JPH02245Y2 - - Google Patents

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JPH02245Y2
JPH02245Y2 JP19902985U JP19902985U JPH02245Y2 JP H02245 Y2 JPH02245 Y2 JP H02245Y2 JP 19902985 U JP19902985 U JP 19902985U JP 19902985 U JP19902985 U JP 19902985U JP H02245 Y2 JPH02245 Y2 JP H02245Y2
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、所要の樹脂材料を加熱可塑化し、こ
れを金型内に射出してプラスチツク製品を成形す
る射出成形機の射出機構に関するものである。
「従来の技術」 従来、射出成形機の射出機構の一例としては、
例えば第4図及び第5図に示すように、基台1の
上に左右一対のガイドバー2,2を、左右一対の
前方サポート部材3,3と後方サポート部材4,
4によつて支持して軸線を前後に向けて配設し、
上記ガイドバー2,2に、所定の間隔をあけて互
いに連結された前方ガイド部材5と後方ガイド部
材6をガイドバー2,2に沿つて前後に移動自在
に取付けると共に、上記前方ガイド部材5と後方
ガイド部材6に、フイードシリンダー(前後進装
置)7によつてガイドバー2,2に沿つて前後進
させられる射出装置8を連設した構造のものが知
られている。そして、上記射出装置8は、樹脂材
料が供給される加熱筒9a内にスクリユー9bを
設けたスクリユーコンプリート9と、上記スクリ
ユー9bの後端に連結されてこれを周方向に回転
させるスクリユー回転駆動部10と、このスクリ
ユー回転駆動部10の後端側に連結されて上記ス
クリユー9bを前後進させる射出シリンダー11
とを主体として構成されており、フイードシリン
ダー7の作動により前進端に移動させられた状態
で、スクリユーコンプリート9の前端のノズル9
cから、加熱可塑化された樹脂材料が金型(図示
せず)内に射出されるようになつている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記従来の射出機構において、
各ガイドバー2,2は、その前後端部を前方サポ
ート部材3,3と後方サポート部材4,4によつ
てそれぞれ支持されて基台1上に配設されている
が、前方、後方ガイド部材5,6の間隔に加えて
射出装置8の前後進ストロークを考慮しているか
ら、その長さはかなり長くなつている。このた
め、基台1の前後長さが長くなつて、射出成形機
全体の本体部12の長さが長くなり、装置全体の
小型化、軽量化の支障となり、また、各ガイドバ
ー2,2の保持間隔が長いため、ガイドバー2,
2の撓みが大きく、ノズルタツチが正確になされ
なくなるおそれがあるなどの不具合があつた。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
基台を従来に比し小さくして射出成形機の本体部
寸法を縮小することができ、しかも、ガイドバー
の撓みを少なくしてノズルタツチをより正確にす
ることのできる射出成形機の射出機構を提供する
ことを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本考案は、基台上
にガイドバーが前方サポート部材と後方サポート
部材に支持されて軸線を前後に向けて配設され、
上記ガイドバーには、所定の間隔をあけて互いに
連結された前方ガイド部材と後方ガイド部材が、
ガイドバーに沿つて前後に移動自在に設けられる
と共に、上記前方ガイド部材と後方ガイド部材に
は、前後進装置によつて上記ガイドバーに沿つて
前後進させられ、供給される樹脂材料を加熱可塑
化して前進端において前端のノズルから射出する
射出装置が連設された射出成形機の射出機構にお
いて、上記後方サポート部材を、上記基台上で上
記前方ガイド部材と後方ガイド部材との間の位置
に設けて構成したものである。
「作用」 上記構成において、射出装置は、基台上に前方
サポート部材と後方サポート部材により支持され
て配設されたガイドバーに、前方ガイド部材と後
方ガイド部材を介して支持され、前後進装置によ
つて前後進させられ、前進端において樹脂を射出
する。ここで、後方サポート部材は前方ガイド部
材と後方ガイド部材の間の位置に設けられている
ため、各サポート部材間の長さが従来より短くな
り、これにより、基台の前後長さを縮小すること
が可能となり、また、ガイドバーの保持間隔が短
かくなるためガイドバーの撓みが少なくなる。さ
らに、射出装置の前進端において、前方、後方ガ
イド部材が共に前方、後方サポート部材に近づく
ため、ガイドバーの撓みによる影響がこの状態で
最少となり、ノズルタツチが正確となる。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第3図
を参照して説明する。
図中20は基台である。この基台20は、所定
の幅及び長さを有する板状のもので、射出成形機
の本体部12の上部に複数のボルト21によつて
取付けられ、かつ、後端中心部のピン22を中心
として左右に旋回可能な構造となつている。上記
基台20の上部前端側の左右には、前後方向に貫
通する貫通孔23a,23aを有する左右一対の
前方サポート部材23,23がそれぞれ設けら
れ、また基台20の上部後端側の左右には、貫通
孔24a,24aを有する左右一対の後方サポー
ト部材24,24が、その貫通孔24a,24a
を上記貫通孔23a,23aに同軸状に向けてそ
れぞれ連設されている。
また、上記前方サポート部材23,23と後方
サポート部材24,24の各貫通孔23a,24
aには左右一対のガイドバー25,25が挿通さ
れている。この各ガイドバー25,25の前端
は、止着板26,26と複数のボルト27,…に
よつて前方サポート部材23,23にそれぞれ固
定され、後端側は後方サポート部材24,24の
貫通孔24a,24aを貫通して、後方サポート
部材24,24の位置よりさらに後方の位置まで
延びている。そして、上記ガイドバー25,25
に、所定間隔をあけた状態で4本の連結バー2
8,…によつて互いに連結された前方ガイド部材
29と後方ガイド部材30が、前後に移動自在に
取付けられており、この前方ガイド部材29と後
方ガイド部材30に、従来と同様の構造の射出装
置8(各部の符号は従来例と同一とする)が連設
されている。
ここで、上記前方サポート部材23,23と後
方サポート部材24,24との間の長さは、前方
ガイド部材29,29と後方ガイド部材30,3
0との間の長さに略等しく、また、ガイドバー2
5,25の後方サポート部材24,24より後方
に延びる部分(片持ち部A)の長さは射出装置8
の前後進ストロークより若干長くなるように設定
されている。そして、射出装置8の後退端では、
図示の如く後方ガイド部材30,30のガイドバ
ー25,25の後端に位置し、射出装置8の前進
端では、前方ガイド部材29,29が前方サポー
ト部材23,23の後方に近接し、かつ後方ガイ
ド部材30,30が後方サポート部材24,24
の後方に近接するようになつている。
なお、本実施例では、フイードシリンダー(前
後進装置)31は、シリンダ本体の基端が基台2
0の後端中心部に連結され、ピストンロツドの先
端が前方ガイド部材29の下端中央部に締結され
ている。また、図中32は、固定型(図示せず)
が取付けられた固定盤を示している。
しかして、上記構成の射出機構は、従来と同様
に作動して樹脂の射出、可塑化等を行う。すなわ
ち、第1図及び第2図に示す状態からフイードシ
リンダー31が作動して射出装置8が前進し、固
定盤32に近づく。そして、スクリユーコンプリ
ート9の前端のノズル9cが固定型(図示せず)
の射出入口に密着すると、射出シリンダー11が
作動してスクリユー9bが加熱筒9aの内部を前
進し、あらかじめ可塑化されていた樹脂を金型内
のキヤビテイに射出する。次いで、射出シリンダ
ー11によるスクリユー9bの前進が停止し、ス
クリユー回転駆動部10が作動して、加熱筒9a
の内部への樹脂材料の供給及び可塑化が開始され
る。そして、スクリユー9bが回転し、樹脂材料
の供給・可塑化に伴いスクリユー9bが後退し、
さらに、フイードシリンダー31が作動して射出
装置8の全体が固定盤32から遠ざかる。
このようにして樹脂の射出、可塑化等がなされ
るが、上記射出機構においては、ガイドバー2
5,25は、前端が前方サポート部材23,23
により支持され、後端から所定長さ(射出装置8
の前後進ストロークに略等しい長さ)だけ前方に
位置する部位が後方サポート部材24,24によ
り支持されている。このため、ガイドバー25,
25の長さは従来と同様であるが、前方サポート
部材23,23と後方サポート部材24,24の
間の長さが従来より大幅に短くなることから、各
サポート部材23,24が設けられる基台20の
前後方向の長さを短くすることができ、したがつ
て、射出成形機全体の本体部12の長さもその分
だけ短くでき、装置の小型化、軽量化が可能とな
る。さらに、前方サポート部材23,23と後方
サポート部材24,24の間の長さが短いため、
各ガイドバー25,25の撓みが少なくなり、ま
た、射出装置8の前進端では、前方ガイド部材2
9,29が前方サポート部材23,23に最も近
接し、後方ガイド部材30,30が後方サポート
部材24,24に最も近接するから、各ガイドバ
ー25,25の撓みの影響が最小になり、したが
つて、ノズルタツチが極めて正確になされる。
なお、上記実施例では、基台20は旋回可能な
構造としたが、従来例におけるごとく固定構造の
ものでもよい。また、射出成形機の本体部12の
上面を基台としても無論よい。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案の射出成形機の射
出機構は、後方サポート部材を前方ガイド部材と
後方ガイド部材の間の位置に設け、これにより、
前方サポート部材と後方サポート部材の間の長さ
を従来に比し短くしたものであるから、基台の前
後長さを従来より縮小して射出成形機の本体部寸
法を短くすることができ、装置の小型化、軽量化
を図ることができると共に、ガイドバーの撓みが
少なくなつてノズルタツチがより正確になり、し
かも、射出装置が前進端にきたところで前方、後
方ガイド部材がそれぞれ前方、後方サポート部材
に最も接近するから、ノズルタツチ時においてガ
イドバーの撓みの影響が最小になる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は平面図、第2図は側面図、第3
図は第2図の−矢視図、また、第4図及び第
5図は従来例を示すもので、第4図は平面図、第
5図は側面図である。 8……射出装置、20……基台、23……前方
サポート部材、24……後方サポート部材、25
……ガイドバー、29……前方ガイド部材、30
……後方ガイド部材、31……フイードシリンダ
ー(前後進装置)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台上にガイドバーが前方サポート部材と後方
    サポート部材に支持されて軸線を前後に向けて配
    設され、上記ガイドバーには、所定の間隔をあけ
    て互いに連結された前方ガイド部材と後方ガイド
    部材が、ガイドバーに沿つて前後に移動自在に設
    けられると共に、上記前方ガイド部材と後方ガイ
    ド部材には、前後進装置によつて上記ガイドバー
    に沿つて前後進させられ、供給される樹脂材料を
    加熱可塑化して前進端において前端のノズルから
    射出する射出装置が連設された射出成形機の射出
    機構において、上記後方サポート部材が、上記基
    台上で上記前方ガイド部材と後方ガイド部材との
    間の位置に設けられて成ることを特徴とする射出
    成形機の射出機構。
JP19902985U 1985-12-24 1985-12-24 Expired JPH02245Y2 (ja)

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JP19902985U JPH02245Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

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JPS62107917U JPS62107917U (ja) 1987-07-10
JPH02245Y2 true JPH02245Y2 (ja) 1990-01-08

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JPH051374Y2 (ja) * 1989-02-08 1993-01-14

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JPS62107917U (ja) 1987-07-10

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