JPH02247017A - 鋼管管端の真円度矯正方法 - Google Patents

鋼管管端の真円度矯正方法

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JPH02247017A
JPH02247017A JP6597689A JP6597689A JPH02247017A JP H02247017 A JPH02247017 A JP H02247017A JP 6597689 A JP6597689 A JP 6597689A JP 6597689 A JP6597689 A JP 6597689A JP H02247017 A JPH02247017 A JP H02247017A
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JP
Japan
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straightening
roundness
tube
pipe
rolls
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Pending
Application number
JP6597689A
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English (en)
Inventor
Isamu Yasuhara
勇 安原
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、鋼管製造時における管端の真円度を矯正する
のに好適な方法に関する。
〈従来の技術〉 一般に、鋼管特にUOE鋼管の製造においζば、真円度
および真直度を良好にするため、拡管および曲がり矯正
工程を設けている。この工程としζは、例えば特開昭5
8−168444号公報に開示されているように、拡管
ヘッドより後方に曲がり矯正装置本体を鋼管のパス方向
に鋼管の移動に伴って前後進自在に配設し、前記本体に
鋼管の拡管端部を押圧する矯正体を複数付設し、これら
矯正体をそれぞれ鋼管外面に対してその半径方向に沿っ
て進退自在としたものがある。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、前記した従来技術にあっζは、鋼管の曲
がり矯正つまり真直度に対してはある程度の効果は期待
できるものの、管端の真円度に対しては矯正することが
できないという欠点がある。
すなわち、拡管により真円度を良好にするものであるが
、この工程は単に円形のツールで管端の円周方向に約1
%の引張歪を付加する程度のものであるから、1本毎の
拡管前影状や鋼管肉厚さらに強度のバラツキなどにより
拡管後の真円度が大きくばらついてしまうという欠点が
ある。
特に鋼管を接続して使用する場合は管端の真円度が問題
となるが、拡管後の真円度バラツキに対応する良好な方
法がないのが実情である。
本発明は、上記のような事情に鑑みなされたものであっ
て、鋼管管端部の真円度を矯正するのに好適な方法を提
供することを目的とする。
〈課題を解決するだめの手段〉 本発明は、鋼管の管軸方向に走行自在とされる台車上に
、管端の最下端部に位置して管端の内外面を押圧して矯
正する1対の矯正ロールと、管端の周方向に沿って該矯
正ロールから等距離の位置に配置されて、管端をクラン
プしながら回転自在とする2対のクランプロール七、を
載置してなる管端真円度矯正装置を用いて鋼管管端の真
円度を矯正する方法であって、前記管端矯正装置を鋼管
の両管端に配置して管端をクランプしながら回転する工
程と、最初の1回転目において、前記矯正ローラを無負
荷状態で回転させながら、管端周方向の曲率分布を測定
し、この測定された曲率分布から平均曲率を算出する工
程と、次の2回転目において、前記束められた平均曲率
と前記曲率分布との差に応じて前記矯正ロールの圧下位
置を制御する工程と、からなることを特徴とする鋼管管
端の真円度矯正方法である。
〈作 用〉 本発明に用いられる管端真円度矯正装置の(14或は、
第1図に示すように、走行用車輪2を有する台車3上に
、鋼管1の管端の最下端部に位置するように内外面を押
圧して矯正する1対の矯正ロール4a、4bが配置され
、それぞれ油圧ジヤツキなどの押圧手段5a、5bによ
り管端に押圧自在とされ、その管端の周方向に沿って矯
正ロール4a、4bを挟んで等距離の位置の外面には回
転ロール6a  6bが、またその内面にはそれぞれク
ランプ手段8a、8bでクランプ自在とされるクランプ
ロール7a、7bが回転ロール6a、6bに対向して配
置される。
そこで、回転ロール6a、6bを図示しない駆動手段に
より所定の速度で回転させながら鋼管1を1回転させる
。このとき、矯正ロール4a、4bは単に管端に倣わせ
る状態すなわち無負荷状態であり、下矯正ロール4bと
管端は点Pで接するものとし、また、回転ロール6a、
6bの表面は、矯正ロール4の位置からそれぞれIt/
2のところで鋼管1の管端と点Qで接しているものとす
る。
そして、図示しない変位センサを用いて点Pと点Qの鉛
直方向の差Xを測定するものとすると、鋼管1が1回転
する間における管端の曲率分布R(X)は下記(1)に
より求めることができる。
ここで、Xは、管端の周方向位置である。
ついで、下記(2)式により平均曲率Rmを求める。
次に鋼管1を2回転させる間に、(1)式で求められた
曲率分布R(x)を(2)式で求められた平均曲率Rm
になるように矯正ロール4a、4bを最高負荷でクラン
プしながら周方向位置に対応させて矯正を施す。
この矯正方法について、モーメントMと曲率ρとの関係
を示す第2図のM−1/ρ曲線を用いて、以下に説明す
る。
fil  測定された曲率分布R(x)の一部分が平均
曲率Rmより大きい場合は1 / R(x)< 1 /
 Rmであるから、例えば1/l)まで矯正して、目標
である1/Rmに合致させる。このときの1/R(1)
と1 / Rmの差は不感帯(αI)とみなすことがで
きるので、矯正ロール4a、4bを曲率R(1)に対応
した位置に制御することにより、目標の平均曲率Rmま
t矯正させることができる。
(iil  また曲率分布R(x)の一部分が平均曲率
Rmより小さい場合は1 /R(x)> t /R11
+であるから、例えば1 / R(2)まで矯正して、
目標の1/Rmに合致さゼる。このときの1 / R(
2)と1/Rmの差は不感帯(α2)とみなすことがで
きるので、矯正ロール4a、4bを曲率R(2)に対応
した位置に制御することにより、目標の平均曲率Rmま
で矯正させることができる。
なお、上記した不感帯α1.α2は、鋼管1の材質2寸
法条件によって一定であり、例えばaとして表すことが
できる。
また、矯正位置としては、曲率R(1)、 R(2)の
不連続な位置関係となるので、矯正の対象となる領域を
1/Rm+aの範囲以外とし、その間の領域は、矯正ロ
ール4a、4bの位置が連続するように曲率R(1)、
  R(2)のそれぞれに対応した位置を直線で結ぶよ
うに制御するのである。このときの曲率の矯正量Rcは
、下記(3)、 (4)式によって決める。
すなわち、いま不感帯量をaとすると、1 / R(x
)1/Rm≧aのときは、 Rc−ΔR−Rm/(ΔR−Rm )  −−−−(3
)ここで、ΔRは鋼管1のスプリングバック定数である
また、1/R(x)  1/Rm <aの場合は、Rc
=ΔR−Rm/(ΔR+ Rm )  −−−−−−(
4)〈実施例〉 以下に、本発明の実施例について説明する。
外径:10110l6肉厚:90mmX長さ:  12
000mmの鋼管1を、第3図に示すように、昇降装置
9により所定高さまで上昇させ、その両管端を2台の管
端真円度矯正袋W10を用いて、回転ロールの間隔lを
600mmとして矯正した。
最初の1回転において、曲率分布R(x)を測定したと
ころ、第4図に示すような結果が得られ、(2)式によ
って求められた平均曲率Rmは508.2mmであった
。そごで、スプリングバック定数ΔRを85800mm
とし、不感帯量aを1.94 X 10−’ / mm
として、周方向の矯正■RCを(3)、 (4)式によ
りそれぞれの条件で求めた結果、第5図に示すような特
性が得られたので、鋼管1の2回転目において矯正ロー
ルの位置を移動させながら真円度矯正を行った。
矯正の結果を、管端真円度(=(最大外径−最少外径)
/外径X100I(%)として求めたところ、平均値が
0.28%、バラツキ(1σ)が0.17%であった。
なお、矯正前の平均値が0.44%、バラツキ(1σ)
が0.23%であったから、本発明を適用することによ
り真円度が大幅に改善されたごとがわかる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、鋼管管端の真円
度を高めることができるから、鋼管の品質向上に寄与す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法に係る管端真円度矯正装置の構成
を示す正面図、第2図は、モーメントと曲率の関係を示
す特性図、第3図は、本発明の適用例を示す側面図、第
4図は、曲率分布の一例を示す特性図、第5図は、矯正
曲率の一例を示ず特性図である。 l・・・鋼 管、     3・・・台 車。 4・・・矯正ロール、   5・・・押圧手段6・・・
回転ロール、   7・・・クラン7”l:1−)Ii
。 8・・・押圧手段、    9・・・昇降装置。 10・・・管端真円度矯正装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 鋼管の管軸方向に走行自在とされる台車上に、管端の最
    下端部に位置して管端の内外面を押圧して矯正する1対
    の矯正ロールと、管端の周方向に沿って該矯正ロールか
    ら等距離の位置に配置されて、管端をクランプしながら
    回転自在とする2対のクランプロールと、を載置してな
    る管端真円度矯正装置を用いて鋼管管端の真円度を矯正
    する方法であって、 前記管端矯正装置を鋼管の両管端に配置して管端をクラ
    ンプしながら回転する工程と、 最初の1回転目において、前記矯正ローラを無負荷状態
    で回転させながら、管端周方向の曲率分布を測定し、こ
    の測定された曲率分布から平均曲率を算出する工程と、 次の2回転目において、前記求められた平均曲率と前記
    曲率分布との差に応じて前記矯正ロールの圧下位置を制
    御する工程と、 からなることを特徴とする鋼管管端の真円度矯正方法。
JP6597689A 1989-03-20 1989-03-20 鋼管管端の真円度矯正方法 Pending JPH02247017A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020155A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Jtekt Corp 環状金属部材用歪修正装置、焼入れ装置
CN110252855A (zh) * 2019-06-22 2019-09-20 徐州华正铸业有限公司 一种自动型金属管在线校圆装置
CN110394378A (zh) * 2019-08-09 2019-11-01 南京晨光集团有限责任公司 用于燃气发生器筒体类零件装配变形校正的夹具

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CN110252855B (zh) * 2019-06-22 2020-12-01 徐州华正铸业有限公司 一种自动型金属管在线校圆装置
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