JPH022477A - 搬送障害復旧確認機能付き貨幣処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、例えば現金自動預金支払機に内蔵されるよ
うな搬送障害復旧確認機能付きの貨幣処理装置に閃する
。

（ロ）従来の技術 一般に、この種の貨幣処理装置は、入金口に投入された
入金貨幣を入金経路を介して金種別に収納し、この収納
部より繰出した出金貨幣を出金経路を介して放出してい
る（例えば先行出願の特願昭６１−、１５４５９２号）
。

ところで、この入出金搬送系でジャムが発生した場合、
係ｔ１によってそのジャムの除去処理を行ない、この除
去処理後にリセットキーを押下して復旧完了としていた
。

しかし、このジャム除去処理後に、未だ搬送経路中にジ
ャムが残留している場合があり、この残留ジャＪいを有
したままリセットキーを押下入力した場合、残留ジャム
を未ｆＷ、認のまま復旧動作してしまい、これが次の搬
送段階で再びジャムを発生させる問題となっていた。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 この発明は、ジャム等の搬送障害の除去処理後に、内部
のｉｔ幣を循環搬送させて、完全な復旧確認を得ること
ができる信頼性の高い搬送障害復旧確認Ｒ能付き貨幣処
理装置の提供を目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段 この発明は、入金貨幣を入金経路を介して金種別に収納
し、この収納部より繰出した出金貨幣を出金経路を介し
て放出する循環形の貨幣処理部を備えた貨幣処理装置で
あって、前記収納部の貨幣に対して出金の指令を入力す
る入力手段と、前記入力手段の入力に基づいて、全金種
の貨幣を所定数毎に出金して入金口に放出し、入金口に
放出された貨幣を取込んで各全社の収納部に循環収納さ
せる循環手段と、前記循環Ｔ−段による貨幣の循環状態
の良否を検知する検知手段とを備えた搬送障？Ｆ復旧Ｔ
Ｉ認機能付き貨幣処理装置で組成している。

（ポ）発明の作用 この発明によれば、搬送障害の復旧時に、係０が搬送障
害の除去処理をした後、入力手段を入力して循環手段を
出力させ、これに基づいて収納部の全金種の貨幣が所定
数毎に出金されて入金口に放出され、この入金口に放出
された貨幣を再び取込んで各金種の収納部に循環収納さ
せる循環搬送状態の良否を検知手段で検知確認して復旧
させる。

（へ）発明の効果 このため、循環搬送状態の良否を検知するだけで、復旧
・未復旧の状態を正確に把握することができ、仮に係０
によるジャム除去処理後に、未確認の残留ジャムがあっ
ても、循環搬送時に搬送不良を検出することができ、ジ
ャムの未復旧を確認できる。

このように、係口処理以外に、機械的にｆ幣を循環搬送
処理して正常搬送動作の実行確認を得ることができるた
め、完全な復旧機能を有する信頼性の高い装置となる。

（ト）実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は現金自動預金支払機を示し、第２図において、こ
の現金自動預金支払機１１は、前面の接客パネル１２の
上部側に取汲表示器１３と、通帳投入口】４と、カード
挿入■］１５を有し、パネル下部の左側に硬貨出入口１
６を有し、右側に紙幣出入口１７と、ＣＲＴ入力形のタ
ッチパネル１８を有して、硬貨と紙幣との双方の取引機
能を備えている。

このうち、硬貨専用に取引する硬貨処理部について述べ
ると、第１図に示すように、硬貨出入口１６の下部に、
この開口部を開閉可能に覆う出入ロシャγ夕１９を配設
し、この硬貨出入口１６の下方には、取込み用に回動許
容された受皿２０と、この受皿２０上に投入された硬貨
をさらに内方に取込む第１フイーダ２１を配設している
。

取込まれた硬貨は、ベルトの搬送機能と、搬送停止状！
八における貯留機能とを兼備して斜設された下方の貯留
ベルト２２−Ｌに導かれ、このベルト上面に第１フイー
ダ２１より送られて来た硬貨を貯留、返却可能に一時貯
留する。

そして、この貯留ベルト２２の−ｆｌ！＋を、後段側の
第２フイ〜ダ２３に搬送可能に延設している。

上述の第２フイーダ２３は、ここに取込まれな硬貨を検
銭部２４に送出し、この検銭部２４で送出された硬貨を
例えば１円、５円、１０円、５０円、１００円、５００
円の６種の金種別に判定し、判定された各硬貨は選別搬
送路２５を介して後段に搬送され、この搬送過程で選別
された硬貨が金種別に対応する選別孔を通って、その下
方の各硬貨収納部２６・・・内に落下収納されて、−入
金処理動作が終了する。

また、選別搬送路２５の送り終端部には、回収金ＩｒＪ
ｉ２７が接続されており、この回収金庫２７へは検銭部
２４で検銭不可の偽硬貨および硬貨収納部２６に収納し
きれない余剰硬貨が回収される。

また、径の異なる６種の硬貨を金種別に通過させる６種
の異径選別孔の開［１部には図示しないシャッタが装備
され、これらシャッタが金種別の各ソレノイド２８・・
・の開閉操作によって取込み動作される。

さらに、硬貨収納部２６の内方は、６Ｐ＠の硬貨をそれ
ぞれ金種別に収納する貿径の各筒部２９・・・を有し、
これら各筒部２９・・・の下端開口部には、図示しない
ソレノイドにより開閉操作される放出シャッタ３０・・
・が配設される。

そして、出金時に、この硬貨収納部２６より硬貨を下方
に放出し、放出された硬貨は出金経路としての第１出金
ベルト３１と第２出金ベルト３２とを介して硬貨出入「
１１６に導かれる。

また、第２フイーダ２３の前部位置には、補充硬貨を装
填する硬貨補充装置３３が配設され、これより補充硬貨
が第２フイーダ２３を介して硬貨収納部２６に供給され
て補充される。

第３図は硬貨処理部の制御回路１１７７７図を示し、Ｃ
ＰＵ３４はＲＯＭ３５に格納されたプログラムに沿って
、搬送系の各駆動モータＭ・・・およびシャッタ制御用
のソレノイド等を駆動制御し、ＲＡＭ３６は出入れ処理
される硬貨の必要なデータを記憶し、かつ読出す。

リセットキー３７は、人出全搬送系でジャム等の搬送障
害が発生した時に、係ｎによって搬送障害を直して復旧
完了した時点で押下入力される。

このときに、リセットキー　３７の入力信号を受けなＣ
ＰＵ３４は、正常搬送動作の実行確認を得る［１的で、
内部の硬貨収納部２６の硬貨を循環出力をさせる。これ
は例えば、搬送系の駆動モータＭ・・・を駆動して、収
納されている全６金種の硬貨を所定数例えば１枚毎に出
金して硬貨出入口１６に放出し、この硬貨出入口１６に
放出された硬貨を再び取込んで、硬貨収納部２６の元の
各金種の筒部２９・・・内に循環収納させる。これによ
り、出金経路および入金経路の搬送実行確認が得られる
。

搬送確認検知センサＳ・・・は、硬貨の入金搬送経路お
よび出金搬送経路上に多数配備されて、硬貨の入出金搬
送状態を検知確認し、これによってジャム等の搬送障害
の有無を検出する。

このように構成された硬貨処理部の搬送障害復旧確認時
の処理動作を第４図のフローチャートを参照して説明す
る。

今、搬送障害の復旧作業として係員がジャムした硬貨の
取除き作業を行ない、この係０作業が終ると、係員はリ
セットキー３７を押下して、硬貨処理部を初期状態にす
る（第１〜第２ステツプ４１〜４２）　。

このとき、搬送確認検知センサＳによって、搬送系に対
して残留ジャム等の搬送障害の有無を検知し、搬送障害
がなければ、機械的な復旧確認を得るための循環処理と
して、硬貨を全６金種別に１枚づつ出金処理する。なお
、これに併せて紙幣側にあっては、内部の紙幣収納状態
を確認するために、例えば１万円札５枚、千円札１０枚
を出金処理し、合計６０６６６円を出金処理する（第３
〜第４ステツプ４３〜４４）。

そして、硬貨が硬貨出入口１６に正常に出金処理され、
紙幣が紙幣出入口１７に正常に出金処理されて、双方と
も搬送障害がないことを検知すれば、各出金経路は正常
であることを確認でき、これら硬貨および紙幣をそれぞ
れ元の収納部に入金処理させる（第５〜第６ステツプ４
５〜４６）。

この入金処理時に、硬貨が元の硬貨収納部２６に正常に
入金処理され、紙幣が元の図示しない紙幣収納部に正常
に入金処理されて、双方とも搬送障害がないことを検知
すれば、各入金経路は正常であることをＷｆ認して復旧
動作が終了する（第７ステツプ４７）。

しかし、上述したリセットキー　３７を押下した直後の
係員作業終了時の初期状態にした後、未だ搬送障害を検
知している時、また正常搬送動作の実行確認を得る目的
で循環搬送させた出・全搬送過程および入金搬送過程で
の搬送障害を検知した時は、未確認の残留ジャム等の搬
送障害があると判定して、その都度、係員によって搬送
障νＦ除去処理を行なう（第８ステツプ４８）。

このため、循環搬送状態の良否を検知して、復旧・未復
旧の状態を正確に把握することができ、現状のように、
係員による復旧処理後に、続いて搬送障害を起こすよう
なことがなくなり、また１回の係【１作業で完全に復旧
対処でき、係［１の復旧作業能率が向上する。

上述のように、係ｎ処理以外に、機械的に搬送動作の実
行確認を得ることができるため、完全な復旧が得られる
信頼性の高い装置となる。

この発明と、上述の一実施例の構成との対応において、 この発明の搬送障害復旧確認機能付き貨幣処理装置は、
実施例の現金自動預金支払機１１に対応し、 以下同様に、 入金口は、硬貨出入口１６と紙幣出入［１１７とに対応
し、 収納部は、硬貨収納部２６に対応し、 入力手段は、リセットキー３７に対応し、鯖環手段は、
入出金搬送路とその駆動モータＭに対応し、 検知手段は、搬送確認検知センサＳとＣＰＵ３４とに対
応するも、 この発明は、上述の一実施例の構成のみに限定されるも
のではない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、 第１図は硬貨処理部の概略説明図、 第２図は現金自動預金支払機の外観斜視図、第３図は硬
貨処理部の制御回路ブロック図、第４図は復旧確認時の
フローチャー）・である。 １１・・・現金自動預金支払機　１６・・・硬貨出入口
１７・・・紙幣出入口　　　　　２６・・・硬貨収納部
３４・・・ＣＰＵ　　　　　　　　３７・・・リセット
キーＳ・・・搬送確認検知センサ 代理人　弁理士　永　［Ｕ　良　昭 １６・・・ｉ貸出入口 ２６・・議ｆＩ収納部 第２図 理念目Ｉ預金支４基外観料視図 １１・・Ｉ舶龍薮才」 １６・・・２貨出入口 １７・・・舐″Ｗ出入口 贋貨処理舒のた略説明図 第３医 凌貨処理櫛の制御回路ブロック図 第４！ｉ！！ 復旧ｆｆｉ契鰭のフロー＋？−１−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）入金貨幣を入金経路を介して金種別に収納し、こ
   の収納部より繰出した出金貨幣を出金経路を介して放出
   する循環形の貨幣処理部を備えた貨幣処理装置であって
   、 前記収納部の貨幣に対して出金の指令を入力する入力手
   段と、 前記入力手段の入力に基づいて、全金種の貨幣を所定数
   毎に出金して入金口に放出し、入金口に放出された貨幣
   を取込んで各金種の収納部に循環収納させる循環手段と
   、 前記循環手段による貨幣の循環状態の良否を検知する検
   知手段とを備えた 搬送障害復旧確認機能付き貨幣処理装置。