JPH02248507A - 転圧コンクリート舗装材およびその舗装方法 - Google Patents

転圧コンクリート舗装材およびその舗装方法

Info

Publication number
JPH02248507A
JPH02248507A JP6991889A JP6991889A JPH02248507A JP H02248507 A JPH02248507 A JP H02248507A JP 6991889 A JP6991889 A JP 6991889A JP 6991889 A JP6991889 A JP 6991889A JP H02248507 A JPH02248507 A JP H02248507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aggregate
weight
parts
binder
granulated slag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6991889A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Yasudo
安戸 賢一
Hideo Inoue
秀夫 井上
Hiroshi Makiuchi
巻内 浩
Kazuo Sato
和雄 佐藤
Takashi Kosakabashi
小坂橋 喬
Masao Sekiguchi
正夫 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nikko Corp Ltd
Nippon Steel Slag Products Co Ltd
Original Assignee
Nippon Hodo Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
Sumikin Kashima Koka Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hodo Co Ltd, Sumitomo Metal Industries Ltd, Sumikin Kashima Koka Co Ltd filed Critical Nippon Hodo Co Ltd
Priority to JP6991889A priority Critical patent/JPH02248507A/ja
Publication of JPH02248507A publication Critical patent/JPH02248507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/08Slag cements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、道路、広場、屋内外床面等の舗装に適用する
転圧コンクリート舗装技術に関し、さらに詳しくは、高
炉から副生ずる水砕スラグを含有する転圧コンクリート
舗装材およびその舗装方法に関する。
[従来の技術〕 転圧コンクリート舗装とは、通常のセメントコンクリー
ト舗装がワーカビリティ確保のため比較的多量の水を必
要とし、流し込みおよびパイブレーク等による振動で締
め固めて仕上げるのに対して、締め固めに必要とされる
最適含水比付近の比較的少量の水を使用し、ローラ転圧
によって仕上げる方法(ローラ転圧コンクリート舗装:
 RCCPと呼ばれる)をいう。
従来一般に使用されてきた転圧コンクリート舗装材は、
粗骨材に天然砕石または玉石、細骨材に天然砂、セメン
トに普通ポルトランドセメントまたは高炉セメントを使
用した混合物であった。
一方で、近年、省資源の見地から、または強度向上や収
縮時間短縮等の目的で、高炉から副生される水砕スラグ
をコンクリート等の配合成分として利用することが提案
されている。その具体例としては、■特開昭59−26
983号公報および■特開昭56−160363号公報
に記載の技術などがある。
上記公報技術■は、高炉水砕スラグとセメントからなる
水硬性物質に、無定形カルシウムアルミネートと石膏を
含有させることにより、初期強度発現と凝結時の収縮を
改善することを目的とするものである。
また上記公報技術■は、高炉水砕砂からなる細骨材の一
部を良質な微砂および微粉末砂に置換することにより、
この細骨材を用いたコンクリートのブリージング(水の
遊離現象)率を減少させ、さらに凝結硬化時間の短縮、
強度の増加を図ることを目的とするものである。
[発明が解決しようとする課題] これら公報技術■、■はいずれも比較的水分量の多い流
動性コンクリートとしての水硬性組成物に関するもので
あり、転圧コンクリートとしては水分が多すぎて、使用
に耐えないものであった。
一方、公知の転圧コンクリート舗装材では、船釣に、次
のような欠点があった。
(1)使用水量が少ないため、セメントの凝結が始まる
と、強度発現および作業性に関して敏感に反応すること
から、混合から舗設作業完了までの混合物の可使時間が
極めて短い。
(2)転圧コンクリート混合物の水量は、最適締め固め
条件が得られる最適含水比付近に調整管理しなければ・
ならない。水量が最適含水比付近をはずれると、必要な
締め固め度が得られず、特に多いと、ローラ転圧の施工
ができなくなるからである。
この点、従来の転圧コンクリートでは水量の許容範囲が
極めて狭いため、含水比の調整管理が難しい。
(3)  使用水量が少ないため、ローラ転圧時に、通
常のコンクリートのようにモルタル分が表面に浮き上が
らないため、適当な粗度の表面に仕上げることができな
い。
(4)混合物を道路等に敷均した後、表面のキメを整え
る場合、通常はモルタル分を表面に散布し転圧するが、
水量が少なすぎるため転圧しても接着せず、交通開放後
には剥離・飛散してしまう。
(5)プラントにおける配合成分の混合時、通常のコン
クリートが流動体混合物であるのに対し、従来の転圧コ
ンクリート舗装材は粒状混合物であるため、見掛は上の
体積が大きくなり、lバッチ当たりの混合量を増大し得
す、プラントの製造能力が低く、製造コストが高くなる
傾向がある。
そこで本発明の主たる目的は、転圧コンクリートの材料
として水砕スラグおよび水砕スラグ微粉末等を使用する
ことによって、作業性の向上と、表面仕上げ性の向上を
図ることができるとともに、コスト低減を図ることがで
きる転圧コンクリート舗装材およびその舗装方法を提供
することにある。
[課麿を解決するための手段] 上記課題を解決した本発明の舗装材は、骨材、結合材お
よび水を含有してなる転圧コンクリート舗装材において
、骨材100重量部に対して、結合材を2.5〜25重
量部含有し、前記骨材は、粗骨材100重量部に対して
、水砕スラグよりなる細骨材を40〜150重量部含有
し、前記結合材はセメントおよび水砕スラグ微粉末より
なることを特徴とするものである。
また本発明の舗装方法は、骨材、結合材および水を含有
してなる転圧コンクリート舗装材において、骨材100
重量部に対して、結合材を2.5〜25重量部含有し、
前記骨材は、粗骨材100重量部に対して、水砕スラグ
よりなる細骨材を40〜150重量部含有し、前記結合
材はセメントおよび水砕スラグ微粉末よりなることを特
徴とする転圧コンクリート舗装材を対象面に打設後、転
圧して舗装版を形成することを特徴とするものである。
[作 用] 本発明では、転圧コンクリート舗装の材料として、細骨
材とし、て水砕スラグを、結合材の一部として水砕スラ
グ微粉末を使用することによって、次のような作用効果
を生ずる。
(1)セメントの一部置換材料として、水砕スラグ微粉
末(セメント置換率として好ましくは、20〜90%)
を使用することによって、水和反応時間を長(し、混合
物の可使時間を確保できる。
(2)細骨材に水砕スラグを使用すると、第1図に示す
ように、締め固めに対する含水比の影響が小さ(なる。
すなわち同一エネルギーで、同一の締め固め度が得られ
る含水比の巾が大きくなることから含水比の管理が容易
になる。
(3)細骨材に水砕スラグを使用すると、水砕スラグの
粒子が無数の気泡を有し、鋭い稜角をもった形状である
ことから、表面形状の噛み合わせによる初期強度の向上
が望め、さらにセメントのアルカリ刺激によって水砕ス
ラグが水硬性をもつことから、長期的な強度発現も望め
、セメント量を減することができる。
(4)道路、広場、床面等の舗装において、路面の粗さ
は、その使用目的に対する供用性、安全性(すべり)に
対して重要な因子である。転圧コンクリートの表面を、
使用目的に応じた任意の粗さに仕とげるためには、表面
仕上げ用グラウト材(たとえばセメント系ペースト、樹
脂系ペースト等)を散布し、その硬化過程における粘度
変化を利用して、適正粘度時に表面仕上げを行うことに
よって、使用目的に応じた粗さに仕上げることができる
。しかし、従来の転圧コンクリートではローラ転圧によ
り表面が平滑なため接着性が悪く、硬化後に剥がれ易か
った。
これに対して、本発明に従って、転圧コンクリートの細
骨材に水砕スラグを使用すると、表面仕上げに用いるグ
ラウト材が、交通荷重や気象作用によって剥離が生じな
いような十分な噛み合いおよび接着が得られるような適
度な微視的粗さと空隙をもたせることができる。したが
って転圧コンクリートと表面仕上用グラウト材を一体化
させ、使用目的に応じた任意の粗さに表面を容易に仕上
げることができる。
(5)細骨材に水砕スラグを使用すると、微細な連続し
た空隙を持つ混合物となり、得られる転圧コンクリート
は透水性を示す。従って、仕上げられた転圧コンクリー
トも透水性を示す。
(6)結合材としてのセメントの一部を水砕スラグ微粉
末に置換し、また細骨材に水砕スラグを使用すると、転
圧コンクリート混合物の硬化反応時間が長くなり、しか
も転圧後の表面性状は微視的粗さを有し、その結果、厚
層転圧コンクリートを施工する場合、2層に分けて施工
しても上下層は良好に接着し、一体化する。さらに、転
圧コンクリート混合物の敷均し作業後、表面のキメを整
えるため、モルタル分を散布し転圧しても良好に接着し
、交通開放後も剥がれや飛散が生じない。
(7)さらに、硬化反応時間が長くなることから、−船
釣な転圧コンクリート舗装材料使用の場合に比べて初期
硬化収縮量が小さくなり、収縮目地間隔を長くとり、あ
るいは省略することができる。
(8)セメントの一部を、安価な水砕スラグ微粉末に置
換かえ使用することによって舗装材のコスト低減を達成
できる。
[発明の具体的構成] 以下本発明をさらに具体的に説明する。
本発明に係る転圧コンクリート舗装材は、骨材、結合材
および水を含有してなる転圧コンクリート舗装材におい
て、骨材100重量部に対して、結合材を2.5〜25
重量部、前記骨材は、粗骨材100重量部に対して、水
砕スラグよりなる細骨材を40〜150重量部含有し、
前記結合材はセメントおよび水砕スラグ微粉末よりなる
ことを特徴とするものである。
本発明の粗骨材としては、5Mふるいに重量で90%以
上留まる材料を言い、砂利、砕石砂利および高炉スラグ
を用いることができる。
細骨材としては、10mmふるいを全部通り、5■ふる
いを重量で90%以上通過する骨材を言い、水砕スラグ
を少なくとも含む。粗骨材100重量部に対して、水砕
スラグからなる細骨材が、40〜150重量部が含まれ
る限度において、50重量%以下の量ならば砂などの他
の細骨材を含んでいてもよい。水砕スラグの含有量が4
0重量部未満であると、骨材の噛み合わせが悪く、所望
の強度が得られず、また150重景重量超えると、結合
材を多量に使用しなければ必要な強度が得られない。
本発明においては、結合材として、セメントと水砕スラ
グ微粉末とが含まれる。セメントとしては、普通、早強
、中庸熱、白色のポルトランドセメント等、通常は普通
ポルトランドセメントが用いられる。
結合材は、2.5〜25重量部添加される。2.5重量
部未満であると、所望の強度が得られず、また、25重
量部を超えると、水砕スラグを用いる効果が低減され経
済的にコスト高となる。
水砕スラグ微粉末/セメントとの重量%(セメント置換
率)は、20〜90%が好ましい。
20%未満であると、水和反応時間延長による可使時間
の確保が図れず、90%を超えると、強度発現が遅くな
り所望の初期強度を得られない。
水砕スラグ微粉末としては、たとえば水砕スラグをブレ
ーン値で、3000〜5000c//g程度になるまで
粉砕したものを用いることができる。
上記成分を含む舗装材には、水が添加され、その添加量
として、骨材と結合材の混合物に対し、4〜20重量部
添加されるのが好ましい。
本発明では、上記基本組成の各成分の他に必要に応じて
混和材およびまたは混和剤が添加されていてもよい。と
りわけ、AE減水剤および石骨は有効である。石膏を添
加する、好ましくは結合材に対して2〜4重量部添加す
ることによって、舗装材の初期強度の改善、さらには初
期硬化収縮量が小さくなる。
次に本発明による舗装方法は、上記組成の転圧コンクリ
ートを道路等の基盤(対象面)上に打設し、敷均した後
、ローラ等により通常の方法で転圧して舗装版を形成す
るものである。さらに必要に応じて、この舗装版を、バ
インダーを主成分とするグラウト材にて表面仕上げする
。このバインダーとしては、セメント、樹脂ゴムラテッ
クス等を挙げることができる。またグラウト材の組成例
としては、バインダーに充填材、添加材、改質材等を必
要に応じて配合したグラウト材等を使用できる。
[実施例] 次に実施例を説明する。
まず室内での配合試験を行い、最大密度の得られる配合
を決定し、さらには最適セメント量、含水比を決定した
。その結果が第1表に示す実施例である。
次いで、この結果を踏まえて、生コンプラントの傾胴式
ミキサー容量1.5 rd /バッチを用いて混練し、
各種組成の転圧コンクリートにより実施した。
混練した転圧コンクリートはダンプトラックによる運搬
方法を採用した。敷均しはアスファルトフィニシャを用
いて、初転圧はlit振動ローラの兼摂、有振方法によ
った。2次転圧は15tタイヤローラを用いた。仕上げ
転圧は4tコンバイントロ一ラ端部等の細部は小型振動
ローラ等により仕上げた。目地の施工は省略した。
強度値は標準養生下における供試体での試験値であり、
3日、7日、28日養生後の強度を試験したものである
。なお一般に転圧コンクリートの強度管理は曲げ強度で
行うが、相関関係を知るため圧縮強度をも測定した。
結果を第1表、および第2表に示す。
ただし、画表中、粗骨材は粒径が20〜5mmのもの、
細骨材は粒径が2.5M以下のものを用いた。
また第2表中、備考欄の(1)〜(6)の内容は下記の
通りである。
(1)  普通ポルトランドセメントのみ使用によるコ
スト高となる上、可使時間に余裕が取れない。
(2)混合物含水比の管理が難しい。また混合物の空隙
が少なくなり透水性が損なわれる。さらに舗装表面を微
視的粗さに仕上げることが困難である。
(3)細骨材40重量部以下の例(粗骨材量が多すぎ、
骨材の噛み合わせが悪く、締め固めができなく所望の強
度が得られない) (4)細骨材150重量部以上の例(所望の強度が得ら
れにくく、強度を得るには結合材を増加する必要があり
コスト高となる) (5)結合材2.5%以下の例(結合材不足により所望
の強度が得られない) (6)結合材20%以上の例(強度は必要以上に発現す
るが、高価な結合材の増加によりコスト高となる。また
結合材が多いためクラックが生じる。)(考 察) 第1表等の結果を踏まえて、次の諸点のことが解明でき
た。
(al初期強度; たとえば実施例Nα3に着目すると、結合材量を9%(
通常は10〜13%)と減少させたにもかかわらず、曲
げ強度は養生期間7日において、24、7 kgf/a
llとなり、目標曲げ強度((7zs=30kgf/c
ar)の82%が発現している。このことから、初期強
度はセメントの結合力ばかりでなく、本発明にかかる細
骨材としての水砕スラグの噛み合わせ力も相乗して機能
していると考えることができる。
(b1作業性; 含水比は示方配合においては10.1%と設定したが、
実施例Nα3では、含水比12%での施工であった。こ
の事実は、本発明では細骨材に水砕スラグを使用してい
るため、その許容含水比の巾が大きくなり、含水比の管
理が容易であるを示している。
またこの実施例Nα3においての凝結時間は始発時間で
3.Ohr、終結時間で5.Ohr程度遅延した。
このことは転圧コンクリート混合物の可使時間が長くと
れることを示している。
以上より、本実施例では作業性が向上している。
(C)石膏添加の効果; 実施例Nα2、k3に示したように、骨材、結合材、混
和剤の配合は変化させず、結合材に対して、それぞれ2
.8%、3.1%の石膏を添加することによって石膏添
加による強度への効果を見たところ、石骨無添加のもの
より強度向上があった。なお収縮についても異常はみと
められていない。
(d)舗装版の表面性状; 第1表には表示されていないが、目視観察によれば、本
実施例での表面性状は、水砕スラグの使用により、適度
な粗度と空隙ある舗装面となった。
(e)透水性; 透水性については、上記実施例の舗装版面にホース散水
後、また雨天後の水溜まり状況について目視確認したが
、下部および側面に浸透したと思われ、水溜まり状況は
なかった。これは本発明の舗装版が透水性機能をもつこ
とを示している。さらに舗装版の収縮については、本施
工は目地を省略したが、目視の結果、異常は認められな
かった。
(f1表面仕上げグラウトの効果; 実施例に3の転圧コンクリートによる舗装施工完了後、
1日目にグラウトを散布した。その配合は普通ポルトラ
ンドセメント40%、ゴムラテックスlO%、水50%
である。その結果グラウトは、微視的な粗さと空隙を持
たせた舗装表面から下部方向に浸透し、その表面と一体
化することが判った。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、転圧コンクリートの材料
として水砕スラグおよび水砕スラグ微粉末等を使用する
ことによって、作業性の向上と、表面仕上げ性の向上を
図ることができるとともに、コスト低減を図ることがで
きる転圧コンクリート舗装材および舗装方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は転圧コンクリートの含水比と乾燥密度との関係
を示すグラフである。 特許出願人 住友金属工業株式会社 日本鋪道株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)骨材、結合材および水を含有してなる転圧コンク
    リート舗装材において、骨材100重量部に対して、結
    合材を2.5〜25重量部含有し、前記骨材は、粗骨材
    100重量部に対して、水砕スラグよりなる細骨材を4
    0〜150重量部含有し、前記結合材はセメントおよび
    水砕スラグ微粉末よりなることを特徴とする転圧コンク
    リート舗装材。
  2. (2)骨材、結合材および水を含有してなる転圧コンク
    リート舗装材において、骨材100重量部に対して、結
    合材を2.5〜25重量部含有し、前記骨材は、粗骨材
    100重量部に対して、水砕スラグよりなる細骨材を4
    0〜150重量部含有し、前記結合材はセメントおよび
    水砕スラグ微粉末よりなることを特徴とする転圧コンク
    リート舗装材を対象面に打設後、転圧して舗装版を形成
    することを特徴とする転圧コンクリートの舗装方法。
JP6991889A 1989-03-22 1989-03-22 転圧コンクリート舗装材およびその舗装方法 Pending JPH02248507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6991889A JPH02248507A (ja) 1989-03-22 1989-03-22 転圧コンクリート舗装材およびその舗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6991889A JPH02248507A (ja) 1989-03-22 1989-03-22 転圧コンクリート舗装材およびその舗装方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02248507A true JPH02248507A (ja) 1990-10-04

Family

ID=13416552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6991889A Pending JPH02248507A (ja) 1989-03-22 1989-03-22 転圧コンクリート舗装材およびその舗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02248507A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009068247A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Shimizu Corp 改良地盤材料及び土間床の沈下防止構造
JP2012052408A (ja) * 2010-08-03 2012-03-15 Nippon Steel Corp 簡易舗装材料及び簡易舗装方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009068247A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Shimizu Corp 改良地盤材料及び土間床の沈下防止構造
JP2012052408A (ja) * 2010-08-03 2012-03-15 Nippon Steel Corp 簡易舗装材料及び簡易舗装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7141112B2 (en) Cementitious materials including stainless steel slag and geopolymers
JP5544628B2 (ja) アルカリ活性結合材、前記結合材を用いたアルカリ活性モルタル、コンクリート、コンクリート製品および黄土湿式舗装材
CA2718530C (en) Modifier for concrete and cement formulations and methods of preparing the same
JP2006528933A (ja) リサイクルされた廃ガラスを含むスクリード
CN113754398A (zh) 一种改性磷石膏稳定碎石及其制备方法和应用
JPH0813413A (ja) 軟弱路床土の改良方法
JPH06500528A (ja) 均質なタール及びセメント成分とその製造方法
JPH07300358A (ja) 舗装用水硬性グラウト材料およびグラウト
JPH02248507A (ja) 転圧コンクリート舗装材およびその舗装方法
KR100859776B1 (ko) 점성증가 숏크리트용 급결제 조성물
JP2004345885A (ja) 水硬性組成物、それを用いた地盤の埋め戻し材、非高強度硬化部構造材、並びに掘削地盤の埋め戻し工法
JP4316087B2 (ja) 早強型現場打ち透水性コンクリート及び車道用舗装
JP3193974B2 (ja) セメント系透水舗装材用組成物
WO2020238945A1 (zh) 一种砌筑式沥青混凝土及其制备方法
FI74758B (fi) Foerfarande foer framstaellning av belaeggning foer idrottsplaner, isynnerhet tennisplaner.
JPH0393657A (ja) 水硬性舗装材
JPH0337148A (ja) セメント・アスファルト混合物の製造方法
JP2013204305A (ja) ホワイトトッピング舗装
JP6824778B2 (ja) ポリマーセメントコンクリート及びその施工方法
JPH0387401A (ja) 舗装材
JPH05178647A (ja) 透水性組成物
JPH07115909B2 (ja) 透水性組成物
JPH01164748A (ja) セルフレベリング材の施工方法
WO2020137555A1 (ja) 常温合材
US20200115856A1 (en) Track bed and method of stabilizing a track bed