡大撮影可能な撮像装置に関する。
[従来の技術] 第23図は電子的に2倍に拡大して撮像可能な従来の撮
像装置の一例を示す概略ブロック図である。第23図を
参照して、タイミングパルス発生回路109はCCDイ
メージセンサ101を駆動するためのタイミングパルス
を発生するとともに、アナログスイッチ104を制御す
るための信号や信号処理回路106で必要な各種パルス
を同期信号発生器110から発生された同期信号と同期
をとりながら発生する。タイミングパルス発生回路10
9には標準撮影と拡大撮影とを切換えるためのスイッチ
S W 1.が接続されている。タイミングパルス発生
回路109はスイッチSWIに応じて水平転送系パルス
と垂直転送系パルスの周期を切換える。
タイミングパルス発生回路109から発生された水平転
送系パルスは水平ドライバ111を介してCCDイメー
ジセンサ101に与えられ、垂直転送系パルスは垂直ド
ライバ112を介してCCDイメージセンサ101に与
えられる。CCDイメージセンサ1.01から出力され
た映像信号はサンプルホールド(S/H)回路102に
与えられてサンプルホールドされ、IH遅延回路103
とアナログスイッチ104とに与えられる。IH遅延回
路103は映像信号をIH(水平走査期間)遅延させて
アナログスイッチ104に与える。アナログスイッチ1
04はタイミングパルス発生回路109からの切換信号
に応じて、サンプルホールド回路102の出力またはI
H遅延回路103の出力を選択して信号処理回路106
に与える。
信号処理回路106はアナログスイッチ104から与え
られた映像信号をR,GおよびBの原色信号に変換する
ためのサンプルホールド回路とプロセス回路とエンコー
ダとを含む。
上述のごとく構成された従来の撮像装置において、スイ
ッチSWIを閉じて2倍の拡大撮影を行なう場合、タイ
ミングパルス発生回路109は標準撮影時のときの1/
2の周波数の水平転送系パルスと垂直転送系パルスとを
それぞれHドライバ111およびVドライバ112を介
してCCDイメージセンサ101に与える。水平転送系
パルスおよび垂直転送系パルスは拡大撮影時に標準撮影
時のときの1/2の周波数となるため、CCDイメージ
センサ101内の水平1ライン分の電荷を出力するのに
2倍の時間、すなわち2Hかかることを意味する。この
うちのIHは不要電荷であるため、IH前の必要な信号
をIH遅延回路103によって遅延された信号によって
置換えられる。
この置換を行なうのがアナログスイッチ104である。
垂直方向の不要電荷(標準画面の1/2の領域に相当す
る)は、垂直ブランクキング期間中に高速垂直転送を行
なうことによって消去されるため、CCDイメージセン
サ101からの映像信号としては出力されない。
[発明が解決しようとする課題] 上述の第23図に示した撮像装置においては、IH遅延
回路103としてたとえばCOD  IR遅延回路など
が用いられる。ところが、信号処理回路106に入力さ
れる映像信号は未だプロセス処理されていないため、ダ
イナミックレンジが非常に大きい。ところが、CCDな
どを用いたIH遅延回路103はダイナミックレンジが
大きくなく、このような素子を使うことができないため
、回路を小型化できないという欠点がある。しかも、第
23図に示したような従来の撮像装置においては、CC
Dイメージセンサ101に取付けられる補色フィルタは
縦ストライブフィルタでなければ使えず、市松フィルタ
を用いることができない。
第24図は補色フィルタとして市松フィルタを用いた従
来の標準撮影用撮像装置を示す概略ブロック図であり、
第25図は線順次色差信号C80とC88をIH遅延し
たCOOおよびRチャネル成分(R−Y)とBチャネル
成分(B−Y)との関係を示した図である。
第24図に示した撮像装置は、第24図に示したサンプ
ルホールド回路102から出力された映像信号がOBク
ランプ回路108に与えられてオプティカルブラックク
ランプされてサンプルホールド回路113.114に与
えられる。サンプルホールド回路113,114は映像
信号から色成分を分離して、信号処理回路115に与え
る。信号処理された線順次色差信号C88はIH遅延回
路116とアナログスイッチ117に与えられる。
IH遅延回路116は線順次色差信号C8,lをIH遅
延してCAMを得てアナログスイッチ117に与え、ア
ナログスイッチ117は線順次色差信号C0HとC2□
からRチャネル成分(R−Y)とBチャネル成分(B−
Y)を出力する。
上述のごとく構成された撮像装置において、CCDイメ
ージセンサ101は市松フィルタが用いられているため
、IHごとに色差信号を線順次に出力する。この線順次
色差信号を補間するために、IH遅延回路116とアナ
ログスイッチ117とが用いられている。この場合の線
順次色差信号C8,とCIMおよびRチャネル成分(R
−Y)とBチャネル成分(B−Y)との関係は第25図
に示したようになる。
第26図は第24図に示した撮像装置に拡大撮影機能を
付加したブロック図であり、第27図は第26図に示し
た撮像装置における線順次色差信号C0M +  C+
 H+  C2HとRチャネル成分(R−Y)およびB
チャネル成分(B−Y)との関係を示す図である。
第26図を参照して、OBクランプ回路108とサンプ
ルホールド回路113および114との間にはIH遅延
回路103とアナログスイッチ104とが接続され、I
H遅延回路116とアナログスイッチ117との間には
IH遅延回路118とアナログスイッチ119とが接続
される。IH遅延回路103とアナログスイッチ104
は第23図の動作と同様にして、拡大撮影時における1
Hの不要電荷を、IH遅延回路103によってIH前の
必要な信号に置換えるために設けられている。IH遅延
回路118とアナログスイッチ119とは拡大撮影時に
色差信号を補間するために設けられている。このような
撮像装置における線順次色差信号C8Hr  c、H+
  c2HとRチャネル成分(R−Y)およびBチャネ
ル成分(B−Y)との関係は第27図に示したようにな
る。なお、アナログスイッチ119は標準撮影時にはI
H遅延回路116の出力を選択し、拡大撮影時にはIH
遅延回路118の出力を選択する。
上述のごとく、第26図に示した撮像装置では、補色市
松フィルタを用いても標準撮影のみならず拡大撮影を行
なうことが可能となる。しかしながら、第27図から明
らかなように、IH遅延回路を3個設ける必要があり、
CCDIH遅延回路を用いるとコスト的に高(なってし
まう。また、輝度信号の場合、垂直方向に2ライン同じ
信号になり、色差信号の場合は4ライン同じ信号になる
ため、斜め線や曲線がぎざぎざになり、モザイク状の画
像になって画質を著しく損ってしまう。
また、従来の拡大撮影機能を設けた撮像装置では、標準
撮影時と拡大撮影時とにおいて垂直アパーチャ回路や水
平アパーチャ回路が同じ回路が用いられている。しかし
ながら、拡大撮影時には、垂直方向に2ライン同じ信号
になるため、標準撮影時と同じ垂直アパーチャ回路を用
いたのでは、良好に輪郭補償をすることができない。ま
た、CCDイメージセンサ101の水平転送系パルスが
拡大撮影時には標準撮影時の1/2の周波数となるため
、信号の帯域が1/2となることから、水平アパーチャ
回路も標準撮影時と同じ回路を用いたのでは良好に輪郭
補償をすることができない。
さらに、アパーチャのミックス量も拡大撮影時と標準撮
影時とで同じであれば過不足を生じるという種々の問題
点があった。
それゆえに、この発明の目的は、n/2個の遅延手段を
設けるだけで、輝度信号や色差信号などをn水平走査期
間遅延して補間するのに適したn水平走査期間遅延手段
を有する電子的に拡大撮影可能な撮像装置を提供するこ
とである。
この発明の他の目的は、n水平走査期間遅延手段を用い
て輝度信号および色差信号を補間して拡大撮影時におけ
る画質の改善を図ることができるような電子的に拡大撮
影可能な撮像装置を提供することである。
さらに、この発明の他の目的は、n水平走査期間遅延手
段によって遅延された輝度信号に基づいて、拡大撮影時
における水平アパーチャ信号と垂直アパーチャ信号を作
成し得る電子的に拡大撮影可能な撮像装置を提供するこ
とである。
さらに、この発明のその他の目的は、n水平走査期間遅
延手段によって遅延された色差信号を利用して、標準撮
影時および拡大撮影時に色差信号に含まれるランダム雑
音を除去できるような電子的に拡大撮影可能な撮像装置
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
第1請求項にかかる発明は被写体の画像を標準撮影時に
比べて電子的に2倍に拡大して撮影可能な撮像装置であ
って、映像信号をn水平走査期間遅延させるために、n
/2個の遅延手段が直列接続されるとともに、それぞれ
の遅延手段から0〜n走査期間だけ遅延された遅延信号
を出力するn走査期間遅延手段を備え、各遅延手段は、
標準撮影時に第1の入力端に切換えられて映像信号を出
力し、拡大撮影時に第1の入力側と第2の入力側とを1
水平走査期間ごとに切換えて映像信号を出力するスイッ
チング手段と、スイッチング手段の出力を1水平走査期
間だけ遅延させる1水平走査期間遅延手段と、1水平走
査期間遅延手段の出力の利得を制御して出力するととも
に、スイッチング手段の第2の入力側に与える利得制御
手段を含んで構成される。
第2請求項にかかる発明は、0〜n水平走査期間だけ遅
延された輝度信号を出力するn水平走査期間遅延手段と
、n水平走査期間遅延手段から出力された0、  2.
4および6水平走査期間だけ遅延された信号を演算した
信号と、3水平走査期間遅延された輝度信号とを1水平
走査期間ごとに切換えて輝度補間信号を出力する輝度補
間手段とを備えて構成される。
第3請求項にかかる発明は、第2請求項にかがる電子的
に拡大撮影可能な撮像装置に、標準撮影時に前記輝度信
号に含まれるキャリア成分と高調波成分を除去するため
の第1のフィルタと、拡大撮影時に輝度信号に含まれる
キャリア成分と高調波成分を除去するための第2のフィ
ルタと、標準撮影時に第1のフィルタの出力を選択し、
拡大撮影時に第2のフィルタの出力を選択する選択手段
を備えて構成される。
第4請求項にかかる発明は、第2請求項にかかる電子的
に拡大撮影可能な撮像装置に、n水平走査期間遅延手段
から出力された所定の水平走査期間遅延された輝度信号
を演算して、垂直輪郭補償信号を発生する垂直輪郭補償
手段を備えて構成される。
第5請求項にかかる発明は、第2請求項にかかる電子的
に拡大撮影可能な撮像装置に、標準撮影時に水平輪郭補
償信号を作成するために輝度信号を遅延させる第1の遅
延手段と、拡大撮影時に水平輪郭補償信号を作成するた
めに輝度信号を遅延させる第2の遅延手段と、標準撮影
時に第1の遅延手段出力を選択し、拡大撮影時に第2の
遅延手段出力を選択する選択手段と、輝度信号と選択手
段によって選択された輝度信号とに応答して水平輪郭補
償信号を出力する手段を備えて構成される。
第6請求項にかかる発明は、水平アパーチャ信号と垂直
アパーチャ信号と輝度信号とを加算する加算手段と、標
準撮影時と拡大撮影時とで加算される各信号のレベルを
切換えるためのレベル切換手段を備えて構成される。
第7請求項にかかる発明は、0〜n水平走査期間だけ遅
延された色差信号を出力するn水平走査期間遅延手段と
、所定の水平走査期間だけ遅延された色差信号を組合わ
せて演算し、各演算出力を1水平走査期間ごとに切換え
て補間された色差信号を出力する色差信号補間手段とを
備えて構成される。
第8請求項にかかる発明は、第7請求項にかかる電子的
に拡大撮影可能な撮像装置に、色差信号に混入している
ランダム雑音を除去するための雑音除去手段が設けられ
、この雑音除去手段は、n水平走査期間遅延手段から標
準撮影時に出力される2水平走査期間遅延された色差信
号または拡大撮影時に出力される4水平走査期間遅延さ
れた色差信号と遅延されていない色差信号とを演算する
演算手段と、演算手段の出力のうち所定のレベル以上の
信号を除去する除去手段と、演算出力に基づいて各水平
走査期間における色差信号のうち、垂直相関性のない部
分の電圧を検出する検出手段と、垂直相関性のない部分
の電圧が検出されたこと応じて、垂直相関性のない部分
の電圧を抑圧する抑圧手段と、抑圧された信号と遅延さ
れていない色差信号とを加算する加算手段とを備えて構
成される。
第9請求項にかかる発明は、第7請求項にかかる電子的
に拡大撮影可能な撮像装置に、標準撮影時に色差信号に
含まれるキャリア成分と高調波成分とを除去するための
第1のフィルタと、拡大撮影時に色差信号に含まれるキ
ャリア成分と高調波成分とを除去するための第2のフィ
ルタとを備えて構成される。
[作用] 第1請求項にかかる発明は、n / 2個の遅延手段を
設けるだけで輝度信号や色差信号などをn水平走査期間
だけ遅延することができ、遅延手段の数を少なくするこ
とができる。
第2請求項または第7請求項にかかる発明は、n水平走
査期間遅延手段を用いて輝度信号または色差信号を補間
することにより、標準撮影時のみならず拡大撮影時にお
ける画質の改善を図ることができる。
第3請求項にかかる発明は、第1および第2のフィルタ
により、標準撮影時および拡大撮影時に、輝度信号に含
まれるキャリア成分と高調波成分を除去する。
第4:fI求項にかかる発明は、n水平走査期間遅延手
段の各出力を利用して垂直アパーチャ信号を作成するこ
とにより、垂直アパーチャ信号を作成するための専用の
]H遅延手段を設ける必要かなくなる。
第5請求項にかかる発明は、標準撮影時および拡大撮影
時に水平輪郭補償信号を作成するために輝度信号を遅延
させる第1および第2の遅延手段を設け、これらの遅延
手段を選択することにより、標準撮影時および拡大撮影
時に最適な水平アパーチャ信号を作成して、画質の改善
を図る。
第6請求項にかかる発明は、水平アパーチャ信号と垂直
アパーチャ信号と輝度信号とを加算し、それぞれのレベ
ルを切換えることにより、最適なレベルで輪郭補償を行
なうことができきる。
第8請求項にかかる発明は、標準撮影時に出力される2
水平走査期間遅延された色差信号または拡大撮影時に出
力される4水平走査期間遅延された色差信号と遅延され
ていない色差信号とを演算して色差信号に含まれる雑音
を抑圧して画質の改善を図る。
第9請求項にかかる発明は、標準撮影時および拡大撮影
時に、色差信号に含まれるキャリア成分と高調波成分と
を除去するための第1および第2のフィルタを設け、色
差信号に含まれるキャリア成分と高調波成分とを減衰さ
せて画質の改善を図ることができる。
[発明の実施例コ 第1図はこの発明の一実施例の全体の構成を示す概略ブ
ロック図である。まず、第1図を参照して、この発明の
一実施例の全体の構成について説明する。タイミングパ
ルス発生f174はCCDイメージセンサ71を駆動す
るための各種タイミングパルスを発生するために設けら
れている。タイミングパルス発生回路74には同期信号
発生器77から水平ドライブパルスHDと垂直ドライブ
パルスVDとが与えられる。また、タイミングパルス発
生回路74には標準撮影と拡大撮影とを切換えるための
スイッチSW1が接続されている。
タイミングパルス発生回路74から発生された水平転送
系パルスは水平ドライバ81を介してCCDイメージセ
ンサ71に与えられ、垂直転送系パルスは垂直ドライバ
82を介してCCDイメージセンサ71に与えられる。
CCDイメージセンサ71の出力信号はサンプルホール
ド回路72に与えられ、タイミングパルス発生回路74
からサンプルホールド回路72に与えられているサンプ
リングパルスに応答してサンプルホールドされる。サン
プルホールドされた映像信号はOBクランプ回路73に
与えられる。
OBクランプ回路73はタイミングパルス発生回路74
から与えられるオプティカルブラッククランプパルスに
よって水平画素中の最後の部分に配置されたオプティカ
ルブラック部を狙ってクランプを行ない、信号処理を行
なう上での黒の基準レベル(ペデスタルレベル)を規定
する。OBクランプ回路73の出力はプロセス回路75
とサンプルホールド回路76a、76bに与えられる。
サンプルホールド回路76a、76bはタイミングパル
ス発生回路74から与えられるサンプリングパルスに応
答して色信号を分離し、分離した色信号をプロセス回路
75に与える。
プロセス回路75はAGC,γ補正、ホクィトハランス
、KNEE、ALCなどの信号処理を行なうために設け
られている。プロセス回路75から色差信号と輝度信号
とが出力され、輝度信号は輝度信号用ローパスフィルタ
58に与えられる。
輝度信号用ローパスフィルタ58は、標準撮影時と拡大
撮影時とでは、水平転送系のパルスの周波数が異なるた
め、輝度信号に含まれるキャリア成分と高調波成分をそ
れぞれに対応して減衰させるために設けられている。標
準撮影時の輝度信号は輝度信号切換回路24に与えられ
、拡大撮影時の輝度信号は6H遅延回路141に与えら
れる。
6H遅延回路141は輝度信号をOH〜6H期間順次遅
延して出力する。6H遅延回路141から出力された遅
延輝度信号は輝度信号補間回路20に与えられる。輝度
信号補間回路20は遅延された輝度信号に応答して、補
間された輝度信号を出力して輝度信号切換回路24に与
える。輝度信号切換回路24は標準撮影時に輝度信号用
ローパスフィルタ58の出力の輝度信号を選択し、拡大
撮影時には輝度信号補間回路20によって補間された輝
度信号を選択して水平アパーチャ回路64に与える。
水平アパーチャ回路64は標準撮影時と拡大撮影時とで
は水平転送系のパルスの周波数が異なるため、映像信号
の周波数特性も異なり、それに応じた水平アパーチャ信
号を作成してアパーチャ加算回路70に与える。一方、
6H遅延回路14】で遅延された輝度信号は垂直アパー
チャ回路36にも与えられており、垂直アパーチャ回路
36は標準撮影時と拡大撮影時とに応じた垂直アパーチ
ャ信号を生成してアパーチャ加算回路70に与える。ア
パーチャ加算回路70は垂直アパーチャ信号および水平
アパーチャ信号が標準撮影時と拡大撮影時とで特性が異
なり、さらにアパーチャをかける前の輝度信号の特性が
異なるため、標準撮影時と拡大撮影時とでアパーチャの
加算量を変えるために設けられている。
プロセス回路75から出力された色左信号は色差信号用
ローパスフィルタ52に与えられる。色差信号用ローパ
スフィルタ52は色差信号に含まれているキャリア成分
と高調波成分を減衰させるために設けられ、標準撮影時
と拡大撮影時とでは水平転送系のパルスの周波数が異な
るため、ローパスフィルタの切換が行なわれる。色差信
号用ローパスフィルタ52から出力された色差信号はC
NR回路47に与えられる。CNR回路47は色差信号
に含まれるランダム雑音を抑圧するために設けられ、こ
のCNR回路47には後続の6H遅延回路142から2
Hまたは4H順次遅延された色差信号が与えられる。C
NR回路47によってランダム雑音の抑圧された色差信
号は6H遅延回路]42に与えられる。6H遅延回路1
42はOH〜6H順次遅延された色差信号を色差信号補
間回路30に与える。
色差信号補間回路30は、OH〜6H遅延された色差信
号に応答して、補間された色差信号を出力して色差信号
変換回路31に与える。色差信号変換回路31は補間さ
れた色差信号をR−Y信号とB−Y信号とに変換し、プ
ロセス回路75を介してエンコーダ78に出力する。
次に、第1図におけるCCDイメージセンサ71、サン
プルホールド回路72.OBクランプ回路73、タイミ
ングパルス発生回路74.プロセス回路75.サンプル
ホールド回路76a、76b、水平ドライバ81および
垂直ドライバ82は従来例と同じであるため、その詳細
な説明を省略し、この発明の一実施例の特徴部分につい
て詳細に説明する。
輝度信号用ローパスフィルタ58 第2図は輝度信号用ローパスフィルタの具体的なブロッ
ク図である。第2図を参照して、輝度信号用ローパスフ
ィルタ58は、拡大撮影時には標準撮影時の水平転送系
のパルスの周波数が]/2になるため、輝度信号に含ま
れるキャリア成分および高調波成分を減衰するためのト
ラップ付ローパスフィルタを切換えるために設けられる
。このために、輝度信号用ローパスフィルタ58は第2
図に示すように、バッファ531,532,533とロ
ーパスフィルタ54.55と広帯域CCDIH遅延回路
56とローパスフィルタ57とを含む。輝度信号はバッ
ファ531を介してローパスフィルタ54.55に与え
られる。ローノくスフィルタ54は標準撮影時のトラッ
プ付フィルタであり、ローパスフィルタ55は拡大撮影
時のトラップ付フィルタである。ローパスフィルタ54
の出力は広帯域CCD  IR遅延回路56に与えられ
、色差信号の遅延時間に合わせるために〕H遅延される
。広帯域CCD  1)1遅延回路56で遅延された輝
度信号はクロック成分および高調波成分を減衰させるた
めのトラップ付ローノ々スフィルタ57からバッファ5
33を介して出力され、第1図に示した輝度信号切換回
路24に与えられる。
ローパスフィルタ55の出力はバッファ532を介して
6H遅延回路141に与えられる。
6H遅延回路141 第3図は6H遅延回路の全体の構成を示すブロック図で
あり、第4図は6H遅延回路を構成するIH遅延ユニッ
トの具体的なブロック図である。
第3図を参照して、6H遅延回路141は3つのIH遅
延ユニット131,132および133を含み、各IH
遅延ユニット1.31,132および133はそれぞれ
出力Aと出力Bとを含む。各出力Bは次段のIH遅延ユ
ニットに接続され、したがって3つのIH遅延ユニット
131,132および133は直列接続される。
IH遅延ユニット131,132および133はそれぞ
れ第4図に示すように、クランプ回路81.82とアナ
ログスイッチ9とCCDIH遅延回路10とローパスフ
ィルタ11と電圧制御増幅器(VCA)12とバッファ
201とを含む。クランプ回路81には輝度信号が与え
られる。クランプ回路81はアナログスイッチ9に入力
される信号に黒レベルを基桑電圧VCPに固定するため
設けられている。このクランプ回路81が設けられてい
なければ、アナログスイッチ9の共通端子出力にIHご
との黒レベル差が生じ、等価的にCCD  IR遅延回
路10の人力振幅が大きくなり、ダイナミックレンジの
低下を伴なう。クランプ回路82も同様の理由により設
けられていて、VCA12の出力をクランプする。
クランプ回路81と82の出力はアナログスイッチ9に
与えられる。アナログスイッチ9は第1図に示したタイ
ミングパルス発生回路74から出力されるET−F、/
2パルスによって切換えられる。このET−F)B’F
パルスが標準撮影時に”L”レベルになると、アナログ
スイッチ9は入力0すなわちクランプ回路81の出力を
選択し、拡大撮影時に“L”レベルのときは入力0すな
わちクランプ回路81の出力を選択し、“H”レベルの
ときは入力1すなわちクランプ回路82の出力をIHご
とに選択する。アナログスイッチ9の共通端子出力はバ
ッファ201を介して出力Aとして導出されるとともに
、CCD  IR遅延回路10に与えられる。CCD 
 IR遅延回路10はアナログスイッチ9の共通端子出
力をIH遅延するために設けられており、その出力はロ
ーパスフィルタ11に与えられる。ローパスフィルタ1
1はCCD  IR遅延回路10に与えられるクロック
信号Fcに成分および高調波成分を減衰させるために設
けられている。ローパスフィルタ11の出力はVCA1
2に与えられる。VCA12は出力Bの振幅が入力信号
と同等となるようにゲインコントロール信号に応じてゲ
インを変化させる。
このようにして、クランプ回路81.82およびVCA
12により、IHごとの黒レベル差と振幅差のない出力
が出力Aおよび出力Bに得られることになる。
次に、6H遅延回路の動作について説明する。
拡大撮影時には、輝度信号の有効成分と無効成分がIH
ごとに交互に並んだ形で出力されている。
拡大撮影時にET−FM/2パルスが与えられると、こ
のET−FH/2パルスはIHごとに“H#レベルと“
L″レベルが反転する2H周期のパルスであるため、ア
ナログスイッチ9はET−F8/2が“L″レベルとき
は出力Aに入力信号をそのまま出力し、出力BにはIH
前の出力Aの信号を出力する。また、ET−FH/2信
号がH”レベルのときには、出力Aには出力Bと同じ信
号を出力し、出力Bには出力AをそのままIH遅延した
信号が出力されることになる。
なお、標準撮影時には、アナログスイッチ9の制御端子
は“L”レベルに固定されるため、IH遅延ユニット1
3の出力Aには入力信号がそのまま出力され、出力Bに
はIH前の入力信号が出力されることになる。
第5図は6H遅延回路から出力される遅延された輝度信
号を示すタイミング図である。拡大撮影時に輝度信号用
ローパスフィルタ58から出力される輝度信号は、第5
図(b)に示すように、有効成分(0ないし11で示す
)と無効成分(×で示す)とを含む。ET−F、/2パ
ルスが“L”レベルのとき有効成分が入力され、“H”
レベルのとき無効成分が入力される。第5図(b)に示
す“0”という信号に着目すると、6H遅延回路141
の出力2には、出力1からIH遅延された“0“信号が
出力され、アナログスイッチ9を介して出力1に“0″
が出力される。さらに、この“0”信号はIH遅延され
て出力2に出力される。
出力1に最初に“0“が出力されてから2H後に出力2
に“O”が出力されていることになり、出力1と出力端
2とでOH(遅延されていない信号)と2H(2H遅延
された信号)が同時に存在している(ただし、ETΦF
ll/2パルスが“L″レベルとき)。
つまり、拡大撮影時には、1つのIH遅延ユニットで2
H遅延回路として使えることがわかる。
したがって、第3図に示すように、3個のIH遅延ユニ
ット131.132および133を直列に接続すること
により、6H遅延回路を構成できるため、他の部品とし
て比較して高価なCCD  IH遅延ユニットを単純に
6個接続する場合に比べて、大幅にコストダウンを図る
ことが可能となる。
この6H遅延回路141は、次に説明する輝度信号補間
回路20に接続され、補間された輝度信号が出力される
輝度信号補間回路20 第6図は輝度信号補間回路を示す具体的なブロック図で
ある。第6図を参照して、輝度信号補間回路20は4つ
のクランプ回路151,152゜153および154を
含み、それぞれに6H遅延回路141から出力信号1.
3. 5および6が入力信号1.2. 3および4とし
て与えられる。クランプ回路151と154の出力は加
算平均回路161に与えられて加算平均され、演算増幅
器17の一方入力端に与えられる。クランプ回路152
と153との出力は加算平均回路162に与えられて加
算平均が求められ、演算増幅器17の他方入力端に与え
られる。また、クランプ回路152の出力はVCA18
にも与えられており、vCA18はゲインコントロール
信号に応答して、ゲインを制御する。演算増幅器17の
出力とVCA18の出力はそれぞれアナログスイッチ1
つに与えられる。アナログスイッチ19はET−FH/
2パルスが“L#レベルになれば演算増幅器17の出力
を選択し、H”レベルになればVCA 18の出力を選
択して補間された輝度信号を出力する。
第7図は第6図に示した輝度信号補間回路20の動作を
説明するためのタイミング図である。次に、第7図を参
照して、第6図に示した輝度信号補間回路20の動作に
ついて説明する。加算平均回路161は第7図(b)に
示すように、クランプ回路151と154とによってク
ランプされた入力信号1と4とを加算して平均化する。
一方、加算平均回路162は第7図(a)示すように、
クランプ回路152と153とによってクランプされた
入力信号2と3とを加算して平均化する。
演算増幅器17は加算平均回路162の出力をα倍し、
加算平均回路161の出力を8倍して第7図(C)に示
すような信号を出力する。また、クランプ回路152に
よってクランプされた入力信号2はVCA18によって
ゲインが制御される。
アナログスイッチ19はIHごとに演算増幅器17の出
力とVCA18の出力を選択し、第7図(d)に示すよ
うな補間された輝度信号を出力する。
上述の補間方法は、隣り合う前後2本ずつの合計4本の
有効信号から補間信号を作成するものであり、たとえば
3次曲線補間とする場合には、α#1.12.  β#
0.12に選ばれる。なお、4本の有効成分がすべて同
じ波形、すなわち垂直相関のあるとき、補間信号と入力
信号2の波形が等しくなるように、VCA18のゲイン
が調整され、補間出力のIHごとの振幅差が生じないよ
うにされる。
輝度信号切換回路24 第8図は輝度信号切換回路の具体的なブロック図である
。第8図を参照して、輝度信号切換回路24について説
明する。輝度信号用ローパスフィルタ58から出力され
る標準撮影時の輝度信号はクランプ回路211を介して
アナログスイッチ22のO入力端に与えられる。輝度信
号補間回路20によって補間された輝度信号はクランプ
回路212を介してアナログスイッチ22の1入力端に
与えられる。アナログスイッチ22はセレクト信号ET
が標準撮影時に″L#レベルになると、クランプ回路2
11の出力を選択し、バッファ23を介して第1図に示
した水平アパーチャ回路64に与える。セレクト信号E
Tが拡大撮影時に“H“レベルになると、アナログスイ
ッチ22はクランプ回路212を介して与えられる補間
された輝度信号を出力する。
垂直アパーチャ回路36 第9図は垂直アパーチャ回路の具体的なブロック図であ
る。前述のごとく、拡大撮影時に6H遅延回路141に
よって遅延された輝度信号は、第5図に示すようになり
、第6図に示した。輝度信号補間回路によって第7図(
d)に示した補間出力が得られるが、このときめ補間出
力は高域の折返し歪(たとえば斜め線のぎざぎざ)の減
衰されたなめからな出力となっているため、第9図に示
したような垂直アパーチャ回路36が必要となる。
垂直アパーチャ回路36は6H遅延回路141によって
遅延された輝度信号の出力信号1〜6を受けるクランプ
回路321〜326と、加算平均回路331〜334と
アナログスイッチ341゜342と演算増幅器35とか
ら構成される。クランプ回路321〜326には、6H
遅延回路141から遅延された輝度信号の出力信号1〜
6が入力信号1〜6として与えられ、それぞれがクラン
プされる。加算平均回路331はクランプ回路323と
324とによってクランプされた入力信号3と入力信号
4とを加算平均し、第10図(a)に示すような信号を
アナログスイッチ341の1入力端に与える。アナログ
スイッチ341の0入力端にはクランプ回路323によ
ってクランプされた入力3が与えられる。
加算平均回路332はクランプ回路321と325とに
よってクランプされた入力信号1と5とを加算平均し、
第10図(b)に示すような信号を加算平均回路334
とアナログスイッチ342の0入力端とに与える。加算
平均回路333はクランプ回路322と326とによっ
てクランプされた入力信号2と6とを加算平均し、第1
0図(c)に示すような信号を加算平均回路334に与
える。加算平均回路334は加算平均回路332と33
3との出力を加算平均してアナログスイッチ342の1
入力端に与える。アナログスイッチ341と342はセ
レクト信号ETが標準撮影時に“L”レベルになるとそ
れぞれ0入力端側に切換えられ、拡大撮影時に“H”レ
ベルになると1入力端側に切換えられる。アナログスイ
ッチ341と342とによって選択された信号は演算増
幅器35に与えられる。演算増幅器35は単純な減算器
であり、非反転入力端に入力された信号から反転入力端
に与えられた信号を引算し、第10図(e)に示すよう
な垂直アパーチャ信号を出力する。
拡大撮影時には、アナログスイッチ341と342とが
1入力端に切換えられて、第10図(e)に示すような
波形の信号が垂直アパーチャ信号として出力されるが、
標準撮影時には、垂直アパーチャ回路36は一般的にい
う2H工ンハンサ回路として動作し、第11図(c)に
示すような信号を出力する。
ここで、前述の輝度信号補間回路20と垂直アパーチャ
回路36との関係について説明する。輝度信号の補間信
号を作る上で、第6図に示した演算増幅器17のゲイン
配分(α、β)を与えることにより、周波数特性を変化
させることができる。
たとえば、α#1. 5. β#0.5とした場合、補
間出力の周波数特性に高域でピークを持たせることがで
きるが、補間出力波形で見ると、アンダーシュートおよ
びオーバシュートになる部分の飛出す部分が大きくなる
だけであり、前述の第7図に示した例では、アンダーシ
ュートとオーバシュートとの間の3Hは滑らかになり、
その両端のIHずつが飛出す形になる。これでは、アパ
ーチャか細すぎ、さらに間が開きすぎているため、違和
感のある画像になってしまう。これにさらに、垂直アパ
ーチャ回路36の信号を混合すると、混合量にも左右さ
れるが、今度はアパーチャが太くなりすぎ、あまりいい
画像が得られない。したがって、輝度信号補間回路20
におけるゲイン配分は、前述のごとくα#1.12. 
 β#0.12とし、補間出力の周波数特性が最もフラ
ットになるように設定した上で、垂直アパーチャをミッ
クスするのが望ましい(第10図(f)参照)。
水平アパーチャ回路64とアパーチャ加算回路第12図
は水平アパーチャ回路とアパーチャ加算回路の具体的な
ブロック図であり、第13図は水平アパーチャ回路の動
作を説明するためのタイミング図である。
標準撮影時と拡大撮影時とでは、水平転送系のパルスの
周波数が拡大撮影時には標準撮影時の1/2となるため
、映像信号の周波数特性も異なり、それに応じた水平ア
パーチャ回路を構成する必要がある。このために、水平
アパーチャ回路64はバッファ59とアナログスイッチ
601..602と遅延回路61.62と演算回路63
とによって構成される。バッファ59には輝度信号切換
回路24によって切換えられた輝度信号が入力され、ア
ナログスイッチ601の共通端子と演算回路63とに与
えられる。
アナログスイッチ601はセレクト信号ETに応じて切
換えられ、標準撮影時には輝度信号を遅延回路61に与
え、拡大撮影時には輝度信号を遅延回路62に与える。
遅延回路61は標準撮影時における水平アパーチャ用遅
延回路であり、遅延回路62は拡大撮影時における水平
アパーチャ用遅延回路である。遅延回路61と62の出
力はセレクト信号ETに応じてアナログスイッチ602
によって選択され、演算回路63に与えられるとともに
アパーチャ加算回路70にも与えられる。
次に、第12図を参照して、水平アパーチャ信号を作成
する動作について説明する。水平アパーチャ回路64に
は第13図(a)に示す輝度信号が入力される。拡大撮
影時には、輝度信号は遅延回路62に与えられ、第13
図(b)に示すように所定時間遅延される。一般に、遅
延回路61゜62はコイルとコンデンサとによって構成
されており、反射を防止するために終端抵抗が接続され
るが、この実施例ではその反射を利用するため、終端抵
抗が省かれている。反射を生じるため、遅延回路62を
通過する直前の輝度信号は第13図(C)に示すような
波形となる。演算回路63は遅延回路62を通過後の輝
度信号から通過前の輝度信号を減算し、第13図(d)
に示すような水平アパーチャ信号を出力する。この水平
アパーチャ信号はア・パーチャ加算回路70に与えられ
る。
そして、アパーチャ加算回路7oによって、遅延回路6
2を通過した後の輝度信号と水平アパーチャ信号とが加
算され、第13図(e)に示すような信号が出力される
次に、第12図を参照して、アパーチャ加算回路70に
ついて説明する。垂直アパーチャ回路36から出力され
る垂直アパーチャ信号および水平アパーチャ回路64か
ら出力される水平アパーチャ信号が、標準撮影時と拡大
撮影時とで特性が異なり、さらにアパーチャをかける前
の輝度信号の特性が異なることから、標準撮影時と拡大
撮影時とでアパーチャの混合量を変える必要がある。こ
のように、アパーチャの混合量を変えるように構成した
のがアパーチャ加算回路70である。
アパーチャ加算回路70は水平アパーチャ信号のゲイン
を調整するためのVCA65と、垂直アパーチャ信号の
ゲインを調整するためのVCA67と、加算器68およ
び6つと、標準撮影時と拡大撮影時とでゲインを切換え
るためのアナログスイッチ661,662とによって構
成される。アナログスイッチ661はセレクト信号ET
に応じて標準撮影時の水平アパーチャ電圧と拡大撮影時
の水平アパーチャ電圧を選択してVCA65に与える。
また、アナログスイッチ662はセレクト信号ETに応
じて標準撮影時の垂直アパーチャ電圧と拡大撮影時の垂
直アパーチャ電圧とを選択してVCA67に与える。V
CA65は与えられた水平アパーチャ電圧に応じて水平
アパーチャ信号のゲインを調整し、VCA67は与えら
れた垂直アパーチャ電圧に応じて垂直アパーチャ信号の
ゲインを調整する。それぞれゲインの調整された水平ア
パーチャ信号と垂直アパーチャ信号は加算器68によっ
て加算され、さらに加算器69によって輝度信号に加算
されて第1図に示したエンコーダ78に出力される。
以上で輝度信号系の構成と動作について説明したが、次
に色差信号系の構成と動作について説明する。
色差信号用ローパスフィルタ52 第14図は第1図に示した色差信号用ローパスフィルタ
52の具体的なブロック図である。標章撮影時と拡大撮
影時とでは、水平転送系のパルスの周波数が拡大撮影時
には標準撮影時に比べて1/2になるため、輝度信号系
と同様にして、色差信号に含まれるキャリア成分および
高調波成分を減衰させるためのトラップ付ローパスフィ
ルタを切換える必要がある。このために、色差信号用ロ
ーパスフィルタ52が設けられる。色差信号用ローパス
フィルタ52はバッファ481,482とローパスフィ
ルタ49.50とアナログスイッチ51とによって構成
される。
プロセス回路75から出力された色差信号はバッファ4
81を介してローパスフィルタ49と50とに与えられ
る。ローパスフィルタ49は標準撮影時のトラップ付フ
ィルタであり、ローパスフィルタ50は拡大撮影時のト
ラップ付フィルタである。アナログスイッチ51はセレ
クト信号ETに応答して、標準撮影時にはローパスフィ
ルタ49の出力を選択し、拡大撮影時にはローパスフィ
ルタ50の出力を選択する。選択された色差信号はバッ
ファ482を介してCNR回路47に与えられる。
第15図は拡大撮影時に色差信号を6H遅延回路で遅延
したときの各信号波形を模式的に示した図である。第1
図に示した6H遅延回路142は前述の第3図および第
4図に示した輝度信号を遅延させるための6H遅延回路
141と同様にして構成される。6H遅延回路142の
入力に第15図(b)に示すような色差信号が入力され
ると、出力信号1〜6として、第15図(c)〜(h)
に示すような信号が遅延されて出力される。第15図(
a)に示すET−FH/2パルスが″L″レベルのとき
有効成分(Ro 、Bo 、R+・・・B。
・・・)が入力され、ET−Fs/2パルスが“H“レ
ベルであれば無効成分(×)となる信号が入力される。
輝度信号の場合と異なるのは、Rチャネル成分とBチャ
ネル成分が線順次に入力されている点である。たとえば
、Rチャネルに着目すると、“Ro″の次の“R7”が
現われるのは4H後である。
色差信号補間回路30 第16図は色差信号補間回路30の具体的なブロック図
である。色差信号補間回路30はクランプ回路251〜
256を含み、それぞれには6H遅延回路142の出力
信号1〜6が入力信号1〜6として与えられる。クラン
プ回路251と255との出力は加算平均回路261に
よって加算平均されて加算平均回路263に与えられる
。クランプ回路252と256との出力は加算平均回路
262に与えられて加算平均され、アナログスイッチ2
71の1入力端とアナログスイッチ272の0入力端と
に与えられる。アナログスイッチ271の0入力端とア
ナログスイッチ272の1入力端にはクランプ回路25
4の出力が与えられる。
アナログスイッチ271,272はETφFH/2パル
スによって切換えられる。
アナログスイッチ271によって選択された色差信号は
加算平均回路263に与えられ、加算平均回路261の
出力と加算平均されてアナログスイッチ281の1入力
端に与えられる。アナログスイッチ281のO入力端に
は加算平均回路261の出力が与えられる。アナログス
イッチ281はセレクト信号ETに応じて標準撮影時に
は加算平均回路261の出力を選択し、拡大撮影時には
加算平均回路263の出力を選択し、バッファ291を
介してC0H信号として出力する。
アナログスイッチ272で選択された色差信号は加算平
均回路264に与えられる。加算平均回路264はアナ
ログスイッチ272の出力とクランプ回路253との出
力とを加算平均してアナログスイッチ282の1入力端
に与える。アナログスイッチ282の0入力端にはクラ
ンプ回路253の出力が与えられている。アナログスイ
ッチ282はセレクト信号ETに応じて、標準撮影時に
はクランプ回路253の出力を選択し、拡大撮影時には
加算平均回路264の出力を選択し、バッファ292を
介して、Cl14信号として出力する。
第17図は、第15図に示したタイミングT。
〜T7までのIHごとにおけるC8H信号とC8の信号
を表に表わした図である。第17図を参照して、たとえ
ばタイミングT2においては、加算平均回路261の出
力は(R+ +H2)/2であり、加算平均回路262
の出力は(Bo+B+)/2となる。加算平均回路26
3の出力はf(R+ +H2)/2+RI )/2−0
.75R,+0゜25R2となる。加算平均回路264
の出力は((Bo 十B+ )/2+B+ l /2−
0.25Bo+ 0. 75 B + となる。
第18図は標準撮影時における色差信号補間回路30の
出力C8HとC1Hの出力されるタイミングを示す図で
あり、第19図は同じくタイミングT。−T、までのI
Hごとの出力C8S、C+Hを示す図である。
標準撮影時には、セレクト信号ETが“L“レベルにな
るため、第16図に示したアナログスイッチ271,2
72,281および282はそれぞれ0入力端側に切換
えられている。このため、たとえばタイミングT2に注
目すると、加算平均回路261はクランプ回路251と
255の出力であるR2とR4を加算平均して(R,+
R2)/2を求め、この信号がアナログスイッチ281
からバッファ291を介して出力C8+=0.5R+ 
+〇、5R2として出力される。
一方、アナログスイッチ282は0入力端側に切換えら
れているため、クランプ回路253の出力であるB、を
そのままバッファ292を介してcll、l−131と
して出力する。
色差信号変換回路31 第20図は色差信号変換回路を示す図である。
第20図を参照して、色差信号変換回路31はアナログ
スイッチ311と312とを含む。アナログスイッチ3
11のO入力端とアナログスイッチ312の1入力端に
は色差信号補間回路3oがら出力信号C8Hが入力され
、アナログスイッチ311の1入力端ととアナログスイ
ッチ312の0入力端には出力信号C1jlが入力され
る。アナログスイッチ311と312は標準撮影時には
F。
/2パルスによって切換えられ、拡大撮影時にはFH/
4によって切換えられる。このような色差信号変換回路
31により、色差信号補間回路30の出力信号C8Hと
C4□は色差信号R−Y、B−Yに変換されてプロセス
回路75に与えられる。
CNR回路 第21図はCNR回路を示すブロック図であり、第22
図はCNR回路の各部の波形図である。
拡大撮影時に6H遅延回路142の各出力を色差信号補
間回路30に与えると、第17図に示すような補間色差
信号が得られ、標準撮影時には第18図および第19図
に示された補間色差信号が得られることは前述のとおり
であるが、色差信号に含まれるランダム雑音を抑圧する
ために、一般に巡回型フィルタの一種であるCNR回路
47が用いられる。CODイメージセンサ71の色フィ
ルタの配列が市松の補色モザイク構成となっている場合
、CODイメージセンサ71から得られる色差信号は、
線順次色差信号となるため、CNR回路47を構成する
ためには、標準撮影時においてIH遅延回路が2個必要
となる。
第21図を参照して、CNR遅延回路47はクランプ回
路371,372と演算増幅器38と全波整流回路3つ
とコンパレータ40とORゲート4]とリミッタ42と
ミューティング回路43とVCA44とバッファ451
,452と加算器46とを含む。クランプ回路371に
は色差信号用ローパスフィルタ52から線順次の色差信
号が入力され、クランプ回路372には6H遅延回路1
42から出力信号5が入力される。クランプ回路371
.372はそれぞれ入力された信号をクランプし、演算
増幅器38に与える。
演算増幅器38は入力されたそれぞれの信号の減算を行
なって全波整流回路39とリミッタ42とに与える。リ
ミッタ42は演算増幅器38の出力信号である差信号に
対して、予め定める範囲内の振幅を有する差信号のみを
通過させてミューティング回路43に与える。全波整流
回路39は演算増幅器38の出力信号を余波整流した後
、コンパレータ40に与える。コンパレータ40は人力
された信号と予め定める電圧とを比較し、その出力をO
Rゲート41に与える。ORゲート41はコンパレータ
40の出力とET−FH/2パルスとの論理和をとり、
ミューティング回路43に制御信号として与える。ミュ
ーティング回路43はORゲート41からの制御信号が
“H”レベルになればミューティングをオンし、“Lル
ベルになればミューティング′をオフする。ミューティ
ング回路43の出力信号はVCA44に与えられてゲイ
ンが調整され、加算器46に与えられる。加算器46は
バッファ451を介して与えられるクランプ回路371
の出力とVCA44の出力とを加算し、バッファ4′5
2を介して出力する。
次に、第22図を参照して、第21図に示したCNR回
路の動作について説明する。クランプ回路371には、
第22図(a)に示すように、IH切期間ノイズが乗っ
た線順次の色差信号が入力されたものとする。クランプ
回路372には第22図(b)に示すように、6H遅延
回路142がら出力信号5が入力され、巡回型フィルタ
が構成される。演算増幅器38はクランプ回路372の
出力からクランプ回路371の出力を減算して第22図
(C)に示すようにノイズ成分を抽出する。
入力1と入力2の右側のIHには垂直相関性がなかった
ものとすると、第22図(c)に示すように、右側のI
H期間の差信号が大きく出力されてしまい、リミッタ回
路42を通過しても、第22図(d)に示すように残っ
てしまう。
そこで、全波整流回路39によって演算増幅器38の出
力を整流した後、コンパレータ40によって第22図(
e)に示すように、成るレベル以上の差信号が検出され
れば、それはノイズではなく垂直相関性のない部分であ
ると判別される。このコンパレータ40の検出出力によ
り、ORゲート41を介してミューティング回路43に
“H″レベル制御信号が与えられ、垂直相関性のない部
分に対してミューティングがかけられる。したがって、
ミューティング回路43の出力には、第22図(f)に
示すようにノイズ成分だけが抽出される。ミューティン
グ回路43の出力はVCA44によって適度な振幅に調
整された後、加算器46に与えられ、バッファ451を
介して与えられた人力1の線順次色差1J号に加算され
、ノイズ成分が減衰されて、垂直相関のない部分はその
ままで出力され、第22図(g)に示すような色差信号
がバッファ452を介して出力される。
ここで、拡大撮影時のときを考えると、標準撮影時のと
きにはOH信号と2H信号があればよいが、拡大撮影時
にはOH信号と4H信号が必要となる。さらに、入力信
号はIHごとに有効信号と無効信号とが交互に入力され
るため、CNR回路を構成するためには、次のようにす
る必要がある。
すなわち、4H信号は6H遅延回路142の出力信号5
が用いられる。この出力信号5は標準撮影時には自動的
に2H信号に切換えられる。ノイズ検出部分については
、入力信号がIHごとに有効、無効と切換わるために、
毎H連続してノイズを検出する必要性はない。したがっ
て、1Hおきに加算器46にVCA44の出力が入力さ
れるようにすればよい。このために、第21図に示した
例では、ORゲート41にET−F、/2パルスを入力
し、拡大撮影時には強制的にET−F、/2−”H“レ
ベルのときミューティング回路43を動作させる。標準
撮影時には、ET−FH/2パルスが″L″レベルに固
定されるため、毎Hごとに連続してノイズを検出するこ
とができる。
し発明の効果コ 以上のように、第1請求項にかかる発明によれば、n 
/ 2個の遅延手段を設けるだけで、輝度信号や色差信
号などをn水平走査期間遅延することができるので、遅
延手段としてCCD  IR遅延ユニットを用いてもコ
ストを安価にできる。
第2請求項および第7請求項にかかる発明によれば、n
水平走査期間遅延手段を用いて輝度信号または色差信号
を補間するようにしたので、拡大撮影時において画質の
改善を図ることができる。
しかも、輝度信号または色差信号を遅延させるn水平走
査期間遅延手段を共通の回路構成とすることができるの
で、設計効率を高めることができる。
第3請求項にかかる発明によれば、輝度信号に含まれる
キャリア成分と高調波成分を除去するためのフィルタを
標準撮影時と拡大撮影時とで切換えるようにしたので、
標準撮影時および拡大撮影時における画質を改善できる
第4請求項にかかる発明によれば、n水平走査期間遅延
手段から出力された所定の水平走査期間遅延された輝度
信号を演算し、標準撮影時と拡大撮影時とでそれぞれに
対応した垂直輪郭補償信号を発生するようにしたので、
垂直輪郭補償が適正にされた画質を得ることができる。
第5請求項にかかる発明によれば、標準撮影時と拡大撮
影時とでそれぞれ水平輪郭補償信号を発生するための遅
延手段を切換えるようにしたので、水平輪郭補償が適正
にされた画質を得ることができる。
第6請求項にかかる発明によれば、水平輪郭補償信号と
垂直輪郭補償信号と輝度信号とを標準撮影時と拡大撮影
時とでそれぞれ所定のレベルで加算するようにしたので
、輪郭補償を改善することができる。
第8請求項にかかる発明によれば、n水平走査期間遅延
手段から出力された信号に基づいて、色差信号に含まれ
るランダム雑音を抑圧するようにしたので、ランダム雑
音による画質の劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の全体の構成を示す概略ブ
ロック図である。第2図は第1図に示した輝度信号用ロ
ーパスフィルタの具体例を示すブロック図である。第3
図は6H遅延回路の概略ブロック図である。第4図は6
H遅延回路を構成するIH遅延ユニットの具体的なブロ
ック図である。 第5図は輝度信号を補間するために用いられる6H遅延
回路によってそれぞれ遅延された輝度信号波形の模式図
である。第6図は輝度信号補間回路の具体的なブロック
図である。第7図は輝度信号補間回路の動作を説明する
ための波形図である。 第8図は輝度信号切換回路の具体的なブロック図である
。第9図は垂直アパーチャ回路の具体例を示すブロック
図である。第10図は垂直アパーチャ回路の動作を説明
するための波形図である。第11図は標準撮影時におけ
る垂直アパーチャ回路の動作を説明するための波形図で
ある。第12図は水平アパーチャ回路とアパーチャ加算
回路の具体例を示すブロック図である。第13図は水平
アパーチャ回路の動作を説明するための波形図である。 第14図は色差信号用ローパスフィルタの具体例を示す
ブロック図である。第15図は6H遅延回路で順次遅延
される色差信号の信号波形を模式的に示した図である。 第16図は色差信号捕間回路の具体例を示すブロック図
である。第17図は拡大撮影時における色差信号の補間
方法を表に表わした図である。第18図は標準撮影時に
おける6H遅延回路から出力される色差信号の信号波形
模式図である。第19図はタイミング”ro −Tフま
でのIHごとの色差補間回路の出力を示す図である。第
20図は色差信号変換回路を示すブロック図である。第
21図はCNR回路の具体例を示すブロック図である。 第22図はCNR回路の動作を説明するための各部の波
形図である。第23図は拡大撮影可能な従来の撮像装置
の概略ブロック図である。第24図は補色フィルタとし
て市松フィルタを用いた従来の標準撮影用撮像装置を示
す概略ブロック図である。第25図は第24図における
線順次色差信号とRチャネル成分およびBチャネル成分
とを表に表わした図である。第26図は第24図に示し
た撮像装置を改良して示したブロック図である。第27
図は第26図における線順次色差信号とRチャネル成分
およびBチャネル成分とを表に示した図である。 図において、20は輝度信号補間回路、24は輝度信号
切換回路、30は色差信号補間回路、3〕は色差信号変
換回路、36は垂直アパーチャ回路、47はCNR回路
、52は色差信号用ローパスフィルタ、58は輝度信号
用ローパスフィルタ、64は水平アパーチャ回路、70
はアパーチャ加算回路、71はCODイメージセンサ、
72はサンプルホールド回路、73はOBクランプ回路
、74はタイミングパルス発生回路、75はプロセス回
路、77は同期信号発生器、78はエンコーダを示す。 晃2の 高40

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体の画像を標準撮影時に比べて電子的に2倍
    に拡大して撮影可能な撮像装置において、 映像信号をn水平走査期間遅延させるために、n/2個
    の遅延手段が直列接続されるとともに、それぞれの遅延
    手段から順次0〜n走査期間だけ遅延された遅延信号を
    個別的に出力するn走査期間遅延手段を備え、 前記各遅延手段は、 標準撮影時に第1の入力側に切換えられて映像信号を出
    力し、拡大撮影時に第1の入力側と第2の入力側とを1
    水平走査記間ごとに切換えて映像信号を出力するスイッ
    チング手段、 前記スイッチング手段の出力を1水平走査期間だけ遅延
    させる1水平走査期間遅延手段、および 前記1水平走査期間遅延手段の出力の利得を制御して出
    力するとともに、前記スイッチング手段の第2の入力側
    に与えるための利得制御手段を含む、電子的に拡大撮影
    可能な撮像装置。
  2. (2)被写体の画像を標準撮影時に比べて電子的に2倍
    に拡大して撮影可能な撮像装置において、 輝度信号をn水平走査期間遅延させるために、n/2個
    の遅延手段がそれぞれ直列接続されかつそれぞれの遅延
    手段から順次0〜n水平走査期間だけ遅延された輝度信
    号を個別的に出力するn水平走査期間遅延手段と、 前記n水平走査期間遅延手段から出力された0、2、4
    および6水平走査期間だけ遅延された輝度信号を演算し
    た信号と、3水平走査期間遅延された輝度信号とを1水
    平走査期間ごとに切換えて輝度補間信号を出力する輝度
    補間手段とを備え、前記n水平走査期間遅延手段は、 標準撮影時に第1の入力側に切換えられて輝度信号を出
    力し、拡大撮影時に第1の入力側と第2の入力側とを1
    水平走査記間ごとに切換えて映像信号を出力するスイッ
    チング手段、 前記スイッチング手段の出力を1水平走査期間だけ遅延
    させる1水平走査期間遅延手段、および 前記1水平走査期間遅延手段の出力の利得を制御して出
    力するとともに、前記スイッチング手段の第2の入力側
    に与える利得制御手段を含む、電子的に拡大撮影可能な
    撮像装置。
  3. (3)さらに、標準撮影時に前記輝度信号に含まれるキ
    ャリア成分と高調波成分を除去するための第1のフィル
    タと、 拡大撮影時に前記輝度信号に含まれる前記キャリア成分
    と高調波成分とを除去するための第2のフィルタと、 標準撮影時に前記第1のフィルタの出力を選択し、拡大
    撮影時に前記第2のフィルタの出力を選択する選択手段
    を含む、請求項第2項記載の電子的に拡大撮影可能な撮
    像装置。
  4. (4)さらに、前記n水平走査期間遅延手段から出力さ
    れた所定の水平走査期間遅延された輝度信号を演算して
    、垂直輪郭補償信号を発生する垂直輪郭補償手段を備え
    た、請求項第2項記載の電子的に拡大撮影可能な撮像装
    置。
  5. (5)さらに、標準撮影時に水平輪郭補償信号を作成す
    るために前記輝度信号を遅延させる第1の遅延手段と、 拡大撮影時に水平輪郭補償信号を作成するために前記輝
    度信号を遅延させる第2の遅延手段と、標準撮影時に前
    記第1の遅延手段出力を選択し、拡大撮影時に前記第2
    の遅延手段出力を選択する選択手段と、 前記輝度信号と前記選択手段によって選択された輝度信
    号とに応答して水平輪郭補償信号を出力する手段を含む
    、請求項第2項記載の電子的に拡大撮影可能な撮像装置
  6. (6)前記水平輪郭補償信号発生手段から出力された水
    平輪郭補償信号と前記垂直輪郭補償信号発生手段から発
    生された垂直輪郭補償信号と前記輝度信号とを加算する
    加算手段、および 標準撮影時と拡大撮影時とで前記加算手段によって加算
    される各信号のレベルを切換えるためのレベル切換手段
    を含む、請求項第4項または第5項記載の電子的に拡大
    撮影可能な撮像装置。
  7. (7)色フィルタが市松の補色モザイクとして固体撮像
    素子に配列され、被写体の画像を標準撮影時に比べて電
    子的に2倍に拡大して撮影可能な撮像装置において、 色差信号をn水平走査期間遅延させるためにn/2個の
    遅延手段が直列接続され、それぞれの遅延手段から順次
    0〜n水平走査期間だけ遅延された色差信号を個別的に
    出力するn水平走査期間遅延手段、および 前記n水平走査期間遅延手段から出力されたそれぞれの
    遅延された色差信号を組合わせて演算し、各演算出力を
    1水平走査期間期間ごとに切換えて補間された色差信号
    を出力する色差信号補間手段を備え、 前記n水平走査期間遅延手段は、 標準撮影時に第1の入力側に切換えられて色差信号を出
    力し、拡大撮影時に第1の入力側と第2の入力側とを1
    水平走査期間ごとに切換えて映像信号を出力するスイッ
    チング手段、 前記スイッチング手段の出力を1水平走査期間だけ遅延
    させる1水平走査期間遅延手段、および 前記1水平走査期間遅延手段の出力の利得を制御して出
    力するとともに、前記スイッチング手段の第2の入力側
    に与えるための利得制御手段を含む、電子的に拡大撮影
    可能な撮像装置。
  8. (8)さらに、前記色差信号に混入しているランダム雑
    音を除去するための雑音除去手段を備え、 前記雑音除去手段は、 前記n水平走査期間遅延手段から標準撮影時に出力され
    る2水平走査期間遅延された色差信号または拡大撮影時
    に出力される4水平走査期間遅延された色差信号と遅延
    されていない色差信号とを演算する演算手段、 前記演算手段の出力のうち所定のレベル以上の信号を除
    去する除去手段、 前記演算手段の出力に基づいて、各水平走査期間におけ
    る色差信号のうち垂直相関性のない部分の電圧を検出す
    る検出手段、および 前記検出手段によって垂直相関性のない部分の電圧が検
    出されたことに応じて、前記除去手段から出力された信
    号から前記垂直相関性のない部分の電圧を抑圧する抑圧
    手段、および 前記抑圧手段によって抑圧された信号と遅延されていな
    い色差信号とを加算する加算手段を含む、請求項第4項
    記載の電子的に拡大撮影可能な撮像装置。
  9. (9)さらに、前記標準撮影時に色差信号に含まれるキ
    ャリア成分と高調波成分とを除去するための第1のフィ
    ルタと、 前記拡大撮影時に色差信号に含まれるキャリア成分と高
    調波成分とを除去するための第2のフィルタと、 前記標準撮影時に前記第1のフィルタの出力を選択し、
    拡大撮影時に前記第2のフィルタの出力を選択する選択
    手段を含む、請求項第7項記載の電子的に拡大撮影可能
    な撮像装置。
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