JPH02255637A - 2―アルキルアントラキノンの製造方法 - Google Patents

2―アルキルアントラキノンの製造方法

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JPH02255637A
JPH02255637A JP7607689A JP7607689A JPH02255637A JP H02255637 A JPH02255637 A JP H02255637A JP 7607689 A JP7607689 A JP 7607689A JP 7607689 A JP7607689 A JP 7607689A JP H02255637 A JPH02255637 A JP H02255637A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上Ω皿里公立 本発明は、2−アルキルアントラキノンを高収率で、且
つ、高純度に製造する方法に関する。
従米曵肢止 2−アルキルアントラキノンは、過酸化水素製造時の触
媒や、感光性樹脂用の増感剤等に使用される工業的に重
要な化合物である。
2−アルキルアントラキノンは、工業的には、−Mに、
下式に示すように、2− (4−アルキルベンゾイル)
安息香酸を発煙硫酸にて脱水閉環することにより製造さ
れている。
例えば、J、 Chew、 Soc、、 1945 1
81によれば、2−(4−t−ブチルベンゾイル)安息
香酸を5倍重量の20%又は25%発煙硫酸中、90°
Cで1.5時間反応させることによって、2−t−ブチ
ルアントラキノンが収率75%で、また、2−(4−n
−ブチルベンゾイル)安息香酸を4倍重量の20%又は
25%発煙硫酸中、湯浴上で1.5時間反応させること
によって、2−n−ブチルアントラキノンが収率72%
で、それぞれ得られている。
また、特公昭34−8102号公報の記載によれば、2
−(4−アミルベンゾイル)安息香酸を8.1倍重量の
20%発煙硫酸中、95°Cで2時間反応させることに
よって、2−t−アミルアントラキノンが収率78%で
得られている。
更に、米国特許第3.032.560号明細書によれば
、2−(4−混合アルミベンゾイル)安息香酸を7゜8
倍重量の10%発煙硫酸中、85°Cで1.5時間反応
させることによって、2−混合アミルアントラキノンが
収率69%で、また、2− (4−t−ブチルベンゾイ
ル)安息香酸を7.8倍重量の10%発煙硫酸中、85
°Cで3時間反応させることによって、2−t−ブチル
アントラキノンが収率75%で、それぞれ得られている
以上の3例を要約すると、2−(4−アルキルベンゾイ
ル)安息香酸を4〜8倍重量の10〜25%発煙硫酸中
、85〜95°Cの範囲の温度にて1.5〜5時間反応
させることによって、2−アルキルアントラキノンを収
率69〜78%で得ることができるが、かかる収率は、
工業的な製造の観点からは、尚、満足すべきものとはい
えない。
そこで、2−アルキルアントラキノンの収率を改善する
ために、米国特許第4,035,396号には、反応に
溶剤を併用する方法が提案されている。この方法によれ
ば、2−(4−アルミベンゾイル)安息香酸を6倍重量
のトリクロロベンゼンに溶解し、5倍重量の5%発煙硫
酸中、90°Cで4時間反応させることによって、2−
アミルアントラキノンが収率98%で、また、2−(4
−t−ブチルベンゾイル)安息香酸を6倍重量のトリク
ロロベンゼンに溶解し、4倍fi量のl005%発煙硫
酸中、90°Cで4時間反応させることによって、2−
t−ブチルアントラキノンが収率84%で、それぞれ得
られている。しかしながら、この方法によれば、明らか
に、大量の溶剤の使用が不可欠であり、作業性及び生産
効率に問題がある。
一方、100℃以上の高い反応温度を使用し、短時間で
反応を行なうことによって、2−アルキルアントラキノ
ンの収率を向上させようとする試みもなされている。例
えば、特開昭55−45622号公報によれば、2−(
4−混合アミルベンゾイル)安息香酸を3倍重量の10
0%硫酸中、120°Cで15分間反応させて、純度9
3.5%の2−混合アミルアントラキノンが収率60.
5%で、また、2(4−n−ブチルベンゾイル)安息香
酸を3倍重量の100%硫酸中、120°Cで15分間
反応させて、純度92%の2−n−ブチルアントラキノ
ンが収率62.3%で、それぞれ得られている。
また、特開昭55−64542号及び特開昭55−64
543号公報には、2−(4−アルキルベンゾイル)安
息香酸から2−アルキルアントラキノンを製造する際の
反応条件に関して、脱水閉環剤として95重量%以上、
好ましくは98重量%以上の濃硫酸、又は1〜50重量
%、好ましくは3〜30重量%の発煙硫酸を2−(4−
アルキルベンゾイル)安息香酸の1.5〜lO倍重量、
好ましくは2.5〜5倍重量使用し、反応温度は100
〜180°C1好ましくは110〜170°Cであり、
反応時間は60分以下、好ましくは30分以下であるこ
とが記載されているが、これらの条件を満たす具体的な
反応例は何ら記載がない。
更に、特公昭61−36500号公報には、反応系内に
ホウ酸を添加する方法が記載されている。
この方法によれば、2−(4−混合アミルベンゾイル)
安息香酸を、3〜4倍重量の15〜40%発煙硫酸に B (%)=0.257A+C (Bは発煙硫酸の重量に対するホウ酸の重量百分率、A
は発煙硫酸(7)S03fA度、Cは−2〜+2、好ま
しくは−1,5〜+1.5の範囲の数)なる量のホウ酸
を添加した反応系中、125〜150℃で4〜10分間
反応させることによって、純度91.4〜94.5%の
2−混合アミルアントラキノンが71.2〜81.5%
の収率で、また、2−(4−t−ブチルベンゾイル)安
息香酸を3〜4倍重量の25%発煙硫酸に前記同量のホ
ウ酸を添加した反応系中で、125,145℃で6〜1
3分間反応させることによって、純度92.5〜94゜
2%の2−t−ブチルアントラキノンが76.4〜80
.2%の収率で得られている。
しかしながら、この方法によれば、ホウ酸の併用が不可
欠であって、生産コストに問題があるばかりでなく、得
られる2−アルキルアントラキノンの純度、収率共に必
ずしも満足すべきものではない。また、この方法は、大
スケールでの大量生産が困難であるという欠点を有する
。この方法においては、反応時間が短時間に制御されな
ければならず、昇温や冷却に長時間を要するときは、副
反応による制度、収率の低下を来たすため、反応スケー
ルを太き(するに従って、純度、収率の低下が激しいか
らである。
以上のように、従来、生産性が高く、且つ、高純度の2
−アルキルアントラキノンを高収率で製造することので
きる方法は未だ見出されていない。
口が”ンしようと る晋 本発明者らは、2−(4−アルキルベンゾイル)安息香
酸を発煙硫酸にて脱水閉環して、2−アルキルアントラ
キノンを製造する方法において、上記した従来の方法に
おける問題を解決するために鋭意研究した結果、パイプ
反応器内にて、比較的高温の反応温度で、且つ、正確に
反応時間を短時間に制御して、連続的に脱水閉環反応を
行なうことによって、高純度の2−アルキルアントラキ
ノンを高収率高生産性にて製造することができることを
見出して、本発明に至ったものである。
即ち、本発明は、2−(4−アルキルベンゾイル)安息
香酸を発煙硫酸にて脱水閉環して、2アルキルアントラ
キノンを製造する方法において、生産性にすぐれ、且つ
、高純度の2−アルキルアントラキノンを高収率で製造
できる方法を提供することを目的とする。
本発明は、一般式(I) (式中、Rは炭素数2〜8のアルキル基を示す。)で表
わされる2−(4−アルキルベンゾイル)安息香酸を発
煙硫酸にて反応温度150〜200″Cで脱水閉環して
、一般式(If) υ (n) (式中、Rは前記と同じである。) で表わされる2−アルキルアントラキノンを製造する方
法において、脱水閉環反応をバイブ反応器中、反応時間
5分以内で、連続的に行なうことを特徴とする。
本発明の方法によれば、バイブ反応器を用いることによ
って、反応物を短時間で所定の反応温度に加熱すること
が可能であり、且つ、反応を終了した反応物を短時間に
冷却することが可能であるため、スルホン化や炭化等の
副反応を抑制でき、結果として、主反応である脱水閉環
反応が優先的に進行する。因みに、従来の回分式反応装
置を用いる方法によれば、大量の反応物を所定の反応温
度に加熱し、また、反応終了後、冷却することが必要で
あるため、主反応である脱水閉環反応後の加熱及び冷却
に長時間を要し、この間にスルホン化や炭化等の副反応
が進行して、2−アルキルアントラキノンの収率及び純
度を低下させる。
更に、本発明の方法によれば、大量生産時の2−アルキ
ルアントラキノンの純度、収率を小スケール時と同様に
確保できるという利点のみならず、トリクロロベンゼン
等の溶媒や、ホウ酸等の添加物を併用することなしに、
これらの方法と同等以上の2−アルキルアントラキノン
の収率、純度を実現することができる利点をも有する。
以下に、本発明の方法について、詳しく説明する。
脱水閉環剤として使用する発煙硫酸の使用量は、遊離S
Os分として2−(4−アルキルベンゾイル)安息香酸
に対して、1モル比以上用いることが必要である。2−
(4−アルキルベンゾイル)安息香酸を発煙硫酸にて脱
水閉環して、2−アルキルアントラキノンを製造する方
法においては、脱水閉環反応の進行により生成する水が
発煙硫酸中の遊離SO3と反応して硫酸を形成する。従
つて、発煙硫酸の使用量が805分として2−(4−ア
ルキルベンゾイル)安息香酸に対して、1モル比よりも
小さい場合は、反応中に発煙硫酸が100%硫酸以下に
希釈されるため、スルホン化物の副生量が増加する。他
方、発煙硫酸の使用量が1モル比以上であれば、上限に
関しては特に制限はないが、経済性及び操作性を考慮し
て、1.2〜3.0モル比にて使用することが好ましい
本発明の方法においては、発煙硫酸の濃度は、5〜35
%のものが好適に使用される。5%濃度以下の発煙硫酸
も使用可能であるが、遊離303分として2−(4−ア
ルキルベンゾイル)安息香酸に対して、1モル比以上と
するためには、発煙硫酸を大量に使用することが必要で
あり、生産性が低下する。他方、35%以上の発煙硫酸
も使用可能であるが、作業性を考慮すると、発煙硫酸は
2−(4−アルキルベンゾイル)安息香酸の1重量比以
上使用することが好ましいので、35%以上の発煙硫酸
を使用することによる経済性の利点はない。
本発明の方法においては、反応温度は、150〜200
℃であり、好ましくは160〜180°Cである。反応
温度が150°Cより低い場合は、脱水閉環反応の速度
が遅くなるため、反応の完結に長時間を必要とし、その
結果、炭化物或いはスルホン化物等の副反応物の生成量
が増加して、2−アルキルアントラキノンの収率及び純
度が低下する。一方、反応温度が200″Cより高い場
合は、炭化物の生成量が増加するため、2−アルキルア
ントラキノンの収率及び純度が低下する。
更に、本発明の方法においては、反応時間は、5分以内
であり、5分より長い場合は、炭化物或いはスルホン化
物等の副反応物の生成量が増加するため、2−アルキル
アントラキノンの収率及び純度が低下する。
本発明の方法においては、反応装置として、パイプ反応
器を使用する。ここに、パイプ反応器とは、温度制御可
能な加熱装置を有し、直型又は凸型のパイプにより形成
される連続反応のための装置であって、パイプの一端よ
り原料溶液又は各原料が定常的に加圧送入さ机、他端よ
り反応を終えた反応物が押し出されてくる。
パイプ反応器の材質は、使用する発煙硫酸に耐性のある
ステンレス、グラスライニング、セラミックス、耐熱性
ガラス等が使用される。
パイプ反応器の長さは、パイプ径、原料の送入速度、反
応時間及び生産量等の諸条件により決定されるが、原料
送入に使用するポンプの能力に対するパイプ内の圧損を
考慮した範囲内であれば、特に制限はない。
パイプ反応器の径は、反応時の加熱、冷却における伝熱
速度が本発明の反応温度、反応時間の制御の良否にかか
わってくるため、4インチ以下が好ましく、特に2イン
チ以下が好ましい。4インチより太い場合、パイプの長
さを非常に長くする場合以外は、原料送入量に対する伝
熱面積が不足となるため、加熱、冷却の温度制御及び反
応時間の制御が不十分となる傾向がある。
パイプ反応器中の反応物は、反応温度の均一性を得るた
めに撹拌されることが望ましい0反応物の撹拌には機械
式撹拌機も使用されるが、パイプ長が長い場合には、ス
タティックミキサーのような乱流をもたらす充填材が好
適に用いられる。
反応溶液の送入速度は、パイプ反応器の容量によって異
なるが、反応器中の反応物が所定の反応時間、即ち、滞
留時間となるように設定する。
パイプ反応器への原料の供給は、前工程で原料であるア
ルキルベンゾイル安息香酸と発煙硫酸を溶解混合して調
製した原料溶液をパイプ反応器に送入してもよいし、ま
た、パイプ溶解器とパイプ反応器を連結した反応装置の
パイプ溶解器に両者原料を定常的に送入してもよい。更
に、直接、パイプ反応器内で両者原料の混合溶解を行な
ってもよい。
前工程で原料溶液を調製する場合は、溶解時に発生する
溶解熱により脱水閉環反応が進行することを防ぐため、
溶解温度は50°C以下が好ましく、特に30°C以下
が好ましい。
原料の溶解工程も反応工程と共に連続的に行なう場合に
は、加熱装置を有し、又は有しないパイプ溶解器とパイ
プ反応器を連結した反応装置が使用され、パイプ溶解器
に同時に連続的に平行して両者原料を送入する。この場
合、送入する2−(4−アルキルベンゾイル)安息香酸
は、粉末状又は溶融状いずれであってもよい。また、前
工程で原料溶液を調製する場合のように、溶解時の温度
を50°C以下に保つ必要はなく、原料を予熱するか、
又は外部から加熱することにより、溶解部分の内温を8
0〜150°C付近に保ちながら溶解する方が溶解時間
を短縮できる利点がある。
また、80〜150°Cに加熱した2−(4−アルキル
ベンゾイル)安息香酸と80〜150°Cに加熱した発
煙硫酸を直接パイプ反応器に同時に平行して定常的に送
入してもよい。
パイプ反応器の加熱方法としては、熱媒等による加熱方
法が好適に使用されるが、発煙硫酸が極性を有すること
から、マイクロ波を使用した誘電加熱方式により反応物
を直接加熱する方法も好適に利用できる。
誘電加熱方式とは、電子レンジ等で使用されているごと
く、マイクロ波(高周波)を照射することによって、反
応物自体を振動させて発熱させるものであり、熱媒等に
よる外部からの温度勾配を経て伝達される加熱方式に比
較して、エネルギーの伝達が有効、且つ迅速である。従
って、誘電加熱方式をパイプ反応器の反応に利用するこ
とにより、反応温度の制御を正確に、且つ迅速に行なう
ことができるので、本発明の方法を一層有利に行なうこ
とができる。
特に、パイプ反応器のパイプ径が太くなるほど、誘電加
熱方式の有利性が顕著になる。使用されるマイクロ波は
、30〜300000MHzの範囲のものが有効である
。しかしながら、工業的に利用できるマイクロ波は、法
律によって、特定の周波数帯に限られており、これらの
周波数帯としては、0〜50.896.915および2
450MHzがある。尚、誘電加熱方式を採用するため
には、パイプ反応器はマイクロ波を透過させ得るガラス
、セラミックス等の素材で作られていることが必要であ
る。
所定の反応時間を終了した反応物は、場合によりパイプ
反応器に接続された冷却用のパイプの中で冷却した後、
水又は氷水中に排出する。析出物を常法の精製法で処理
することにより、目的とする高純度の2−アルキルアン
トラキノンを高収率で得ることができる。
主皿■四来 以上のように、本発明によれば、2−(4−アルキルベ
ンゾイル)安息香酸を発煙硫酸にて、反応温度150〜
200°Cで脱水閉環して、2−アルキルアントラキノ
ンを製造する方法において、パイプ反応器内にて、比較
的高温の反応温度で、且つ、正確に反応時間を短時間に
制御して、連続的に脱水閉環反応を行なうことによって
、高純度の2−アルキルアントラキノンを高収率高生産
性にて製造することができる。
裏旌桝 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1 (2−エチルアントラキノンの製造) 28%発煙硫酸452.7 gに撹拌下、25〜30°
Cを保って、粉末状の2−(4−エチルベンゾイル)安
息香酸(純度94.0%)150.9gを徐々に添加、
溶解して原料溶液を調製した。この原料溶液の25℃に
おける体積は366n+1であった。
この原料溶液を、外部加熱ジャケットを有し、ステンレ
ス製スタティックミキサーを装填した内径8!l111
1、長さ76cm、実効容積27.8mlの直線状のガ
ラスパイプ製反応器中に、セラミックス製定量ポンプを
用いて13.9ml/分の速度で送液した。
外部ジャケットには熱媒を原料溶液の進行方向と同じ方
向に導入し、熱媒の温度を入口で175°C1出口で1
58 ”Cに設定した。
尚、反応器を、送液中は反応中発生するガスを反応物よ
り先に排出させることにより反応物の滞留時間を一定に
するため出口が高くなる方向に約20°の角度で、送液
終了後は反応物を完全に排出するため出口が低くなる方
向に約30°の角度で傾けた。
反応物の反応器中での滞留時間は約2分、反応器出口で
の温度は165°Cであった。また、全原料溶液が反応
器を通過し終えるのに約28分を要した。反応器より押
し出された反応物は、氷水12中に撹拌下に連続的に排
出して希釈した。析出物をトルエン500m1で抽出し
、温水、5%カセイソーダ水溶液、温水で順次洗浄し、
濾過後、トルエンを漏失して、純度98.8%の2−エ
チルアントラキノン121.0g(収率90.7%)を
黄橙色結晶として得た。
実施例2 (2−も−ブチルアントラキノンの製造)28%発煙硫
酸282.3 gに撹拌下、25〜30°Cを保って、
粉末状の2−(4−t−ブチルベンゾイル)安息香酸(
純度95.6%)141.2gを徐々に添加、溶解して
原料溶液を調製した。この原料溶液の25°Cにおける
体積は270m1であった。
この原料溶液を、実施例1と同じ反応器中に13.9m
l/分の速度で送液した。熱媒の温度を入口で170°
C1出口で157℃に設定した。反応物の反応器中での
滞留時間は約2分、反応器出口での温度は160°Cで
あった。また、全原料溶液が反応器を通過し終えるのに
約22分を要した。反応器より押し出された反応物を実
施例1と同様に処理して、純度97.5%の2−t−ブ
チルアントラキノン120.0g(収率92.6%)を
黄橙色結晶として得た。
実施例3 (2−混合アミルアントラキノンの製造)11.8%発
煙硫酸444.6 gに撹拌下、25〜30°Cを保っ
て、粉末状の2−(4−混合アミルベンゾイル)安息香
酸(純度95.0%、t−アミル体/1sosec−ア
ミル体=51.6/48.4) 148.2gを徐々に
添加、熔解して原料溶液を調製した。この原料溶液の2
5°Cにおける体積は367m1であった。
この原料溶液を、実施例1と同じ反応器中に16.7m
l/分の速度で送液した。熱媒の温度を人口で180°
C2出口で166°Cに設定した。反応物の反応器中で
の滞留時間は1分40秒、反応器出口での温度は167
°Cであった。また、全原料溶液が反応器を通過し終え
るのに約23分を要した。
反応器より押し出された反応物を実施例1と同様に処理
して、純度97.9%(t−アミル体/1so−sec
−アミル体= 52.8 / 47.2 >の2−混合
アミルアントラキノン117g(収率86.6%)を黄
橙色粘稠液体として得た。
実施例4 (2−混合アミルアントラキノンの製造)11.8%発
煙硫酸444.6 gに撹拌下、25〜30°Cを保っ
て、粉末状の2−(4−混合アミルベンゾイル)安息香
酸(純度95.8%、t−アミル体/1sosec−ア
ミル体=82.6/17.4)148.2gを徐々に添
加、溶解して原料溶液を調製した。この原料溶液の25
°Cにおける体積は366m1であった。
この原料溶液を、実施例1と同じ反応器中に11.1m
l/分の速度で送液した。熱媒の温度を入口で170°
C1出口で158°Cに設定した。反応物の反応器中で
の滞留時間は2分30秒、反応器出口での温度は158
°Cであった。また、全原料溶液が反応器を通過し終え
るのに約35分を要した。
反応器より押し出された反応物を実施例1と同様に処理
して、純度97.1%(t−アミル体/1so−sec
−アミル体= 83.8 / 16.2 )の2−混合
アミルアントラキノン122.3(収率89.1%)を
黄橙色粘稠液体として得た。
実施例5 (2−混合アミルアントラキノンの製造)11.8%発
煙硫酸444.6 gに撹拌下、25〜30°Cを保っ
て、粉末状の2−(4−混合アミルベンゾイル)安息香
酸(純度95.8%、t−アミル体/1sosec−ア
ミル体=82.6/17.4) 148.2gを徐々に
添加、溶解して原料溶液を調製した。この原料溶液の2
5°Cにおける体積は366m1であった。
一方、内径8IIt111、長さ55〔、実効容積27
.6mlのU字型のガラスパイプの両端を、ガラスパイ
プが水平方向に20°の傾斜角度をもつように、市販電
子レンジ(高周波出力500W、発振周波数2450M
Hz、電源交流100V)の壁面を貫通するように溶接
した外径5IIIffi、内径3ffIIlのステンレ
スパイプ2本に各々テフロンパイプにより接続して、マ
イクロ波加熱式パイプ反応器を製作した。このガラスパ
イプを装着した電子レンジの四隅に、高周波出力を調節
するために、水100m1を入れたビーカーを各1個置
いた。先に調製した原料溶液を、高周波出力500Wで
加熱下に、マイクロ波加熱式パイプ反応器中に、下方の
入口から、セラミックス製定量ポンプを用いて22.1
ml/分の速度で送液した0反応物の温度は、反応器の
出口でサーミスタを用いて測定したところ、165℃で
あった。送液終了後は、反応物を完全に排出するために
、反応器の入口が高くなるように電子レンジを傾けた。
反応物の反応器中で滞留時間は1分15秒であり、全原
料溶液が反応器を通過し終えるのに約18分を要した。
反応器より押し出された反応物を実施例1と同様に処理
して、純度96.8%(1−アミル体/1soSec−
アミル体= 84.1 / 15.9 )の2=混合ア
ミルアントラキノン122.8(収率89.1%)を黄
橙色粘稠液体として得た。
実施例6 (2−エチルアントラキノンの製造) 第1図に示すような連続式反応装置を用いて反応を行な
った。
断熱材8を備えた外部ジャケットを有し、強制撹拌機9
を備えた内径1.5 cm、長さ25cm、実効容積2
6.5mlのガラスパイプ製溶解器11と、外部ジャケ
ットを有し、ステンレス製スタティックミキサー10を
装填した内径8閾、長さ76cm、実効容積27.8m
lのガラスパイプ製反応容器12とを接続して、連続式
反応装置を製作した。
溶解器11には、ガス抜きコック3を設け、また、反応
温度を調べるために、後述するように、熱媒の入口及び
出口にサーミスタ7を配設した。
かかる溶解器において、発煙硫酸は供給口1から、また
、溶融2−(4−アルキルベンゾイル)安息香酸は、供
給口2からそれぞれ連続的に溶解器に送入される。反応
器12にも、ガス抜き口14が設けられている。
溶解器の外部ジャケットには、熱媒を原料の進行方向と
逆の方向に導入し、熱媒の温度を入口4で90°C1出
口5で85℃に設定した。この溶解器11に、150 
”Cに加熱溶融した2−(エチルベンゾイル)安息香酸
(純度94.0%)を9.0m1Z分(約9.8g/分
)に相当する。)の速度にて、これと平行して、28%
発煙硫酸を15.5ml/分(約29g/分に相当する
。)の速度で連続的に送液した。
反応器12の外部ジャケットには、熱媒を反応物の進行
方向と同じ方向に導入した。熱媒の温度を入口4で17
5℃に、また、出口5にて169°Cに設定した0反応
物の反応器出口6での温度は169°Cであった。反応
物の溶解器中及び反応器中の滞留時間は、合計で2分1
2秒であった。この反応操作を約15分間継続した。こ
の間に反応装置を通過した2−(4−エチルベンゾイル
)安息香酸は147g、28%発煙硫酸は435gであ
った。
反応器より押し出された反応物を実施例1と同様に、氷
水13中に排出させ、処理して、純度97゜1%の2−
エチルアントラキノン116.6g(収率88.2%)
を黄橙色結晶として得た。
比較例1 (2−エチルアントラキノンの製造) 500ml容量四つロフラスコに入れた28%発煙硫酸
452.7gに、攪拌下25〜30°Cを保持して、粉
末状の2−(4−エチルベンゾイル安息香酸(純度94
.0%)15G、9gを徐々に加え、溶解させた。
この原料溶液を160°Cに設定した油浴中で加熱昇温
し、25分間を要して、内温165°Cとした。更に、
2分間、内温165°Cに保持した後、反応液を氷水I
I!、中に排出して、希釈した。析出物を実施例1と同
様に処理して、純度93.2%の2−エチルアントラキ
ノン91.7g(収率65.4%)を橙色結晶として得
た。
比較例2 (2−混合アミルアントラキノンの製造)500+nl
容量四つロフラスコに入れた11.8%発煙硫酸444
.6 gに、攪拌下25〜30″Cを保持して、粉末状
の2−(・4−混合アミルベンゾイル安息香酸(純度9
5.0%、む−アミル体/1so−sec−アミル体=
51.6/48.4)148.2gを徐々に加え、溶解
させた。
この原料溶液を162°Cに設定した油浴中で加熱昇温
し、26分間を要して、内温167°Cとした。更に、
1分40秒間、内温167°Cに保持した後、反応液を
氷水li中に排出して、希釈した。
析出したハルツ状物質を実施例1と同様に処理して、純
度92.7%の2=混合アミルアントラキノン(t−ア
ミル体/1sosec−アミル体= 54.1/45.
9)73.7g (収率52.9%)を橙色粘稠液体と
して得た。
比較例3 (2−t−ブチルアントラキノンの製造)実施例2にお
いて、原料溶液の送液量を0.5ml/分、反応物の反
応器内での滞留時間を56分、熱媒の温度をジャケット
入口にて120°Cに、出口にて111°Cに設定した
以外は、実施例2と同様にして反応を行なった。この場
合において、反応物の反応器出口での温度は110°C
であり、純度94.7%の2−t−ブチルアントラキノ
ン102.6g(収率76.9%)を黄橙色結晶として
得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明において、好適に用い得る反応装置の
一例を示す図である。 1・・・発煙硫酸供給口、2・・・溶融2−(4−アル
キルベンゾイル)安息香酸供給口、3・・・ガス抜きコ
ック、4・・・熱媒入口、5・・・熱媒出口、6・・・
反応物出口、7・・・サーミスタ、8・・・断熱材、9
・・・撹拌棒、10・・・スタテイクツミキサー 11
・・・溶解器、12・・・反応器、13・・・氷水、1
4・・・ガス抜き口。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは炭素数2〜8のアルキル基を示す。) で表わされる2−(4−アルキルベンゾイル)安息香酸
    を発煙硫酸にて反応温度150〜200℃で脱水閉環し
    て、一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Rは前記と同じである。) で表わされる2−アルキルアントラキノンを製造する方
    法において、脱水閉環反応をパイプ反応器中、反応時間
    5分以内で、連続的に行なうことを特徴とする2−アル
    キルアントラキノンの製造方法。
  2. (2)2−(4−アルキルベンゾイル)安息香酸を50
    ℃以下で発煙硫酸に溶解した原料溶液をパイプ反応器中
    に連続的に供給することを特徴とする請求項第1項記載
    の2−アルキルアントラキノンの製造方法。
  3. (3)加熱装置を有し、又は有しないパイプ溶解器とパ
    イプ反応器を連結してなる反応装置を使用し、パイプ溶
    解器に2−(4−アルキルベンゾイル)安息香酸と発煙
    硫酸とを同時に平行して連続的に供給することを特徴と
    する請求項第1項記載の2−アルキルアントラキノンの
    製造方法。
  4. (4)80〜150℃に加熱した2−(4−アルキルベ
    ンゾイル)安息香酸と80〜150℃に加熱した発煙硫
    酸をパイプ反応器中に同時に平行して連続的に供給する
    ことを特徴とする請求項第1項記載の2−アルキルアン
    トラキノンの製造方法。
  5. (5)加熱方法としてマイクロ波加熱を用いることを特
    徴とする請求項第1項、第2項、第3項又は第4項記載
    の2−アルキルアントラキノンの製造方法。
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