JPH02250847A - 光学活性体混合物の分離方法 - Google Patents

光学活性体混合物の分離方法

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JPH02250847A
JPH02250847A JP7124989A JP7124989A JPH02250847A JP H02250847 A JPH02250847 A JP H02250847A JP 7124989 A JP7124989 A JP 7124989A JP 7124989 A JP7124989 A JP 7124989A JP H02250847 A JPH02250847 A JP H02250847A
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optically active
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JP7124989A
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Masayoshi Minamii
正好 南井
Seiichi Kai
甲斐 靜一
Yuji Ueda
裕治 植田
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、医薬または農薬中間体として有用な光学活性
体混合物の分離方法に関する。
〈従来の技術〉 (式中、nは4〜8の整数を、朱印は不斉炭素原子をそ
れぞれ表わす。) で示される光学活性ヒドロキシ−2−シクロペンテノン
類は、一般式@) (式中、yおよびR“は低級アルキル基を、nは4〜8
の整数をそれぞれ表わす。) で示されるdJ−2−シクロペンチノンエステル類を、
エステルを加水分解する能力を有するエステラーゼを用
いて該エステル類の光学活性体のいずれか一方を不斉加
水分解することにより製造することができるが、この際
、不斉加水分解残として一般式@) 本発明は、一般式(1) (式中、kおよびR“は低級アルキル基を、nおよび朱
印は前記と同じ意味をそれぞれ表わす。〕 で示される光学活性な2−シクロペンテノンエステル類
も同時に生成し、従来は、この光学活性体混合物を分離
する手段としてはカラムクロマトグラフィーが用いられ
ていた。
しかしながら、この方法は、大量の溶媒およびシリカゲ
ルを必要とし、しかも、−度に多量の光学活性体混合物
を処理できないという問題点を有していた。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、上記の問題点を克服し、前記の光学活性体混
合物の工業的有利な分離方法を提供する。
く課題を解決するための手段〉 (式中、nは4〜8の整数を、朱印は不斉炭素原子をそ
れぞれ表わす。) で示される光学活性ヒドロキシ−2−シクロペンテノン
類および下記一般式(A) (式中、R′およびR“は各々独立して低級アルキル基
を、nおよび朱印は前記と同じ意味をそれぞれ表わす。
) で示される光学活性な2−シクロペンテノンエステル類
の光学活性体混合物または該混合物を疎水性溶媒に俗解
させた浴液に水を添加して、前記一般式(I)で示され
る光学活性ヒドロキシ−2−シクロペンテノン類を水溶
液として回収することを晶析処理する光学活性体混合物
の分離方法である。
本発明に用いられる疎水性溶媒としては、例えば、メチ
ルイソブチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸プ
ロピルもしくは酢酸ブチル等のエステル類、ブチルエー
テル等のエーテル類またはトルエン等の芳香族炭化水素
類などが挙げられる。疎水性溶媒の使用量は特に制限さ
れない。
回収時の水の使用量は、ヒドロキシ−2−シクロペンテ
ノン類(I)に対して2〜50重量倍、好ましくは8〜
80重量倍である。
回収温度の下限は、ヒドロキシ−2−シクロペンテノン
類(I)およびエステル順位)の疎水性溶媒または水に
対する溶解度により適宜決定されるが、通常は約40℃
である。回収温度の上限は、疎水性溶媒もしくは水の沸
点または水と疎水性溶媒とが共沸組成物を形成する場合
の共沸点の8者のうち最も低い温度である。
回収方法における形態としては、 ■ 光学活性体混合物と水の混合物を加熱してヒドロキ
シ−2−シクロペンテノン類α)を溶解後、水に不溶の
エステル類(6)を戸別する方法 ■ 光学活性体混合物、水および疎水性溶媒の混合物を
加熱して該光学活性体混合物を溶解後、分液する方法 ■ 光学活性体混合物を疎水性溶媒に溶解後、熱時に水
で抽出、分液する方法 等が例示される。
このような回収方法により、光学活性体混合物からヒド
ロキシ−2−シクロペンテノン類α)とエステル類(2
)を分離することができる。
回収したヒドロキシ−2−シクロペンテノン類(I)の
取出しは、上記シクロベンテノン類(I)の水浴液を減
圧下に濃縮するかもしくは冷却して晶析処理するか、ま
たは、必要警ζ応じて食塩等を添加後、前記の疎水性溶
媒等の有機溶媒で抽出処理後濃縮することにより行われ
る。
取出したシクロベンテノン類(I)は、必要に応じて再
結晶により精製することもできる。再結晶溶媒としては
、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンもしくはクロ
ルベンゼン等の芳香族炭化水素系、酢酸メチルもしくは
酢酸エチル等のエステル系、イソプロピルエーテルもし
くはブチルエーテル等のエーテル系、ジクロルメタンモ
ジ<ハクロロホルム等のハロゲン化炭化水素系、アセト
ンもしくはメチルイソブチルケトン等のケトン系、イソ
プロピルアルコール等のアルコール系またはヘキサン、
ヘプタン、石油エーテルもしくはりグロビン等の脂肪族
炭化水素系溶媒などが例示される。
これらの再結晶溶媒の使用量は、通常、シクロベンテノ
ン類(I)に対して1〜20重量倍の範囲である。
エステル類(6)についても、必要に応じ、シクロベン
テノン類(I)の場合に準じて取出しおよび精製するこ
とができる。
前記、の光学活性体混合物は、一般式(2)(式中、R
′およびk“は低級アルキル基を、nは4〜8の整数を
それぞれ表わす。) で示されるdj−2−シクロペンテノンエステル類を、
エステルを加水分解する能力を有するエステラーゼを用
いて該エステル類の光学活性体のいずれか一方を不斉加
水分解することにより製造することができる。
上記のエステラーゼは、微生物が生産するものでもよく
、また、動繭物由来のものでもよい。
尚、エステラーゼとはリパーゼを含む広義のエステラー
ゼを意味する。
エステラーゼを生産する微生物の具体例としては、たと
えばエンテロバクタ−属、アルスロバクタ−属、ブレビ
バクテリウム属、シェードモナス属、アルカリ土類金属
、ミクロコツカス属、クロモバクテリウム属、ミクロバ
クテリウム属、コリネバクテリウム属、バシルス属、ラ
クトバシル金属、トリコデルマ属、キャンディダ属、サ
ツカロミセス属、ロドトルラ属、クリプトコツカス属、
トルロプシス属、ピヒア属、レ ペニシリウム属、アスペルギ炭ス属、リゾプス属、ムコ
ール属、オーレオバシディウム属、アクチノムコール属
、ノカルデイア属、ストレプトミセス属、ハンゼヌラ属
、アクロモバクタ−属に属する微生物が例示される。
上記微生物の培養は、通常、常法に従って行われ、たと
えば液体培養を行なうことにより培養液を得ることがで
きる。
たとえば滅菌した液体培地〔かび類、酵母頻用には麦芽
エキス・酵母エキス培地(水IIにペプトン52、グル
コースtoy、麦芽エキス8f1酵母!キス8fを溶解
し、pH6,5とする)、細菌用には加糖ブイヨン培地
(水IJにグルコース10f、ペプトンbrs肉エキス
6FおよびNaCJ8tをm解し、pH7,2とする)
〕に微生物を接種し、通常20〜40℃で1〜8日間往
復振盪培養をすることにより行なわれ、また必要に応じ
て固体培養を行なってもよい。
また、これらの微生物起源のエステラーゼのなかには市
販されているものがあり、容易に入手することができる
。市販エステラーゼの具体例としては、たとえば以下の
ものが挙げられる。
シェードモナス属のリパーゼ〔リパーゼP(天野製薬製
)〕、アスペルギルス属のリパーゼ〔リパーゼAP(天
野製薬製)〕、ムコール属のリパーゼ〔リパーゼM−A
P(天野製薬製)〕、キャンディダ・シリンドラッセの
リパーゼ〔リパーゼMY(名糖産業製〕〕、アルカリ土
類金属のリパーゼ〔リパーゼPL(名糖産業製)〕、モ
アクロタバクター属のリパーゼ〔リパーゼAL(名糖産
業製)〕、〕アルスロバクターのリパーゼ(新日本化手
製)、クロモバクテリウム属のリパーゼ(東洋醸造製)
、リゾプス・デレマーのリパーゼ〔タリパーゼ(田辺製
薬製)〕、リゾプス属のリパーゼ〔リパーゼサイケン(
大阪細菌研究所〕〕。
また、動植物由来のエステラーゼとしては、以下のもの
を挙げることができる。
ステアプシン、パンクレアチン、ブタ肝臓エステラーゼ
、Wheat Germエステラーゼ。
この不斉加水分解反応で用いられるエステラーゼとして
は動物、植物、微生物から得られた酵素が用いられ、そ
の使用形態としては、精製酵素、粗酵素、酵素含有物、
微生物培養液、培養物、菌体、培養四散及びそれらを処
理した物など種々の形態で必要に応じて用いることがで
き、酵素と微生物を組合わせて用いることもできる。あ
るいはまた、樹脂等に固定化した固定化酵素、固定化菌
体として用いることもできる。
不斉加水分解反応は、原料エステル類(ロ)と上記酵素
もしくは微生物の混合物を、通常緩衝液中で激しく攪拌
することによって行われる。
緩衝液としては、通常用いられるリン酸ナトリウム、リ
ン酸カリウムのごとき無機酸塩の緩衝液、酢酸ナトリウ
ム、クエン酸ナトリウムの如き有機酸城の緩衝液等が用
いられ、そのpHは、好アルカリ性菌の培養液やアルカ
リ性エステラーゼではpH8〜11、好アルカリ性でな
い微生物の培養液や耐アルカリ性を有しないエステラー
ゼではpH5〜8が好ましい。濃変は通常0.05〜2
M、好ましくは0.05〜0.5Mの範囲である。
反応温度は通常10〜60℃であり、反応時間は一般的
には10〜70時間であるが、これに限定されることは
ない。
このような不斉加水分解反応終了後、シクロベンテノン
類(I)およびエステル類@)の光学活性体混合物の取
出しは、加水分解反応液を例えばメチルイソブチルケト
ン、酢酸エチル、エチルエーテル等の溶媒により抽出処
理し、有機層から溶媒を留去することにより行われる。
一般式(2)で示されるaJ−2−シクロペンテノンエ
ステル類は、一般式■および凹 (式中、nは前記と同じ意味を表わす。)で示されるシ
クロベンテノン類の混合物を低級脂肪族カルボン酸、そ
の酸無水物およびその金属塩と反応させて、アシル化と
転位反応を同時的に行わせしめることにより製造するこ
とができる。
低級脂肪族カルボン酸としては酢酸、プロピオン酸、酪
酸、吉草酸、クロル酢酸、ジクロル酢酸、ブロム酢酸等
が、その金属塩としてはこれら低級脂肪族カルボン酸の
リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩
、銅塩、亜鉛塩、パラジウム塩、鉛塩、スズ塩、マンガ
ン塩、コバルト塩がそれぞれ例示される。仁の反応にお
いて、シクロベンテノン類の混合物(tv)およびω)
に対する低級脂肪族カルボン酸の使用量は、通常1当量
倍以上、金属塩の使用量は通常0.01〜6当量倍以上
、好ましくは0.01〜0.6当量倍である。また、上
記脂肪族しW8よひ(vJ J fc疋して1百重@以
上でゐる◎この反応において、上記の低級脂肪族カルボ
ン酸、その金属塩およびその酸無水物の三成分を使用す
ることは非常に重要であって、その何れの成分を欠除し
ても有効な方法とはなゆ得ず、転位反応およびアシル化
の両方が同時に十分に進行しない。
反応方法としては、例えば ■ 上記混合物(■およびωl、低級脂肪族カルボン酸
、その酸無水物およびその金属塩を反応容器に仕込み、
反応させる方法 ■ 上記混合物(轟およびω)に低級脂肪族カルボン酸
およびその酸無水物を加えて反応させ、一定時間(通常
0.1〜6時間であるが、特に限定されるものではない
)後、低級脂肪族カルボン酸の金属塩を加えて更に反応
させる方法 などの方法が例示される。
この反応において溶媒を使用する場合、その溶媒として
はたとえばテトロヒドロフラン、エチルエーテル、アセ
トン、メチルエチルケトン、トルエン、ベンゼン、クロ
ルベンゼン、ジクロルメタン、ジクロルエタン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド、ヘキサン等の反応に不活性な溶媒の単独
または混合物があげられ、その使用量については特に制
限されない。また、低級脂肪族カルボン酸を溶媒として
使用するξともできる。
反応温度は、通常O〜150℃であるが、好ましくは8
0〜140℃の範囲である。
成した一般式(2)で示されるdj−2−シクロペンテ
ノンエステル類が一部分解されるため、不必要な時間延
長は好ましくない。
反応終了後の反応混合物からのdl−2−シクロペンチ
ノンエステル類斡)の取出しは、例えば濃縮、抽出、洗
浄等の通常の後処理を加えることにより行われる。
仁のようにして、上記混合物(■および聞)から一般式
(2)で示されるdj−2−シクロペンテノンエステル
類を得ることができる。
尚、混合物(OVIおよび(v)1は、一般式■(式中
、nは前記と同じ意味を表わす。)で示されるフランカ
ルビノール類を転位させる公知の方法により製造するこ
とができる。
〈発明の効果〉 本発明によれば、一般式(I)で示される光学活性ヒド
ロキシ−2−シクロペンテノン類および一般式(2)で
示される光学活性な2−シクロペンチノンエステル類の
光学活性体混合物を効率よく工業的有利に分離すること
ができる。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例により説明する。
参考例1 0.4fのリン酸2水素カリウムを20002の水壷ζ
m解し、リン酸を添加してpH4,2に調整した。この
緩衝水溶液にα−(ω−ヒドロキシヘブチル)−フルフ
リルアルコール44fを仕込み、100℃で12時間攪
拌した。
反応終了後、反応混合物を冷却し、メチルイソブチルケ
トン400mlにて2回抽出、分液し、得られた有機層
からメチルイソブチルケトンを留去して、8−ヒドロキ
シ−2−(7−ヒドロキシへブチル)−4−シクロペン
テノンおよび4−ヒドロキシ−2−(7−ヒドロキシへ
ブチル)−2−シクロペンテノンを混合物として84.
8F得た(収率81%)。
上記混合物21.2Fに酢酸822、無水酢酸482お
よび酢酸ナトリウム1.6fを加え、120℃にて4時
間加熱する。
反応終了後、反応混合物を減圧下に濃縮して得られた残
渣にトルエンおよび水を加えて抽出、分液した。有機層
を19f)塩酸、水、1%重曹水の順に洗浄後、減圧下
に濃縮して4−アセトキシ−2−(7−アセトキシヘプ
チル)−2−シクロペンテノン27.8 Fを得た。収
率94%参考例2 参考例1で得た混合物84.8 fの中の10.62、
プロピオン酸212、無水プロピオン酸80tおよびプ
ロピオン酸ナトリウム1.8fの混合物を120℃で6
時間攪拌した。
反応混合物を減圧下に濃縮して得られた残渣に酢酸エチ
ルおよび水を加えて抽出、分液した。
以下、参考例1に準じて洗浄および濃縮を行って4−プ
ロピオニルオキシ−2−(7−プロピオニルオキシへブ
チル)−2−シクロペンテノン14.6fを得た。 収
率90% 実施例1 参考例1で得た4−アセトキシ−2−(7−アセトキシ
ヘプチル)−2−シクロペンテノン20f、0.8モル
濃度リン酸バッファー(pH7,5)800mlおよび
シュードモナス属リパーゼ(アマノリパーゼrPJ )
 1.65 Fの混合物を80℃で16時間激しく攪拌
した。反応混合物をメチルイソブチルケトンで抽出して
得られた有機層2102を6分割した。分割した有機層
から以下に記す8つの方法により4(ロ)−ヒドロキシ
−2−(7−ヒドロキシヘプチル)−2−シクロペンテ
ノンを分離した。
■ 分割後の有機層42Fおよび水25Fの混合物を6
0℃で80分攪拌した後分液した。
得られた有機層と水252との混合物を60℃で80分
攪拌後、分液した。同じ操作を1回繰返した。
水層を合せた後、減圧下に水を留去して4〜58℃ ■ 分割後の有機842Fから減圧下にメチルイソブチ
ルケトンを留去した。得られた残渣8.51Fおよびト
ルエン20fの混合物を65℃で80分攪拌した後分液
した。得られた有機層と水20Fとの混合物を65℃で
80分攪拌後、分液した。同じ操作を1回繰返した。
水層を合せた後(60,8F)、芒硝15Fを添加後、
メチルイソブチルケトン25fで抽出処理した。得られ
た有機層からメチルイソブチルケトンを減圧下に留去し
て4(ハ)−ヒドロキシ−2−(7−ヒドロキシへブチ
ル)−2−シクロペンテノンの結晶0.92 Fを得た
@W’ + 16°(c=xl、メタノール)、mp、
  57.5〜59℃ この結晶をメチルイソブチルケトン−へブタン(重量比
で7:2)から再結晶して0.752の4(R)−ヒド
ロキシ−2−(7−ヒドロキシへブチル)−2−シクロ
ペンテノンを得た。
@%’ +18°(C=’l、メタノール)、mp、6
1〜68℃■ 分割後の有機層421から減圧下にメチ
ルイソブチルケトンを留去した。得られた残渣8.51
Fおよび温水20Fの混合物を50℃で80分攪拌した
。不溶物を一過し、得られたF滓および温水20fの混
合物を50℃で80分攪拌した。同じ操作を1回繰返し
た。
P液を合せた後、芒硝202を添加し、メチルイソブチ
ルケトン25Fを加えて抽出処理した。得られる有機層
からメチルイソブチルケトンを留去して結晶0.922
を得た。
(ロ)8°+16°Cc=−ssiり/ −JL/ )
 、mp、 56〜53℃この結晶を酢酸エテル−ヘキ
サンC重盆比で9:4)から再結晶して0.69 fの
40−ヒドロキシ−2−(7−ヒドロキシへブチル)−
2−シクロペンテノンを得た。
CtxEg0+ 18.5°(C−1、メタノール)、
mp、62〜68℃実施例2 化学社製)0.28?および0.8Mリン酸バッフy 
−(pH6,5) 100mj (D混合物を40℃テ
10時間激しく攪拌した。
反応終了後、反応混合物にトルエン802を添加して7
0℃で20分攪拌した。分液後の水層に食塩20fを添
加後、メチルイソブチルケトン各4Ofで2回抽出処理
した。有機層を合せた後、減圧下に溶媒を留去して0.
72Fの結晶を得た。
[ff]’、’ + 15.5°(C20、メタノール
)、mp、56〜58℃この結晶をアセトン−石油エー
テル(重量比で7二3)から再結晶しテ0.59fO)
4(R)4ニトロキシ−2−′(7−ヒドロキシへブチ
ル)−2−シクロペンテノン0.529を得た。
[<’ + 18°(C20,メタノール)、mp、6
2〜64℃実施例8 4−アセトキシ−2−(7−アセトキシヘプチル)−2
−シクロペンテノン42、アスペルギルスCニガーリパ
ーゼ(アマノリパーゼ「APJ)0、88 fおよび0
.8 Mリン酸バッファー(pH7,0)100mlの
混合物を30℃で10時間激しく攪拌した。
反応終了後、反応混合物をメチルイソブチルケトン各3
02で2回抽出処理した。得られた有機層を合せた後、
溶媒を留去して濃縮残渣3.42を得た。
この濃縮残渣、トルエン20fおよび水20りの混合物
を60℃で20分攪拌した。得られた水層に芒硝151
を添加後、メチルイソブチルケトン各80tで2回抽出
処理した。
有機層を合せた後、溶媒を留去して4 (S)−ヒドロ
キシ−2−(7−ヒドロキシへブチル)−2−シクロペ
ンテノン0.98Fを4た。
@二’−8.8’(C菊!、メタノールシン(以下余白

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、nは4〜8の整数を、*印は不斉炭素原子をそ
    れぞれ表わす。) で示される光学活性ヒドロキシ−2−シクロペンテノン
    類および下記一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R′およびR″は各々独立して低級アルキル基
    を、nおよび*印は前記と同じ意味をそれぞれ表わす。 ) で示される光学活性な2−シクロペンテノンエステル類
    の光学活性体混合物または該混合物を疎水性溶媒に浴解
    させた溶液に水を添加して、前記一般式( I )で示さ
    れる光学活性ヒドロキシ−2−シクロペンテノン類を水
    溶液として回収することを特徴とする光学活性体混合物
    の分離方法。
  2. (2)下記一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R′およびR″は各々独立して低級アルキル基
    を、nは4〜8の整数をそれぞれ表わす。) で示されるdl−2−シクロペンテノンエステル類を、
    エステルを加水分解する能力を有するエステラーゼを用
    いて該エステル類の光学活性体のいずれか一方を不斉加
    水分解して一般式( I )で示される光学活性ヒドロキ
    シ−2−シクロペンテノン類および一般式(II)で示さ
    れる光学活性な2−シクロペンテノンエステル類の光学
    活性体混合物を得る請求項1に記載の方法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼及び▲数式、化学式
    、表等があります▼ (式中、nは4〜8の整数を表わす。) で示されるシクロペンテノン類混合物を、低級脂肪族カ
    ルボン酸、その酸無水物およびその金属塩と反応させて
    一般式(III)で示されるdl−2−シクロペンテノン
    エステル類を得る請求項2に記載の方法。
  4. (4)水浴液として回収した一般式( I )で示される
    光学活性ヒドロキシ−2−シクロペンテノン類を晶析処
    理する請求項1、2、3または4のいずれかに記載の方
    法。
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