JP4050242B2 - 半導体集積回路装置の入出力回路 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路装置の入出力回路に関し、主に、半導体集積回路装置の信号インターフェース部における、集積回路の電源電圧より高い外部電圧を印加可能にし、及び、外部電圧までプルアップ可能にするトレラント(tolerant)入出力回路に適用し得る。
1個の半導体集積回路に集積可能な回路規模は有限であること等から、システムは複数個の半導体集積回路によって形成されるが、半導体集積回路間の信号インターフェースでは電源電圧が異なる場合がある。
従って、信号レベルが異なる(例えば3V−5V)半導体集積回路と接続する場合、低電圧側の半導体集積回路は、半導体集積回路の信号レベルに応じた信号インターフェースが必要となる場合がある。
この場合、低電圧側の半導体集積回路は、電源電圧より高い外部電源電圧を印加することができるトレラント入出力回路や、若しくは、プルアップ可能なトレラント入出力回路を、信号インターフェースとして用いることが一般的である。
特許文献1には、出力もしくは保護トランジスタ(以下、Tr)のPchメインTr(PMOSトランジスタ)を2段縦積構成とし、電極パッド(以下、PAD)側のPchメインTrをフローティングウェルとして、外部印加時に、そのPchメインTrをOFF状態にすることで、外部電圧による外部電流が電源電圧へ定常的に流れ込むことを避ける構成とする入出力回路について記載されている。
これに対して、特許文献2は、PchメインTrを1段構成とした入出力回路が記載されている。特許文献2では、HtoZ、すなわち、H状態からZ状態として外部電圧プルアップする際に、出力用PchメインTrの電位を0→Vdd(電源電圧)→VTT(外部電圧)とする場合、Vdd→VTTとする際にトレラント機能回路へ外部電圧からの流れ込み電流を利用する技術が記載されている。
特開2000−196436号公報 特開平10−163852号公報
しかしながら、特許文献1の入出力回路は、PchメインTrが2段分必要であり、又縦積構成であるため、出力回路として使用する場合、必要な駆動力及びtr/tf特性を得るために通常の2倍以上のTrサイズを必要とする。従って、セル面積が増加するという問題がある。
また、特許文献2の入出力回路は、メインTrへの印加電圧が0(ON)→Vdd(OFF)へと上昇するまでの間に、外部流れ込み電流がメインTr側へ大幅に流れるため、この間メインTrで外部プルアップ電位が滞留してしまう。従って、プルアップ時間が、通常のtr=2.2×R×Cより若干増加する動作時間に対して、数ms又はそれ以上の時間がかかってしまい極大になる現象が現れる。この場合、外部電圧による数uA〜数10uA以上の外部流れ込み電流が、数msに渡ってメインTrに流れてしまうため、基板の消費電力が増加してしまうという問題がある。
そのため、半導体集積回路装置の電源電圧より高い外部電圧にプルアップ可能な、双方向若しくは出力トライステートバッファにおいて、出力LもしくはH状態からのディスイネーブル時の外部電圧プルアップ時に、プルアップ時間を滞留なく高速にして、外部電圧から半導体集積回路側への流れ込み電流を抑える半導体集積回路装置の入出力回路を提供する。
かかる課題を解決するために、本発明の半導体集積回路装置の入出力回路は、フローティングウェル基板上にあり、電源と接地との間に接続し、ゲート電極に接続するノードの電位に応じてオン・オフすることで、接続するPAD端子に印加された外部電圧により生じた電流の上記電源への流れ込みを防ぐ第1のPMOSトランジスタと、フローティングウェル基板に接続し、PAD端子及びノードと接続する第2のPMOSトランジスタと、PAD端子における電位とイネーブル信号の電位とに基づいて、第2のPMOSトランジスタのゲート電極に印加する電位を調整する印加電位調整回路手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、半導体集積回路装置の電源電圧より高い外部電圧にプルアップすることができ、PAD端子の電位が電源電圧より大きい場合にディスイネーブル状態への遷移した時でも、プルアップ時間を滞留なく高速にして、外部電圧から半導体集積回路側への流れ込み電流を抑えることができる。
以下では、本発明に係る半導体集積回路装置の入出力回路を実施するために最良の形態について図面等を参照して説明する。
(A)第1の実施形態
以下、本発明に係る半導体集積回路装置の入出力回路の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、電源電圧よりも高い外部電圧にプルアップ可能な、双方向若しくは出力トライステートバッファ回路1の回路図である。
図1において、双方向若しくは出力トライステートバッファ回路1は、PchメインTr(PMOSトランジスタ)2、NchメインTr(PMOSトランジスタ)3及び4、出力PAD5、入力保護抵抗6、フローティングウェル充電回路7、フローティングウェル8、フローティングウェルを有するPchTr(PMOSトランジスタ)9、フローティングウェルを有するPchTr及びNchTrで構成されたトランスファーゲート10、EB−PAD電位判定部21、バイアス電圧生成部22、電源電位/バイアス電圧切替回路23、ノード31及び32、NANDゲート41、NORゲート42、インバータIV43を備える。
Pchメイン2は、フローティングウェル基板上にあり、ゲートがノード31に接続し、ソースが出力用電源電圧VDDIOに接続し、ドレインが出力PAD5及びNchメインtr3のドレインに接続する。
NchメインTr3は、ソースがNchメインTr4のドレインに接続し、ドレインがPchメインTr2のドレイン及び出力PAD5に接続し、ゲートが出力用電源電圧VDDIOに接続しノーマリーオン(常時ON)構成である。ここで、NchメインTr3のゲートは、静電気放電(ESD)対策のため、出力用電源電圧VDDIOとの間にPchTr若しくは抵抗を介してもよい。
NchメインTr4は、ゲートがノード32に接続し、ソースが接地電源GNDに接続し、ドレインがNchメインTr3のドレインに接続する。なお、NchメインTr3及びNchメインTr4は、縦積み2段構成である。
出力PAD5は、外部電圧VTTと外部抵抗30を経由して接続し、入力保護抵抗6を介したノードを通じて、フローティングウェル充電回路7及びPchTr9のドレインと接続する。なお、出力PAD5に接続する外部電位VTT及び外部抵抗30は、後述するEB−PAD電位判定部21により回路状態がディスイネーブル状態であると判定した時に、外部電圧にプルアップできるようにするためのものである。
さらに、出力PAD5から入力保護抵抗6を介したノードに、NchTr100のドレインが接続され、NchTr100のゲートがさらに出力用電源電圧VDDIOに接続され、NchTr100のソースが次段入力バッファ90の入力に接続され、入力バッファ90の出力は半導体集積回路内部への出力端子Yが接続されている。この入力バッファ90は、PAD電位に応じた論理を出力し、通常、インバータ回路2段直列接続などで構成されるものとする。
フローティングウェル充電回路7は、PAD5から入力保護抵抗6を介したノードと接続し、出力用電源電圧VDDIOに接続する。
PchTr9は、ソースがPchメインTr2のゲート電位ノード31及びフトランスファーゲート(以下TG)10のドレインに接続し、ドレインが入力保護抵抗6を介したノードを通じて出力PAD5に接続し、ゲートが電源電圧/バイアス電圧切替回路23に接続する。
TG10は、ソースが入力信号IN及びイネーブル信号EBに接続されたNANDゲート41の出力に接続し、ドレインがPchTr9のソースに接続する。
また、入力信号IN及びイネーブル信号EBは、インバータIV43を介した信号線に接続するNORゲート42に与えられ、NORゲート42の出力は、NchメインTr4のゲート32に接続する。
以上の回路構成は、従来の出力回路及び入出力回路の回路構成と同様であり、次に、EB−PAD電位判定部21、バイアス電位生成部22、電源電圧/バイアス電圧切替回路23の構成について説明する。
EB−PAD電位判定部21は、イネーブル信号EB及び出力PAD5と接続し、イネーブル信号EBの信号レベルと出力PAD5からのPAD電位とに基づいて回路状態を判定し、その判定結果に応じた切替信号をバイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23に出力するものである。
バイアス電圧生成部22は、出力用電源電圧VDDIOに接続し、生成した出力電位Vbiasを、電源電圧/バイアス電圧切替回路23に出力するものである。
電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、出力用電源電圧VDDIO及びバイアス電圧生成部22に接続し、EB−PAD電位判定部21からの切替信号に基づいて、VDDIO電圧又はバイアス電圧VbiasのいずれかをPchTr9のゲートに出力するものである。
ここで、表1は、EB−PAD電位判定部21、バイアス電位生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23の回路動作を示す表である。
Figure 0004050242
表1は、出力PAD5のPAD電位及びイネーブル信号EBの電位に基づいて回路状態を判定し、その判定結果に応じPchTr9のゲートに印加するゲート電圧の動作関係を示し、これによるPAD電位の状態と対応関係をまとめたものである。
表1に示すように、回路動作は、出力PAD5のPAD電位及びイネーブル信号EBの電位に応じて4パターン(No.1〜No.4)である。
No.1では、PAD電位がL電位であり、かつ、入力するイネーブル信号EBの電位がL電位である場合、EB−PAD電位判定部21はディスイネーブル状態と判定する。電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、EB−PAD電位判定部21が判定した状態に応じて、VDDIO電圧をPchTr9のゲートに印加する。これにより、PAD電位は、L電位から外部電位VTTにプルアップする。
No.2では、PAD電位がH電位であり、かつ、入力するイネーブル信号EBの電位がL電位である場合、EB−PAD電位判定部21はディスイネーブル状態と判定する。電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、EB−PAD電位判定部21が判定した状態に応じて、バイアス電位VbiasをPchTr9のゲートに印加する。これにより、PAD電位は、H電位から外部電位VTTにプルアップする。
ここで、出力PAD5の先には、ディスイネーブル時に外部電圧にプルアップできるように、外部電位(プルアップ電位)VTT及び外部抵抗(プルアップ抵抗)30が接続されている。
No.3では、PAD電位がL電位であり、かつ、入力するイネーブル信号EBの電位がH電位である場合、EB−PAD電位判定部21はイネーブル状態と判定する。電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、EB−PAD電位判定部21が判定した状態に応じて、VDDIO電圧をPchTr9のゲートに印加する。このとき、PAD電位はL電位である。
No.4では、PAD電位がH電位であり、かつ、入力するイネーブル信号EBの電位がH電位である場合、EB−PAD電位判定部21はイネーブル状態と判定する。電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、EB−PAD電位判定部21が判定した状態に応じて、VDDIO電圧をPchTr9のゲートに印加する。このとき、PAD電位はH電位である。
次に、フローティングウェル充電回路7の回路構成について図2を参照して説明する。フローティングウェル充電回路7は、PchTr71〜73、抵抗74を備える。
PchTr71は、フローティングウェル8基板上にあり、ゲートが抵抗74を介して出力用電源電圧VDDIOに接続し、ソースがフローティングウェル8に接続し、ドレインが出力PAD5から入力保護抵抗6を介したノードに接続する。
PchTr72は、ゲートが出力PAD5から入力保護抵抗6を介したノードに接続し、ソースが出力用電源電圧VDDIOに接続し、ドレインがフローティングウェル8に接続する。
PchTr73は、ゲート及びドレインがフローティングウェル8に接続し、ソースがフローティングウェル8に接続する。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態に係るトライステートバッファ回路1の回路動作について図面を参照して説明する。
以下では、イネーブル状態である場合に入力信号INが状態遷移する時の回路動作と、入力信号INの状態に応じてイネーブル状態からディスイネーブル状態に遷移する時の回路動作について順に説明する。
なお、以下では、イネーブル信号EBが、H電位のときイネーブル状態とし、L電位のときディスイネーブル状態として説明する。
(A−2−1)イネーブル状態の場合
(a)入力信号INがH電位からL電位に遷移した時の回路動作
図3(A)は、イネーブル信号EBがH電位である場合に、入力信号INがH電位からL電位に遷移したときの、トライステートバッファ回路1の回路動作図である。
イネーブル状態で、入力信号INがH電位からL電位へ遷移した時、NANDゲート41及びTG10を介してノード31はL電位からH電位となる。従って、PchメインTr2はOFFとなる。
また、NORゲート42を介してノード32はL電位からH電位となり、NchメインTr4はONとなり、出力PAD5の電位はGNDレベルのL電位となる。
ここで、出力PAD5に外部電位VTTが外部抵抗Rpu30を経由して接続されている場合の各端子の電位及ぶ電流を図3(B)に示す。
図3(A)に示すように、まず、負荷容量100の放電電流IcがNchメインTr3及び4を経由して接地電源GNDに流れ、その後、外部電圧VTTからの外部抵抗30(抵抗をRpuとする)を介したNchメインTr3及び4へのDC的な流れ込み電流(外部電流)Ivttが、外部電流Ivtt=Vtt/(Rpu+Rnch)だけ接地電源GNDへ流れる。ここで、NchメインTrのオン抵抗をRnchとする。
したがって、PAD電位は、外部電圧による外部電流Ivttが流れ込むから、厳密にはGNDレベルではなく、VOL=Ivtt×Rnchだけ持ち上がった電位VOL出力をとる。
また、出力PAD5を経由した外部電流Ivttは、PchメインTr2がOFFだからPchメインTr2への経路に流れず、また後述するが、フローティングウェル7及びEB−PAD電位判定部21を経由した出力用電源電圧VDDIO/接地電源GNDへの経路も遮断されているため、NchメインTr3及び4のみに流れる。
このとき、EB−PAD電位判定部21、バイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、表1のNo.3に示す動作をする。
すなわち、EB−PAD電位判定部21は、イネーブル信号EBがH電位であって、PAD電位がほぼL電位であるから、イネーブル状態であると判定し、出力用電源電圧VDDIOをPchTr9のゲートに印加するように切替信号を電源電圧/バイアス電圧切替回路23に与える。
EB−PAD電位判定部21から電源電圧/バイアス電圧切替回路23に切替信号が与えられると、電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、電源電圧VDDIOレベルをPchTr9に印加する。
これにより、PchTr9のゲート電位は電源電圧VDDIOとなり、PchTr9はOFFとなる。
また、フローティングウェル充電回路7では、図2に示すように、PAD電位がL電位であるから、PchTr72のゲート電位がL電位となるため、PchTr72はONとなり、出力用電源電圧VDDIOを経由してフローティングウェル8が出力用電源電圧VDDIOレベルに充電され、フローティングウェル電位が出力用電源電圧VDDIOレベルとなったときにOFFとなる。
従って、PchTr71のゲートが出力用電源電圧VDDIOのため、出力PAD5への流れ出し電流はない。
(b)入力信号がL電位からH電位に遷移した時の回路動作
図4(A)は、イネーブル信号EBがH電位である場合に、入力信号INがL電位からH電位に遷移したときの、トライステートバッファ回路1の回路動作図である。
入力信号INがL電位からH電位へ遷移した時、NANDゲート41及びTG10を介して、ノード31はH電位からL電位となり、PchメインTr2はONとなる。
また、NORゲート42を介してノード32はH電位からL電位となり、NchメインTr4はOFFとなり、出力PAD5の電位はVDDIOレベルを出力しようとする。
ここで、出力PAD5に外部電圧VTTが外部抵抗Rpu30を経由して接続されている場合の各端子の電位、電流を図4(B)に示す。
図4(B)に示すように、まず、負荷容量100への充電電流Icが出力用電源電圧VDDIOからPchメインTr2を経由して流れ込む。PAD電位が出力用電源電圧VDDIOレベルまで上昇すると、外部電圧VTTからのDC的な流れ込み電流(外部電流)Ivttが、出力PAD5及びPchメインTr2を経由して出力電源電圧VDDIO側に流れ込む。
このときの電流量は、PchメインTr2のオン抵抗Rpchとした場合、外部電流Ivtt=(Vtt−VDDIO)/(Rpu+Rpch)である。
通常、外部抵抗RpuよりもPchメインTr2のオン抵抗が遥かに小さいため、PAD電位は、外部電位VTTではなく、出力用電源電圧VDDIOとなる。
したがって、イネーブル信号EBがH電位でありイネーブル状態では、PAD電位はVOLからVOH(=VDDIO)の範囲をとり、外部電圧VTTが回路にかかることはない。
このとき、EB−PAD電位判定部21、バイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、それぞれ表1のNo.4に示す動作をする。
すなわち、EB−PAD電位判定部21は、イネーブル信号EBがH電位であり、PAD電位がH電位(=VDDIO)であるから、イネーブル状態であると判定し、出力用電源電圧VDDIOをPchTr9に印加するように切替信号を電源電圧/バイアス電圧切替回路23に与える。
EB−PAD電位判定部21から電源電圧/バイアス電圧切替回路23に切替信号が与えられると、電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、電源電圧VDDIOレベルをPchTr9に印加する。
これにより、PchTr9のゲート電位は電源電圧VDDIOとなり、PchTr9はOFFとなる。
また、フローティングウェル充電回路7では、PAD電位がH電位(=VDDIO)であるから、PchTr72のゲート電位がH電位となり、PchTr72はOFFであるため、PchTr73を介して出力PAD5側からフローティングウェル8にHレベル電位が充電される。フローティングウェル電位がHレベルになった時点で、PchTr71、72及び73はすべてOFFとなる。
(A−2−2)ディスイネーブル状態への遷移時
(a)入力信号がL電位である場合の回路動作
図5(A)は、入力信号INがL電位である場合に、イネーブル状態からディスイネーブル状態に遷移した時の回路動作を示す図であり、図5(B)は、各端子の電位、電流を示す図である。
イネーブル信号EBがH電位からL電位に遷移した時、NORゲート42を介してノード32はL電位となり、NchメインTr4はOFFとなり、外部電圧VTTから外部抵抗30を介した外部電流Ivttへの接地電源GNDへの流れ込みは停止する。
また、ディスイネーブル遷移時に、入力信号INがL電位であるから、イネーブル信号EBの状態にかかわらず、ノード31はH電位であり、ノード31の電位は出力用電源電圧VDDIOとなっており、また、PchメインTr2はもともとOFFである。
ここで、出力PAD5における外部電圧VTTが出力用電源電圧VDDIOより上昇した場合は、外部電圧VTTから外部抵抗30を介した外部電流Ivttは、PchメインTr2がOFFだから、PchメインTr2側に流れることなく、ほとんどがPchTr9を経由し、ノード31に流れ込む。従って、ノード31は、外部電流Ivttの流れ込みにより、速やかに出力用電源電圧VDDIOから外部電圧VTTまで充電される。
このとき、EB−PAD電位判定部21、バイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、表1のNo.1に示す動作を行う。
すなわち、EB−PAD電位判定部21は、入力信号INがL電位であり、イネーブル信号がL電位であるから、ディスイネーブル状態と判定し、出力用電源電圧VDDIOをPchTr9に印加するよう切替信号を電源電圧/バイアス電圧切替回路23に与える。
EB−PAD電位判定部21から電源電圧/バイアス電圧切替回路23に切替信号が与えられると、電源電圧バイアス電圧切替回路23は、PchTr9のゲート電位に出力用電源電圧VDD1Oを印加する。
従って、PAD電位において外部電圧VTTが出力用電源電圧VDDIOより上昇した(VTT>VDDIO)段階では、PchTr9のゲートに出力用電源電圧VDDIOが印加され、PchTr9はONとなり、外部電流Ivttによりノード31が出力用電源電圧VDDIOから外部電圧VTTになるまで速やかに充電された後に、PchTr9はOFFとなる。また、このとき、PchメインTr2はOFFであるから、外部電流Ivttは、PchメインTr2を経由して出力用電源電圧VDDIOへの流れ込みはない。
さらに、フローティングウェル充電回路7により、PchメインTr2のフローティングウェル電位も、外部電流Ivttにより、出力用電源電圧VDDIOから外部電圧VTTになるまで充電される。
したがって、ノード31が外部電圧VTTとなり、フローティングウェル電位が外部電圧VTTとなり、PAD電圧が外部電圧VTTとなるため、PchメインTr2はOFFであり、外部電流IvttがPchメインTr2に流れ込む経路がカットされる。
また、TG10も、TG10内のPchTrのゲートがPAD電位であり、フローティングウェル8もフローティングウェル充電回路7によりPAD電位相当に充電されるため、OFFする。
これらより、出力PAD5から出力用電源電圧VDDIOまでの経路はすべてOFFとなるため、出力PAD5の電位は、L電位から外部電圧VTTまで速やかに上昇する。
(b)入力信号INがH電位である場合の回路動作
図6(A)は、入力信号がH電位である場合に、イネーブル状態からディスイネーブル状態への遷移した時の回路動作図であり、図6(B)は、各端子の電圧、電流を示す図である。また、図7は従来の入出力回路の回路動作及び各端子の電位、電流を示す。
入力信号INがH電位であるから、ディスイネーブル遷移前のノード31はL電位であり、PchメインTr2はもともとONとなっている。
通常、ディスイネーブル遷移時に、NANDゲート41及びTG10を介してノード31はL電位からH電位に遷移して、PchメインTr2をOFFしようとする。
しかしながら、出力PAD5における外部電圧VTTが出力用電源電圧VDDIOより大きい(VTT>VDDIO)場合では、NchメインTr4がOFFするため、PAD電位は出力用電源電圧VDDIOから外部電圧VTTまで上昇しようとする。そのため、PchメインTr2は、ドレイン電位が外部電圧VTTとなり、ゲート電位(ノード31)が出力用電源電圧VDDIOとなり、ソース電位が出力用電源電圧VDDIOの状態となる。
これでは、PchメインTr2はOFFしないため、出力PAD5からPchTr9を介してノード31を外部電圧VTTまで充電して、PchメインTr2をOFFしようとするが、ノード31は、ディスイネーブル遷移前にL電位であったため、ディスイネーブル状態へ遷移した後にL電位からH電位までの上昇に時間がかかる。そのため、この場合、入力信号INがL電位の場合よりもPchメインTrのOFFが遅れる。
この点について、図7(C)の従来の各端子の電圧・電流を示す図を参照して説明する。図7(C)において、PchメインTr2を経由した出力用電源電圧VDDIOへの外部電流Ivttの流れ込みが支配的になるため、ノード31の「L→H→VTT」への充電はより遅くなり、PchメインTr2は完全にOFFせずに、出力用電源電圧VDDIOに流れ続け、ノード31の充電がさらに遅れることになる。すなわち、ディスイネーブル状態にもかかわらず、電流が流れっぱなしの状態が続く。
そこで、本実施形態では、ディスイネーブル状態への遷移時(イネーブル信号EBがH電位からL電位への遷移時)、EB−PAD電位判定部21及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、表1のNo.2に示す動作をする。
すなわち、EB−PAD電位判定部21は、入力信号INがH電位であり、イネーブル信号EBがL電位であるから、ディスイネーブル状態と判定し、バイアス電圧VbiasをPchTr9に印加する切替信号を電源電圧/バイアス電圧切替回路23に与える。
EB−PAD電位判定部21から電源電圧/バイアス電圧切替回路23に切替信号が与えられると、電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、PchTr9のゲートに、出力用電源電圧VDDIOよりわずかに下げたバイアス電圧Vbias(<VDDIO)を印加する(図6(B))。
これにより、電源電圧/バイアス電圧切替回路23がPchTr9のゲートにバイアス電圧Vbiasを印加することで、PchTr9のゲート電圧を下げることができるから、外部電圧VTT(>VDDIO)による外部電流Ivttを、PchTr9を経由してノード31に流れ込ます電流経路をつくることができる。
そして、PchTr9を経由して外部電流Ivttがノード31に流れ込むことにより、ノード31の電位を速やかに外部電圧VTTまで上昇させることができ、ノード31が外部電圧VTTとなり、フローティングウェル電位が外部電圧VTTとなり、PAD電圧が外部電圧VTTとなるため、PchメインTr2は速やかにOFFとすることができる。またPchTr9もOFFにすることができる。
また、PchTr2をOFFにすることができるから、外部電流IvttのPchメインTr2への電流経路はカットされ、出力PAD5から出力用外部電圧VDDIOまでの電流経路はすべてOFFとすることができ、出力PAD5の電位は、H電位から外部電圧VTTまで速やかに上昇することができる。
ここで、本実施形態の双方向若しくは出力トライステートバッファ回路1のシミュレーション結果と、従来の入出力回路によりシミュレーション結果とを図8及び図9を参照して比較する。
図8は、従来の入出力回路によるシミュレーション結果である。図8(a)に示すように、従来の入出力回路は、LtoVTT遷移時では、速やかにPAD電位をプルアップすることができるが、HtoVTT遷移時では、PAD電位を速やかにプルアップすることができず滞留が生じている。この滞留が生じている間、図7(C)に示すように、外部電圧VTTによる外部電流Ivttは電流経路を流れ続けることになる。
一方、図9は、双方向若しくは出力トライステートバッファ回路1のシミュレーション結果である。図9(b)に示すとおりに、電源電圧/バイアス電圧切替回路23がバイアス電圧VbiasをPchTr9に印加することで、PchTr9への印加電圧が一瞬下がるため、HtoVTT遷移時では、速やかにPAD電位をプルアップすることができ、図6(B)に示すように、外部電流Ivttも一瞬だけ流れてすぐ止まることが分かる。
(A−2−3)フローティングウェル充電回路の動作
次に、フローティングウェル充電回路7の動作について図2を参照して詳細に説明する。
PAD電位がL電位の場合は、PchTr72のゲート電位がL電位なるため、PchTr72はONとなり、出力用電源電圧VDDIOを経由してフローティングウェル8が出力用電源電圧VDDIOレベルに充電される。フローティングウェル電位が出力用電源電圧VDDIOレベルとなったときにOFFとなる。このとき、PchTr71が出力用電源電圧VDDIOのため、出力PAD5への流れ出し電流はない。
次に、PAD電位がH電位の場合は、PchTr72のゲート電位がH電位となり、PchTr72はOFFであるため、PchTr73を介して出力PAD5側からフローティングウェル8にHレベル電位が充電される。フローティングウェル電位がHレベルになった時点で、PchTr71、72及び73はすべてOFFとなる。
次に、PAD電位が外部電圧VTT(>VDDIO)レベルまで上がろうとした場合、PchTr71は、ドレイン電位が外部電圧VTTに対して、ゲート電位が出力用電源電圧VDDIOのため、フローティングウェル8へ出力PAD5からの外部電流Ivttが流れ込む。上段のPchTr72は、ゲート電位がPAD電位をモニタしているため、ドレイン電位及びゲート電位が外部電圧VTT上昇に追従するため、OFFしたままであり、VDDIOへの流れ込みはない。またPchTr73にはフローティングウェルの電位をゲートとしているため、電位上昇に応じて外部電流Ivttをフローティングウェルに充電させる。このようにして、出力用電源電圧VDDIOへの経路はなく、フローティングウェル8の電位を速やかに外部電圧VTTに上昇させる動作を行う。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、本実施形態によれば、入力信号INがH電位である場合に、イネーブル信号EBがH電位からL電位に遷移した時に、EB−PAD電位判定部21、バイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23が、出力用電源電圧VDDIOよりわずかに電位を下げたバイアス電圧VbiasをPchTr9に印加することにより、PAD電位が出力用電源電位VDDIOより大きい場合にVDDIO側へ流れる外部電流Ivttを、PchメインTr2よりもPchTr9へ流れやすくすることができるので、ノード31は、速やかにPAD電位レベルへ充電されるため、PchメインTr2を速やかにOFFにすることができる。
これにより、PAD電位>VDDIOとなった場合も、出力用電源電圧VDDIO側へ流れ込む電流経路をすべてカットできるので、出力用電源電圧VDDIO、さらに接地電源GNDへの外部電流Ivttの流れ込みはなくすことができ、外部電圧に速やかにプルアップし、本半導体集積回路が実装されるシステム基板の消費電力低減といった効果が得られる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明の半導体集積回路装置の入出力回路の第2の実施形態について図面を参照して説明する。
第2の実施形態は、図1におけるEB−PAD電位判定部21、バイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23の回路構成の詳細について説明する。
(B−1)EB−PAD電位判定部21の回路構成及び動作
以下では、まずEB−PAD電位判定部21の詳細な回路構成及び動作について図面を参照して説明する。図10は、図1におけるEB−PAD電位判定部21の詳細な回路構成を示す。
なお、ここでは、イネーブル信号EBが、H電位の場合イネーブル状態とし、L電位の場合ディスイネーブル状態とする。
図10に示すように、EB−PAD電位判定部21は、NchTr211、インバータ回路212、NOR回路213、インバータ214を備える。
NchTr211は、ソースが入力保護抵抗6を有するノードに接続し、ゲートが出力用電源電圧VDDIOに接続し、ドレインが次段のインバータ回路212のゲートに接続する。
インバータ回路212は、ゲートがNchTr211に接続し、もう1個の入力が出力用電源電圧VDDIOに接続し、出力がNOR回路213の入力に接続する。
NOR回路213は、インバータ回路212の出力と接続し、イネーブル信号EBと接続し、また出力用電源電圧VDDIOに接続し、出力がNOROUTA端子となり、このNOROUTA端子はインバータ回路214のゲートに接続する。
インバータ回路214は、NOR回路213の出力と接続し、もう1個の入力が出力用電源電圧VDDIOに接続し、出力がNOROUTB端子となり、NOROUT端子A及びBからの出力が共にEB−PAD電位判定部21の出力として、電源電圧/バイアス電圧切替回路23に接続する。
次に、第2の実施形態に係る図10に示すEB−PAD電位判定部21の動作について説明する。
PAD電位がH電位である場合、NchTr211からH電位がインバータ回路212に出力される。また、PAD電位がL電位である場合、NchTr211からL電位がインバータ回路212に出力される。
ここで、NchTr211のゲートは出力用電源電圧VDDIOに接続しており、出力PAD5からのPAD電位が入力保護抵抗6を介してNchTr211に印加しても、NchTr211は、出力用VDDIOより大きい場合(PAD電位>VDDIO〜VTT)でも、出力用電源電圧VDDIO以上の電位をインバータ回路212に印加させないようにしてある。
NchTr212からの出力がインバータ回路212にあたえられると、インバータ回路212は、表2に示す論理組み合わせに応じた出力を、NOR回路213に与える。
Figure 0004050242
つまり、NchTr211からH電位がインバータ回路212に与えられると、インバータ回路212は、L電位をNOR回路213に与える。また、NchTr211からL電位がインバータ回路212に与えられると、インバータ回路212は、H電位をNOR回路213に与える。
インバータ回路212からの出力がNOR回路213に与えられると、NOR回路は、インバータ回路213からの出力電位とイネーブル信号EBの電位状態とに基づく出力をNOROUTA端子に出力する。
すなわち、インバータ212からの出力がH電位であり、かつ、イネーブル信号EBがL電位である場合、NOR回路213は、L電位をNOROUTA端子に出力する(表2.No.1)。
また、インバータ212からの出力がL電位であり、かつ、イネーブル信号EBがL電位である場合、NOR回路213は、H電位をNOROUTA端子に出力する(表2.No.2)。
さらに、インバータ212からの出力がH電位であり、かつ、イネーブル信号EBがH電位である場合、NOR回路213は、L電位をNOROUTA端子に出力する(表2.No.3)。
また、インバータ212からの出力がL電位であり、かつ、イネーブル信号EBがH電位である場合、NOR回路213は、L電位をNOROUTA端子に出力する(表2.No.4)。
これは、第1の実施形態で説明したように、電源電圧/バイアス電圧切替回路23がPchTr9に対してバイアス電圧Vbiasを印加するのは、イネーブル信号EBがL電位であり、かつ、PAD電位がH電位である場合のみである。従って、この場合にのみ、異なる出力信号を電源電圧/バイアス電圧切替回路23に出力することができるようにする。
そして、NOR回路213からの出力がインバータ回路214に与えられると、インバータ回路214は、表2に示す論理組み合わせに応じた出力を、NOROUTA端子及びNOROUTB端子に出力する。
これにより、EB−PAD電位判定部21は、イネーブル信号EBがL電位であり、かつ、PAD電位がH電位である場合のみ、異なる出力信号を電源電圧/バイアス電圧切替回路23に出力することができる。
以上のように、第2の実施形態に係るEB−PAD電位判定部21によれば、所定の論理組み合わせにより、出力PAD5の電位状態及びイネーブル信号EBの電位状態に応じて、電源電圧/バイアス電圧切替回路23の出力電圧を切り替えられるような信号を出力できる。
これらについては、PchメインTr2以外はフローティングウェルを使用していないので、SOG(Sea Of Gate)などの決まったユニットセルにてTrサイズが自由に変更できない方式の半導体集積回路についても、ビルトインとして容易に適用可能である。また、簡単な組合せ回路で構成するため、速度や、ディスイネーブル→イネーブル→ディスイネーブルなど頻繁に遷移する状態になっても、滞留等生じず、速やかに論理動作がなされる。
(B−2)バイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23の回路構成及び動作
次に、図1におけるバイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23の回路構成の詳細について説明する。
図11は、第1の実施形態のバイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23の詳細な回路構成を示すものである。
バイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、EB−PAD電位判定部21からの出力NOROUTA端子及びNOROUTBが接続している。
図11に示すように、バイアス電圧生成部22は、N個の縦積接続するNchTr221〜22N(本実施形態では、N=5とする)、Nch226〜228を備える。
NchTr221は、ゲートがNOROUTA端子に接続し、ドレインが出力用電源電圧VDDIOに接続し、ソースがNchTr222のドレインに接続している。
各NchTr222〜22Nは、ドレインが上段のNchTr221〜224のソースに接続し、ゲートがNchTr226〜228のドレイン側に接続し、ソースが下段のNchTr223〜22Nのドレインに接続する。なお、NchTr22Nのソースは接地電源GNDに接続する。
また、NchTr221とNchTr222との間は、バイアス電圧Vbiasとして接続する。
各NchTr226〜227は、ゲートがNOROUTB端子に接続し、ドレインが、NchTr222〜224のゲートに接続し、ソースが接地電源GNDに接続する。
電源電圧/バイアス電圧切替回路23は、NchTr231、PchTr232及びTG233を備える。
NchTr231は、ソースがバイアス生成部22からのバイアス電圧Vbiasに接続し、ゲートがNOROUTA端子に接続し、ドレインがPchTr9のゲートに接続する。
PchTr232は、ソースが出力用電源電圧VDDIOに接続し、ゲートがNOROUTAに接続し、ドレインがTG233に接続する。
TG233は、PchTr232側のゲートがNOROUTAに接続し、NchTr231側のゲートがNOROUTBに接続し、出力はPchTr9のゲートに接続する。
まず、イネーブル状態(イネーブル信号EBがH電位)である場合、またはPAD電位がL電位であって、ディスイネーブル状態(イネーブル信号EBがL電位)である場合、EB−PAD電位判定部21は、表2に示すように、NOROUTA端子の出力をL電位とし、及び、NOROUTB端子の出力をH電位として、バイアス生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23に出力する。
このとき、電源電圧/バイアス電圧切替回路23において、NchTr231はOFFである。また、PchTr232はONになり、またTG223もONであるから、出力用電源電圧VDDIOがPchTr9のゲートに印加される。
この間、バイアス電圧生成部22では、NchTr221はOFFし、NOROUTBがH電位であるから、NchTr226〜228はONとなるため、縦積NchTr221〜22Nまでの各ノードにおける電位は全て0となる。
また、PAD電位がH電位であって、ディスイネーブル状態(イネーブル信号EBがL電位)である場合、EB−PAD電位判定部21は、表2に示すように、NOROUTA端子の出力をH電位とし、NOROUTB端子の出力をL電位として、バイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23に出力する。
このとき、バイアス電圧生成部22において、NchTr221はONとなり、NchTr226〜228はOFFとなる。
また、NchTr222〜22Nもアクティヴになり、バイアス電圧Vbiasが上昇するまでONしつづけ、バイアス電圧Vbiasが出力用電源電圧VDDIOからNchTrの約Vt分程度下げた値まで上昇してOFFし、バイアス電圧Vbiasを電源電圧/バイアス電圧切替回路23に出力する。
この状態では、電源電圧/バイアス電圧切替回路23では、PchTr232はOFFし、TG233もOFFとなる。また、NchTr231はONとなっているから、バイアス電圧生成部22からのバイアス電圧Vbiasが、NchTr231を介してPchTr9のゲートに印加される。
以上、第2の実施形態に係るバイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23によれば、論理回路及びシンプルなTrの組合せにより、容易に構成できる。また、バイアス電圧を生成する際も、余分なリーク電流が発生することはない。
これらのTrについては、フローティングウェルなどを使用しておらず、SOGなどの決まったユニットセルにてTrサイズが自由に変更できない方式の半導体集積回路についても、ビルトインとして容易に適用可能である。また、簡単な回路で構成するため、速度や、「ディスイネーブル状態→イネーブル状態→ディスイネーブル状態」など頻繁に遷移する状態になっても、滞留等生じず、速やかに論理動作がなされる。
(B−3)EB−PAD電位判定部21の回路構成の変形例
次に、EB−PAD電位判定部21の回路構成の変形例について説明する。
上述した第1の実施形態では、イネーブル信号EBが、H電位の場合をイネーブル状態とし、L電位の場合をディスイネーブル状態とした場合のできようについて説明した。また、上記図10で示したEB−PAD電位判定部21の回路構成は、このような場合に適用可能な回路構成について説明した。
以下では、イネーブル信号EBが、L電位である場合をイネーブル状態とし、H電位である場合をディスイネーブル状態とする場合に適用可能なEB−PAD電位判定部21の回路構成について説明する。
図12に示すように、EB−PAD電位判定部21は、NchTr211、NAND回路215、インバータ214を備える。
図10のEB−PAD電位判定部21と異なる点は、インバータ回路212をなくし、NOR回路213をNAND回路215に変更した点である。
従って、図10のEB−PAD電位判定部21の詳細な説明で説明した構成については省略する。
NAND回路215は、NchTr211の出力と接続し、イネーブル信号EBと接続し、また出力用電源電圧VDDIOに接続し、出力がNOROUTA端子となり、このNOROUTA端子はインバータ回路214のゲートに接続する。
NAND回路215の論理動作は表3に示す動作を行う。
Figure 0004050242
つまり、ディスイネーブル状態(イネーブル信号EBがH電位)であり、PAD電位がH電位である場合に、電源電圧/バイアス電圧切替回路23がPchTr9にバイアス電圧Vbiasを印加できるように、EB−PAD電位判定部21が他の状態とは異なる論理出力をバイアス電圧生成部22及び電源電圧/バイアス電圧切替回路23に出力できるようにするものである。
以上のように、図12に示すEB−PAD電位判定部21によれば、上記図10で説明したEB−PAD電位判定部21と同様の効果を奏することができる。
また、図12に示すEB−PAD電位判定部21によれば、イネーブル信号EBからインバータ回路を追加経由させるように構成をとれば、図10で説明したEB−PAD電位判定部21と同様の動作となる。
第1の実施形態の双方向又は出力トライステートバッファ回路の回路構成図である。 第1の実施形態のフローティングウェル充電回路の回路構成図である 第1の実施形態における回路動作を示す説明図である。 第1の実施形態における回路動作を示す説明図である。 第1の実施形態における回路動作を示す説明図である。 第1の実施形態における回路動作を示す説明図である。 従来の入出力回路の回路動作を示す説明図である。 従来の入出力回路のシミュレーション結果を示す説明図である。 第1の実施形態の双方向又は出力トライステートバッファ回路のシミュレーション結果を示す説明図である。 第2の実施形態のEB−PAD電位判定部の回路構成図である。 第2の実施形態のバイアス電圧生成部及び電源電圧/バイアス電圧切替回路の回路構成図である。 第2の実施形態のEB−PAD電位判定部の回路構成図である。
符号の説明
1…双方向又は出力トライステートバッファ回路、2…PchメインTr、
3、4…NchメインTr、5…出力PAD、6…入力保護抵抗、
7…フローティングウェル充電回路、8…フローティングウェル、
9…PchTr、10…トランスファーゲート(TG)、
21…EB−PAD電位判定部、22…バイアス電圧生成部、
23…電源電圧/バイアス電圧切替回路、31…ノード、
VDDIO…出力用電源電圧、VTT…外部電圧、41…NANDゲート、
42…NORゲート、43…インバータ回路。

Claims (8)

  1. フローティングウェル基板上にあり、電源と接地との間に接続し、ゲート電極に接続するノードの電位に応じてオン・オフすることで、接続するPAD端子に印加された外部電圧により生じた電流の上記電源への流れ込みを防ぐ第1のPMOSトランジスタと、
    上記フローティングウェル基板に接続し、上記PAD端子及び上記ノードと接続する第2のPMOSトランジスタと、
    上記PAD端子における電位とイネーブル信号の電位とに基づいて、上記第2のPMOSトランジスタのゲート電極に印加する電位を調整する印加電位調整回路手段と
    を備えることを特徴とする半導体集積回路装置の入出力回路。
  2. 上記印加電位調整回路手段は、上記PAD端子の電位が上記電源電圧より大きい場合に、ディスネーブル状態へ遷移したとき、上記電源電圧より電位が小さいバイアス電圧を上記第2のPMOSトランジスタのゲート電極に印加することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置の入出力回路。
  3. 上記第1のPMOSトランジスタのフローティングウェルの電位を充電するフローティングウェル充電回路を備えることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路の入出力回路。
  4. 上記印加電位調整回路手段は、
    上記イネーブル信号の電位に基づいてディスイネーブル状態であるか否かを判定し、その判定結果と上記PAD端子の電位状態とに応じた第1の印加電位切替信号及び第2の印加電位切替信号を出力する電位判定回路部と、
    上記電源電圧よりも電位が小さいバイアス電圧を生成するバイアス電圧生成回路部と、
    上記電源と接続し、上記電位判定回路部からの上記印加電圧切替信号に応じて、接続する上記電源からの上記電源電圧と、上記バイアス電圧生成回路部が生成した上記バイアス電圧とのいずれかを上記第2のPMOSトランジスタのゲート電極に印加する電位切替回路部と
    を有することを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路装置の入出力回路。
  5. 上記電位判定回路部は、
    ゲート電極が上記電源に接続し、第1の電極が上記PAD端子に接続し、第2の電極が次段のインバータ回路部に接続する第1のNMOSトランジスタと、
    上記第1のNMOSトランジスタに接続する第1のインバータ回路部と、
    入力する上記イネーブル信号の信号線に接続し、入力した上記イネーブル信号と、上記インバータ回路からの電位とに基づいて論理和否定をする論理和否定回路部と、
    上記論理和否定回路部からの上記第1の印加電位切替信号と、上記論理和否定回路部からの上記第1の印加電位切替信号を反転させた上記第2の印加電位切替信号とを出力する第2のインバータ回路部と
    を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置の入出力回路。
  6. 上記電位判定回路部は、
    ゲート電極が上記電源に接続し、第1の電極が上記PAD端子に接続し、第2の電極が次段の論理積否定回路部に接続する第1のNMOSトランジスタと、
    入力する上記イネーブル信号の信号線に接続し、入力した上記イネーブル信号と、上記第1のNMOSトランジスタからの電位とに基づいて論理積否定をする論理積否定回路部と、
    上記論理積否定回路部からの上記第1の印加電位切替信号と、上記論理積否定回路部からの第1の印加電位切替信号を反転させた第1の印加電位切替信号とを出力するインバータ回路部と
    を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置の入出力回路。
  7. 上記バイアス電圧生成回路部は、
    電源と接地との間に縦積接続してなるN(Nは正の整数)個のNMOSトランジスタを有する第1のNMOSトランジスタ群と、
    上記電位判定回路部と接続して上記第2の印加電位切替信号を入力するゲート電極と、第1の電極が上記第1のNMOSトランジスタ群の各NMOSトランジスタの第1の電極に接続し、第2の電極が接地する複数のNMOSトランジスタを有する第2のNMOSトランジスタ群と
    を有し、
    上記第1のNMOSトランジスタ群が、
    ゲート電極が上記電位判定回路部と接続して上記第1の印加電位切替信号を入力し、第1の電極が上記電源に接続し、第2の電極が次段NMOSトランジスタの第1の電極に接続する第1段目のNMOSトランジスタと、
    ゲート電極が上記第2のNMOSトランジスタ群を構成するNMOSトランジスタの第1の電極及び当該NMOSトランジスタの第1の電極と接続し、第1の電極が上記第1段目のNMOSトランジスタの第2の電極と接続し、第2の電極が次段NMOSトランジスタの第1の電極に接続し、上記第1段目のNMOSトランジスタと接続する間にバイアス電圧として接続されている第2段目のNMOSトランジスタと、
    ゲート電極が上記第2のNMOSトランジスタ群を構成するNMOSトランジスタの第1の電極及び当該NMOSトランジスタの第1の電極と接続し、第1の電極が第(N−2)段目のNMOSトランジスタの第2の電極と接続し、第2の電極が第N段目のNMOSトランジスタの第1の電極に接続する第(N−1)段目のNMOSトランジスタと、
    ゲート電極が上記第2のNMOSトランジスタ群を構成するNMOSトランジスタの第1の電極と接続し、第1の電極が第(N−1)段目のNMOSトランジスタの第2の電極と接続し、第2の電極が接地する第N段目のNMOSトランジスタと
    を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置の入出力回路。
  8. 上記電位切替回路部は、
    ゲート電極が上記電位判定回路部に接続して上記第1の印加電位切替信号を入力し、第1の電極が上記バイアス電圧生成回路部からの上記バイアス電圧を入力し、第2の電極が上記第2のPMOSトランジスタのゲート電極に接続する第2のNMOSトランジスタと、
    ゲート電極が上記電位判定回路部に接続して上記第1の印加電位切替信号を入力し、第1の電極が電源に接続し、第2の電極が後述するトランスファー回路に接続する第3のPMOSトランジスタと、
    第1の電極が上記電位判定回路部からの上記第1の印加電位切替信号を入力し、第2の電極が上記電位判定回路部からの上記第2の印加電位切替信号を入力し、第3の電極が上記第3のPMOSトランジスタに接続し、第4の電極が上記第2のPMOSトランジスタのゲート電極に接続するトランスファー回路と
    を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置の入出力回路。




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