JPH0397849A - 透明被膜を有する物品 - Google Patents

透明被膜を有する物品

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JPH0397849A
JPH0397849A JP23401189A JP23401189A JPH0397849A JP H0397849 A JPH0397849 A JP H0397849A JP 23401189 A JP23401189 A JP 23401189A JP 23401189 A JP23401189 A JP 23401189A JP H0397849 A JPH0397849 A JP H0397849A
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JP
Japan
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film
base material
synthetic resin
transparent
raw material
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JP23401189A
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Michio Minato
湊 道夫
Yoshikazu Takahashi
善和 高橋
Masayuki Iijima
正行 飯島
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TAI GOLD KK
Ulvac Inc
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TAI GOLD KK
Ulvac Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野】 本発明は表面に透明な合成樹脂被膜を形成させた装飾品
等の物品に関する。
〔従来の技術及びその問題点} 室内装飾品やアクセサリーとして、その美観を増すため
に金属光沢のある材質を用いた品物が種々出まわってい
る。例えばしんちゅう製のドアノブ等のドア部品や時計
バンド、m製のネックレスなどである. しかし、金属光沢のある装飾品は手で触れると手の汚れ
や指紋がつきやすく,シかも目立つので美観を損う.特
にアクセサリイー等で直接膚に触れるものは汗による汚
れが大きく、これらの汚れや,指紋はちょっと拭く程度
ではなかなか、とれないものである. 又、しんちゅうや銀などは大気中においても酸化しやす
い金属なので2これらは新鮮な表面を大気に曝された直
後から酸化が始まり,1ヶ後には黒ずんで、美観を損っ
てしまう。
従来、このような汚れや酸化を防ぐためのl手段として
、例えばしんちゅう製家具などにはクリャコートと呼ば
れるフッ素樹脂などを塗布して保;i Lていた。しか
し、このクリャコートは塗布膜が約1004m位と厚い
ため、素材の持つ折角の金属光沢が失われ5プラスチッ
クのような質感を与,レでしまう。さらに、塗布むら6
生じるという欠点がある。
金属の酸化防止や耐食のための他の手段として、湿式メ
ッキが行われており、例えばしんちゅ71 1の時計バ
ンドのtにニッケルとクロムの合金メッキが施されたり
している。しかし、湿式メッキにおいては、膜厚が少な
くとtlOμm以上ないどビンホールはなくならないと
言われており,ビンポールを除去しようと膜厚をlOμ
m以上にするとメッキII程が長くなって不経済である
第3A図に示すように、メッキ層(l6)にビンホル(
l7)がある、ヒこのビンホール(l7)の部分から下
jl千! Q属(l8)が集中的に腐食される.特に例
えばア1レミニウムの下地金属に二一lケルメッキをし
ている場合は、アルミニウムと二・ノケルとの間に腐食
1L・也が形成され,第3A図(al . (b)に示
すように海本中4rどにおいで′はアルミニウムの腐食
が急激に進行して深い腐食穴(l9)が生じ,下jf!
金属(l8)の破壊につながる。
このようなビンホールからの腐食を防ぐためにメッキ層
の上にさらに樹脂を塗布すると,やはり,メッキ層の金
属光沢が失われたり、塗布ム号が生じるなどの問題が残
る。従って安価な物品には何の処理も施さず、腐食した
ら廃棄しているのが現状である. 下地金属、あるいは下地金属に湿式メッキを施した基材
の耐食のための第3の千一段として,真空W=8、イオ
ンブレーティングあるいはスパッタリング等の乾式法に
よって表面に窒化チタン(Ti〜)等の金[披膜又は金
属の窒化物、炭化物、酸化物等の金属化合物の膜を形成
させることが行われている。例えば窒化チタンは金色を
呈して非常にきれいである上に、硬度が高いので、2μ
m程度の厚さで十分に装飾たけでなく耐摩耗性の目的を
4)達成し7、種々の品物に適用されている。
ところで、乾式法4ざよる真空中での膜形成は第4閃に
示すように、原子一分子一分子の集含一島状・柱状成長
一膜、の顯で進行するので,膜の表ifiiは第4図の
(f)に示されるように微視的にみるとf#6かではな
い(第3A図、下地金! (IIIJ上の湿式メッキ層
(16)の表面を比較参llQ).従って表Jn +:
指紋などの汚れがついた場合に、手の油などのN’iれ
が粗い表面の四部(20)に付着して拭きとー〕t二程
度ではとれず,指紋が残るといつことになる 。
又、乾式法で形成される膜は柱状に成長するσ)で、第
4図のfg)に示すようにビンホールのできるi+]能
性が高い。この場合にはやはりビンホールの部分の下地
金属(l8)に腐食が集中してしまう。
これを解決する手段としては樹脂の塗布が一般的である
が、これでは湿式メッキについて述べたいと同様に、金
属又は金属化合物の質感が失わ才1、装飾性が低ドし,
でしまうという欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は以上のような問題に鑑みてなされ.賛飾性の高
い基材や耐食性の低い基材の表面iこ薄い透明な樹脂で
保rM膜を形成することによって、美観が損われず、し
かも耐食性の高い装飾品等を提供することを目的として
いる. [問題点を解決するための手段] 上記目的は、真空中で蒸発させた合成樹脂の原料モノマ
ーを蒸着瓜合によって透明な合成樹脂被膜として基材の
表面に形成させた、透明被膜’a=*Tする物品、によ
って達成される. 特願昭59−200257 (特開昭61−7Fl46
3号)弓公勾では真字中で基板上に合成樹脂を重合させ
て被膜を形成させる方法が開示されているが,その中で
ち透明な被膜を,装飾性の高い基材や耐食性の低い基材
からなる装飾品等に適用することによって、上記目的は
達成される. [作   用] 以上のように構成される透明被膜を有する物品において
は、基材の持つ美観を損うことなく、し,かもその耐食
性を高めることができる。
[実 施 例J 真空重合法で得られる透明なボリマー膜としては例えば
,ジアミンとジイソシアネートとから真空度10−4〜
10−’Torrで形成されるボリュリア膜、あるいは
芳香族酸二無水物と両末端にアミンを含むポリメチルシ
ロキサンとから真空度lO−4〜10−6丁orrで形
成されるポリイミド膜がある。
これらの膜は透明で、又、膜厚を100人f0.01μ
m)以下の精度で制御できるので、l〜10μmの薄膜
を精度良く制御して形成することができる。
以下、具体例について図面を参照して説明する。
(第1具体例) 第1図は本発明の物品を得るために、基材に合或pA脂
被膜を施す装置の1例を示すものである.図中、(1)
は処理室を示し、処理室(1)は外部の真空ポンプ等の
真空排気系(2)に接続される.処理室(1)内には透
明な合成樹脂被膜を形成せしめるべき基材(3)をホル
ダー(4)上に保持し、かつ,基材(3)上に形成され
る膜厚を測定するための膜厚モニター(5)を設けた。
処理室(D内の下方に基材(3)と対向させて、原料モ
ノマー8及び原料七ノマーbをそれぞれ蒸発させるため
のガラス製の蒸発用容器(61 (6’)を設けた。
蒸発用容器(6) (6゜}の近くにそれぞれ水晶振動
の蒸発モニター(71 (7゜)とヒーター(8) (
8’)とを設け,温度を所定値にコントロールして原料
モノマーa及びbの蒸発を常に一定に保持できるように
した。
(9)は基材(3)と蒸発用容器(6H6’)との間に
設けられたシャッター、(IO)は両蒸発用容器(6)
と(6゜)との間に設けられた仕切板である。
次に膜を形成する操作について説明する。
先ず、基材(3)として、しんちゅうに厚さ3μmのニ
ッケルメッキをつけたネクタイピンをホルダー(4)の
上に保持した. 次いで、蒸発用容器(6) (6’)の一方に原料モノ
マーallちジアミンとして4、4′−ジアミノジフエ
ニルエーテルを、他方に原料モノマーb即ちジイソシア
ネートとして4,4゛−ジイソシアン酸メチレンジフェ
ニルをぞれぞれ充填し,シャッター《9》を閉じた状態
で処理室(!)内の圧力を真空排気系(2)を介してI
 X 1G−’Torrに設定する.次に、蒸発モニタ
ー(71 f7’)で蒸発用容器(6)(6′)からの
各原料モノマーa,bの蒸発量を測定しながらヒーター
(8) (8゜)によって4、4゛−ジアミノジフエニ
ルエーテルを温度135±2℃に、又,4,4′−ジイ
ソシアン酸メチレンジフエニルを温度75±2℃にそれ
ぞれ加熱する. 次いで、原料七ノマーa.bが所定温度に達して所要の
蒸発量が得られたらシャッター(9)を開き,ホルダー
(4)上に保持された基材(3)としてのネクタイピン
上に原料モノマーa.bを20人/分の析出速度で堆積
させ、ネクタイビン上でボリュリアの重合反応を起させ
てボリュリア膜を形成した.膜の厚さが2μmになった
時にシャッター(9)を閉じた。
尚、原料モノマーa.bは化学量論的にボリュリア膜が
形成されるように、蒸発量の調整によって1.1のモル
比で蒸発するようにした。又原料七ノマーa.b蒸発・
時における処理室(圭)内の圧力は3 X 1G−’T
orrとした。
ここで. 4.4’−ジアミノジフエニルエーテルと4
,4゜−ジイソンアン酸メチレンジフエニルとからボリ
ュリアが形成される重合反応は次式の通りである. このようにしてボリュリア膜の形成されたネクタイビン
を取り出し、大気中で180℃に加熱してボリュリア膜
の重合度を増加させた。この状態をIO分間保持した後
,室温まで徐冷した。
得られたボリュリア膜は透明でネクタイビンの外観上に
は変化は見られなかったが、手触りは滑らかになってい
た. このボリュリア膜をコーティングしたネクタイビン(1
4i &、コーティングしていない比較用のネクタイビ
ン(14゜)について人工汗浸漬による耐食試験を行っ
た。人工汗とは食塩を主とし、尿素、アンモニア水,乳
酸等を人間の汗の成分とはg同じ組成に構成した水溶液
である.第2図に示すようにシャーレ{1目の底に綿(
l2)を敷いてそれに人丁汗(13)をしみこませ、そ
の上にテスト用のネクタイビン(14) fl4’)を
半浸漬の状態で置いて蓋(l5)をし、40℃で24時
間放置した。
その結果,コーディングをしていない比較用ネクタイビ
ン(141の表面には直径lμm〜5μmの白い斑点が
5+m■X 60ms+の平面上にlSケ観察された。
この白い斑点はニッケルメッキのビンホールを通してし
んちゅうが腐食された跡である。一方本■4体例によー
ってコーティングをしたネクタイビンには脚食跡は1ヶ
も砧られなかった。
(第2具体例) 装詮は第1具体例と同じで、一方の原料モノマーaのジ
アミンとして4,4゛−ジアミノ−3、3゛一ジメチル
ジフェニルメタノを用いてその加熱温度を1)0±2℃
とし、又、他方の原料モノマーbのジイソシアネートと
して4,4゛−ジイソシアン酸メチレンジフェニルを用
いてその加熱温度を75±2℃とし、基材(3)として
SUS316L [ステンレスの一種)上に金色の装飾
膜として窒化チタン(TiN)をコーティングした時計
用バンドを用い、それ以外は第1具体例と同様の条件で
ボリュリア膜を形成した。
ボリュリア膜をコーティングした時計用バンドは表補が
滑らかでプラスヂックのような手触りであるにもかかわ
らず、膜が2μmと薄く透明であるために、外観上は窒
化チタン自体の表面と全く区別がつかない。
ボリュリア膜をコーティングしていない比較用のバンド
は特にヘアライン状の筋目模様をした表面において,指
で触れると指紋が明瞭についてし2まう。これをきれい
にするにはガーゼで拭くだけでは不十分であり、アルコ
ール、アセトン等の有機溶剤をガーゼに含ませて、数回
拭きとらなければならない。一方、本具体例でボリュリ
ア膜をコーデfングしたバンドは指紋も薄くつく程度で
あり、それも、乾いたガーゼで拭くだけで簡単にとれた
第l具体例と同様に耐食試験を行った結果、ボノユリア
膜コーティングのない比較用バンドは、バンドのコマの
間から錆が発生していたが、本具体例によるボリュリア
膜のコーティングをしたバンドには、箕常は何6認めら
れなかった。
(第3具体例) 一方の原料モノマー FNのジアミンとして4.4’−
ジアミノジフェニルエーテルを用いてその加熱温度を1
35±2℃とし、又、他方の原料七ノマーbのジイソシ
アネートとして4,4゛−ジイソシアン酸3、3゜−ジ
メチルジフエニルを用いてその加熱温度をl00±2℃
ヒした以外は第1具体例と同様の方法で,純銀の鎖状に
ボリュリア膜を形成した.得られたコーティング鎖は純
銀の鎖と変わらない美しい含属光訳を示していた。
第1 %J体例と同様の耐食試験を行ったところ、ポリ
ュリア膜をコーティングしていない比較用の銀鎖は表面
が酸化して灰黒色になったが2本具体例によるボリュリ
ア膜コーティングした銀鎖には変化が認められなかった
(第4具体例) 一方の原料モノマーaの芳香族酸二無水物としてビロメ
リット酸二無水物を用いてその加熱温摩を175±2℃
とし、又他方の原料モノマーbのポリメチルシロキサン
としてヘキサメヂル−1、5一ビス(3−アミノプ口ビ
ル)トリシロキサンを用いてその加熱温度を180±2
℃とした以外は第1具体例と同様の方法で基材(3)の
Lに透明なポリイミド膜を形成した.基材(3)として
はSUS420J (ステンレスの一種)の上に厚さ0
.1μmのニッケルメッキを施したカミソリ刃、及びさ
らにそのEに窒化チタン(TiNl をイオンブレーテ
ィングによってコーティングしたカミソリ刃とを用いた
。ただし、重合膜を形成した後にカミソリ刃を取り出し
て大気中で加熱する時は、200 ”Cに保持した。
ここでピロメリット酸二無水物とへキサメチル−1.5
−ビス(3−アミノブロビル)トリシロキサンとからポ
リイミド膜が形成される重合反応は次式の通りである。
すなわち、基板上で両モノマーが重合してポリアミック
酸が形成され2さらに真空中又は大気中で200〜30
0℃に加熱されることによって脱水閉環してポリイミド
膜が得られる。
第1具体例と同様に人工汗浸漬の耐食試験な行ったとこ
ろ,ポリイミド膜のコーティングをしていない比較用の
両カミソリ刃は全面に錆が広がっていたが、本具体例に
よるポリイミド膜をコーティングしたカミソリ刃はいず
れも錆は見ら′れなかった.又,I!の剃り味にも変化
はなかった。
以上の実施例で用いられた重合膜は、湿式メッキ層ある
いは金属化合物層にビンホールがあっても分子が重合し
てビンホールを埋めていくことができる.ビンホールを
穴埋めするためには1μmの膜厚があれば十分であるが
,それを確実にし,しかも下地金属の質感、光沢を失わ
ないようにするためには2〜5μmの膜厚が適当である
。膜厚を100入(0.01μm)以下の精度で制御で
き、膜厚の均一度も±10%以内とすることができるの
で、樹脂を塗布した時のような塗りむらができない。
以上,本発明の実施例について説明したが、勿論,本発
明はこれらに限定されることなく本発明の技術的思想に
基き種々の変形が可能である。
例えば、原料七ノマーのジアミンとしては他にp.p’
−ジアミノジフェニルメタンも用いることができる。
実施例では真空中で基材(3)上に膜を形成した後大気
中に取り出して加熱しているが,処理室(1)の中で基
!;t (3)の近傍に加熱源を設けて、真空中で基材
(3)に膜を形成した後,引き続き加熱しても良い。
又、ホルダー(4)は基材(3)の形状によってどのよ
うな形にも変えることができる.基材(3)上に膜が均
一に形成されるようにホルダー(4)を回転するように
してもよく、あるいは基材(3)をホルダー(4)から
ぶら下げるようにしても良い。そして全面を同時にコー
ティングするようにしても良い。
又、乾式法によって生成された金属化合物の被Mとして
、実施例では窒化チタンが用いられているが、他の金属
被覆、又は金属の窒化物、炭化物、酸化物、炭窒化物等
の金属化合物被覆にも適用できる。
例えば金属被覆としては,金、白金、銀、金合金(金一
銅,金−クローム、金−パラジウム等)、金JiliN
化物被覆としては窒化クロム(CrN) .窒化ジルコ
ニウム(ZrN) ,窒化ハフニウム(HfN) . 
窒化アルミチタン(TiAIN)等、金属炭化物被覆と
しては炭化チタン(TicL炭化クロム(CrC) ,
炭化ジルコニウム(ZrC)等,金属酸化物被覆として
は酸化チタン(TiO−.酸化クロム(CrtOユ)等
、炭窒化物被覆としては炭窒化チタン(TiCxNy)
 .炭窒化クロム(CrCxNyl等が用いられ、それ
らの種々の美しい色が利用される.例えば炭窒化クロム
(CrCxNylの場合はおおよそ、x = 0.2,
y10.8のものが用いられる.又,炭窒化チタン(T
iCxNy)の場合、X=o.i,y・09のものは赤
ぼつい金色を、又、X=0.2,y=0.l1のものは
バイオレット色を呈するので、非常にきれいである。
又、基材の材質は実施例では全て金属を用いたが、膜を
形成する時の温度に耐えられる物であれば何でも利用で
きる。
〔発明の効果〕
木弁明は以Fのような構成であるので以Fのような効東
を右ずる。
原料モノマーの選択によって透明な合成I!?脂の屯合
膜を装飾性の高い基材や耐食性の低い基材の表面に形成
させるので、基材の質感、光沢を失うことなく、汚れを
防止でき、しかも耐食性を高めることができる。又、基
村上の湿式メッキや乾式法による金属被覆、金属化合物
被覆は薄くても十分耐食性があるので経済的である。
【図面の簡単な説明】
第l図は本発明の実施例に従って基材に合成樹脂波膜を
施す装置の概略断面図、第2図は耐食試験を行っている
シャーレの概略断面図,第3A図は湿式メッキ層に生じ
るビンホールを示す断面模式図、第3B図は湿式メッキ
層のビンホールから下地金属が腐食される様子を示す断
筒模式図、及び、第4図は乾式法によー)て真空中で膜
が形成される様子を示す模式図である。 なお、図において、 tit・・・・・・・・・・処  理  室@1 図 1・・・・・・処理室 2・ ・真空排気系 3・・・・・基材 a−b・・・・原科モノマー 13 第2図 14  14”+ 1) 12 {2}・・・・・・・・・ (3)・・・・・・・・ ・ a.   b  ・・・・・・・ 第3A図 17 第3B図(a) 第3B図(b) 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 真空中で蒸発させた合成樹脂の原料モノマーを
    蒸着重合によって透明な合成樹脂被膜として基材の表面
    に形成させたことを特徴とする透明被膜を有する物品。
  2. (2) 前記基材の表面が、大気中で酸化しやすい金属
    である請求項(1)に記載の透明被膜を有する物品。
  3. (3) 前記基材が、金属被覆又は金属化合物被覆を施
    された装飾品である請求項(1)に記載の透明被膜を有
    する物品。
  4. (4) 前記透明な合成樹脂被膜の厚さが、1μm〜1
    0μmである請求項(1)乃至(3)のいずれかに記載
    の透明被膜を有する物品。
JP23401189A 1989-09-08 1989-09-08 透明被膜を有する物品 Pending JPH0397849A (ja)

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