JPH02257766A - 画像通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿サイズの異なる受信画情報を一定サイズ
の記録紙に印刷記録させる画像通信装置に関する。

従来の技術 従来のこの種の装置は、第４図に示すように、通信回線
りに接続されたＮＣＵ　（網制御ユニット）１と、受信
信号から符号化画情報を復調するモデム２と、復調され
た符号化画情報を一旦蓄積するバッファメモリー３と、
蓄積された符号化画情報を１ライン分ずつ復号する復号
化部４と、復号されたライン画情報を一旦記憶するライ
ンメモリー５と、ラインメモリー５から転送されたライ
ン画情報を一定サイズの記録紙７に印刷記録する記録ヘ
ッド６と、原稿サイズ情報の受信を含む所定の通信手順
を実行する通信制御部８と、この通信制御部８が受信し
た原稿サイズ情報にしたがって記録紙上での画情報の記
録位置を可変設定する記録位置可変手段９と、表示部お
よび操作部が配置された操作パネル１０と、全体の動作
を制御する主制御部１１とを有していた。

その動作は、第５図に示すように、復調および復号され
た受信画情報を１ライン分ずつラインメモリー５から記
録ヘッド６へ転送して一定サイズの記録紙に印刷記録さ
せるに際し、受信画情報の原稿サイズと記録紙７のサイ
ズを比較する（Ｓｌ−Ｓ５）。

両者のサイズが合致していた場合には、ラインメモリー
５からの読出開始アドレスを記録ヘッド６の左端位置に
合わせる。これにより、受信画情報は記録紙７の全幅を
使って印刷記録される（Ｓ６２．３７〜５１０）。

一方、受信画情報の原稿サイズが記録紙７のサイズよシ
も小さかった場合には、つまシ記録紙の幅が余る場合に
は、両者のサイズ差に応じた分■だけ、ラインメモリー
５からの読出開始アドレスを記録ヘッド６の左端よシも
中央側へ移動（シフト）させる。これにより、受信画情
報は、その原稿の範囲が記録紙の中央にくるように印刷
記録される（Ｓ６１，８７〜５ＩＯ）。

これによシ、たとえば３４幅の記録紙７が装着されてい
る装置において、Ａ４幅の原稿の画情報を受信した場合
には、第６図に示すように、３４幅の記録紙７の両幅端
側にそれぞれＢ４とＡ４のサイズ差に相当する分（Ｘ）
の余白を生じた受信文書が印刷記録される（たとえば、
特開昭６１−１８２３７４号公報、特開昭６２−３８６
６１号公報参照）。

発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成によれば、受信文書を原稿サイズ種
別に体裁良く整理することが面倒となるという問題があ
った。

上述の問題は以下の理由で生じる。

すなわち、上述した従来の装置の受信文書は、元の原稿
のサイズの種類に関係なく一定サイズの記録紙に印刷記
録されたものであるため、受取人が受信文書を体裁良く
整理するためには、文書の記録内容から元の原稿サイズ
を判別し、元の原稿サイズが小さい種類のものであると
判別した場合には、元の原稿の範囲だけを残して裁断あ
るいは折込などの処理を行う必要がある。

ところが、元の原稿に白地部分が多かったシすると、記
録内容から原稿サイズ種を判別することが難しくなる。

また、原稿サイズ種が判別しても、元の原稿の範囲だけ
を残すためには、記録紙の両幅端側に生じた余白部分を
それぞれに定規などを使って裁断あるいは折込しなけれ
ばならなかった。

上述した問題の対策手段としては、記録紙の幅を受信画
情報の原稿サイズ種に合わせて自動的に裁断させるよう
にするか、あるいは複数種類のサイズの記録紙を受信画
情報の原稿サイズ種に応じて使いわけるようにするなど
の手段が考えられる。

しかし、このような手段を装備することは、装置を著し
く複雑かつ大型化し、さらに高コスト化するため、一般
の普及型ファクシミリ装置などでは実現が困難である。

本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、一般の
普及型ファクシミリ装置などでも容易に実現できる構成
でもって、受信画情報の原稿サイズを受信文書から判別
すること、および受信文書を原稿サイズ種別に体裁良く
整理する作業を行ないやすくすることができる画像通信
装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上述の課題を解決するため、受信画情報を一定
サイズの記録紙に印刷記録する記録手段の幅方向での記
録開始位置を記録紙の一方の幅端側の定位置に定める、
という構成を備えたものである。

作用 本発明は、上述の構成によって、受信画情報の原稿サイ
ズがいずれの種類であっても、その原稿の一方の幅端が
記録紙の一方の幅端側の定位置に揃えられて記録される
とともに、原稿サイズが記録紙サイズよりも小さいこと
によシ生じる余白部分が記録紙の他方の幅端側だけに集
められるようになるため、一般の普及型ファクシミリ装
置などでも容易に実現できる構成でもって、受信画情報
の原稿サイズ種を受信文書から判別すること、および受
信文書を原稿サイズ種別に体裁良く整理する作業を行な
いやすくすることが可能となる。

実施例 第１図は本発明の一実施例による画像通信装置の概略構
成を示すものであって、１は通信回線りに接続されたＮ
ＣＵ　（網制御ユニット）、２は受信信号から符号化画
情報を復調するモデム、３は復調された符号化画情報を
一旦蓄積するバックアメモリ−４は蓄積された符号化画
情報を１ライン分ずつ復号する復号化部、５は復号され
たライン画情報を一旦記憶するラインメモリー　６はラ
インメモリー５から転送されたライン画情報を一定サイ
ズの記録紙７に印刷記録する記録手段としての記録ヘッ
ド、８は原稿サイズ情報の受信を含む所定の通信手順を
実行する通信制御部、１０は表示部および操作部が配置
された操作パネル、１１は全体の動作を制御する主制御
部、１２は記録ヘッド６によって記録される画情報の幅
方向での記録開始位置を記録紙７の一方の幅端側の定位
置に定める記録位置決定手段である。

実施例において、記録位置決定手段１２は、記録ヘッド
６へ転送するためにラインメモリー５から読み出される
ライン画情報の読出開始アドレスを上記記録ヘッド６の
左端に固定設定することによって、画情報の幅方向での
記録開始位置を記録紙７の左端に定めるように構成され
ている。この記録位置決定手段１２は、上記主制御部１
１とともに、マイクロ回路化された汎用情報処理装置い
わゆるマイクロコンビーータを用いて集中的に構成する
ことができる。

以上のように構成された画像通信装置について、以下そ
の動作を説明する。

まず、第２図に示すように、復調および復号された受信
画情報は１ライン分ずつラインメモリー５に転送される
（８１〜Ｓ４）。

ラインメモリー５に転送されたライン画情報は、記録ヘ
ッド６に転送されて一定サイズの記録紙に印刷記録され
る（８５〜Ｓ８）。

上述した一連の動作（Ｓｌ−Ｓ８）において、記録ヘッ
ド６への転送のためにラインメモリー５から読み出され
るライン画情報の読出開始アドレスは、上記記録位置決
定手段１２によって、受信画情報の原稿サイズ種の別に
関係なく、常に記録ヘッド６の左端に合わせられる（Ｓ
５）。

上述した動作によれば、原稿サイズと記録紙サイズとを
比較する動作、およびこの比較結果に基づいて記録開始
位置を可変する動作が省略される。

また、受信画情報の原稿サイズがいずれの種類であって
も、その原稿の左端が記録紙の左側に揃えられて記録さ
れる。これとともに、原稿サイズが記録紙サイズよシも
小さいことによシ生じる余白部分が、記録紙の右端側だ
けに集められるようになる。

たとえば３４幅の記録紙７が装着されている装置におい
て、Ａ４幅の原稿の画情報を受信した場合には、第３図
に示すように、Ｂ４とＡ４のサイズ差による余白は、３
４幅の記録紙７の右端側だけに集められて生じるように
なる。

これによシ、受信画情報の原稿サイズ種は、記録紙７の
右端側だけに集められた余白の大きさによって、容易に
判別することができるようになる。

また、受信文書をサイズ種別に体裁良く整理するだめの
裁断あるいは折込などの処理は、記録紙の右端側だけ行
なえばよいため、作業が非常に行ないやすくなる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、受信画情報
を一定サイズの記録紙に印刷記録する記録手段の幅方向
での記録開始位置を記録紙の一方の幅端側の定位置に定
めることによって、受信画情報の原稿サイズがいずれの
種類であっても、その原稿の一方の幅端が記録紙の一方
の幅端側の定位置に揃えられて記録されるようになると
ともに、原稿サイズが記録紙サイズよシも小さいことに
よシ生じる余白部分が記録紙の他方の幅端側だけに集め
られるようになるため、一般の並及型ファクシミリ装置
などでも容易に実現できる構成でもって、受信画情報の
原稿サイズ種を受信文書から判別すること、および受信
文書をサイズ種別に体裁良く整理する作業が行ないやす
くなる、という効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による画像通信装置の概略構
成図、第２図は同装置の動作概略を示すフローチャート
、第３図は同装置による受信文書の記録状態を示す図、
第４図は従来の画像通信装置の概略構成図、第５図は同
装置の動作概要を示すフローチャート、第６図は同装置
による受信文書の記録状態を示す図である。 Ｌ・・・通信回線、１・・・ＮＣＵ　（網制御ユニット
）、２・・・モデム、３・・・バッファメモリー　４・
・・復号化部、５・・・ラインメモリー　６・・・記録
ヘッド、７・・・記録紙、８・・・通信制御部、１０・
・・操作パネル、１１・・・主制御部、１２・・・記録
位置決定手段。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名第 図 第

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿サイズ情報の受信を含む所定の通信手順を実行する
   通信制御手段と、上記通信手順の実行後に受信される画
   情報を所定サイズの記録紙に印刷記録する記録手段と、
   この記録手段によって記録される画情報の幅方向での記
   録開始位置を記録紙の一方の幅端側の定位置に定める記
   録位置決定手段とを備えた画像通信装置。