JP2010172558A - X線撮影装置及びx線画像処理方法 - Google Patents

X線撮影装置及びx線画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】再撮影をスタートする前に、ウインドウレベルを数段階にシフトさせた画像を表示することで無駄な再撮影を低減したX線撮影装置を提供する。
【解決手段】X線撮影部での撮影及び再撮影の実行を指示する操作手段と、第1のウインドウレベルに基づいて撮影画像を階調処理して第1の画像を生成し、且つウインドウレベルを段階的にシフトした異なる複数の第2のウインドウレベルに基づいて撮影画像を階調処理して複数の第2の画像を生成する階調処理手段と、階調処理手段からの出力画像を表示する表示部と、表示部に第1の画像を表示しているときに、再撮影の指示があったときは複数の第2の画像を表示する表示制御手段と、を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、X線撮影した画像の濃度、コントラストを適切に調整して表示するオートウインドウ機能を備えたX線撮影装置及びX線画像処理方法に関する。
従来、医用画像診断装置として、X線撮影装置やX線CT装置などが普及しており、コンピュータ技術の利用により各種の医用画像データを生成することができるようなっている。またX線撮影装置、例えばデジタル一般撮影装置やデジタルマンモグラフィ装置においては、画像を観察する際に濃度とコントラストを適切な状態に調整するため、階調処理を施すようにしている。階調処理は、ユーザ(医師、技師等)がマウス等を操作することによって手動で調整できる。
また、画像ごとに手動調整を行うのは時間と労力を費やすため、画像収集時に画像の画素値ヒストグラムを解析し、自動的に階調処理を行うオートウインドウ機能を採用したものもある。特許文献1には、オートウインドウ機能を備えたX線診断装置の一例が開示されている。
一方、X線撮影装置では、撮影画像を表示部に表示して撮影結果を観察するが、撮影がうまく行われずに失敗撮影と判断した場合は、再撮影を行う。このため、X線撮影装置には「再撮影」ボタンを備え、再撮影を行う場合は、「再撮影」ボタンを操作することで再撮影をスタートするようにしている。
例えば、「再撮影」ボタンは表示画面に表示され、この「再撮影」ボタンをクリックすることで再撮影がスタートする。再撮影に入ると撮影済みの失敗画像は削除されるか、削除画像フォルダに移動され、観察に用いることはない。そして、オートウインドウ処理は完璧ではないので、稀にヒストグラム解析や階調計算処理が外れ濃度がずれた画像を表示することがある。
しかしながら、画像の濃度がずれていても、画像データには何ら問題が無く、階調処理がずれただけという場合が多い。この場合、階調を手動で調整すれば診断に充分な画像が得られるが、濃度がずれた画像は失敗撮影と判断してしまうユーザ(医師、技師等)もいる。例えば画像処理の経験が浅いユーザの場合、階調を手動で調整すれば済む場合であっても失敗画像と判断しやすい。このため、画像の階調を手動で調整せずに「再撮影」ボタンを押し、再撮影をスタートすることがあり、無駄な被曝を増やしていた。
特開2002−102212号公報
従来のX線撮影装置では、撮影画像を表示部に表示して撮影結果を観察し、撮影がうまく行われずに失敗撮影と判断した場合は、再撮影を行うが、画像データには何ら問題が無く、階調処理がずれただけという場合が多い。また経験が浅いユーザは、階調を手動で調整すれば済む場合であっても失敗画像と判断して再撮影をスタートすることがある。このため無駄な被曝を増やしていた。
本発明は、このような事情に鑑み、再撮影をスタートする前に、削除しようとしている画像のウインドウレベルを数段階にシフトさせた画像を表示することで無駄な再撮影を防ぐようにしたX線撮影装置及びX線画像処理方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のX線撮影装置は、X線撮影部で撮影した画像を収集するデータ収集手段と、前記X線撮影部での撮影及び再撮影の実行を指示する操作手段と、前記データ収集部で収集した撮影画像を解析して、第1のウインドウレベルを算出する第1のウインドウ計算手段と、ウインドウレベルを段階的にシフトした異なる複数の第2のウインドウレベルを算出する第2のウインドウ計算手段と、前記撮影画像を前記第1のウインドウレベルに基づいて階調処理した第1の画像を生成し、且つ前記撮影画像を前記第2のウインドウレベルに基づいて階調処理し、濃度が順次に変化した複数の第2の画像を生成する階調処理手段と、前記階調処理手段からの出力画像を表示する表示部と、前記表示部に前記第1の画像を表示しているときに、前記再撮影の指示があったときは前記複数の第2の画像を表示する表示制御手段と、を具備したことを特徴とする。
また請求項8記載の本発明のX線画像処理方法は、X線撮影部で撮影した画像を収集し、前記収集した撮影画像を解析して、第1のウインドウレベルを算出し、
前記第1のウインドウレベルに基づいて前記撮影画像を階調処理した第1の画像を表示部に表示し、前記第1の表示画像を表示しているときに再撮影の指示があったときは、ウインドウレベルを段階的にシフトした異なる複数の第2のウインドウレベルに基づいて前記撮影画像を階調処理し、濃度が順次に変化した複数の第2の画像を前記表示部に表示し、前記第2の画像の中に診断に適した画像があればそれを選択可能とし、診断に適用可能な画像がなければ指示に応じて再撮影モードに移行することを特徴とする。
本発明によれば、オートウインドウ処理がずれ、濃度等が不適切な画像が表示された場合であっても、ウインドウレベルを数段階にシフトさせた画像を表示することで、診断に使えそうな画像がないか否かを確認することができ、患者に対する無駄な被曝を低減することができる。
本発明の一実施形態に係るX線撮影装置の全体構成図。 同実施形態に係る画像データ処理部を中心にしたブロック図。 同実施形態に係る階調処理後の画像の表示例を示す説明図。 同実施形態に係る階調処理後の画像の他の表示例を示す説明図。 同実施形態に係るウインドウのシフト動作を説明する説明図。 同実施形態に係る画像の表示処理を示すフローチャート。 本発明の他の実施形態に係るウインドウのシフト動作を説明する説明図。
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明のX線撮影装置の全体構成を示すブロック図である。図1において、X線撮影装置10は、X線撮影部11とコンピュータシステム20から成る。X線撮影部11は、X線管12とX線絞り器13を含むX線照射部と、被検体Pを透過したX線を2次元的に検出し、検出結果に基づいてX線投影データを生成するX線検出器14を備えている。
X線管12は、X線を発生する真空管であり、陰極(フィラメント)より放出された電子を高電圧により加速してタングステン陽極に衝突させX線を発生する。X線絞り器13は、撮影対象部位のみにX線を照射し、被検体Pに対する被曝線量の低減と、画質向上を目的として設けている。X線検出器14は、X線絞り器13によって形成された開口を通過し被検体Pの関心領域を透過したX線によるX線像を検出する。
X線検出器14としては、デジタル処理が可能なFPD(Flat Panel Detector)を用い、被検体Pが載置される撮影台15に設けている。X線検出器14は、被検体の関心領域を透過したX線を電荷に変換して蓄積するものであり、X線を検出する微小な検出素子を列方向及びライン方向に2次元的に配列して構成している。
各々の検出素子は、X線を感知し入射X線量に応じて電荷を生成する光電膜と、この光電膜に発生した電荷を蓄積する電荷蓄積コンデンサと、電荷蓄積コンデンサに蓄積された電荷を所定のタイミングで読み出すTFT(薄膜トランジスタ)を備えている。尚、X線像の検出方式には、X線を直接電荷に変換する方式のほかに、X線を一旦光に変換したのち電荷に変換する方式がある。
X線検出器14から読み出された電荷は電圧に変換され、さらにA/D変換器によりデジタル信号に変換されて出力される。X線検出器14からのデジタル信号は、データ収集部16を介して読み出され、コンピュータシステム20のバスライン21にデジタル投影データ(X線画像データ)を伝送する。尚、X線管12には高電圧発生部17が接続されており、高電圧発生部17からX線管12に対して管電圧、管電流が供給される。
コンピュータシステム20は、バスライン21に接続されたシステム制御部22、操作部23、表示部24、画像データ処理部25、データ記憶部26を備えている。システム制御部22は、CPU、ROM等を有し、X線撮影装置10の各ユニットを統括的に制御する。
操作部23は、医師等のユーザが各種コマンドの入力等を行なうもので、操作コンソール、キーボード、トラックボール、ジョイスティック、マウス、マウスホイール等の入力デバイスや、表示パネルあるいは各種スイッチ等を備えたインタラクティブなインターフェースである。
また操作部23は、被検体情報の入力、X線絞り器13の制御信号の入力を行う。また撮影台15の位置や、X線管12の管電圧や管電流を含むX線照射条件の設定等を行なう。表示部24は、画像データ等の表示を行う。
画像データ処理部25は、データ収集部16からのX線画像データに基づいて診断用の画像データを生成する。データ記憶部26は、生成された画像データを記憶する。画像データ処理部25における画像データの処理や、データ記憶部26に対する画像データの記憶や画像データの読み出しは、システム制御部22の制御のもとに行われる。
また、システム制御部22には、高電圧発生部17を制御する高電圧制御部27と、X線絞り器13を制御する絞り制御部28、及び撮影台15の位置を制御する制御部(図示せず)を有し、これら高電圧制御部27と、絞り制御部28等をシステム制御部22によって制御する。
高電圧発生部17は、X線管12の陰極から発生した熱電子を加速するために、陽極と陰極の間に印加する電圧を発生させるものであり、高電圧制御部27は、操作部23から入力されたX線照射条件に基いて、高電圧発生部17の管電流/管電圧、照射時間、照射繰り返し周期等を制御する。
次に、図2を参照して本発明の特徴部である画像データ処理部25について説明する。図2は、本発明のX線撮影装置10を、画像データ処理部25を中心に示したブロック図である。
画像データ処理部25は、ヒストグラム作成部31、画像処理部32、オートウインドウ計算部33、シフトウインドウ計算部34、階調処理部35、及び表示インターフェース(I/F)36を有する。表示インターフェース(I/F)36は表示部24に接続され、表示I/F36には、操作部23が接続されている。表示I/F36は、システム制御部22の制御のもとに動作し、操作部23の操作に応じて表示部に24に各種の画像等を表示するものであり、表示制御部を構成する。
ヒストグラム作成部31及び画像処理部32は、バスライン21に接続されており、オートウインドウ計算部33とシフトウインドウ計算部34は、階調処理部35に接続されている。階調処理部35は表示I/F36に接続されている。
ヒストグラム作成部31は、データ収集部16で収集したX線画像データの画素値のヒストグラムを作成し、ヒストグラムの形状、統計量などを解析し、直接線部、人体部、絞り部の識別を行う。尚、直接線部は、X線管12からのX線が被検体Pを透過せずにX線検出器14に直接入射した成分を表し、絞り部は、X線がX線絞り器13に当たってできる影の成分を表す。
画像処理部32は、収集したX線画像データの周波数強調、ノイズ低減、ダイナミックレンジ圧縮など、階調処理以外の画像処理を行う。オートウインドウ計算部33は、ヒストグラム作成部31で識別した人体部の画像を表示する際に、人体部に適したウインドウを算出し、画像の濃度及びコントラストが適切になるように標準ウインドウ幅WWと標準ウインドウレベル(第1のウインドウレベル)WLを算出する。
シフトウインドウ計算部34は、再撮影を表す「再撮影」ボタン(後述)が押されたときに、ウインドウ幅が一定で、ウインドウレベルを数段階シフトさせた画像を表示するためのブロックであり、表示画像に適用するウインドウ幅と、数段階のシフトウインドウレベル(異なる複数の第2のウインドウレベル)を算出する。
階調処理部35は、画像処理部32から入力した画像データを、オートウインドウ計算部33又はシフトウインドウ計算部34で算出したウインドウ値(ウインドウ幅とウインドウレベル)を用いて階調処理を行う。
操作部23は、操作コンソール、キーボード、マウス等を含み、表示部24に表示された「再撮影」ボタンの操作や、画像選択、表示、処理変更、転送等の各種の指示を行う。これらの操作は表示I/F36により、階調処理部35、シフトウインドウ計算部34にインプットされ、画像上に反映される。
次に画像データ処理部25の動作を、図3〜図6を参照して説明する。図3(a)は、階調処理部35によって階調処理された画像データを表示部24に表示したとき表示画面を示す。このときは、オートウインドウ計算部31の計算結果に基づいて階調処理され、濃度及びコントラストが調整される。しかしオートウインドウ処理は完璧ではないため、稀にヒストグラム解析や階調計算処理が外れ、濃度がずれた画像を表示する事がある。図3(a)は、濃度がずれた(異常に濃度が高い)画像の一例を示している。
この場合、ユーザによっては、このままでは診断に使えないと判断することがある。つまりX線撮影装置がデジタル化して間もない等の事情により、例えば、フィルム装置での撮影に慣れたユーザは、フィルムの感覚が残っているため、表示画像の濃度がずれていると失敗撮影と判断しやすい。このため再撮影を行おうとして「再撮影」ボタン41を押してしまう。「再撮影」ボタン41が押されるとX線撮影装置10は、撮影済みの画像を削除するか、又は削除画像フォルダに移動して再撮影モードに移行する。
しかしながら、画像の濃度がずれていても、画像データには何ら問題が無く、階調処理がずれただけという場合が多い。この場合、階調を手動で調整すれば診断に充分な画像が得られるが、経験の浅いユーザは、それに気づかず再撮影を実施するケースがある。
そこで、シフトウインドウ計算部34は、予め検査プロトコルに登録しておいた標準的なウインドウ幅(WW)及びウインドウレベル(WL)を中心にして、ウインドウレベルを数段階にシフトさせるシフトウインドウを計算する。そして、「再撮影」ボタン41が押されたときに階調処理部35は、上記の計算結果によるシフトウインドウレベルに基いて階調処理を実行する。ここで、ウインドウレベルのシフト量も予め検査プロトコルに登録しておく。これにより、コントラストが一定で濃度が順次に変化する一連の画像ができる。
階調処理された画像データは表示I/F36を介して表示部24に供給される。その結果、表示部24には、図3(b)に示すように、濃度が順次に変化した一連の画像がサムネイル画像として表示される。したがって、ユーザはこのサムネイル画像を観察することで、この中に診断に使えそうな候補画像の有無を確認することができる。
つまり、このサムネイル画像は、階調を調整すれば診断に使用できる画像がある可能性をユーザに対して報知するメッセージ画像となる。また画面上に「画像を選択してください」といったメッセージ42を表示することが望ましい。ユーザは複数の候補画像の中から診断に適した画像があればそれを選択することで、図3(c)で示すように選択した画像が拡大表示される。この例では、図3(b)の点線で囲った画像が選択された場合を示している。
図3(c)の画面には「OK」ボタン43が表示され、「OK」ボタン43を押すことで選択した画像が選択され、診断に使用される。また再撮影は中止される。またユーザは、必要に応じて階調を微調整した後、「OK」ボタン43を押すようにしてもよい。階調の微調整は操作部23を操作することで行うことができる。なお、図3(c)の画面に「戻り」ボタン(図示せず)を設け、(b)のサムネイル画像の表示画面に戻るようにしてもよい。これにより、他の候補画像をもう一度確認した上で、選択することができる。
以上のプロセスにより、画像データは正常だが、濃度がずれた画像に対し失敗撮影と判断し再撮影を実施してしまうユーザでも、画像を無駄に削除することを防止することができる。なお、X線の照射条件が不適切であったり、患者が動いた場合など階調処理とは別の原因が存在し、ウインドウレベルをシフトしても診断に適した画像ができないと判断すれば、「再撮影」ボタン41を押し、再度撮影を行うことになる。
尚、図3(b)のようにサムネイル画像を表示する場合、1画面に表示可能な画像の枚数には限界があるため、複数枚ずつスクロール表示し、順次に表示画像を切り替えるようにすると良い。
また、図4に示すように、ウインドウをシフトした画像を所定の時間毎に切り替えて順次に1枚ずつ表示し、その中に診断に適した画像があれば「OK」ボタン43で選択するようにしてもよい。
図5は、ウインドウのシフト動作を説明する説明図である。図5において、横軸は階調処理する前、つまり画像処理部32からのデータの入力値を示し、縦軸は階調処理されたあとの出力値を示している。予め検査プロトコルに登録しておいた標準的なウインドウ幅とウインドウレベル(太線50)を中心にし、ウインドウ幅を一定とし、ウインドウレベルを図の右方向又は左方向に段階的にシフトさせると、出力値は順次に変化する。
ウインドウレベルのシフト量も予め検査プロトコルに登録しておけば、図5のように数段階にシフトしたウインドウが準備される。したがって、撮影画像データを各ウインドウで階調処理すれば、コントラストが一定で濃度が段階的に変化する候補画像ができる。
以上の動作を図6のフローチャートを参照して説明する。図6の処理はシステム制御部22の制御のもとに行われる。ステップS1においては、当日検査予定の患者リストから患者を選択し、検査をスタートする。ステップS2は、患者のポジショニングのステップであり、患者の検査部位に合せて、X線管12及びX線検出器14の位置決めを行う。
ステップS3では、撮影を行い、ステップS4では、収集した撮影画像の画像処理を行うとともに、オートウインドウ計算部31で算出した計算データに基づいて階調処理をかけ、表示部24に表示する。次のステップS5は、ユーザ(例えば術者)による表示画像の確認ステップであり、良好な画像(YES)であればステップS6で検査を終了する。
ここで、オートウインドウ処理は完璧ではないので、稀にヒストグラム解析や階調計算処理が外れ、濃度がずれた画像を表示することがある。この場合、ユーザはこのままでは診断に使えないと判断する。
デジタル一般撮影装置、デジタルマンモグラフィ装置についてよく理解しているユーザであれば、階調処理がずれているだけで画像データに問題はない可能性が高いと判断でき、ステップS7おいて、手動で階調を調整する。ステップS8において、調整した画像が良好(YES)であると判断すればステップS6に進み検査を終了する。またステップS8で、X線条件が不適切であったり、患者が動いたなどの原因により、階調を調整しても診断に適さないと判断すれば、次のステップS9で「再撮影」ボタン41を押し、ステップS2に戻って再撮影のモードに移行する。
一方、従来のフィルム装置に慣れて、フィルムの感覚が残っているユーザ等は、表示画像の濃度がずれていると失敗撮影と判断し、ステップS10で「再撮影」ボタンを押してしまう。するとステップS11では、予め検査プロトコルに登録しておいた標準的なウインドウ幅及びウインドウレベルを中心に、ウインドウレベルを数段階にシフトさせるシフトウインドウを計算し、これを用いて階調処理を実行する。これにより、階調処理した画像を候補画像としてサムネイル表示し、この中に検査に使えそうな画像があるかどうか、確認を促すメッセージ画像を表示する。
ステップS12において、診断に適した画像があれば選択し、必要に応じて階調を微調整し、ステップS13で良好な画像がある(YES)と判断すれば、ステップS6に進み検査を終了する。また、X線条件が不適切や、患者が動いたなど階調処理とは別の原因があり、ウインドウをシフトしても診断に適した画像ができないと判断すれば、ステップS14において「再撮影」ボタン41を押し、ステップS2に戻って再度撮影を行う。
このように本発明の一実施形態によれば、画像データは正常だが濃度がずれた画像に対し失敗撮影と誤判断しても、再撮影を実行する前にメッセージ画像を表示することにより、診断に適用できる画像の有無を提示することができる。したがって画像を無駄に削除することなく有効に利用することができる。
次に本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、ウインドウレベルのシフトの方向及びウインドウレベルのシフト量の決定方法に特徴がある。即ち、標準ウインドウ幅及び標準ウインドウレベル(第1のウインドウレベル)は、オートウインドウで計算された値を用いるが、第2のウインドウレベルのシフトの方向を、標準ウインドウ幅及び標準ウインドウレベルで階調処理した画像データのROI(Region of Interest)内の平均画素値により、低濃度側にシフトするか、低濃度側及び高濃度側の両側にシフトするか、又は高濃度側にシフトするかを決定する。
ここで、ROI及びシフト方向を判断する境界の画素値は予め検査プロトコルに登録しておく。また標準ウインドウ幅及び標準ウインドウレベルで階調処理した画像データのROI内の平均画素値をもとにウインドウレベルのシフト量を決定し、平均画素値ごとのシフト量を検査プロトコルに登録する。
図7は、第2の実施形態でのウインドウレベルのシフト動作を説明する説明図である。図7(a)は、ROI内の平均画素値が低い画像51と、ROI内の平均画素値が高い画像52を例示している。ROI内の平均画素値が低い画像51は、元々濃度が高い(暗い)ため平均画素値が或る閾値よりも低い状態では、ウインドウレベルを高濃度側にシフトしても画像は黒くなるだけである。逆にROI内の平均画素値が高い画像52は、元々濃度が低い(明るい)ため平均画素値が或る閾値よりも高い状態では、ウインドウレベルを低濃度側にシフトしても画像は白くなるだけである。
したがって、図7(b)に示すように、ROI内の平均画素値が低い画像51については、ウインドウレベルを低濃度側、つまり画像が徐々に明るくなる方向にシフトする。またROI内の平均画素値が所定の閾値(例えばh1)以下ではシフト量を固定し、それ以上、濃度が高く(黒く)ならないようにする。
また、図7(b)に示すように、ROI内の平均画素値が高い画像52については、ウインドウレベルを高濃度側、つまり画像が徐々に暗くなる方向にシフトする。またROI内の平均画素値が所定の閾値(例えばh2)以上ではシフト量を固定し、それ以上、濃度が低く(白く)ならないようにする。
さらに、図7(b)に示すように、ROI内の平均画素値が中間レベルh0を中心に所定の範囲内(h01〜h02)にある画像については、ウインドウレベルを低濃度側及び高濃度側の両方向にシフトし、平均画素値が中間レベルh0付近ではシフト量を小さくする。これにより、診断に適した画像をより早く見つけることができる。
以上述べたように本発明によれば、再撮影する前に、コントラストが一定で濃度を段階的に変化させた候補画像を表示することができるため、再撮影前に必ず再撮影の必要性を判断することが可能となり、無駄な再撮影を防止することができる。また患者に対する無駄な被曝を低減することができる。
尚、以上の実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
10…X線撮影装置
11…X線撮影部
12…X線管
13…X線絞り器
14…X線検出器
15…撮影台
16…データ収集部
17…高電圧発生部
20…コンピュータシステム
21…バスライン
22…システム制御部
23…操作部
24…表示部
25…画像データ処理部
26…データ記憶部
27…高電圧制御部
28…絞り制御部
31…ヒストグラム作成部
32…画像処理部
33…オートウインドウ計算部
34…シフトウインドウ計算部
35…階調処理部
36…表示インターフェース(I/F)

Claims (12)

  1. X線撮影部で撮影した画像を収集するデータ収集手段と、
    前記X線撮影部での撮影及び再撮影の実行を指示する操作手段と、
    前記データ収集部で収集した撮影画像を解析して、第1のウインドウレベルを算出する第1のウインドウ計算手段と、
    ウインドウレベルを段階的にシフトした異なる複数の第2のウインドウレベルを算出する第2のウインドウ計算手段と、
    前記撮影画像を前記第1のウインドウレベルに基づいて階調処理した第1の画像を生成し、且つ前記撮影画像を前記第2のウインドウレベルに基づいて階調処理し、濃度が順次に変化した複数の第2の画像を生成する階調処理手段と、
    前記階調処理手段からの出力画像を表示する表示部と、
    前記表示部に前記第1の画像を表示しているときに、前記再撮影の指示があったときは前記複数の第2の画像を表示する表示制御手段と、
    を具備したことを特徴とするX線撮影装置。
  2. 前記表示部に前記第1の画像とともに前記再撮影を指示する指示ボタンを表示し、前記表示制御手段は、前記指示ボタンが選択されたときに前記第1の画像に代えて前記第2の画像を表示することを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記第2の画像を表示したあとに前記再撮影の指示があったときは前記第1、第2の画像を削除することを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  4. 前記第2の画像として、濃度が順次に変化した複数のサムネイル画像を表示することを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  5. 前記第2の画像として、濃度が順次に変化した複数の画像を所定の時間毎に切り替えて表示することを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  6. 前記階調処理手段は、前記第1の画像の注目部位(ROI)の平均画素値を算出し、前記平均画素値が予め設定した範囲外にあるときは、前記第2のウインドウレベルを中間レベルの方向にシフトさせ、前記平均画素値が予め設定した範囲内にあるときは、前記中間レベルを中心に両方向にシフトさせて前記第2の画像を生成することを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  7. 前記階調処理手段は、前記第1の画像の注目部位(ROI)の平均画素値を算出し、前記平均画素値が予め設定した範囲外にあるときは前記第2のウインドウレベルのシフト量を大きくし、前記平均画素値が予め設定した範囲内にあるときはシフト量を小さくすることを特徴とする請求項1記載のX線撮影装置。
  8. X線撮影部で撮影した画像を収集し、
    前記収集した撮影画像を解析して、第1のウインドウレベルを算出し、
    前記第1のウインドウレベルに基づいて前記撮影画像を階調処理した第1の画像を表示部に表示し、
    前記第1の表示画像を表示しているときに再撮影の指示があったときは、ウインドウレベルを段階的にシフトした異なる複数の第2のウインドウレベルに基づいて前記撮影画像を階調処理し、濃度が順次に変化した複数の第2の画像を前記表示部に表示し、
    前記第2の画像の中に診断に適した画像があればそれを選択可能とし、診断に適用可能な画像がなければ指示に応じて再撮影モードに移行することを特徴とするX線画像処理方法。
  9. 前記第2の画像として、濃度が順次に変化した複数のサムネイル画像を表示することを特徴とする請求項8記載のX線画像処理方法。
  10. 前記第2の画像として、濃度が順次に変化した複数の画像を所定の時間毎にずらして表示することを特徴とする請求項8記載のX線画像処理方法。
  11. 前記第1の画像の注目部位(ROI)の平均画素値を算出し、前記平均画素値が予め設定した範囲外にあるときは、前記第2のウインドウレベルを中間レベルの方向にシフトさせ、
    前記平均画素値が予め設定した範囲内にあるときは、前記中間レベルを中心に両方向にシフトさせることを特徴とする請求項8記載のX線画像処理方法。
  12. 前記第1の画像の注目部位(ROI)の平均画素値を算出し、前記平均画素値が予め設定した範囲外にあるときは前記第2のウインドウレベルのシフト量を大きくし、前記平均画素値が予め設定した範囲内にあるときはシフト量を小さくすることを特徴とする請求項8記載のX線画像処理方法。
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