JPH02255464A

JPH02255464A - 紙折り機

Info

Publication number: JPH02255464A
Application number: JP7181389A
Authority: JP
Inventors: Koji Horii; 堀井　耕次; Tadao Takei; 武井　忠夫
Original assignee: HORII KK
Current assignee: HORII KK
Priority date: 1989-03-27
Filing date: 1989-03-27
Publication date: 1990-10-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ａ、産業上の利用分野本発明は、紙折り機に関し、特に、二枚折り状態とした
紙をＶ形に折れた状態で重積する場合、重積ミスを伴う
ことなく良好な整列状態で重積で終るようにするための
新規な改良に関する。

ｂ、　従来の技術従来、用いられていたこの種の紙折り機としては、種々
の構成が採用されているが、その中で代表的な構成につ
いて述べると、第８図にで示す、実開昭６１−１９１３
５８号公報の第３図の構成を開示することができる。

すなわち、第８図において符号１で示される案内体内の
通路１ａの下方位置には、縦方向に重合して接合した送
り機能を有する折りローラ２ａ及び２ｂが互いに逆方向
に回転するように一対構成で配設されでいる。

前記折りローラ２ａには、押えロー２３が当接している
と共に、前記折りローラ２ｂの隣接位置には、通路４ａ
を有する折り体４が傾針した状態で配設されている。

従来の紙折り機は、以上のように構成されており、以下
に、その動作について説明する。

まず、案内体１の通路１ａに送られた紙５は、押えロー
ラ３と折りローラ２ａとによって下方に送られ、この紙
５の先端は、折り体４の通路４ａ内を下方に送られると
共に、紙５の先端が直配通路４ａの閉端部４ｂに当接す
ると紙５のほぼ中央部５ａは曲折した状態で各折りロー
ラ２ａ及び２ｂ闇に介挿されて折り曲げられ、第９図で
示すように、二枚折り状態で互いに重合して連続的に送
り出される。

Ｃ１発明が解決しようとする課題従来の紙折り機は、以上のように構成されているため、
次のような課題を有していた。

すなわち、一対の折りローラ２ａ及び２ｂによって二つ
折りにした紙５は、横方向に送り出されるため、送り出
された紙５は、ｆ：ｌＳ８図にて示されるように、横方
向に互いに重合し、あたかも、魚のサシミを並べたよう
な形状となっているため、例えば、選挙用紙のごとく、
二つ折りにしてＶ形に開いた状態で重積する要求があっ
た場合には、完全に折られた紙はＶ形に重合できず、収
容箱内で整列させることができず、このような要求に応
じることはできなかった。

又、前述のように横方向に連続的に重積して送り出され
る紙は、かさばるために、収容場所を多く必要とし、選
挙用紙用には不適当であった。

又、紙の枚数を肚数機にて計数する場合、従来の状態の
紙は、計数することが不可能であった。

本発明は、以上のような課題を解決するためになされた
もので、特に、二枚折り状態とした紙をＶ形に折れた状
態で重積する場合、重積ミスを伴うことなく良好な整列
状態で重積できるようにした紙折り機を提供することを
目的とする。

、８１課題を解決するための手段本発明による紙折り機は、繰出された紙を第１、第２紙
折りローラによって二つ折りし、谷形底部を有する受箱
内に重積するようにしたものにおいて、前記第１、第２
紙折すローラの各ローラ面に形成された少なくとも１個
の突条リジグを有し、前記各突条リングの外周面は互い
に接合すると共に、互いに同一周速で回転するようにし
た構成である。

ｅ、　　作　　用本発明による紙折り機においては、各紙折りローラの各
ローラ面に少なくとも１個の突条リングが形成されでい
るため、各突条リングの外周面の周速は完全に同一とな
り、折られた紙の折り面確実に折られ、紙の中心線が片
寄ることなく折られるため、受箱の谷形成部上に落下し
て、多数枚をｖ形に積層した場合の収まりが極めて良好
となる。

又、各紙折りローラの各突条リングの周速が同一である
ために、紙折り時のスリップを生じることがなく、折ら
れた紙の排出スピードが十分に与えられ、確実に積層さ
れる。

又、各紙折りローラが互いに接触する部分と接触しない
部分とから構成されているため、紙の折り目は完全に折
られた折り部と軽く折られた非折ｒｊ？ｖ５とからなり
、この非折り部が十分な弾性を伴った復元力を有してい
るため、■形に開き、受箱の谷形底邪に重積した場合、
重積ミスを起こすことなく、全て■字形に開いた状態で
重積される。

ｆ、実施例以下、図面と共に本発明による紙折り機の好適な実施例
について詳細に説明する。

第１図から第７図化は、本発明による紙折り機を示すた
めのもので、ｆｉＳ１図は全体構成図、ｆＩＳ２図は第
１図の要部を示す拡大構成図、第３図は第１図の要部の
他の実施例を示す構成図、第４図は第１図の要部を示す
拡大平面図、第５図から第７図１土ＰＩＳ４図の構成の
他の実施例を示す平面図である。

尚、従来例と同−又は同等部分には、同一符号を付して
説明する。

図において符号６で示されるものは、神体７Ａに設けら
れた取手７によって上下動自在に構成された給紙台板で
あり、この給紙台板６上には、折るための多数の紙５が
重積して設けられている。

前記給紙台板６の上方位置には、繰出しローラ８が設け
られ、この繰出しローラ８に隣接する位置には、送り機
能を有するｔＩＳ＋及び第２紙折すローラ２ａ及び２ｂ
が一対構成としてほぼ水平状態にて配設され、第１及び
第２紙折りローラ２ａ及び２ｂは、互いに逆方向に回転
すると共に、互いに摩擦部材２０又はイヤ部材２２を介
して接触している。

前記第１紙折りローラ２ａには、その端部において、こ
の第１紙折９０−ラ２ａよりも大径に構成されたブー９
９が同軸状に設けられ、このプーリ９は前記枠体７Ａに
取付けられた駆動モータ１０の駆動プーリ１１にベルト
１２を介して連接されている。

さらに、前記折りローラ２ａのに方には、押さえローラ
３が回転自在に設けられ、この押えローラ３は前記第１
紙折りローラ２ａに接合していると共に、前記第２軟折
ｒ）ａ−ラ２ｂの上方には、送られた紙５を案内する〃
イド通路４ａが配設されていると共に、紙５の動きを停
止ヒさせるためのストッパ４ｂを有するストッパ体４が
配設され、このストッパ４ｂには、紙５の停止Ｆ位置を
調整するための調整ねじ１３が設けられている。

ｌ１Ｉｊ記各紙折りローラ２ａ及び２ｂの下方位置には
、■形をなす谷形成ｇ１４ａを有する受箱１４が保持バ
ー１５に設けられ、この受箱１４の〃イド突起１４ｂが
前記保持パー１５に形成された〃イド孔り５ａ内を摺動
することができることにより、前記受箱１４は第１図の
実線及び点線で示す二つの位置に選択的に移動すること
力ｆ″ｌ：ｈ！！る。

又、前記受箱１４と前記各紙折リローラ２ａ及［／２ｂ
との闇には、保持板１６が設けられ、この保持板１６の
両側には一対のｇ電防］ト器１７が設けられていると共
に、各ｅ電防１Ｆ器１７闇には、紙５を通過させるため
の河口１８が形成されている。

さらに、前述の一対の各紙折りロー？２ａ及び２ｂは、
第４図で示すように構成されており、その両端部には、
ゴム又はテープ等からなる摩擦部材２０が輪状に形成さ
れ、これらの摩擦部材２０は互いに接触しており、これ
らの各摩擦部材２０を介して互いに回転できるように構
成されている。

前記各紙折りローラ２ａ及び２ｂの外周面２ａ＾及び２
ｂＡには、その軸方向の中心位置（Ａ）から左右対称に
二個ずっ突条リング２１　（約４ミリ〜２０ミリの幅）
が形ｒＩｒ、され、これらの各突条リング２１の外周面
２１ａは互いに接合し、同一周速となるように構成され
ている。

尚、前述の各摩擦部材２０のうち、一方は金属あるいは
プラスチック等で端成し、その結果、金属あるいはプラ
スチック等とゴムの組合わせとした場合も同等の作用を
得ることができる。又、各摩擦部材２０をいずれも金属
で構成し、粗面とした場合も同等の作用を得ることがで
きる。

又、Ｍ５図に示す他の実施例の場合、１１４図にて示す
各紙折リローラ２ａおよび２ｂの各突条リング２１のう
ち、−個の突条リング２１を、その軸方向の中心位置（
Ａ）に配設し、特に、薄い紙を折る場合に、給紙動作を
安定させると共に、折りミスを防止するように構成して
いる。

又、第６図に示す他の実施例では、前記摩擦部材２０の
代わりにギヤ部材２２が用いられている構成である。

第７図は各紙折りローラ２ａ及び２ｂを互いに非接触状
部で独立して図示しないローラ等を介して互いに逆方向
に回転するように構成した他の実施例の構成である。

本発明による紙折り機は、前述したように構成されてお
り、以下に、その動作について説明する。

まず、第１図に示すように、紙５を重積した状態で、駆
動モータ１０を作動させると、繰出しローラ８、各紙折
りローラ２ａ、２ｂ及び押えローラ３が同時に回転を開
始する。

この場合、繰出しロー２８の周速よりも各紙折りローラ
２ａ、２ｂの周速の方が速くなるように周速比が設定さ
れている。

前記繰出しローラ８で繰出された紙５は、押えローラ３
とＩ：ＩＳ１紙折りローラ２ａとによってがイド通路４
ａを介してストッパ体４に送り込まれ、紙５の先端がス
トッパ体４のストッパ４ｂに当接してその送りが停］Ｉ
′、すると、紙のほぼ中央部が下方に折れ曲がり、ｔＲ
１紙祈りローラ２ａと第２紙折りローラ２ｂの各突条り
ング２１の外周面２１ａに挟持されて下方に送られる。

前述の場合、各外周面２１ａは、同一周速で回転してい
るため、紙５の折り面は、たるみ等の現象を伴うことな
く鋭く折られ、下方の受箱１４の谷形底部１４ａ上に勢
いよく正しい姿勢で積Ｍされる。

前述のようにして下方に送られた二つ折り状態の紙５は
、静電防止器１７によって静電気が除去された後に、受
箱１４の谷形底部１４ａ上に■形状に開いた状態で重積
される。

所定枚数の紙５が重積された状態で、駆動モータ１０の
動作を停止させ、受箱１４を手で引くことにより、受箱
１４は実線の位置から点線の位置に移動し、受箱１４内
の紙５を取り出すことができる。

さらに、前記各紙折りローラ２ａ及び２ｂは、第６図に
示すように前記摩擦部材２０の代わりにギヤ部材２２を
用いた場合、さらに、第７図に示すように各紙折リロー
ラ２ａ及び２ｂを互いに非接合の状態で独立回転するよ
うにした場合等も同様の作用を得ることができるもので
ある。

さらに、第３図に示す構成は、前記受箱１４の他の実施
例を示すもので、谷形底部１４ａの一部が弾性材よりな
る開閉底ＷＳ１４ａ＾で構成され、所定の重量になると
、第３図の点線で示すように開状態となり、紙５が連続
的に外部に放出される。

又、紙５を放出した後、受箱１４内の紙５の重量が少な
くなると、開閉底部１４ａ＾は尤の閉状態に復元するよ
うに構成されている。

尚、前述の実施例においては、各紙折りローラ２ａ、２
ｂにおける各突条リング２１の数を複数個とした場合に
ついて述べたが、各々−個の突条リング２１のみを軸方
向の中央位置に配設して用いた場合（図示せず）も、前
述と同様の作用効果を得ることができる。

また、各紙折りローラ２ａ、２ｂにおける各突条リング
２１の巾は、各実施例においては、同一状に構成して開
示しているが、何れか一方の突条リング２１のＩＪを他
方よりも異ならせ、各紙折りローラ２ａ、２ｂが互いに
軸方向にずれた場合でも、各突条リング２１の接合を確
実にすることもで訃る。

さらに、前記各紙折りローラ２ａ、２ｂの外周面２ｍＡ
、２ｂＡ間の間隔りは、紙質、紙厚、紙中、雰囲気温度
、湿度、折９０−ラの材質、表面状態及び折り速度によ
って種々異なるが、本出願人が種々の条件で実験の結果
、約０．５〜２，０ＬＩＴａの範囲内が紙折りに最も好
適であることが判明した。

ｇ、　発明の効果本発明による紙折り機は、以上のように構成されている
ため、次のような作用を得ることができる。

（１）第１紙折りローラとＰＩＳ２紙折りローラの各突
条リングの外周面が同一周速で回転するため、紙の折り
而がブレ等を伴うことなくきれいに折られ、受箱の谷形
成部上に多数積層した場合、その積層状態が傾斜するこ
となく直立して形成され、受箱から取り出した後の取扱
いが極めて良好となる。

（２）又、各紙折りローラの各突条リングが同一周速で
あるため、紙が各紙折りローラで折られて、受箱の谷形
成部上に積層される際に、落下途中での姿勢を崩すこと
なく積層することができる。

（３）さらに、各紙折りローラの紙折り面は、実際には
、各突条リングの外周面となるため、紙の折り面の全て
は完全には折られず、部分的に完全に折られ、他の部分
はゆるく折られているため、各紙折りローラで折り後の
紙の復元力が保たれ、■形状の形を保った状態で積層す
ることができる。

（４）さらに、各突条リングの中の一個は、各ローラの
軸方向の中心位置に設けられた場合には、特に、薄い紙
の場合に、給紙の安定性がよくなり、積層ミスを完全に
除去できる。

【図面の簡単な説明】

第１図からＰｔＳ７図迄は、本発明による紙折ｒ）８！
を示すためのもので、第１図は全体構成図、第２図は第
１図の要部を示す拡大構成図、第３図は第１図の要部の
他の実施例を示すｕｌｔＩ＆図、第４図は第１図の要部
を示す拡大平面図、第５図から第７図は第４図の構成の
他の実施例を示す平面図、第８Ｕ４及び第９図は従来の
紙折Ｉ）磯を示すもので、第８図は概略構成図、第９図
は紙の折り状態を示す構成図である。２ａは第１紙折りローラ、２ｂは第２紙折りローラ、２
ａ＾及び２ｂＡはローラ而、５は紙、１４は受箱、１４
ａは谷形成部、２１は突条リング、２１ｍは外周面、２
０は摩擦部材、２２はギヤ部材である。、−、，１１−ノ第図第２図（２ａ、２ｂ）は第１．第２１Ｌ（〒リローラ（５）は
紙（１４）は受精（１４ａ）ＬＸＸ合成底部２０）は摩擦部材（２１）は突条りング（２１ａ）！ｊタト周σＩ銚４図莞図第図第第６図ｚｂハ手続補正書６、補正の内容平成１年５月１６日明細書第６頁下から第８行目における「３．。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）繰出された紙（５）を第１、第２紙折りローラ（
２ａ、２ｂ）によって二つ折りし、谷形底部（１４ａ）
を有する受箱（１４）内に重積するようにした紙折り機
において、前記第１、第２紙折りローラ（２ａ、２ｂ）の各ローラ
面（２ａＡ、２ｂＡ）に形成された少なくとも１個の突
条リング（２１）を有し、前記各突条リング（２１）の
外周面（２１ａ）は互いに接合すると共に、互いに同一
周速で回転するように構成したことを特徴とする紙折り
機。
（２）前記突条リング（２１）は、前記各紙折りローラ
（２ａ、２ｂ）の軸方向の中央位置に一個のみ設けられ
ていることを特徴とする請求項１記載の紙折り機。
（３）前記各紙折りローラ（２ａ、２ｂ）の突条リング
（２１）は複数個よりなり、これらの各突条リング（２
１）のうち少なくとも１個は、各紙折りローラ（２ａ、
２ｂ）の軸方向における中心位置（Ａ）に配設されてい
ることを特徴とする請求項１記載の紙折り機。
（４）前記突条リング（２１）は、前記各紙折りローラ
（２ａ、２ｂ）の軸方向における中心位置（Ａ）から対
称に複数個ずつ形成されていることを特徴とする請求項
１又は３記載の紙折り機。
（５）前記各紙折りローラ（２ａ、２ｂ）の両端部位置
には、互いに接触する摩擦部材（２０）が形成されてい
ることを特徴とする請求項１乃至４の何れかに記載の紙
折り機。
（６）前記各紙折りローラ（２ａ、２ｂ）の両端部位置
には、互いに噛合するギヤ部材（２２）が形成されてい
ることを特徴とする請求項１乃至４の何れかに記載の紙
折り機。
（７）前記紙折りローラ（２ａ、２ｂ）は、各突条リン
グ（２１）の外周面（２１ａ）のみで接合していること
を特徴とする請求項１乃至４の何れかに記載の紙折り機
。
（８）前記第１紙折りローラ（２ａ）の突条リング（２
１）と巾と前記第２紙折りローラ（２ｂ）の突条リング
（２１）の巾は、互いに異なることを特徴とする請求項
１乃至７の何れかに記載の紙折り機。