JPH02252973A - 内燃機関用点火装置の停止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関用コンデンサ放電点火装置における
、内燃機関を停止させる内燃機関の停止装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は、特公昭６１−５４９５０号公報のように
、内燃機関の運転を停止させる為のスイッチとして、ス
トップスイッチが２つ使用されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、内燃機関の運転を停止させるスイッチ
として、２つのストップスイッチを使用しており、回路
が複雑となっていた。

本発明は、内燃機関の運転を停止させるためのストップ
スイッチを１つにすることを目的とし、さらに、ストッ
プスイッチ端子間の印加電圧を常に定電圧に保持し、ス
トップスイッチの破壊防止と、安定した点火機能を提供
することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、停止回路に、サイリスタの
ような半導体スイッチング素子の制御電極をトランジス
タのような半導体スイッチング素子に接続するとともに
、ストップスイッチを介して、発電部と並列に接続した
ものである。

〔作用〕

ストップスイッチ回路は、２つの半導体スイッチング素
子を使用しているため、ストップスイッチのＯＮ、ＯＦ
Ｆにより、どちらか一方のスイッチング素子がＯＮする
。これによって、ストップスイッチ端子間は常に定電圧
に保持できるので。

ストップスイッチの破壊の恐れが少なく、かつ漏洩電流
が少なくなり、発電部の発電出力の低下がほとんどなく
安定した点火機能が得られる。

〔実施例〕

以下、図面を用いて本発明を説明する。

まず、第１図でコンデンサ放電点火回路の動作について
説明する。発電コイル１の発電出力はストップスイッチ
１４が開放されているので、ダイオード３によって整流
され、コンデンサ４を充電する。機関の点火時期になり
、信号コイル２に発生した点火信号は、ダイオード１１
によって整流され抵抗１２を通って、サイリスタフのゲ
ートに与えられ、サイリスタ７は導通状態となり、コン
デンサ４の電荷はサイリスタ７を通って点火コイル６の
１次コイルに放電される。この時、ダイオード１３は逆
方向に接続されているため、ダイオード１３には流れな
い。ここで、抵抗８．コンデンサ９は、サイリスタ７を
安定させる為に使用している。点火コイル６の１次コイ
ルに放電されたことによって、点火コイル６の２次巻線
には２次電圧が発生し、点火プラグ１０で火花放電を起
こす。このように、機関の点火時期に点火プラグ１ｏに
火花放電が起こるので内燃機関は運転し続ける。

以上のように、内燃機関は運転し続けるが、この内燃機
関の運動を停止させるには、ストップスイッチ１４を閉
じればよい。すなわち、ストップスイッチ１４を閉じる
と、発電コイル１の発電出力はストップスイッチ１４を
通って側路されるので、コンデンサ４には電荷が蓄積さ
れない。したがって点火プラグ１０には火花放電が起こ
らないので、内燃機関の運動は停止することになる。

第２図は、内燃機関の停止装置について説明する。第２
図は、第１図のストップスイッチ１４の回路構成を示す
。ここで、発電コイル１とダイオード３．コンデンサ４
は、第１図と同一部分でありそれ以外は省略する。まず
、発電コイル１に並列に停止回路５０が接続されている
。この停止回路５０は以下に述べる構成となっている。

つまり、発電コイル１に並列に、半導体スイッチング素
子としてのサイリスタ２０とダイオード２６．抵抗２４
．２５との直列回路が接続されている。このダイオード
２６のカソードはストップスイッチ１４を介してアース
されている。また、発電コイル１の他端は、抵抗２２．
２６を通って半導体スイッチング素子としてのトランジ
スタ２１のコレクタに接続されるものと、抵抗２３を通
って抵抗２４．２５あるいはストップスイッチ１４を介
してアースされている。抵抗２４と抵抗２６の接続点に
はトランジスタ２１のベースが、接続されており、抵抗
２２はサイリスタ２０のゲートと接続されている。

次に、以上のように構成された内燃機関の停止装置の動
作を説明する。点火停止としてストップスイッチ１４を
閉じる（オンする）と、トランジスタ２１はオフとなり
、抵抗２２．２７の分圧によって、抵抗２２．サイリス
タ２０のゲート・カソード、ダイオード２６と電流が流
れ、ストップスイッチ１４までの回路に通電され、サイ
リスタ２０は導通状態となる。その結果、発電コイル１
の発電コイル１の発電出力は、サイリスタ２０゜ダイオ
ード２６およびストップスイッチ１４を通じて短絡され
るので、ストップスイッチ１４を閉じるとコンデンサ１
４は充電されなくなる。したがって、火花放電は起こら
ず、内燃機関は確実に停止することになる。

また、内燃機関の運転状態すなわち、ストップスイッチ
が開いて′いる（オフ）時は、抵抗２３゜２４を通り、
トランジスタ２１のベース流れ込む。

そのためトランジスタ２１はオンし、抵抗２２゜トラン
ジスタ２１は導通状態となり、サイリスタ２０は導通し
ない、したがって１発電コイル１の発電出力は、ダイオ
ード３により整流され、コンデンサ４に充電される。こ
のため、火花放電が起こり内燃機関は、運動を続ける。

また、抵抗２２はサイリスタ２０をトリガするのに必要
な電流だけ流せばよいので、比較的大きな値でよく、抵
抗２５と抵抗２３．２４の分圧は、トランジスタ２１を
オンできる必要な電圧がかかればよいので、抵抗２５は
小さな値、抵抗２３゜２４は大きな値でもかまわない。

そのため、抵抗２２．２３を通る回路へ流れる電流値は
、小さくてよいので発電コイル１の発電出力の負担は少
なくてすみ、コンデンサ４の電荷の減少はほとんどない
。

また、サイリスタ２０のカソードとアース間には、ダイ
オード２６が接続されている。

これは、ストップスイッチオフ時、トランジスタ２１が
オンとなった時、抵抗２６．２７を通して、ベース側に
フィードバックされないようにするためのものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、半導体スイッチング素子を２つ使用し
、ダイオードとストップスイッチを接続することによっ
て、ストップスイッチ端子間の印加電圧を常に低電圧と
し、ストップスイッチの破壊防止やリーク防止を確実に
行なう事ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はコンデンサ放電形点火回路の回路図、第２図は
停止回路の回路図である。 １．２・・・発電コイル、３，１１，１３．２６・・・
ダイオード、４，９・・・コンデンサ、６・・点火コイ
ル。 ７．２０・・・サイリスタ、８，１２，２２，２３゜２
４．２５，２６．２７・・・抵抗、１０・・点火プラグ
、１４・・・ストップスイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、磁石発電機の発電コイルの発電出力を整流するダイ
   オードとこのダイオードの整流出力で充電されるコンデ
   ンサ、点火時期に上記コンデンサの充電電荷を点火コイ
   ルに放電させて点火プラグに火花放電を発生させる回路
   と、内燃機関の運転時にはオフし、停止時にはオンで上
   記コンデンサに発電出力を充電させないストップスイッ
   チを有した内燃機関の停止装置において、２つの半導体
   スイッチング素子を有し、ストップスイッチオフ時には
   、１つのスイッチング素子がオンし他方がオフし、コン
   デンサに発電出力を充電し火花放電を起こして内燃機関
   を運転させ、ストップスイッチオン時には、前記とは逆
   のスイッチング素子がオン、他方がオフして、コンデン
   サに発電出力を充電させず、内燃機関を停止することを
   特徴とした内燃機用点火装置の停止装置。