JPH02257305A - パッケージ製造用データ作成システム - Google Patents

パッケージ製造用データ作成システム

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JPH02257305A
JPH02257305A JP7997589A JP7997589A JPH02257305A JP H02257305 A JPH02257305 A JP H02257305A JP 7997589 A JP7997589 A JP 7997589A JP 7997589 A JP7997589 A JP 7997589A JP H02257305 A JPH02257305 A JP H02257305A
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▲はま▼谷 卓美
Takumi Hamaya
Kenji Otsuka
大塚 健次
Noriko Watanabe
渡邉 範子
Tsuyoshi Takenoshita
竹之下 強
Akihiko Yoshikoshi
吉越 明彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば食品等の種々の商品を包装するための紙
゛器9段ボール等のパッケージ製造用のデータを自動的
に設計し得るようにしたパッケージ製造用データ作成シ
ステムに関するものである。
[従来の技術] 従来から、例えば食品等の種々の商品を包装するために
、紙器1段ボール等のバフケージを多く用いてきている
。この種のパッケージは通常、種々の加工装置(例えば
、抜型作成用レーザ加工装置、版下台紙作成用プロッタ
装置、面板作成用装置等)によって作られている。そし
て、このようなパッケージを製造するための加工装置用
のデータは、従来では設計経験を豊富に積んだ専門家が
、設計図面に基づいて各加工装置毎にデータを作成し、
このデータを各加工装置毎に個別に設けられた入力装置
(キーボード、デジタイザ等)を用いて手作業で入力す
ることにより行なっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の人手によるデータ作成
作業では、次のような種々の問題があった。すなわち、
まず人手を介して作成作業を行なっていることから、各
加工装置毎の2重、3重の入力作業によって非常に長い
作成時間がかかる上に、入力ミスの発生する可能性が多
かった。また、設計経験を豊富に積んだ専門家でないと
作成を行なうことが困難である。さらに、各データ作成
が作業者個人に任されていることから、作業者によって
出来上がるデータの質にばら・つきが生じ、その結果最
終製品の品質あるいは加工時間効率等にばらつきがあっ
た。さらにまた、各データの作成が個々に行なわれるこ
とから、入力ミス、作業者の考え方の違い等によって、
各データ間に食い違いの生じる場合があった。さらには
、各加工装置毎に別々のデータが存在することから、デ
ータの保存、管理等が非常に困難であった。
そこで最近では、CADシステムによるパッケージの設
計データを利用することが考えられてきているが、例え
ば2m線除去等の場合には設計効率を著しく低下させる
ことになるため、この設計データをそのまま利用するこ
とができないという問題がある。
本発明は上述のような問題を解決するために成されたも
ので、手作業によるデータ作成および入力作業を不要と
してデータ作成時間の著しい短縮化を図りつつ、専門家
でなくても誰にでも均一でばらつきのない正確でかつ最
適なデータを容易に作成することができ、しかもデータ
の保存、管理等を容易に行なうことが可能なパッケージ
製造用データ作成システムを提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本発明では、CADシステ
ムによるパッケージの設計データ、および変換先の加工
装置の種類を指示する変換内容指示データを入力する入
力手段と、入力手段からのCAD設計データ、および変
換用データを記憶する記憶手段と、表示手段と、入力手
段からの入力データを表示手段に表示させる機能、およ
び入力手段からのCAD設計データを、変換用データに
基づいて変換内容指示データで指示された加工装置に見
合った最清な加工用のデータに変換処理する機能を有す
る演算処理手段と、演算処理手段で得られた変換データ
を出力する出力手段とを備えて構成している。
[作用] 従って、本発明のパッケージ製造用データ作成システム
においては、入力手段からCADシステムによるパッケ
ージの設計データ、および変換内容指示データが入力さ
れると、これらの入力データが表示手段に表示させると
共に、入力手段からのCAD設計データが、変換用デー
タに基づいて変換内容指示データで指示された加工装置
に見合った最適な加工用のデータに変換処理される。
そして、このようにして得られた変換データが、出力手
段により出力されることになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例によるパッケージ製造用デ
ータ作成システムの構成例を示すブロック図である。本
実施例のシステムは第1図に示す如く、キーボード、マ
ウス等よりなる対話式の入力装置、および磁気ディスク
装置等よりなるデータ読み込み用の入力装置からなる入
力手段1と、磁気ディスク装置等よりなる記憶手段2と
、カラーデイスプレィ等よりなる表示手段3と、パーソ
ナルコンピューター等よりなる演算処理手段4と、プリ
ンタ装置等よりなる出力装置、および磁気ディスク装置
等よりなるデータ読み出し用の出力装置からなる出力手
段5とから構成している。
ここで、入力手段1は、図示しないCADシステムによ
るパッケージ(例えば、紙器、段ボール等)の設計デー
タ(以下、CAD設計データと称する)、および変換先
の加工装置の種類(例えば、抜型作成用レーザ加工装置
、版下台紙作成用ブロック装置、面板作成用装置等)を
指示する変換内容指示データを入力するものである。ま
た、記憶手段2は、入力手段上からのCAD設計データ
、および変換用データを記憶するものである。さらに、
表示手段3は、入力手段1からの入力データ、および変
換結果のデータを表示するものである。
一方、演算処理手段4は、入力手段1からの入力データ
、変換結果のデータを表示手段3に表示させる機能、お
よび入力手段1からのCAD設計データを、記憶手段2
の変換用データに基づいて変換内容指示データで指示さ
れた加工装置に見合った最適な加工用のデータに変換処
理する機能を有するものである。さらに、出力手段5は
、演算処理手段4で得られた変換データを出力するもの
である。
この場合、演算処理手段4における変換処理としては、
2重線除去処理、データ順の最適化(−筆書き化)処理
、データの単純化処理、線種変換処理、トンボデータ生
成処理、線幅データ生成処理等の処理を行なう。すなわ
ち、2重線除去処理は、 2ffiになったデータは加
工に不適なため、これを1本化する処理である。データ
順の最適化処理は、加工作業時の効率を最適にするため
、加工装置の移動量が最小となるようにデータ順(すな
わち、CADシステムにおけるCADデータは線分単位
で持っており、そのデータの順番は例えば第2図に示す
ようにA1〜A6の適当な順番で持っている)を変換す
る処理である。データの単純化処理は、加工作業時の効
率を最適にするため、−直線状の複数データ(線分)を
まとめて一つのデータに単読化する処理である。線種変
換処理は、基の設計データ上は外形、罫、ジッパ−、リ
ード刀等の線種が存在するが、各加工装置上では同一化
する必要があるため、これを同一化する処理である。ト
ンボデータ生成処理は、版下台紙にはトンボが不可欠で
あり、これを生成する処理である。
線幅データ生成処理は、加工時においては線幅のデータ
が必要であり、これを生成する処理である。
次に、以上の如く構成したパッケージ製造用データ作成
システムの作用について、第3図に示すフロー図に従っ
て説明する。
いま、まず入力手段1から変換内容指示データとして、
例えば抜型作成用レーザ加工装置を指示するデータが演
算処理手段4に入力され、次いでCADシステムによる
CAD設計データが演算処理手段4に入力される。する
と、演算処理手段4においては、これらのCAD設計デ
ータおよび変換用データが、記憶手段2に一時記憶され
ると共に、表示手段3にそのデータ内容が表示される。
また、演算処理手段4では、入力手段1からのCAD設
計データが、記憶手段2に記憶している変換用データに
基づいて、変換内容指示データで指示された加工装置で
ある抜型作成用レーザ加工装置に見合った最適な加工用
のデータに変換処理される。この場合、抜型作成用レー
ザ加工装置用データの変換処理としては、2ffi線除
去処理、線\\ 種変換処理、データ順の最適化(−筆書き化)処理、デ
ータの単純化処理が行なわれる。そして、このようにし
て演算処理手段4で得られた変換データは、表示手段3
に表示されると共に、出力手段5によって抜型作成用レ
ーザ加工装置の入力装置に出力される。
なお、上記において、入力手段1から変換内容指示デー
タとして、版下台紙作成用ブロック装置を指示するデー
タが演算処理手段4に入力された場合には、版下台紙作
成用ブロック装置用データの変換処理としては、2重線
除去処理、at種種変熱処理データ順の最適化(−筆書
き化)処理、データの単純化処理、トンボデータ生成処
理が行なわれる。また、面板作成用装置を指示するデー
タが演算処理手段4に入力された場合には、面板作成用
装置用データの変換処理としては、2重線除去処理、線
種変換処理、データ順の、最適化(−筆書き化)処理、
データの単純化処理、線幅データ生成処理が行なわれる
上述したように、本実施例のパッケージ製造用データ作
成システムでは、入力手段1から、CADシステムによ
るCAD設計データ、および変換内容指示データを入力
し、演算処理手段4において、入力手段1からのCAD
設計データを、変換用データに基づいて変換内容指示デ
ータで指示された加工装置に見合った最適な加工用のデ
ータに変換処理し、この得られた変換データを表示手段
3に表示すると共に、出力手段5により出力するように
したものである。
従って、次のような種々の効果を得ることができるもの
である。
(a)手作業によるデータ作成および入力作業を不要と
することができるので、各種加工装置用のデータ作成時
間を著しく短縮すると共に、入力ミスの発生等を無くす
ることが可能となる。
(b)設計経験を豊富に積んだ専門家でなくとも誰でも
、各種加工装置用のデータ作成を極めて容品に行なうこ
とが可能となる。
(C)作業者によって出来上がるデータの質にばらつき
が生じることが無くなり、結果的に最終製品の品質ある
いは加工時間効率等にばらつきが生ずるようなことも無
くなる。
(d)各データの作成が一様に行なわれるので、入力ミ
ス、作業者の考え方の違い等によって、各データ間に食
い違いが生じることもなくなり、データの一貫性を確保
すことが可能となる。
<e>データの保存、管理等を、極めて容易に行なうこ
とが可能となる。
次に、本発明の他の実施例にらいて説明する。
第4図は、本発明の他の実施例によるパッケージ製造用
データ作成システムの構成例を示すブロック図である。
本実施例のシステムは第4図に示ス如く、パッケージ用
割付シミュレーション装置10と、パッケージ製造用デ
ータ作成装置20とから構成している。パッケージ用割
付シミュレーション装置10は、キーボード、マウス等
よりなる対話式の入力装置、および磁気ディスク装置等
よりなるデータ読み込み用の入力装置からなる入力手段
11と、磁気ディスク装置等よりなる記憶手段12と、
カラーデイスプレィ等よりなる表示手段13と、パーソ
ナルコンピューター等よりなる演算処理手段14と、プ
リンタ装置等よりなる出力装置、および磁気ディスク装
置等よりなるデータ読み出し用の出力装置からなる出力
手段15とからなっている。また、パッケージ製造用デ
ータ作成装置20は、キーボード、マウス等よりなる対
話式の入力装置、および磁気ディスク装置等よりなるデ
ータ読み込み用の入力装置からなる入力手段21と、磁
気ディスク装置等よりなる記憶手段22と、カラーデイ
スプレィ等よりなる表示手段23と、パーソナルコンピ
ューター等よりなる演算処理手段24と、プリンタ装置
等よりなる出力装置、および磁気ディスク装置等よりな
るデータ読み出し用の出力装置からなる出力手段25と
からなっている。
パッケージ用割付シミュレーション装置10において、
入力手段11は、図示しないCADシステムによるCA
D設計データすなわち図形形状データ、および印刷工程
条件データ、用紙寸法条件データ、配列数条件データ、
使用者データ、およびその他のデータを入力するもので
ある。また、記憶手段12は、印刷工程データ、用紙寸
法データ、入れ方データ、使用者データ、およびその他
のデータをデータベースとして記憶するものである。こ
の場合、印刷工程データとは、例えばオフセット印刷、
グラビア等の印刷工程のデータである。また、用紙寸法
データとは、用紙の寸法のデーターである。入れ方条件
データとは、入れ方の条件のデータである。さらに、使
用者データとは、例えば“101”等の使用者のパスワ
ードのデータである。さらにまた、図形形状データとは
、例えばCADデータ等の図形の形状のデータである。
一方、演算処理手段14は、入力手段1からの入力デー
タに応じて、記憶手段13に記憶されている印刷工程デ
ータ、用紙寸法データ、入れ方データ、使用者データを
検索するデータベース検索機能、配列数(一定寸法用紙
への最多配列数)を決定する配列数決定(最多割付)機
能、必要用紙寸法(一定数を割付ける最小用紙寸法)を
決定する用紙寸法決定(最小紙取)機能、これらの検索
結果および決定結果に基づいた最適割付設計値を推論し
てその設計データを表示手段13に表示させる最適割付
設計値推論機能を有するものである。
ここで言う最多割付とは、1種類または複数種類の図形
を一定の大きさの用紙からできるだけ数多く取ることで
あり、また最小紙取とは一定の数の図形を必要最小限の
外紙から取ることである。さらに、出力手段15は、演
算処理手段14で得られた設計データを出力するもので
ある。
また、パッケージ製造用データ作成装置20において、
入力手段21は、パッケージ用割付シミュレーション装
g110の出力手段15−からの設計データ、および変
換先の加工装置の種類(例えば、抜型作成用レーザ加工
装置、版下台紙作成用プロッタ装置、面板作成用装置等
)を指示する変換内容指示データを入力するものである
。また、記憶手段22は、入力手段21からの設計デー
タ、および変換用データを記憶するものである。さらに
、表示手段23は、入力手段21からの入力データ、お
よび変換結果のデータを表示するものである。
一方、演算処理手段24は、入力手段21からの入力デ
ータを表示手段23に表示させる機能、および入力手段
21からの設計データを、記憶手段22の変換用データ
に基づいて変換内容指示データで指示された加工装置に
見合った最適な加工用のデータに変換処理する機能を有
するものである。さらに、出力手段25は、演算処理手
段24で得られた変換データを出力するものである。
この場合、演算処理手段24における変換処理としては
、1本刀処理、検力処理、ブリッジ処理、データ順の最
適化処理、データの単純化処理等の処理を行なう。すな
わち、1本刀処理は、割付により生じる2重線を除去す
る処理である。検力処理は、打抜き時の作業性を向上す
るため、余白部分を切取るための刀データを発生させる
処理である。ブリッジ処理は、レーザ加工後波は落ちな
いための非加工部分を作成する処理である。データ順の
最適化処理は、加工作業時の効率を最適にするため、加
工装置の移動量が最小となるようにデータ順を変換する
処理である。データの単純化処理は、加工作業時の効率
を最適にするため、−直線状の複数データ(線分)をま
とめて一つのデータに単純化する処理である。
次に、以上の如く構成したパッケージ製造用データ作成
システムの作用について、第5図に示すフロー図に従っ
て説明する。
いま、まずパッケージ用割付シミュレーション装置10
において、入力手段11から図形番号が入力されると、
この入力データに応じて記憶手段12に記憶されている
図形形状データが演算処理手段14によって検索され、
割付ける図形の選択が行なわれる。次に、入力手段11
から使用者番号(パスワード)が入力されると、この入
力データに応じて記憶手段12にデータベースとして記
憶されている使用者データが演算処理手段14によって
検索され、セキュリティのチエツクが行なわれる。次に
、入力手段11から割付は方法が入力されると、この入
力データに応じて“最多割付”または“最小紙取”の割
付は方法の選択が行なわれる。
次に、上記で選択した割付は方法が“最多割付”である
場合には、入力手段11から用紙寸法条件データが入力
されると、この入力データに応じて記憶手段12にデー
タベースとして記憶されている用紙寸法データが演算処
理手段14によって検索される。また、上記で選択した
割付は方法が″最小紙取”である場合には、入力手段1
1から配列数条件データが入力されると、この入力デー
タに応じて記憶手段12にデータベースとして記憶され
ている入れ方データが演算処理手段14によって検索さ
れる。そして、以上の設計条件の基で設計を行なっても
よい場合には、入力手段11を通してその旨が指示入力
されることにより、当該設計条件に基づいた最適割付設
計値、すなわち“最多割付”の場合には配列数が、また
“最小紙取”の場合には必要用紙寸法が演算処理手段1
,4によってそれぞれ推論され、その設計データが表示
手段13に表示される。なお、上述の設計条件の一部の
条件を変更して設計を行ないたい場合には、入力手段1
1を通してその旨を指示入力することにより、当該設計
条件に基づいた最適割付設計値が演算処理手段14によ
って推論され、同様にしてその設計データが表示手段1
3に表示される。
次に、以上のような設計データが表示手段13に表示さ
れる。そして最後に、このようにして得られた設計デー
タが、出力手段15により適宜出力されることになる。
次に、入力手段21から変換内容指示データとして、例
えば抜型作成用レーザ加工装置を指示するデータが演算
処理手段24に入力され、次いでパッケージ用割付シミ
ュレーション装置10の出力手段15からの設計データ
が演算処理手段24に入力される。すると、演算処理手
段24においては、これらの設計データおよび変換用デ
ータが、記憶手段22に一時記憶されると共に、表示手
段23にそのデータ内容が表示される。また、演算処理
手段24では、入力手段21からの設計データが、記憶
手段22に記憶している変換用データに基づいて、変換
内容指示データで指示された加工装置である抜型作成用
レーザ加工装置に見合った最適な加工用のデータに変換
処理される。この場合、抜型作成用レーザ加工装置用デ
ータの変換処理としては、1本刀処理、検力処理、デー
タ順の最適化(−筆書き化)処理、データの単純化処理
が行なわれる。そして、このようにして演算処理手段2
4で得られた変換データは、表示手段23に表示される
と共に、出力手段25によって抜型作成用レーザ加工装
置の入力装置に出力される。
上述したように、本実施例のパッケージ製造用データ作
成システムでは、CADシステムによるCAD設計デー
タを基にパッケージ用割付シミュレーション装置10で
製造用割付設計を行ない、この設:[データをパッケー
ジ製造用データ作成装置20で各種加工装置に見合った
最適な加工用のデータに変換処理し、最終的に製造に適
したデータを加工装置に対して出力するようにしたもの
である。
従って、次のような種々の効果を得ることができるもの
である。
(a)手作業によるデータ作成および入力作業を不要と
することができるので、各種加工装置用のレイアウト設
計、データ作成時間を著しく短縮すると共に、入力ミス
の発生等を無くすることが可能となる。
(b)設計経験を豊富に積んだ専門家でなくとも誰でも
、各種加工装置用のデータ作成を極めて容易に行なうこ
とが可能となる。
(C)作業者によって出来上がるデータの質にばらつき
が生じることが無くなり、結果的に最終製品の品質ある
いは加工時間効率等にばらつきが生ずるようなことも無
くなる。
(d)各データの作成が一様に行なわれるので、入力ミ
ス、作業者の考え方の違い等によって、各データ間に食
い違いが生じることもなくなり、データの一貫性を確保
すことが可能となる。
(e)データの保存、管理等を、極めて容易に行なうこ
とが可能となる。
尚、上記実施例では、入力手段11からの入力情報に基
づいて、配列数(一定寸法用紙への最多配列数)を決定
する配列数決定(最多割付)機能、および必要用紙寸法
(一定数を割付ける最小用紙・r法)を決定する用紙寸
法決定(最小紙取)機能、という2つの割付は設計機能
をパッケージ用割付シミュレーション装置10に同時に
持たせた場合について述べたが、これに限らず配列数決
定(最多割付)機能、または用紙寸法決定(最小紙取)
機能のいずれか一方の機能のみを一つのシステムに持た
せるようにはしてもよく、前者の場合には少なくとも印
刷工程条件データと用紙寸法条件デ入力し、また後者の
場合には少なくとも印刷工程条件データと配列数条件デ
ータを入力すればよい。
また、上記実施例では、CADシステムによるCAD設
計データを基にパッケージ用割付シミュレーション装置
10で製造用割付設計を行ない、この設計データをパッ
ケージ製造用データ作成装置20で各種加工装置に見合
った最適な加工用のデータに変換処理し、パッケージ製
造に適したデータを加工装置に対して出力するようにし
た場合について述べたが、これとは逆にCADシステム
によるCAD設計データを基にパッケージ製造用データ
作成装置で各種加工装置に見合った最適な加工用のデー
タに変換処理を行ない、この設計データを基にパッケー
ジ用割付シミュレーション装置で製造用割付設計を行な
い、パッケージ製造に適したデータを加工装置に対して
出力するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、手作業によるデー
タ作成および入力作業を不要としてデータ作成時間の著
しい短縮化を図りつつ、専門家でなくても誰にでも均一
でばらつきのない正確でかつ最適なデータを容易に作成
することができ、しかもデータの保存、管理等を容易に
行なうことが可能なパッケージ製造用データ作成システ
ムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるパッケージ製造用データ作成シス
テムの一実施例を示すブロック図、第2図は同実施例に
おける作用を説明するための図、第3図は同実施例にお
ける作用を説明するためのフロー図、第4図は本発明に
よるパッケージ製造用データ作成システムの他の実施例
を示すブロック図、第5図は同実施例における作用を説
明するためのフロー図である。 1.11.21・・・入力手段、2,12.22・・・
記憶手段、3.13.23・・・表示手段、4.14゜
24・・・演算処理手段、5,15.25・・・出力手
段、10・・・パッケージ用割付シミュレーション装置
、20・・・パッケージ製造用データ作成装置。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 第3 図 第 図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)CADシステムによるパッケージの設計データ、
    および変換先の加工装置の種類を指示する変換内容指示
    データを入力する入力手段と、前記入力手段からのCA
    D設計データ、および変換用データを記憶する記憶手段
    と、 表示手段と、 前記入力手段からの入力データを前記表示手段に表示さ
    せる機能、および前記入力手段からのCAD設計データ
    を、前記変換用データに基づいて前記変換内容指示デー
    タで指示された加工装置に見合った最適な加工用のデー
    タに変換処理する機能を有する演算処理手段と、 前記演算処理手段で得られた変換データを出力する出力
    手段と、 を備えて成ることを特徴とするパッケージ製造用データ
    作成システム。
  2. (2)前記変換処理としては、少なくとも2重線除去処
    理を行なうようにしたことを特徴とする請求項(1)項
    に記載のパッケージ製造用データ作成システム。
  3. (3)CADシステムによるパッケージの設計データ、
    および少なくとも印刷工程条件データ、用紙寸法条件デ
    ータを入力する第1の入力手段と、印刷工程データ、用
    紙寸法データ、入れ方データをデータベースとして記憶
    する第1の記憶手段と、第1の表示手段と、前記第1の
    入力手段からの入力データに応じて、前記第1の記憶手
    段に記憶されている印刷工程データ、用紙寸法データ、
    入れ方データを検索し、配列数を決定し、かつこれらの
    検索結果および決定結果に基づいた最適割付設計値を推
    論してその設計データを前記第1の表示手段に表示させ
    る機能を有する第1の演算処理手段と、前記第1の演算
    処理手段で得られた設計データを出力する第1の出力手
    段とからなるパッケージ用割付シミュレーション装置、 前記第1の出力手段からの設計データ、および変換先の
    加工装置の種類を指示する変換内容指示データを入力す
    る第2の入力手段と、前記第2の入力手段からの設計デ
    ータ、および変換用データを記憶する第2の記憶手段と
    、第2の表示手段と、前記第2の入力手段からの入力デ
    ータを前記第2の表示手段に表示させる機能、および前
    記第2の入力手段からの設計データを、前記変換用デー
    タに基づいて前記変換内容指示データで指示された加工
    装置に見合った最適な加工用のデータに変換処理する機
    能を有する第2の演算処理手段と、前記第2の演算処理
    手段で得られた変換データを出力する第2の出力手段と
    からなるパッケージ製造用データ作成装置、 を備えて成ることを特徴とするパッケージ製造用データ
    作成システム。
  4. (4)前記変換処理としては、少なくとも1本刀処理、
    捨刀処理を行なうようにしたことを特徴とする請求項(
    3)項に記載のパッケージ製造用データ作成システム。
  5. (5)CADシステムによるパッケージの設計データ、
    および少なくとも印刷工程条件データ、配列数条件デー
    タを入力する第1の入力手段と、印刷工程データ、用紙
    寸法データ、入れ方データをデータベースとして記憶す
    る第1の記憶手段と、第1の表示手段と、前記第1の入
    力手段からの入力データに応じて、前記第1の記憶手段
    に記憶されている印刷工程データ、用紙寸法データ、入
    れ方データを検索し、必要用紙寸法を決定し、かつこれ
    らの検索結果および決定結果に基づいた最適割付設計値
    を推論してその設計データを前記第1の表示手段に表示
    させる機能を有する第1の演算処理手段と、前記第1の
    演算処理手段で得られた設計データを出力する第1の出
    力手段からなるパッケージ用割付シミュレーション装置
    、 前記第1の出力手段からの設計データ、および変換先の
    加工装置の種類を指示する変換内容指示データを入力す
    る第2の入力手段と、前記第2の入力手段からの設計デ
    ータ、および変換用データを記憶する第2の記憶手段と
    、第2の表示手段と、前記第2の入力手段からの入力デ
    ータを前記第2の表示手段に表示させる機能、および前
    記第2の入力手段からの設計データを、前記変換用デー
    タに基づいて前記変換内容指示データで指示された加工
    装置に見合った最適な加工用のデータに変換処理する機
    能を有する第2の演算処理手段と、前記第2の演算処理
    手段で得られた変換データを出力する第2の出力手段と
    からなるパッケージ製造用データ作成装置、 を備えて成ることを特徴とするパッケージ製造用データ
    作成システム。
  6. (6)前記変換処理としては、少なくとも1本刀処理、
    捨刀処理を行なうようにしたことを特徴とする請求項(
    5)項に記載のパッケージ製造用データ作成システム。
  7. (7)CADシステムによるパッケージの設計データ、
    および変換先の加工装置の種類を指示する変換内容指示
    データを入力する第1の入力手段と、前記第1の入力手
    段からのCAD設計データ、および変換用データを記憶
    する第1の記憶手段と、第1の表示手段と、前記第1の
    入力手段からの入力データを前記第1の表示手段に表示
    させる機能、および前記第1の入力手段からのCAD設
    計データを、前記変換用データに基づいて前記変換内容
    指示データで指示された加工装置に見合った最適な加工
    用のデータに変換処理する機能を有する第1の演算処理
    手段と、前記第1の演算処理手段で得られた変換データ
    を出力する第1の出力手段とからなるパッケージ製造用
    データ作成装置、前記第1の出力手段からの変換データ
    、および少なくとも印刷工程条件データ、用紙寸法条件
    データを入力する第2の入力手段と、印刷工程データ、
    用紙寸法データ、入れ方データをデータベースとして記
    憶する第2の記憶手段と、第2の表示手段と、前記第2
    の入力手段からの入力データに応じて、前記第2の記憶
    手段に記憶されている印刷工程データ、用紙寸法データ
    、入れ方データを検索し、配列数を決定し、かつこれら
    の検索結果および決定結果に基づいた最適割付設計値を
    推論してその設計データを前記第2の表示手段に表示さ
    せる機能を有する第2の演算処理手段と、前記第2の演
    算処理手段で得られた設計データを出力する第2の出力
    手段とからなるパッケージ用割付シミュレーション装置
    、 を備えて成ることを特徴とするパッケージ製造用データ
    作成システム。
  8. (8)CADシステムによるパッケージの設計データ、
    および変換先の加工装置の種類を指示する変換内容指示
    データを入力する第1の入力手段と、前記第1の入力手
    段からのCAD設計データ、および変換用データを記憶
    する第1の記憶手段と、第1の表示手段と、前記第1の
    入力手段からの入力データを前記第1の表示手段に表示
    させる機能、および前記第1の入力手段からのCAD設
    計データを、前記変換用データに基づいて前記変換内容
    指示データで指示された加工装置に見合った最適な加工
    用のデータに変換処理する機能を有する第1の演算処理
    手段と、前記第1の演算処理手段で得られた変換データ
    を出力する第1の出力手段とからなるパッケージ製造用
    データ作成装置、前記第1の出力手段からの変換データ
    、および少なくとも印刷工程条件データ、配列数条件デ
    ータを入力する第2の入力手段と、印刷工程データ、用
    紙寸法データ、入れ方データをデータベースとして記憶
    する第2の記憶手段と、第2の表示手段と、前記第2の
    入力手段からの入力データに応じて、前記第2の記憶手
    段に記憶されている印刷工程データ、用紙寸法データ、
    入れ方データを検索し、必要用紙寸法を決定し、かつこ
    れらの検索結果および決定結果に基づいた最適割付設計
    値を推論してその設計データを前記第2の表示手段に表
    示させる機能を有する第2の演算処理手段と、前記第2
    の演算処理手段で得られた設計データを出力する第2の
    出力手段からなるパッケージ用割付シミュレーション装
    置、 を備えて成ることを特徴とするパッケージ製造用データ
    作成システム。
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