JPH01174057A - 画像受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿サイズの異なる画情報を受信できる画像
受信装置に関する。

従来の技術 従来のこの種の装置は、第６図に示すように、回線りと
受信装置１ｏとの間に介在する回線制御部１２と、回線
りから受信されるファクシミリ通信制御信号および符号
化画信号を復調するモデム１４と、復調された符号化画
信号を元の画情報に復号する伸張部１６と、復号された
画情報を主走査方向と副走査方向の走査順に印刷記録す
る記録部１８と、モデム１４で復調された通信制御信号
に基づいて各部の動作を制御する制御部２０とを有し、
受信した画情報を所定サイズの記録紙３２に印刷記録す
ることが行われていた（たとえば、特開昭６２−３８６
６１号公報）。

この種のファクシミリ受信装置では、画信号に先立って
送られてくる制御信号から検出される厚部サイズ情報に
基づいて記録部１８などを制御することにより、元の原
稿の画像と同サイズの画像を印刷記録することができる
。

発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる構成によれば、記録部１８の記録紙サイ
ズよりも小さな原稿サイズの画情報を受信して印刷記録
した場合に、その記録された文書に生じる不要な余白部
分を取り除く作業が面倒である、という問題点があった
。

上述の問題は以下の理由で生ずる。

すなわち、たとえば特開昭６２−３８６６１号公報など
に記載されたファクシミリ受信装置のように、ＣＣＩＴ
Ｔ規格に準拠して構成されたファクシミリ受信装置では
、記録紙３２のサイズよりも小さな原稿サイズの画情報
を受信した場合、その原稿サイズを越える部分は金白と
して記録される。

たとえば、第７図のタイミングチャートは、Ｂ４横サイ
ズの記録紙３２に印刷記録を行うファクシミリ受信装置
が、Ａ４横サイズまでの原稿を読み取れる送信側から送
られてきた画情報を受信して印刷記録する場合の動作を
示す。この場合、同図に示すように、受信画情報の横方
向すなわち主走査方向への有効記録範囲３２ＡはＡＪＪ
Ｂサイズの大きさしかない。しかし、Ｂ４償サイズの記
録紙３２を使っている受信装置では、そのＡ４横サイズ
の受信画情報に“白“画情報を付加することにより日４
横サイズの画情報として印刷記録する。

“白４画情報が付加された部分は余白となる。この結果
、両側に大きな余白部分３２Ｂのある文書が印刷記録さ
れてしまう。これを元の原稿と同じＡ４サイズの文書と
してファイルするためには、“白“画情報が記録された
余白部分３２Ｂを切り取らなければならない。ところが
、元の原稿と同１、Ａ４サイズの文書が残るように、余
白部分３２Ｂをきれいに切り取るためには、スケールあ
るいはＡ４サイズの型紙などを使って切り取り線を入れ
たりしなければならず、その作業は非常に面倒であった
。

本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、記録
紙よりも小さな原稿サイズの画情報を受信じた場合に、
スケールや型紙などを使わなくても、元の原稿と同サイ
ズの文書が簡単に切り取れるような記録文書を得ること
ができる画像受信装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は上述の問題点を解決するため、受信画情報の有
効記録範囲を示すマーク情報を記録手段に与えて受信画
情報と共に印刷記録させるという構成を備えたものであ
る。

作　　用 本発明は上述の構成によって、元の原稿の範囲る示すマ
ークが付された画像が印刷記録されるために、記録紙よ
りも小さな原稿サイズの画情報を受信した場合に、スケ
ールや型紙などを使わなくても、元の原稿と同サイズの
文書が簡単に切り取れるような記録文書を得ることが可
能となる。

実施例 第１図は本発明の一実施例によるファクシミリ受信装置
の概略構成を示す。

同図に示すファクシミリ受信装置はＣＧ　Ｉ　ＴＴ規洛
に沿って構成されたものであって、回線制御部１２、モ
デム１４、伸張部１６、記録部１８、制御部２０、計数
部２２、マーキング手段２４、論理和ゲート３０などを
有する。

ここで、回線制御部１２は、回線りと受信装置１０の本
体の接続および切り離しなどを行う。また、着信検出な
ども行う。モデム１４は、回線りから受信されるファク
シミリ通信制御信号および符号化画信号を復調する。伸
張部１６は、モデム１４によって復調された符号化画信
号を元の画情報に復号する。記録部１８は、伸張部１６
で復号された画情報を主走査方向と副走査方向の走査順
に印刷記録する。

制御部２ｏは、モデム１４で復調された通信制御信号か
ら各種の制御情報を検出するとともに、検出した制御清
報に基づいて各部の動作を集中的に制御する。この制御
部２０は、マイクロ回路化された汎用情報処理装置いわ
ゆるマイクロコンピュータを用いて構成される。

この制御部２０が使用する制御情報の中には、受信画情
報の原稿サイズ情報も含まれている。すなわち、制御部
２０は、画信号に先立って送られてくる制御信号から検
出される原稿サイズ情報に基づいて記録部１８などの制
御を行う。これにより、元の原稿の画像と同サイズの画
像が記録紙３２に印刷記録されるようになっている。

計数部２２は、記録部１８の副走査方向での現記録位置
を計数する。この計数内容は制御部２０に入力される。

マーキング手段２４は、受信画情報の有効記録範囲を示
すマーク情報を記録部１８に与えて上記画情報と共に印
刷記録させる。このマーキング手段２４は記憶部２６と
データ制御部２日を有する。

記憶部２６はＲＯＭを用いて構成され、所定のマーク情
報を格納している。データ制御部２８は、記録部１８力
５受信画情報の有効記録範囲の外端部を記録するときに
、上記記憶部２６からマーク情報を読み出す。読み出さ
れたマーク情報は、論理和ゲー）３０を介して、上記記
録部１８に記録入力として与えられる。この場合、記録
部１８が受信画情報の有効記録範囲の外端部を記録しＣ
いるか否かの判定は、上記計数部２２の計数内容および
制御部２０が検出した原稿サイズ情報に基づいて行われ
る。

以上のように構成されたファクシミリ受信装置について
、以下その動作を説明する。

まず、第１図に示したファクシミリ受信装置１０が８４
横サイズの記録紙３２に印刷記録を行うように構成され
ていたとする。この日４横サイズの記録紙３２に印刷記
録を行うファクシミリ受信装置が、Ａ４横サイズまでの
原稿を読み取れる送信側から送られてきた画情報を受信
して印刷記録する場合、その動作は次のように行われる
。

すなわち、第２図にタイミングチャートで示すように、
Ａ４横サイズの受信画情報は、その両側に“白”画情報
が付加されることにより、見掛は上Ｂ４．［サイズの画
情報に水増しされて記録部に入力される（Ａ）。一方、
上記マーキング手段２４は、記録部１８の記録位置が受
信画情報の有効記録範囲３２Ａの上端部または両側部に
きたときにマーク画情報を発生する＠）。このマーク画
情報は、受信画情報と共に記録部１８に入力されて印刷
記録される（Ｃ）。これにより、記録紙３２には、元の
原、稿の範囲を示すマーク３２Ｃが付された画像が印刷
記録されるようになる。したがって、記録紙３２よりも
小さな原稿サイズの画情報を受信した場合は、スケール
や型紙などを使わなくても、元の原稿と同サイズの文書
を簡単に切り取れるような記録文書が得られる。

上記マーク３２Ｃの形状は、記憶部２６に格納するマー
ク情報の種類によって任意に選ぶことができる。

第３図および第４図はそれぞれマーク３２Ｃの記録例を
示す。

第３図に例示するマーク３２Ｇは、受信画情報の有効記
録範囲３２Ａすなわち元の原稿の範囲の４隅を鍵状に囲
って示す。また、第４図に例示するマーク３２Ｃは、受
信画情報の有効記録範囲３２Ａを破線枠で囲って示す。

また、別の実施例として、第５図に示すように、受信画
情報の有効記録範囲３２Ａを記録紙３２のいずれか一方
の側に寄せて印刷記録させるとともに、その寄せた側と
反対側の２辺にマーク３２Ｃを記録させるようにすれば
、記録紙３２の２辺だけを切り取るか折り返すかするこ
とにより、元の原稿サイズと同サイズでファイルするこ
とができる受信文書を面単に得ることができるようにな
る。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、受信画情報
の有効記録範囲を示すマーク情報を記録手段に与えて受
信画情報と共に印刷記録させることによって、元の原稿
の範囲を示すマークが付された画像が印刷記録されるた
めに、記録紙よりも小さな原稿サイズの画情報を受信し
た場合に、スケールや型紙などを使わなくても、元の原
稿と同サイズの文書が簡単に切り取れるような記録文書
を得ることが出来る、という効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるファクシミリ受信装置
の概略構成図、第２図は同装置の動作例を示すタイミン
グチャート、第３図は同装置によってマークが印刷記録
された受信文書の例を示す図、第４図は印刷記録された
受信文書の他の例を示す図、第５図は本発明の別の実施
例によって印刷記録された受信文書の例を示す図、第６
図は従来のファクシミリ受信装置の概略構成図、第７図
は従来のファクシミリ受信装置の動作例を示すタイミン
グチャートである。 Ｌ・・・・・回線、１０・・・・・・ファクシミリ受信
装置、１２・・・・・回線制御部、１４・・・・モデム
、１６・・・・・伸張部、１８・・・・・記録部、２０
・・・・制御部、２２・・・・・計数部、２４・・・・
・マーキング手段、２６・・・・記憶部、２８・・・・
データ制御部、３０・・・・論理和ゲート、３２・・・
・・記録紙、３２Ａ・・・・・有効記録範囲、３２Ｂ・
・・・・余白部分、３２Ｇ・・・・・マーク。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第７
図 、３２Ｅ　　３２Ａ　　３２Ｂ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）受信画情報を主走査方向と副走査方向の走査順に
   印刷記録する記録手段と、受信画情報の有効記録範囲を
   示すマーク情報を記録手段に与えて上記画情報と共に印
   刷記録させるマーキング手段を備えた画像受信装置。
2. （２）マーキング手段として、所定のマーク情報を格納
   した記憶手段と、記録手段が受信画情報の有効記録範囲
   の端部を記録するときに上記記憶手段からマーク情報を
   読み出して上記記録手段に与えるデータ制御手段を備え
   た特許請求の範囲第１項記載の画像受信装置。
3. （３）マーキング手段を制御するための情報源として、
   画情報に先立って受信される制御信号から原稿サイズ情
   報を検出する制御手段と、記録手段の現記録位置を計数
   する計数手段を備えた特許請求の範囲第１項または第２
   項記載の画像受信装置。