JPH02246071A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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JPH02246071A
JPH02246071A JP6658289A JP6658289A JPH02246071A JP H02246071 A JPH02246071 A JP H02246071A JP 6658289 A JP6658289 A JP 6658289A JP 6658289 A JP6658289 A JP 6658289A JP H02246071 A JPH02246071 A JP H02246071A
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JP
Japan
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case
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JP6658289A
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Osamu Yamamoto
修 山本
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテープ巻き量等を視認するための透明窓を有す
るテープカートリッジに関する。
〔従来の技術〕
この種のテープカートリッジのカートリッジケースとし
て、例えば第9図に示すように、二色射出成形法で窓孔
2を有するケース本体3を一次成形したのち、該窓孔2
内に透明窓板5を二次成形したものは公知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
問題は、このように二色射出成形されたカートリッジケ
ースでは、例えば第9図に破線Aで示すごとく透明窓板
5がケース本体3との合わせ目17をケース本体3の方
へ広げる形に変形したり、樹脂のはみ出しく流れ)を生
じやすい点である。
特に、かかる変形や樹脂のはみ出しなどの成形不良は二
次成形ゲート部Gの近傍位置でよく生じる。
これは、ケース本体3を一次成形した後、そのケース本
体3と金型との間に二次成形空間を形成し、この空間内
に二次成形樹脂をゲート部Gより注入して透明窓板5を
成形するが、このときの二次成形樹脂の充填圧、充填量
、充填速度などの成形条件は、透明窓板5のコーナ一部
までヒケが発生することのないように、比較的高く設定
されており、このため二次成形樹脂の充填圧で一次成形
品たるケース本体3が強度的に負けてしまって変形する
もめと考えられる。
本発明はこうした事実に着目してなされたもので、ケー
ス本体(一次成形品)の透明窓板(二次成形品)との合
わせ目の近傍位置における断面形状に改善を加えること
により、透明窓板およびケース本体の変形や樹脂のはみ
出しなどの成形不良を無(することを目的とする。
また、本発明は透明窓板のケース本体との合わせ目にお
ける外れ防止を確保することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のテープカートリッジでは、例えば第1図に示す
ように、ケース本体3の内面または外面の少なくとも一
方における、透明窓板5との合わせ目17から僅かに離
れた位置に、一次成形金型に設けられた凸部11で成形
される凹溝7を前記合わせ目17に沿う形で設けたもの
である。
〔作用〕
しかるときは、二次成形樹脂圧を一次成形品のケース本
体3だけで受けるのではなく、そのケース本体3の凹溝
7、すなわち一次成形金型に設けられた凸部11でも受
けることになり、それだけケース本体3に加わる二次成
形樹脂圧を落とすことができる。
ケース本体3に加わる二次成形樹脂圧を落とすためだけ
であれば、凹溝7は、第8図に示すごとくケース本体3
の透明窓板5との合わせ目17の位置に設けてもよいの
であるが、しかし、こうした場合はケース本体3の透明
窓板5との合わせ目17における板厚が薄くなり、ケー
ス本体3の透明窓板5との接合強度を低下半減すること
になる。
その点、凹溝7がケース本体3の透明窓板5との合わせ
目17の位置からφし離れた位置に設定されていると、
ケース本体3の透明窓板5との合わせ目17における板
厚は薄くすることなく、透明窓板5との接合面積を確保
できることになる。
〔発明の効果〕
本発明のテープカートリッジは、ケース本体3の透明窓
板5との合わせ目17から僅かに離れた位置に、一次成
形金型に設けられた凸部11で成形される凹溝7を設け
て、二次成形樹脂圧をその凹溝7部分でも受けるものと
しである。したがって、二次成形樹脂の充填量、充填圧
、充填速度などの成形条件はさほどシビアに設定しなく
とも、二次成形樹脂圧をケース本体3だけで受ける場合
に生じるがごとき窓板5およびケース本体3の変形や樹
脂のはみ出しく流れ)等の成形不良をよく防止できる。
また、二次成形樹脂の充填圧を大きめに設定することが
可能となるため、窓板5のヒケ発生も無くすることがで
きる。さらに、ケース本体3と透明窓板5との一体接合
強度も確保できるため、透明窓板5が外部荷重等により
外れることも無くて耐久性に優れる。
〔第1実施例〕 本発明の第1実施例を第1図ないし第4図に基づき説明
する。
第1図はカートリッジケースの外部平面図を、第2図は
その内部平面図を示している。このカートリッジケース
lは、窓孔2および駆動軸挿入あな4を有するケース本
体3と、ケース本体3の窓孔2内に一体成形された透明
窓板5とからなる。
窓孔2はケース本体3の左右の駆動軸挿入あな4・4間
の中間箇所と、その両端箇所の三箇所にそれぞれ、ケー
ス本体3の内外に貫通するよう形成され、各窓孔2の外
側開口端はケース本体3の外面側にその左右方向全長に
わたって一定幅で形成した凹所6に臨ませる形に形成し
ている。第3図に示すごとく透明窓板5は各窓孔2を埋
める内層5aと凹所6を埋める外層5bの二層断面構造
になっている。そして、ケース本体3の外面において透
明窓板5の外層5bとの合わせ目17から僅かに離れた
位置に凹溝7を前記合わせ目17に沿って形成している
。また、ケース本体3の内面においても透明窓板5の内
層5aとの合わせ目17から僅かに離れた位置に凹溝7
を同様に形成している。
例えば、ケース本体3の厚さtを1.8 +aa+とし
た場合、上記凹溝7の深さdは0.1 m11+以上に
、また凹溝7と合わせ目17間の間隔Hは10IIII
11以下に設定することが好ましい。
かかるカート、リッジケース1は、つぎのようにコアー
バック方式の二色射出成形法で成形することができる。
第4図(a)・(b)は二色射出成形金型の構造を示し
ている。第4図(a)は−吹成形状態を示すが、そこで
は固定側入子8と可動側入子9との間に一次成形空間1
0を形成する。固定側入子8および可動側入子9には凹
溝成形用の凸部11を設けているとともに、凹所および
窓孔成形用のスライドコア12・13を互いに突き合わ
せた状態にセットしている。かくして、−吹成形ゲート
14より一次成形樹脂を一次成形空間10内に充填する
ことによりケース本体3を成形する。次に、第4図山)
に示すごとく凹所成形用のスライドコア12をケース本
体3の外面高さ位置にまで、また窓孔成形用のスライド
コア13をケース本体3の内面高さ位置にまでそれぞれ
後退させて一次成形品たるケース本体3との間に二次成
形空間15を形成し、この二次成形空間15に透明樹脂
を二次成形ゲート16から充填することにより、透明窓
板5をケース本体3と一体に二次成形してカートリッジ
ケース1を得る。この二次成形に際し、二次成形樹脂圧
を固定側入子8および可動側入子9の凸部11・11で
受けるため、二次成形樹脂圧により透明窓板5およびケ
ース本体3が変形したり、樹脂をはみ出したりすること
なく良好に成形できた。また、その凸部11の存在箇所
はケース本体3と透明窓板5との合わせ目17の位置で
はなく、そこより僅かに離れた位置に設けているので、
ケース本体3の透明窓板5との合わせ目17における板
厚は確保でき、ケース本体3の板厚全体に対し窓板5の
板厚全体を接合させることができてその一体接合強度を
確保できた。
〔第2実施例〕 第5図および第6図は本発明の第2実施例を示している
。この実施例では、その外層5bをケース本体3の左右
両端にまで至らしめる形をもつ第1図に示す透明窓板5
の形状とは異なって、その前後左右の四方がケース本体
3で囲まれる形の透明窓板5を挙げている。かかる透明
窓板5の形状の場合は、ケース本体3の内面における透
明窓板5の前後左右の位置に凹溝7を設ける必要がある
因みに、第1図に示す透明窓板5の形状ではその左右両
側面での二次成形樹脂圧はケース本体成形金型で受ける
ものとなっているため、当該箇所には凹溝7を設ける必
要がないのである。
〔第3実施例〕 第7図は本発明の第3実施例を示しており、これでは凹
溝7がこれにタイトルラベルを貼りうるよう広幅に形成
されている。
〔その他の実施例〕
凹溝7はケース本体3の内外の両面に設けることが望ま
しいが、デザイン等の制約がある場合はその内面または
外面のみに設けてもよい。
また、凹溝7は合わせ目17に沿う方向に連続する直線
状でなくとも、その方向に断続的に形成することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図(a)・(blは本発明に係るテー
プカートリッジの第1実施例を示しており、第1図はカ
ートリッジケースの外部平面図、第2図はカートリッジ
ケースの内部平面図、第3図は第1図におけるm−m線
断面図、第4図(al・(blは成形金型の断面図であ
る。 第51図および第6図は本発明の第2実施例を示してお
り、第5図はカートリッジケースの内部平面図、第6図
は第5図におけるVI−Vl線断面図である。 第7図は本発明の第3実施例を示すカートリッジケース
の外部平面図である。 第8図は不具合な例を示す要部断面図である。 第9図は従来例のテープカートリッジの外部平面図であ
る。 2・・・・窓孔、 3・・・・ケース本体、 5・・・・透明窓板、 7・・・・凹溝、 11・・・凸部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一次成形品のケース本体3に透明窓板5を二次成
    形しており、 ケース本体3の外面または内面の少なくとも一方におけ
    る、透明窓板5との合わせ目17から僅かに離れた位置
    に、一次成形金型に設けられた凸部11で成形される凹
    溝7を前記合わせ目17に沿う形で設けていることを特
    徴とするテープカートリッジ。
JP1066582A 1989-03-17 1989-03-17 テ―プカ―トリッジ Expired - Fee Related JP2525240B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0380573U (ja) * 1989-12-05 1991-08-19

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62202674U (ja) * 1986-06-11 1987-12-24

Patent Citations (1)

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JPS62202674U (ja) * 1986-06-11 1987-12-24

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JPH0380573U (ja) * 1989-12-05 1991-08-19

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