JPH02262421A - ガラス一体ウィンドモールおよびその製造方法 - Google Patents

ガラス一体ウィンドモールおよびその製造方法

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JPH02262421A
JPH02262421A JP8431689A JP8431689A JPH02262421A JP H02262421 A JPH02262421 A JP H02262421A JP 8431689 A JP8431689 A JP 8431689A JP 8431689 A JP8431689 A JP 8431689A JP H02262421 A JPH02262421 A JP H02262421A
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JP
Japan
Prior art keywords
glass
molding
resin material
thin plate
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP8431689A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Ishiguro
勝 石黒
Haruhisa Yamamoto
山本 晴央
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiroki Corp
Original Assignee
Shiroki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shiroki Corp filed Critical Shiroki Corp
Priority to JP8431689A priority Critical patent/JPH02262421A/ja
Publication of JPH02262421A publication Critical patent/JPH02262421A/ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、自動車のガラス、特に嵌め殺し窓のガラス周
囲に固定するウィンドモールおよびその製造方法に関す
る。
「従来技術およびその問題点」 第6図ないし第8図は本考案の対象とするウィンドモー
ルMの従来例を示すものである。鋭角部(または不定形
状部)Aを有するガラスWの周囲に固定されるウィンド
モールMは、鋭角部Aに対応する形状のダイキャストモ
ールlと、上下の平行部に対応する直線モール2.3と
に3分割されている。ダイキャストモール1は、一般に
アルミ合金からなる光輝性金属材1aをアルミダイキャ
スト成形し、これに樹脂材料1bを射出成形して形成さ
れている。あるいは樹脂グイキャスト成形により全体を
樹脂材料から構成し、光輝部分にアルミ塗装を施して構
成されている。これは押出成形による同一断面材を鋭角
部Aの形状に曲折加工することは困難なためである。ま
た直線モール2.3はそれぞれ、ガラスの挿入溝を有す
る一様断面の押出材2a、3aに樹脂材料2b、3bを
押出成形して形成されている。押出材2a、3aは、一
般にステンレスから形成される。また樹脂材料1b、2
b、3bは例えば塩化ビニル樹脂から形成される。
これらのグイキャストモール1と、直線モール2.3、
およびグイキャストモール1の反対側の樹脂材料4は、
ガラスWの周囲に位置させ、第7図にII!!で示すよ
うに、直線モール2.3の押出材2a(3a)内に挿入
したクリップボルト等の固定具5を介して、車両ボディ
6に固定され、直線モール2.3の図の左端部間には、
樹脂モール4が設けられる。
ところがこの従来構造は、光輝性金属材1aと2a、3
aとの接続部、あるいは直線モール2.3の樹脂材料2
b、3bと樹脂材料4の接続部に継ぎ目のラインLが避
けられず、これが外観を極端に悪いものにしていた。
「発明の目的」 本発明は、従来のガラス一体ウィンドモールについての
以上の問題意識に基づき、光輝性金属材と光輝性金属材
、あるいは樹脂材料と樹脂材料の継ぎ目がなく、かつ製
造が容易なガラス一体ウィンドモールを得ることを目的
とする。
「発明の概要」 本発明は、従来接合構造を余儀なくされていた光輝性金
属材を、薄板として、ガラス周囲に沿う一連形状とする
ことにより、継ぎ目の問題をなくし、かつこの光輝性金
属薄板とガラスとを樹脂材料によって接合したことを特
徴としている。
また本発明は、このガラス一体ウィンドモールを効率よ
く製造できる製造方法を合わせて提供する。この製造方
法は、ガラス周囲に沿う形状であって一連の光輝性金属
薄板と、ガラスとを所定間隔隔てて射出成形型にセット
し、この射出成形型に、溶融樹脂材料を射出成形し、こ
の樹脂材料により光輝性金属薄板とガラスとを一体化す
ることを特徴としている。
光輝性金属薄板の成形は、射出成形型へのセット前に行
なってもよいが、射出成形時にこの成形を行なうことも
できる。すなわち金属薄板を平板状のまま射出成形型に
セットし、樹脂材料の射出成形時の圧力により、射出成
形型の形状に従ってこの金属薄板を成形すれば、より効
率的にガラス一体モールを製造することができる。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第3図、第
4図はガラスWおよび樹脂材料11に接合する前の光輝
性金属薄板12の形状例を示している。この光輝性金属
薄板12は、上下の直線部12a、12bと、この直線
部12a、12bを接続する傾斜部12cとを有する一
連形状をしている。
この光輝性金属薄板I2は、例えばステンレス材料から
形成されるものであり、その裏面には、適宜手段により
、接着剤層13が形成される。
この接着剤層13は、塗布して形成もよいが、例えば第
5図に示すように、ステンレス箔ロール21からステン
レス箔22を繰り出すと同時に、ホットメルト接着剤フ
ィルムロール23からホットメルト接着剤フィルム24
を繰り出し、これを一対のラミネートロール25で挟ん
で加熱加圧することにより、得ることができる。このよ
うにしてステンレス箔22の裏面にホットメルト接着剤
フィルム24を接合した複合ステンレス箔26を打ち抜
いて第3図の光輝性金属薄板12を得る。
ホットメルト接着剤フィルム24の代わりに、厚さを管
理した溶融ホットメルト接着剤をステンレス箔22に流
下させて、接着剤層13を形成してもよい。
以上の光輝性金属薄板12は平板状をしており、これが
射出成形型内にセットされる。射出成形型の、光輝性金
属薄板12の表面が当接する部分には、光輝性金属′4
板12の最終形状に応じた凹凸(通常曲面)が付されて
いる。射出成形型には同時に、この光輝性金属薄板12
と所定の間隔を隔ててガラスWがセットされる。そして
このセット状態において、ガラスWの周囲、つまり光輝
性金属薄板12との対応部分に、溶融状態の樹脂材料1
1を射出成形する。すると、この射出成形の圧力によっ
て、光輝性金属薄板12が射出成形型の凹凸に対応した
形状に成形されるとともに、樹脂材料11が接着剤層1
3を介して光輝性金属薄板12に強固に接合される。そ
してこの樹脂材料11がガラスWの周囲に同時に固定さ
れ、第1図、第2図に示す形状のガラス一体ウィンドモ
ールMが得られる。樹脂材料11の最終形状は、勿論射
出成形型の形状に依存する。
光輝性金属薄板12は、予め所定形状に成形したものを
用いることも可能であるが、以上のように射出成形時の
圧力を利用して、射出成形と同時に成形すれば、工数の
削減、コストの低下を図ることができる。
射出成形時には、樹脂材料11中に、第2図に鎖線で示
すように、従来品における固定具5に相当する固定具1
4を同時に埋め込み固定することができる。
なお光輝性金属薄板12の厚さは例えばO,15mm前
後のもの用いることができる。また接着剤層13(ホッ
トメルト接着剤フィルム24)は、ポリプロピレン変性
樹脂、あるいは接着性ポリオレフィン等の従来公知の接
着剤を用いることができる。しかしながら、樹脂材料1
1の射出成形時の溶融挙動を考慮すると、この接着剤層
13は射出成形に用いられる樹脂と同系統の樹脂を用い
ることが望ましい。さらに射出成形時の射出圧力によっ
て接着剤H13のかたよりを生じさせないという観点か
ら、接着剤層13としては、射出成形に用いる樹脂の溶
融温度とほぼ同程度か、5〜10℃程度低い溶融温度を
持つ樹脂を用いることが好ましい。
「発明の効果」 以上のように本発明によれば、光輝性金属薄板または樹
脂材料に継ぎ目が生じることがないガラス一体ウィンド
モールが得られる。すなわち高品質で、非常に優れた外
観のウィンドモールを得ることができる。また本発明方
法によれば、このウィンドモールを効率的に製造するこ
とができ、特に、光輝性金属薄板を平板状とし、これを
射出成形時の圧力で成形することにより、製造工程をよ
り単純化し、安価なガラス一体ウィンドモールを得るこ
とができる。
線、■−■線に沿う断面図である。
M・・・ガラス一体ウィンドモール、W・・・ガラス、
11・・・樹脂材料、12・・・光輝性金属薄板、13
・・・接着剤層、22・・・ステンレス箔、24・・・
ホットメルト接着剤フィルム。
特許出願人 シロキエ業株式会社 同代理人   三 浦 邦 夫
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるガラス一体ウィンドモールの実施
例を示す正面図、第2図は第1図のn −11線に沿う
断面図、第3図は射出成形前の光輝性金属薄板の形状例
を示す平面図、第4図は第3図のIV −IV線に沿う
断面図、第5図は光輝性金属薄板に対する接着剤層の形
成工程例を示す概念図である。 第6図は従来のガラス一体ウィンドモールの例を示す正
面図、第7図、第8図は第6図のVll−■第2 図 第 図 第4図 第5 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラスの周囲に固定されるガラス一体ウィンドモ
    ールにおいて、 ガラス周囲に沿う形状の一連の光輝性金属薄板と、この
    光輝性金属薄板とガラスとの両者に接合された樹脂材料
    とを有することを特徴とするガラス一体ウィンドモール
  2. (2)ガラスの周囲に固定されるガラス一体モールの製
    造方法において、 ガラス周囲に沿う形状であって一連の光輝性金属薄板と
    、ガラスとを所定間隔隔てて射出成形型にセットし、 この射出成形型に、溶融樹脂材料を射出成形し、該樹脂
    材料により光輝性金属薄板とガラスとを一体化すること
    を特徴とするガラス一体モールの製造方法。
  3. (3)請求項2において、光輝性金属薄板は、射出成形
    型へのセット時には、平板状をしていて、樹脂材料の射
    出成形時の圧力により、射出成形型の形状に従って成形
    されることを特徴とするガラス一体モールの製造方法。
JP8431689A 1989-04-03 1989-04-03 ガラス一体ウィンドモールおよびその製造方法 Pending JPH02262421A (ja)

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