JPH0734301B2 - テ−プカ−トリツジとそのケ−ス成形方法 - Google Patents

テ−プカ−トリツジとそのケ−ス成形方法

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JPH0734301B2
JPH0734301B2 JP6353986A JP6353986A JPH0734301B2 JP H0734301 B2 JPH0734301 B2 JP H0734301B2 JP 6353986 A JP6353986 A JP 6353986A JP 6353986 A JP6353986 A JP 6353986A JP H0734301 B2 JPH0734301 B2 JP H0734301B2
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JP
Japan
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case
molding
resin
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JP6353986A
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JPS62219380A (ja
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修 山本
義明 柏本
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Hitachi Maxell Energy Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Energy Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1635Making multilayered or multicoloured articles using displaceable mould parts, e.g. retractable partition between adjacent mould cavities

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,ケースにテープ巻量視認用の透明窓部を有
するテープカートリッジとそのケース成形方法に関す
る。
〔従来の技術〕
近年,テープカートリッジのユーザーのニーズが多様化
し,そのケースの外観もデザインの斬新性が要求されて
いる。そのひとつとして,第5図に示すようにテープ巻
量視認用の透明な窓部2はケース1上で占める面積を大
型にした広窓デザインにするとともに,二色成形法でケ
ース本体部1aと一体に透明窓部2を成形した形態のもの
が登場して来ている。つまり,ケース1は外周壁部分を
構成するケース本体部1aを不透明の樹脂で一次成形し,
中央部に外周がケース本体部1aで囲まれる広い面積の窓
部2を透明樹脂で二次成形して一体化した形態である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし,上記のように窓部2を大型にして,外周のケー
ス本体部1aを一次成形したのち,その中に窓部2を二次
成形した場合,窓部2の外周がケース本体部1aで取り囲
まれているため,二次成形時に効果的なガス抜きが困難
になる。
すなわち,第6図(a)・(b)は従来の二色成形金型
の一般的な構造を示しているが,そこでは第6図(a)
に示すごとく可動コアーブロック3を油圧シリンダによ
り矢印A方向に前進させて固定側入子4に突き当て,こ
の状態で固定側入子4とケース本体部成形用金型5との
間に形成される一次成形空間6に樹脂(一般に不透明)
を充填することにより,ケース本体部1aを一次成形す
る。次に,第6図(b)に示すごとく可動側コアーブロ
ック3を後退させて固定側入子4との間に二次成形空間
7を形成し,この二次成形空間7に透明樹脂を二次側ゲ
ート8から充填することにより,窓部2をケース本体部
1aと一体に二次成形してケース1を得る。この際,第5
図に示すように二次側ゲート8が窓部2の中央部位に位
置設定されるため,二次成形空間7における樹脂の最終
充填部位は窓部2の左右両側面2a・2bとなるが,この箇
所における二次成形空間7は第6図(b)に示すごとく
可動コアーブロック3が一次成形されるケース本体部1a
の内面1bのレベルと面一か,もしくは該内面1bより少し
上方に位置するように後退しているため,二次成形空間
7の樹脂最終充填部位は袋小路となる。そのためガス抜
き通路が設けられず,排ガス不良を生じるという問題が
あった。なお,第6図(a)・(b)において,符号9
・10は窓部2に駆動軸挿入あな11を成形するコアを示
す。
このように窓部2の二次成形空間7に排ガス不良が生じ
ると,二次成形空間7の樹脂最終充填部位に臨む金型部
分がガス腐食により損傷を受けやすい。製品にもバリ等
がケース内面側に発生し,バリはケース1内に組み込ま
れるテープに損傷を加える等の問題を招く。また,射出
圧を落とす等してバリを小さく抑える成形条件にする
と,今度はヒケが大きく発生し,外観上も好ましくない
ものとなる。更には,ガス腐食で金型寿命が著しく低下
する等の問題があった。
〔発明の目的〕
本発明はかかる問題点を解決するために提案されたもの
であり,いわゆる二色成形で透明窓部を広窓化してを得
る場合もバリ,ヒケ等の問題をできる限り無くし,また
金型の耐用性の向上を図ろうとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は,前述した従来例と実質的に同一の金型を以
て,外周壁部分を構成するケース本体部1aを一次成形し
たのち,このケース本体部1aで囲まれるように透明な窓
部2を二次形成して,ケース本体部1aに窓部2を一体化
したケース1を得るものである。
ただし,第3図(a)・(b)に示すごとくケース本体
部1aの成形用金型5に一次成形空間6に臨む凸部5aを形
成する。この凸部5aは窓部2の二次成形空間7における
樹脂最終充填部位の近傍に位置する。かくして,窓部2
の二次成形に際し,前記金型5の凸部5aと窓部成形用の
可動コアーブロック3との接合面間にガス抜き通路13を
設定し,二次成形空間7に樹脂を充填して行ったときに
該空間7内のガスが樹脂最終充填部位にあるガス抜き通
路13を介して金型外に効果的に抜けるものとした。
しかるときは,成形後のケース1には窓部2の成形用樹
脂の樹脂最終充填部位の近傍に臨むケース本体部1aに,
前記凸部5aにて凹部12が内面側に向けて形成される。
〔発明の効果〕
以上のようにした本発明によれば,ケース本体部1aを一
次成形したのち,これに外周を囲まれる状態で窓部2を
二次成形する際に,窓部2の二次成形空間7における成
形用樹脂の最終充填部位にはガス抜き通路13が形成され
ており,このガス抜き通路13から二次成形空間7内のガ
スが金型外に良好に抜けるようにしたので,この樹脂最
終充填部位に臨む金型部分のガス腐食をよく防止でき,
金型の耐久性の向上に資する。
成形後のケース1には窓部2の成形用樹脂の最終充填部
位の近傍に臨むケース本体部1aに凹部12が形成され,こ
の凹部12内にバリが出ることになる。しかし,凹部12は
ケース内面側に出来るので外観上問題にならず,かつバ
リも凹部12内に納まっているので,テープ走行に支障を
来すこともなく,機能上も有利である。
〔実施例1〕 第1図および第2図は本発明によって得られるテープカ
ートリッジの第1実施例を示しており,1は合成樹脂製の
ケースである。このケース1はその外周壁部分を定義す
る不透明なケース本体部1aと外周がケース本体部1aで囲
まれた透明な窓部2とからなり,ケース1のほぼ中央部
分を定義する窓部2は左右に駆動軸挿入あな11・11を有
する広い面積を持っている。そして,ケース本体部1aが
不透明(着色)の樹脂で一次成形されたのち,窓部2が
透明樹脂で二次成形されて一体化されている。
第3図(a)・(b)はこのケース1の二色成形用金型
を示す。これで第6図に示した従来の金型と異なるとこ
ろは,ケース本体部成形用金型5において二次成形空間
7の樹脂最終充填部位の近傍に臨む箇所に凸部5aを設
け,該金型5の凸部5aと可動コアーブロック3との接合
面に二次成形空間7のガス抜き通路13を得た点にある。
いま,この金型を用いてケース本体部1aを一次成形した
のち,窓部2を二次成形する場合を説明する。ケース本
体部1aの一次成形では,第3図(a)に示すように可動
コアーブロック3を油圧シリンダにより前進させ,固定
側入子4に突き当てた状態にして,一次成形空間6に不
透明樹脂を充填することにより,ケース本体部1aを一次
成形する。このとき,金型5側の凸部5aによってケース
本体部1aの内面1b側に第2図に示すごとき凹部12が形成
される。次に,窓部2の二次成形では,第3図(b)に
示すごとく可動コアーブロック3が後退し,二次成形空
間7に透明樹脂を二次側ゲート8から充填することによ
り窓部2が二次成形される。この際,金型5の凸部5aに
よって二次成形空間7の樹脂最終充填部位にガス抜き通
路13を確保しているため,ここから二次成形空間7内の
ガスを確実に抜くことができる。よって得られた製品ケ
ース1は第2図に示すごとき断面構造を呈するものとな
る。
〔別実施例〕
実施例1では,窓部2を左右対象の形に形成し,かつ二
次側ゲート8を窓部2のほぼ中央位置に設定して,窓部
2の左右側端部に臨むケース本体部1aに凹部12・12がそ
れぞれ形成されるものとしたが,窓部2の形状は種々変
更できる。例えば,第4図に示すように窓部2の形状を
左右非対称形にし,かつ二次側ゲート8はケース1の左
右方向のほぼ中央位置に設定するが,窓部2に関しては
これの左右方向の一側寄りに少し偏した位置に該ゲート
8を設定して前記凹部12がゲート8から遠距離にある側
にのみ形成されるようにしてもよい。もちろん,第5図
に示す形状の窓部2を有するケース1にも本発明は適用
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示してお
り,第1図はテープカートリッジの平面図,第2図は第
1図におけるII−II線断面図,第3図(a)・(b)は
成形金型を示すそれぞれ断面図である。 第4図は本発明の別実施例を示すテープカートリッジの
平面図である。 第5図は従来例のテープカートリッジを示す平面図,第
6図(a)・(b)はその従来の成形金型を示すそれぞ
れ断面図である。 1……ケース, 1a……ケース本体部, 2……窓部, 3……可動コアーブロック, 4……固定側入子, 5……ケース本体部成形用金型, 5a……金型の凸部, 6……一次成形空間, 7……二次成形空間, 8……二次側ゲート, 12……凹部, 13……ガス抜き通路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体部1aに透明な窓部2を一体成形
    してなるケース1において,窓部2の成形用樹脂の最終
    充填部位の近傍に臨むケース本体部1aに凹部12がケース
    内面側に向くよう形成されていることを特徴とするテー
    プカートリッジ。
  2. 【請求項2】外周壁部分を構成するケース本体部1aを一
    次成形したのち,外周がケース本体部1aで囲まれる透明
    な窓部2を二次成形するに際し,二次成形空間7におけ
    る樹脂最終充填部位の近傍においてケース本体部1aの成
    形用金型5に設けた凸部5aと,窓部2の成形用コアーブ
    ロック3との接合面間にガス抜き通路13を設け,二次成
    形空間7に樹脂を充填しながら該ガス抜き通路13から二
    次成形空間7内のガスを金型外に抜き,窓部2の成形用
    樹脂の最終充填部位の近傍に臨むケース本体部1aに前記
    凸部5aで凹部12がケース内面側に向けて形成されたケー
    ス1を成形するようにしたことを特徴とするテープカー
    トリッジのケース成形方法。
JP6353986A 1986-03-20 1986-03-20 テ−プカ−トリツジとそのケ−ス成形方法 Expired - Lifetime JPH0734301B2 (ja)

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