JP2002175822A - レドックスフロー電池およびその運転方法 - Google Patents

レドックスフロー電池およびその運転方法

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JP2002175822A
JP2002175822A JP2000372730A JP2000372730A JP2002175822A JP 2002175822 A JP2002175822 A JP 2002175822A JP 2000372730 A JP2000372730 A JP 2000372730A JP 2000372730 A JP2000372730 A JP 2000372730A JP 2002175822 A JP2002175822 A JP 2002175822A
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liquid
tank
port
cell frame
redox flow
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Toshio Shigematsu
敏夫 重松
Nobuyuki Tokuda
信幸 徳田
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Kansai Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池待機中にポンプを停止しても、マニホー
ルドを通じての自己放電がなく、ロスを少なくすること
ができるように改良されたレドックスフロー電池を提供
することを主要な目的とする。 【解決手段】 隔膜の両側に電極を介在させて、1対の
双極板1が設けられている。双極板1の周囲をフレーム
2が取囲んでいる。フレーム2に、電極に電解液を送排
液するための送液口3と排出口4が設けられている。送
液口3と排出口4とは、ともに双極板1よりも高い位置
に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般にレドック
スフロー電池に関するものであり、より特定的には、電
池待機中にポンプを停止しても、セル内入出口のマニホ
ールドを通じての自己放電がないように改良されたレド
ックスフロー電池に関する。この発明は、またそのよう
なレドックスフロー電池の運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、レドックスフロー電池の原理・
構成を示す。正負極の電解液としてバナジウムイオンを
溶解させた硫酸水溶液を用いている。正負極の電解液
は、各々のタンクに貯蔵され、電池セルへと送液循環さ
れる。電池セル内で充放電時に生じる反応は、簡略に記
すと次式で表わされる。
【0003】
【化1】
【0004】図6に、従来の電池セルスタックの構成を
示す。単電池セルは、正負の電極、隔膜から構成され
る。高電圧を得るため、多数のセルが双極板を用いて、
直列に積層接続されている。
【0005】セルスタックは、電気エネルギーと化学エ
ネルギーの変換部である。電極には、耐酸性、電解液流
通性、電気導電性などの点からカーボンフェルトを用い
ている。また、隔膜には、電気絶縁性、プロトン(H+
イオン)導電性、バナジウムイオンの隔離性の点から陰
イオン交換膜を用いている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7は、従来の双極板
の概念図である。双極板1の外周部にセルフレーム2が
設けられている。セルフレーム2には、送液口3と排出
口4が形成されている。送液口3は、双極板1の下側に
設けられ、排出口4は双極板1の上側に設けられてい
る。従来の、セルフレームは、このように構成されてい
るため、電池停止時には、ポンプを停止するが、この
際、セル内には残留する電解液がある。すなわち、各セ
ルは、電解液送排液のための内部マニホールドでつなが
っている。したがって、電池停止時にも、セルスタック
内の各直列セルがマニホールドを通じて電解液(導電
体)で並列につながれている。このため、自己放電電流
(シャントカレント)が流れ、停止中にセル内の電解液
が自己放電してしまう。
【0007】その結果、瞬時電圧低下対策用として使う
際には、上記の現象が起こらないように、常時ポンプを
起動し、送液循環させておく必要があり、補助起動力が
必要な点で問題であった。
【0008】また、図8を参照して、電解液タンク5の
中の電解液6の液面より上位にセル7を配置すること
で、シャントカレントロスをなくする方法もあるが、こ
の際は、ポンプ8の停止により、残留電解液が電解液タ
ンク5内に戻るため、自己放電は減少する。しかし、残
留電解液が少なく、十分な電気量を蓄えられないという
問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、自己放電がなく、ロスを小さく
することができるように改良されたレドックスフロー電
池を提供することを目的とする。
【0010】この発明の他の目的は、ポンプ停止中に放
電が必要となった際にも十分な放電が可能になるように
改良されたレドックスフロー電池を提供することにあ
る。
【0011】この発明のさらに他の目的は、非常用電源
として十分に機能させることができるように改良された
レドックスフロー電池を提供することにある。
【0012】この発明のさらに他の目的は、瞬時電圧低
下対策に十分に機能することができるように改良された
レドックスフロー電池を提供することにある。
【0013】この発明のさらに他の目的は、そのような
レドックスフロー電池の運転方法を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の局面に
従うレドックスフロー電池は、隔膜を備える。上記隔膜
の両側に電極を介在させて、1対の双極板が設けられて
いる。上記双極板の周囲をセルフレームが取囲んでい
る。上記セルフレームに、上記電極に電解液を送排液す
るための送液口と排出口とが設けられている。上記送液
口と上記排出口とはともに上記双極板よりも高い位置に
形成されている。
【0015】この発明によれば、ポンプ停止時に、電極
部に十分な電解液を残存させることができる。すなわ
ち、ポンプを停止しても、セル内の電解液が抜けなくな
る。
【0016】この発明の第2の局面に従うレドックスフ
ロー電池は、上記電解液を蓄えるタンクをさらに備え
る。上記隔膜、上記電極および上記1対の双極板を含む
セルを、上記タンク内に蓄えられている上記電解液の液
面よりも上部に配置している。
【0017】この発明によれば、ポンプ停止時にセル入
口、出口マニホールド部に電解液が残らないようにする
ことができる。これによって、シャントカレントをなく
することができるようになる。
【0018】この発明の第3の局面に従うレドックスフ
ロー電池は、上記タンクと上記送液口を接続し、上記タ
ンクから上記送液口へ上記電解液を送液する送液パイプ
を備える。上記タンクと上記排出口とを、上記排出口か
ら上記タンクへ上記電解液を排出する排出パイプが接続
している。上記送液口と上記排出口とを、上記送液パイ
プを上記タンクの気相部と連通可能にする接続用パイプ
が接続している。
【0019】この発明によれば、ポンプ停止時に、セル
入口、出口マニホールド部に電解液が残らないようにす
ることができる。すなわち、パイプの径、電解液の詰ま
り具合により、バルブ等で気相連通しないと、うまく電
解液が抜けない場合が想定されるため、このように構成
したのである。
【0020】この発明の第4の局面に従うレドックスフ
ロー電池の運転方法においては、まず、隔膜と、該隔膜
の両側に電極を介在させて設けられた1対の双極板と、
該双極板の周囲を取囲むセルフレームと、該セルフレー
ムに設けられ、上記電極に電解液を送排液するための送
液口と排出口と、を備え、上記送液口と上記排出口とは
ともに上記双極板よりも高い位置に形成されている、レ
ドックスフロー電池を準備する。充放電中は、上記電極
に電解液を送排液するための送液ポンプを動かし、上記
電解液を上記電極に循環供給させる。待機中は、上記送
液ポンプを停止させる。
【0021】この発明によれば、待機時、ポンプを停止
することで、ポンプの動力損失、セル内シャントカレン
ト損失をなくし、かつセル内には、必要な電力量を保持
させることができる。
【0022】この発明の第5の局面に従うレドックスフ
ロー電池は、隔膜を備える。上記隔膜の両側に電極を介
在させて、1対の双極板が設けられている。上記双極板
の周囲をセルフレームが取囲んでいる。上記セルフレー
ムに、上記電極に電解液を送液するための送液口が設け
られている。上記セルフレームに、上記電極から電解液
を排液するための排出口が設けられている。上記セルフ
レーム中に、上記排出口と上記電極の上端部分を接続す
る排液用スリットが設けられている。上記セルフレーム
に、上記送液口と上記電極の下端部を接続する送液用ス
リットが設けられている。上記送液用スリットは、上記
セルフレームの平面内で折り曲がるように形成されてお
り、かつ少なくとも上に向かって延びる部分を有する。
上記送液用スリットの上記上に向かって延びる部分の上
端は、上記電極に残留させたい電解液の液面より上に位
置している。
【0023】この発明の第6の局面に従うレドックスフ
ロー電池は、上記電解液を蓄えるタンクと、上記タンク
と上記送液口を接続し、上記タンクから上記送液口へ上
記電解液を送液する送液パイプと、上記タンクと上記排
出口とを接続し、上記排出口から上記タンクへ上記電解
液を排出する排出パイプと、をさらに備える。上記送液
パイプは、上記送液口より低い位置に設けられている。
上記送液用スリットの上記上に向かって延びる部分の上
端は、上記送液口よりも高い位置に形成されている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
ついて説明する。
【0025】実施の形態1 図1は、本発明に係るレドックスフロー電池の、セルフ
レームの構造を示す概念図である。双極板1の周囲にセ
ルフレーム2が設けられている。セルフレーム2に、送
液口3と排出口4が設けられている。送液口3と排出口
4は、ともに、双極板1よりも高い位置に形成されてい
る。
【0026】このようなセルフレーム構造を有する双極
板を用いてセルを構成し、図2(A)に示すように、レ
ドックスフロー電池を構成した。すなわち、セルを電解
液タンク5内に蓄えられている電解液6の液面よりも上
部に配置する。排出口4と電解液タンク5の気相部5a
を排出パイプ10で接続する。電解液タンク5と送液口
3とを送液パイプ11で接続する。送液パイプの管路内
にポンプ8を設ける。送液パイプ11と電解液タンク5
の気相部5aとをバルブ12を有する接続管13で接続
する。
【0027】このようにレドックスフロー電池を構成す
ることにより、ポンプ停止時に、図2(B)を参照し
て、送排出口3,4に電解液が残らないように、電解液
が自重で排出され、かつ、双極板1内には十分な電解液
が残留し、エネルギーを蓄えることができる。したがっ
て、ポンプ停止中に放電が必要となった際にも十分な放
電が可能であり、セル内電解液による放電中に、その電
力によりポンプを再び起動し、定常動作モードに移行で
きる。瞬時電圧低下対策および非常用電源として十分に
機能させることが可能となる。
【0028】接続管13は、送液パイプと電解液タンク
の気相部とを連通可能にする。これによって、送液パイ
プ11と排出パイプ10と電解液タンク5の気相部5a
の内圧を等しくすることができる。パイプの径、電解液
の詰まり具合により、バルブ等で気相連通しないと、う
まく電解液が抜けない場合が想定される。接続管13
は、このような問題点を解決する。
【0029】実施の形態2 図3は、実施の形態2に係るレドックスフロー電池に用
いるセルフレームの構造を示す概念図である。送液口3
と排出口4が双極板1の上部に配置されている。送液口
3と排出口4とを、接続管14が接続している。接続管
14には、逆止弁15が設けられている。このようなセ
ルフレームを有するセルを用いて、図2(A)に示すよ
うに、レドックスフロー電池を形成しても、実施の形態
1と同様の効果を奏する。
【0030】実施の形態3 図4は、実施の形態3に係るレドックスフロー電池の、
セルフレームの部分の概念図である。送液口3と排出口
4がともに、双極板1よりも高い位置に形成されてい
る。図4に示す装置は、以下の点を除いて、図2および
図3に示す装置と同じであるので、同一または相当する
部分には、同一の参照番号を付し、その説明を繰返さな
い。
【0031】実施の形態3では、接続管16の一方端が
送液パイプ11に接続され、他方端が排出パイプ10に
接続されている。接続管16には、逆止弁15が設けら
れている。
【0032】このように構成することによっても、送液
パイプ11と排出パイプ10と電解液タンク5の気相部
5aの内圧を等しくすることができる。
【0033】実施の形態4 実施の形態4は、上述のようなセルフレーム構造を有す
るレドックスフロー電池の運転方法に係る。図2(A)
を参照して、充放電中は、送液ポンプ8を動かし、電解
液6をセルへ循環する。待機中(充放電操作を施さない
が、非常用あるいはUPS用として起動可能な状態に即
移行できる状態)は、ポンプ8を停止させる。待機時、
ポンプ8を停止することで、ポンプ8の動力損失をなく
することができる。この発明によれば、ポンプ停止時
に、セル入口、出口マニホールド部に電解液が残らない
ようになるため、セル内のシャントカレントの損失はな
くなる。一方、ポンプ停止時に電極部に十分な電解液を
残存させることができるので、セル内に、必要な電力量
を保持させることができる。
【0034】実施の形態5 図9は、実施の形態5に係るレドックスフロー電池の、
セルフレームの構造を示す概念図である。双極板1の周
囲に、セルフレーム2が設けられている。セルフレーム
2に、電極に電解液を送液するための送液口3が設けら
れている。セルフレーム2に、電極から電解液を排出す
るための排出口4が設けられている。セルフレーム2
に、排出口4と電極の上端部を結ぶ排液用スリット31
が設けられている。セルフレーム2には、また、送液口
3と電極の下端部を接続する送液用スリット32が設け
られている。送液用スリット32は、セルフレーム2の
平面内で折り曲がるように形成されており、かつ少なく
とも上に向かって延びる部分32aを有する。送液用ス
リット32の上に向かって延びる部分32aの上端は、
電極に残留させたい電解液の液面より上に位置してい
る。
【0035】さらに詳細に説明すると、実施の形態5に
係るレドックスフロー電池は、電解液を蓄えるタンク
(図示せず)を備える。タンクと送液口3を、タンクか
ら送液口3へ電解液を送液する送液パイプ33が接続し
ている。図示しないが、排出パイプが、タンクと排出口
4とを接続し、排出口4からタンクへ電解液を排出す
る。送液パイプ33は、送液口3より低い位置に設けら
れている。送液用スリット32の上に向かって延びる部
分32aの上端は、送液口3よりも高い位置に形成され
ている。
【0036】以上のように構成しても、マニホールドに
電解液が残らないようにすることができる。
【0037】実施の形態6 図10は、実施の形態6に係るレドックスフロー電池
の、セルフレームの構造を示す概念図である。本実施の
形態では、残留させたい電解液の上端の位置を、実施の
形態5に比べて低い位置にしている。送液用スリット3
2は、セルフレームの平面内で折り曲がるように形成さ
れており、かつ少なくとも上に向かって延びる部分32
aを有する。送液用スリット32の上記上に向かって延
びる部分の上端は、電極に残留させたい電解液の液面よ
り上に位置している。この実施の形態に従えば、電解液
を残留させたい位置で、任意に設計できる。残留量が少
ないと、出力できる電力量は小さいが、自己放電ロスは
抑えられる。本実施の形態においては、A部分で示す形
状も、マニホールドに液が残らないような位置関係にす
る必要がある。
【0038】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明に係るレ
ドックスフロー電池によれば、ポンプ停止時に、自己放
電を起こさないようにすることができる。また、この発
明によれば、ポンプ停止中に、放電が必要となった際に
も十分な放電が可能となる。ひいては、瞬時電圧低下対
策および非常用電源として十分に機能させることができ
るという効果を奏する。
【0040】この発明に係るレドックスフロー電池の運
転方法によれば、待機時、ポンプを停止することで、ポ
ンプの動力損失を少なくすることができる。また、セル
内のシャントカレント損失をなくし、かつセル内に、必
要な電力量を保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係るレドックスフロー電池に
用いる、セルフレームの構造を示す概念図である。
【図2】 実施の形態1に係るレドックスフロー電池の
動作を説明するための概念図である。
【図3】 実施の形態2に係るレドックスフロー電池
の、セルフレームの構造を示す図である。
【図4】 実施の形態3に係るレドックスフロー電池
の、セルフレームの構造を示す図である。
【図5】 レドックスフロー電池の原理・構成を示す概
念図である。
【図6】 従来の電池セルスタックの構成を示す図であ
る。
【図7】 従来のレドックスフロー電池のセルフレーム
の構造を示す図である。
【図8】 他の従来例に係るレドックスフロー電池の概
念図である。
【図9】 実施の形態5に係るレドックスフロー電池
の、セルフレームの構造を示す概念図である。
【図10】 実施の形態6に係るレドックスフロー電池
の、セルフレームの構造を示す概念図である。
【符号の説明】
1 双極板、2 フレーム、3 送液口、4 排出口、
5 電解液タンク、5a 気相部、6 電解液、10
排出パイプ、11 送液パイプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳田 信幸 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 Fターム(参考) 5H026 AA10 5H027 AA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔膜と、 前記隔膜の両側に電極を介在させて設けられた1対の双
    極板と、 前記双極板の周囲を取囲むセルフレームと、 前記セルフレームに設けられ、前記電極に電解液を送排
    液するための送液口と排出口と、を備え、 前記送液口と前記排出口とはともに前記双極板よりも高
    い位置に形成されている、レドックスフロー電池。
  2. 【請求項2】 前記電解液を蓄えるタンクをさらに備
    え、 前記隔膜、前記電極および前記1対の双極板を含むセル
    を、前記タンク内に蓄えられている前記電解液の液面よ
    りも上部に配置している請求項1に記載のレドックスフ
    ロー電池。
  3. 【請求項3】 前記タンクと前記送液口を接続し、前記
    タンクから前記送液口へ前記電解液を送液する送液パイ
    プと、 前記タンクと前記排出口とを接続し、前記排出口から前
    記タンクへ前記電解液を排出する排出パイプと、 前記送液口と前記排出口とを接続し、前記送液パイプを
    前記タンクの気相部と連通可能にする接続用パイプと、
    をさらに備える、請求項1に記載のレドックスフロー電
    池。
  4. 【請求項4】 隔膜と、該隔膜の両側に電極を介在させ
    て設けられた1対の双極板と、該双極板の周囲を取囲む
    セルフレームと、該セルフレームに設けられ、前記電極
    に電解液を送排液するための送液口と排出口と、を備
    え、前記送液口と前記排出口とはともに前記双極板より
    も高い位置に形成されている、レドックスフロー電池を
    準備する工程と、 充放電中は、前記電極に電解液を送排液するための送液
    ポンプを動かし、前記電解液を前記電極に循環供給させ
    る工程と、 待機中は、前記送液ポンプを停止させる工程と、を備え
    るレドックスフロー電池の運転方法。
  5. 【請求項5】 隔膜と、 前記隔膜の両側に電極を介在させて設けられた1対の双
    極板と、 前記双極板の周囲を取囲むセルフレームと、 前記セルフレームに設けられ、前記電極に電解液を送液
    するための送液口と、 前記セルフレームに設けられ、前記電極から電解液を排
    液するための排出口と、 前記セルフレーム中に設けられ、前記排出口と前記電極
    の上端部を接続する排液用スリットと、 前記セルフレームに設けられ、前記送液口と前記電極の
    下端部を接続する送液用スリットと、を備え、 前記送液用スリットは、前記セルフレームの平面内で折
    り曲がるように形成されており、かつ少なくとも上に向
    かって延びる部分を有し、 前記送液用スリットの前記上に向かって延びる部分の上
    端は、前記電極に残留させたい電解液の液面より上に位
    置しているレドックスフロー電池。
  6. 【請求項6】 前記電解液を蓄えるタンクと、 前記タンクと前記送液口を接続し、前記タンクから前記
    送液口へ前記電解液を送液する送液パイプと、 前記タンクと前記排出口とを接続し、前記排出口から前
    記タンクへ前記電解液を排出する排出パイプと、をさら
    に備え、 前記送液パイプは前記送液口より低い位置に設けられて
    おり、 前記送液用スリットの前記上に向かって延びる部分の上
    端は、前記送液口よりも高い位置に形成されている、請
    求項5に記載のレドックスフロー電池。
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