JPH02249643A - 新規導電性電子材料 - Google Patents

新規導電性電子材料

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JPH02249643A
JPH02249643A JP1071193A JP7119389A JPH02249643A JP H02249643 A JPH02249643 A JP H02249643A JP 1071193 A JP1071193 A JP 1071193A JP 7119389 A JP7119389 A JP 7119389A JP H02249643 A JPH02249643 A JP H02249643A
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JP
Japan
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polymer
conductive polymer
conductive
electron conductive
monomer
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Application number
JP1071193A
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English (en)
Inventor
Shigetoshi Ono
小野 茂敏
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気、電子工業の分野において、電池、コン
デンサー、電子デバイス等の広範囲な導電性電子材料と
して応用できるものである。
〔従来の技術〕
電子伝導性を有する有機高分子材料は、近年バッテリー
や種々の機能デバイスとしての応用が検討されている0
例えば、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリピロール
、ポリフェニレンビニレン、ポリフェニレンアセチレン
、ポリアセチレン等が有望で、西独特許第3,223,
544号、同3,31.8,856号、同3,318.
857号、同3,325,892号、同3,338,9
04号、同3,421,296号、特開昭58−187
432号、同59−43060号、同59−1)258
3号、同58−209864号、同59−207933
号、同60−120722号、同60−67527号、
同62−225518号、同62−53328号、同6
3−199726号、同60−223817号、同61
−83221号、同59−31565号等に記載されて
いる。導電性電子材料としては、これらの電子伝導性高
分子と電解質とをそれぞれ層として組み合わせたものが
用いられているが、デバイス或いはバッテリーとして十
分機能するためには、両者の界面において電子とイオン
の交換を速やかに行わせる必要がある。
電解質としては、漏液がないこと、機械的強度が大きい
こと、積層材料のフレキシビリティ−が大きいことなど
の点から高分子固体電解質が優れており、種々の報告が
されている。
このような高分子固体電解質と電子伝導性高分子とを組
み合わせた導電性電子材料としては、POLYMER,
1981、vol  22、 November、  
1454〜1455頁等にポリアセチレンと固体電解質
を組み合わせた有機電池が従業されているが、この付加
重合において作製されたポリアセチレンのフィルムは酸
化安定性が悪く、また、高分子固体電解質との界面での
接触が不十分で抵抗が大きく、また充放電特性が不良で
あったりした。
また特開昭62−98577号にも高分子固体電解質と
電子伝導性高分子とを組み合わせた導電性電子材料が記
載されているが、この電子伝導性高分子は主鎖に共役二
重結合を有する化合物を電気化学的に重合した高分子で
あり、電解重合により電極にフィルム状で生成する電子
伝導性高分子と高分子固体電解質との界面での接触が不
十分で抵抗が大きく、また充放電特性が不良であったり
するなどのrji題を持っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の第1の目的は、高分子固体電解質と組み合わせ
たとき、接触界面での抵抗が少なく、電気伝導性に優れ
、充放電特性に優れた導電性材料を提供することにある
〔課題を解決する手段〕
上記目的は、化学的に酸化重合した電子伝導性高分子と
高分子固体電解質とを積層してなる導電性材料によって
達成することができた。
以下に、本発明の化学的に酸化重合した電子伝導性高分
子について詳しく説明する。
本発明の化学的に酸化重合した電子伝導性高分子は、好
ましくは、芳香族化合物又はへテロ原子として酸素、窒
素、イオウ等を含有するヘテロ環化合物のモノマーを化
学的に酸化重合して得ることができる。
七ツマ−の好ましい例としては、アミノ芳香酸化合物(
例えばアニリン)、ヒドロキシ芳香族化合物(多ヒドロ
キシ体(例えばジヒドロキシベンゼン)を含む)、 −ル、オキサゾール(イソを含む)、チアゾール(イソ
を含む)、ピリジン、ジアジン、ペンゾジゾトリアゾー
ル、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、キノリン
、イソキノリン、ベンゾシアリジン、フェナジン、フェ
ノキサジン、ピラゾロトリアゾール、プリン、ピラゾロ
ジアゾール、ピラゾロアゾール、ベンゾピラゾロアゾー
ルが挙げられる。Zlは、0、S、NHを表す。
特に好ましくは、アニリン、フェノール、ジヒ任意の置
換基で置換されていてもよい。置換基の例としては、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アルキル基、アルコ
キシ基、−NHCOR’、−NH5OtR−5OR’、
−SO□R’   −COR’、基で更に置換されてい
てもよい)、水酸基や加水分解して水酸基を形成する基
が挙げられる。R+は、アルキル基、フェニル基、又は
アラルキル基を表わす。Btは及びR3は同じでも異な
っていてもよく、水素原子、アルキル基、フェニル基、
又はアラルキル基を表わす。
さらに上記の例示した置換基中のアルキル基、アルコキ
シ基、フェニル基、アラルキル基は、さらに置換されて
もよく、置換基の例としては、水酸基、ニトロ基、炭素
数1〜4のアルコキシ基、−NllSQtR’ −−N
HCO1i’−本発明で用いることのできる上記のモノ
マーはハロゲン原子、シアノ基、アミノ基(アルキル基
で更に置換されていてもよいン等があげられる。
R4はR1と同義である R5及びR6は同じであって
も異なっていてもよく、Rtと同義である。
これらの置換基を持つ化合物としてはSyntheti
cMetal □、267〜279 (198B)、同
I旦、153〜168 (198B)、特開昭63−9
7626号、同63−66221号等に記載されており
、具体例としては以下の化合物があげられるが本発明は
これに限定されるものではない。
CH3 HH Metal 、L5L、 267〜279 (198B
)、同I旦、153〜16B (198B)等に記載さ
れており、具体例としては以下の化合物があげられるが
本発明はこれに限定されるものではない。
有機溶媒での溶解度が1以上の高分子を得るには前記の
七ツマ−の置換基が有機溶媒可溶化を促進する基が望ま
しい、具体的には前記置換基中に炭素数4以上のアルキ
ル基やアルキレンオキシド基を有するものがあげられる
0例えば 九3 −OC,4Hオ9、−0C,、H□、  OCz  H
40Ca  H*、−QC,H400CC,、H□1、
÷CH富 CH*0−j−−ツー等の置換基があげられ
る。
これらの置換基を持つ化合物としてはSyntheti
c本発明の電子伝導性高分子は、前記のモノマーを1種
又は2種以上用いて酸化重合することで得ることができ
る。
本発明の化学的な酸化重合法は、一般に用いられている
公知の化学的な酸化重合法を用いることができる0例え
ば、前記の七ツマ−を水又は任意の有41!1溶媒中(
含水しても良い)に溶解または分散し、60℃〜−20
°C(好ましくは20°C〜0’C)で触媒(酸化剤)
溶液を徐々に滴下することで得ることができる。ポリア
セチレンはこのような化学的酸化重合法では合成されな
い。
本発明の化学的な酸化重合法において、適当な分散剤や
界面活性剤を用いることでポリマーの水分散液を得るこ
ともでき、成形加工性に優れているので好ましい。
本発明の化学的酸化重合法で用いることのできる触媒と
しては、例えば、塩化第二鉄、塩化第二銅などの塩化物
、硫酸第二鉄、硫酸第二銅などの硫酸塩、二酸化鉛、二
酸化マンガンなどの金属酸化物、過硫酸カリウム、過硫
酸アンモニウム、過酸化水素などの過酸化物、ベンゾキ
ノンなどのキノン類、沃素、臭素などのハロゲン、フェ
リシアン化カリウムなどが挙げられる。これらの具体例
は、特開昭63−213518号、同63−19392
6号、同62.1)6665号、同62−104832
号、同63−215717号、同63−69823号、
同63−101415号、同60−58430号等にも
記載されている。触媒の量は、前記の七ツマ−の特性と
使用される触媒により変化するが、触媒/前記のモノマ
ーのモル比率で0.01から10の範囲で使用すること
ができる。
本発明の化学的酸化重合法で使用することのできる溶媒
としては、存機溶媒(例えばアセトニトリル、ジメチル
硫酸、N、N−ジメチルアセトアミド、N、N−ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、スルフオラ
ン、ホルムアミド、ジメトキシエタン、プロピレンカー
ボネート、ジオキサン、メタノール、エタノール、T−
ブチルラクトン、ニトロベンゼン、テトラヒドロフラン
、ニトロメタン等が挙げられる)、水あるいは両者の混
合物を挙げることができる。
また、化学的酸化重合の際に、導電性化合物を加えて重
合してもよい。導電性化合物としては、無機酸(例えば
、HCf 、 HzSOt 、HClO4、BF4)、
有機酸(例えば、トルエンスルホン酸、トリフルオロメ
チルスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸のようなスル
ホン酸、ギ酸、酢酸、ポリアクリル酸のようなカルボン
酸)、有機塩基(例えば、ピリジン、トリエタノールア
ミン)、アルカリ金属カチオン(Li’ 、Na’ 、
K’等)、NOo、No!”カチオン、オニウムカチオ
ン(EtaN’、Bu4N”Bu3P”等)と負イオン
(BF4− % AgF2− 、AsFhSbF*−,
5bCf&−、PF6− 、C1,0<−、AIFaA
IF&−、HiFa”−1ZrFhz−1TiF%−1
B+oCLo”−HSO3−、SOa”−、CI−、B
r−、F−、I −)からなる塩、スルホン酸アニオン
(CHsCiHaSOsCbHsSOs−、CFsSO
s−、ポリスチレンスルホン酸等)を含む塩、HCOO
Li、ポリアクリル酸ソーダのようなカルボン酸アニオ
ンを含む塩、FeCf5のような塩化物、ピリジン塩酸
塩のような存機アミン塩等が挙げられる。
分散剤としては、カチオン、アニオン、ノニオン、ヘク
インのそれぞれポリマー及び界面活性剤(乳化剤)を用
いることができる。これらの具体例トしては、ポリビニ
ルアルコール、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレ
ンオキサイド、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、メチルセルロース、デキストリン
、ポリビニルピロリドン、ポリスチレンスルホン酸ナト
リウム、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ゼラチ
ン、コラーゲン、3級又は4級アンモニウム塩サイトを
有するポリマー、オキソニウム塩サイトを有するポリマ
ー、スルホニウム塩サイトを有するポリマー、4級アン
モニウム塩サイトを有する長鎖アルキル化合物、高級脂
肪酸アルカリ塩(例えば、CHlzHzsCOONa 
)、アルキル硫酸塩(例えば、ラウリル硫酸ソーダ)、
アルキルスルホン酸塩(例えば、ラウリルスルホン酸ソ
ーダ)、アルキルアリールスルホン酸塩(例えば、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダ)、スルホコハク酸エス
テル塩、高級アミンハロゲン酸塩、ハロゲン化アルキル
ピリジニウム(例えば、塩化ドデシルピリジニウム)、
第四級アンモニウム塩(例えば、塩化トリメチルアンモ
ニウム)、ポリエチレングリコールアルキルエーテル、
ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂
肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、アミノ酸等が挙
げられる。
分散剤を使用する際には、モノマーに対して1〜300
重量%、好ましくは5〜200重量%で使用する。界面
活性剤を使用する際には、モノマーに対してo、oi〜
50重量%、好ましくは0.1〜20重量%で使用する
これらの水分散液は、透析や限外濾過等の処理をして用
いてもよい。
これらの水分散液には、前記の導電性化合物を添加して
もよいし、ポリ酢酸ビニルポリマーなどの高分子化合物
をブレンドしてもよい。
本発明の電子伝導性高分子との積層導電性材料を得る高
分子固体電解質は、カチオンポリマーアニオンポリマー
、ポリアクリロニトリル、ポリアルキレンオキシドポリ
マー、ポリビニルアルコール等と塩を組み合わせたもの
が挙げられる。これらの具体例は、特開昭61−256
573号、同61−124001号、同62−2026
3号、同62−139266号、同63−241066
号、同63−241026号、同63−135477号
、同63−142061号、同61−130613号、
号60−23974号、同63−136409号、同6
3−193954号、同63−186766号、同63
−205364号、マクロモレキューシス21巻648
真に記載されている。
カチオンポリマーの例としてはそのポリマー構造中に4
級アンモニウム塩基、オキソニウム塩基、スルホニウム
塩基等を少なくとも一種含有するものがあげられ、具体
的にはその繰返し単位とじてC1θ 等を有するポリマーがあげられる。アニオンポリマーの
例としてはそのポリマー構造中にスルホン酸(塩基)、
カルボン酸(塩基)、リン酸(塩基)、等を少なくとも
一種含有するものがあげられ、具CH。
/ 人□3 ポリマーがあげられる。ポリアルキレンオキシドポリマ
ーの例としてはポリエチレンオキシド(PEO) 、ポ
リプロピレンオキシド(PPO)、ポリグリシトール(
pco) 、側鎖にPEO。
PPO,、PGOを有するアクリル酸又はメタクリル酸
系ポリマー、主鎖又は側鎖にPE01PPO1,PGO
を有するケイ素化合物、フォスフアゼン化合物及び主鎖
にPE01PPO1PGOを有する炭化水素化合物があ
げられ、具体的には繰返し単位としてncHz CH,
O)、SO,に / (!:OO(CHz CH! O←ncH2、有するポ
リマーが挙げられる。
高分子固体電解質を構成する塩としては、前記の化学的
酸化重合法における重合時に用いられる導電性の塩を挙
げることができる。好ましくは、周期律表Ia又はIl
a族の金属イオンの塩であり、更に好ましくは、Li塩
である。
積層体導電性材料は、本発明の化学的酸化重合法で、得
られた電子伝導性高分子が粉末又は塊状であるときには
、圧縮成形等で加工したフィルムを高分子固体電解質膜
に圧着せしめて作成することができる。また得られた電
子伝導性高分子が水分散物であるときには、ローラーコ
ート、スピンコード、ギーサーコート、デイツプコート
、スプレーによるコート、押出成形等の公知の塗布方法
、及び公知の乾燥方法を用いてフィルム状に成形し、高
分子固体電解質に圧着せしめてもよいし、高分子固体電
解買上に直接塗布乾燥してもよい。また、フィルム状に
成形された電子伝導性高分子に上に溶解した高分子固体
電解買上に直接塗布乾燥してもよい。
本発明の積層体導電性材料は、本発明の電子伝導性高分
子を複数層形成してもよく、また公知の電子伝導性高分
子と複数層を形成してもよいが、高分子固体電解質と本
発明の電子伝導性高分子が直接接触している。
〔実施例〕
以下実施例により本発明を更に詳細に説明するがこれら
に限定されるものではない。
(実施例I) ラウリル硫酸ソーダ0.5g及びビロール10gを蒸留
水120Idに溶解した。窒素雰囲気下で撹拌しながら
、室温でこの溶液に、蒸留水48mに溶解した40.3
gのFeCj!s  ・6Ht Oを30分間にわたっ
て滴下した。
滴下とともに発熱し、反応液は黒色に変化した。
さらに、2時間攪拌した後、透析を2日間行い(VrS
KASE 5ALES CO1?P CELLULO5
E TtlBING G−65三光純薬■製を使用)、
ポリピロールの水分散液を得た。
得られたポリピロール粒子の平均粒径は80nmであっ
た(COULTER−N4型サブミクロン粒子分析装置
(コールタ−エレクトロニクス■製で測定)。
これにL i Cl0a 3 gをくわえたものをポリ
ピロール水分散液とした。
一方、高分子固体電解I N)をアセトニトリル中ニ(
1) / L i Cj! Oa = 1 / 2テ溶
解し、これをテフロン板上でキャストし厚さ1oOμの
キャストフィルムを得た。このフィルム上に前記ポリピ
ロール水分散液を数回キャストし、総厚み130μの積
層材料Aを得た。これをステンレス板ではさみCo1e
−Coleプロット法にて導電率を測定したところ3.
 5 X l O−’S/c■を得た。
(実施例2) 実施例1においてラウリル硫酸ソーダを用いずに酸化重
合を行い、析出したポリマー粉体を濾集した。得られた
ポリマーを圧縮形成し約130μの薄膜を得た。これと
実施例1で示した高分子固体電解W(1)のキャストフ
ィルムと重ね合わせ、積層材料Bを得た。これをステン
レス板ではさみCo1e−Cafeプロyl−法にて導
電率を測定したところ1.  I X l O−’S/
cmを得た。
(比較例1) ビロール1.5 g、L i Cl0a 7.5 g及
びアセトニトリル450dを攪拌しながら正、負極とも
pt仮を用い、定電圧法(3V、2 m A / cd
 )にて1時間電解重合を行ない、負極上にポリピロー
ルを得た。このポリピロールを電極より引きはがし実施
例1で示した高分子固体電解質(1)のキャストフィル
ムと重ね合わせ積層材料Cを得た。
これをステンレス板ではさみCo1e−Coleプロッ
ト法にて導電率を測定したところ6.3×1O−5Sl
c画を得た。
(実施例3) 3−2−ドデシルオキシエトキシビロール20g、Q留
水30m及びアセトニトリル150mを窒素下で攪拌し
、20°C以下でFeC15水溶液(FeCIV、3/
水=40 g150 g)を30分で滴下し、その後2
時間攪拌した。析出した化合物を濾過、乾燥してポリマ
ー(U)とした。
実施例Iで示した高分子固体電解質N)のキャストフィ
ルムにポリマー(U)をアセトニトリル中に(II)/
LiCP、O,=10/3で溶解したものをキャストし
、総厚み142μの積層材料りを得た。これをステンレ
ス手反ではさみCo1eColeプロツト法で導電率を
測定したところ2、 3 X 10−’S/C1を得た
(比較例2) 比較例1のビロール1.5gのかわりに3−2−ドデシ
ルオキシエトキシビロール3.8gを用い同様の積層材
料E(総厚み138μ)を得た。
これをステンレス板ではさみCo1e−Coleプロッ
ト法で導電率を測定したところ4,5×IQ−’S/c
mを得た。
(実施例4) 実施例2における3−2−ドデシルオキシエトキシビロ
ール20gのかわりに2−2−ドデシルオキシエトキシ
アニリン21gを用い同様の積層材料F(総厚み148
μ)を得た。これをステンレス板にはさみCo1e−C
oleプロット法で導電率を測定したところ1.  I
 X 10−’S/cmを得た。
(比較例3) 比較例1においてピロール1.5gのかわりに2−2−
ドデシルオキシエトキシアニリン4.2gを用い同様の
積層材料G(総厚み145μ)を得た。これをステンレ
ス板にはさみCo1e−Coleプロット法で導電率を
測定したところ37X10−’S/cmを得た。実施例
1と比較例1、実施例2と比較例2及び実施例3と比較
例3の比較から本発明の積層材料が界面抵抗が小さく、
優れた伝導性を示すことが明らかとなった。特に、電子
伝導性高分子が水分散の形で得られている方が優れた伝
導性を示している。また、電子伝導性高分子が有機溶媒
に対する溶解度が1以上であるほうが優れた伝導性を示
している。
(実施例4) 実施例1〜3の積層材料を第1図に示す電池に組み込み
、その充放電特性(100サイクルくりかえしテスト)
を検討した。
下記にその結果を示した。Iサイクル目と100サイク
ル目の平均電圧差がない方が充放電適性に優れている。
上表の実施例1.2と比較例1の比較、実施例3と比較
例2の比較、実施例4と比較例3の比較により本発明の
積層材料の方が充放電適性にすぐれ2次電池として優れ
ていることが明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例4で作成した二次電池の構成を
示す断面図である。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社第1図 手続補正書 4.補正の対象  明細書の「発明の詳細な説明」の噛

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化学的に酸化重合した電子伝導性高分子と高分子
    固体電解質とを積層してなる導電性電子材料。
  2. (2)化学的に酸化重合した電子伝導性高分子が水分散
    液で製造されることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の導電性電子材料。
  3. (3)化学的に酸化重合した電子伝導性高分子が有機溶
    媒に対する溶解度が1以上であることを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載の導電性電子材料。
JP1071193A 1989-03-23 1989-03-23 新規導電性電子材料 Pending JPH02249643A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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