JPH0225775A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH0225775A
JPH0225775A JP63176721A JP17672188A JPH0225775A JP H0225775 A JPH0225775 A JP H0225775A JP 63176721 A JP63176721 A JP 63176721A JP 17672188 A JP17672188 A JP 17672188A JP H0225775 A JPH0225775 A JP H0225775A
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circuit
buffer circuit
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output buffer
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Shigeru Atsumi
渥美 滋
Sumio Tanaka
田中 寿実夫
Junichi Miyamoto
順一 宮本
Nobuaki Otsuka
伸朗 大塚
Kenichi Imamiya
賢一 今宮
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はウェハ・テスト機能を備え、このウェハ・テ
スト時に出力バッファ回路からデータが出力される半導
体集積回路に係り、特にウェハ・テスト時に出力バップ
ア回路で発生するノイズの低減化を図るようにした半導
体集積回路に関する。
(従来の技術) メモリ用半導体集積回路、論理用半導体集積回路等のI
Cは、周知のように外部から信号やデータを受け、内部
で演算、論理等の処理を行ない、その処理結果を外部に
出力する。例えばメモリ用ICでは、人力信号はアドレ
ス信号やコントロール信号であり、アドレスで指定され
た番地に記憶されたデータを読み出し、データ出力ピン
から出力信号として読み出しデータを出力する。そして
、メモリ用ICでは、その出力段に設けられた出力バッ
フ7回路によって例えば1009F程度の大きな負荷容
量を駆動する必要があり・、このため、出力バッファ回
路として電流駆動能力が比較的の大きなものを使用する
必要がある。この出力バッファ回路の駆動力は、動作の
高速性が要求される分野で使用されるICf!太き(す
る必要がある。
すなわち、外部負荷容量を駆動するために必要な時間が
アクセス・タイムの一部として扱われるからである。
ところで、ICの実使用時、あるいはテスト時にしばし
ば問題となることの一つにノイズの発生がある。すなわ
ち、IC内の出力バッファ回路に流れる電流が瞬時に変
化することにより電源配線に逆起電力が発生し、これが
電源に混入することによってノイズが発生する。
第7図は配線ボード上に実装されたICの概略図である
。図中、破線で囲まれた領域がIC70であり、この1
c70は入力電圧Vinが与えられる内部回路71と、
PチャネルMOSトランジスタ及びNチャネルMOSト
ランジスタからなり、この内部回路71の出力で駆動さ
れる出力バッファ回路72とから構成されている。また
、vcc及びVSSは配線ボードに供給される電源電圧
及び接地電圧である。ボードに供給される上記両電圧V
CC及びVSSは、このボード上の配線、IC内部の配
線、IC内部におけるボンディングワイヤー等にそれぞ
れ存在するインダクタンスの和であるインダクタンス成
分L1、L2それぞれを介してIC7Gに供給される。
一方、IC70の出力ツードア3と接地電圧v3.との
間には外部負荷による容量C1が、電源電圧VCCと接
地電圧VSSとの間にはIC自体の容量C2がそれぞれ
接続されている。IC内の出力バッファ回路72で駆動
する外部負荷による容量C1は上記のように100pF
程度の大きな値であり、電源ノイズはこの容量C1を出
力バッファ回路72で駆動する際に発生する。すなわち
、例えば上記第7図中のIC70がメモリ用ICであり
、その入力電圧Vlnが後数ビットからなるアドレスの
1ビット分であるとき、第8図のタイミングチャートに
示すように、アドレスが切替わり、出力バッフ7回路7
2からの出力データD outがal”レベルから“O
゛レベル切替わる場合を考える。
このときを例えば゛(]゛読みとする。予め、容量C1
に蓄えられている電荷は、出力バッファ回路72内のN
チャネルMOSトランジスタがオンすることによって接
地電圧VSSに放電される。これにより、出力データD
 outが“1”レベルから°0”レベルに変化する。
このとき、接地電圧VSSの配線に流れる電流155は
図示のように変化する。このとき、この接地電流!ss
の時間的変化の割合いdIss/dtと、上記インダク
タンス成分L2とにより、接地電圧の配線にはL2・d
 I ss/ d tなる逆起電力が発生する。すなわ
ち、IC内部では、出力バッファ回路72内のNチャネ
ルMOSトランジスタがオンした直後では接地電圧VS
Sが上昇し、その後、トランジスタのオン電流が減少す
るのに伴って負極性にひかれ、オン電流が流れなくなる
と元のOvに戻って安定する。
これとは逆に、出力バッファ回路72からの出力データ
D outが0“レベルから“1#レベルに切替わる“
1”読み時では、出力バッファ回路72内のPチャネル
MOSトランジスタがオンすることによって容量C1が
充電され、出力データD ouLが“0#レベルから′
1“レベルに変化する。このとき、電源電圧VCCの配
線に流れる電流ICCは図示のように変化する。このと
きも、この電流ICCの時間的変化の割合いdlcc/
dtと、インダクタンス成分L2とにより、電lJA電
圧の配線にはL2・dlcc/dtなる逆起電力が発生
し、図示のように電源電圧VCCが変動する。
このように出力バッファ回路72が動作することにより
、IC内部の電源電圧VCCもしくは接Ji!!電圧V
SSが変動する。これに対して入力電圧Vlnはボード
上の電′R電圧VCCもしくは接地電圧VSSの変動に
かかわず、常に一定値を保っている。すなわち、第7図
に示すように、入力電圧Vlnを発生するIC(図示せ
ず)の電源電圧VCCと接地電圧VSSは、ボード上の
IC70とは分離され、完全に別系統になっており、こ
れらの間に相互作用が存在しないからである。このため
、ボード上の10内部で電源電圧VCCもしくは接地電
圧VSSが変動すると、ボード上のIC70は誤動作を
起こす可能性がある。例えば、第9図の波形図に示すよ
うに、入力電圧Vlnが高レベル電位のときに、IC内
で接地電圧VSSが変動することにより、入力電圧Vj
nと接地電圧VSgとの電位差(V In−V ss)
がIC70の入力段トランジスタの低レベル側の閾値電
圧VILよりも小さくなると、IC70はこのときの入
力電圧Vlnを低レベル電位として検知する。従って、
このときは誤ったデータが出力され、ICは誤動作する
ことになる。
ところで、上記のように出力バッフアロ路が動作するこ
とによって発生するノイズの抑制を図るためには次の二
つの方法が考えられる。
(a)接地ri流158もしくは電源電流ICCの時間
的変化の割合いdi/dtを小さくする。
(b)インダクタンス成分L1、L2を小さくする。
さらに、前者のd I/d tを小さくするためには次
の二つの方法が考えられる。
(1)出力バッフ7回路に供給される信号波形の立ち上
がりもしくは立ち下がりをなだらかにする。
(2)出力バッファ回路を構成するトランジスタの素子
サイズを小さくして大きな電流が流れにくくする。
上記(1)の方法は出力データD outの切替え時に
出力バッファ回路内のトランジスタがオンする時期を遅
らせることに相当し、(2)の方法は出力バッファ回路
の負荷駆動能力を低下させることになる。この(1)、
(2)の方法は共に、アクセス・タイムを遅らせること
によってノイズの抑制を図るものである。
上記CB’)のd I/d tを小さくすることはIC
の製造者が行なう対策であるのに対し、(b)のインダ
クタンス成分を小さくすることはボードの設計者が行な
う対策である。すなわち、ボード上の配線長を最小に設
計することによってインダクタンス成分を小さくするこ
とができる。高速動作させるICにとっては、アクセス
−タイムを遅らせることは好ましくなく、むしろ、負荷
容量を極力速く駆動できるように出力バッファ回路を設
計し、ボードの最適化によってノイズ対策を行なうこと
が一般的である。
高速動作が可能なIcを得るためには、ある程度のノイ
ズが出力バッファ回路で発生することは覚悟し、それで
も誤動作しないようなボード設計が必要である。
このときに最大の問題となるのは、ダイソート・テスト
(D Ie  S ort T est )を始めとす
るウェハーテスト(Wafer  Te5t )時に発
生するノイズである。このウェハーテストは第10図の
構成のテスト・システムを用いて行われる。テスタ81
からの入力データD1n、電源電圧VCC及び接地電圧
VSSが、プローバ82にセットされたウェハ状態のI
C83に供給され、このIC83からの出力データD 
outはテスタ81に送られる。ところで、テスタ81
からブローバ82までの距離は非常に長くなり、例えば
1m以上になることもある。このため、両者間の各配線
に存在するインダクタンス成分はボード上のものに比べ
て著しく大きなものとなる。
低速及び中速ICでは、前記(a)の対策を施すことに
よりノイズの発生を抑制しているため、ウェハ・テスト
時でもこのノイズによる誤動作の心配はほとんどない。
しかし、ボード上で十分なノイズ対策が施されるという
仮定の下に設計される高速ICでは、このウェハ・テス
ト時におけるノイズの発生が問題になる。すなわち、高
速ICではd I/d tが大きくなるように設計され
ており、ICに供給される電源電圧VCC及び接地電圧
VSSの変動も非常に大きくなる。このため、現在のテ
スタやブローバを使用した通常のテスト・システムでは
満足に測定ができなくなる恐れがある。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の半導体集積回路は、通常のテスト・シ
ステムを用いるとウニ/X豪テスト時に発生するノイズ
により満足な測定ができなくなるという問題がある。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
あり、その目的は、実使用では十分な動作速度が得られ
、かつウニ/1・テスト時ではノイズの発生を抑制でき
、通常のテスト・システムを用いても測定を満足に行な
うことができる半導体集積回路を提供することにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) この発明の半導体集積回路は、テストモードであること
を検知するモード検知手段と、外部にデータを出力する
出力バッフ7回路と、上記出力/(ソファ回路を駆動し
、テストモードの際には上記出力バッファ回路に対する
駆動能力が低下するように制御されるプリバッファ回路
とを具備したことを特徴とする。
またこの発明の半導体集積回路は、テストモードである
ことを検知するモード検知手段と、テストモードの際に
外部負荷に対する駆動能力が低下するように制御される
出力バッファ回路と、上記出力バッファ回路を駆動する
プリバッファ回路とを具備したことを特徴とする。
さらにこの発明の半導体集積回路は、テストモードであ
ることを検知するモード検知手段と、テストモードの際
に外部負荷に対する駆動能力が低下するように制御され
るデータ出カバ・ソファ回路と、上記出力バッファ回路
を駆動し、テストモードの際には上記出力バッファ回路
に対する駆動能力が低下するように制御されるプリバッ
ファ回路とを具備したことを特徴とする。
(作用) この発明の半導体集積回路では、テストモードのときに
は、出力バッファ回路に対するプリバッファ回路の駆動
能力を低下させる、外部負荷に対する出力バッファ回路
の駆動能力を低下させるかのいずれか一方もしくは両方
の$4!gを行なうことによって、出力バッファ回路の
動作速度を遅らせることにより、ノイズの発生が抑制さ
れる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例により説明する
。第1図はこの発明の第1の実施例に係る半導体集積回
路(IC)の出力段の構成を示す回路図である。図にお
いて、IOは出力データD outを発生する出力バッ
ファ回路である。この出力バヅファ回路10は、ソース
が電源電圧VCCの印加点に接続され、ドレインがデー
タD outの出力ノード11に接続されたPチャネル
MOSトランジスタ12と、ドレインが上記ノード11
に接続され、ソースが接地電圧VSSの印加点に接続さ
れたNチャネルMOSトランジスタ13とから構成され
ている。上記両トランジスタ12.13のゲートには、
それぞれ内部データD outl’ 、D out2’
が人力されるプリバッファ回路20.30の出力が供給
される。
上記一方のプリバッファ回路20は、内部データDou
tl’を反転して上記出力バッファ回路1G内のPチャ
ネルMOSトランジスタ12のゲートに供給するCMO
Sインバータ回路21と、内部データD outl’が
供給され、後述する回路で発生されるウェハ・テスト信
号WT及びその反転信号WTに応じて動作し、内部デー
タD outl’を反転して上記出力バッファ回路1G
内のPチャネルMO3)ランジスタ」2のゲートに供給
するそれぞれ2個のPチャネルMOSトランジスタ22
.23及びNチャネルMOSトランジスタ24.25か
らなるCMOSインバータ回路2Bとで構成されている
。また、上記他方のプリバッファ回路30は、内部デー
タD ouL2’を反転して上記出力バッファ回路10
内のNチャネルMOSトランジスタ【3のゲートに供給
するCMOSインバータ回路31と、内部データD o
ut2’が供給され、後述する回路で発生されるウェハ
・テスト信号WT及びその反転信号WTに応じて動作し
、内部データD out2’を反転して上記出力バッフ
7回路10内のNチャネルMOSl−ランジスタ13の
ゲートに供給するそれぞれ2個のPチャネルMOSトラ
ンジスタ32.33及びNチャネルMO3)ランジスタ
34.35からなるCMOSインバータ回路36とで構
成されている。
なお、この実施例回路において、出力バッファ回路10
内の両トランジスタ12.13は、ノードtiに接続さ
れる図示しない外部負荷容量を高速に駆動するため、そ
れぞれのコンダクタンスは十分大きく設定されている。
また、上記一方のプリバッファ回路20では、CMOS
インバータ回路21と26のPチャネルMOSトランジ
スタ12のゲートに対する駆動能力が例えば1対9とな
るように各トランジスタのコンダクタンスが設定されて
いる。同様に他方のプリバッファ回路30でも、CMO
Sインバータ回路31と36のNチャネルMOSトラン
ジスタ13のゲートに対する駆動能力が例えば1対9と
なるように各トランジスタのコンダクタンスが設定され
ている。
上記構成でなる回路において、実使用時にはウェハ・テ
スト(M 号W Tが“0°レベル、その反転信号WT
が“1″レベルにされる。このため、−方のプリバッフ
ァ回路20ではCMOSインバータ回路21と26とが
共に動作し、内部データDoutl’が2個のCMOS
インバータ回路2L 2Bで反転されて出力バッファ回
路lO内のPチャネルMOSトランジスタ12のゲート
に供給される。同様に、他方のプリバッファ回路30で
もCMOSインバータ回路31と36とが共に動作し、
内部データD out2’が2個のCMOSインバータ
回路31.36で反転されて出力バッファ回路10内の
NチャネルMOSトランジスタ13のゲートに供給され
る。ここで、−方の内部データDoutl’ が′1”
レベルにされている場合には、プリバッファ回路20で
はその出力が2個のCMOSインバータ回路21.2B
によって駆動されるので急速に“0”レベルとなる。
これにより、出力バラフッ回路10内のPチャネルMO
5)ランジスタ12は急速にオンし、ノード11の出力
データD outは急速に“12レベルに立上がる。こ
れとは逆に、他方の内部データD ouL2’が′0”
レベルにされている場合には、プリバッファ回路30で
はその出力が2個のCMOSインバータ回路313Bに
よって駆動されるので急速に“1″レベルとなる。これ
により、出力バッファ回路lO内のNチャネルMOSト
ランジスタ13は急速にオンし、ノード11の出力デー
タD outは急速に“0゛レベルに立下がる。すなわ
ち、実使用時では十分な動作速度が得られる。
次にウェハ・テストを行なう場合の動作を説明する。こ
のウェハ・テスト時には、ウェハ拳テスト信号WTが“
1”レベル、その反転信号WTが“00 レベルにされ
る。このとき、一方のプリバッファ回路20ではCMO
Sインバータ回路2Iのみか動作し、内部データDou
L+’がこのCMOSインバータ回路21のみで反転さ
れて出力バッファ回路lO内のPチャネルMOSトラン
ジスタ12のゲートに供給される。同様に、他方のプリ
バッファ回路30でもCMOSインバータ回路31のみ
が動作し、内部データD out2’がこのCMOSイ
ンバータ回路31のみで反転されて出力バッファ回路1
0内のNチャネルMOSトランジスタ13のゲートに供
給される。
ここで、プリバッファ回路20では2個のCMOSイン
バータ回路2L 2Bの駆動能力が1対9に設定されて
おり、プリバッファ回路30でも2個のCMOSインバ
ータ回路31.3Bの駆動能力が1対9に設定されてい
る。このため、ウェハ・テスト時には出力バッファ回路
1G内のPチャネルMOSトランジスタ12とNチャネ
ルMOSトランジスタ13の各ゲートは、実使用時のと
きの1/10の駆動能力でそれぞれ駆動される。従って
、プリバッファ回路20.30の出力信号の立ち下がり
もしくは立ち上がり時間は実使用時のときの10倍に増
加し、出力バッファ回路10内のPチャネルMOSトラ
ンジスタ12もしくはNチャネルMOSトランジスタ1
3がオンする際に流れる電流の時間的変化の割合いd 
I/d tは十分に小さくなる。
この結果、tC内部の電源電圧VCCもしくは接地電圧
VSSが変動することによって発生するノイズを抑制す
ることができ、通常のテスト壷システムを用いてもウェ
ハ・テストによるAI定を満足に行なうことができる。
なお、このウェハ・テストの際には動作速度を低下させ
て動作させるため、メモリ用IC等におけるアクセス・
タイムは測定できない。しかし、ウェハ・テストで行わ
れるテスト項目はDC特性の測定や不良メモリセルのa
無等の検知などが主であるため、IC自体の動作速度を
低下させて4pj定を行なっても問題はない。
第2図はこの発明の第2の実施例に係る半導体集積回路
(IC)の出力段の構成を示す回路図である。この実施
例のICでは出力バッファ回路10内にそれぞれ2個の
PチャネルMOSトランジスタ14.15及びNチャネ
ルMOSトランジスタ16.17を設けると共に、一方
のプリバッファ回路20を前記CMOSインバータ回路
21とCMOS型のNANDゲート回路27とで構成し
、他方のプリバッファ回路30を前記CMOSインバー
タ回路31とCMOS型のNORゲート回路37とで構
成するようにしたものである。
出力バッファ回路10では2個のPチャネルMOS)ラ
ンジスタ14.15の各ソースが電源電圧VCCの印加
点に接続され、各ドレインがデータD outの出力ノ
ード11に接続されている。また、2個のNチャネルM
OSトランジスタ16.17の各ソースが接地電圧vs
sの印加点に接続され、各ドレインがデータDoutの
出力ノードllに接続されている。上記出力バッファ回
路10内の一方のPチャネルMOSトランジスタ14の
ゲートには、方のプリバッファ回路lO内のCMOSイ
ンバータ回路21の出力が供給され、他方のPチャネル
MOSトランジスタ15のゲートには、一方のプリバッ
ファ回路IO内のNANDゲート回路27の出力が供給
される。上fa N A N Dデー8回路27には内
部データD ouLl’及び後述する回路で発生される
ウェハ・テスト信号WTが供給される。上記出力バッフ
ァ回路lO内の一方のNチャネルMO5I−ランジスタ
16のゲートには、他方のプリバッファ回路30内のC
MOSインバータ回路31の出力が供給され、他方のP
チャネルMOSトランジスタ17のゲートには、他方の
プリバッファ回路30内のNORゲート回路37の出力
が供給される。上記NORゲート回路3Tには内部デー
タD out2’及び後述する回路で発生されるウェハ
・テスト信号WTが供給される。
なお、この実施例回路において、出力バッフ7回路lO
内の2個のPチャネルMOSトランジスタ14.15そ
れぞれのコンダクンスが互いに等しくかつその和が前記
第1図の実施例回路における1個のPチャネルMOSト
ランジスタI2のそれと等しくなるように設定されてお
り、出力バッファ回路10内の2yIAのNチャネルM
oSトランジスタ16.17のコンダクンスが互いに等
しくかつその和が前記第1図の実施例回路における1個
のNチャネルMOSトランジスタ13のそれと等しくな
るように設定されている。
上記構成でなる回路において、実使用時にはウェハ・テ
スト信号WTが“O”レベル、その反転信号WTが″1
ルベルにされる。このため、方のプリバッファ回路20
ではNANDゲート回路27が内部データD outl
’を反転するインバータ回路として動作し、内部データ
Doutl’がCMOSインバータ回路2I及びNAN
Dゲート回路27で反転されて出力バッファ回路10内
の2個のPチャネルMOS)ランジスタ14.15の各
ゲートに並列に供給される。同様に、他方のプリ/、(
ツファ回路30でもNORゲート回路37が内部データ
D out2’を反転するインバータ回路として動作し
、内部データD out2’がCMOSインバータ回路
31及びNORゲート回路37で反転されて出力バッフ
ァ回路10内の2個のNチャネルMOS)ランジスタl
G、17の各ゲートに並列に供給される。従って、例え
ば一方の内部データDoutl’が′1”レベルにされ
ている場合には、プリバッファ回路20内のCM OS
インバータ回路21及びNANDゲート回路2Tの出力
が共に10”レベルになり、出力バッファ回路1口内の
2個のPチャネルMOS)ランジスタ14.15が共に
オンする。このため、ノード11の出力データD ou
tは急速に“1″レベルに立上がる。また、他方の内部
データD out2’が“O“レベルにされている場合
には、プリバッファ回路30内のCMOSインバータ回
路31及びNORゲト回路37の出力が共に“1″レベ
ルになり、出力バッファ回路lO内の2個のNチャネル
MOSトランジスタ16.17が共にオンするため、ノ
ード11の出力データD outは急速に′0″レベル
に立上がる。すなわち、実使用時では十分な動作速度が
i9られる。
ウェハ・テスト時には、ウェハ・テスト信号WTが“1
ルベル、その反転信号WTが“0”レベルにされる。こ
のとき、NANDゲート回路27の出力は常に“1°レ
ベル、NORゲート回路37の出力は常に“0”レベル
となるため、出力バッファ回路10内のPチャネルMO
Sトランジスタ15及びNチャネルMOSトランジスタ
17はオフ状態になる。このため、ウェハ・テスト時に
出力バッファ回路10内のPチャネルMOSトランジス
タ14もしくはNチャネルMOSトランジスタ16がオ
ンする際に流れる電流の時間的変化の割合いdl/dt
が十分に小さくなり、IC内部の電源電圧VCCもしく
は接地電圧VSSが変動することによって発生するノイ
ズを抑制することができる。
第3図はこの発明の第3の実施例に係る半導体集積回路
(IC)の出力段の構成を示す回路図である。この実施
例のICでは上記第1図と第2図の両方の実施例回路を
組合わせることによって構成したものである。
第4図は上記第1図の実施例回路の変形例の構成を示す
回路図である。第1図の実施例では、出カバッファ回路
lO内のPチャネルMOS)ランジスタ12、Nチャネ
ルMOSトランジスタ13の各ゲートに対する駆動能力
を変えるため、プリバッファ回路20.30をCMOS
インバータ回路21.31それぞれと、ウェハ・テスト
信号WT、WTで動作が制御されるCMOインバータ回
路2B、3Bそれぞれとで構成するようにしたものであ
るが、この変形例回路ではプリバッファ回路20を図示
のように構成したものである。すなわち、電源電圧VC
Cの印加点と出力ノード40との間にはデプレッション
型のMOSトランジスタ41のソース、ドレイン間と、
PチャネルMOSトランジスタ42のソース、ドレイン
間が直列接続される。また、出力ノード40と接地電圧
Vg5の印加点との間にはNチャネルMOSトランジス
タ43のソース、ドレイン間と、デプレ・ツシコン型の
MOSトランジスタ44のソース、ドレイン間が直列接
続される。上記両トランジスタ41.44のゲートには
ウェハφテスト時に″0#レベルにされるウェハ豪テス
ト信号WTが並列に供給され、上記両トランジスタ42
.43のゲートには内部データDoutl’が並列に供
給される。
このような構成のプリバッファ回路20において、実使
用時にウェハ・テスト信号WTが“1″レベルにされる
ことによってトランジスタ4L 44のオン抵抗が十分
に小さ(なり、前記出力バッファ回路内10内のPチャ
ネルMOS)ランジスタ12のゲートは十分大きな駆動
能力で駆動される。他方、ウェハ・テスト時には信号W
Tが′0゛レベルにされることによってトランジスタ4
L 44のオン抵抗が実使用時の場合よりも大きくなり
、前記出力バッファ回路内10内のPチャネルMOSト
ランジスタ12のゲートは実使用時の場合よりは小さな
駆動能力で駆動される。なお、図示しないが、他方のプ
リバッファ回路30も人力データがD ouL2’ に
替わるだけであり、これと同様の構成にされる。
第5図は上記各実施例回路で使用されるウェハ・テスト
信号WT、WTを発生する回路の一例を示す図である。
図において、51はウェハ◆テストモード時に′1mレ
ベルに設定されるバッドである。このバッド51は通常
は高抵抗52によって接地電位VSSの′0#レベルに
設定されており、内部チップイネーブル信号CE’が′
0“レベルにされているときにはNORゲート回路53
の出力が°1°レベル、その出力を反転するインバータ
回路54の出力、すなわちウェハ・テスト信号WTが“
1ルベル、さらにこのインバータ回路54の出力を反転
するインバータ回路55の出力、すなわち信号WTが“
0”レベルとなる。他方、ウェハ・テストモードの際に
はバッド51が“1ルベルに設定され、信号WTが゛0
″レベル、信号WTが“1ルベルとなる。
第6図は上記各実施例回路で使用されるウエノ\・テス
ト信号WT、WTを発生する回路の他の例を示す図であ
る。図において、61はIC内に通常の制御信号を供給
するためのバッドである。ウェハ・テスト時、このバッ
ド61には通常の制御信号のレベル、すなわちVSS及
びVCCよりも十分に高いレベルの信号が供給される。
上記バッド61と接地電圧VSSの印加点との間には2
個のPチャネルMOS)ランジスタロ2.63と1個の
NチャネルMO3I−ランジスタロ4の各ソース、ドレ
イン間が直列接続されており、トランジスタ63と64
の接続点にはNANDゲート回路65の一方入力端が接
続されている。
上記トランジスタ63のゲートには所定のバイアス電圧
vbが供給されている。そして、ウェハ争テスト時に内
部チップイネーブル信号CE’が“0”レベルにされ、
上記バッドG1に上記バイアス電圧vbよりもPチャネ
ルMOSトランジスタ2個分の閾値電圧だけ高い電圧が
供給されているときにはNANDゲート回路65の出力
が“0“レベル、その出力を反転するインバータ回路6
Gの出力、すなわちウェハ・テスト信号WTが′1ルベ
ル、さらにこのインバータ回路B6の出力を反転するイ
ンバータ回路67の出力、すなわち信号WTが“0”レ
ベルとなる。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
く種々の変形が可能であることはいうまでもない。例え
ば通常のプリバッファ回路はその出力を可能にする出力
イネーブル信号に基づいて動作が制御されることが一般
的である。従って、上記各実施例回路でプリバッファ回
路20.30の動作を出力イネーブル信号に基づいて制
御する場合には、前記インバータ回路21.31それぞ
れを内部データD outl’  もしくはD out
2’ と出力イネーブル信号との論理を取るNANDゲ
ート回路及びNORゲート回路にそれぞれ置換える必要
があり、かつ前記インバータ回路2B、3Bでも出力イ
ネーブル信号との論理を取る必要がある。
[発明の効果] このようにこの発明によれば、実使用では十分な動作速
度が得られ、かつウニ/トチスト時ではノイズの発生を
抑制でき、通常のテスト・システムを用いても測定を満
足に行なうことができる半導体集積回路を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例に係る半導体集積回路
の出力段の構成を示す回路図、第2図はこの発明の第2
の実施例に係る半導体集積回路の出力段の構成を示す回
路図、第3図はこの発明の第3の実施例に係る半導体集
積回路の出力段の構成を示す回路図、第4図は上記第1
図の実施例回路の変形例の構成を示す回路図、第5図は
上記各実施例回路で使用されるウニ/\・テスト信号を
発生する回路の一例を示す図、第6図はば上記各実施例
回路で使用されるウエノ)・テスト信号を発生する回路
の他の例を示す図、第7図は配線ボード上に実装された
ICの概略図、第8図は上記第7図のICのタイミング
チャート、第9図は上記第7図のICの接地電圧の変化
を示す波形図、第10図はウェハ・テストを行なうため
のテストやシステムの構成を示す図である。 1G・・・出力バッファ回路、12.14.15・・・
PチャネルMOSトランジスタ、13.18.17・・
・NチャネルMOS)ランジスタ、20.30・・・プ
リバッファ回路、21、2B、 31.36・・・CM
OSインバータ回路、27・・・CMO5型のNAND
ゲート回路、37・・・CMO8型のNORゲート回路
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 ■襲 Vss 第 図 第 図 ■匡 SS 第 図 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テストモードを有する半導体集積回路において、 テストモードであることを検知するモード検知手段と、 外部にデータを出力する出力バッファ回路と、上記出力
    バッファ回路を駆動し、テストモードの際には上記出力
    バッファ回路に対する駆動能力が低下するように制御さ
    れるプリバッファ回路とを具備したことを特徴とする半
    導体集積回路。
  2. (2)テストモードを有する半導体集積回路において、 テストモードであることを検知するモード検知手段と、 テストモードの際に外部負荷に対する駆動能力が低下す
    るように制御される出力バッファ回路と、上記出力バッ
    ファ回路を駆動するプリバッファ回路と を具備したことを特徴とする半導体集積回路。
  3. (3)テストモードを有する半導体集積回路において、 テストモードであることを検知するモード検知手段と、 テストモードの際に外部負荷に対する駆動能力が低下す
    るように制御される出力バッファ回路と、上記出力バッ
    ファ回路を駆動し、テストモードの際には上記出力バッ
    ファ回路に対する駆動能力が低下するように制御される
    プリバッファ回路とを具備したことを特徴とする半導体
    集積回路。
JP63176721A 1988-07-15 1988-07-15 半導体集積回路 Expired - Lifetime JPH0664126B2 (ja)

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US07/379,280 US5046048A (en) 1988-07-15 1989-07-13 Semiconductor integrated circuit including output buffer
EP89112945A EP0350943B1 (en) 1988-07-15 1989-07-14 Semiconductor integrated circuit including output buffer
DE68919557T DE68919557T2 (de) 1988-07-15 1989-07-14 Integrierte Halbleiterschaltung mit Ausgangspuffer.
KR1019890010149A KR920001084B1 (ko) 1988-07-15 1989-07-15 반도체 집적회로

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5736849A (en) * 1994-08-25 1998-04-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and test method for connection between semiconductor devices

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5736849A (en) * 1994-08-25 1998-04-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and test method for connection between semiconductor devices

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