JP3193974B2 - セメント系透水舗装材用組成物 - Google Patents

セメント系透水舗装材用組成物

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    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00241Physical properties of the materials not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00284Materials permeable to liquids

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセメント系透水舗装剤用
組成物に関し、特に透水性を低下することなく強度を著
しく向上した舗装材用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】道路等の舗装材としては、セメント系舗
装材やアスファルト系舗装材が広く使用されている。こ
れ等の舗装材は透水性が乏しい性質を有している。近
年、都市化の傾向が進むにしたがって、舗装されている
面積が増大し、環境上の大きな問題となっている。地表
面の遮水もそのひとつで、舗装された地表面からは雨水
が土中に浸透しないため、地下水が減少して地盤沈下の
原因となり、また街路樹等の発育を悪くしている。さら
に、集中豪雨による河川の氾濫は、舗装された地表面の
遮水が雨水を一時に河川に多量に排出していることが原
因の一つと考えられている。従って、透水性の舗装材を
使用することが試みられているが、透水性のアスファル
ト系舗装材はアスファルトが温度により軟化や溶融を起
し、目詰まりを発生しやすいため、経時的に透水性が低
下する問題があった。セメント系の透水性舗装材として
は、特開昭59−150806号「透水性セメントコン
クリート舗装」、特開昭59−206502号「透水性
セメントコンクリート構築物の製造法」、特開昭60−
215565号「高い透水性を有するセメントコンクリ
ート構築物の製造法」、特開平2−204504号「セ
メント系透水性舗装材」などの数多くの提案がなされて
いる。しかしながらこれ等の提案は骨材の粒度を調節す
るものでからなずしも舗装材として要求されて性能を満
足するものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】セメント系の透水性舗
装材は、セメントと骨材と水と添加材を混練して舗装施
工され、その特徴は空隙を多量に内在させたままセメン
トを硬化させて連続した空隙を形成することによって透
水性を得ている。そのため連続した多量の空隙が透水性
舗装材の強度を著しく低下し、充分な強度が得られない
という重大な問題がある。
【0004】前述の各種セメント系透水性舗装材におい
ても透水性舗装材の強度が問題とされており、透水性舗
装材の強度を向上する方法として、各種の添加材が提案
されている。例えば、セメントモルタルのごときセメン
ト組成物の強度を向上する添加材としては合成樹脂水性
エマルジョンが優れた効果を有することにより広く使用
されているので、合成樹脂水性エマルジョンのこの効果
を利用すべく、前述の各種セメント系透水性舗装材にお
いても水性エマルジョンが使用されている。
【0005】しかしながら、合成樹脂水性エマルジョン
は液体であり粘度も低く、しかもエマルジョン中の合成
樹脂粒子の粒径が小さいため未硬化のセメント系透水性
舗装材の連続した空隙を通って移動し塗装材層の下方に
沈降し、表面部分には非常に少量しか存在せず下方には
多量に存在する状態となり、偏在してしまうため、エマ
ルジョンの少量しか存在しない表面部分は強度特に曲げ
強度が低下するので強度を充分に高めることは難しかっ
た。特に、下層に偏在した合成樹脂水性エマルジョンが
セメント系透水性舗装材の空隙を充填して不透水層を形
成するので透水性が著しく低下することも重大な問題で
ある。そして、透水性を阻害しない範囲内で使用できる
合成樹脂エマルジョンの量は極めて少量であるため、セ
メント系透水性舗装材の強度を向上するには不十分であ
った。
【0006】また、特開平2−204504号「セメン
ト系透水性舗装材」のごとく水性ポリマーデイスパージ
ョンと増粘剤を添加材として併用することにより液状成
分の移動を防止し不透水層の形成を防止する発明も提案
されている。しかし、少量の増粘剤を均一に混合するこ
とが困難であるばかりでなく、増粘剤によってセメント
の硬化が阻害される欠点があり、増粘剤により高粘度と
なると作業性が著しく低下するなどの問題があった。し
たがって、良好な作業性を保ち、充分な透水性と充分な
強度を有するセメント系透水性舗装材用組成物が強く求
められていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、セメント
系透水性舗装材の透水性を阻害することなく強度を充分
に高めることについて鋭意研究を重ねた結果、再乳化性
合成樹脂エマルジョン粉末を用いたセメント系透水舗装
材用組成物が良好な作業性を保ち、充分な透水性と充分
な強度を有することを見いだし本発明を完成した。
【0008】本発明は、 「(1) セメントと、骨材と、再乳化性合成樹脂エマ
ルジョン粉末とを主材としてなる、セント系透水舗装材
用組成物であって、 A.骨材が、85重量%以上が5mm目のフルイに留ま
る粗骨材100重量部に対し、85重量%以上が5mm
目のフルイを通過する細骨材0〜50重量部からなり、 B. セメントと骨材と再乳化性合成樹脂エマルジョンの
使用割合が セメント 100重量部 骨材 200〜1,000重量部 再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末 1.0〜10重量部 であり、使用時に水/セメント比25〜50%の水と混
練して使用されるセメント系透水舗装材用組成物。 () セメント100重量部に対して減水剤および/
または流動化剤を1〜10重量部を添加した1項に記載
されたセメント系透水舗装材用組成物。 () 再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末が合成樹脂
エマルジョンを抗粘結剤の存在下に噴霧乾燥することに
よって得られた粉末である1項または2項に記載された
セメント系透水舗装材用組成物。 () 再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末をセメント
でグラインデイングした1項ないし3項のいずれか1項
に記載されたセメント系透水舗装材用組成物。」に関す
る。
【0009】本発明で使用されるセメントは通常のポル
トランドセメントでもよく、他の水硬性セメントである
アルミナセメント、水硬性石灰、天然セメント、高炉セ
メント、シリカセメント、フライ・アッシュ・セメント
などを使用したり、併用したりすることが出来る。
【0010】本発明で使用される骨材としては、粗骨材
が使用されるが細骨材も併用出来る。粗骨材は5mmの
フルイに85重量%以上留まる大きさの骨材である。一
方細骨材は5mmのフルイを85重量%以上通過する大
きさの骨材である。粗骨材100重量部に細骨材0〜5
0重量部の割合の骨材組成物が使用される。1mm未満
の小さな骨材は透水性を阻害することがあるので出来る
だけ使用しないことがこのましい。
【0011】骨材の使用量はセメント100重量部に対
して骨材200〜1,000重量部の範囲で使用する。
骨材200重量部以下では充分な空隙が得られないため
透水性が得られない。また、骨材1,000重量部以上
ではセメントの割合が少すぎ強度が劣化する。粗骨材と
しては、川砂利、山砂利、海砂利、砕石、人工粗骨材な
どが用いられ、また、細骨材としては、川砂、山砂、海
砂、珪砂、人工細骨材が用いられる。山砂利、海砂利、
山砂、海砂を用いる時は、水洗されたものを使用するこ
とが好ましい。
【0012】本発明で使用される再乳化性合成樹脂エマ
ルジョン粉末は、乳化重合によって得られた合成樹脂エ
マルジョンを粒子状態で乾燥して得られた粉末で、特に
水に添加し撹拌すると再乳化する粉末である。再乳化と
は、水中に分散された再乳化性合成樹脂エマルジョン粉
末が粉末状態での粒子の大きさで単に分散するのではな
く、更に細かい元の合成樹脂エマルジョンの樹脂粒子の
大きさとほとんど同じ大きさの粒子となって乳化するこ
とであり、再乳化した液が、元の合成樹脂エマルジョン
とほぼ同様な性質を有することが必要である。通常はビ
ニル系樹脂の合成樹脂エマルジョンを噴霧乾燥すること
によって得られる。ビニル系樹脂としては、酢酸ビニ
ル、バーサテイク酸ビニルエステル、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル、スチレン、塩化ビニル等の
重合体や共重合体が例示される。特にエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体および酢酸ビニル−バーサテイク酸ビニル
エステル共重合体がセメントとの混和性が良好なことに
より好ましい。また、耐アルカル性が要求される場合
は、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルの共重
合体が良い結果を奏する。合成樹脂エマルジョンの種類
によっては、噴霧乾燥中や、噴霧乾燥後の保存中に再乳
化性合成樹脂エマルジョン粉末の粒子同志が結合し、ブ
ロッキングしやすいものがあり、ブロッキングすると再
乳化性が悪くなり充分な効果が得られない。ブロッキン
グしやすい合成樹脂エマルジョンは抗粘結剤の存在下に
噴霧乾燥した再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末として
用いることが好ましい。
【0013】抗粘結剤としては珪酸アルミニウム、シリ
カ、炭酸カルシウム等の微粒子粉末が使用される。再乳
化性合成樹脂エマルジョン粉末の使用量は、セメントに
対して1〜10重量%の範囲で使用され透水性舗装材の
透水性を損なうことなく、透水性舗装材の強度を著しく
向上することができる。
【0014】本発明で使用される減水剤および/または
流動化剤としては、セメントモルタルやコンクリートに
通常使用されている減水剤および/または流動化剤が使
用できる。具体的には、β−ナフタレンスルホン酸縮合
物塩、クレオソート油スルホン酸縮合物塩、メラミン樹
脂スルホン酸縮合物塩、グルコン酸塩、リグニンスルホ
ン酸塩、ポリオキシエチレンノニルフェニールエーテ
ル、ポリカルボン酸塩などが挙げられる。減水剤および
/または流動化剤の使用量はセメントに対して1〜10
重量%の範囲である。再乳化性合成樹脂エマルジョン粉
末をセメントでグラインデイングしたセメント系透水舗
装材用組成物は再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末表面
がセメントによって均一に被覆され、混合しただけのセ
メント系透水舗装材用組成物より補強効果が大きいので
特に好ましい。
【0015】
【作用】本発明のセメント系透水舗装材用組成物の特徴
は、添加剤として再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末を
使用することにある。合成樹脂を粉体として使用してい
ることによりあらかじめセメント中に均一に分散してお
くことができ、作業性が良好で、一部に集中的に偏在す
ることがないため不透水性層を形成せず、固化した透水
性舗装材の透水性を低下することなく、著しく強度が向
上する。
【0016】本発明者は、再乳化性合成樹脂エマルジョ
ン粉を使用すると均一に分散し、偏在を生じないのは本
発明のセメント系透水舗装材用組成物に水を添加し混練
すると、セメントの水和反応による硬化過程と、添加さ
れた再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末の再乳化過程が
ほぼ同時に進行するためと考えている。
【0017】再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末は水中
で再乳化するが、加えられた水により直ちに再乳化する
ものではなく、ある程度の時間が必要である。その間は
粉末状態での粒子径を保っており、移動しにくい。そし
て一定の時間経過後に再乳化性合成樹脂エマルジョン粉
末は再乳化されるが、その間にセメントの硬化も進むた
め流動性は失われ移動しにくくなる。
【0018】したがって、本発明のセメント系透水舗装
材用の組成物は、樹脂を加えないブランクと同じく良好
な作業性を有する。また再乳化性合成樹脂エマルジョン
粉末が合成樹脂エマルジョンの様に未硬化の透水性舗装
材空隙を通って移動して偏在化しないために、不透水層
を形成せず、透水性舗装材の透水性を阻害しない。しか
もセメントの硬化の過程で再乳化することにより、添加
剤としての効果を充分に発揮し、セメント系透水性舗装
材の強度が著しく向上する。
【0019】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明
する。
【0020】実施例1 セメント 100重量部 7号砕石 430重量部 川砂 75重量部 酢酸ビニル・クロトン酸系再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末 5重量部 このセメント系透水性舗装材用組成物に 水 35重量部 減水剤 3重量部 を粉体混合機により均一に混合してセメント系透水性舗
装材を得た。
【0021】実施例2 セメント 100重量部 7号砕石 430重量部 川砂 75重量部 抗粘結剤の存在下に噴霧乾燥した、酢酸ビニル・エチレン系再乳化性合成樹 脂エマル ジョン粉末 5重量部 このセメント系透水性舗装材用組成物に 水 35重量部 減水剤 3重量部 を粉体混合機により均一に混合してセメント系透水性舗
装材を得た。組成の内、セメントと再乳化性合成樹脂エ
マルジョン粉末とをナウタミキサーで30分間グライン
デングしたのち骨材を加えた。
【0022】実施例3 セメント 100重量部 7号砕石 430重量部 川砂 75重量部 抗粘結剤の存在下に噴霧乾燥した、酢酸ビニル・ベオバ(シエル化学社・登 録商標) 系再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末 5重量部 このセメント系透水性舗装材用組成物に 水 35重量部 減水剤 3重量部 を粉体混合機により均一に混合してセメント系透水性舗
装材を得た。組成の内、セメントと再乳化性合成樹脂エ
マルジョン粉末とをナウタミキサーで30分間グライン
デングしたのち骨材を加えた。
【0023】比較例1(ブランク) セメント 100重量部 7号砕石 430重量部 川砂 75重量部 この舗装材用組成物に 水 35重量部 減水剤 3重量部 を粉体混合機により均一に混合してセメント系舗装材を
得た。
【0024】比較例2 セメント 100重量部 7号砕石 430重量部 川砂 75重量部 酢酸ビニル・エチレン系合成樹脂エマルジョン(固形分50重量%) 10重量部 この舗装材用組成物に 水 30重量部 減水剤 3重量部 を粉体混合機により均一に混合してセメント系舗装材を
得た。
【0025】比較例3 セメント 100重量部 7号砕石 430重量部 川砂 75重量部 酢酸ビニル・ベオバ(シエル化学社・登録商標)系合成樹脂エマルジョン( 固形分50重量%) 10重量部 この舗装材用組成物に 水 30重量部 減水剤 3重量部 を粉体混合機により均一に混合してセメント系舗装材を
得た。
【0026】比較例4 セメント 100重量部 7号砕石 430重量部 川砂 75重量部 酢酸ビニル・エチレン系合成樹脂エマルジョン(固形分50重量%) 1重量部 この舗装材用組成物に 水 34重量部 減水剤 3重量部 を粉体混合機により均一に混合してセメント系舗装材を
得た。
【0027】比較例5 エマルジョン粉末の量を0.5重量部とした他は実施例
1と同様としてセメント系透水性舗装材を得た。
【0028】比較例6 エマルジョン粉末の量を20重量部とした他は実施例1
と同様としてセメント系透水性舗装材を得た。
【0029】試験例 (1) 供試体の作成 実施例1,2のセメント系透水舗装材組成物を用いた舗
装材および比較例1,2,3のセメント系組成物を用い
た舗装材JIS A 1138(試験室に於けるコンク
リートの作り方)に準じて練混ぜ、供試体寸法10×1
0×40cm(曲げ強度試験用)及びφ10×10cm
(透水性試験用)に成形した後、28日間の湿空養生を
行なって供試体を作成した。
【0030】(2) 透水性試験 「アスファルト舗装ハンドブック」(日本道路協会編)
に制定されている「透水性アスファルト混合物の透水性
試験方法」に準じて透水性を測定した。試験結果は第1
表の通りであった。
【0031】(3) 曲げ強度試験 JIS A 1106(コンクリートの曲げ強度試験方
法)に準じて、インスントロン万能試験機を用いて、ク
ロスヘッド速度0.1mm/minで、三等分点載荷方
によって曲げ強度を測定した。試験結果は第1表の通り
であった。
【0032】
【表1】
【0033】試験結果から明らかなように、エマルジョ
ンを使用した比較例2と比較例3では透水性が非常に悪
いことがわかる。エマルジョンの使用量を少くすると曲
げ強度の低下が大きい。またエマルジョン粉末を用いた
場合でも量が少すぎたり多すぎると透水性と曲げ強度に
欠点が生ずる。細骨材が多すぎても透水性は悪くなる。
【0034】
【発明の効果】本発明のセメント系透水性舗装材用組成
物は施工して形成した舗装材中でのエマルジョンの偏在
がなく、透水性と曲げ強度が非常に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C04B 14:06 24:26) (56)参考文献 特開 昭56−9259(JP,A) 特開 平3−295905(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 28/02 C04B 20/00 C04B 14/06 C04B 24/26 E01C 7/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントと、骨材と、再乳化性合成樹脂
    エマルジョン粉末とを主材としてなる、セント系透水舗
    装材用組成物であって、 A.骨材が、85重量%以上が5mm目のフルイに留ま
    る粗骨材100重量部に対し、85重量%以上が5mm
    目のフルイを通過する細骨材0〜50重量部からなり、 B. セメントと骨材と再乳化性合成樹脂エマルジョンの
    使用割合が セメント 100重量部 骨材 200〜1,000重量部 再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末 1.0〜10重量部 であり、使用時に水/セメント比25〜50%の水と混
    練して使用されるセメント系透水舗装材用組成物。
  2. 【請求項2】 セメント100重量部に対して減水剤お
    よび/または流動化剤を1〜10重量部を添加した請求
    項1に記載されたセメント系透水舗装材用組成物。
  3. 【請求項3】 再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末が合
    成樹脂エマルジョンを抗粘結剤の存在下に噴霧乾燥する
    ことによって得られた粉末である請求項1または2に記
    載されたセメント系透水舗装材用組成物。
  4. 【請求項4】 再乳化性合成樹脂エマルジョン粉末をセ
    メントでグラインデイングした請求項1ないし3のいず
    れか1項に記載されたセメント系透水舗装材用組成物。
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