JPH02245169A - ブイヨンの製造法 - Google Patents

ブイヨンの製造法

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JPH02245169A
JPH02245169A JP1068385A JP6838589A JPH02245169A JP H02245169 A JPH02245169 A JP H02245169A JP 1068385 A JP1068385 A JP 1068385A JP 6838589 A JP6838589 A JP 6838589A JP H02245169 A JPH02245169 A JP H02245169A
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bouillon
chicken
heating
vegetable
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Hajime Miyamoto
宮本 源
Tadashi Ogami
大神 忠司
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KUNOOLE SHOKUHIN KK
Knorr Foods Co Ltd
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KUNOOLE SHOKUHIN KK
Knorr Foods Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はブイヨンの製造法に関し、詳しくは動物エキス
と植物エキスを原料としてフレーバー等の品質の優れた
ブイヨンの製造法に関する。
[従来の技術] ブイヨンは、西洋料理においてスープ、ソース類のだし
汁として従来より広く用いられている。
今日の食品産業では、より自然な味が求められており、
天然素材としてのブイヨンの重要度は増してきている。
このような状況から、高品質のブイヨンを安定的に量産
するための技術が切望されている。
従来の一般的なブイヨンの製造法として、動物原料(肉
、骨等)と植物原料(生野菜、スパイス等)に水を加え
、3〜7時間程度加熱抽出する方法や動物エキスと植物
エキスをブレンドして製造する方法などが知られている
しかし、前者の方法では、高品質のブイヨンが得られる
けれども製造に多大の時間と手間を要し、かつ抽出専用
の装置を必要とする上に、大量の廃棄物を生じると(1
う欠点を有しており、大量生産には不適当な方法である
。一方、後者の方法では、短時間でブイヨンを製造する
ことができ、特別の装置を必要としないが、得られるブ
イヨンのフレーバー等の品質が前者のものと比べて劣る
という欠点を有している。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、従来のブイヨン製造法が有する欠点を解決し
、動物エキスと植物エキスをブレンドしたものであって
、フレーバー等の品質が優れているブイヨンの開発を目
的とするものである。
[課題を解決1するための手段] 本発明者らは上記課題を解決すへく検討を重ねた結果J
動物エキスと植物エキスを混合した後、特定の条件下で
加熱することによって目的とするフレーバーが得られる
ことを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、動物エキスと植物エキスを混合し、
得られた混合物を80〜100℃で15分以上加熱する
ことを特徴とするブイヨンの製造法を提供するものであ
る。
本発明において使用する動物エキスは鶏、鴨牛、豚等の
動物の肉および/または骨から抽出したエキスであり、
単独の原料から抽出したものでも良く、あるいは2種以
上の原料から抽出したものでも良い。また、植物エキス
はタマネギ、ニンジン、セロリ、カブ、パセリ、ニンニ
ク等の生野菜から抽出したエキスであり、単独の原料か
ら抽出したものでも良く、あるいは2種以上の原料から
抽出したものでも良い。これら動物エキスや植物エキス
は市販品を用いてもよい。
上記動物エキスと植物エキスの配合割合は任意であり、
ブイヨンの使用目的等を考慮して両者を適当な割合で混
合すれば良い。得られた混合物は常圧下で加熱する。加
熱温度は80〜100℃、好ましくは90〜100℃が
適当であり、加熱時間は15分以上とすべきで、好まし
くは30〜60分が適当である。
この加熱処理の前後によってフレーバーが異なることか
ら、上記加熱処理の際に動物エキス由来の成分と植物エ
キス由来の成分の間で反応が生じ、良好なブイヨンフレ
ーバーが生成するものと認められる。加熱処理の温度お
よび時間が上記範囲外であると、良好なブイヨンフレー
バーが生成しないか、生成量が少ないため、動物原料と
植物原料に水を加えて本格的に加熱抽出して得られるブ
イヨンと同等の品質のものが得られない。
[実施例] 次に、本発明を試験例および実施例により説明する。
試験例1 鶏ガラ6kgに水12kgを加え、寸胴ナベを用いて常
圧下3時間加熱抽出を行った。抽出終了の直前に蒸発量
に相当する量の水を加えて抽出を終了した。抽出終了後
、ろ過して残漬を除き、さらに脂肪を分離することによ
り固形分含量076%のチキンエキス14.26kgが
得られた。
方、タマネギaoog、ニンジン500g、セロリ25
0gおよびパセリ茎12本に水12kgを加え、寸胴ナ
ベを用いて常圧下2時間加熱抽出を行った。
抽出終了の直前に蒸発量に相当する量の水を加えて抽出
を終了し、次いでろ過を行い残漬を除いて固形分含量0
.65%の野菜エキス12.14kgが得られた。
上記チキンエキスおよび野菜エキスの呈味成分について
分析したところ、アミノ化合物はチキンエキスに多種類
かつ多量に含まれており、特にアンセリン、グルタミン
酸の含量が多かった。
方、野菜エキス中のアミノ化合物はその種類も含量も少
ないが、アルギニンとアスパラギンの含量はやや多かっ
た。また、核酸についてはチキンエキス中に5’−AM
Pと5’−IMFが少量台まれていたが、は、チキンエ
キスに乳酸塩が多量台まれており、野菜エキス中にはリ
ンゴ酸塩含量が高く、少量のクエン酸塩が認められた。
一方、糖類についてはチキンエキス中には少量しか見出
されなかったが、野菜エキス中にはシュークロース、グ
ルコースおよびフラクトースが含まれていた。
次に、上記チキンエキス2.85kgと野菜エキス2.
43kgを混合し、加熱処理してブイヨンを製造するた
めの加熱条件について検討した。すなわち、対照として
鶏ガラ3 kg、タマネギ300g、ニンジン250g
、セロリ125gおよびパセリ茎6木に水12kgを加
え、寸胴ナベを用いて常圧下3時間加熱抽出を行い、抽
出終了の直前に蒸発量に相当する量の水を加えて抽出終
了後、ろ過して残漬を除き、さらに脂肪を分離して得た
固形分含量0.72%のチキンブイヨン(収量12.7
0kg )を用い、20名よりなる専門パネルによって
香り1風味および味について評価スケールを対照を4点
とし、これよりも良い場合は5点、同等の場合は4点、
やや劣る場合は3点、劣る場合は2点、非常に劣る場合
は1点として官能評価を行った。結果をパネルの得点平
均値として以下に示す。
イ)加熱条件と香りの変化 拘加熱条件と味の変化 (注)加熱時間=30分 (注)加熱温度・100℃ (注)加熱温度:100℃ (注)加熱時間 30分 口)加熱条件と風味の変化 (注)加熱温度:100℃ (注)加熱時間:30分 実施例1 試験例で調製したチキンエキス2.85kgと野菜エキ
ス2.43kgをブレンドして試料Aを得た。さらに、
該チキンエキス2.85kgと野菜エキス2.43kg
をブレンドし、これを95〜100℃で非常に弱く沸騰
する程度に30分間加熱した。加熱終了直前に蒸発量に
相当する量の水を加えて加熱を終了し、次いでろ過を行
い残渣を除いて試料Bを得た。
また、別の対照として鶏ガラ3 kg、タマネギ300
g、ニンジン250g、セロリ125 gおよびパセリ
茎6木に水12kgを加え、寸胴ナベを用いて常圧下3
時間加熱抽出を行い、抽出終了の直前に蒸発量に相当す
る量の水を加えて抽出終了後、ろ過して残渣を除き、さ
らに脂肪を分離して固形分含量0.72%のチキンブイ
ヨン12.70kg  (試料C)を得た。
上記試料A−Cについて試験例と同じ方法で官能評価を
行った。結果を第1表に示す。
第  1  表 項 目   試料A  試料B  バ赴工香    リ
            1.6          
4.1          4.0風味  2.4 3
.8 4.0 味       3.2     3.9     4
.0実施例2 鶏ガラ2.4kg 、牛スネ肉1.2kgおよび牛スジ
肉2.4kgに水12kgを加え、以下試験例と同様に
して固形分2.31%のビーフ・チキンエキス13.8
2kgを得た。
一方、タマネギ0.6kg 、ニンジン0.3kg 、
セロリ0.3kgおよびパセリ茎12木に水12kgを
加えて以下試験例と同様にして固形分0,61%の野菜
エキス12.29kgを得た。
上記ビーフ・チキンエキス2.76kgと野菜エキス2
.46kgをブレンドして試料aを得た。さらに、上記
ビーフ・チキンエキス2.76kgと野菜エキス2.4
6kgをブレンドし、これを95〜100℃で非常に弱
く沸騰する程度に30分間加熱した。加熱終了直前に蒸
発量に相当する量の水を加えて加熱を終了し、次いでろ
過を行い残渣を除いて試料すを得た。
また、別の対照として鶏ガラ1.2kg 、牛スネ肉0
.6kg 、牛スジ肉1.2kg 、タマネギ300g
、ニンジン150g、セロリ150gおよびパセリ茎6
木に水12kgを加え、以下試験例と同じ方法で固形分
149%のビーフ チキンブイヨン13.05kg  
(試料C)を得た。
これら試料a ”−Cについて試験例と同じ方法て官能
評価を行った。結果を第2表に示す。
第  2  表 且−月   試料a  試料b  試料C香    リ
            2.4          
4.0          4.0風味  2.2 4
.2 4.0 味        3.4     3.9     
4.0[発明の効果] 本発明によれば、動物エキスと植物エキスを混合して加
熱処理するという簡便な方法でフレーバー等の品質が優
れたブイヨンを効率よく得ることができる。
特許出願人  クノール食品株式会社 代 理 人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 動物エキスと植物エキスを混合し、得られた混合物を8
    0〜100℃で15分以上加熱することを特徴とするブ
    イヨンの製造法。
JP1068385A 1989-03-20 1989-03-20 ブイヨンの製造法 Expired - Lifetime JP2793830B2 (ja)

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