JPS6039642Y2 - 時限式点火装置 - Google Patents

時限式点火装置

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JPS6039642Y2
JPS6039642Y2 JP10418279U JP10418279U JPS6039642Y2 JP S6039642 Y2 JPS6039642 Y2 JP S6039642Y2 JP 10418279 U JP10418279 U JP 10418279U JP 10418279 U JP10418279 U JP 10418279U JP S6039642 Y2 JPS6039642 Y2 JP S6039642Y2
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JP
Japan
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capacitor
diode
circuit
resistor
time
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JP10418279U
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English (en)
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JPS5623861U (ja
Inventor
孝 橘川
邦夫 佐藤
Original Assignee
ティーディーケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時限式点火装置に係り、とくに電源周波数に
無関係に点火動作をする電源非同期型の時限式点火装置
に関する。
ガス、追油等の点火の場合には、燃料が供給された後、
ミス着火を防ぎ安定燃焼させるために点火装置を一定時
間作動させて火花放電させる必要がある。
この場合、電源周波数に無関係に火花放電周波数を設定
する必要があるときには、電源非同期型の時限式点火装
置が使用されるが、コンデンサの電荷を放電させて高圧
トランスに流すための制御素子4の導通時に、交流電源
より該制御素子に突入電流が流れると、前記の充放電用
のコンデンサへの有効な電荷の蓄積が妨げられ、放電が
不安定となり効率が低下する不都合を生じる。
本考案は、上記の点に鑑み、電源周波数に無関係に放電
周波数を設定できる電源非同期型の点火動作が可能であ
って、しかも制御素子への突入電流を防ぎ、コンデンサ
の電荷の蓄積を有効に行えるようにして、火花放電の安
定化及び効率の向上を図った時限式点火装置を提供しよ
うとするものである。
以下本考案に係る時限式点火装置の実施例を図面に従っ
て説明する。
図において、交流電源1には、電源スィッチ2と、抵抗
器3と、制御素子としてのサイリスタ4及びこれに逆並
列に設けられるダイオード5、充放電用のコンデンサ6
及び高圧トランス7の1次巻線7Aからなる閉回路10
0と、ダイオード8とが直列に接続される。
ダイオード8に対して並列に発振回路200が接続され
、ダイオード8の両端の電圧がその発振回路200に加
えられる。
またダイオード8の両端の電圧は抵抗器9,10で分圧
されてコンデンサ11に加えられ、このコンデンサ11
に対して並列に時限回路300が接続され、この時限回
路300にコンデンサ11の充電電圧が電源電圧として
供給される。
前記発振回路200において、ダイオード8には抵抗器
20、コンデンサ21の直列接続からなるCR時定数回
路が接続され、このコンデンサ21にスイッチング素子
としてのダイアック22及び抵抗器23の直列回路が接
続される。
そして、ダイアック22と抵抗器23との接続点がサイ
リスタ4のゲート極に接続される。
前記時限回路300において、コンデンサ11の充電電
圧は、抵抗器30とコンデンサ31との直列接続から威
るCR時定数回路に加えられ、そのコンデンサ31の充
電電圧はツェナーダイオード32を介してトランジスタ
33のベース極に接続される。
トランジスタ33のコレクタ極、エミッタ極はコンデン
サ21の両端に接続され、前記抵抗器30に並列にダイ
オード34が設けられる。
このダイオード34は電源スィッチ2が開路されたとき
迅速にコンデンサ31の電荷を放電するためのものであ
る。
なお、前記高圧トランス7の2次巻線7Bには火花電極
40が接続される。
以上の構成において、交流電源1の極性が実線矢印の方
向であるとき、電源スィッチ2を閉じると、交流電源1
、電源スィッチ2、抵抗器3、コンデンサ6、高圧トラ
ンス7の1次巻線7A、ダイオード8、交流電源1の経
路で電流が流れコンデンサ6が充電される。
逆に交流電源1の極性が点線矢印の方向であるとき、交
流電源1、抵抗器20、コンデンサ21、ダイオード5
、抵抗器3、電源スィッチ2、交流電源1の経路で電流
が流れ、コンデンサ21が充電され、この充電電圧がダ
イアック22のブレークオーバー電圧以上となるとダイ
アック22が導通する。
以後、発振回路200は抵抗器20、コンデンサ21の
時定数及びダイアック22のブレークオーバー電圧によ
り定まる発振周波数で発振を行い、ダイアック22の導
通時に抵抗器23に生じる発振出力はサイリスタ4のゲ
ート極にゲート信号として供給され、これを導通させる
サイリスタ4が導通すると、コンデンサ6の電荷はサイ
リスタ4、高圧トランス7の1次巻線7Aを通して放電
し、高圧トランス7の2次巻線7Bに接続された火花電
極40にて火花を発生する。
この結果、ガス、追油等の燃料を点火する。このような
火花放電は前記発振回路200の発振に従って繰り返さ
れるが、交流電源1の極性が点線矢印の方向であるとき
、同時に交流電源1、抵抗器9、コンデンサ11、ダイ
オード5、抵抗器3、電源スィッチ2、交流電源1の経
路で電流が流れ、コンデンサ11が充電される。
このコンデンサ11の充電電圧は時限回路300の電源
電圧となり、コンデンサ31は時間の経過に伴い図示の
極性に徐々に充電される。
そしてコンデンサ31の充′wL電圧が徐々に高くなっ
てツェナーダイオード32のツェナー電圧以上になると
、コンデンサ31、ツェナーダイオード32、トランジ
スタ33のベース極、エミッタ極、コンデンサ31の経
路で電流が流れ、トランジスタ33のコレクタ極、エミ
ッタ極間を導通させる。
トランジスタ33のコレクタ極、エミッタ極間が導通と
なると、コンデンサ21の電荷はトランジスタ33を通
して放電する。
このため、前記ダイアック22は導通できず、発振回路
200は発振動作を停止する。
従って、サイリスタ4は遮断状態を保ち、火花放電は停
止する。
上記実施例によれば、発振回路200は交流電源1が点
線矢印の極性のときのみ動作するので、交流電源1が実
線矢印の極性のとき、サイリスタ4のゲート極に信号が
供給されて交流電源1、電源スィッチ2、抵抗器3、サ
イリスタ4、ダイオード8、交流電源1の経路で電流が
流れることはなく、サイリスタ4に突入電流が流れるこ
とを確実に防止することができる。
この結果、有効にコンデンサ6に電荷を蓄積でき、火花
放電の安定化、効率の向上を図ることができる。
また、発振回路200のCR時定数回路を構成する抵抗
器20、コンデンサ21の値を調整することにより、電
源周波数とは無関係に燃料の種類に応じて最適な火花放
電周波数に設定できる。
また、時限回路300のCR時定数回路を構成する抵抗
器30、コンデンサ31の値により決定される期間、発
振回路200を作動させることができ、電源スイツチ2
投入後一定時間火花放電を発生する時限動作が可能であ
る。
叙上のように、本考案によれば、電源非同期型の点火動
作が可能で、なおかつ火花放電の安定化、効率の向上が
可能な時限式点火装置を得る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る時限式点火装置の実施例を示す回路図
である。 1・・・・・・交流電源、2・・・・・・電源スィッチ
、3゜9、 10.20.23. 30・・・・・・抵
抗器、4・・・・・・サイリスタ、5,8.34・・・
・・・ダイオード、6゜11.21,31・・・・・・
コンデンサ、7・・・・・・高圧トランス、7A・・・
・・・1次巻線、7B・・・・・・2次巻線、22・・
・・・・ダイアック、32・・・・・・ツェナーダイオ
ード、33・・・・・・トランジスタ、100・・・・
・・閉回路、200・・・・・・発振回路、300・・
・・・・時限回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 交流電源1に、第1の抵抗器3と、充放電用の第1のコ
    ンデンサ6、高圧トランス7及び制御素子4からなる閉
    回路100と、ダイオード8とを直列に接続し、かつ該
    ダイオード8の順方向と前記制御素子4の順方向とを一
    致させ、 前記ダイオード8両端の電圧により充電される第2の抵
    抗器20及び第2のコンデンサ21の直列回路からなる
    第1のCR時定数回路と2端子スイツチング素子22と
    を有していて該2端子スイツチング素子22のブレーク
    オーバ一時に前記第2のコンデンサ21の両端の電圧を
    前記制御素子4のゲート、カソード間にゲート信号とし
    て供給する発振回路200と、 前記ダイオード8両端の電圧により第3の抵抗器9を介
    して充電される第1のコンデンサ11と、 前記第3のコンデンサ11に並列に接続される第2のC
    R時定数回路により一定時間経過後導通するトランジス
    タ33を有していて、前記トランジスタ33導通時に前
    記発振回路200の発振を停止させる時限回路300と
    を設けたことを特徴とする時限式点火装置。
JP10418279U 1979-07-30 1979-07-30 時限式点火装置 Expired JPS6039642Y2 (ja)

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JP10418279U JPS6039642Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 時限式点火装置

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Publication Number Publication Date
JPS5623861U JPS5623861U (ja) 1981-03-04
JPS6039642Y2 true JPS6039642Y2 (ja) 1985-11-28

Family

ID=29336875

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JP10418279U Expired JPS6039642Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 時限式点火装置

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