JPH05178647A - 透水性組成物 - Google Patents

透水性組成物

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JPH05178647A
JPH05178647A JP34651191A JP34651191A JPH05178647A JP H05178647 A JPH05178647 A JP H05178647A JP 34651191 A JP34651191 A JP 34651191A JP 34651191 A JP34651191 A JP 34651191A JP H05178647 A JPH05178647 A JP H05178647A
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JP
Japan
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particle size
water
slag
aggregate
product
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JP34651191A
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English (en)
Inventor
Kenichi Yasudo
賢一 安戸
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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  • Road Paving Structures (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】安価な材料により、透水性に優れた組成物を提
供する。 【構成】高炉にて副生する徐冷スラグなどの粒度25〜
5mmの粗粒品、石灰石などの粒度5〜0mmの中粒品、水
砕スラグなどの粒度2.5〜0mmの細粒品のうち少なく
とも一つと、1〜14重量%の水砕スラグ微粉末とから
なる骨材と:1〜14重量%のアルカリ刺激材と:を主
体とし、前記骨材の粒度曲線は、図1におけるYまたは
Zの範囲内とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路、広場、駐車場、
屋内外床面、鉄道道床下部路盤、ヤードなどを形成する
透水性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護などの観点から、透水性
舗装材が注目され、種々の舗装材が知られている。他
方、高炉にて副生する水硬性スラグ、すなわち徐冷スラ
グ、水砕スラグまたは水砕スラグ微粉末の有効利用がな
されており、透水性舗装材としての適用も知られてい
る。
【0003】たとえば、第1先行例として挙げる、特開
昭62−86203号公報では、高炉スラグに対し、水
硬反応を促進させるために硫化アルミニウムまたはその
塩、あるいは硫酸アルミニウムを10〜20重量%(以
下、%とは断りのない限り重量%をいう)添加したもの
を敷き均しして路盤を形成し、その上にケイフッ化マグ
ネシウムの水溶液を散布または塗布することが開示され
ている。また、第2先行例として挙げる、特開昭63−
223203号公報では、高炉スラグに対して、塩化ナ
トリウム20〜30重量部、塩化マグネシウム20〜3
0重量部、塩化カリウム35〜45部、塩化カルシウム
5〜15部およびクエン酸4〜8部からなる添加剤を、
たとえば水砕スラグ1m3に対して1kgを添加して敷き均
しすることを教示している。
【0004】さらに、第3先行例として挙げる、特開昭
51−114418号公報では、粒径が2.5〜5.0
mm、1.2〜2.5mmのものをそれぞれ25〜75%の
混合粒度を有する複合骨材に合成樹脂系バインダーを添
加して、所定の強度を有する透水材を得る技術が開示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記第1先行
例により得られる路盤は、その実施例からも明らかなよ
うに、3日後の一軸強度は1.5〜2.0kg/cm2、4週
間強度で17〜27kg/cm2、また透水係数は10-3〜1
-5cm/secであり、透水性および強度が共に充分でな
い。また、第2先行例においては、強度は不明である
が、少なくとも得られる舗装材の透水係数は一般的な範
囲であり、高くない。しかも、添加剤の材料費はかなり
高くなる。前記第1、第2先行例は、共に高炉水砕スラ
グに対して、特殊かつ多種の添加剤を混入するものであ
り、高度な専門知識と技術が必要であり、また特殊な混
合装置が必要となる。
【0006】さらに、前記第3先行例は、粒径が細粒度
範囲のみに限定され、かつ樹脂系バインダーを用いて硬
化させるものであるため、工費が嵩み、たとえば下層路
盤など低級部位への適用には不適であるなどの問題があ
る。
【0007】そこで本発明の主たる課題は、特殊添加剤
等を使用することなく、使用される骨材粒度の組み合わ
せ等により、安価であって、かつ透水性に優れ、さらに
必要に応じ所定の強度を有する透水性組成物を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、高炉にて副
生する徐冷スラグなどの粒度25〜5mmの粗粒品、石灰
石などの粒度5〜0mmの中粒品、水砕スラグなどの粒度
2.5〜0mmの細粒品のうち少なくとも一つと、1〜1
4重量%の水砕スラグ微粉末とからなる骨材と:1〜1
4重量%のアルカリ刺激材と:を主体とし、前記骨材の
粒度曲線は、図1におけるYまたはZの範囲内にあるこ
とで解決できる。また、この場合、アルカリ刺激材とし
ては、セメントまたは石膏から選択できる。
【0009】
【作用】以下に詳述するように、各成分の機能および各
成分の相互関係により、優れた透水性、強度を示す。
【0010】
【実施例】以下本発明を具体的にさらに詳説する。本発
明においては、混合骨材の粒度曲線は、図1の範囲Yま
たはZ内にあるとされる。主に透水性能を重んじる場合
には、範囲Zの内に入るように骨材粒度を調整し、透水
性および所定の強度を与えたい場合には範囲Yの内に入
るように骨材粒度が調整される。本発明における骨材
は、高炉にて副生する徐冷スラグなどの粒度25〜5mm
の粗粒品、石灰石などの粒度5〜0mmの中粒品、水砕ス
ラグなどの粒度2.5〜0mmの細粒品のうち少なくとも
一つと、1〜14重量%の水砕スラグ微粉末とからな
る。前記粗粒品、中粒品および細粒品は、組成物中に9
8%以下含有される。骨材の含有量が98%を超えると
充分な強度を得ることができない。
【0011】徐冷スラグ、水砕スラグおよび水砕スラグ
微粉末などの水硬性スラグは、その表面形状の噛み合わ
せにより、高い長期強度を発現させるとともに、潜在水
硬性を示し、もってセメントや石膏などのアルカリ刺激
材の使用量の低減をもたらすことができる。さらに、水
硬性スラグは、それが元来持つ気泡により、優れた透水
性を示す。他方、徐冷スラグ、水砕スラグおよび石灰石
は、水洗い品を用いることが、空隙率を高め透水性を良
好にする上で望ましい。
【0012】さらに、粒度が同一ならば、粗粒品として
生コンクリート用砕石を、中粒品として徐冷スラグの水
洗い品、7号砕石、または天然粗砂の水洗い品を、細粒
品として天然細砂の水洗い品または砕石砂の水洗い品
を、それぞれ代替できる。しかし、代替した場合、水硬
性反応効果が劣ることになるので、セメントなどのアル
カリ刺激材の量が多くなり、透水性が低下する傾向があ
る。また、石灰石を徐冷スラグの水洗い品に代替するこ
とは、より水硬性を高めるので、むしろ得策でもある。
このように、代替する場合には、所望の強度を得るため
に、水硬性反応に期待できないことから、セメントなど
のアルカリ刺激材の量が多くなり、これにより透水性が
低下することの兼ね合いで、なにを代替するか、代替す
る場合の量を決定することが重要である。
【0013】アルカリ刺激材としては、セメントまたは
石膏などを用いることができ、これらは併用することも
できる。アルカリ刺激材の使用量は、1〜14%とされ
る。
【0014】この使用量は少ない範囲にあるが、使用目
的により使い分けて強度を選びかつ空隙率を高めて優れ
た透水性を確保するためである。アルカリ刺激材が1%
未満であると、強度が充分でない。また14%を超える
と、強度に反し透水性が低下するとともに、経済的にも
不利となる。また、前記アルカリ刺激材としては、転炉
滓または消石灰を用いることができる。転炉滓を用いる
場合、大量に使用すると、組成物が黒色を呈するととも
に、膨張反応が見られ、舗装版を構成する場合において
破損の原因ともなるので、1〜4%程度の使用量とする
ことが望まれる。消石灰は、石膏の代替として利用でき
るが、強度の点では劣るものの下層路盤には適用でき
る。消石灰の使用量としては4〜10%程度が好まし
い。また、前記アルカリ刺激材の量および水量を調整す
ることで、非流動性混合物にも流動性混合物にも調整で
きる。セメント使用時において、流動性混合物とする場
合においても、初期強度の改善のために使用量として4
%以下の石膏を用いることができる。
【0015】一方、水硬性スラグとしての水砕スラグ微
粉末は、細骨材ないしフィラーとして機能し、また、セ
メント代替品としてかつ水硬性をより高める機能を有
し、一般にブレーン値が3000〜5000 cm2/gのものを用い
ることができる。さらに、水砕スラグ微粉末は、水和反
応時間を長くし、混合物の可使時間を長くする。水砕ス
ラグ微粉末の含有量としては、1〜14%とされる。1
%未満では、フィラーとしての機能が充分に発揮されな
い。逆に、14%を超えると、透水性の低下などの難点
を生じる。さらに、上述の意味から、アルカリ刺激材と
水砕スラグ微粉末との合計量は2〜15重量%とするの
が望ましい。なお、添加する水量は、5〜30%の範囲
内であることが望ましい。
【0016】本発明により得られる透水性組成物は、軽
量であるとともに、非流動性混合物を舗装材として用い
ると、優れた透水性を示す。舗装材とする場合、透水性
路盤の上層または下層用材料として、透水性低強度表層
舗装版として、透水性通常強度舗装版としてなどの用途
がある。また、流動性混合物は、U字溝、集水桝などの
透水性を要求される成形品の材料としても用いることが
できる。
【0017】〔実施例〕以下、実施例を示し本発明の効
果を明らかにする。 (実施例1)表1に示す粒度を有する徐冷スラグ(25
〜5mm)、石灰石(5〜0mm)、水砕スラグ(2.5〜
0mm)、水砕スラグ微粉末(4000cm2/g)を用いて、
表2〜表4に示す通りの種々の混合骨材を得て、各混合
骨材について粒度試験を行った。なお、図2に前記各骨
材の単味品についての粒度試験結果を示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】
【表4】
【0022】これら配合A〜G、1〜20、(1)〜
(16)の混合合成骨材について、粒度曲線を描いたと
ころ、図3〜図12の結果を得た。各図において、範囲
YまたはZ内にある粒度曲線を有する混合合成骨材が本
発明範囲内のものである。一般的に、粒度曲線の勾配が
きついほど透水性については良好な傾向を示す。
【0023】前記配合A〜Dは、4種混合とし、比較的
均等に混合した例であるが、この場合の粒度曲線の勾配
は緩やかなものとなっている。また、水砕スラグ微粉末
を20%混合した2種混合材E〜Gは、単味品粒度より
細粒分が増えるため、粒度曲線は緩やかになり、上方に
移行する傾向を示している。
【0024】次に、配合1〜16は、水砕スラグ微粉末
を1〜14%の範囲で混合した例であるが、水砕スラグ
微粉末を1または14%混合した2種混合材1〜6の粒
度曲線は、単味品粒度曲線と較べてそれほど大きな変化
はせず、比較的急勾配を保っている。また、主骨材を6
7%とし、水砕スラグ微粉末を3%とした3種混合の7
〜12は、他の1種を30%混合することで、粒度曲線
は若干緩やかな方向に変化している。徐冷スラグ50%
とし、水砕スラグ微粉末を5%混合した4種混合の13
〜16は、石灰石と水砕スラグの配分の違いによって、
その粒度曲線はふるい目4.75〜0.6mmの間で変化
し、細粒径分の多い配合ほど上部に移行している。石灰
石または水砕スラグをそれぞれ50%とし、水砕スラグ
微粉末を5%混合した4種混合の17〜20では、徐冷
スラグの混合量が少ない17、19については粒度構成
が細かくなり、粒度曲線は上部に移行し、徐冷スラグを
40%混合した18、20は前記配合17、19よりは
粗めになるが、前記配合15、16よりは細めとなり、
これより上部に移行している。
【0025】さらに、配合(1) 〜(16)を加え、総合的に
配合種数等と粒度曲線について考察した結果、骨材配合
2〜4種の内、先ず2種配合については、単味粒度品よ
り細粒化する方向に粒度曲線が移行する。また、水砕ス
ラグ微粉末を14%以上とすると、細粒分がさらに増加
し、粒度曲線は上部へ緩やかに移行する。また3、4種
混合の場合には、水砕スラグ微粉末を一定とした場合、
徐冷スラグの配合量が大なるほど、粗めとなり下方に移
行する傾向にある。
【0026】(実施例2)次に、上記配合A〜G、1〜
20、(1)〜(16)の各混合骨材の内、範囲Yまた
はZの内にある混合骨材について、セメントまたは石膏
のアルカリ刺激剤を添加して、透水係数および28日一
軸圧縮強度を調べた。その結果を表5に示す。
【0027】
【表5】
【0028】表5より、本発明に係る透水性組成物の透
水係数は、いずれも101 〜10-2cm/secの範囲にあ
り、良好な透水性を示すことが判明される。また、セメ
ント混入率が1重量%である配合1〜3については、透
水性は良好であるものの一軸圧縮強度については低いも
のとなっている。しかし、セメントを2重量%混入した
配合9、11、(9) 〜(16)については、ほぼ強度的にも
満足する結果を得ることができた。特に、セメントを4
重量%混入した配合は、46.0kgf/cm2 の一軸圧縮
強度を確保することができた。
【0029】かかる物性を示す各配合1〜6、9、1
1、(9) 〜(16)、〜について、用途を考えたときの
品質判定を行った。結果は、表6の通りである。物性お
よび各用途への適用可否の判定基準は、透水係数が1×
10-2cm/sec以上、圧縮強度が10kgf/cm2 (材令10
日)以上を良(○)とした。
【0030】
【表6】
【0031】一方、表5および表6の結果から、透水性
路盤、透水性低強度表層舗装版(透水係数は1×10-2
〜1×10-3cm/secが好ましい)とする場合、アルカリ
刺激材の添加量は1〜4%程度が、また透水性通常強度
表層舗装版(透水係数は1×10-2〜1×10-3cm/sec
が好ましい)とする場合、アルカリ刺激材(石膏を除
く)の添加量は5〜14%程度が、また流動性組成物と
して透水性構造物(透水係数は1×10-2〜10-4cm/s
ecが好ましい)に用いる場合も同様の添加量とすること
が望ましいことが推測される。
【0032】また、透水性下層路盤に適用する場合、石
膏はアルカリ刺激材として用いることができ、添加量は
1〜14%とすることができる。セメントを用いる場合
には初期強度改善のために4%を上限として好適に用い
ることができる。なお、セメントの増量は若干の透水性
低下をもたらすことを考慮しながら、適宜添加量を決定
することが望ましい。
【0033】(実施例3)透水性および強度性に優れる
配合(10)および強度性に優れる配合の混合骨材を
駐車場の舗装に供した。生コンクリートプラントの傾胴
式ミキサー(容量1.5m3/1バッチ)を用いて混練を行
い、ダンプトラックにより運搬して敷均した。敷設に当
たっては、先ず下層路盤(10cm)として前記配合(1
0)を3tブルドーザーにて敷均し、8t振動ローラで
一次転圧し、次に、上層路盤(10cm)として前記配合
を敷均し、15tタイヤローラを用いて仕上げ転圧を
行った。施工した駐車場の大きさは幅5.0m×長さ6
0mである。前記下層および上層路盤の配合表は表7に
示す通りである。なお、組成物の配合は室内試験で得た
O.M.C(最適含水量)および乾燥密度により決定し
た。配合(10)についてO. M. C5.5%、乾燥密
度1.80 g/cm3、配合についてはO.M.C15.
6%、乾燥密度1.55 g/cm3であった。
【0034】
【表7】
【0035】また、混練して得られた混合物は2000
kg/m3以下の軽量混合物であり、通常の生コンクリート
(2300〜2400kg/m3)と比較して、かなり軽量
なものとなっている。
【0036】他方、透水係数および一軸圧縮強度を調べ
るためにプラント混練後、ダンプトラック積込時に混合
物を採集し、供試体(φ10cm×20cm)を作成し、標
準養生下で保管した。さらに、敷設完了後にシートおよ
び散水養生を3日間行い、この現地舗装から調査用の供
試体をコアーボーリングにより採取し、前記試験を行っ
た。その結果を表8に示す。
【0037】
【表8】
【0038】透水性については、標準養生下で、配合(1
0)が1.0×101 cm/sec 、配合が2.4×10-2cm/sec
であり、また複合舗装版として現地舗装版の透水係数を
測定した結果、1.5×10-2cm/sec であり、いずれも良
好な結果を示した。また、一軸圧縮強度試験の結果、標
準養生下での28日強度は、配合(10)が13.0kgf/cm
2 、配合が46.0 kgf/cm2であり、また現場採取の
コアについて配合の28日強度が33.1kgf/cm2
あり、いずれも所望の強度を確保することができた。
【0039】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、特殊添加
材等を使用することなく、使用する骨材粒度の組み合わ
せ等により、安価であって、かつ透水性に優れ、必要に
応じ所望の強度を有する透水性組成物を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の骨材粒度範囲を示す図である。
【図2】各骨材単味品の粒度曲線図である。
【図3】配合A〜Gの粒度曲線図である。
【図4】配合1〜6の粒度曲線図である。
【図5】配合7〜12の粒度曲線図である。
【図6】配合13〜16の粒度曲線図である。
【図7】配合17〜20の粒度曲線図である。
【図8】配合(1)および(2)の粒度曲線図である。
【図9】配合(3)および(4)の粒度曲線図である。
【図10】配合(5)〜(7)の粒度曲線図である。
【図11】配合(8)〜(10)の粒度曲線図である。
【図12】配合(11)〜(16)の粒度曲線図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C04B 28/02 14:28 2102−4G 18:14 B 2102−4G 20:00) B 2102−4G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高炉にて副生する徐冷スラグなどの粒度2
    5〜5mmの粗粒品、石灰石などの粒度5〜0mmの中粒
    品、水砕スラグなどの粒度2.5〜0mmの細粒品のうち
    少なくとも一つと、1〜14重量%の水砕スラグ微粉末
    とからなる骨材と:1〜14重量%のアルカリ刺激材
    と:を主体とし、 前記骨材の粒度曲線は、図1における範囲Y内にあるこ
    とを特徴とする透水性組成物。
  2. 【請求項2】高炉にて副生する徐冷スラグなどの粒度2
    5〜5mmの粗粒品、石灰石などの粒度5〜0mmの中粒
    品、水砕スラグなどの粒度2.5〜0mmの細粒品のうち
    少なくとも一つと、1〜14重量%の水砕スラグ微粉末
    とからなる骨材と:1〜14重量%のアルカリ刺激材
    と:を主体とし、 前記骨材の粒度曲線は、図1における範囲Z内にあるこ
    とを特徴とする透水性組成物。
  3. 【請求項3】前記アルカリ刺激材は、セメントまたは石
    膏からなる請求項1または請求項2記載の透水性組成
    物。
JP34651191A 1991-12-27 1991-12-27 透水性組成物 Pending JPH05178647A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001240451A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Taiheiyo Cement Corp 高速度交通システム構造物用高強度コンクリート部材
JP6014290B1 (ja) * 2016-05-10 2016-10-25 三和グランド株式会社 舗装材および舗装用ブロック

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