JPH02250269A - 電解液循環型二次電池 - Google Patents

電解液循環型二次電池

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JPH02250269A
JPH02250269A JP1073497A JP7349789A JPH02250269A JP H02250269 A JPH02250269 A JP H02250269A JP 1073497 A JP1073497 A JP 1073497A JP 7349789 A JP7349789 A JP 7349789A JP H02250269 A JPH02250269 A JP H02250269A
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electrolyte
conduit
cell
bipolar plate
negative electrode
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雅之 清水
Tatsuhiko Sakamoto
坂本 龍日子
Kazuto Mizunami
水浪 和人
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Kansai Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は電解液循環型二次電池に関するものであり、
シャントカレントを減少させるために改良を加えた電解
液循環型二次電池に関するものである。
[従来の技術] 第4図は、従来より提案されているレドッロスフロー型
二次電池の概略構成図である。レドックスフロー電池は
、セル1、正極液タンク6および負極液タンク5を備え
る。セル1内は、たとえばイオン交換膜からなる隔膜2
により仕切られており、−刃側が正極セル1aを構成し
、他方側が負極セル1bを構成している。正極セル1a
および負極セルlb内には、それぞれ電極として正極4
または負極3が設けられている。
正極セル1aには正極用電解液を導入するための正極用
電解液導入管30が設けられている。また、正極セル1
aには、該正極セル1a内に入っていた正極用電解液を
流出させる正極用電解液流出管31が設けられている。
正極用電解液導入管30の一端および正極用電解液流出
管31の一端は、正極液タンク6に連結されている。
負極セル1bには、負極用電解液を導入するための負極
用電解液導入管32が設けられている。
また、負極セル1bには、負極セルlb内に入っていた
負極用電解液を流出させる負極用電解液流出管33が設
けられている。負極用電解液導入管32の一端および負
極用電解液流出管33の一端は、負極液タンク5に連結
されている。
第4図に示したレドックスフロー電池では、たとえば鉄
イオン、クロムイオンのような原子価の変化するイオン
の水溶液を正極液タンク6、負極液タンク5に貯蔵し、
これをポンプP l + ポンプP2により、セル1に
送液し、酸化還元反応により充放電を行なう。
たとえば、正極活物質と1.てFe”/Fe2+、負極
活物質と17てCr 2 + / Cr 3+を用い、
それぞれ、塩酸溶液とした場合、各酸化還元系の両極3
,4における電池反応は、下記の式のようになる。
上述の式の電気化学反応により、約1ボルトの電圧が得
られる。
ところで、レドックスフロー電池では、その発生電圧を
高めるため、セルを直列に複数個接続した多段接続型の
レドックスフロー電池が提唱されている。第5図に、1
セル型のレドックスフロー電池のセル構造を分解斜視図
で示す。
第5図を参照して、セル1には、図中、左から、双極板
15、負極板13、隔膜12、正極板14および双極板
16の構成要素が順に配列される。
多段接続型は、このセル1が多数積層されたものであり
、すなわち、双極板15、負極板13、隔膜12、正極
板1,4および双極板16からなる構成要素が多数積層
されたものであり、その両端部が端子板17および端子
板18で把持される。セル1が多数積層されたものを、
セルスタックという。双極板15は双極板フレーム15
fを備え、負極板13は負極板フレーム13fを備え、
正極板14は正極板フレーム14fを備え、双極板16
は双極板フレーム16fを備えている。そして、双極板
フレーム15f1負極板フレーム13f1隔膜12、正
極板フレーム14fおよび双極板フレーム16fは穴を
有しており、積層されることによってマニホールドと呼
ばれるセル内部に配管の役目をする通路が形成される。
マニホールドには、負極液送り込み用メイン管路20、
正極液送り込み用メイン管路21、負極液戻し用メイン
管路22、正極液戻し用メイン管路23がある。
双極板フレーム15fには、正極電解液取込管路15a
1正極電解液戻し用管路15b1負極電解液取込管路1
5c1負極電解液戻し用管路15dが設けられている。
正極電解液取込管路1.5 aは正極液送り込み用メイ
ン管路21に接続され、正極電解液戻し用管路15bは
正極液戻し用メイン管路23に接続され、負極電解液取
込管路15Cは負極液送り込み用メイン管路20に接続
され、負極電解液戻し用管路15dは負極液戻し用メイ
ン管路22に接続されている。
双極板フレーム16fには、正極電解液取込管路16a
5正極電解液戻し用管路16b1負極電解液取込管路1
6cおよび負極電解液戻し用管路16dが設けられてい
る。正極電解液取込管路16aは正極液送り込み用メイ
ン管路21に接続され、正極電解液戻し用管路16bは
正極液戻し用メイン管路23に接続され、負極電解液取
込管路16cは負極液送り込み用メイン管路20に接続
れ、負極電解液戻し用メイン管路16dは負極液戻し用
メイン管路22に接続されている。
セルスタック内に存在する多くの双極板16のうち、端
子板18に接する双極板16の双極板フレーム16fに
設けられた負極電解液取込管路16cおよび負極電解液
戻し用管路]、 6 dは閉鎖される。また、セルスタ
ック内に存在する多数の双極板15のうち、端子板17
に接する双極板15の双極板フレーム15fに設けられ
た正極電解液取込管路15aおよび正極電解液戻し用管
路15bは閉鎖される。
充放電動作の際、正極電解液は正極液送り込み用メイン
管路21を通って、正極電解液取込管路16aから正極
セル1a内部に供給され、正極反応電極14eにて充放
電の後、正極電解液戻し用管路16bから正極液戻し用
メイン管路23に送出される。また、負極電解液は負極
液送り込み用メイン管路20を通って、負極電解液取込
管路15Cから負極セル1b内部に供給され、負極反応
電極13eにて充放電の後、負極電解液戻し用管路15
dから負極液戻し用メイン管路22に送出される。この
とき、両端子板17.18間に電圧が発生し、電流が取
出される。
なお、第4図を参照して、タンク(負極液タンク5.正
極液タンク6)、ポンプ(ポンプP2 +ポンプP、)
、セルスタックのそれぞれを結ぶ配管は、電解液に耐え
る材料を用いたパイプ、フランジ、シール材等により構
成されている。
次に、双極板15,16の外枠15f、16fに設けら
れた電解液取込管路および電解液戻し用管路の構造につ
いて説明する。
第6図は、双極板16の外枠16fに設けられた負極電
解液取込管路16cの部分の拡大図である。正極電解液
取込管路15a、16as負極電解液取込管路15C%
正極電解液戻し用管路15b、16bおよび負極電解液
戻し用管路15d。
16dの構造も、第6図に示した負極電解液取込管路1
6cの構造と同様である。
第7図は、第6図における■−■線に沿う断面図であり
、第8図は第6図における■−■線に沿う断面図であり
、第9図は第6図におけるA方向から見た矢視図である
これらの図を参照して、双極板16は双極板フレーム1
6fに嵌め込まれている。双極板フレーム16fには負
極液送り込み用メイン管路2oが設けられている。双極
板の外枠16fには、負極液送り込み用メイン管路20
に流れている電解液をセル内に取込む負極電解液取込管
路16cが設けられている。負極電解液取込管路16c
は、双極板フレーム16【に溝を形成することによって
形成される。
[発明が解決しようとする課題〕 以上説明したとおり、電解液循環型二次電池は電力貯蔵
用二次電池として検討されており、その発生電圧を高め
る必要があるため、セルを直列に多数接続して用いるこ
とが従来より提唱されている。この場合、1組の正極と
負極から構成される単セルを多数積層したセルスタック
(集合電池)を1つの単位として、必要とする電力貯蔵
量に応じてセルスタックを複数個組合わせることにより
、1つ蓄電池システムを構成している。第10図に、セ
ルスタックの片方の電極のみについての、電気的等価回
路を示す。第10図において、Eは単セルの起電力、R
iは単セルの内部抵抗、Rsはセルスタックの電解液取
込管路および電解液戻し用管路の抵抗、Rmはセルスタ
ック内のマニホールド部の抵抗をそれぞれ示す。蓄電池
システムに充放電する際、セルスタックには内部回路を
流れる電流以外に、第10図にiで示すような各単セル
間の電位差に基づくシャントカレントが流れる。
シャントカレントは、蓄電池システムの充放電のエネル
ギ効率を低下させるため、できるだけ減少させたものが
望まれている。
このようなシャントカレントは、111セルの積層数が
増加するにつれて高まる傾向にある。第11図に、セル
電流に対するシャントカレントの割合と積層セル数との
関係を示す。第11図は、第6図に示す従来の双極板を
備えた、1500cm2級セルを用いて、計算した一例
である。第11図を参照して、積層セル数が増加するに
つれて、シャントカレントの割合が増加している。した
がって、第6図に示す従来の双極板を用いる限り、セル
スタックのシャントカレントを減少させるためには、単
層セルの積層数を15〜30セル以下に制限せざるを得
なかった。この積層数の制限は発生電圧を高める要望が
ある現状において、大きな問題点となっていた。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、シャントカレントを減少させて、より高い発
生電圧が得られる電解液循環型二次電池を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 第10図の等価回路図かられかるとおり、シャントカレ
ントは、RsあるいはRmを大きくすれば、小さく抑え
ることができる。抵抗は次式で表わされる。
R−ρ・立/S 上式において、Rは抵抗、ρは体積固有抵抗、肛は長さ
、Sは面積である。ρは電解液の体積固有抵抗であるか
ら一定と考えると、電解液取込管路および電解液戻し用
管路、マニホールドの長さを長くし、あるいは電解液取
込管路、電解液戻し用管路、マニホールドの液通路断面
積を小さくすれば、Rs、Rmが大きくなり、シャント
カレントを小さくできることがわかる。マニホールドの
長さは単セルの厚みとなるため、長くすることは難しく
、断面積もセルスタックの場合、多数セルへの液の通路
となるため、極端に小さくできない。
結局、シャントカレントを減少させるための最も効果の
ある手段としては、電解液取込管路および電解液戻し用
管路を細く、長くし、この部分の電気抵抗Rsを大きく
させることであることを知見し、本発明を完成させるに
至った。
すなわち、本発明は双極板を有するセルを備え、前記双
極板は外枠を含んでおり、電解液貯蔵タンクから上記セ
ル内に電解液を循環させて充放電を行なわせるものであ
り、上記電解液貯蔵タンクから上記セル内に送り込む電
解液を流すための送り込み用メイン管路と、上記セル内
より上記電解液貯蔵タンクに戻す電解液を流すための戻
し用メイン管路と、上記双極板の外枠中に設けられ、上
記送り込みメイン管路に流れている電解液を上記セル内
に取込む電解液取込管路と、上記双極板の外枠中に設け
られ、上記戻し用メイン管路に上記セル内の電解液を戻
す電解液戻し用管路と、を備えた電解液循環型二次電池
に係るものである。そして、電解液取込管路および電解
液戻し用管路を屈曲させて形成し、それによって上記電
解液取込管路および上記電解液戻1.用管路の管路長を
長くしたことを特徴とする。
そして、この場合、電解液取込管路および電解液戻し用
管路の径を、電解液が流れる範囲で細くすることが望ま
しい。
[作用] 電解液取込管路および電解液戻し用管路を屈曲させて形
成し、それによって電解液取込管路および電解液戻し用
管路の管路長を長くしたので、電解液取込管路および電
解液戻し用管路の部分の電気抵抗Rsが大きくなり、シ
ャントカレントが小さくなる。
また、電解液取込管路および電解液戻し用管路の管路長
を長くする方法として、双極板フレームの寸法を大きく
し、上記電解液取込管路および上記電解液戻し用管路の
管路長を直線的に長くする方法も考えられるが、本発明
では電解液取込管路および電解液戻し用管路を屈曲させ
て形成し、それによって電解液取込管路および電解液戻
し用管路の管路長を長くするので、双極板フレームの寸
法を大きくとる必要がなく、コンパクトな双極板フレー
ムとすることができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図は、本発明において採用される双極板の一実施例
の概念図である。双極板の外枠16fには、負極液送り
込み用メイン管路20、正極液送り込み用メイン管路2
1、負極液戻し用メイン管路22、正極液戻し用メイン
管路23が設けられている。正極液送り込み用メイン管
路21には正極電解液取込管路16aが接続され、正極
液戻し用メイン管路23には正極電解液戻し用管路16
bが接続され、負極液送り込み用メイン管路20には負
極電解液取込管路16cが接続され、負極液戻し用メイ
ン管路22には負極電解液戻し用管路16dが接続され
ている。そして、これらの正極電解液取込管路16a1
正極電解液戻し用管路16b1負極電解液取込管路16
cおよび負極電解液戻し用管路16dは、それぞれ、双
極板の外枠16f内で屈曲させて形成され、それによっ
て管路長が長くされている。これによって、電解液取込
管路および電解液戻し用管路の部分の電気抵抗Rsが大
きくなり、シャントカレントが小さくなる。したがって
、単セルの積層数を増加させることができるので、より
高い発生電圧が得られるようになる。また、これらの電
解液取込管路および電解液戻し用管路の径を、電解液が
流れる範囲で細くすると、なお−層シヤントカレントを
減少させることができる。
また、電解液取込管路および電解液戻し用管路の管路長
を長くする方法として、双極板フレームの寸法を大きく
し、上記電解液取込管路および電解液戻し用管路の管路
長を直線的に長くする方法もあるが、本実施例では電解
液取込管路および電解液戻し用管路を屈曲させて、長く
するので、双極板フレームの寸法を大きくする必要がな
く、コンパクトな双極板フレームとすることができる。
第2図は、この発明に採用される双極板の他の実施例の
概念図である。第2図に示す実施例は、以下の点を除い
て、第1図に示す実施例と同様であり、同一または相当
する部分には同一の参照番号を付し、その説明を省略す
る。第2図に示す実施例が第1図に示す実施例と異なる
点は、電解液取込管路16a、16cおよび電解液戻し
用管路16b、16dを2回屈曲させて形成している点
である。このような構成にすることによって、管路長を
、第1図に示す実施例の約3倍にすることができる。し
たがって、よりシャントカレントを小さく抑えることが
できるようになる。
第3図は、本発明において採用される双極板のさらに他
の実施例の概念図である。第3図に示す実施例は、以下
の点を除いて、第1図に示す実施例と同様であるので、
同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、そ
の説明を省略する。
第3図に示す実施例が第1図に示す実施例と異なる点は
、負極液送り込み用メイン管路20、正極液送り込み用
メイン管路21、負極液戻し用メイン管路22、正極液
戻し用メイン管路23、正極電解液取込管路16a、正
極電解液戻し用管路16b、負極電解液取込管路16c
および負極電解液戻し用管路16dが、1つの双極板フ
レーム16fに、2つずつ設けられている点である。こ
のような構成にすることによって、電解液が、セル内に
一層均一に供給され、また排出されるようになる。この
場合においても、電解液取込管路16a、16cと電解
液戻し用管路16b、16dは屈曲させて形成され、そ
れによって電解液取込管路16a、16cおよび電解液
戻し用管路16b。
16dの管路長が長くされている。したがって、シャン
トカレントは減少する。この場合、3000 c m2
級セルを作製し、15セル積層したセルスタックを用い
て実験すると、シャントカレントによる充放電効率の低
下が約1%以内に抑えることができ、高い充放電効率を
有する電池を与えることがわかった。
以上、具体的な実施例を挙げて、この発明の電解液循環
型二次電池について説明したが、本発明は、その精神ま
たは主要な特徴から逸脱することなく、他の色々な形で
実施することができる。それゆえ、前述の実施例はあら
ゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはなら
ない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すも
のであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに
、特許請求の範囲の均等範囲に属する変型や変更は、す
べて本発明の範囲内のものである。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明によれば、電解液取込管
路および電解液戻し用管路を屈曲させて形成し、それに
よって電解液取込管路および電解液戻し用管路の管路長
を長くしたので、電解液取込管路および電解液戻し用管
路の部分の電気抵抗Rsが大きくなり、シャントカレン
トは小さくなる。その結果、単セルの積層数を増加させ
ることができるので、より高い発生電圧が得られるとい
う効果を奏する。
また、電解液取込管路および電解液戻し用管路の管路長
を長くする手段として、双極板フレームの寸法を大きく
し、電解液取込管路および電解液戻し用管路の管路を直
線的に長くする手段もあるが、本発明では、電解液取込
管路および電解液戻し用管路を屈曲させて形成し、それ
によってこれらの管路長を長くするので、双極板フレー
ムの寸法を大きくする必要がなく、コンパクトな双極板
フレームとすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に採用される一実施例の概念図である
。第2図はこの発明に採用される双極板の他の実施例の
概念図である。第3図はこの発明に採用される双極板の
さらに他の実施例の概念図である。第4図は、従来より
採用されているレドックスフロー二次電池の概念図であ
る。第5図は従来のセルの分解斜視図である。第6図は
従来の双極板の部分拡大図である。第7図は第6図にお
ける■−■線に沿う断面図である。第8図は第6図にお
ける■−■線に沿う断面図である。第9図は、第6図に
おけるA方向からた矢視図である。 第10図はセルスタックの電気的等価回路図である。第
11図は積層セル数とセル電流に対するシャントカレン
トの割合の関係を示した図である。 図において、1はセル、5は負極液タンク、6は正極液
タンク、15.16は双極板、15f。 16fは双極板に設けられた外枠、2oは負極液送り込
み用メイン管路、21は正極液送り込み用メイン管路、
22は負極液戻し用メイン管路、23は正極液戻し用メ
イン管路、15 a 、16 aは正極電解液取込管路
、15b、  15bは正極電解液戻し用管路、15c
、16cは負極電解液取込管路、15d、16dは負極
電解液戻し用管路である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)双極板を有するセルを備え、前記双極板は外枠を
    含んでおり、電解液貯蔵タンクから前記セル内に電解液
    を循環させて充放電を行なわせるものであり、 前記電解液貯蔵タンクから前記セル内に送り込む電解液
    を流すための送り込み用メイン管路と、前記セル内より
    前記電解液貯蔵タンクに戻す電解液を流すための戻し用
    メイン管路と、 前記双極板の外枠中に設けられ、前記送り込み用メイン
    管路に流れている電解液を前記セル内に取込む電解液取
    込管路と、 前記双極板の外枠中に設けられ、前記戻し用メイン管路
    に前記セル内の電解液を戻す電解液戻し用管路と、を備
    えた電解液循環型二次電池において、 前記電解液取込管路および前記電解液戻し用管路を屈曲
    させて形成し、それによって前記電解液取込管路および
    前記電解液戻し用管路の管路長を長くしたことを特徴と
    する、電解液循環型二次電池。
JP1073497A 1989-03-23 1989-03-23 電解液循環型二次電池 Expired - Lifetime JPH084010B2 (ja)

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JP1073497A JPH084010B2 (ja) 1989-03-23 1989-03-23 電解液循環型二次電池

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JPH084010B2 JPH084010B2 (ja) 1996-01-17

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