JPH02263977A - 合成樹脂成形品の金属外観形成方法 - Google Patents
合成樹脂成形品の金属外観形成方法Info
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- JPH02263977A JPH02263977A JP8409689A JP8409689A JPH02263977A JP H02263977 A JPH02263977 A JP H02263977A JP 8409689 A JP8409689 A JP 8409689A JP 8409689 A JP8409689 A JP 8409689A JP H02263977 A JPH02263977 A JP H02263977A
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、自動車内外装品、化粧品容器、玩具又は装
身具などの合成樹脂成形品の金属外観形成方法に関する
ものである。
身具などの合成樹脂成形品の金属外観形成方法に関する
ものである。
（従来の技術）
合成樹脂成形品メンキ法は、従来湿式メツキ法と乾式メ
ツ手法が行われているが、０；１者は成形品を脱脂し、
エツチング処理を施した後化学メンキ及び電気メンキを
行うので、成形品の表層に形成される金属層は、２０乃
至２５μとなり、耐摩耗性に優れているが、メンキ工程
中に発生する六価クロムなどのイオンやシアンなどの処
理設備に莫大な費用を要するとともに、メツキの処理工
程が複雑であり、後者は成形品を脱脂し、ベースコート
（下ウリ）塗装を施し、これを乾燥（焼き付ＵＶＥＢ照
射を含む）させた後スパッタリング又は蒸着を行うが、
この場合に形成される金属層は５００乃至１ 、０００
人と極めて薄いため耐摩耗性を維持するため、更にトン
プフート（上塗り）塗装を施し、乾燥処理を行っている
。
ツ手法が行われているが、０；１者は成形品を脱脂し、
エツチング処理を施した後化学メンキ及び電気メンキを
行うので、成形品の表層に形成される金属層は、２０乃
至２５μとなり、耐摩耗性に優れているが、メンキ工程
中に発生する六価クロムなどのイオンやシアンなどの処
理設備に莫大な費用を要するとともに、メツキの処理工
程が複雑であり、後者は成形品を脱脂し、ベースコート
（下ウリ）塗装を施し、これを乾燥（焼き付ＵＶＥＢ照
射を含む）させた後スパッタリング又は蒸着を行うが、
この場合に形成される金属層は５００乃至１ 、０００
人と極めて薄いため耐摩耗性を維持するため、更にトン
プフート（上塗り）塗装を施し、乾燥処理を行っている
。
（解決しようとする課題）
従来の乾式メツキ法は、上記のとおり２ｚ式メツキ法に
比較すると筒便であるが、ベースコート塗装とトップコ
ート学芸の２回の塗装が必要なため、塗装時のゴミ混入
等による不良発生率が高いので、クリーンルーム等の防
塵設備が必要である。また、最外層が塗膜であるので、
塗装の平滑性の良否が製品の外観に大きく影響する０本
発明は、これらの欠点を除去できる方法を従案するもの
である。
比較すると筒便であるが、ベースコート塗装とトップコ
ート学芸の２回の塗装が必要なため、塗装時のゴミ混入
等による不良発生率が高いので、クリーンルーム等の防
塵設備が必要である。また、最外層が塗膜であるので、
塗装の平滑性の良否が製品の外観に大きく影響する０本
発明は、これらの欠点を除去できる方法を従案するもの
である。
（課題を解決するための手段）
本発明は、上記課題を解決するため、各種合成樹脂を対
象として鋭、含試験研究を重ねた結果、６ナイロン、６
．６ナイロン、ナイロン１２等のポリアミド系樹脂又は
ポリアミド系樹脂誘導体３０％以上を含む合成樹脂を用
いると成形品の表面の光沢及び金属（Ｎｉ、Ｎｉ合金、
Ｃｒ合金）をスパッタリングして金属層を形成した場合
の接着性に優れ、他種合成樹脂を用い、ベースコート塗
装工程を経て金属をスパッタリングして金属層を形成し
た場合に優る金属外観が得られることが判明した。
象として鋭、含試験研究を重ねた結果、６ナイロン、６
．６ナイロン、ナイロン１２等のポリアミド系樹脂又は
ポリアミド系樹脂誘導体３０％以上を含む合成樹脂を用
いると成形品の表面の光沢及び金属（Ｎｉ、Ｎｉ合金、
Ｃｒ合金）をスパッタリングして金属層を形成した場合
の接着性に優れ、他種合成樹脂を用い、ベースコート塗
装工程を経て金属をスパッタリングして金属層を形成し
た場合に優る金属外観が得られることが判明した。
既に述べたようにこの金属層は薄いため耐摩耗性に劣る
から保ｔｌ！被膜を必要とするが、従来行われていた上
塗り塗装に代えて、金属等酸化物をスパッタリングして
その被膜を形成させ保護層とすることにより十分な耐摩
耗性を得るとともに、形成された各層の接着性が強いこ
とも判った。
から保ｔｌ！被膜を必要とするが、従来行われていた上
塗り塗装に代えて、金属等酸化物をスパッタリングして
その被膜を形成させ保護層とすることにより十分な耐摩
耗性を得るとともに、形成された各層の接着性が強いこ
とも判った。
（実施例）
本発明に係る金属外観形成方法は、ポリアミド系樹脂又
はポリアミド系樹脂誘導体３０％以上を含む合成樹脂か
ら成る成形品の表面に順次Ｎｉ、Ｎｉ合金、Ｃｒ合金を
スパッタリングし、１００乃至１ 、０００人の厚さに
その被…りを形成させる工程と金属等酸化物例えばＡＩ
。
はポリアミド系樹脂誘導体３０％以上を含む合成樹脂か
ら成る成形品の表面に順次Ｎｉ、Ｎｉ合金、Ｃｒ合金を
スパッタリングし、１００乃至１ 、０００人の厚さに
その被…りを形成させる工程と金属等酸化物例えばＡＩ
。
Ｏ３、Ｔｉ１ｔ 、ＳｎＯ，、ＭｇＯ，、Ｚｒ０ｚ、Ｓ
ｉＯ□、ＳｉＯをスパッタリングし５００乃至４．００
０人の厚さにその被膜を形成させる工程とから成るが、
これを実旅した数例につき、ゴバン目付着性試験の結果
を掲げれば別表のとおりである。
ｉＯ□、ＳｉＯをスパッタリングし５００乃至４．００
０人の厚さにその被膜を形成させる工程とから成るが、
これを実旅した数例につき、ゴバン目付着性試験の結果
を掲げれば別表のとおりである。
表中、金属層形成に用いるターゲットとして、Ｎｉ系金
属である三菱金属■性ハステロイＣ−２７６を用いたが
、もとよりこれに限定されるものではない。また、ゴバ
ン目付着性欄中耐水後とあるのは、４０°Ｃの温水に２
４０時間浸した後室温で１時間放置後に行った場合、未
処理とあるのは、上記操作を行っていない場合、（各１
００ ／ ｔｏｏ）の試験結果として形成層の剥離が生
しなかった事実を示す。
属である三菱金属■性ハステロイＣ−２７６を用いたが
、もとよりこれに限定されるものではない。また、ゴバ
ン目付着性欄中耐水後とあるのは、４０°Ｃの温水に２
４０時間浸した後室温で１時間放置後に行った場合、未
処理とあるのは、上記操作を行っていない場合、（各１
００ ／ ｔｏｏ）の試験結果として形成層の剥離が生
しなかった事実を示す。
なお、前記金属等酸化物のスパッタリング法としては、
該金属等酸化物を直接スパッタリングするか、金属をタ
ーゲットとして用い、酸素ガス雰囲気下で反応スパッタ
リング法によってもよく、それらの手段として、２極グ
ロー放電形スパツタリング（直流２極スパツタリング、
直流バイアススパッタリング、高周波スパッタリング等
）或いはマグネトロンスパッタリング（直流マグネトロ
ンスパッタリング、高周波マグネトロンスパッタリング
）が利用できる。
該金属等酸化物を直接スパッタリングするか、金属をタ
ーゲットとして用い、酸素ガス雰囲気下で反応スパッタ
リング法によってもよく、それらの手段として、２極グ
ロー放電形スパツタリング（直流２極スパツタリング、
直流バイアススパッタリング、高周波スパッタリング等
）或いはマグネトロンスパッタリング（直流マグネトロ
ンスパッタリング、高周波マグネトロンスパッタリング
）が利用できる。
（本発明の効果）
本発明に係る方法によれば、下塗り塗装及び上塗り塗装
を全く行うことなく、従って、製品のバラツキを回避で
きるし、また、合成樹脂成形品に優れた金属外観を付与
できるとともに、耐摩耗性及び前記各形成層の接着性に
優れた商品を得ることができる。
を全く行うことなく、従って、製品のバラツキを回避で
きるし、また、合成樹脂成形品に優れた金属外観を付与
できるとともに、耐摩耗性及び前記各形成層の接着性に
優れた商品を得ることができる。
図面は、合成樹脂成形品に金属層、金属酸化物層を形成
した状態を示す断面説明図 ！・・・・合成樹脂成形品 ２・・・・金属層 ３・・・・金属等酸化物層 特許出願代理人 松井 宣外Ｉ名
した状態を示す断面説明図 ！・・・・合成樹脂成形品 ２・・・・金属層 ３・・・・金属等酸化物層 特許出願代理人 松井 宣外Ｉ名
Claims (1)
- １ ポリアミド系樹脂又はポリアミド系樹脂誘導体３０
％以上を含む合成樹脂から成る成形品の表面に順次、Ｎ
ｉ、Ｎｉ合金、Ｃｒ合金をスパッタリングし、１００乃
至１，０００Åの厚さにその被膜を形成させる工程と、
金属等酸化物をスパッタリングし、５００乃至４，００
０Åの厚さにその被膜を形成させる工程とから成ること
を特徴とする金属外観形成方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8409689A JPH02263977A (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 合成樹脂成形品の金属外観形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8409689A JPH02263977A (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 合成樹脂成形品の金属外観形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02263977A true JPH02263977A (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=13820985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8409689A Pending JPH02263977A (ja) | 1989-04-04 | 1989-04-04 | 合成樹脂成形品の金属外観形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02263977A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0423695A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-28 | Nec Corp | 移動体通信の通話路設定方式 |
-
1989
- 1989-04-04 JP JP8409689A patent/JPH02263977A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0423695A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-28 | Nec Corp | 移動体通信の通話路設定方式 |
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