JPH02260073A

JPH02260073A - 画像表示装置

Info

Publication number: JPH02260073A
Application number: JP1083533A
Authority: JP
Inventors: Daizo Oikawa; 大造及川; Mineshiro Nishikawa; 西川　峰城
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-03-31
Filing date: 1989-03-31
Publication date: 1990-10-22
Also published as: US5539426A; EP0390164B1; EP0390164A2; DE69025636T2; EP0390164A3; DE69025636D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、画像データを表示パラメータにより表示デー
タに変換して画像情報を表示するための画像表示装置に
関するものである。

（従来の技術）例えば、ＣＴ（コンピュータ断層）画像等の画像をデイ
スプレィに表示する際には、０１画像の画像情報がデイ
スプレィの表示能力に比して非常に多階調であることか
ら、全階調範囲の所望の一部に所望の表示階調特性を与
えて表示に供することが行なわれる。通常、このような
場合には、原画像データは、全階調レベルのうちの所望
のレベル、すなわちウィンドウレベル（ＷＬ）、を中心
とする所望のレベル幅、すなわちウィンドウ幅（ＷＷ）
の階調レベル範囲に、通常リニアに、表示階調が付され
た表示データに変換される。この場合のウィンドウレベ
ルおよびウィンドウ幅が、画像データを表示データに変
換する際の変換パラメータとなる。この変換パラメータ
を表示パラメータと称することにする。多くのシステム
では、これらのウィンドウ幅およびウィンドウレベルは
、オペレータがスイッチやキーボードのキーを操作した
り、つまみを回したりすることによって変化し、そのと
きのウィンドウ幅あるいはウィンドウレベルに対応する
画像が随時表示される。オペレータは、上述した操作を
繰り返し行って、ウィンドウ幅およびウィンドウレベル
を種々変化させ所望に応じた表示画像を得る。

ところで、オペレータにとっては、ウィンドウ幅および
ウィンドウレベルの値と好みの表示画像との関係がはじ
めから明確であるわけではない。

この′ため、オペレータは、ウィンドウ幅およびウィン
ドウレベルの値を、適当に設定し且ついろいろ変化させ
、各々の変化に対応する表示画像の変化の傾向をつかん
で、好みの画像に近づけてゆかなければならず、調整に
多くの時間と労力を要する。また、調整に際して選択さ
れるウィンドウ幅およびウィンドウレベルの値によって
は、画像データに含まれているオペレータにとって有益
なあるいは関心のある情報が表示画像にあられれないこ
とがあり、オペレータがその情報を見逃してしまうこと
も起こり得る。

（発明が解決しようとする課題）上述したように、従来のシステムでは、例えば、ウィン
ドウ幅およびウィンドウレベルのような表示パラメータ
の値とオペレータが関心のある画像との関係が明確でな
く、該関係を容易に把握できないため、所望の画像を得
るまでに多くの時間と労力を要することが少なくない。

そこで、本発明の目的は、表示パラメータと実際の画像
との関係が明確に把握でき、簡単な操作で所望のパラメ
ータに設定でき、容易に適切な画像を得ることが可能な
画像表示装置を提供することにある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は、画像データを表示パラメータにより表示デー
タに変換して画像情報を表示するための画像表示装置に
おいて、上述の課題を解決するため、表示画面に複数の
縮小画像を該表示画面上の少なくとも１つの所定方向に
配列して表示させるための縮小表示手段と、上記所定方
向に沿って漸次具なる表示パラメータが与えられた複数
の縮小画像を表示させるための表示制御手段と、上記表
示画面上の上記所定方向についての位置を指示するため
の指示手段と、上記指示手段により指示された位置に対
応するパラメータによる画像を表示するための表示手段
とを具備する。

（作用）本発明の画像表示装置によれば、オペレータにとって、
ウィンドウ幅およびウィンドウレベルノ値のような画像
表示パラメータの様々な値に対応する様々な画像を同時
に見ることができるので、表示パラメータの変化に対応
する表示画像の変化の傾向が一目でわかる。したがって
、オペレータが自分の好みの画像を得るまでの時間と労
力が低減され、しかも画像データに含まれるオペレータ
にとって有益な情報をオペレータが見逃す危険も減少す
る。

（実施例）第１図に本発明の一実施例による画像表示装置のシステ
ム構成を示す。

第１図に示すシステムは、中央処理装置（ＣＰＵ）１１
、記憶装置１２、転送装置１３、フレームメモリ１４、
ミクサ１５、Ｄ／Ａ　（ディジタル−アナログ）コンバ
ータ１６、デイスプレィ１７、カーソル発生回路１８、
インタフェイス１９、およびマウス２０で構成されてい
る。

ＣＰＵＩ　１、記憶装置１２、転送装置１３、カーソル
発生回路１８、およびインクフェイス１９は、共通のバ
スに接続されている。記憶装置１２は、ＣＴ装置または
磁気共鳴映像装置のようなイメージ装置２１からの原画
像データを格納する。イメージ装置２１は、原画像デー
タを生成する装置であり、予めＣＴ装置、磁気共鳴映像
装置あるいはその他の撮像装置により生成された画像が
格納された画像データベースであってもよい。転送装置
１３は、表示に供するための画像データを記憶装置１２
から例えばＤＭＡ　（ダイレクトメモリアクセス）方式
で表示用のフレームメモリ１４へ転送する。カーソル発
生回路１８は、カーソルを表示するためのデータを発生
する。ミクサ１５は、フレームメモリ１４に格納された
表示用画像情報とカーソル発生回路１８から発生したカ
ーソル表示データとをミックスする。ミクサ１５でミッ
クスされたデータは、Ｄ／Ａコンバータ１６でアナログ
信号に変換されてデイスプレィ１７に与えられ表示に供
される。インタフェイス１９を介してバスに接続された
マウス２０の操作により、カーソル発生回路１８で発生
するカーソル表示データにより表示されるカーソルの表
示位置が変化される。

例えば、ＣＴ両画像表示では、代表的な画像表示パラメ
ータとしてウィンドウ幅（ＷＷ）とウィンドウレベル（
ＷＬ）とがある。本実施例では、表示パラメータを設定
する際に、ＣＰＵＩＩの制御により、第２図に模式的に
示すように画面を１６分割し、画面のＸ軸をＷＷ軸、Ｙ
軸をＷＬ軸に対応させて１６個の縮小画像をデイスプレ
ィ１７に表示する。これら１６個の縮小表示画像は、記
憶装置１２からフレームメモリ１４へ転送される際に転
送装置により縮小されるとともにそれぞれの表示位置に
応じたウィンドウ幅値（以下「ＷＷ値」と称する）およ
びウィンドウレベル値（以下ｒＷＬ値」と称する）によ
る表示階調が与えられる。したがって、１６個の縮小画
像はそれぞれの２次元的な位置に対応するＷＷ値および
ＷＬ値を持つ。オペレータは、ポインティングデバイス
、例えばマウス２０の操作によって画面上でカーソルＣ
を移動させ、その位置に対応するＷＷおよびＷＬ値を指
定する。指定されるＷＷ値およびＷＬ値は、分割画像の
中間位置の指定を許容するようにして、ＷＷ値−ＷＬ値
空間の連続的な値から指定されるようにしてもよい。あ
るいは、分割画像単位の離散的な値のみが指定されるよ
うにして、カーソルの含まれる分割画面に表示されてい
る縮小画像の持つＷＷ値およびＷＬ値が指定されるよう
にしてもよい。

このようにして指定されたＷＷ値およびＷＬ値を持つ表
示画像は、デイスプレィ１７の上記分割表示の表示画面
とは別の表示画面に、例えば第３図に示すように大きく
表示される。もちろん、ＷＷ値およびＷＬ値の指定後に
、デイスプレィ１７の上記分割表示の表示画面と同一の
表示画面に、指定されたＷＷ値およびＷＬ値を持つ表示
画像が太き（表示されるようにしてもよい。

なお、本発明は、上述し且つ図面に示す実施例にのみ限
定されることなく、その要旨を変更しない範囲内で種々
変形して実施することができる。

例えば、複数の縮小画像をデイスプレィの表示画面のＸ
軸およびＹ軸方向にそれぞれ４分割した１６個の分割画
面に２次元的に表示するようにしたが、設定すべき表示
パラメータが１つの時は、画面上に縦、横または斜めに
１列に配列して複数個の縮小画像を表示して、該配列方
向についての指示により該パラメータを指定するように
してもよい。また、表示パラメータが多数ある場合にも
、１列の表示あるいは２次元配列表示を逐次繰り返して
多数のパラメータを指定するようにしてもよい。もちろ
ん、表示画面をさらに多数分割して多数の縮小画面を配
列表示するようにしてもよい。

また、パラメータの指定は、画面上のカーソルをマウス
によって移動させる代わりに、矢印キーによってカーソ
ルを移動させるようにしたり、画面上の座標位置をライ
トベン等によって指示するようにしてもよい。さらに、
これらのようないわゆるポインティングデバイスを用い
ずに、例えば各縮小画像に数字または符号を付し、これ
らの数字または符号をキー人力することによりパラメー
タを指定するようにしてもよい。

選択されたパラメータによる画像の表示は、デイスプレ
ィ１７の縮小画像の表示画面と同一のまたは別の表示画
面全体に表示してもよく、その−部に縮小画像よりも大
きく表示してもよい。

もちろん、設定対象とする表示パラメータは、ウィンド
ウ幅、ウィンドウレベルに限らず、フィルタリングの値
等としても同様にして実施できる。

［発明の効果］本発明の画像表示装置によれば、表示パラメータ、例え
ばＷＷ値およびＷＬ値の変化とそれに対応する表示画像
の変化の傾向が一目でわかるので所望のパラメータによ
る表示画像を容易に得ることができる。その結果、オペ
レータの負担が軽減される。また、医用画像装置に用い
た場合、診断時間が短くなり、診断精度が向上し、そし
て医師の診断スループットが上がる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による画像表示装置の構成を
示すブロック図、第２図は同実施例のパラメータ設定時
の表示画像の一例を模式的に示す図、第３図は同実施例
のパラメータ設定後の表示画像の一例を模式的に示す図
である。１１・・・中央処理装置（ＣＰＵ）　、１２・・・記憶
装置、１３・・・転送装置、１４・・・フレームメモリ
、１５・・・ミクサ、１６・・・Ｄ／Ａコンバータ、１
７・・・デイスプレィ、１８・・・カーソル発生回路、
１９・・・インタフェイス、２０・・・マウス。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）画像データを表示パラメータにより表示データに
変換して画像情報を表示するための画像表示装置におい
て、表示画面に複数の縮小画像を該表示画面上の少なく
とも１つの所定方向に配列して表示させるための縮小表
示手段と、上記所定方向に沿って漸次異なる表示パラメ
ータが与えられた複数の縮小画像を表示させるための表
示制御手段と、上記表示画面上の上記所定方向について
の位置を指示するための指示手段と、上記指示手段によ
り指示された位置に対応するパラメータによる画像を表
示するための表示手段とを具備することを特徴とする画
像表示装置。
（２）画像データを表示パラメータにより表示データに
変換して画像情報を表示するための画像表示装置におい
て、表示画面に複数の縮小画像を該表示画面上に２次元
配列して表示させるための縮小表示手段と、上記２次元
配列の各軸方向に沿ってそれぞれ漸次異なる２種の表示
パラメータが与えられた複数の縮小画像を表示させるた
めの表示制御手段と、上記表示画面上の位置を指示する
ための指示手段と、上記指示手段により指示された位置
に対応するパラメータの組合せによる画像を表示するた
めの表示手段とを具備することを特徴とする画像表示装
置。
（３）指示手段は、表示画面上にカーソルを表示させ、
該カーソルを画面上で移動させることにより画面上の位
置を指示する手段である請求項１または２に記載の画像
表示装置。
（４）指示手段は、表示画面上の任意の縮小画面を直接
指示する手段である請求項１〜３のいずれか１項に記載
の画像表示装置。
（５）指示手段は、表示画面上の任意の座標位置を指示
する手段である請求項１〜３のいずれか１項に記載の画
像表示装置。