JP2682123B2 - パッケージ製造用データ作成システム - Google Patents

パッケージ製造用データ作成システム

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JP2682123B2 JP1079975A JP7997589A JP2682123B2 JP 2682123 B2 JP2682123 B2 JP 2682123B2 JP 1079975 A JP1079975 A JP 1079975A JP 7997589 A JP7997589 A JP 7997589A JP 2682123 B2 JP2682123 B2 JP 2682123B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば食品等の種々の商品を包装するための
紙器,段ボール等のパッケージ製造用のデータを自動的
に設計し得るようにしたパッケージ製造用データ作成シ
ステムに関するものである。
[従来の技術] 従来から、例えば食品等の種々の商品を包装するため
に、紙器,段ボール等のパッケージを多く用いてきてい
る。この種のパッケージは通常、種々の加工装置(例え
ば、抜型作成用レーザ加工装置、版下台紙作成用プロッ
タ装置、面板作成用装置等)によって作られている。そ
して、このようなパッケージを製造するための加工装置
用のデータは、従来では設計経験を豊富に積んだ専門家
が、設計図面に基づいて各加工装置毎にデータを作成
し、このデータを各加工装置毎に個別に設けられた入力
装置(キーボード、デジタイザ等)を用いて手作業で入
力することにより行なっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の人手によるデータ作
成作業では、次のような種々の問題があった。すなわ
ち、まず人手を介して作成作業を行なっていることか
ら、各加工装置毎の2重,3重の入力作業によって非常に
長い作成時間がかかる上に、入力ミスの発生する可能性
が多かった。また、設計経験を豊富に積んだ専門家でな
いと作成を行なうことが困難である。さらに、各データ
作成が作業者個人に任されていることから、作業者によ
って出来上がるデータの質にばらつきが生じ、その結果
最終製品の品質あるいは加工時間効率等にばらつきがあ
った。さらにまた、各データの作成が個々に行なわれる
ことから、入力ミス、作業者の考え方の違い等によっ
て、各データ間に食い違いの生じる場合があった。さら
には、各加工装置毎に別々のデータが存在することか
ら、データの保存、管理等が非常に困難であった。
そこで最近では、CADシステムによるパッケージの設
計データを利用することが考えられてきているが、例え
ば2重線除去等の場合には設計効率を著しく低下させる
ことになるため、この設計データをそのまま利用するこ
とができないという問題がある。
本発明は上述のような問題を解決するために成された
もので、CAD設計データに基づき、各加工装置でそのま
ま利用できるデータの作成を行なうことが可能なパッケ
ージ製造用データ作成システムを提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、請求項1の発明のパッ
ケージ製造用データ作成システムは、CADシステムによ
るパッケージの設計データを入力する入力手段と、入力
手段により入力されたCAD設計データを記憶する記憶手
段と、入力手段により入力されたCAD設計データに対し
て、その各線分データを加工装置の移動量が最小となる
ようにデータの並び順を変える最適化処理を行なう演算
処理手段と、演算処理手段により得られた処理データを
パッケージ製造用のデータとして出力する出力手段とを
備えている。
ここで、特に上記演算処理手段としては、例えば請求
項2の発明に記載したように、入力手段に入力された印
刷工程条件データ,用紙寸法条件データに基づいて、印
刷工程データ,用紙寸法データ,入れ方データを検索
し、当該各データから配列数(一定寸法用紙への最多配
列数)を決定する最多割付機能を有して成ることが好ま
しい。
また、上記演算処理手段としては、例えば請求項3の
発明に記載したように、入力手段により入力された印刷
工程条件データ,配列数条件データに基づいて、印刷工
程データ,用紙寸法データ,入れ方データを検索し、当
該各データから必要用紙寸法(一定数を割付ける最小用
紙寸法)を決定する最小紙取機能を有して成ることが好
ましい。
[作用] 従って、請求項1に係る発明のパッケージ製造用デー
タ作成システムにおいては、入力手段からCADシステム
によるパッケージの設計データが入力されると、この入
力手段からのCAD設計データが記憶手段に記憶させると
共に、入力手段からのCAD設計データに対して、その各
線分データを加工装置の移動量が最小となるようにデー
タの並び順を変える最適化処理が実施される。
そして、このようにして得られた処理データが、パッ
ケージ製造用のデータとして出力手段により出力される
ことになる。
一方、請求項2の発明のパッケージ製造用データ作成
システムにおいては、上記の作用の下で、最多割付が実
施される。
また、請求項3の発明のパッケージ製造用データ作成
システムにおいては、上記の作用の下で、最小紙取が実
施される。
[実施例] 本発明は、CADシステムで作成されたパッケージの設
計データ(製品の形状や加工装置の加工部分を表わす)
を、そのまま加工用の制御データに変換しても不都合な
点があることから、これを補正あるいは修正するもので
あり、線分データの重複を取り除く2重線除去処理や、
余白部分を切る取るための刀データを発生させる捨刀処
理処理等を行なうことにより、補正されたパッケージの
図形形状を表わす設計データに基づいて、加工装置に見
合ったデータを作成するものである。
以下、上記のような考え方に基づく本発明の一実施例
について、図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例によるパッケージ製造用
データ作成システムの構成例を示すブロック図である。
本実施例のシステムは第1図に示す如く、キーボード,
マウス等よりなる対話式の入力装置、および磁気ディス
ク装置等よりなるデータ読み込み用の入力装置からなる
入力手段1と、磁気ディスク装置等よりなる記憶手段2
と、カラーディスプレイ等よりなる表示手段3と、パー
ソナルコンピューター等よりなる演算処理手段4と、プ
リンタ装置等よりなる出力装置、および磁気ディスク装
置等よりなるデータ読み出し用の出力装置からなる出力
手段5とから構成している。
ここで、入力手段1は、図示しないCADシステムによ
るパッケージ(例えば、紙器、段ボール等)の設計デー
タ(以下、CAD設計データと称する)、および変換先の
加工装置の種類(例えば、抜型作成用レーザ加工装置、
版下台紙作成用プロッタ装置、面板作成用装置等)を指
示する変換内容指示データを入力するものである。ま
た、記憶手段2は、入力手段1からのCAD設計データ、
および変換用データを記憶するものである。さらに、表
示手段3は。入力手段1からの入力データ、および変換
結果のデータを表示するものである。
一方、演算処理手段4は、入力手段1からの入力デー
タ,変換結果のデータを表示手段3に表示させる機能、
および入力手段1からのCAD設計データを,記憶手段2
の変換用データに基づいて変換内容指示データで指示さ
れた加工装置に見合った最適な加工用のデータに変換処
理する機能を有するものである。さらに、出力手段5
は、演算処理手段4で得られた変換データを出力するも
のである。
この場合、演算処理手段4における変換処理として
は、2重線除去処理、データ順の最適化(一筆書き化)
処理、データの単純化処理、線種変換処理、トンボデー
タ生成処理、線幅データ生成処理等の処理を行なう。す
なわち、2重線除去処理は、2重になったデータは加工
に不適なため、これを1本化する処理である。データ順
の最適化処理は、加工作業時の効率を最適にするため、
加工装置の移動量が最小となるようにデータ順(すなわ
ち、CADシステムにおけるCADデータは線分単位で持って
おり、そのデータの順番は例えば第2図に示すようにA1
〜A6の適当な順番で持っている)を変換する処理であ
る。データの単純化処理は、加工作業時の効率を最適に
するため、一直線状の複数データ(線分)をまとめて一
つのデータに単純化する処理である。線種変換処理は、
基の設計データ上は外形,罫,ジッパー,リード刀等の
線種が存在するが、各加工装置上では同一化する必要が
あるため、これを同一化する処理である。トンボデータ
生成処理は、版下台紙にはトンボが不可欠であり、これ
を生成する処理である。線幅データ生成処理は、加工時
においては線幅のデータが必要であり、これを生成する
処理である。
次に、以上の如く構成したパッケージ製造用データ作
成システムの作用について、第3図に示すフロー図に従
って説明する。
いま、まず入力手段1から変換内容指示データとし
て、例えば抜型作成用レーザ加工装置を指示するデータ
が演算処理手段4に入力され、次いでCADシステムによ
るCAD設計データが演算処理手段4に入力される。する
と、演算処理手段4においては、これらのCAD設計デー
タおよび変換用データが、記憶手段2に一時記憶される
と共に、表示手段3にそのデータ内容が表示される。ま
た、演算処理手段4では、入力手段1からのCAD設計デ
ータが、記憶手段2に記憶している変換用データに基づ
いて、変換内容指示データで指示された加工装置である
抜型作成用レーザ加工装置に見合った最適な加工用のデ
ータに変換処理される。この場合、抜型作成用レーザ加
工装置用データの変換処理としては、2重線除去処理、
線種変換処理、データ順の最適化(一筆書き化)処理、
データの単純化処理が行なわれる。そして、このように
して演算処理手段4で得られた変換データは、表示手段
3に表示されると共に、出力手段5によって抜型作成用
レーザ加工装置の入力装置に出力される。
なお、上記において、入力手段1から変換内容指示デ
ータとして、版下台紙作成用プロッタ装置を指示するデ
ータが演算処理手段4に入力された場合には、版下台紙
作成用プロッタ装置用データの変換処理としては、2重
線除去処理、線種変換処理、データ順の最適化(一筆書
き化)処理、データの単純化処理、トンボデータ生成処
理が行なわれる。また、面板作成用装置を指示するデー
タが演算処理手段4に入力された場合には、面板作成用
多装置用データの変換処理としては、2重線除去処理、
線種変換処理、データ順の最適化(一筆書き化)処理、
データの単純化処理、線幅データ生成処理が行なわれ
る。
上述したように、本実施例のパッケージ製造用データ
作成システムでは、入力手段1から、CADシステムによ
るCAD設計データ、および変換内容指示データを入力
し、演算処理手段4において、入力手段1からのCAD設
計データを、変換用データに基づいて変換内容指示デー
タで指示された加工装置に見合った最適な加工用のデー
タに変換処理し、この得られた変換データを表示手段3
に表示すると共に、出力手段5により出力するようにし
たものである。
従って、次のような種々の効果を得ることができるも
のである。
(a)手作業によるデータ作成および入力作業を不要と
することができるので、各種加工装置用のデータ作成時
間を著しく短縮すると共に、入力ミスの発生等を無くす
ることが可能となる。
(b)設計経験を豊富に積んだ専門家でなくとも誰で
も、各種加工装置用のデータ作成を極めて容易に行なう
ことが可能となる。
(c)作業者によって出来上がるデータの質にばらつき
が生じることが無くなり、結果的に最終製品の品質ある
いは加工時間効率等にばらつきが生ずるようなことも無
くなる。
(d)各データの作成が一様に行なわれるので、入力ミ
ス、作業者の考え方の違い等によって、各データ間に食
い違いが生じることもなくなり、データの一貫性を確保
すことが可能となる。
(e)データの保存、管理等を、極めて容易に行なうこ
とが可能となる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
第4図は、本発明の他の実施例によるパッケージ製造
用データ作成システムの構成例を示すブロック図であ
る。本実施例のシステムは第4図に示す如く、パッケー
ジ用割付シミュレーション装置10と、パッケージ製造用
データ作成装置20とから構成している。パッケージ用割
付シミュレーション装置10は、キーボード,マウス等よ
りなる対話式の入力装置、および磁気ディスク装置等よ
りなるデータ読み込み用の入力装置からなる入力手段11
と、磁気ディスク装置等よりなる記憶手段12と、カラー
ディスプレイ等よりなる表示手段13と、パーソナルコン
ピューター等よりなる演算処理手段14と、プリンタ装置
等よりなる出力装置、および磁気ディスク装置等よりな
るデータ読み出し用の出力装置からなる出力手段15とか
らなっている。また、パッケージ製造用データ作成装置
20は、キーボード,マウス等よりなる対話式の入力装
置、および磁気ディスク装置等よりなるデータ読み込み
用の入力装置からなる入力手段21と、磁気ディスク装置
等よりなる記憶手段22と、カラーディスプレイ等よりな
る表示手段23と、パーソナルコンピューター等よりなる
演算処理手段24と、プリンタ装置等よりなる出力装置、
および磁気ディスク装置等よりなるデータ読み出し用の
出力装置からなる出力手段25とからなっている。
パッケージ用割付シミュレーション装置10において、
入力手段11は、図示しないCADシステムによるCAD設計デ
ータすなわち図形形状データ,および印刷工程条件デー
タ,用紙寸法条件データ,配列数条件データ,使用者デ
ータ,およびその他のデータを入力するものである。ま
た、記憶手段12は、印刷工程データ,用紙寸法データ,
入れ方データ,使用者データ,およびその他のデータを
データベースとして記憶するものである。この場合、印
刷工程データとは、例えばオフセット印刷,グラビア等
の印刷工程のデータである。また、用紙寸法データと
は、用紙の寸法のデータである。入れ方条件データと
は、入れ方の条件のデータである。さらに、使用者デー
タとは、例えば“101"等の使用者のパスワードのデータ
である。さらにまた、図形形状データとは、例えばCAD
データ等の図形の形状のデータである。
一方、演算処理手段14は、入力手段1からの入力デー
タに応じて、記憶手段13に記憶されている印刷工程デー
タ,用紙寸法データ,入れ方データ,使用者データを検
索するデータベース検索機能、配列数(一定寸法用紙へ
の最多配列数)を決定する配列数決定(最多割付)機
能、必要用紙寸法(一定数を割付ける最小用紙寸法)を
決定する用紙寸法決定(最小紙取)機能、これらの検索
結果および決定結果に基づいた最適割付設計値を推論し
てその設計データを表示手段13に表示させる最適割付設
計値推論機能を有するものである。ここで言う最多割付
とは、1種類または複数種類の図形を一定の大きさの用
紙からできるだけ数多く取ることであり、また最小紙取
とは一定の数の図形を必要最小限の用紙から取ることで
ある。さらに、出力手段15は、演算処理手段14で得られ
た設計データを出力するものである。
また、パッケージ製造用データ作成装置20において、
入力手段21は、パッケージ用割付シミュレーション装置
10の出力手段15からの設計データ、および変換先の加工
装置の種類(例えば、抜型作成用レーザ加工装置、版下
台紙作成用プロッタ装置、面板作成用装置等)を指示す
る変換内容指示データを入力するものである。また、記
憶手段22は、入力手段21からの設計データ、および変換
用データを記憶するものである。さらに、表示手段23
は、入力手段21からの入力データ、および変換結果のデ
ータを表示するものである。
一方、演算処理手段24は、入力手段21からの入力デー
タを表示手段23に表示させる機能、および入力手段21か
らの設計データを、記憶手段22の変換用データに基づい
て変換内容指示データで指示された加工装置に見合った
最適な加工用のデータに変換処理する機能を有するもの
である。さらに、出力手段25は、演算処理手段24で得ら
れた変換データを出力するものである。
この場合、演算処理手段24における変換処理として
は、1本刀処理、捨刀処理、ブリッジ処理、データ順の
最適化処理、データの単純化処理等の処理を行なう。す
なわち、1本刀処理は、割付により生じる2重線を除去
する処理である。捨刀処理は、打抜き時の作業性を向上
するため、余白部分を切取るための刀データを発生させ
る処理である。ブリッジ処理は、レーザ加工後抜け落ち
ないための非加工部分を作成する処理である。データ順
の最適化処理は、加工作業時の効率を最適にするため、
加工装置の移動量が最小となるようにデータ順を変換す
る処理である。データの単純化処理は、加工作業時の効
率を最適にするため、一直線状の複数データ(線分)を
まとめて一つのデータに単純化する処理である。
次に、以上の如く構成したパッケージ製造用データ作
成システムの作用について、第5図に示すフロー図に従
って説明する。
いま、まずパッケージ用割付シミュレーション装置10
において、入力手段11から図形番号が入力されると、こ
の入力データに応じて記憶手段12に記憶されている図形
形状データが演算処理手段14によって検索され、割付け
る図形の選択が行なわれる。次に、入力手段11から使用
者番号(パスワード)が入力されると、この入力データ
に応じて記憶手段12にデータベースとして記憶されてい
る使用者データが演算処理手段14によって検索され、セ
キュリティのチェックが行なわれる。次に、入力手段11
から割付け方法が入力されると、この入力データに応じ
て“最多割付”または“最小紙取”の割付け方法の選択
が行なわれる。
次に、上記で選択した割付け方法が“最多割付”であ
る場合には、入力手段11から用紙寸法条件データが入力
されると、この入力データに応じて記憶手段12にデータ
ベースとして記憶されている用紙寸法データが演算処理
手段14によって検索される。また、上記で選択した割付
け方法が“最小紙取”である場合には、入力手段11から
配列数条件データが入力されると、この入力データに応
じて記憶手段12にデータベースとして記憶されている入
れ方データが演算処理手段14によって検索される。そし
て、以上の設計条件の基で設計を行なってもよい場合に
は、入力手段11を通してその旨が指示入力されることに
より、当該設計条件に基づいた最適割付設計値、すなわ
ち“最多割付”の場合には配列数が,また“最小紙取”
の場合には必要用紙寸法が演算処理手段14によってそれ
ぞれ推論され、その設計データが表示手段13に表示され
る。なお、上述の設計条件の一部の条件を変更して設計
を行ないたい場合には、入力手段11を通してその旨を指
示入力することにより、当該設計条件に基づいた最適割
付設計値が演算処理手段14によって推論され、同様にし
てその設計データが表示手段13に表示される。
次に、以上のような設計データが表示手段13に表示さ
れる。そして最後に、このようにして得られた設計デー
タが、出力手段15により適宜出力されることになる。
次に、入力手段21から変換内容指示データとして、例
えば抜型作成用レーザ加工装置を指示するデータが演算
処理手段24に入力され、次いでパッケージ用割付シミュ
レーション装置10の出力手段15からの設計データが演算
処理手段24に入力される。すると、演算処理手段24にお
いては、これらの設計データおよび変換用データが、記
憶手段22に一時記憶されると共に、表示手段23にそのデ
ータ内容が表示される。また、演算処理手段24では、入
力手段21からの設計データが、記憶手段22に記憶してい
る変換用データに基づいて、変換内容指示データで指示
された加工装置である抜型作成用レーザ加工装置に見合
った最適な加工用のデータに変換処理される。この場
合、抜型作成用レーザ加工装置用データの変換処理とし
ては、1本刀処理、捨刀処理、データ順の最適化(一筆
書き化)処理、データの単純化処理が行なわれる。そし
て、このようにして演算処理手段24で得られた変換デー
タは、表示手段23に表示されると共に、出力手段25によ
って抜型作成用レーザ加工装置の入力装置に出力され
る。
上述したように、本実施例のパッケージ製造用データ
作成システムでは、CADシステムによるCAD設計データを
基にパッケージ用割付シミュレーション装置10で製造用
割付設計を行ない、この設計データをパッケージ製造用
データ作成装置20で各種加工装置に見合った最適な加工
用のデータに変換処理し、最終的に製造に適したデータ
を加工装置に対して出力するようにしたものである。
従って、次のような種々の効果を得ることができるも
のである。
(a)手作業によるデータ作成および入力作業を不要と
することができるので、各種加工装置用のレイアウト設
計、データ作成時間を著しく短縮すると共に、入力ミス
の発生等を無くすることが可能となる。
(b)設計経験を豊富に積んだ専門家でなくとも誰で
も、各種加工装置用のデータ作成を極めて容易に行なう
ことが可能となる。
(c)作業者によって出来上がるデータの質にばらつき
が生じることが無くなり、結果的に最終製品の品質ある
いは加工時間効率等にばらつきが生ずるようなことも無
くなる。
(d)各データの作成が一様に行なわれるので、入力ミ
ス、作業者の考え方の違い等によって、各データ間に食
い違いが生じることもなくなり、データの一貫性を確保
すことが可能となる。
(e)データの保存、管理等を、極めて容易に行なうこ
とが可能となる。
尚、上記実施例では、入力手段11からの入力情報に基
づいて、配列数(一定寸法用紙への最多配列数)を決定
する配列数決定(最多割付)機能、および必要用紙寸法
(一定数を割付ける最小用紙寸法)を決定する用紙寸法
決定(最小紙取)機能、という2つの割付け設計機能を
パッケージ用割付シミュレーション装置10に同時に持た
せた場合について述べたが、これに限らず配列数決定
(最多割付)機能、または用紙寸法多決定(最小紙取)
機能のいずれか一方の機能のみを一つのシステムに持た
せるようにはしてもよく、前者の場合には少なくとも印
刷工程条件データと用紙寸法条件デ入力し、また後者の
場合には少なくとも印刷工程条件データと配列数条件デ
ータを入力すればよい。
また、上記実施例では、CADシステムによるCAD設計デ
ータを基にパッケージ用割付シミュレーション装置10で
製造用割付設計を行ない、この設計データをパッケージ
製造用データ作成装置20で各種加工装置に見合った最適
な加工用のデータに変換処理し、パッケージ製造に適し
たデータを加工装置に対して出力するようにした場合に
ついて述べたが、これとは逆にCADシステムによるCAD設
計データを基にパッケージ製造用データ作成装置で各種
加工装置に見合った最適な加工用のデータに変換処理を
行ない、この設計データを基にパッケージ用割付シミュ
レーション装置で製造用割付設計を行ない、パッケージ
製造に適したデータを加工装置に対して出力するように
してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、CAD設計データ
に基づき、各加工装置でそのまま利用できるデータの作
成を行なうことが可能なパッケージ製造用データ作成シ
ステムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるバッケージ製造用データ作成シス
テムの一実施例を示すブロック図、第2図は同実施例に
おける作用を説明するための図、第3図は同実施例にお
ける作用を説明するためのフロー図、第4図は本発明に
よるパッケージ製造用データ作成システムの他の実施例
を示すブロック図、第5図は同実施例における作用を説
明するためのフロー図である。 1,11,21……入力手段、2,12,22……記憶手段、3,13,23
……表示手段、4,14,24……演算処理手段、5,15,25……
出力手段、10……パッケージ用割付シミュレーション装
置、20……パッケージ製造用データ作成装置。
フロントページの続き (72)発明者 竹之下 強 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (72)発明者 吉越 明彦 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−145370(JP,A) 特開 昭63−189973(JP,A) 特開 昭62−216006(JP,A) 特開 昭63−307572(JP,A) 特開 昭60−3058(JP,A) 特開 昭63−113761(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CADシステムによるパッケージの設計デー
    タを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力されたCAD設計データを記憶す
    る記憶手段と、 前記入力手段により入力されたCAD設計データに対し
    て、その各線分データを加工装置の移動量が最小となる
    ようにデータの並び順を変える最適化処理を行なう演算
    処理手段と、 前記演算処理手段により得られた処理データをパッケー
    ジ製造用のデータとして出力する出力手段と、 を備えて成ることを特徴とするパッケージ製造用データ
    作成システム。
  2. 【請求項2】前記演算処理手段としては、入力手段によ
    り入力された印刷工程条件データ,用紙寸法条件データ
    に基づいて、印刷工程データ,用紙寸法データ,入れ方
    データを検索し、当該各データから配列数(一定寸法用
    紙への最多配列数)を決定する最多割付機能を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のパッケージ製造用デー
    タ作成システム。
  3. 【請求項3】前記演算処理手段としては、入力手段によ
    り入力された印刷工程条件データ,配列数条件データに
    基づいて、印刷工程データ,用紙寸法データ,入れ方デ
    ータを検索し、当該各データから、必要用紙寸法(一定
    数を割付ける最小用紙寸法)を決定する最小紙取機能を
    有することを特徴とする請求項1に記載のパッケージ製
    造用データ作成システム。
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